JP3632519B2 - 防災システムの表示操作装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビル等の防災システムの自火報受信機に接続される表示操作装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、防災システムの自火報受信機に接続されたCRT等を備えた表示操作装置で防排煙端末機器の作動制御または復帰制御が可能なように構成されている。防排煙端末機器には、一般端末機器と復帰型端末機器の2種類があり、一般端末機器は、防火戸、シャッタ等のように、端末機器側には作動させるためのソレノイド等の構成しか備えられておらず、復帰させるには、その端末の設置場所でソレノイド等の位置を復帰位置に手動で戻す必要がある端末機器であり、復帰型端末機器は、排煙口、防火ダンパ等、一般にダンパ等の構成を復帰位置に戻すモーター等の構成を備えた端末機器である。つまり、復帰型端末機器の場合は、防災センターに備えられた自火報受信機側から、遠隔操作により、復帰型端末機器のソレノイド等の構成に電圧を印加することによって作動状態に移行させることができると共に、復帰型端末機器の復帰用のモーター等に電圧を印加することによって、自火報受信機側から、復帰型端末機器を復帰状態に戻すことができる。
【0003】
これらの防排煙端末機器を自火報受信機に接続されたCRT等を備えた表示操作装置を用いて制御するためには、例えば、表示操作装置の画面上にビルの平面図を表示させ、その平面図上にアイコン等で表示されている各種端末機器から、制御対象である防排煙端末機器の1つをマウス等のポインティングデバイスで選択して、その防排煙端末機器の詳細情報が表示される画面(詳細表示画面)に変え、その詳細表示画面に表示された、「作動」、「復帰」等の文字が付された釦領域のどちらかをポインティングデバイスで選択すればよい。
【0004】
これにより、例えば、表示操作装置の詳細表示画面上で「作動」という表示が付された釦領域を選択した場合、自火報受信機からその防排煙端末機器に制御信号が伝送され、作動用のソレノイド等に電圧が印加されて防排煙端末機器は作動状態となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の自火報システムでは、そのシステムに接続された各防排煙端末機器が、一般端末機器であるか復帰型端末機器であるか区別しておらず、ある作動中の防排煙端末機器が、遠隔操作で復帰させることができない一般端末機器の場合でも、表示操作装置で、その防排煙端末機器を選択し詳細画面を表示させると、画面上に「復帰」という表示が付された釦領域が表示されるように構成されていた。実際には、その画面上で「復帰」という文字が付された釦領域を選択して復帰制御をかけても、自火報受信機から、制御できない旨のエラー信号が返信されるだけであるが、表示操作装置を操作する管理者または点検作業者に、本来、遠隔操作により復帰させることができない一般端末機器の防排煙端末機器に対しても表示操作装置を用いて復帰制御をかけることができるものと勘違いさせてしまい、点検作業等の効率を低下させてしまうという問題点があった。
【0006】
本発明は上記の問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、CRT等を備えた表示操作装置に登録された防排煙端末機器が、一般端末機器であるか復帰型端末機器であるかをオペレータに正しく認識させることができ、点検作業等の効率の低下を防止することができる防災システムの表示操作装置の構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の防災システムの表示操作装置は、自火報受信機に接続されたCRT等を備えた表示操作装置に、その表示操作装置に登録された防排煙端末機器が、遠隔操作による復帰制御が不可能な一般端末機器か、遠隔操作による復帰制御が可能な復帰型端末機器であるかを識別するための情報を格納し、オペレータによって復帰型端末機器の防排煙端末機器が選択された場合、その防排煙端末機器の詳細情報を表示する画面上に、その防排煙端末機器を復帰させる旨の表示が付された釦領域を表示し、その釦領域に対して操作が行われると、前記自火報受信機に対して、その防排煙端末機器を復帰させるための信号を伝送するように構成すると共に、オペレータによって一般端末機器の防排煙端末機器が選択された場合、その防排煙端末機器の詳細情報を表示する画面上に、その防排煙端末機器を復帰させる旨の表示が付された釦領域を表示しないように構成して、防排煙端末機器が復帰型端末機器である場合には、その防排煙端末機器を復帰させる旨の表示が付された復帰操作用の釦領域を表示し、防排煙端末機器が一般端末機器である場合には、同釦領域を表示しないようになしたことを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1乃至図3に基づいて本発明の防災システムの表示操作装置の一実施形態について説明する。図1は、防災システムの概略構成を示す構成図、図2は、表示操作装置が備える端末機器管理テーブルを示す表、図3、図4は、それぞれ、一般端末機器である防排煙端末機器の詳細画面、復帰型端末機器である防排煙端末機器の詳細画面である。
【0009】
図1に示す防災システムは、管理者が常駐する管理センターに設置された自火報受信機1と、自火報受信機1に接続される複数の防排煙端末機器2と、自火報受信機1に接続される表示操作装置3とを備えている。但し、本発明に直接関連しない構成(火災感知器、防排煙端末機器以外の端末機器等)の図示は省略することとする。
【0010】
自火報受信機1は火災感知器(図示省略)等から火災が発生した旨の信号等を受信し、防排煙端末機器2等に、作動させるための制御信号を伝送し作動制御をかけるように構成されている。また、管理センターでオペレータが表示操作装置3を操作することによって、自火報受信機1から、制御対象である特定の防排煙端末機器2等を個別に制御することができるように構成されている。
【0011】
表示操作装置3は、CRT等の表示装置3aと、マウス等のポインティングデバイス等を備えた操作部3bと、端末管理テーブル3cとを備えている。図2に示す端末管理テーブル3cには、各防排煙端末機器2が、防火戸、シャッタ、防火ダンパ等の、いずれであるかを示す種別(端末種別)の情報が格納されていると共に、端末機器の属性の1つとして、その端末機器が一般端末機器か復帰型端末機器であるかを示す情報(属性「一般/復帰」)が格納されている。つまり、図2に示す端末管理テーブル3cは、種別(端末種別)と、一般端末機器か復帰型端末機器であるかを示す情報(属性「一般/復帰」)との対応関係を示した表である。
【0012】
具体的には、端末種別が防火戸またはシャッタである防排煙端末機器2の属性「一般/復帰」は、”0”であり、端末種別が防火戸またはシャッタである防排煙端末機器2は、一般端末機器であることを示している。また、端末種別が防火ダンパの防排煙端末機器2の属性「一般/復帰」は、”1”であり、端末種別が防火ダンパである防排煙端末機器2は、復帰型端末機器であることを示している。
【0013】
本発明の防災システムの表示操作装置3は、その内部に設けられた、図2に示す端末管理テーブル3cを参照して、オペレータによって選択された作動中の防排煙端末機器2の種別(端末種別)に対応する属性「一般/復帰」を読み出し、一般端末機器であるか復帰型端末機器であるかを識別し、いずれの種類の端末であるかによって、CRT等の表示装置に表示する詳細画面の内容を変えることを特徴とするものである。具体的には、選択された作動中の防排煙端末機器2が、一般端末機器である場合には、図3に示す詳細画面を表示装置3aに表示し、選択された作動中の防排煙端末機器2が、復帰型端末機器である場合には、図4に示す詳細画面を表示装置3aに表示するように構成されている。
【0014】
図3に示すように、防排煙端末機器2が一般端末機器である場合には、詳細画面に、端末の作動状態、種別及び種別を示す記号(詳細画面の上部に表示された記号)、設置場所を示す割付、端末の名称が表示されると共に、「作動」という文字が付された釦領域を表示し、防排煙端末機器2が復帰型端末機器である場合には、図4に示すように、図3に示した内容の他に、「復帰」という文字が付された釦領域を表示するように構成し、表示された釦領域をマウス等のポインティングデバイスを備えた操作部3bを用いて選択することによって、釦領域に表示された内容に対応する制御動作を行うように構成する。このように、防排煙端末機器2が一般端末機器であるか復帰型端末機器であるかを識別し、選択された防排煙端末機器2が一般端末機器である場合には、その詳細表示画面に、「復帰」等の表示が付された、復帰動作を指示するための釦領域を表示しないように構成することによって、オペレータに、選択した防排煙端末機器2が一般端末機器であるか復帰型端末機器であるかを正しく認識させることができ、点検作業等の効率の低下を防止することができる。
【0015】
次に、図5に基づいて本発明の防災システムの表示操作装置の異なる実施形態について説明する。本実施形態は、図1乃至図4に基づいて説明した実施形態に対して、表示操作装置3に格納する端末管理テーブルの構造のみが異なるので、本実施形態の端末管理テーブル3dの構造について説明することとし、他の構成については、説明を省略する。
【0016】
図5に示す端末管理テーブル3dには、端末を識別するための情報である、10023〜10025等のポイントという情報と、各防排煙端末機器2が、防火戸、防火ダンパ等の、いずれであるかを示す種別(端末種別)の情報、設置場所を示す、読み替えという名称が付された情報が格納されていると共に、防排煙端末機器の属性の1つとして、各防排煙端末機器2が、一般端末機器か復帰型端末機器であるかを示す属性「一般/復帰」が格納されている。図2に示した端末管理テーブル3cは、種別(端末種別)に対応して属性「一般/復帰」に格納する情報が設定されていたが、図5に示す端末管理テーブル3dは、個々の防排煙端末機器2に応じて一般端末機器か復帰型端末機器であるかを個別に設定することが可能なように構成されている。
【0017】
【発明の効果】
請求項1記載の防災システムの表示操作装置によれば、表示操作装置に登録された各防排煙端末機器が、一般端末機器であるか復帰型端末機器であるかをオペレータに正しく認識させることができ、点検作業等の効率の低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】防災システムの概略構成を示す構成図である。
【図2】表示操作装置が備える端末機器管理テーブルを示す表である。
【図3】一般端末機器である防排煙端末機器の詳細画面である。
【図4】復帰型端末機器である防排煙端末機器の詳細画面である。
【図5】表示操作装置が備える端末機器管理テーブルの他の実施例を示す表である。
【符号の説明】
1 自火報受信機
2 防排煙端末機器
3 表示操作装置
Claims (1)
- 自火報受信機に接続されたCRT等を備えた表示操作装置に、その表示操作装置に登録された防排煙端末機器が、遠隔操作による復帰制御が不可能な一般端末機器か、遠隔操作による復帰制御が可能な復帰型端末機器であるかを識別するための情報を格納し、オペレータによって復帰型端末機器の防排煙端末機器が選択された場合、その防排煙端末機器の詳細情報を表示する画面上に、その防排煙端末機器を復帰させる旨の表示が付された釦領域を表示し、その釦領域に対して操作が行われると、前記自火報受信機に対して、その防排煙端末機器を復帰させるための信号を伝送するように構成すると共に、オペレータによって一般端末機器の防排煙端末機器が選択された場合、その防排煙端末機器の詳細情報を表示する画面上に、その防排煙端末機器を復帰させる旨の表示が付された釦領域を表示しないように構成して、防排煙端末機器が復帰型端末機器である場合には、その防排煙端末機器を復帰させる旨の表示が付された復帰操作用の釦領域を表示し、防排煙端末機器が一般端末機器である場合には、同釦領域を表示しないようになしたことを特徴とする防災システムの表示操作装置。
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JP24063099A Expired - Fee Related JP3632519B2 (ja) | 1999-08-26 | 1999-08-26 | 防災システムの表示操作装置 |
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1999
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