JP3632952B2 - バルブユニット及び合成樹脂製バルブシート - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、湯と水等の二液を混合する二液混合栓に使用されるバルブユニット及びこのバルブユニットに使用される合成樹脂製バルブシートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、家庭の洗面所等に設置される湯水混合栓(二液混合栓)には、湯と水を混合して温水を流出することができるように構成されたバルブユニットが収容されている。
【0003】
このように、湯水混合栓に使用されるバルブユニットは、流入側の湯用弁孔及び水用弁孔と流出側の混合水弁孔とを備えた固定弁体がバルブケース内に固定され、ハンドル等の操作手段によって移動操作される可動弁体が前記固定弁体に摺動接触できるようにバルブケース内に収容されている。そして、このバルブユニットは、操作手段によって可動弁体が開弁位置まで移動させられると、可動弁体の連通穴を介して湯用弁孔及び水用弁孔の少なくとも一方が混合水弁孔に連通される一方、操作手段によって可動弁体が閉弁位置まで移動させられると、可動弁体によって湯用弁孔及び水用弁孔が閉じられるようになっている。
【0004】
ここで、従来から知られているバルブユニットは、例えば特開平8−200526号公報や特開平8−14422号公報に開示されたように、固定弁体と可動弁体のそれぞれの摺動接触面側にセラミック製のバルブシートを配置することにより、固定弁体と可動弁体の摺動接触部の耐久性を向上し、ひいてはバルブニット自体の耐久性を向上するように工夫されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のようなバルブユニットに使用されるセラミック製のバルブシートは、その摺動接触面の面精度がそのまま水密性に影響を及ぼすため、焼結成形後に、摺動接触面を高精度に研磨加工すると共に摺動接触面にメッキ処理を施すようになっている。その結果、セラミック製のバルブシートは、加工工数が嵩み、バルブユニットの他の構成部品に比較して高価なものになっていた。とりわけ、固定弁体側に配置されるセラミック製のバルブシートは、湯用弁孔,水用弁孔及び混合水弁孔が形成され、形状が複雑であるため、可動弁体側に配置されるセラミック製のバルブシートに比較しても高価であった。
【0006】
そこで、本発明は、バルブシートを合成樹脂化すると共にバルブシートの形状を工夫することにより、安価で且つ優れた耐久性及び水密性を発揮する合成樹脂製バルブシート及び該合成樹脂製バルブシートを備えたバルブユニットを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、バルブケース内に固定された固定側のバルブシートとバルブケース内に移動可能に収容された可動側のバルブシートが摺動接触できるように配置され、前記可動側のバルブシートの前記固定側のバルブシートに摺動接触する面と反対側の面に可動バルブシートホルダを取り付け、この可動バルブシートホルダとバルブ開閉操作手段とを連繋し、このバルブ開閉操作手段を操作することによって前記可動バルブシートホルダと前記可動側のバルブシートとを一体として移動させ、開弁又は閉弁するようになっているバルブユニットに関するものである。そして、前記固定側のバルブシートには、流入側の第1の弁孔及び第2の弁孔が形成されると共に流出側の第3の弁孔が形成されている。一方、前記可動側のバルブシートには、開弁時に前記第1の弁孔と第2の弁孔の少なくとも一方を前記第3の弁孔に連通させ、閉弁時に前記第3の弁孔にのみ連通する連通穴が、前記固定側のバルブシートに摺動接触する面から前記反対側の面まで貫通するように単数形成されている。また、前記連通穴の一方の開口端側が前記可動バルブシートホルダで塞がれている。そして、前記固定側のバルブシートと前記可動側のバルブシートのうちの少なくとも固定側のバルブシートが合成樹脂で形成されている。また、前記固定側のバルブシートの前記可動側バルブシートに対向する面で且つ少なくとも前記第1の弁孔及び第2の弁孔の開口縁には、前記第1の弁孔及び第2の弁孔を取り囲む突起が形成されている。
【0008】
請求項2の発明は、前記請求項1の発明に係るバルブユニットにおいて、前記固定側のバルブシートの前記可動側のバルブシートに対向する面に、前記突起と共に前記可動側のバルブシートを摺動可能に支持する支持突起が形成されたことを特徴としている。
【0009】
請求項3の発明は、表裏に貫通する単数の連通穴が形成された可動側のバルブシートと、この可動側のバルブシートの表裏のいずれか一方の面側に取り付けられて、前記連通穴の一方の開口端側を塞ぐ可動バルブシートホルダと、この可動バルブシートホルダに連繋されて、前記可動バルブシートホルダと前記可動側のバルブシートとを一体として開弁位置と閉弁位置に移動させるバルブ開閉操作手段と、を備えたバルブユニットに使用され、前記可動側のバルブシートの他方の面側に摺動接触する固定側の合成樹脂製バルブシートに関するものである。そして、流入側の第1の弁孔及び第2の弁孔と流出側の第3の弁孔を備え、開弁時に前記第1の弁孔及び前記第2の弁孔の少なくとも一方が前記可動側のバルブシートの前記連通穴によって前記第3の弁孔に連通され、閉弁時に前記第3の弁孔のみが前記可動側のバルブシートの前記連通穴に連通させられるようになっている。また、前記可動側のバルブシートに対向する面で且つ少なくとも前記第1の弁孔及び第2の弁孔の開口縁には、前記可動側のバルブシートに摺動接触する突起が前記第1の弁孔及び第2の弁孔を取り囲むように形成されたことを特徴としている。
【0010】
請求項4の発明は、前記請求項3の発明に係る合成樹脂製バルブシートにおいて、前記突起と共に前記可動側のバルブシートに摺動接触する支持突起が前記可動側のバルブシートに対向する面に形成されたことを特徴としている。
また、請求項5の発明は、表裏に貫通する単数の連通穴が形成された可動側のバルブシートと、この可動側のバルブシートの表裏のいずれか一方の面側に取り付けられて、前記連通穴の一方の開口端側を塞ぐ可動バルブシートホルダと、この可動バルブシートホルダに連繋されて、前記可動バルブシートホルダと前記可動側のバルブシートとを一体として開弁位置と閉弁位置に移動させるバルブ開閉操作手段と、を備えたバルブユニットに使用され、前記可動側のバルブシートの他方の面側に摺動接触する固定側の合成樹脂製バルブシートに関するものである。そして、流入側の第1の弁孔及び第2の弁孔と流出側の第3の弁孔を備え、開弁時に前記第1の弁孔及び前記第2の弁孔の少なくとも一方が前記可動側のバルブシートの前記連通穴によって前記第3の弁孔に連通され、閉弁時に前記第3の弁孔のみが前記可動側のバルブシートの前記連通穴に連通させられるようになっている。また、前記可動側のバルブシートに対向する面には、前記可動側のバルブシートに摺動接触する突起が前記第1の弁孔及び第2の弁孔の開口縁の全周に沿って形成されている。また、前記可動側のバルブシートに対向する面で且つ前記第1の弁孔及び第2の弁孔の開口縁以外の部分には、前記突起と共に前記可動側のバルブシートに摺動接触して前記可動側のバルブシートを支持する支持突起が形成されている。そして、前記支持突起の前記可動側のバルブシートとの摺動接触面積が、前記突起の前記可動側のバルブシートとの摺動接触面積よりも小さくなるように、前記支持突起が形成されたことを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳述する。
【0012】
[第1の実施の形態]
図1〜図4は本発明の第1の実施の形態に係るバルブユニット1及びこのバルブユニット1に使用される合成樹脂製バルブシート(固定側のバルブシート)2の開弁時の状態を示すものである。
【0013】
図1に示すように、バルブユニット1は、下方に開口する略有底筒状のバルブケース3内に、固定弁体4,可動弁体5及びスペーサ6が順次重ねられるように収容されている。このうち、固定弁体4がバルブケース3の下端部に着脱可能に固定され、可動弁体5が固定弁体4に摺動接触できるように収容され、スペーサ6が可動弁体5を固定弁体4側に向けて支持している。
【0014】
ここで、固定弁体4は、図3に示すように、固定バルブシートホルダ7と、この固定バルブシートホルダ7の上面に形成された係合凹部8に係合される略円板状の合成樹脂製バルブシート2とからなっている。そして、固定バルブシートホルダ7の係合凹部8の側壁10に形成された突起11,11に、合成樹脂製バルブシート2の外周縁12に形成されたスリット13,13を係合することにより、合成樹脂製バルブシート2が固定バルブシートホルダ7に対して位置決めされると共に、合成樹脂製バルブシート2と固定バルブシートホルダ7の相対回動が阻止されるようになっている。
【0015】
このように組み合わされる固定バルブシートホルダ7と合成樹脂製バルブシート2には、図1〜図4に示すように、互いに連通する略円弧形状の第1の弁孔14a,14bと第2の弁孔15a,15bが形成されると共に、互いに連通する略扇形形状の第3の弁孔16a,16bが形成されている。尚、第1の弁孔14a,14b及び第2の弁孔15a,15bが流入側の弁孔であり、第3の弁孔16a,16bが流出側の弁孔である。
【0016】
合成樹脂製バルブシート2は、図2に示すように、可動弁体5に対向する面(図1及び図3中の上面)で且つ第1の弁孔14b及び第2の弁孔15bの開口縁に、これら第1の弁孔14b及び第2の弁孔15bを取り囲むように突起17(図2中の斜線部)が形成されている。この突起17は、図7に詳細を示すように、断面形状が略矩形状であり、合成樹脂製バルブシート2の外径26mmに対し、幅Wが1〜2mmに形成され、高さHが0.05〜0.1mmに形成されている。尚、この突起17の寸法W及びHは、上記寸法値に限定されるものではなく、合成樹脂製バルブシート2の外径寸法や水圧等の各種設計条件に応じて最適の寸法が決定される。
【0017】
可動弁体5は、図3に示すように、可動バルブシートホルダ18と、この下面側に係合される可動側のバルブシート20とからなっている。そして、可動バルブシートホルダ18の下面に形成された係合突起21を可動側のバルブシート20の上面に形成された係合凹部22に係合することにより、可動側のバルブシート20が可動バルブシートホルダ18に対して位置決めされると共に、可動側のバルブシート20と可動バルブシートホルダ18の相対回動が阻止されるようになっている。
【0018】
可動側のバルブシート20は、図1〜図3に示すように、固定弁体4を構成する合成樹脂製バルブシート2の第1の弁孔14b及び第2の弁孔15bを第3の弁孔16bに連通する連通穴23が形成されている。尚、本実施の形態において、固定弁体4側の合成樹脂製バルブシート2に摺動接触する可動側のバルブシート20は、セラミックで形成されたものを使用するが、これに限られず、合成樹脂で形成されたものを使用するようにしてもよい。
【0019】
可動バルブシートホルダ18は、図1及び図3に示すように、その上面に長円形状の縦穴24を備えたレバー係合部25が突出形成されており、このレバー係合部25にレバー26の二面幅部27が係合されるようになっている。そして、可動バルブシートホルダ18は、レバー係合部25に係合されるレバー26によりバルブケース3内を移動させられるようになっている。
【0020】
レバー26は、一端側に形成された二面幅部27が上記のレバー係合部25に係合され、バルブケース3から外部に突出する他端側が図外の操作用レバーハンドル等に接続されるようになっており、中間部分に形成された球状部28がバルブケース3及びスペーサ6に形成された軸受け部30a,30bに支持されており、球状部28を中心として揺動が可能で且つ回動ができるようになっている。尚、レバー26は、図1に示すように、二面幅部27の両端部31が円弧状に形成されており、可動バルブシートホルダ18を円滑に作動させることができるように工夫されている。又、レバー26は、図外の操作用レバーハンドル等と共にバルブ開閉操作手段を構成している。
【0021】
本実施の形態のバルブユニット1は、上記のように構成されているため、図2の状態において、図1のレバー26を反時計回り方向に回動させることにより、可動弁体5を固定弁体4に対して反時計回り方向へ回動させることができ、図4(a)に示すように、第1の弁孔14bのみを連通穴23を介して第3の弁孔16bに連通させることが可能になる。又、図2の状態において、図1のレバー26を時計回り方向に回動させることにより、可動弁体5を固定弁体4に対して時計回り方向に回動させることができ、図4(b)に示すように、第2の弁孔15bのみを連通穴23を介して第3の弁孔16bに連通させることが可能になる。又、図1及び図2の状態において、レバー26を揺動させることにより、可動側のバルブシート20が合成樹脂製バルブシート2上を図2中右方向へ移動し、図5及び図6の状態へ移行すると、可動側のバルブシート20の摺接面が第1の弁孔14b及び第2の弁孔15bを塞ぎ、連通穴23が第3の弁孔16bにのみ連通し、閉弁状態になる。尚、例えば、第1の弁孔14a,14bを湯用弁孔とし、第2の弁孔15a,15bを水用弁孔とし、第3の弁孔16a,16bを混合水弁孔とすれば、図2の状態においては湯と水が同量混合した温水が混合水弁孔16bから流出し(符号b,c及び図1の符号a参照)、図4(a)の状態においては湯のみが混合水弁孔16bから流出し(符号d参照)、図4(b)の状態においては水のみが混合水弁孔16bから流出することになる(符号e参照)。又、図2の状態において、レバー26を回動させて、可動側のバルブシート20を図中上下方向へ僅かに移動させると、湯と水の混合割合が変化し、温水の温度が変化する。又、図2の状態において、レバー26を揺動させて、可動側のバルブシート20を図中右方向へ僅かに移動させると、湯と水の流量が絞られ、混合水弁孔16bから流出する温水の量が減少する。
【0022】
以上のように本実施の形態は、固定弁体4を構成するバルブシートを合成樹脂製バルブシート2とし、可動側のバルブシート20に対向する面で且つ第1の弁孔14b及び第2の弁孔15bの開口縁に、第1の弁孔14b及び第2の弁孔15bを取り囲むように突起17を形成し、この突起17を可動側のバルブシート20に摺動接触させ、第1の弁孔14b及び第2の弁孔15bのシールを行うようになっているため、突起17が可動側のバルブシート20の摺動面に倣うように弾性変形し、この弾性変形する突起17が優れた密封性能を発揮する。
【0023】
又、本実施の形態は、上記のように、可動側のバルブシート20に摺動接触する固定側のバルブシート2が合成樹脂で形成されているため、合成樹脂の自己潤滑性により、バルブ作動(第1の弁孔14b及び第2の弁孔15bの開閉)を長期間円滑に行うことができる。
【0024】
又、本実施の形態は、上記のように、合成樹脂製バルブシート2の突起17を可動側のバルブシート20に摺動接触させ、第1の弁孔14b及び第2の弁孔15bのシールを行うようになっているため、突起17のうちで可動側のバルブシート20に接触する面32の面精度のみを高精度にすればよく、合成樹脂製バルブシート2の可動側のバルブシート20に対向する面全体を高精度に加工する必要がない。しかも、上記したように、合成樹脂製バルブシート2の突起17は、弾性変形して可動側のバルブシート20の摺動面に密接するため、突起17の可動側のバルブシートに接触する面32の面精度をセラミック製バルブシートの面精度ほど高精度に加工する必要がない。加えて、合成樹脂の射出成形において、小面積部分の方が大面積部分よりも高精度に成形することが容易であるため、合成樹脂製バルブシート2の小さな突起17は合成樹脂製バルブシート2の他部よりも高精度で射出成形することができる。従って、本実施の形態によれば、合成樹脂製バルブシート2を射出成形だけで形成することができ、従来のセラミック製のバルブシートに比較して加工工数を顕著に削減することができるため、固定弁体4側に使用される固定側のバルブシート2の価格の低廉化を図ることができ、ひいてはバルブユニット1の価格の低廉化を図ることができる。
【0025】
加えて、本実施の形態によれば、上記したように、合成樹脂製バルブシート2の突起17を可動側のバルブシート20に摺動接触させるようになっているため、合成樹脂製バルブシート2を射出成形金型からエジェクトピンで押し出す際に、合成樹脂製バルブシート2の可動側のバルブシート20に対向する面にエジェクトピンの押圧痕がついても、そのエジェクトピンの押圧痕が合成樹脂製バルブシート2の機能を損なうようなことがない。
【0026】
尚、本実施の形態において、第1の弁孔14a,14b及び第2の弁孔15a,15bが略円弧形状に形成され、第3の弁孔16a,16bが略扇形形状に形成され、連通穴23が円形に形成される態様を例示したが、これに限られず、流入側の流路面積と流出側の流路面積や各種設計条件等を考慮し、第1〜第3の弁孔14a〜16bや連通穴23の形状を適宜変更してもよい。
【0027】
又、本実施の形態において、図2に示すように、合成樹脂製バルブシート2及び可動側のバルブシート20の外形を略円形形状に形成する態様を例示したが、これに限られず、バルブシートとしての機能を発揮するものである限り、合成樹脂製バルブシート2及び可動側のバルブシート20の外形形状をバルブユニット1の収容スペース等の設計条件に応じて適当な形状に変更してもよい。
【0028】
又、本実施の形態において、突起17の断面形状を略矩形形状に形成する態様を例示したが、これに限られず、突起17が磨耗しても可動側のバルブシート20との接触面積が大きく変化しない形状(例えば台形形状等)に変更してもよい。
【0029】
又、本実施の形態において、固定バルブシートホルダ7は、バルブケース3に螺合されるか又は凹凸係合等されることにより、バルブケース3に着脱可能に固定される。
【0030】
[その他の実施の形態]
上記の第1の実施の形態において、設計条件等に応じて第1の弁孔14b及び第2の弁孔15bを取り囲む突起17の高さを大きくした結果、可動側のバルブシート20の倒れ(可動側のバルブシート20が突起17の高さの分だけ傾いた状態で合成樹脂製バルブシート2に摺動接触すること)がバルブ性能に悪影響を与える虞が有る場合、図8(a)に示す構成や図8(b)に示す構成を採用することが望ましい。
【0031】
即ち、図8(a)は、本発明の第2の実施の形態を示すものであり、合成樹脂製バルブシート2の第3の弁孔16bの開口縁にも第1の弁孔14b及び第2の弁孔15bの開口縁に形成した突起17と同様の支持突起33を形成したものである。これにより、可動側のバルブシート20の倒れを防止することができる。尚、第3の弁孔16bの開口縁に形成する支持突起33は、必ずしも連続して形成する必要はなく、可動側のバルブシート20の倒れを防止することができれば、部分的に形成するようにしてもよい。
【0032】
又、図8(b)は、本発明の第3の実施の形態を示すものであり、合成樹脂製バルブシート2の第3の弁孔16bよりも外周側に、第1の弁孔14b及び第2の弁孔15bの開口縁に形成した突起17と同じ高さの円形形状の支持突起34を複数箇所形成したものである。これにより可動側のバルブシート20の倒れを防止することができる。尚、支持突起34は、円形形状に限られず、可動側のバルブシート20の倒れを防止することができれば、どのような形状でもよい。
【0033】
尚、上記の実施の形態において、バルブユニット1は、二液混合栓としての湯水混合栓に使用する例を示したが、これに限られず、流入側の第1の弁孔14a,14bと第2の弁孔15a,15bの両方から流入する液体又はいずれか一方から流入する液体を流出側の第3の弁孔16a,16bから流出させる二液混合栓に広く使用することが可能である。
【0034】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明は、少なくとも固定側のバルブシートが合成樹脂で形成され、この合成樹脂製バルブシートの可動側のバルブシートに対向する面で且つ第1の弁孔及び第2の弁孔の開口縁に、第1の弁孔及び第2の弁孔を取り囲むように突起が形成されているため、この突起が可動側のバルブシートの摺動面に倣うように弾性変形して優れた密封性能を発揮する。
【0035】
又、本発明は、固定側のバルブシートが合成樹脂で形成されているため、合成樹脂の自己潤滑性により、バルブ作動(第1の弁孔及び第2の弁孔の開閉)が長期間円滑に行なわれる。
【0036】
又、本発明は、固定側のバルブシートとしての合成樹脂製バルブシートを射出成形のみで形成することができるため、従来のセラミック製バルブシートを使用する場合に比較して加工工数を顕著に削減することができ、固定側のバルブシートの価格を低廉化することができ、ひいてはバルブユニットの価格の低廉化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るバルブユニットの一部を簡略化して示す開弁時の縦断面図である。
【図2】可動側のバルブシートによって第1の弁孔及び第2の弁孔と第3の弁孔が連通されている状態を示す固定側のバルブシートの平面図である。
【図3】固定弁体と可動弁体の分解斜視図である。
【図4】可動側のバルブシートと固定側のバルブシートの開弁時の位置関係を示す図である。図4(a)は可動側のバルブシートによって第1の弁孔と第3の弁孔が連通されている状態を示す固定側のバルブシートの平面図であり、図4(b)は可動側のバルブシートによって第2の弁孔と第3の弁孔が連通されている状態を示す固定側のバルブシートの平面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係るバルブユニットの一部を簡略化して示す閉弁時の縦断面図である。
【図6】可動側のバルブシートによって第1の弁孔及び第2の弁孔が閉じられている状態を示す固定側のバルブシートの平面図である。
【図7】固定側のバルブシートに形成された突起を拡大して示す断面図である。
【図8】本発明の他の実施の形態を示す固定側のバルブシートの平面図である。図8(a)は本発明の第2の実施の形態を示す固定側のバルブシートの平面図であり、図8(b)は本発明の第3の実施の形態を示す固定側のバルブシートの平面図である。
【符号の説明】
1……バルブユニット、2……合成樹脂製バルブシート(固定側のバルブシート)、3……バルブケース、5……可動弁体、14b……第1の弁孔、15b……第2の弁孔、16b……第3の弁孔、17……突起、20……可動側のバルブシート、23……連通穴、26……レバー(バルブ開閉操作手段)、33,34……支持突起
Claims (5)
- バルブケース内に固定された固定側のバルブシートとバルブケース内に移動可能に収容された可動側のバルブシートが摺動接触できるように配置され、前記可動側のバルブシートの前記固定側のバルブシートに摺動接触する面と反対側の面に可動バルブシートホルダを取り付け、この可動バルブシートホルダとバルブ開閉操作手段とを連繋し、このバルブ開閉操作手段を操作することによって前記可動バルブシートホルダと前記可動側のバルブシートとを一体として移動させ、開弁又は閉弁するようになっているバルブユニットであって、
前記固定側のバルブシートには、流入側の第1の弁孔及び第2の弁孔が形成されると共に流出側の第3の弁孔が形成され、
前記可動側のバルブシートには、開弁時に前記第1の弁孔と第2の弁孔の少なくとも一方を前記第3の弁孔に連通させ、閉弁時に前記第3の弁孔にのみ連通する連通穴が、前記固定側のバルブシートに摺動接触する面から前記反対側の面まで貫通するように単数形成され、
前記連通穴の一方の開口端側が前記可動バルブシートホルダで塞がれ、
前記固定側のバルブシートと前記可動側のバルブシートのうちの少なくとも固定側のバルブシートが合成樹脂で形成され、
前記固定側のバルブシートの前記可動側バルブシートに対向する面で且つ少なくとも前記第1の弁孔及び第2の弁孔の開口縁には、前記第1の弁孔及び第2の弁孔を取り囲む突起が形成されたことを特徴とするバルブユニット。 - 前記固定側のバルブシートの前記可動側のバルブシートに対向する面に、前記突起と共に前記可動側のバルブシートを摺動可能に支持する支持突起が形成されたことを特徴とする請求項1記載のバルブユニット。
- 表裏に貫通する単数の連通穴が形成された可動側のバルブシートと、この可動側のバルブシートの表裏のいずれか一方の面側に取り付けられて、前記連通穴の一方の開口端側を塞ぐ可動バルブシートホルダと、この可動バルブシートホルダに連繋されて、前記可動バルブシートホルダと前記可動側のバルブシートとを一体として開弁位置と閉弁位置に移動させるバルブ開閉操作手段と、を備えたバルブユニットに使用され、
前記可動側のバルブシートの他方の面側に摺動接触する固定側の合成樹脂製バルブシートであって、
流入側の第1の弁孔及び第2の弁孔と流出側の第3の弁孔を備え、開弁時に前記第1の弁孔及び前記第2の弁孔の少なくとも一方が前記可動側のバルブシートの前記連通穴によって前記第3の弁孔に連通され、閉弁時に前記第3の弁孔のみが前記可動側のバルブシートの前記連通穴に連通させられるようになっており、
前記可動側のバルブシートに対向する面で且つ少なくとも前記第1の弁孔及び第2の弁孔の開口縁には、前記可動側のバルブシートに摺動接触する突起が前記第1の弁孔及び第2の弁孔を取り囲むように形成されたことを特徴とする合成樹脂製バルブシート。 - 前記突起と共に前記可動側のバルブシートに摺動接触する支持突起が前記可動側のバルブシートに対向する面に形成されたことを特徴とする請求項3記載の合成樹脂製バルブシート。
- 表裏に貫通する単数の連通穴が形成された可動側のバルブシートと、この可動側のバルブシートの表裏のいずれか一方の面側に取り付けられて、前記連通穴の一方の開口端側を塞ぐ可動バルブシートホルダと、この可動バルブシートホルダに連繋されて、前記可動バルブシートホルダと前記可動側のバルブシートとを一体として開弁位置と閉弁位置に移動させるバルブ開閉操作手段と、を備えたバルブユニットに使用され、
前記可動側のバルブシートの他方の面側に摺動接触する固定側の合成樹脂製バルブシートであって、
流入側の第1の弁孔及び第2の弁孔と流出側の第3の弁孔を備え、開弁時に前記第1の弁孔及び前記第2の弁孔の少なくとも一方が前記可動側のバルブシートの前記連通穴によって前記第3の弁孔に連通され、閉弁時に前記第3の弁孔のみが前記可動側のバルブシートの前記連通穴に連通させられるようになっており、
前記可動側のバルブシートに対向する面には、前記可動側のバルブシートに摺動接触する突起が前記第1の弁孔及び第2の弁孔の開口縁の全周に沿って形成され、
前記可動側のバルブシートに対向する面で且つ前記第1の弁孔及び第2の弁孔の開口縁以外の部分には、前記突起と共に前記可動側のバルブシートに摺動接触して前記可動側のバルブシートを支持する支持突起が形成され、
前記支持突起の前記可動側のバルブシートとの摺動接触面積が、前記突起の前記可動側のバルブシートとの摺動接触面積よりも小さくなるように、前記支持突起が形成されたことを特徴とする合成樹脂製バルブシート。
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