JP2004078350A - プリンタデバッグシステム、プリンタデバッグ用端末、プリンタ及びそれらの制御方法、プログラム - Google Patents
プリンタデバッグシステム、プリンタデバッグ用端末、プリンタ及びそれらの制御方法、プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】プリンタに搭載される複数のデバッグプログラムを効率的に切り替えて実行することができるプリンタデバッグシステム、プリンタデバッグ用端末、プリンタ及びそれらの制御方法、プログラムを提供する。
【解決手段】プリンタ1は、当該プリンタに対する複数のデバッグプログラムをプログラムメモリ5に記憶し、現在動作中のデバッグプログラムから他のデバッグプログラムへの切替を示す切替コマンドをホストコンピュータ11から受信する。一方、ホストコンピュータ11は、複数のデバッグプログラムの起動/終了、任意のデバッグプログラムへの切替を制御するアプリケーションプログラムをRAM3に記憶し、そのアプリケーションプログラムによって生成される切替コマンドをプリンタ1へ送信する。
【選択図】 図1
【解決手段】プリンタ1は、当該プリンタに対する複数のデバッグプログラムをプログラムメモリ5に記憶し、現在動作中のデバッグプログラムから他のデバッグプログラムへの切替を示す切替コマンドをホストコンピュータ11から受信する。一方、ホストコンピュータ11は、複数のデバッグプログラムの起動/終了、任意のデバッグプログラムへの切替を制御するアプリケーションプログラムをRAM3に記憶し、そのアプリケーションプログラムによって生成される切替コマンドをプリンタ1へ送信する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、入力された印刷情報を記録媒体に印刷するプリンタと、該プリンタを制御するプログラムのデバッグを制御するホストコンピュータが相互に接続されて構成されるプリンタデバッグシステム、プリンタデバッグ用端末、プリンタ及びそれらの制御方法、プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、ホストコンピュータとプリンタを相互に結合した印刷システムが知られている。このような印刷システムを持つプリンタを開発していく過程においては、実際にプロトタイプとしてプリンタを組み上げてからの開発作業は、プリンタの動作を確認・検討する作業として、例えば、プリンタを制御する各種ソフトウェア(プログラム)のデバッグが中心的な作業である。
【0003】
このプリンタの動作を確認したり、検討したりする作業のために、プリンタを制御するプログラムとともにデバッグプログラムをプログラムROM内に有するプリンタがある。
【0004】
このデバッグプログラムはホストコンピュータと通信を行うものであり、ホストコンピュータ上のアプリケーションと送受信を行う。また。このデバッグプログラムが1つではなく、異なる機能を持った複数のデバッグプログラムで構成される場合もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の印刷システムにおいて、プリンタ側のデバッグプログラムとホストコンピュータ側のアプリケーションが1対1で、どのアプリケーションも専用インタフェースによって通信を行う構成になっている。そのため、あるデバッグプログラムに対応するアプリケーションを起動させている状況で、他のデバッグプログラムを使用する際には、そのアプリケーションを終了させることで、現在使用中のデバッグプログラムを終了してから、新しく使用するデバッグプログラムのためのアプリケーションを起動させなければならず、使い勝手が悪い場合があった。
【0006】
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、プリンタに搭載される複数のデバッグプログラムを効率的に実行することができるプリンタデバッグシステム、プリンタデバッグ用端末、プリンタ及びそれらの制御方法、プログラムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための本発明によるプリンタデバッグシステムは以下の構成を備える。即ち、
入力された印刷情報を記録媒体に印刷するプリンタと、該プリンタを制御するプログラムのデバッグを制御するホストコンピュータが相互に接続されて構成されるプリンタデバッグシステムであって、
前記プリンタは、
当該プリンタに対する複数のデバッグプログラムを記憶する第1記憶手段と、
現在動作中のデバッグプログラムから他のデバッグプログラムへの切替を示す切替コマンドを前記ホストコンピュータから受信する受信手段と、
前記ホストコンピュータは、
前記複数のデバッグプログラムの起動/終了、任意のデバッグプログラムへの切替を制御するアプリケーションプログラムを記憶する第2記憶手段と、
前記アプリケーションプログラムによって生成される前記切替コマンドを前記プリンタへ送信する送信手段と
を備える。
【0008】
上記の目的を達成するための本発明によるプリンタデバッグ用端末は以下の構成を備える。即ち、
プリンタに搭載される複数のデバッグプログラムのデバッグ処理を制御するプリンタデバッグ用端末であって、
前記複数のデバッグプログラムの起動/終了、任意のデバッグプログラムへの切替を制御するアプリケーションプログラムを記憶する記憶手段と、
前記アプリケーションプログラムによって、現在動作中のデバッグプログラムから他のデバッグプログラムへの切替を示す切替コマンドを前記プリンタへ送信する送信手段と
を備える。
【0009】
また、好ましくは、前記アプリケーションプログラムを終了する終了コマンドが入力された場合、前記送信手段は、該アプリケーションプログラムによって、デフォルトのデバッグモードへの切替を示す切替コマンドを前記プリンタへ送信する。
【0010】
上記の目的を達成するための本発明によるプリンタは以下の構成を備える。即ち、
ホストコンピュータから入力される印刷情報を記録媒体に印刷するプリンタであって、
当該プリンタに対する複数のデバッグプログラムを記憶する記憶手段と、
現在動作中のデバッグプログラムから他のデバッグプログラムへの切替を示す切替コマンドを前記ホストコンピュータから受信する受信手段とを備え、
前記切替コマンドを受信した場合、現在動作中のデバッグプログラムを終了して、指定されたデバッグプログラムを起動する。
【0011】
上記の目的を達成するための本発明によるプリンタデバッグ用端末の制御方法は以下の構成を備える。即ち、
プリンタに搭載される複数のデバッグプログラムのデバッグ処理を制御するプリンタデバッグ用端末の制御方法であって、
前記複数のデバッグプログラムの起動/終了、任意のデバッグプログラムへの切替を制御するアプリケーションプログラムによって、現在動作中のデバッグプログラムから他のデバッグプログラムへの切替を示す切替コマンドを生成する生成工程と、
前記アプリケーションプログラムによって、前記切替コマンドを前記プリンタへ送信する送信工程と
を備える。
【0012】
上記の目的を達成するための本発明によるプリンタは以下の構成を備える。即ち、
ホストコンピュータから入力される印刷情報を記録媒体に印刷するプリンタの制御方法であって、
記憶媒体に記憶されている当該プリンタに対する複数のデバッグプログラムの内、現在動作中のデバッグプログラムから他のデバッグプログラムへの切替を示す切替コマンドを前記ホストコンピュータから受信する受信工程と、
前記切替コマンドを受信した場合、現在動作中のデバッグプログラムを終了して、指定されたデバッグプログラムを起動する起動工程と
を備える。
【0013】
上記の目的を達成するための本発明によるプログラムは以下の構成を備える。即ち、
プリンタに搭載される複数のデバッグプログラムのデバッグ処理を制御するプリンタデバッグ用端末を制御するためのプログラムであって、
前記複数のデバッグプログラムの起動/終了、任意のデバッグプログラムへの切替を制御するアプリケーションプログラムによって、現在動作中のデバッグプログラムから他のデバッグプログラムへの切替を示す切替コマンドを生成する生成工程のプログラムコードと、
前記アプリケーションプログラムによって、前記切替コマンドを前記プリンタへ送信する送信工程のプログラムコードと
を備える。
【0014】
上記の目的を達成するための本発明によるプログラムは以下の構成を備える。即ち、
ホストコンピュータから入力される印刷情報を記録媒体に印刷するプリンタを制御するためのプログラムであって、
記憶媒体に記憶されている当該プリンタに対する複数のデバッグプログラムの内、現在動作中のデバッグプログラムから他のデバッグプログラムへの切替を示す切替コマンドを前記ホストコンピュータから受信する受信工程のプログラムコードと、
前記切替コマンドを受信した場合、現在動作中のデバッグプログラムを終了して、指定されたデバッグプログラムを起動する起動工程のプログラムコードと
を備える。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態について図面を参照して説明する。
【0016】
図1は本発明の実施形態のプリンタデバッグシステムの構成を示す図である。
【0017】
図1では、プリンタ1とホストコンピュータ11が、通信媒体としてのインタフェースケーブル10を介して相互に接続されている。
【0018】
ホストコンピュータ11は、プリンタデバッグ用端末として機能し、特に、内蔵されるRAM3には、プリンタ11のデバッグを行うなためのアプリケーションプログラムが記憶されている。
【0019】
このアプリケーションプログラムは、プリンタ1のプログラムメモリ5に記憶されている複数種類のデバッグプログラム(デバッグモード)を動的に切り替えて、アプリケーションプログラム単体で各デバッグプログラムによるデバッグを実行させることができる。
【0020】
具体的には、アプリケーションプログラムは、自身が提供するGUI(グラフィックユーザインタフェース)上で、複数種類のデバッグプログラム(デバッグモード)を動的に切り替えながら実行するためのコントロール(メニュー、ボタン、入力フィールド、表示フィールド等)を構成している。そして、これにより、ユーザは、そのGUIを介して、複数種類のデバッグプログラム(デバッグモード)を動的に切り替えることが可能となる。また、このアプリケーションプログラムが起動されると、アプリケーションプログラムによって、まず、デフォルトのデバッグプログラムの起動の指示がプリンタ1へ送信される。
【0021】
加えて、このアプリケーションプログラムは、ホストコンピュータ11上のOS上で動作するアプリケーションプログラムとして実現されても良いし、プリンタ1に対するプリンタドライバ上で実現されても良い。
【0022】
ホストコンピュータ11には、このRAM3以外に、図では示されていないが、ホストコンピュータ11には、汎用コンピュータに搭載される標準的な構成要素(例えば、CPU、ROM、ハードディスク、外部記憶装置、ネットワークインタフェース、ディスプレイ、キーボード、マウス等)を有している。
【0023】
プリンタ1は、ホストインタフェース部9を介してホストコンピュータ11より入力された印刷情報を記録媒体に印刷を行う。また、プリンタ1は、マイクロプロセッサ形態のCPU2と、ROM形態のプログラムメモリ5と、RAM形態のデータメモリ6と、操作パネルインタフェース部7を有し、これらは内部バス4を介して相互に接続されている。また、操作パネルインタフェース部7には、操作パネル8が接続されている。
【0024】
ホストインタフェース部9は、プリンタ1とホストコンピュータ11間での交信を行うためのものであり、プリンタ1からホストコンピュータ11への通信信号は、ホストインタフェース部9を通してホストコンピュータ11へ出力される。一方、ホストコンピュータ11からプリンタ1への通信信号は、ホストインタフェース部9を通してプリンタ1へ入力される。
【0025】
プログラムメモリ5は、プリンタ1の動作や状態を確認したり検討したりするためのデバッグプログラムが複数種類記憶されている。このデバッグプログラムとしては、例えば、プリンタ1がインクジェットプリンタである場合は、その電源のON/OFF、記録動作、回復動作、予備吐出動作、記録媒体搬送動作、クリーニング動作等の動作や状態を確認するためのデバックプログラムが挙げられる。
【0026】
また、これらのデバッグプログラムは、ホストコンピュータ11のアプリケーションプログラムから入力されるコマンドに基づいて、そのコマンドに対するデバッグ処理を実行するように設計されている。更に、これらのデバッグプログラムは、アプリケーションプログラムから発行される切替コマンドを受信した場合には、自身が実行しているデバッグ処理を中断し、指定されたデバッグプログラムのデバッグ処理へ移行するように設計されている。
【0027】
データメモリ6は、プログラムメモリ5に格納されているプログラムに従って、CPU2が処理を行う際に、処理を実行する上で利用する一時的な各種のデータを読み書きするための領域である。
【0028】
操作パネル8は、オペレータによるホストインタフェース部9のオンライン/オフライン状態の設定等のプリンタ1の各種動作設定のための入力を行うためのキーやボタン、表示部を有している。操作パネル8から入力された信号は、操作パネルインタフェース部7を介して内部バス4に入力される。
【0029】
プリンタ1としては、レーザビームプリンタ、インクジェットプリンタ等の各種プリンタ方式のプリンタが想定される。また、このプリンタ1としては、コンシューマユースのワードプロセッサやパーソナルコンピュータのような小型の情報処理装置の出力端末に好適な小型のプリンタが想定される。
【0030】
次に、本発明の実施形態のホストコンピュータ11で実行される処理について、図2を用いて説明する。
【0031】
図2は本発明の実施形態のホストコンピュータで実行される処理を示すフローチャートである。
【0032】
尚、図2のフローチャートは、ホストコンピュータ11のRAM3上のアプリケーションプログラムによって実行される。
【0033】
まず、アプリケーションプログラムが起動すると、アプリケーションプログラムは、ステップS201及びステップS202にて、ボタン押下やテキスト入力などの入力待ちをしながら、入力が行われるまで、現在のデバッグモードの機能(例えば、ステータスの表示等)を実行するループを形成する。
【0034】
そして、何らかの入力がある場合(ステップS202でNO)、ステップS203にて、入力データの解析を行う。
【0035】
解析の結果、入力データが現在のデバッグモードのコマンドである場合、ステップS204にて、そのデバッグモードのコマンドに基づくデバッグ処理を実行し、ステップS201に戻る。
【0036】
また、入力データが現在のデバッグモードから他のデバッグモードへのデバッグモード切替を示す切替コマンドである場合、ステップS205にて、その切替コマンドをプリンタ1へ送信し、指定されたデバッグモードの切替完了通知をプリンタ1より受信したら、新たなデバッグモードのコマンドの入力待ちに戻るため、ステップS201に戻る。
【0037】
更に、入力データがアプリケーション終了を示すアプリケーション終了コマンドである場合、ステップS206にて、デフォルトのデバッグモードへ切り替えるための切替コマンドを送信して、処理を終了する。
【0038】
次に、本発明の実施形態のプリンタ1で実行される処理について、図3を用いて説明する。
【0039】
図3は本発明の実施形態のプリンタで実行される処理を示すフローチャートである。
【0040】
尚、図3のフローチャートは、プログラムメモリ5内のデバッグプログラムによって実行される。
【0041】
ステップS301にて、コマンド受信処理を行なう。ステップS302にて、受信したコマンドの解析を行い、受信したコマンドが切替コマンドであるか否かを判定する。切替コマンドでない場合(ステップS302でNO)、ステップS303にて、現在のデバッグモードを確認する。次に、ステップS304にて、現在のデバッグモードにおいて、受信したコマンドに対応する処理を行い、コマンド待ちのループを形成する。
【0042】
一方、ステップS302において、受信したコマンドが切替コマンドである場合(ステップS302でYES)、ステップS305にて、現在のデバッグモードを終了し、かつその切替コマンドによって指定されたデバッグモードを示す値をデバッグモード変数に代入して、その変数によって指定されるデバッグモードを実行するとともに、その切替がデバッグモードに対するコマンド待ちのループを形成する。
【0043】
以上説明したように、本実施形態によれば、アプリケーションプログラムが発行する切替コマンドによって、プリンタに搭載される複数のデバッグプログラムを動的に切り替えて実行することができる。これにより、その複数のデバッグプログラムそれぞれを起動/終了するための専用アプリケーションプログラムを使用することなく、1つのアプリケーションプログラムだけで、複数のデバッグプログラムによるデバッグを効率的に実行することができる。
【0044】
以上、実施形態例を詳述したが、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
【0045】
尚、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
【0046】
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
【0047】
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
【0048】
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
【0049】
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
【0050】
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
【0051】
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
【0052】
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、プリンタに搭載される複数のデバッグプログラムを効率的に切り替えて実行することができるプリンタデバッグシステム、プリンタデバッグ用端末、プリンタ及びそれらの制御方法、プログラムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のプリンタデバッグシステムの構成を示す図である。
【図2】本発明の実施形態のホストコンピュータで実行される処理を示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施形態のプリンタで実行される処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 プリンタ
2 CPU
3 RAM
4 内部バス
5 プログラムメモリ
6 データメモリ
7 操作パネルインタフェース部
8 操作パネル
9 ホストインタフェース部
10 インタフェースケーブル
11 ホストコンピュータ
【発明の属する技術分野】
本発明は、入力された印刷情報を記録媒体に印刷するプリンタと、該プリンタを制御するプログラムのデバッグを制御するホストコンピュータが相互に接続されて構成されるプリンタデバッグシステム、プリンタデバッグ用端末、プリンタ及びそれらの制御方法、プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、ホストコンピュータとプリンタを相互に結合した印刷システムが知られている。このような印刷システムを持つプリンタを開発していく過程においては、実際にプロトタイプとしてプリンタを組み上げてからの開発作業は、プリンタの動作を確認・検討する作業として、例えば、プリンタを制御する各種ソフトウェア(プログラム)のデバッグが中心的な作業である。
【0003】
このプリンタの動作を確認したり、検討したりする作業のために、プリンタを制御するプログラムとともにデバッグプログラムをプログラムROM内に有するプリンタがある。
【0004】
このデバッグプログラムはホストコンピュータと通信を行うものであり、ホストコンピュータ上のアプリケーションと送受信を行う。また。このデバッグプログラムが1つではなく、異なる機能を持った複数のデバッグプログラムで構成される場合もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の印刷システムにおいて、プリンタ側のデバッグプログラムとホストコンピュータ側のアプリケーションが1対1で、どのアプリケーションも専用インタフェースによって通信を行う構成になっている。そのため、あるデバッグプログラムに対応するアプリケーションを起動させている状況で、他のデバッグプログラムを使用する際には、そのアプリケーションを終了させることで、現在使用中のデバッグプログラムを終了してから、新しく使用するデバッグプログラムのためのアプリケーションを起動させなければならず、使い勝手が悪い場合があった。
【0006】
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、プリンタに搭載される複数のデバッグプログラムを効率的に実行することができるプリンタデバッグシステム、プリンタデバッグ用端末、プリンタ及びそれらの制御方法、プログラムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための本発明によるプリンタデバッグシステムは以下の構成を備える。即ち、
入力された印刷情報を記録媒体に印刷するプリンタと、該プリンタを制御するプログラムのデバッグを制御するホストコンピュータが相互に接続されて構成されるプリンタデバッグシステムであって、
前記プリンタは、
当該プリンタに対する複数のデバッグプログラムを記憶する第1記憶手段と、
現在動作中のデバッグプログラムから他のデバッグプログラムへの切替を示す切替コマンドを前記ホストコンピュータから受信する受信手段と、
前記ホストコンピュータは、
前記複数のデバッグプログラムの起動/終了、任意のデバッグプログラムへの切替を制御するアプリケーションプログラムを記憶する第2記憶手段と、
前記アプリケーションプログラムによって生成される前記切替コマンドを前記プリンタへ送信する送信手段と
を備える。
【0008】
上記の目的を達成するための本発明によるプリンタデバッグ用端末は以下の構成を備える。即ち、
プリンタに搭載される複数のデバッグプログラムのデバッグ処理を制御するプリンタデバッグ用端末であって、
前記複数のデバッグプログラムの起動/終了、任意のデバッグプログラムへの切替を制御するアプリケーションプログラムを記憶する記憶手段と、
前記アプリケーションプログラムによって、現在動作中のデバッグプログラムから他のデバッグプログラムへの切替を示す切替コマンドを前記プリンタへ送信する送信手段と
を備える。
【0009】
また、好ましくは、前記アプリケーションプログラムを終了する終了コマンドが入力された場合、前記送信手段は、該アプリケーションプログラムによって、デフォルトのデバッグモードへの切替を示す切替コマンドを前記プリンタへ送信する。
【0010】
上記の目的を達成するための本発明によるプリンタは以下の構成を備える。即ち、
ホストコンピュータから入力される印刷情報を記録媒体に印刷するプリンタであって、
当該プリンタに対する複数のデバッグプログラムを記憶する記憶手段と、
現在動作中のデバッグプログラムから他のデバッグプログラムへの切替を示す切替コマンドを前記ホストコンピュータから受信する受信手段とを備え、
前記切替コマンドを受信した場合、現在動作中のデバッグプログラムを終了して、指定されたデバッグプログラムを起動する。
【0011】
上記の目的を達成するための本発明によるプリンタデバッグ用端末の制御方法は以下の構成を備える。即ち、
プリンタに搭載される複数のデバッグプログラムのデバッグ処理を制御するプリンタデバッグ用端末の制御方法であって、
前記複数のデバッグプログラムの起動/終了、任意のデバッグプログラムへの切替を制御するアプリケーションプログラムによって、現在動作中のデバッグプログラムから他のデバッグプログラムへの切替を示す切替コマンドを生成する生成工程と、
前記アプリケーションプログラムによって、前記切替コマンドを前記プリンタへ送信する送信工程と
を備える。
【0012】
上記の目的を達成するための本発明によるプリンタは以下の構成を備える。即ち、
ホストコンピュータから入力される印刷情報を記録媒体に印刷するプリンタの制御方法であって、
記憶媒体に記憶されている当該プリンタに対する複数のデバッグプログラムの内、現在動作中のデバッグプログラムから他のデバッグプログラムへの切替を示す切替コマンドを前記ホストコンピュータから受信する受信工程と、
前記切替コマンドを受信した場合、現在動作中のデバッグプログラムを終了して、指定されたデバッグプログラムを起動する起動工程と
を備える。
【0013】
上記の目的を達成するための本発明によるプログラムは以下の構成を備える。即ち、
プリンタに搭載される複数のデバッグプログラムのデバッグ処理を制御するプリンタデバッグ用端末を制御するためのプログラムであって、
前記複数のデバッグプログラムの起動/終了、任意のデバッグプログラムへの切替を制御するアプリケーションプログラムによって、現在動作中のデバッグプログラムから他のデバッグプログラムへの切替を示す切替コマンドを生成する生成工程のプログラムコードと、
前記アプリケーションプログラムによって、前記切替コマンドを前記プリンタへ送信する送信工程のプログラムコードと
を備える。
【0014】
上記の目的を達成するための本発明によるプログラムは以下の構成を備える。即ち、
ホストコンピュータから入力される印刷情報を記録媒体に印刷するプリンタを制御するためのプログラムであって、
記憶媒体に記憶されている当該プリンタに対する複数のデバッグプログラムの内、現在動作中のデバッグプログラムから他のデバッグプログラムへの切替を示す切替コマンドを前記ホストコンピュータから受信する受信工程のプログラムコードと、
前記切替コマンドを受信した場合、現在動作中のデバッグプログラムを終了して、指定されたデバッグプログラムを起動する起動工程のプログラムコードと
を備える。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態について図面を参照して説明する。
【0016】
図1は本発明の実施形態のプリンタデバッグシステムの構成を示す図である。
【0017】
図1では、プリンタ1とホストコンピュータ11が、通信媒体としてのインタフェースケーブル10を介して相互に接続されている。
【0018】
ホストコンピュータ11は、プリンタデバッグ用端末として機能し、特に、内蔵されるRAM3には、プリンタ11のデバッグを行うなためのアプリケーションプログラムが記憶されている。
【0019】
このアプリケーションプログラムは、プリンタ1のプログラムメモリ5に記憶されている複数種類のデバッグプログラム(デバッグモード)を動的に切り替えて、アプリケーションプログラム単体で各デバッグプログラムによるデバッグを実行させることができる。
【0020】
具体的には、アプリケーションプログラムは、自身が提供するGUI(グラフィックユーザインタフェース)上で、複数種類のデバッグプログラム(デバッグモード)を動的に切り替えながら実行するためのコントロール(メニュー、ボタン、入力フィールド、表示フィールド等)を構成している。そして、これにより、ユーザは、そのGUIを介して、複数種類のデバッグプログラム(デバッグモード)を動的に切り替えることが可能となる。また、このアプリケーションプログラムが起動されると、アプリケーションプログラムによって、まず、デフォルトのデバッグプログラムの起動の指示がプリンタ1へ送信される。
【0021】
加えて、このアプリケーションプログラムは、ホストコンピュータ11上のOS上で動作するアプリケーションプログラムとして実現されても良いし、プリンタ1に対するプリンタドライバ上で実現されても良い。
【0022】
ホストコンピュータ11には、このRAM3以外に、図では示されていないが、ホストコンピュータ11には、汎用コンピュータに搭載される標準的な構成要素(例えば、CPU、ROM、ハードディスク、外部記憶装置、ネットワークインタフェース、ディスプレイ、キーボード、マウス等)を有している。
【0023】
プリンタ1は、ホストインタフェース部9を介してホストコンピュータ11より入力された印刷情報を記録媒体に印刷を行う。また、プリンタ1は、マイクロプロセッサ形態のCPU2と、ROM形態のプログラムメモリ5と、RAM形態のデータメモリ6と、操作パネルインタフェース部7を有し、これらは内部バス4を介して相互に接続されている。また、操作パネルインタフェース部7には、操作パネル8が接続されている。
【0024】
ホストインタフェース部9は、プリンタ1とホストコンピュータ11間での交信を行うためのものであり、プリンタ1からホストコンピュータ11への通信信号は、ホストインタフェース部9を通してホストコンピュータ11へ出力される。一方、ホストコンピュータ11からプリンタ1への通信信号は、ホストインタフェース部9を通してプリンタ1へ入力される。
【0025】
プログラムメモリ5は、プリンタ1の動作や状態を確認したり検討したりするためのデバッグプログラムが複数種類記憶されている。このデバッグプログラムとしては、例えば、プリンタ1がインクジェットプリンタである場合は、その電源のON/OFF、記録動作、回復動作、予備吐出動作、記録媒体搬送動作、クリーニング動作等の動作や状態を確認するためのデバックプログラムが挙げられる。
【0026】
また、これらのデバッグプログラムは、ホストコンピュータ11のアプリケーションプログラムから入力されるコマンドに基づいて、そのコマンドに対するデバッグ処理を実行するように設計されている。更に、これらのデバッグプログラムは、アプリケーションプログラムから発行される切替コマンドを受信した場合には、自身が実行しているデバッグ処理を中断し、指定されたデバッグプログラムのデバッグ処理へ移行するように設計されている。
【0027】
データメモリ6は、プログラムメモリ5に格納されているプログラムに従って、CPU2が処理を行う際に、処理を実行する上で利用する一時的な各種のデータを読み書きするための領域である。
【0028】
操作パネル8は、オペレータによるホストインタフェース部9のオンライン/オフライン状態の設定等のプリンタ1の各種動作設定のための入力を行うためのキーやボタン、表示部を有している。操作パネル8から入力された信号は、操作パネルインタフェース部7を介して内部バス4に入力される。
【0029】
プリンタ1としては、レーザビームプリンタ、インクジェットプリンタ等の各種プリンタ方式のプリンタが想定される。また、このプリンタ1としては、コンシューマユースのワードプロセッサやパーソナルコンピュータのような小型の情報処理装置の出力端末に好適な小型のプリンタが想定される。
【0030】
次に、本発明の実施形態のホストコンピュータ11で実行される処理について、図2を用いて説明する。
【0031】
図2は本発明の実施形態のホストコンピュータで実行される処理を示すフローチャートである。
【0032】
尚、図2のフローチャートは、ホストコンピュータ11のRAM3上のアプリケーションプログラムによって実行される。
【0033】
まず、アプリケーションプログラムが起動すると、アプリケーションプログラムは、ステップS201及びステップS202にて、ボタン押下やテキスト入力などの入力待ちをしながら、入力が行われるまで、現在のデバッグモードの機能(例えば、ステータスの表示等)を実行するループを形成する。
【0034】
そして、何らかの入力がある場合(ステップS202でNO)、ステップS203にて、入力データの解析を行う。
【0035】
解析の結果、入力データが現在のデバッグモードのコマンドである場合、ステップS204にて、そのデバッグモードのコマンドに基づくデバッグ処理を実行し、ステップS201に戻る。
【0036】
また、入力データが現在のデバッグモードから他のデバッグモードへのデバッグモード切替を示す切替コマンドである場合、ステップS205にて、その切替コマンドをプリンタ1へ送信し、指定されたデバッグモードの切替完了通知をプリンタ1より受信したら、新たなデバッグモードのコマンドの入力待ちに戻るため、ステップS201に戻る。
【0037】
更に、入力データがアプリケーション終了を示すアプリケーション終了コマンドである場合、ステップS206にて、デフォルトのデバッグモードへ切り替えるための切替コマンドを送信して、処理を終了する。
【0038】
次に、本発明の実施形態のプリンタ1で実行される処理について、図3を用いて説明する。
【0039】
図3は本発明の実施形態のプリンタで実行される処理を示すフローチャートである。
【0040】
尚、図3のフローチャートは、プログラムメモリ5内のデバッグプログラムによって実行される。
【0041】
ステップS301にて、コマンド受信処理を行なう。ステップS302にて、受信したコマンドの解析を行い、受信したコマンドが切替コマンドであるか否かを判定する。切替コマンドでない場合(ステップS302でNO)、ステップS303にて、現在のデバッグモードを確認する。次に、ステップS304にて、現在のデバッグモードにおいて、受信したコマンドに対応する処理を行い、コマンド待ちのループを形成する。
【0042】
一方、ステップS302において、受信したコマンドが切替コマンドである場合(ステップS302でYES)、ステップS305にて、現在のデバッグモードを終了し、かつその切替コマンドによって指定されたデバッグモードを示す値をデバッグモード変数に代入して、その変数によって指定されるデバッグモードを実行するとともに、その切替がデバッグモードに対するコマンド待ちのループを形成する。
【0043】
以上説明したように、本実施形態によれば、アプリケーションプログラムが発行する切替コマンドによって、プリンタに搭載される複数のデバッグプログラムを動的に切り替えて実行することができる。これにより、その複数のデバッグプログラムそれぞれを起動/終了するための専用アプリケーションプログラムを使用することなく、1つのアプリケーションプログラムだけで、複数のデバッグプログラムによるデバッグを効率的に実行することができる。
【0044】
以上、実施形態例を詳述したが、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
【0045】
尚、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
【0046】
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
【0047】
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
【0048】
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
【0049】
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
【0050】
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
【0051】
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
【0052】
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、プリンタに搭載される複数のデバッグプログラムを効率的に切り替えて実行することができるプリンタデバッグシステム、プリンタデバッグ用端末、プリンタ及びそれらの制御方法、プログラムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のプリンタデバッグシステムの構成を示す図である。
【図2】本発明の実施形態のホストコンピュータで実行される処理を示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施形態のプリンタで実行される処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 プリンタ
2 CPU
3 RAM
4 内部バス
5 プログラムメモリ
6 データメモリ
7 操作パネルインタフェース部
8 操作パネル
9 ホストインタフェース部
10 インタフェースケーブル
11 ホストコンピュータ
Claims (8)
- 入力された印刷情報を記録媒体に印刷するプリンタと、該プリンタを制御するプログラムのデバッグを制御するホストコンピュータが相互に接続されて構成されるプリンタデバッグシステムであって、
前記プリンタは、
当該プリンタに対する複数のデバッグプログラムを記憶する第1記憶手段と、
現在動作中のデバッグプログラムから他のデバッグプログラムへの切替を示す切替コマンドを前記ホストコンピュータから受信する受信手段と、
前記ホストコンピュータは、
前記複数のデバッグプログラムの起動/終了、任意のデバッグプログラムへの切替を制御するアプリケーションプログラムを記憶する第2記憶手段と、
前記アプリケーションプログラムによって生成される前記切替コマンドを前記プリンタへ送信する送信手段と
を備えることを特徴とするプリンタシステム。 - プリンタに搭載される複数のデバッグプログラムのデバッグ処理を制御するプリンタデバッグ用端末であって、
前記複数のデバッグプログラムの起動/終了、任意のデバッグプログラムへの切替を制御するアプリケーションプログラムを記憶する記憶手段と、
前記アプリケーションプログラムによって、現在動作中のデバッグプログラムから他のデバッグプログラムへの切替を示す切替コマンドを前記プリンタへ送信する送信手段と
を備えることを特徴とするプリンタデバッグ用端末。 - 前記アプリケーションプログラムを終了する終了コマンドが入力された場合、前記送信手段は、該アプリケーションプログラムによって、デフォルトのデバッグモードへの切替を示す切替コマンドを前記プリンタへ送信する
ことを特徴とする請求項2に記載のプリンタデバッグ用端末。 - ホストコンピュータから入力される印刷情報を記録媒体に印刷するプリンタであって、
当該プリンタに対する複数のデバッグプログラムを記憶する記憶手段と、
現在動作中のデバッグプログラムから他のデバッグプログラムへの切替を示す切替コマンドを前記ホストコンピュータから受信する受信手段とを備え、
前記切替コマンドを受信した場合、現在動作中のデバッグプログラムを終了して、指定されたデバッグプログラムを起動する
ことを特徴とするプリンタ。 - プリンタに搭載される複数のデバッグプログラムのデバッグ処理を制御するプリンタデバッグ用端末の制御方法であって、
前記複数のデバッグプログラムの起動/終了、任意のデバッグプログラムへの切替を制御するアプリケーションプログラムによって、現在動作中のデバッグプログラムから他のデバッグプログラムへの切替を示す切替コマンドを生成する生成工程と、
前記アプリケーションプログラムによって、前記切替コマンドを前記プリンタへ送信する送信工程と
を備えることを特徴とするプリンタデバッグ用端末の制御方法。 - ホストコンピュータから入力される印刷情報を記録媒体に印刷するプリンタの制御方法であって、
記憶媒体に記憶されている当該プリンタに対する複数のデバッグプログラムの内、現在動作中のデバッグプログラムから他のデバッグプログラムへの切替を示す切替コマンドを前記ホストコンピュータから受信する受信工程と、
前記切替コマンドを受信した場合、現在動作中のデバッグプログラムを終了して、指定されたデバッグプログラムを起動する起動工程と
を備えることを特徴とするプリンタの制御方法。 - プリンタに搭載される複数のデバッグプログラムのデバッグ処理を制御するプリンタデバッグ用端末を制御するためのプログラムであって、前記複数のデバッグプログラムの起動/終了、任意のデバッグプログラムへの切替を制御するアプリケーションプログラムによって、現在動作中のデバッグプログラムから他のデバッグプログラムへの切替を示す切替コマンドを生成する生成工程のプログラムコードと、
前記アプリケーションプログラムによって、前記切替コマンドを前記プリンタへ送信する送信工程のプログラムコードと
を備えることを特徴とするプログラム。 - ホストコンピュータから入力される印刷情報を記録媒体に印刷するプリンタを制御するためのプログラムであって、
記憶媒体に記憶されている当該プリンタに対する複数のデバッグプログラムの内、現在動作中のデバッグプログラムから他のデバッグプログラムへの切替を示す切替コマンドを前記ホストコンピュータから受信する受信工程のプログラムコードと、
前記切替コマンドを受信した場合、現在動作中のデバッグプログラムを終了して、指定されたデバッグプログラムを起動する起動工程のプログラムコードと
を備えることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002234731A JP2004078350A (ja) | 2002-08-12 | 2002-08-12 | プリンタデバッグシステム、プリンタデバッグ用端末、プリンタ及びそれらの制御方法、プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
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---|---|
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Family
ID=32019456
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2002234731A Withdrawn JP2004078350A (ja) | 2002-08-12 | 2002-08-12 | プリンタデバッグシステム、プリンタデバッグ用端末、プリンタ及びそれらの制御方法、プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004078350A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108363661A (zh) * | 2018-01-04 | 2018-08-03 | 郑州云海信息技术有限公司 | 一种应用层代码调试信息的多渠道输出实现方法 |
-
2002
- 2002-08-12 JP JP2002234731A patent/JP2004078350A/ja not_active Withdrawn
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