JP3633550B2 - データ通信方式、データ通信方法及び局 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はデータ通信方式に関し、特に2方向の外部インタフェース部を有する局を複数直列に接続しこれらの局のうちの予め定めた局を親局とし他の局をこの親局の子局として前記親局からのポーリングにより複数の前記子局のデータを収集するデータ通信方式に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のデータ通信方式は、2個(2方向)の外部インタフェースを持った局を直列に接続したネットワーク上で親局からのポーリングにより複数の子局のデータを収集するために用いられている。
【0003】
この従来のデータ通信方式を、従来のデータ通信方式のブロック図である図5を参照して説明する。ネットワークの端の局を親局とし、親局はポーリングデータを隣の子局に送信する。子局では、外部インタフェースAで受信した親局からのポーリングデータは外部インタフェースBにそのまま送信される。この繰り返しにより、親局からのポーリングデータはすべての子局に送信されて子局の送受信部で受信される。子局はポーリングデータのアドレスから自分宛であるかどうかを判断し、自分宛であれば応答を返し、自分宛でなければデータを破棄する。子局が送信した応答データは、親局側にある隣の子局に送信される。子局では外部インタフェースBで受信したデータは外部インタフェースAにそのまま送信される。この繰り返しにより子局からのデータは親局で受信される。この場合、親局と子局では局内部の送受信部と外部インタフェース部の接続が異なり、また、隣接局を外部インタフェースA同士や外部インタフェースB同士を接続することができないという問題があった。この問題を解決する技術が特開2001−111581公報に開示されている。この特開2001−111581公報に開示の従来のデータ通信方式は、2方向の外部インタフェース部に接続される送受信部を有する局を複数直列に接続してポーリング方式でデータを収集するためのデータ通信システム(例えば、図5)に備えられた各々の局(従来のデータ通信方式の局構成を示す図である図6を参照)を、2方向の外部インタフェース部A、Bと送受信部との3者間の送信線、受信線を、切り替えパターンにしたがって切り替えるスイッチ部と、処理切り替え部と、親局処理部と、子局処理部とにより構成し、処理切り替え部により、自局が親局又は子局であるか否かに応じてこの親局処理部又は子局処理部を送受信部に接続し親局又は子局の機能を発揮できるようにするとともにスイッチ部を切り替えることにより、隣局との接続を同じ外部インタフェース部同士でもできるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のデータ通信方式は、2方向の外部インタフェース部に接続される送受信部を有する局を複数直列に接続してポーリング方式でデータを収集するためのデータ通信システムに備えられた各々の局を、処理切り替え部により、自局が親局又は子局であるか否かに応じて親局処理部又は子局処理部を送受信部に接続し親局又は子局の機能をはっきできるようにするとともにスイッチ部を切り替えることにより、隣局との接続を同じ外部インタフェース部同士でもできるようにしているため、例えば、断線等によりある子局が親局からのポーリングを受けられなくなり親局との通信がとぎれるとこの子局以降の子局はポーリングデータを受けられないので、自局のデータを送信できなくなり、したがって、子局のデータを収集できないという問題がある。
【0005】
本発明の目的はこのような従来の欠点を除去するため、断線等によりある子局が親局からのポーリングを受けられなくなり親局との通信がとぎれても、この子局以降の子局のデータを収集できるようにしたデータ通信方式を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のデータ通信方式は、2方向の外部インタフェース部を有する局を複数直列に接続しこれらの局のうちの予め定めた局を親局とし他の局をこの親局の子局として前記親局からのポーリングにより複数の前記子局のデータを収集するデータ通信方式において、それぞれの前記局は、2方向の前記外部インタフェース部と、2方向のそれぞれの前記外部インタフェース部に接続しデータを送受信する2つの送受信部と、2方向のそれぞれの前記外部インタフェース部と2つの前記送受信部との4者間の送信線と受信線とを切り替え要求にしたがって切り替えるスイッチ部と、予め複数の切り替えパターンを有し自局の状況に応じて切り替えパターンを選択し、この選択した前記切り替えパターンにしたがって前記スイッチ部に前記切り替え要求を出力するとともに2つの前記送受信部を使用する状態又は未使用の状態にそれぞれ個別に設定し、前記使用する状態を設定した前記送受信部があるときにこの前記送受信部が受ける前記データを親局用に処理するか子局用に処理するかを切り替える処理切り替え部と、を備えて構成されている。
【0009】
本発明のデータ通信方式は、更に、前記子局に対し順次ポーリングをかけていき、前記子局の前記データを収集する機能を有する親局処理部と、ポーリングを受けたときに自局の前記データをポーリング元に返す機能を有する子局処理部と、前記使用する状態の前記送受信部が受ける前記データを親局用に処理するように切り替えるときにはこの送受信部を前記親局処理部に接続し、前記使用する状態の前記送受信部が受ける前記データを子局用に処理するように切り替えるときにはこの送受信部を前記子局処理部に接続する前記処理切り替え部と、を備えて構成されている。
【0010】
また、本発明のデータ通信方式の前記処理切り替え部は、自局が前記親局なのか前記子局なのかということと、前記複数直列に接続されたときの自局の位置と、隣接する局の外部インタフェース部とこの外部インタフェース部と接続する自局の外部インタフェース部とが同方向であるか否かとに応じて、複数の切り替えパターンから1つの切り替えパターンを選択するようにしている。
【0011】
更に、本発明のデータ通信方式の2方向の前記外部インタフェース部は、2方向のうちの1方向の外部インタフェース部Aと2方向のうちの他の方向の外部インタフェース部Bとであり、前記2つの送受信部は、前記外部インタフェース部Aからデータを受信し前記外部インタフェース部Aへデータを送信する送受信部Aと、前記外部インタフェース部Bからデータを受信し前記外部インタフェース部Bへデータを送信する送受信部Bとであるようにしている。
【0012】
また、本発明のデータ通信方式に使用する前記切り替えパターンは、前記外部インタフェース部Aの受信線を前記送受信部Aの受信線と前記外部インタフェース部Bの送信線とに接続し、前記外部インタフェース部Bの受信線と前記送受信部Aの送信線とを前記外部インタフェース部Aの送信線に接続し、前記送受信部Aを使用する状態にし前記送受信部Bを未使用の状態にするための子局用のパターンAと、前記外部インタフェース部Aの受信線と前記送受信部Bの送信線とを前記外部インタフェース部Bの送信線に接続し、外部インタフェース部Bの受信線を前記送受信部Bの受信線と前記外部インタフェース部Aの送信線とに接続し、前記送受信部Aを未使用の状態にし前記送受信部Bを使用する状態にするための子局用のパターンBと、前記外部インタフェース部Aの受信線を前記送受信部Aの受信線に接続し、前記送受信部Aの送信線を前記外部インタフェース部Aの送信線に接続し、前記外部インタフェース部Bの受信線を前記送受信部Bの受信線に接続し、前記送受信部Bの送信線を前記外部インタフェース部Bの送信線に接続し、前記送受信部Aと前記送受信部Bとをともに使用する状態にするための親局用又は端の位置に接続された子局用のパターンCと、を含んでいる。
【0013】
更に、本発明のデータ通信方式の前記子局は、前記使用する状態の前記送受信部を介してポーリングを予め定めた時間受けなかったときに前記処理切り替え部にポーリング未受信を通知しこの通知後にポーリングを受けたときに前記処理切り替え部にポーリング再受信を通知する前記子局処理部と、前記ポーリング未受信を前記子局処理部より受け前記パターンCの前記切り替えパターンにしたがって切り替えこの切り替えにより新たに使用する状態に設定された前記送受信部に前記親局処理部を接続し、前記子局処理部より前記ポーリング再受信を受けて前記パターンA又は前記パターンBの前記切り替えパターンにしたがって切り替え前記送受信部より前記親局処理部を切り離して前記パターンCによる切り替え以前の状態に戻す前記処理切り替え部と、前記処理切り替え部により前記新たに使用する状態に設定された前記送受信部に接続された後に自局以降の前記子局のための第2の親局としてポーリングにより自局以降の前記子局の前記データを収集し前記処理切り替え部により前記送受信部から切り離されたときに前記第2の親局としての動作を終了する前記親局処理部と、を備えて構成されている。
本発明の局は、2方向の外部インタフェース部を有し複数直列に接続して使用する局であって、この局が親局のとき、この局と直列に接続された他の局をこの親局の子局としてポーリングによりこれらの前記子局よりデータを収集し、前記局が子局のとき、この局と直列に接続された親局からのポーリングによりこの局よりデータを前記親局に送出する前記局において、2方向の前記外部インタフェース部と、2方向のそれぞれの前記外部インタフェース部に接続しデータを送受信する2つの送受信部と、2方向のそれぞれの前記外部インタフェース部と2つの前記送受信部との4者間の送信線と受信線とを切り替え要求にしたがって切り替えるスイッチ部と、予め複数の切り替えパターンを有し自局の状況に応じて切り替えパターンを選択し、この選択した前記切り替えパターンにしたがって前記スイッチ部に前記切り替え要求を出力するとともに2つの前記送受信部を使用する状態又は未使用の状態にそれぞれ個別に設定し、前記使用する状態を設定した前記送受信部があるときにこの前記送受信部が受ける前記データを親局用に処理するか子局用に処理するかを切り替える処理切り替え部と、を備えて構成されている。
また、本発明の局は、自局が親局のとき、前記子局に対し順次ポーリングをかけていき、前記子局の前記データを収集する機能を有する親局処理部と、ポーリングを受けたときに自局の前記データをポーリング元に返す機能を有する子局処理部と、を更に備え、前記処理切り替え部は、前記使用する状態の前記送受信部が受ける前記データを親局用に処理するように切り替えるときにはこの送受信部を前記親局処理部に接続し、前記使用する状態の前記送受信部が受ける前記データを子局用に処理するように切り替えるときにはこの送受信部を前記子局処理部に接続するようにしている。
更に、本発明の局の前記処理切り替え部は、自局が前記親局なのか前記子局なのかということと、前記複数直列に接続されたときの自局の位置と、隣接する局の外部インタフェース部とこの外部インタフェース部と接続する自局の外部インタフェース部とが同方向であるか否かとに応じて、複数の切り替えパターンから1つの切り替えパターンを選択するようにしている。
また、本発明の局の2方向の前記外部インタフェース部は、2方向のうちの1方向の外部インタフェース部Aと2方向のうちの他の方向の外部インタフェース部Bとであり、前記2つの送受信部は、前記外部インタフェース部Aからデータを受信し前記外部インタフェース部Aへデータを送信する送受信部Aと、前記外部インタフェース部Bからデータを受信し前記外部インタフェース部Bへデータを送信する送受信部Bとであるようにしている。
更に、本発明の局の前記切り替えパターンは、前記外部インタフェース部Aの受信線を前記送受信部Aの受信線と前記外部インタフェース部Bの送信線とに接続し、前記外部インタフェース部Bの受信線と前記送受信部Aの送信線とを前記外部インタフェース部Aの送信線に接続し、前記送受信部Aを使用する状態にし前記送受信部Bを未使用の状態にするための子局用のパターンAと、前記外部インタフェース部Aの受信線と前記送受信部B の送信線とを前記外部インタフェース部Bの送信線に接続し、外部インタフェース部Bの受信線を前記送受信部Bの受信線と前記外部インタフェース部Aの送信線とに接続し、前記送受信部Aを未使用の状態にし前記送受信部Bを使用する状態にするための子局用のパターンBと、前記外部インタフェース部Aの受信線を前記送受信部Aの受信線に接続し、前記送受信部Aの送信線を前記外部インタフェース部Aの送信線に接続し、前記外部インタフェース部Bの受信線を前記送受信部Bの受信線に接続し、前記送受信部Bの送信線を前記外部インタフェース部Bの送信線に接続し、前記送受信部Aと前記送受信部Bとをともに使用する状態にするための親局用又は端の位置に接続された子局用のパターンCと、を含んで構成されている。
本発明のデータ通信方法は、2方向の外部インタフェース部を有する局を複数直列に接続しこれらの局のうちの予め定めた局を親局とし他の局をこの親局の子局として前記親局からのポーリングにより複数の前記子局のデータを収集するデータ通信方法において、各局は、自局の状況に応じて、2方向のそれぞれの前記外部インタフェース部と2つの送受信部との4者間の送信線と受信線とを切り替える予め有する切り替えパターンを選択し、この選択した前記切り替えパターン応じて、2方向のそれぞれの前記外部インタフェース部と2つの前記送受信部との4者間の前記送信線と前記受信線とを切り替え、2つの前記送受信部を使用する状態又は未使用の状態にそれぞれ個別に設定し、前記使用する状態を設定した前記送受信部があるときにこの前記送受信部が受ける前記データを親局用に処理するか子局用に処理するかを切り替えるようにしている。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0015】
図1は、本発明のデータ通信方式の一つの実施の形態を示すブロック図である。
【0016】
図1に示す本実施の形態は、2方向の外部インタフェース部を有する局を複数(例えば8個)直列に接続したネットワーク中のそれぞれの局のうちの予め定めた局を親局1とし他の局をこの親局1の子局として親局1からのポーリングにより複数の子局2〜8のデータを収集するデータ通信方式において、ポーリングにより複数の子局2〜8のデータを収集する親局1と、ポーリングを受けたときに自局のデータをポーリング元に送信する動作をし、ポーリングを予め定めた時間(例えば、30秒から60秒。この値にこだわらず、実験によって決めて良い。)受けなかったときに子局としての動作を継続しながら自局以降の子局のための第2の親局としてポーリングにより自局以降の子局のデータを収集する動作をし、第2の親局として動作開始後にポーリングを受けたときに第2の親局としての動作を終了する複数の子局とにより構成されている。
【0017】
ここでは、例えば、親局1を、直列に接続した複数の局の列の端(例えば左端)の位置の局としている。
【0018】
子局2〜8は、第2の親局としての動作を開始する契機となるポーリングを受けなかった予め定めた時間を、直列に接続した複数の局の列のなかで、親局1に近い局程短い時間としている。
【0019】
直列の接続したそれぞれの局は、2方向の外部インタフェース部(外部インタフェース部A15と外部インタフェース部B16)と、2方向のそれぞれの外部インタフェース部に接続しデータを送受信する2つの送受信部(すなわち、外部インタフェース部A15からデータを受信し外部インタフェース部A15へデータを送信する送受信部A10と、外部インタフェース部B16からデータを受信し外部インタフェース部B16へデータを送信する送受信部B11)と、2方向のそれぞれの外部インタフェース部と2つの送受信部との4者間の送信線と受信線とを切り替え要求にしたがって切り替えるスイッチ部9と、予め複数の切り替えパターンを有し自局の状況に応じて切り替えパターンを選択し、この選択した切り替えパターンにしたがってスイッチ部9に切り替え要求を出力するとともに2つの送受信部を使用する状態又は未使用の状態にそれぞれ個別に設定し、使用する状態を設定した送受信部があるときにこの送受信部が受けるデータを親局用に処理するか子局用に処理するかを切り替える、すなわち、使用する状態の送受信部が受けるデータを親局用に処理するように切り替えるときにはこの送受信部を親局処理部14に接続し、使用する状態の送受信部が受けるデータを子局用に処理するように切り替えるときにはこの送受信部を子局処理部13に接続する処理切り替え部12と、子局2〜8に対し順次ポーリングをかけていき、子局2〜8のデータを収集する機能を有する親局処理部14と、ポーリングを受けたときに自局のデータをポーリング元に返す機能を有する子局処理部13とにより構成されている。
【0020】
処理切り替え部12は、自局が親局1なのか子局2〜8なのかということと、複数直列に接続されたときの自局の位置と、隣接する局の外部インタフェース部とこの外部インタフェース部と接続する自局の外部インタフェース部とが同方向であるか否かとに応じて、複数の切り替えパターンから1つの切り替えパターンを選択するようにしている。
【0021】
次に、本実施の形態のデータ通信方式の動作を図2,図3及び図4を参照して詳細に説明する。
【0022】
図2は、切り替えパターンの一例を示す図であり、切り替えパターンは、外部インタフェース部A15の受信線を送受信部A10の受信線と外部インタフェース部B16の送信線とに接続し、外部インタフェース部B16の受信線と送受信部A10の送信線とを外部インタフェース部A15の送信線に接続し、送受信部A10を使用する状態にし送受信部B11を未使用の状態にするための子局用のパターンAと、外部インタフェース部A15の受信線と送受信部B11の送信線とを外部インタフェース部B16の送信線に接続し、外部インタフェース部B16の受信線を送受信部B11の受信線と外部インタフェース部A15の送信線とに接続し、送受信部A10を未使用の状態にし送受信部B11を使用する状態にするための子局用のパターンBと、外部インタフェース部A15の受信線を送受信部A10の受信線に接続し、送受信部A10の送信線を外部インタフェース部A15の送信線に接続し、外部インタフェース部B16の受信線を送受信部B11の受信線に接続し、送受信部B11の送信線を外部インタフェース部B16の送信線に接続し、送受信部A10と送受信部B11とをともに使用する状態にするための親局用又は端の位置に接続された子局用のパターンCとであることを示している。
【0023】
図3は、ネットワークの第1の構成例を示す図であり、親局1を左端にし、隣局同士は外部インタフェースAと外部インタフェースBとで接続(すなわち、同方向に向き合って接続)していることを示している。
【0024】
図4は、ネットワークの第2の構成例を示す図であり、親局1を左端にし、隣局同士は外部インタフェースAと外部インタフェースA、又は、外部インタフェースBと外部インタフェースBとで接続(すなわち、逆方向に接続)していることを示している。
【0025】
図1において、ネットワークが、例えば、図3で示す第1の構成例の場合には、隣局同士は外部インタフェースAと外部インタフェースBとで接続し、局aを親局1、局b〜局hを子局2〜8とする。局aは、親局1でありネットワークの左端に設置され、外部インタフェースBを隣接する子局2の外部インタフェースAに接続しているので、この局の処理切り替え部12は、図2で示すパターンCを切り替えパターンに選択しこのパターンCにより切り替える。すなわち、スイッチ部9にパターンCにより切り替えることを示す切り替え要求を出力し、送受信部A10と送受信部B11とを使用する状態にし、この送受信部B11に親局処理部14を接続し親局処理部14を起動する。このとき送受信部A10は使用されない。スイッチ部9は、図2で示すパターンCにしたがって2方向のそれぞれの外部インタフェース部と2つの送受信部との4者間の送信線と受信線とを切り替える。局bは、子局2でありネットワークの端に設置されておらず、隣接するそれぞれの局との接続は外部インタフェースAと外部インタフェースBとによりそれぞれ接続しているので、この局の処理切り替え部12は、図2で示すパターンAを切り替えパターンに選択しこのパターンAにより切り替える。すなわち、スイッチ部9にパターンAにより切り替えることを示す切り替え要求を出力し、送受信部A10を使用する状態に、また、送受信部B11を未使用の状態にし、この送受信部A10に子局処理部13を接続し子局処理部13を起動する。スイッチ部9は、図2で示すパターンAにしたがって2方向のそれぞれの外部インタフェース部と2つの送受信部との4者間の送信線と受信線とを切り替える。局c〜局gも局bと同様に切り替える。局hは、子局8でありネットワークの右端に設置され、この局の外部インタフェースAを隣接する子局7の外部インタフェースBに接続しているので、この局の処理切り替え部12は、図2で示すパターンCを切り替えパターンに選択しこのパターンCにより切り替える。すなわち、スイッチ部9にパターンCにより切り替えることを示す切り替え要求を出力し、送受信部A10と送受信部B11とを使用する状態にし、この送受信部A10に子局処理部13を接続し子局処理部13を起動する。このとき送受信部B11は使用されない。スイッチ部9は、図2で示すパターンCにしたがって2方向のそれぞれの外部インタフェース部と2つの送受信部との4者間の送信線と受信線とを切り替える。
【0026】
次に、親局1の親局処理部14は全子局(子局2〜8)に対して順次ポーリングをかけていきこれらの子局2〜8のデータを収集する。すなわち、親局処理部14は、送受信部B11からポーリングパケット(ここで、パケットは、例えば、送信元アドレス、送信先アドレス、データ種別、データにより構成し、データ種別には、親局1からのポーリングとポーリングに対する応答データがあり、ポーリングパケットはデータ種別がポーリングのパケットである。)をスイッチ部9と外部インタフェースBとを介してネットワークに送信する。子局2は、このポーリングパケットを外部インタフェース部A15とスイッチ部9とを介して送受信部A10で受けると共に外部インタフェース部B16を介してネットワークに送信する。子局3〜子局7は、子局2と同様にして、ポーリングパケットを外部インタフェース部A15とスイッチ部9とを介して送受信部A10で受けると共に外部インタフェース部B16を介してネットワークに送信する。子局8は、ポーリングパケットを外部インタフェース部A15とスイッチ部9とを介して送受信部A10で受ける。
【0027】
そして、各子局2〜8の子局処理部13は、送受信部A10が受信したポーリングパケットが自局宛かどうかを判断し自局宛であった場合のみポーリング応答パケット(データ種別が応答データのパケット)を返す。例えば、このポーリングパケットが子局3宛のときには、子局3の子局処理部13はこのポーリングパケットを自局宛と判断し、送受信部A10からポーリング応答パケットをスイッチ部9と外部インタフェース部A15とを介してネットワークに送信する。子局2は、子局3からのポーリング応答パケットを外部インタフェース部B16で受けスイッチ部9と外部インタフェース部A15とを介してネットワークに送信する。同様にしてポーリング応答パケットは以下の順序で送信されていく。「子局2の外部インタフェース部A15」→「親局1の外部インタフェース部B16」→「親局1のスイッチ部9」→「親局1の送受信部B11」、そして、親局1の親局処理部14はポーリング応答パケットを受け取りこのポーリング応答パケット内の子局のデータを収集し、次の子局に対しポーリングパケットを送信する。
【0028】
ここで、親局1と子局とのリンクが切れた場合の動作について説明する。例えば、子局3と子局4との接続がとぎれたと仮定する。子局4はパターンAの切り替えパターンで子局として動作している。親局1とのリンクが切れると、子局4の子局処理部13は送受信部A10を介して親局1からのポーリングパケットが予め定めた時間受信しないときに、親局1とのリンク断(ポーリング未受信)を処理切り替え部12に通知する。処理切り替え部12は、子局処理部13よりリンク断を受け、図2で示すパターンCを切り替えパターンに選択しこのパターンCにより切り替える。すなわち、スイッチ部9にパターンCにより切り替えることを示す切り替え要求を出力し、送受信部B11を未使用の状態から使用する状態に変更し、この送受信部B11に親局処理部14を接続し親局処理部14を起動する。スイッチ部9は、図2で示すパターンCにしたがって2方向のそれぞれの外部インタフェース部と2つの送受信部との4者間の送信線と受信線とを切り替える。これにより、子局4は、外部インタフェース部A15、送受信部A10、子局処理部13とにより子局としての機能を保持した状態で親局1からのポーリングを待ちながら、外部インタフェース部B16、送受信部B11、親局処理部14とにより第2の親局としての親局の機能も有する。そして、この親局処理部14により、自局以降の子局(子局5〜子局8)に対して順次ポーリングをかけていきこれらの子局のデータを収集する。
【0029】
そして、子局3と子局4との接続が復旧した場合、子局4は親局1からのポーリングパケットを再度受信可能となり、子局4の子局処理部13は、このポーリングパケットを外部インタフェース部A15と送受信部A10とを介して受けると、親局1とのリンク復旧(ポーリング再受信)を処理切り替え部12に通知する。処理切り替え部12は、子局処理部13よりリンク復旧を受け、図2で示すパターンAを切り替えパターンに選択しこのパターンAにより切り替える。すなわち、スイッチ部9にパターンAにより切り替えることを示す切り替え要求を出力し、送受信部B11を未使用の状態にし、この送受信部B11から親局処理部14を切り離す。スイッチ部9は、図2で示すパターンAにしたがって2方向のそれぞれの外部インタフェース部と2つの送受信部との4者間の送信線と受信線とを切り替える。この結果、子局3と子局4の接続がとぎれる前の状態に復帰し、親局1の親局処理部14は全子局(子局2〜8)に対して順次ポーリングをかけていきこれらの子局2〜8のデータを収集する。ここで、子局3と子局4の接続がとぎれた場合、子局4〜子局7のそれぞれの局がポーリングを受けなかった期間を示す予め定めた時間を同一の時間にして親局1とのリンク断を判断すると、子局4〜子局7の全ての子局が同時に第2の親局になろうとする。これを避けるために、第2の親局としての動作を開始する契機となるポーリングを受けなかった期間を示す予め定めた時間を、親局1に近い子局程この短い時間にする。このようにすることにより、親局1との接続がとぎれた子局のうちに最も親局1に近い子局が第2の親局となる。
【0030】
また、図1において、ネットワークが、例えば、図4で示す第2の構成例の場合には、隣局同士は外部インタフェースA同士又は外部インタフェースB同士により接続し、局aを親局1、局b〜局hを子局2〜8とする。この第2の構成例の場合も、図3で示す第1の構成例の場合とほぼ同様であるが若干異なる。局aは、親局1であるので、この局の処理切り替え部12は、図2で示すパターンCを切り替えパターンに選択しこのパターンCにより切り替える。そして、送受信部A10に親局処理部14を接続し親局処理部14を起動する。このとき送受信部B11は使用しない。局bと局dと局fと局hとは、それぞれ子局2、子局4、子局6、子局8であり、図3で示す第1の構成例の場合と同様である。局cと局eと局gとは、それぞれ子局3、子局5、子局7であり、各局の処理切り替え部12は、図2で示すパターンBを切り替えパターンに選択しこのパターンBにより切り替え、送受信部A10を未使用の状態にし、この送受信部B11に子局処理部13を接続し子局処理部13を起動する。これにより、親局1が全子局2〜8から子局のデータを収集する動作、親局1と子局とのリンクが切れた場合の動作、親局1と子局との接続が復旧した場合の動作を図3で示す第1の構成例の場合と同様に行う。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のデータ通信方式によれば、2方向の外部インタフェース部を有する局を複数直列に接続しこれらの局のうちの予め定めた局を親局とし他の局をこの親局の子局として親局からのポーリングにより複数の子局のデータを収集するデータ通信方式において、親局により、複数の前記子局にポーリングをかけてこれらの子局のデータを収集し、複数の子局のそれぞれの子局により、ポーリングを受けたときに自局のデータをポーリング元に送信する動作をし、ポーリングを予め定めた時間受けなかったときに子局としての動作を継続しながら自局以降の子局のための第2の親局としてポーリングにより自局以降の子局のデータを収集する動作をし、第2の親局として動作開始後にポーリングを受けたときに第2の親局としての動作を終了するため、複数の子局のそれぞれの子局は、親局から予め定めた時間ポーリングを受けなかったときに自局以降の子局のための第2の親局としてポーリングにより自局以降の子局のデータを収集するので、断線等によりある子局が親局からのポーリングを受けられなくなり親局との通信がとぎれても、この子局以降の子局のデータを収集できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ通信方式の一つの実施の形態を示すブロック図である。
【図2】切り替えパターンの一例を示す図である。
【図3】ネットワークの第1の構成例を示す図である。
【図4】ネットワークの第2の構成例を示す図である。
【図5】従来のデータ通信方式のブロック図である。
【図6】従来のデータ通信方式の局構成を示す図である。
【符号の説明】
1 親局
2〜8 子局
9 スイッチ部
10 送受信部A
11 送受信部B
12 処理切り替え部
13 子局処理部
14 親局処理部
15 外部インタフェース部A
16 インタフェース部B
Claims (16)
- 2方向の外部インタフェース部を有する局を複数直列に接続しこれらの局のうちの予め定めた局を親局とし他の局をこの親局の子局として前記親局からのポーリングにより複数の前記子局のデータを収集するデータ通信方式において、
それぞれの前記局は、
2方向の前記外部インタフェース部と、
2方向のそれぞれの前記外部インタフェース部に接続しデータを送受信する2つの送受信部と、
2方向のそれぞれの前記外部インタフェース部と2つの前記送受信部との4者間の送信線と受信線とを切り替え要求にしたがって切り替えるスイッチ部と、
予め複数の切り替えパターンを有し自局の状況に応じて切り替えパターンを選択し、この選択した前記切り替えパターンにしたがって前記スイッチ部に前記切り替え要求を出力するとともに2つの前記送受信部を使用する状態又は未使用の状態にそれぞれ個別に設定し、前記使用する状態を設定した前記送受信部があるときにこの前記送受信部が受ける前記データを親局用に処理するか子局用に処理するかを切り替える処理切り替え部と、
を備えたことを特徴とするデータ通信方式。 - 前記子局に対し順次ポーリングをかけていき、前記子局の前記データを収集する機能を有する親局処理部と、
ポーリングを受けたときに自局の前記データをポーリング元に返す機能を有する子局処理部と、
前記使用する状態の前記送受信部が受ける前記データを親局用に処理するように切り替えるときにはこの送受信部を前記親局処理部に接続し、前記使用する状態の前記送受信部が受ける前記データを子局用に処理するように切り替えるときにはこの送受信部を前記子局処理部に接続する前記処理切り替え部と、
を備えたことを特徴とする請求項1記載のデータ通信方式。 - 前記処理切り替え部は、自局が前記親局なのか前記子局なのかということと、前記複数直列に接続されたときの自局の位置と、隣接する局の外部インタフェース部とこの外部インタフェース部と接続する自局の外部インタフェース部とが同方向であるか否かとに応じて、複数の切り替えパターンから1つの切り替えパターンを選択するようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載のデータ通信方式。
- 2方向の前記外部インタフェース部は、2方向のうちの1方向の外部インタフェース部Aと2方向のうちの他の方向の外部インタフェース部Bとであり、前記2つの送受信部は、前記外部インタフェース部Aからデータを受信し前記外部インタフェース部Aへデータを送信する送受信部Aと、前記外部インタフェース部Bからデータを受信し前記外部インタフェース部Bへデータを送信する送受信部Bとであるようにしたことを特徴とする請求項1、2又は3記載のデータ通信方式。
- 前記切り替えパターンは、前記外部インタフェース部Aの受信線を前記送受信部Aの受信線と前記外部インタフェース部Bの送信線とに接続し、前記外部インタフェース部Bの受信線と前記送受信部Aの送信線とを前記外部インタフェース部Aの送信線に接続し、前記送受信部Aを使用する状態にし前記送受信部Bを未使用の状態にするための子局用のパターンAと、
前記外部インタフェース部Aの受信線と前記送受信部Bの送信線とを前記外部インタフェース部Bの送信線に接続し、外部インタフェース部Bの受信線を前記送受信部Bの受信線と前記外部インタフェース部Aの送信線とに接続し、前記送受信部Aを未使用の状態にし前記送受信部Bを使用する状態にするための子局用のパターンBと、
前記外部インタフェース部Aの受信線を前記送受信部Aの受信線に接続し、前記送受信部Aの送信線を前記外部インタフェース部Aの送信線に接続し、前記外部インタフェース部Bの受信線を前記送受信部Bの受信線に接続し、前記送受信部Bの送信線を前記外部インタフェース部Bの送信線に接続し、前記送受信部Aと前記送受信部Bとをともに使用する状態にするための親局用又は端の位置に接続された子局用のパターンCと、
を含むことを特徴とする請求項4記載のデータ通信方式。 - 前記親局は、前記直列に接続した複数の前記局の列の端の位置の局としたことを特徴とする請求項5記載のデータ通信方式。
- 前記親局は、前記処理切り替え部により前記パターンCの前記切り替えパターンにしたがって切り替え、前記子局に接続している側の前記送受信部に前記親局処理部を接続することにより親局として機能するようにしたことを特徴とする請求項6記載のデータ通信方式。
- 前記子局は、前記処理切り替え部により前記パターンA又はパターンBの前記切り替えパターンにしたがって切り替え、前記使用する状態の前記送受信部に前記子局処理部を接続することにより子局として機能するようにしたことを特徴とする請求項7記載のデータ通信方式。
- 前記子局は、前記使用する状態の前記送受信部を介してポーリングを予め定めた時間受けなかったときに前記処理切り替え部にポーリング未受信を通知しこの通知後にポーリングを受けたときに前記処理切り替え部にポーリング再受信を通知する前記子局処理部と、
前記ポーリング未受信を前記子局処理部より受け前記パターンCの前記切り替えパターンにしたがって切り替えこの切り替えにより新たに使用する状態に設定された前記送受信部に前記親局処理部を接続し、前記子局処理部より前記ポーリング再受信を受けて前記パターンA又は前記パターンBの前記切り替えパターンにしたがって切り替え前記送受信部より前記親局処理部を切り離して前記パターンCによる切り替え以前の状態に戻す前記処理切り替え部と、
前記処理切り替え部により前記新たに使用する状態に設定された前記送受信部に接続された後に自局以降の前記子局のための第2の親局としてポーリングにより自局以降の前記子局の前記データを収集し前記処理切り替え部により前記送受信部から切り離されたときに前記第2の親局としての動作を終了する前記親局処理部と、
を備えたことを特徴とする請求項8記載のデータ通信方式。 - 前記子局は、前記第2の親局としての動作を開始する契機となるポーリングを受けなかった予め定めた時間を、前記直列に接続した複数の前記局の列のなかで、前記親局に近い局程短い時間としたことを特徴とする請求項9記載のデータ通信方式。
- 2方向の外部インタフェース部を有し複数直列に接続して使用する局であって、この局が親局のとき、この局と直列に接続された他の局をこの親局の子局としてポーリングによりこれらの前記子局よりデータを収集し、前記局が子局のとき、この局と直列に接続された親局からのポーリングによりこの局よりデータを前記親局に送出する前記局において、
2方向の前記外部インタフェース部と、
2方向のそれぞれの前記外部インタフェース部に接続しデータを送受信する2つの送受信部と、
2方向のそれぞれの前記外部インタフェース部と2つの前記送受信部との4者間の送信線と受信線とを切り替え要求にしたがって切り替えるスイッチ部と、
予め複数の切り替えパターンを有し自局の状況に応じて切り替えパターンを選択し、この選択した前記切り替えパターンにしたがって前記スイッチ部に前記切り替え要求を出力するとともに2つの前記送受信部を使用する状態又は未使用の状態にそれぞれ個別に設定し、前記使用する状態を設定した前記送受信部があるときにこの前記送受信部が受ける前記データを親局用に処理するか子局用に処理するかを切り替える処理切り替え部と、
を備えたことを特徴とする局。 - 自局が親局のとき、前記子局に対し順次ポーリングをかけていき、前記子局の前記データを収集する機能を有する親局処理部と、
ポーリングを受けたときに自局の前記データをポーリング元に返す機能を有する子局処理部と、
前記使用する状態の前記送受信部が受ける前記データを親局用に処理するように切り替えるときにはこの送受信部を前記親局処理部に接続し、前記使用する状態の前記送受信部が受ける前記データを子局用に処理するように切り替えるときにはこの送受信部を前記子局処理部に接続する前記処理切り替え部と、
を備えたことを特徴とする請求項11記載の局。 - 前記処理切り替え部は、自局が前記親局なのか前記子局なのかということと、前記複数直列に接続されたときの自局の位置と、隣接する局の外部インタフェース部とこの外部インタフェース部と接続する自局の外部インタフェース部とが同方向であるか否かとに応じて、複数の切り替えパターンから1つの切り替えパターンを選択するようにしたことを特徴とする請求項11又は12記載の局。
- 2方向の前記外部インタフェース部は、2方向のうちの1方向の外部インタフェース部Aと2方向のうちの他の方向の外部インタフェース部Bとであり、前記2つの送受信部は、前記外部インタフェース部Aからデータを受信し前記外部インタフェース部Aへデータを送信する送受信部Aと、前記外部インタフェース部Bからデータを受信し前記外部インタフェース部Bへデータを送信する送受信部Bとであるようにしたことを特徴とする請求項11、12又は13記載の局。
- 前記切り替えパターンは、前記外部インタフェース部Aの受信線を前記送受信部Aの受信線と前記外部インタフェース部Bの送信線とに接続し、前記外部インタフェース部Bの受信線と前記送受信部Aの送信線とを前記外部インタフェース部Aの送信線に接続し、前記送受信部Aを使用する状態にし前記送受信部Bを未使用の状態にするための子局用のパターンAと、
前記外部インタフェース部Aの受信線と前記送受信部Bの送信線とを前記外部インタフェース部Bの送信線に接続し、外部インタフェース部Bの受信線を前記送受信部Bの受信線と前記外部インタフェース部Aの送信線とに接続し、前記送受信部Aを未使用の状態にし前記送受信部Bを使用する状態にするための子局用のパターンBと、
前記外部インタフェース部Aの受信線を前記送受信部Aの受信線に接続し、前記送受信部Aの送信線を前記外部インタフェース部Aの送信線に接続し、前記外部インタフェース部Bの受信線を前記送受信部Bの受信線に接続し、前記送受信部Bの送信線を前記外部インタフェース部Bの送信線に接続し、前記送受信部Aと前記送受信部Bとをともに使用する状態にするための親局用又は端の位置に接続された子局用のパターンCと、
を含むことを特徴とする請求項14記載の局。 - 2方向の外部インタフェース部を有する局を複数直列に接続しこれらの局のうちの予め定めた局を親局とし他の局をこの親局の子局として前記親局からのポーリングにより複数の前記子局のデータを収集するデータ通信方法において、
各局は、
自局の状況に応じて、2方向のそれぞれの前記外部インタフェース部と2つの送受信部との4者間の送信線と受信線とを切り替える予め有する切り替えパターンを選択し、
この選択した前記切り替えパターン応じて、2方向のそれぞれの前記外部インタフェース部と2つの前記送受信部との4者間の前記送信線と前記受信線とを切り替え、
2つの前記送受信部を使用する状態又は未使用の状態にそれぞれ個別に設定し、
前記使用する状態を設定した前記送受信部があるときにこの前記送受信部が受ける前記データを親局用に処理するか子局用に処理するかを切り替えるようにしたことを特徴とするデータ通信方法。
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