JP3632227B2 - 穴埋め用樹脂組成物を用いた穴埋め方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、表面に凹部を有する基材の前記凹部に充填し、前記基材の表面を平滑にするために用いられる穴埋め用樹脂組成物と、これを用いた凹部の穴埋め方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、表面に凹部を有する基材、例えば木材小片からなるパーティクルボード、木材薄片からなる方向性木材薄片集成板(以下、OSB材と記す)、割れやピンホールなどが生じた合板などの表面を平滑にするため、以下に示す穴埋め補修が行われている。
図2に示す方法は、基材1の表面にパテ2を塗布し、前記パテ2が硬化する前に、表面のうち凹部3以外の部分である基準面4が露出するようにパテ2をしごき取り、凹部3のみにパテ2が充填された状態とし、ついで、前記パテ2を硬化させるものである。
しかしながら、この方法では、いわゆる「ヒケ」と呼ばれる、パテ2の硬化収縮にともなうへこみ11が形成され、平滑な表面が得られないといった問題があった。
【0003】
このような問題を解決するため、図3に示す方法および図4に示す方法が提案されている。
図3に示す方法は、凹部3を有する基材1の表面に幾分過剰にパテ2を塗布し、これを硬化させ、ついで、基準面4が露出するまで、余分なパテ2を研削するものである。
この方法によれば、ヒケは生じず、滑らかな表面の基材1を得ることができる。
【0004】
また、図4に示す方法は、発泡剤、触媒などを含有したパテ2を塗布し、前記パテ2が硬化する前に、基準面4が露出するように余分なパテ2をしごき取った後加熱し、パテ2を発泡させて、膨張させた後、前記パテ2を硬化させて発泡体6とし、ついで、前記発泡体6のうち、基準面4より外方に突出している部分である凸部5のみを研削するものである。
そしてこの方法においても、図3にしめす方法と同様、ヒケは生じず、滑らかな表面の基材1を得ることができる。
【0005】
しかしながら、図3に示す方法は、硬化したパテ2を研削するため、研削作業に時間や労力を要すばかりか、基材1の表面が複雑な形状を有する場合には、研削作業に熟練した技術を要するなどの問題があった。
一方、図4に示す方法は、比較的簡単に余分な発泡体6を研削できるものの、発泡に化学反応を伴うため、気泡7の大きさ、数などを調製することが困難であった。さらに、前記発泡剤や触媒は、パテ2を基材1に塗布する直前に混合しなければならないため、パテ2の作りおきができず、その分穴埋め工程が煩雑になるばかりか、一度作製したパテ2は、使いきってしまわなけらばならず、余剰のパテ2は破棄しなければならないなど、コスト面でも問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、これらの事情に鑑みてなされたものであって、「ヒケ」などが生じず、確実に基材の表面を平滑にすることができる穴埋め用樹脂組成物を用いた穴埋め方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かかる目的は、熱膨張性マイクロカプセルを樹脂に添加してなる穴埋め用樹脂組成物を、基材の凹部に充填し、ついで、このものを加熱して、熱膨張性マイクロカプセルを膨張させて、前記穴埋め用樹脂組成物を膨張させた後、樹脂を硬化させ、ついで、膨張した穴埋め用樹脂組成物の基材の基準面より突出した凸部を研削して、基材の表面を平滑とする穴埋め方法を用いることによって解決できる。
また、前記樹脂として、アクリル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、スチレン−ブタジエン系合成ゴムラテックス、アクリロニトリル−ブタジエン系合成ゴムラテックス、メチルメタクリレート−ブタジエン系合成ゴムラテックス、イソブチレン系合成ゴムラテックス、天然ゴムラテックス、ポリアクリルアミド系樹脂、PVA変性樹脂、水性ウレタン系樹脂、水性紫外線硬化性樹脂のいずれか1種、または2種以上を併用した樹脂を用いてもよい。
【0008】
次に、本発明の穴埋め方法に好適な穴埋め用樹脂組成物の一例を説明する。
この穴埋め用樹脂組成物は、ガスが封入されたマイクロカプセルを樹脂に添加してなるものである。
前記樹脂としては、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂など、任意の種類のものを用いることができるが、粘度調整用として、水やアルコール類などの溶媒が用いられることが多いため、水系樹脂であることが好ましい。
【0009】
水系樹脂の具体例としては、アクリル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、スチレン−ブタジエン系合成ゴムラテックス、アクリロニトリル−ブタジエン系合成ゴムラテックス、メチルメタクリレート−ブタジエン系合成ゴムラテックス、イソブチレン系合成ゴムラテックス、天然ゴムラテックス、ポリアクリルアミド系樹脂、PVA変性樹脂、水性ウレタン系樹脂、水性紫外線硬化性樹脂などが挙げられ、前記樹脂のうち、いずれか1種、または2種以上を併用して用いることができる。
【0010】
前記マイクロカプセルは、中空球状の外皮の内部に、ガスが封入されてなるものである。
このマイクロカプセルの粒径は、5〜30μm、好ましくは5〜20μm、さらに好ましくは8〜15μmである。これは、5〜30μmであると、樹脂中に分散されやすいからである。
また、マイクロカプセルの膨張倍率は、最大64倍程度であることが好ましい。前記膨張倍率であると、マイクロカプセルの粒径から算出したときの膨張後のマイクロカプセルの大きさが、穴埋め用樹脂組成物を膨張させるのに十分であり、また、膨張しすぎて、穴埋め部分が脆くなるという危険性を回避できるからである。
【0011】
また、前記外皮の材料としては、90〜200℃の加熱により軟化し、内部のガスの膨張に伴い、容易に膨張し、前記ガスと反応しないものであれば任意であるが、周囲の穴埋め用樹脂組成物との親和性から樹脂からなるものが好ましく、具体的にはアクリロニトリルー塩化ビニリデン共重合体などが挙げられる。
さらに、前記ガスとしては、加熱に伴い適度な膨張性を有し、かつ基材および外皮を構成する物質と反応せず、人体に悪影響を及ぼさないものであれば任意であり、具体的にはイソブタンなどが挙げられる。
このようなマイクロカプセルとしては、例えば、「エクスパンセル」(商品名:エクスパンセル社製)などを使用することができる。
【0012】
前記マイクロカプセルの添加量は、樹脂分に対して0.1〜50重量%、好ましくは1〜20重量%、特に好ましくは1〜5重量%である。これは、0.1〜50重量%の範囲であると、穴埋め用樹脂組成物が十分に膨張し、また膨張しすぎて、穴埋め部分が脆くなるという危険性を回避できるからである。
【0013】
このような穴埋め用樹脂組成物は、このまま穴埋め用樹脂組成物として用いてもよいが、通常は、増量剤として、また、穴埋め用樹脂組成物が硬化して後の研削性、耐クラック性の向上のため、体質顔料が添加される。
前記体質顔料としては、水酸化アルミニウム、炭酸カルシウム、シリカ、タルク、マイカ、クレー、ベントナイト、カオリン、との粉、木粉、各種有機顔料などが挙げられる。これらのうちいずれか1種、または2種以上を併用するが、これらに限定されるものではない。
【0014】
前記体質顔料の総添加量は、前記樹脂の樹脂分に対し、300重量%以下、好ましくは200重量%以下、さらに好ましくは10〜100重量%である。
これは、上記範囲内であると、体質顔料を添加する効果が十分に発揮されるからである。
また、この他にも分散剤、消泡剤など、適宜な添加剤を必要により添加してもよい。この添加剤の総添加量は、樹脂分に対して5重量%以下であることが好ましいが、用途などによっては、前記の範囲外とすることもできる。
【0015】
前記穴埋め用樹脂組成物は、そのまま用いてもよいし、また、水、アルコールなどの適宜な溶媒にて粘度を調節して用いてもよい。
この際の溶媒の添加量は、樹脂分に対して200重量%以下であるが、所望の粘度にするため、前記の範囲外とすることもできる。
【0016】
次に、本発明の穴埋め方法の一例を説明する。
この穴埋め方法は、図1に示すように、まず、表面に凹部3を有する基材1に、前記穴埋め用樹脂組成物8を塗布する。
前記基材1は、表面に凹部3を有するのであれば、パーティクルボード、OSB材、割れやピンホールなどが生じた合板などの木質材料、金属板、ガラス板、プラスチックボードなど、その材質や形状は任意である。
塗布方法も特に限定されず、エアー霧化スプレー法、エアーレススプレー法、ロールコーター法など、公知の任意の方法を使用することができる。
【0017】
ついで、前記穴埋め用樹脂組成物8が硬化しないうちに、基準面4が露出するように、基材1の基準面4上の穴埋め用樹脂組成物8をしごき取り、凹部3にのみ穴埋め用樹脂組成物8が充填された状態とする。
【0018】
ついで、このものを、熱風乾燥炉や赤外線加熱炉などの加熱装置にて加熱する。この際の加熱条件は、使用した樹脂やマイクロカプセル中のガスの種類、マイクロカプセルの外皮の種類、目的する膨張倍率によって、適宜設定することができるが、好ましくは、雰囲気温度が90〜200℃、加熱時間が0.5〜10分程度で、赤外線加熱炉を用いる場合は赤外線発生パネルの温度を100〜400℃にすればよい。この加熱により、マイクロカプセル9の外皮の軟化およびマイクロカプセル9中のガスの膨張が起こり、マイクロカプセル9自体が膨張し、結果として穴埋め用樹脂組成物8が膨張する。
【0019】
ついで、用いた樹脂の種類により、加熱または冷却または光照射などにより、前記穴埋め用樹脂組成物8を硬化させる。すると、前記穴埋め用樹脂組成物8は膨張したマイクロカプセル12である気泡を含有し、かつ凸部5を有する気泡構造物質10となる。
さらに前記気泡構造物質10の凸部5を研削して表面が平滑な基材1とする。
この際の研削方法は任意であり、サンドペーパーや、不織布、PVAなどのホイールサンダーなどを用いて、公知の方法にて行うことができる。
【0020】
このような穴埋め用樹脂組成物8にあっては、ガスが封入されたマイクロカプセル9を、樹脂に添加してなるものであるので、気泡の生成、成長に化学反応を伴わないため、気泡の大きさ、数などを容易に調節でき、かつこれらの再現性に優れる。また、気泡の大きさが均一で、しかも前記気泡は互いに独立して存在しているため、気泡の存在箇所がかたよらず、結果的に、穴埋め用樹脂組成物8は、強硬な気泡構造物質10となる。
また、穴埋め用樹脂組成物8の膨張倍率の調節が容易である。さらに、マイクロカプセル9は樹脂に混合した状態で保管することができる。
このような穴埋め樹脂組成物8を用いた穴埋め方法は、前記穴埋め用樹脂組成物8を基材1の凹部3に充填し、ついで、このものを加熱して、前記穴埋め用樹脂組成物8を膨張させた後、硬化させ、ついで、基材1の表面を研削するものであるので、簡単、確実に表面が平滑な基材1を得ることができる。
また、このようにして得られた基材1は、その表面が平滑であるため、そのまま建築用材として用いることもできる。さらに、塗装、塩化ビニルラッピング処理や紙貼り、熱転写フィルム貼り、印刷など、様々な表面処理が可能となり、美麗な基材1とすることができる。
【0021】
【実施例】
以下、本発明をさらに理解しやすくするため、実施例を説明し、本発明の効果を明らかにする。かかる実施例は、本発明の一態様を示すものであり、この発明を限定するものでない。
(実施例1)
以下に示す組成の穴埋め用樹脂組成物8を、表面に凹部3を有するOSB材の表面に、エアー霧化スプレー法にて、150〜250g/m2 塗布した後、基準面4が露出するように余分な穴埋め用樹脂組成物8を研削した。
ついでこのものを、100〜120℃にて3分加熱し、穴埋め用樹脂組成物8を充分に膨張させた後、引続き同温度にて4分間加熱し、穴埋め用樹脂組成物8を硬化させて凸部5を有する気泡構造物質10とした。
さらに、前記気泡構造物質10の凸部5をサンドペーパー#180にて研削し、表面が平滑な基材1を得た。
【0022】
【0023】
また穴埋め工程が施された基材1および穴埋め方法について、その膨張性、作業性、脆性、形状対応性を考察した。結果を表1に示す。
膨張性とは、穴埋め用樹脂組成物8の膨張の程度を示し、凸部5が形成される程度に充分膨張したものを○、発泡の程度は若干不十分であったが、実用可能なものを△とした。
作業性とは、穴埋め工程のし易さを示し、粘度と可使時間で評価した。粘度は、低いと基材1に塗布しやすいが、液ダレなどの問題が生じ、逆に粘度が高いと液ダレなどの現象は生じないが、塗布しづらく、また塗布するのに時間がかかってしまう。そこで、適正な粘度であって、作業性が良好であったものを○、作業性が悪かったものを×とした。可使時間とは、穴埋め用樹脂組成物8などの調合後の使用可能時間であり、長いものほど良好とし、この可使時間が半永久的なものを○、3〜10時間程度のものを△、3時間以下のものを×とした。
脆性とは気泡構造物質10の脆さの程度であり、研削時に発生する集中的な力により穴埋め部分に多くの割れや欠けを生じ、実用上使用するには問題があるものを×とし、多少の割れや欠けを生ずるが実用可能なものを△、割れや欠けを全く生じず実用上十分に使用できるものを○とした。
形状対応性とは、基材1の形状にかかわらず作業性が良好なものを○、形状によっては作業性が悪くなったり、作業が困難になるものを×とした。
【0024】
(実施例2)
以下に示す組成の穴埋め用樹脂組成物8を用いた他は、実施例1と同様の穴埋め工程により、表面が平滑なOSB材を得た。
また、実施例1と同様の考察を行った。結果を表1に示す。
【0025】
【0026】
(実施例3)
以下に示す組成の穴埋め用樹脂組成物8を用い、穴埋め用樹脂組成物膨張後に、冷却して穴埋め用樹脂組成物8を硬化させた他は、実施例1と同様の穴埋め工程を行い表面が平滑なOSB材を得た。
また、実施例1と同様の考察を行った。結果を表1に示す。
【0027】
【0028】
(実施例4)
マイクロカプセルの添加量を樹脂分に対して、0.1重量%とした他は、実施例1と同様の組成からなる穴埋め用樹脂組成物8を用い、同様にして穴埋め工程を施し、表面の平滑なOSB材を得た。
また、実施例1と同様の考察を行った。結果を表1に示す。
【0029】
(実施例5)
マイクロカプセルの添加量を樹脂分に対して、50重量%とした他は、実施例1と同様の組成からなる穴埋め用樹脂組成物8を用い、同様にして穴埋め工程を施し、表面の平滑なOSB材を得た。
また、実施例1と同様の考察を行った。結果を表1に示す。
【0030】
(比較例1)
以下に示す組成のパテ2を用いて、図2に示す方法にて穴埋め工程を行ったところ、凹部3にヒケがみられて、表面が平滑なOSB材を得ることができなかった。
また、実施例1と同様の考察を行った。結果を表1に示す。
【0031】
比較例1のパテ
ニトロセルロースラッカー(樹脂分35%) 100重量部
木粉 30重量部
タルク 30重量部
【0032】
(比較例2)
以下に示す組成のパテ2を用いて、図3に示す方法にて穴埋め工程を行ったところ、表面が平滑なOSB材を得ることができたが、OSB材の基準面4を露出させるための研削工程が煩雑であった。
また、このものについても、実施例1と同様の考察を行った。結果を表1に示す。
【0033】
比較例2のパテ
ニトロセルロースラッカー(樹脂分35%) 100重量部
木粉 30重量部
タルク 30重量部
【0034】
(比較例3)
以下に示す組成のパテ2を用いて、図4に示す方法にて穴埋め工程を行ったところ、平面が平滑なOSB材を得ることができたが、パテ2の発泡状態にムラがあり、発泡体6は研削時に生じる集中的な力により、多くの割れや欠けが生じてしまった。
また、この際の加熱条件は、90℃、3分であった。
さらに、このものについても、実施例1と同様の考察を行った。結果を表1に示す。
【0035】
比較例3のパテ
ユリアーメラミン樹脂(樹脂分75%) 100重量部
塩化アンモニウム水溶液(25重量%) 10重量部
炭酸カルシウム 25重量部
木粉 10重量部
水 10重量部
【0036】
【表1】
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の穴埋め方法は、熱膨張性マイクロカプセルを樹脂に添加してなる穴埋め用樹脂組成物を、基材の凹部に充填し、ついで、このものを加熱して、熱膨張性マイクロカプセルを膨張させて、前記穴埋め用樹脂組成物を膨張させた後、樹脂を硬化させ、ついで、膨張した穴埋め用樹脂組成物の基材の基準面より突出した凸部を研削して、基材の表面を平滑とするものであるので、簡単、確実に表面が滑らかな基材を得ることができる。
また、このようにして得られた基材は、その表面が平滑であるため、そのまま建築用材として用いることもできる。さらに、塗装、塩化ビニルラッピング処理や紙貼り、熱転写フィルム貼り、印刷など、様々な表面処理が可能となり、美麗な基材1とすることができるなどの効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の穴埋め方法の一実施例を示す工程図である。
【図2】従来の穴埋め方法の一実施例を示す工程図である。
【図3】従来の穴埋め方法の他の例を示す工程図である。
【図4】従来の穴埋め方法の他の例を示す工程図である。
【符号の説明】
1…基材、2…パテ、3…凹部、4…基準面、5…凸部、6…発泡体、7…気泡、8…穴埋め用樹脂組成物、9…マイクロカプセル、10…気泡構造物質、
11…へこみ、12…膨張したマイクロカプセル
Claims (2)
- 熱膨張性マイクロカプセルを樹脂に添加してなる穴埋め用樹脂組成物を、基材の凹部に充填し、ついで、このものを加熱して、熱膨張性マイクロカプセルを膨張させて、前記穴埋め用樹脂組成物を膨張させた後、樹脂を硬化させ、ついで、膨張した穴埋め用樹脂組成物の基材の基準面より突出した凸部を研削して、基材の表面を平滑とすることを特徴とする穴埋め方法。
- 前記樹脂として、アクリル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、スチレン−ブタジエン系合成ゴムラテックス、アクリロニトリル−ブタジエン系合成ゴムラテックス、メチルメタクリレート−ブタジエン系合成ゴムラテックス、イソブチレン系合成ゴムラテックス、天然ゴムラテックス、ポリアクリルアミド系樹脂、PVA変性樹脂、水性ウレタン系樹脂、水性紫外線硬化性樹脂のいずれか1種、または2種以上を併用した樹脂を用いることを特徴とする請求項1に記載の穴埋め方法。
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