JPH11296315A - 情報処理装置およびデータ通信方法 - Google Patents

情報処理装置およびデータ通信方法

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JPH11296315A
JPH11296315A JP10104976A JP10497698A JPH11296315A JP H11296315 A JPH11296315 A JP H11296315A JP 10104976 A JP10104976 A JP 10104976A JP 10497698 A JP10497698 A JP 10497698A JP H11296315 A JPH11296315 A JP H11296315A
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JP
Japan
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interface
data
host
usb
transmitting
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JP10104976A
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Inventor
Keigo Ejiri
圭吾 江尻
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の周辺処理装置と同時アクセス可能なU
SBインタフェースを用いてシステムを構築する際に、
RS232Cなどの従来型のインタフェースを備えた周
辺処理装置も利用可能にする。 【解決手段】 POSシステムを構築するターミナルプ
リンタ15に、USBインタフェース5と、RS232
Cインタフェース7を備えた通信部20を内蔵し、US
Bインタフェース5のドライバ23を用いてトークン・
パケットに含まれるエンドポイントに対応し、USBイ
ンタフェース5とRS232Cインタフェース7の間で
データ交換ができるようにする。これにより、ホスト
は、エンドポイントを変更するだけで、USBインタフ
ェースを備えていない周辺処理装置との間でもデータ交
換が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホストとプリンタ
などの周辺処理装置(周辺機器)の間でデータを交換す
るために用いられるデータ通信方法およびその機能を備
えた情報処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ(パソコン)な
どをホストコンピュータ(以降においてはホスト)とし
てプリンタなどを含めた広範囲の周辺機器あるいは周辺
処理装置(以降においてはデバイス)との間でデータ交
換を可能にするユニバーサル・シリアル・バス(以降に
おいてはUSB)が多くのパソコンおよびデバイスの標
準インタフェースとして採用されつつある。このUSB
は、ケーブル接続型のシリアルバスであり、多くのデバ
イスに対し同時アクセスが可能で、データの信頼性が高
く、さらに、ホストあるいはデバイスの動作中に接続、
構成、使用および切断するホットプラギングが可能なの
で、今後、さらに多くの周辺機器の接続インタフェース
として採用されるものと考えられている。
【0003】USBインタフェース間におけるデータ転
送は、複数のデバイス(周辺機器)に対し同時にアクセ
スできるように、デバイス毎に割り当てられたUSB上
のデバイス・アドレス(以降においてはアドレス)およ
びデータの送信あるいは発生元(ソース)また受信ある
いは消費先(シンク)を示すデバイス・エンドポイント
(以降においてはエンドポイント)を備えたトークン・
パケットをホスト側から周辺機器側に送信することで開
始される。たとえば、プリンタあるいはスキャナなどと
の間で交換される大量のデータに対しては、ホストとデ
バイス間にバルク転送用のパイプが設定され、トークン
・パケットに続き、交換するデータを備えたデータ・パ
ケットと、さらに、送受信状態を示すハンドシェーク・
パケットが順次交換される。ホストとデバイス間には、
バルク転送用のパイプ(送信および受信の2方向)に加
え、デバイスが最初に接続された時点で使用されるコン
トロール転送用のパイプ、そして、割り込みデータの転
送用に使用される割り込み転送用のパイプが設定される
ようになっており、これらのパイプに属するデータの交
換(トランザクション)も上記の一連のパケットによっ
て構成される。そして、複数のトランザクションによっ
て1ms間隔のフレームが構成され、フレームを繰り返
すことによりホストと複数のデバイスとの間で同時にさ
まざまなデータの交換が行われる。また、ハンドシェー
ク・パケットによりデータ交換中にエラーが発生した場
合はデータ交換をリトライする機能がサプライされてい
るので、大量のデータを高速で確実に転送することが可
能となっている。
【0004】図4に、POS端末システムをUSBを用
いて構成した例を示してある。このPOSシステム1に
おいては、ホスト11に、デバイスとしてターミナルプ
リンタ12と、カスタマディスプレイ13が接続される
ようになっている。そして、それぞれの機器に設置され
たUSBインタフェース5を介してデータ交換を行う場
合は、上述したようにそれぞれのデバイスのアドレスが
指定されてデータが交換されるので、ハブ14を介して
USBインタフェース5同士をケーブル6で接続するだ
けで簡単にPOSシステム1を構成することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、USBイ
ンタフェースを採用することにより多数のデバイスをホ
ストに対し簡単に接続することができる。しかしなが
ら、従来からのRS232Cなどの他のシリアルインタ
フェース、あるいはパラレルインタフェースが採用され
ていることを考慮すると、デバイスに設けるインタフェ
ースをUSBインタフェース1つに限定できないデバイ
スもあり、そのようなデバイスにUSBインタフェース
を新たに設けることはコストアップの要因である。ま
た、ホスト側が標準としてUSBインタフェースのみを
設置するようになると従来から使用しているデバイスを
継続して使用したシステムは構築できない。一方、ホス
ト側としても、1つのインタフェースで複数のデバイス
とデータ交換できるUSBインタフェースを設けていな
がら、従来のデバイスと接続するためにRS232Cな
どの従来型のインタフェースも設けることはコストアッ
プの要因である。
【0006】そこで、本発明においては、USBのよう
に、ホストからアドレスとエンドポイントを指定してデ
ータが送受信され、広範囲の周辺機器を同時に接続可能
なインタフェースを用いて通信する際に、ホストからU
SBのようなインタフェースを介し、従来のRS232
CあるいはSCSIなどのインタフェースを備えたデバ
イスとの間でデータ交換が可能な情報処理装置およびデ
ータ通信方法を提供することを目的としている。また、
USBインタフェースのような今後広範囲の周辺機器を
接続可能なインタフェースを用いてシステムを構成する
際に、USBインタフェースおよび従来型のインタフェ
ースが混在できるような情報処理装置およびデータ通信
方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、本発明の情報
処理装置は、USBインタフェースのように機器アドレ
ス、および送受信端を示す識別情報を指定してホストと
データを送受信可能な第1のインタフェース部と、RS
232CインタフェースあるいはSCSIインタフェー
スなどのように他の機器毎にデータを送受信可能な少な
くとも1つの第2のインタフェース部とを共に設け、さ
らに、この第2のインタフェース部に接続された他の機
器に該当する識別情報の付されたデータを第1および第
2のインタフェース部の間で交換可能な転送部を設ける
ようにしている。第1のインタフェース部としてUSB
インタフェースが採用される情報処理装置においては、
機器アドレスが上述したデバイス・アドレス(アドレ
ス)に対応し、識別情報がデバイス・エンドポイント
(エンドポイント)に対応する。
【0008】また、本発明の通信方法は、機器アドレ
ス、および送受信端を示す識別情報を指定して第1のイ
ンタフェース部に接続されたホスト側とデータを送受信
する第1の通信工程と、少なくとも1つの第2のインタ
フェース部に接続された他の機器毎にデータを送受する
第2の通信工程と、さらに、第2のインタフェース部に
接続された他の機器に該当する識別情報の付されたデー
タを前記第1および第2のインタフェース部の間で交換
する転送工程とを有することを特徴としている。
【0009】本発明の情報処理装置あるいは通信方法に
おいては、転送部あるいは転送工程によりエンドポイン
トにしたがい、第1のインタフェース部から第2のイン
タフェース部に接続された他の機器に対しデータを送受
信することができる。したがって、ホストからUSBイ
ンタフェースを用いて通信されたデータを、エンドポイ
ントに基づいて従来型のインタフェースを介して接続さ
れた1つまたは複数の他の機器との間で送受信すること
ができる。このため、ホストとの間では情報処理装置に
割り当てられた1つのアドレスで複数の周辺機器と通信
でき、エンドポイントを変えるだけで複数の周辺機器に
対しデータを送受信できる。このため、1つのUSBイ
ンタフェースを備えた情報処理装置を用いて複数の周辺
処理装置を用いたシステムを構築できる。また、第2の
インタフェース部に接続される他の機器(周辺装置)と
しては従来型のRS232C、SCSIあるいはセント
ロニクスなどの従来型のインタフェースを用いてデータ
を送受信する機器を採用することができる。したがっ
て、本発明の情報処理装置あるいは通信方法を採用する
ことにより、USBインタフェースなどのマルチリンク
可能なインタフェースと、従来型のインタフェースが混
在したシステムを容易に構築することが可能である。ま
た、すべての機器(周辺機器)にUSBインタフェース
を設けなくてもシステムを構成できるので、USBイン
タフェースを備えていない機器もシステムに組み込むこ
とができ、USBインタフェースを備えたホストに対し
従来の資産を活用したシステム構成が可能となる。ま
た、USBインタフェースを備えたホストを用いてPO
Sシステムなどのシステムを構成するコストを低減でき
る。
【0010】このような情報処理装置は、ホスト側と他
の機器との中間媒体としての機能を果たす、いわゆるハ
ブあるいはトランスミッタとして実現することも可能で
ある。また、情報処理装置は、第1のインタフェース部
を介してホスト側とデータを送受信可能なプリンタなど
の周辺処理装置として実現することも可能である。そし
て、このような機能を備えた周辺処理装置に対し、従来
型のインタフェースを備えた他の周辺処理装置を接続し
てシステムを構成することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、本発明の
実施の形態を説明する。図1に、本発明に係る通信方法
を採用したPOSシステム1の概要を示してある。本例
のPOSシステムは、先に図4に基づき説明したシステ
ムと同様にUSBインタフェース5を介してデータの交
換を行うパソコン11がホストコンピュータとして採用
されており、このホスト11にターミナルプリンタ15
とカスタマディスプレイ16が接続されている。本例の
POSシステム1を構成しているターミナルプリンタ1
5は、USBインタフェース5に加え、RS232Cイ
ンタフェース7というタイプの異なる2つのポートを備
えた通信部20を備えており、USBインタフェース5
で受信したデータの一部をRS232Cインタフェース
7から出力できるようになっている。これに対応して、
本例のカスタマディスプレイ16は、RS232Cイン
タフェース7を備えており、ターミナルプリンタ15に
接続され、その通信部20を介してホスト11からデー
タを受信できるようになっている。
【0012】図2に、本例のターミナルプリンタ15の
概略構成をブロック図を用いて示してある。本例のター
ミナルプリンタ15の通信部20は、USBインタフェ
ース5としての機能をサポートするために、USBイン
タフェースのハード的な接続環境を提供する第1のポー
ト21と、このポート21を介して行う通信をハード的
に制御するユニバーサルコントローラ22と、送受信さ
れるデータをパケット化するなどのソフトウェア的な制
御を行うUSBドライバ23を備えている。USBドラ
イバ23は、ターミナルプリンタ用のクライアントドラ
イバ31およびバス32を介し、ターミナルプリンタ1
5の印刷などの制御を行うアプリケーションソフトウェ
ア(アプリケーション)35とデータが交換できるよう
になっており、この経路を通ってターミナルプリンタ1
5のアプリケーション35とホスト11との間でUSB
インタフェース5を介してデータが交換される。
【0013】通信部20は、さらに、RS232Cイン
タフェース7としての機能をサポートするために、RS
232Cのハード的な接続環境を提供する第2のポート
41と、このポート41を介して行う通信をハード的に
制御するRS232Cコントローラ42と、ソフトウェ
ア的な制御を行うRS232Cドライバ43とを備えて
おり、RS232Cドライバ43には、内部バス25を
介してUSBドライバ23からデータが供給されるよう
になっている。本例の通信部20のUSBドライバ23
は、上述したUSBのトークン・パケットをデコードし
てアドレスとエンドポイントを判断し、ターミナルプリ
ンタ15に割り当てられたアドレスが含まれるトークン
・パケットに続くデータ・パケットの内容を取得できる
ようになっている。そして、トークン・パケットに含ま
れるエンドポイントがカスタマディスプレイ16に割り
当てられたエンドポイントである場合は、そのデータを
RS232Cドライバ43に送り、RS232Cインタ
フェース7の機能を用いてカスタマディスプレイ16に
受信データを供給できるようになっている。このよう
に、本例の通信部20においては、USBドライバ23
が転送部としての機能を備えている。
【0014】図3に、本例のターミナルプリンタ15の
通信部20における処理の概要をフローチャートを用い
て示してある。まず、ステップ51で、USBインタフ
ェースを介してトークン・パケット56を受信するのを
待つ。トークン・パケット56は、パケットタイプを示
すパケットID(PID)61と、アドレス62と、エ
ンドポイント63と誤り訂正用の巡回符号(CRC)6
4を備えている。ホスト11からデータが送信されると
きは、送信であることを示すPID61と、送信先のデ
バイスのアドレス(本例ではターミナルプリンタのアド
レス)62と、そのデータの消費先を示すエンドポイン
ト、たとえばカスタマディスプレイ16のアプリケーシ
ョンを示すエンドポイント63がトークン・パケット5
6としてホスト11のUSBインタフェース5から送信
される。ターミナルプリンタ15のUSBインタフェー
ス5は、このトークン・パケット56に含まれる情報を
デコードし、アドレス62がターミナルプリンタ15に
割り当てられた番号であれば、トークン・パケット56
およびそれに続くデータ・パケット57を受信する。
【0015】本例のUSBドライバ23は、ステップ5
2において、トークン・パケット56で与えられたエン
ドポイントをデコードし、それがカスタマディスプレイ
16に割り当てられた番号であれば、トークン・パケッ
ト56に続くデータ・パケット57のデータの転送先を
RS232Cインタフェース7に設定する。エンドポイ
ント63は、アプリケーションなどによって実現される
ファンクション(ホスト11に対する機能の提供元)毎
に割り当てできるようになっており、1つのアドレスに
対しに複数のエンドポイントを設定することができる。
したがって、ターミナルプリンタ15のアプリケーショ
ン35に割り当てられるエンドポイントと異なる番号の
エンドポイントを同一のアドレスをつけてターミナルプ
リンタ15に送信することが可能であり、アプリケーシ
ョン35と異なるエンドポイントを指定して送られきた
データをRS232Cインタフェース7に転送すること
が可能となる。
【0016】データの転送先が設定されると、ステップ
53において、その転送先へデータ・パケット57で送
信されたデータを転送する。データ・パケット57はP
ID61と、データ65と、さらにCRC64を備えて
おり、ステップ53においては、データ65がRS23
2Cドライバ43に転送される。そして、RS232C
インタフェース7においてデータがRS232Cのフォ
ーマットに変換された後にポート41を介してカスタマ
ディスプレイ16に送信される。
【0017】データを送信すると、USBドライバ23
は、ステップ54で、送信先、すなわち、カスタマディ
スプレイ16における受信状態を示すステータスが送ら
れてくるのを待つ。ステータスを受信するとステップ5
5でその状態をハンドシェーク・パケット58に変換し
てUSBインタフェース5からホスト11に対し送信す
る。ハンドシェーク・パケット58はPID61だけで
構成されており、エラーなくデータが受信されたことを
示すACK、データが受信されなかったことを示すNA
K、および受信側がストールしていることを示すSTA
LLの3状態を返せるようになっている。したがって、
ホスト11は、ハンドシェーク・パケット58によって
NAKを受信した場合は、同じデータ・パケット57の
送信をリトライし、これによってデータ通信の信頼性を
高めている。また、ストールしている場合はホストが介
入してストールの原因が解消されるようにする。
【0018】カスタマディスプレイ16からステータス
などをホスト11の側に送信する場合も上記と略同様の
処理が行われる。USBにおいては、デバイス側から送
信する場合も、まず、受信を示すPID61と、アドレ
ス62およびエンドポイント63を備えたトークン・パ
ケット56がホスト11の側からデバイスに向かって送
信される。本例の通信部20においては、そのトークン
・パケット56を受信すると、エンドポイント63から
送信元になっている機器、本例であれば、カスタマディ
スプレイ16あるいはターミナルプリンタのアプリケー
ション35が選択され、その機器(ファンクション)に
送信するデータがあればUSBドライバ23が受信して
データ・パケット57に変換し、USBインタフェース
5を介してホスト11に送信する。そして、データがホ
スト11で受信されるとハンドシェーク・パケット58
がターミナルプリンタ15の通信部20に送信される。
【0019】このように、本例の通信部20を介して通
信を行うことにより、USBインタフェース5の設けら
れたホスト11と、従来のRS232Cインタフェース
を備えたカスタマディスプレイ16との間でUSBとし
ての特性を損なわずに通信を行うことができる。したが
って、ホスト11は、エンドポイントを変えるだけでU
SBインタフェースを備えていない周辺処理装置である
カスタマディスプレイ16との間でデータ交換が可能で
あり、USBインタフェース5を用いた状態で従来型の
インタフェースを備えた周辺処理装置を用いてPOSな
どのシステムを構成することができる。このため、従来
からの資産を有効に活用することができる。また、US
Bインタフェースに基づきPOSなどのシステムを構成
する際にすべての周辺処理装置にUSBインタフェース
を設置する必要がないので、そのための費用を削減する
ことができる。たとえば、上述した例では、USBイン
タフェース1つで、2つの周辺処理装置をホスト11に
対し接続することができる。もちろん、従来型のインタ
フェースは1つに限らず、複数設けることが可能であ
り、また、そのタイプもRS232Cに限らず、以下で
説明するように種々のタイプのインタフェースを設置す
ることができる。
【0020】上記では通信部20がPOSシステム1を
構成するターミナルプリンタ15に内臓された例を説明
しているが、通信部20をハブとして独立させることも
可能である。そして、RS232Cインタフェース7に
加えてセントロニクスタイプのインタフェースを設け、
そのインタフェースを介して従来型のプリンタを接続し
てPOSシステムを構成することが可能である。しかし
ながら、ハブとして本発明の機能を備えた情報処理装置
を独立した形態で提供すると、POSシステム1を構成
するために必要な機器が増加することになる。したがっ
て、コストおよび設置スペースなどの面では、本例のよ
うにターミナルプリンタに内蔵した状態で提供すること
が望ましいことが多い。
【0021】また、通信部20に設ける従来型のインタ
フェースは、シリアルインタフェースであるRS232
Cインタフェース、パラレルインタフェースであるセン
トロニクスインタフェースに限らず、たとえば、SCS
Iインタフェースを採用することももちろん可能であ
る。そして、エンドポイントに対応する機器の識別番号
を割り当ててデータを送受信することにより、USBと
SCSIとのインタフェースを取ることができる。
【0022】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の情報処
理装置およびデータ通信方法は、今後、ホストと周辺処
理装置とを接続する上で有用と考えられているUSBイ
ンタフェースのように、アドレスおよびエンドポイント
を指定して複数の周辺処理装置に対して同時アクセス可
能なインタフェースと、接続された個々の周辺処理装置
との通信を行うRS232Cインタフェースなどの従来
型のインタフェースとが混在したシステムを構築可能な
ものである。したがって、USBインタフェースを備え
たホストを中心としたPOSなどのシステムを構築する
際に、すべての周辺処理装置にUSBインタフェースを
設けたり、ホストに従来型のインタフェースを追設する
必要がなく、低コストでシステムを構築することができ
る。また、従来からの周辺処理装置をそのまま用いてシ
ステムを構築することも可能となるので、現存する資産
を効率良く活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ通信方法を採用したPOSシス
テムの概要を示す図である。
【図2】図1に示すターミナルプリンタの通信部の概略
構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示す通信部の処理の概要を示すフローチ
ャートである。
【図4】USBインタフェースを用いてPOSシステム
を構築する例を示す図である。
【符号の説明】
1・・POSシステム 5・・USBインタフェース 7・・RS232Cインタフェース 11・・ホスト 12,15・・ターミナルプリンタ 13,16・・カスタマディスプレイ 20・・通信部 21,41・・ポート 22・・ユニバーサルコントローラ 23・・USBドライバ 31・・カスタマドライバ 35・・アプリケーション 42・・RS232Cコントローラ 43・・RS232Cドライバ 56・・トークン・パケット 57・・データ・パケット 58・・ハンドシェーク・パケット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器アドレス、および送受信端を示す識
    別情報を指定してホストとデータを送受信可能な第1の
    インタフェース部と、他の機器毎にデータを送受信可能
    な少なくとも1つの第2のインタフェース部と、この第
    2のインタフェース部に接続された他の機器に該当する
    前記識別情報の付されたデータを前記第1および第2の
    インタフェース部の間で交換可能な転送部とを有するこ
    とを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記第1のインタフ
    ェース部はUSBインタフェースであり、前記機器アド
    レスはデバイス・アドレス、前記識別情報はデバイス・
    エンドポイントであることを特徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記情報処理装置
    は、前記第1のインタフェース部を介してホスト側とデ
    ータを送受信可能な周辺処理装置であることを特徴とす
    る情報処理装置。
  4. 【請求項4】 機器アドレス、および送受信端を示す識
    別情報を指定して第1のインタフェース部に接続された
    ホストとデータを送受信する第1の通信工程と、 少なくとも1つの第2のインタフェース部に接続された
    他の機器毎にデータを送受する第2の通信工程と、 前記第2のインタフェース部に接続された他の機器に該
    当する前記識別情報の付されたデータを前記第1および
    第2のインタフェース部の間で交換する転送工程とを有
    することを特徴とするデータ通信方法。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記第1のインタフ
    ェース部はUSBインタフェースであり、前記機器アド
    レスはデバイス・アドレス、前記識別情報はデバイス・
    エンドポイントであることを特徴とするデータ通信方
    法。
JP10104976A 1998-04-15 1998-04-15 情報処理装置およびデータ通信方法 Pending JPH11296315A (ja)

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