JP3630730B2 - システム操作方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、ユーザ指定アドレスゾーンと、キーワード又はラベルのような情報指示子(designator)として機能する空間的に再利用可能なオブジェクトを用いて知覚される事象に関するノートや情報を捕捉(キャプチャ)し、記憶し、且つ操作するプロセッサベースのインタラクティブ(対話的)な方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ユーザの入力を捕捉するための入力に対してスタイラス(又はペン状の)デバイスを使用する小型のラップトップ又はハンドヘルドのプロセッサベース・システムは、仮想的にあらゆる種類の事象をノートに記録するのに使用する為の理想的な候補となっており、従って、現実的且つ実践的な目標をノート・テイキング(ノートに取ること)する従来のペンや用紙モードに取って代わろうとしている。個人のノート・テイキングの自然なスタイルを支援するだけでなく向上させるような良好にデザインされたユーザインタフェースは、このようなノート・テイキング・システムの根本的な利用性及び有効な使用に対して極めて重要である。
【0003】
ノート・テイキング機能を支援する既存のシステムは、概して、ノートの、記録された信号に対する相関(correlation )に関わってきた。あるシステムは、ノート・テイキング、注釈、又は索引付け処理のために特別にデザインされたユーザインタフェース特徴を殆ど又は全く有していない。
【0004】
laming(ラミング)による欧州公開特許出願EP 0,495,612号はオーディオ(可聴周波)又はビデオ記録システムに統合されたコンピュータベースのノート・テイキングシステムを開示している。コンピュータはドキュメント(文書)編集スタイルのユーザインターフェースをユーザへ提供し、ユーザは、新しいドキュメントを作成するか又は既存のドキュメントを検索し、この既存のドキュメントに対してユーザは、統合されたオーディオ又はビデオ記録システムを介して記録が作られたり又は記録が再生された時、ノートを追加する。ユーザが各ノート(マーク又は印)を入力すると、印(インディシウム)はドキュメントへ追加され、刻時され、且つインデシウム−ツー−タイム−スタンプ・インデックス(索引付け)へ記憶される。タイムスタンプ(刻時)はユーザには見えない。これらの刻時はユーザが入力した印のコンピュータの内部表現によって記憶されるからである。ビデオ−フレームタイムスタンプ(刻時)機能は、オーディオ又はビデオレコーダから受け取られたタイムコードデータを刻時し且つタイム−スタンプ−ツー−タイム−コード・インデックスを作成する。欧州公開特許出願EP0,495,612 号はまた、印のタイムスタンプがトピック(題目)又はキーワードデータの作成にいかにして適用されるかを開示している。
【0005】
米国特許第4,841,387 号は、オーディオ又はビデオテープのような記録媒体上の事象と関連する情報を記録し、そしてタッチ感知デバイス上で行われた手書きの注釈の位置を索引付けし且つ事象を前記記録媒体上の位置に関連づけるためのシステムを開示している。電子タッチパッドは、書き込み面上のユーザの手書きノートの位置を感知して、この情報をマイクロプロセッサへ送り、このマイクロプロセッサは、各ページ上の手書きの注釈の位置の記録を、対応する瞬時においてオーディオテープ上の記録された情報の位置と相関する。
【0006】
米国特許第4,924,387 号はコンピュータ化された裁判所報告システムを開示しており、このシステムは、システムクロックからのタイムスタンプによって、裁判所の速記装置のユーザが作成するストロークの記録を周期的に注釈し、それと同時に、タイムスタンプを証言のビデオ又はオーディオの記録を作成する記録システムへ送る。
【0007】
これらのシステムはそれらのシステムを概してノートテイキングに不適当にさせるようないくつかの欠点を有している。時間などのアドレスマーカーにノートを索引付けするためのユーザの能力は、捕捉されたタイムスタンプ又は位置が、ノートが入力された時間に行われるタイムスタンプ又は位置であるので、ユーザがドキュメントへ入力したインディシャ(印)又はノートを介して全体的に制御される。従って、各システムは、ノートの入力の時間が全体として事象へ充分に有用な相関を提供すると想定する。いくつかのシステムが前もって入力されたノートの後からのリアルタイムの追加を許容しない理由は、これらのシステムにおいて、これらの後からのノートはそれらのノートが関連する又はつながりのある事の時間より、むしろ、それらのノートが入力された時間によって刻時されるからである。他のシステムは、事象についての後からのノートが後処理(Post−processing )段階の間だけ入力されるのを可能にするにすぎず、事象のリアルタイム記録中には入力されない。これらのシステムの内のいくつかにおいて、タイムスタンプ及びテープ位置のいずれもユーザからは見ることができない。従って、入力されたインディシャ(印)の一時的又は空間的なコンテクストを検索機能を高めるために利用することは不可能である。
【0008】
既存のシステムは、ユーザに、事象の知覚に関して一時的線形及び非線形のいづれでもよいユーザ(彼又は彼女)の自然なノート・テイキング処理を、そのシステムが課した要求や制限に適わせることを要求し、従って、人の個人的なノート・テイキング処理を円滑にし且つ向上させるためのよりフレキシブルなインタフェースを提供しない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、非常にフレキシブルなノート・テイキング構造及び様々な個人的なノートテイキングスタイル及びアプリケーションのニーズを互いに補足するユーザインターフェースを提供する。本発明は、情報の一時的又は空間的シーケンシング(順序配列)それ自体が情報の内容に有効な解決策となり、且つユーザが、知覚された事象のメモリを呼び起こし又はこの知覚された事象の情報を検索するのを助けることを認識し、これによって、本発明は、ユーザ入力情報を、ユーザへのプレゼンテーション、及びユーザによる変更や再検討のために連続的に利用可能とする。
【0010】
本発明は、情報の量や情報が入力された時に制限されずに、手書きの形態(例:ノート)でユーザ自身の情報を編成し、且つこの情報を事象の「アドレス」と相関する新規のデータストラクチュアを提供する。本明細書中に使用されているように、事象の「アドレス」は測定寸法内のポイントを指し、この測定寸法はその事象のそのポイントへのアクセスを容易にするために後から使用することができる。ある一般的なこの様な寸法は時間の寸法であるが、時間がシーケンシャルでない事象の場合、他の寸法も使用可能である。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、測定パラメータが所望される時に動作で示すことをユーザに要求し、従って、開始測定点を信号で送る次の動作を受け取るまで、全ての引き続くノートが対応する開始測定点を信号で送ることによって、ユーザへ、時間などの入力測定パラメータがノートの本体と対応している時の独占的な制御を提供する。ユーザインターフェースにおいて、この信号は、「タイムゾーン」(又は時間以外の測定パラメータが使用されている場合はアドレスゾーン)として知られているディスプレイの空間領域を作成する。追加のノートをタイムゾーンの空間領域内に配置することによって、ノートが変更された時に関わらず、ユーザは前もって入力されたノートを変更してもよい。
【0012】
一つの重要な利点は、ノートへのアクセス経路として後から使用できる特別な情報指示子によって、ユーザ発生情報をマークし且つ索引付けするための能力である。それらの例が、情報に対するキーワード、ラベル、又はポインタであるこれらの情報指示子は、ユーザが後からアクセスしたいと望むユーザ発生情報内の特定のコンセプトを識別する。情報指示子は、簡単に作成され且つ再利用されるオブジェクトとして処理される。
【0013】
本発明は、リアルタイム(同時)とポスト(後から)の両方のノート・テイキング環境で動作し、且つ出力データストラクチュア(構造)は、ポスト・ノート・テイキング再検討セッションの間、同一のユーザによって又は一人若しくはそれより多くの様々なユーザによってさらに変更されたり追加されたりしてもよい。
【0014】
本発明は、システムユーザの動作を指示する信号を発生するためのユーザ入力デバイスと、画像を表示するためのディスプレイエリアを有するディスプレイと、前記入力デバイスから前記信号を受け取ため及び画像を前記ディスプレイへ提供するために接続されたプロセッサと、データを記憶するためのメモリと、を有するシステムを操作する方法を提供する。前記プロセッサは前記メモリ内に記憶されたデータにアクセスするためにさらに接続されている。この方法は、ユーザ発生事象データを入力するための複数の空間領域を提供するための第1の作業空間と、情報指示子を提供するために第2の作業空間を含む前記ディスプレイエリア内に第1の画像を表示するために前記プロセッサを動作することを備える。独自のユーザ要求アドレス値に対応する第1の作業空間内の複数の空間領域の第1の空間領域をディスプレイするためにシステムユーザからの第1の画像ディスプレイ要求を示す第1の信号は、ユーザ入力デバイスから受け取られ、この独自のユーザ要求アドレス値はシステムプロセッサへアドレスデータを提供するために接続されたアドレスソースから取得可能な値である。アドレスソースは事象を測定する。
【0015】
第1の要求に応答して、第2の画像は前記第1の作業空間内の複数の空間領域の第1の一つの空間領域をマークするアドレスディスプレイロケーション(記憶場所)に位置したアドレスゾーンディスプレイ機能を含む。この第1の空間領域はユニークユーザ要求アドレス値と対応している。さらに第1の要求に応答して、プロセッサはユーザ要求アドレス値を示すアドレスデータ項目を得るためにアドレスソースにアクセスし、且つアドレスデータ項目とアドレスマーキングロケーションをシステムのメモリ内のアドレスゾーンデータストラクチュアに記憶しこれによって前記アドレスマーキングロケーションが前記アドレスデータ項目を示すことになる。
【0016】
第1の作業空間における情報と空間領域ロケーションを示すユーザ発生事象データを含むユーザからの第2の要求を示すだ2の信号はユーザ入力デバイスから受け取られる。第2の要求に応答して、第3の画像がユーザによって指定された空間領域ロケーションを含む複数の空間領域内の第1の作業空間内に提供される。第3の画像はシステムユーザによって入力されるユーザ発生事象データを含む。さらに、第2の要求に応答して、プロセッサはアドレスマーキングロケーションと空間領域ロケーションを用いて空間領域のアドレスゾーンデータストラクチュアを取り、且つ前記ユーザ発生事象データを前記空間領域のアドレスゾーンデータストラクチュアに記憶する。
【0017】
請求項1に係る本発明は、システムユーザの動作を示す信号を発生するユーザ入力デバイスと、画像を表示するためのディスプレイエリアを有するディスプレイと、前記ユーザ入力デバイスから前記信号を受け取り、前記ディスプレイへ画像を提供するように、該ユーザ入力デバイス及び該ディスプレイに接続されたプロセッサと、データを記憶するメモリと、を有するシステムを操作する方法であって、前記プロセッサは前記メモリに記憶されているデータにアクセスするように、該メモリにさらに接続され、前記システムユーザの要求を示す前記ユーザ入力デバイスの第1の信号を受け取り、前記プロセッサへ所定の測定寸法であるアドレス値を提供するように接続されている該アドレスを測定するアドレスソースからユーザ要求アドレス値を得るように前記プロセッサを操作し、前記アドレスソースにアクセスすることによって、前記システムユーザの前記要求に応答して、前記ユーザ要求アドレス値を示すアドレスデータ項目を得るように前記プロセッサを操作し、前記ディスプレイの前記ディスプレイエリア内に第1の画像を表示し、アドレスゾーンディスプレイ特徴が前記ディスプレイエリアの空間領域のマーキングとして知覚されるように、前記第1の画像が前記ディスプレイエリア内のアドレスマーキングロケーションに位置している該アドレスゾーンディスプレイ特徴を含み、前記アドレスマーキングロケーションが前記アドレスデータ項目を示すように、前記アドレスデータ項目と前記アドレスマーキングロケーションとを前記システムの前記メモリのアドレスゾーンデータストラクチュアに記憶し、情報を示すユーザ発生事象データを示す、前記ユーザ入力デバイスの第2の信号を受け取るように前記プロセッサを操作し、前記ユーザ発生事象データが前記システムユーザによって前記ディスプレイエリアの前記空間領域に入力され、前記第2の信号は空間領域ロケーションを含み、前記システムユーザの前記第2の信号に応答して前記プロセッサを操作し、前記第2の信号への応答は、 前記アドレスマーキングロケーションと前記空間領域ロケーションとを用いて、前記空間領域の前記アドレスゾーンデータストラクチュアを得ること、前記空間領域の前記アドレスゾーンデータストラクチュアに該アドレスゾーンストラクチュアの前記アドレスデータ項目と相関させて前記ユーザ発生事象データを記憶すること、前記空間領域ロケーションによって表された前記ディスプレイエリアの前記空間ロケーションに第2の画像を表示すること、によって行われ、前記第2の画像が前記システムユーザによって入力された前記ユーザ発生事象データを表すディスプレイ特徴を含む、システム操作方法である。
【0018】
請求項2に係る本発明は、前記ユーザ発生事象データを情報指示子として指示する前記システムユーザによる操作を示す前記ユーザ入力デバイスの第3の信号を受け取るように、前記プロセッサを操作し、前記システムユーザの前記第3の信号に応答して前記プロセッサを操作する、ことをさらに含み、前記第3の信号に応答することは、前記ディスプレイエリアに第3の画像を表示することによって行われ、前記第3の画像が前記ディスプレイエリアの指示子ロケーションに位置している指示子ディスプレイオブジェクトを含み、該指示子ディスプレイオブジェクトが前記情報指示子として指示された前記ユーザ発生事象データを表すディスプレイ特徴を含み、前記情報指示子として指示された前記ユーザ発生事象データと前記第3の画像の前記指示子ディスプレイオブジェクトの指示子ロケーションを情報指示子データストラクチュアに記憶することによって行われる、請求項1に記載の方法である。
【0019】
請求項3に係る本発明は、選択された情報指示子として前記第3の画像に含まれた前記指示子ディスプレイオブジェクトを選択するユーザ選択操作を示す前記ユーザ入力デバイスの第4の信号を受け取るように、前記プロセッサを操作し、前記ユーザ選択操作が前記ディスプレイエリア内の前記指示子ディスプレイオブジェクトの前記指示子ロケーションを含み、前記第4の信号が前記ディスプレイエリアの前記空間領域を目的空間領域として指示するユーザ操作を含み、前記システムユーザの前記第4の信号に応答して前記プロセッサを操作し、前記第4の信号に応答することが、前記アドレスゾーンデータストラクチュアに含まれる前記アドレスマーキングロケーション及び前記目的空間領域の前記空間領域ロケーションを用いてメモリから前記目的空間領域の前記アドレスゾーンデータストラクチュアを得ること、前記選択された情報指示子の前記指示子ロケーションを用いてメモリから前記選択された情報指示子の前記情報指示子データストラクチュアを得ること、前記選択された情報指示子が前記目的空間領域の前記アドレスゾーンデータストラクチュア内に含まれる前記アドレスデータ項目を表すように、前記目的空間領域の前記アドレスゾーンデータストラクチュアに前記選択された情報指示子を記憶すること、第4の画像を前記ディスプレイエリアの前記目的空間領域に提供すること、によって行われ、前記第4の画像が前記選択された情報指示子を表すディスプレイ特徴を含む、請求項2に記載の方法である。
【0020】
【実施例】
本発明は、ユーザが、「アドレス」と相関される記憶された情報をインタラクティブに生成するのを可能にする。この「アドレス」は記憶された情報の一部を識別するために使用される測定寸法を指す。この記録された情報が記録された信号と相関している時、アドレスは、一般に、記録された信号を記憶する記憶媒体上の記録された信号のロケーションを指す。しかしながら、本発明は記録された信号と情報の相関に限定されるものでなく、且つこの記憶された情報への後からのアクセスが、アドレスとの相関によって、及び「情報指示子」によって、容易にされるようなあらゆる状況下で使用されてもよい。ユーザが、時間においてシーケンシャルに発生する線形「事象」に関連する記憶された情報を生成している時、記憶された情報を事象と相関するために使用されるアドレス情報は時間である。他のあらゆる適切な寸法、測定、又はアドレスが特定の状況のために使用されてもよい。
【0021】
ユーザによってインタラクティブに入力された記憶された情報は、ユーザが知覚している「事象」に関するものであってもよい。ユーザは、時間データをシステムへ提供するために接続されたクロックによって測定して、記憶された情報を事象のリアルタイムと相関してもよいし、又は事象の他のいくつかの寸法又は測度に相関してもよい。本明細書中に使用されている「事象」は人間が知覚可能なあらゆる刺激の連続であり、これらの刺激は、視覚的、聴覚的、触感的、又は嗅覚的な刺激を含み、且つ人間又はマシンソースから発生し得る。
【0022】
用語「ゾーン」は、明瞭なディスプレイ機能によってディスプレイエリアの隣接部分と区別されるディスプレイエリア内の空間領域を意味する。このゾーンはシステムユーザには単一アドレス(例えば、時間)と対応する単一のユニットとして知覚可能であり、且つ本明細書中では、「タイムゾーン」、「空間領域」、又は「アドレスゾーン」など様々に呼ばれる。「アドレスゾーンデータストラクチュア」は、ディスプレイエリア内のアドレスゾーンによって示されるメモリ内のデータ項目の集合であり、且つデータストラクチュア内に含まれる「アドレスディスプレイロケーション」と呼ばれるディスプレイロケーションを示し、ディスプレイエリア内の空間領域ロケーションは、このデータストラクチュアから演算して導出されてもよい。これに対して、ディスプレイエリア内の空間領域を表すアドレスゾーンデータストラクチュアは、空間領域内のディスプレイロケーションを用いてメモリから得られる。
【0023】
アドレスの記憶された情報との相関は、全体的にユーザの制御下にある。ユーザはアドレスソースから「ユーザ要求アドレス値」を要求して、アドレスゾーンデータストラクチュア内に記憶された情報とアドレス値の間の相関を設定する。例えば、ユーザ要求アドレス値が時間である場合、ユーザは、記憶された情報を時間値といつ相関すべきかを決定する。
【0024】
「情報指示子」は、第1のアドレスゾーン内の情報を第2のアドレスゾーン内の情報と相関するためにユーザによって作成されるデータ項目であり、これによってユーザは同じ情報指示子を有する全てのアドレスゾーンから情報を容易に検索し得る。情報指示子は「情報指示子データストラクチュア」内に記憶される。情報指示子の例は、限定されないが、キーワード、ラベル、識別子、及び情報の図形的表現を含む。情報指示子はアドレスゾーンデータストラクチュアへの索引付け(インデックス)として機能し、且つユーザが第1のアドレスゾーンへ入力される情報の実体を、他のアドレスゾーンへ入力される情報、又は情報指示子が索引付けされるアドレスゾーンに対応するユーザ要求アドレス値、と相関するのを可能にする。
【0025】
用語「記憶された情報」は、アドレスゾーン内でユーザが入力するあらゆる情報を指し、且つアドレスゾーンデータストラクチュア内に記憶する為の情報指示子を含む。記憶された情報はまた、本明細書中において、「ユーザ発生事象データ」と呼ばれる。記憶された情報はまた、「ノート」と呼ばれ、且つ本発明はノート・テイキングを支援するために使用されてもよい。
【0026】
本発明は、図19に示したシステム100の構成を有する。システム100は、画像ディスプレイ要求を示すユーザ対話デバイス154から入力「要求」信号を受け取るための入力サーキットリ(回路)152を有する。画像ディスプレイ要求は動作の要求とその動作を識別する情報を含んでいてもよい。
【0027】
ユーザ対話デバイス154は、本発明が必要するタイプの信号を生成するヒューマン(人間の)ユーザによって制御可能な様々な入力デバイスの内のいづれか一つを含んでもよい。ユーザ対話デバイス154は、手書きのジェスチャーを作成する時に生成されるようなアクション(動作)、ジェスチャー、及びストロークを示すため、スタイラス又はペン型のデバイスのようなポインティング及びジェスチャリング・デバイスを含んでいてもよい。マウスやトラックボールのようなデバイスもまたアクション、ジェスチャー、及びストロークを示すのに適している。プロセッサ140は入力サーキットリ152からの信号を受け取るために接続されている。
【0028】
システム100はまたデータを記憶するためのメモリ110を含む。プロセッサ140はメモリ110内に記憶されるデータにアクセスし且つメモリ内に記憶するためのデータを提供するために接続されている。メモリ110は、プロセッサが実行する命令を示す命令データを記憶し、且つ本発明によってシステム100を操作するための命令を示す命令データを含む。メモリ110はまた、アドレスゾーンデータストラクチュア860と情報指示子データストラクチュア880を記憶する。
【0029】
プロセッサ140はまたディスプレイエリア180内のディスプレイデバイス170上で画像を定義するデータを提示するために接続されている。出力サーキットリ160、入力サーキットリ152、及びディスプレイ170は、ユーザ対話デバイス154として付加スタイラスを有するフラットタブレットディスプレイにおけるように、一つのデバイス150内に物理的に組み込まれてもよい。或いは、プロセッサ140及びメモリ110はまた、ユーザ対話デバイス154として付加スタイラスを有する小型のハンドヘルドのパーソナルディジタルアシスタント(補助)(PDA)装置におけるような物理的デバイス150内に含まれてもよい。図19において「アドレスソース」とラベル付けされたシステムクロックのような測度又はアドレッシングデバイス142もシステム100に含まれる。事象がシステム・ユーザによって知覚されている時、測定又はアドレッシングデバイス142は、経過時間などのユーザが入力したノートが関連する事象のある態様を測定することが可能である。
【0030】
本発明のシステムの構成は図19に示した構成要素を含む。プロセッサ140は図1、図5、及び図7に示した本発明に従って動作され且つメモリ110に図10に示したデータストラクチュアを生成し、記憶し、且つ操作する。
【0031】
図1は本発明によってアドレスゾーンを作成し且つ使用するステップを示す。ボックス204において、アドレスゾーンを示す空間領域が、ディスプレイエリア180内に作成されることを要求するユーザからの信号を受け取る。この信号に応答して、ボックス206において、システムは、現在時間を得るためにクロックソースにアクセスする。さらにこの信号に応答して、ボックス208において、図2に示した画像がユーザへ表示される。図2の画像は、ディスプレイエリア180内に空間領域18を設定することの知覚をシステムユーザへ提供するディスプレイエリア180内にアドレスゾーンマーキングロケーションを表す水平線の形態におけるディスプレイ機能14を表す。他のあらゆるディスプレイ機能14は空間領域の知覚を提供するために使用されてもよい。
【0032】
図2はクロックソースから得られた時間10のディスプレイを任意に含んでいてもよい。
【0033】
ニュータイムゾーンを要求する信号に応答して、システムはボックス210においてアドレスゾーンデータストラクチュアを作成する。
【0034】
次いで、ボックス214において、システムは、ディスプレイエリア180内の空間領域18に入力されたユーザ発生事象データを示す信号を受け取る。これらの信号は空間領域ロケーションが計算され得るディスプレイエリア180内のエントリ(入力)ロケーションを含む。
【0035】
これらの信号に応答して、ボックス218において、システムは、入力されたユーザ発生事象データの画像を空間領域18内にディスプレイする。図3はこの画像20を示す。ユーザ発生事象データを示す信号に応答してさらに、ボックス220において、このシステムはアドレスゾーンデータストラクチュア内にユーザ発生事象データを記憶する。
【0036】
ディスプレイエリア180内の空間領域18に入力された全てのユーザ発生事象データが空間領域18内にディスプレイされ且つアドレスゾーンデータストラクチュアの同一部分内に記憶される。システムユーザがニュータイムゾーンを設定したい時、ニュータイムゾーンを要求する信号が入力され、且つシステムは上記のボックス206、208、及び210に従って応答する。同様に、システムユーザのニュータイムゾーンへのユーザ発生事象データの入力に応答して、システムは上記のボックス214、218、及び220に従って応答する。図4はディスプレイエリア180において第2のアドレスゾーンマーキングロケーションを表すディスプレイ機能28によってマークされた第2のタイムゾーン30を示す。タイムゾーン30はタイム値24と対応している。
【0037】
アドレスゾーンデータストラクチュア及び情報指示子データストラクチュアはそれぞれ、個々のアドレスゾーンデータストラクチュアの集合又はリスト及び個々の情報指示子データストラクチュアのそれぞれの集合又はリストである。図10は、これらのデータストラクチュアの編成の例を示す。接続している複数のラインと複数の矢印は、データ項目とデータストラクチュアの間のデータアクセス経路(パス)を示す。図10及び図11の接続ライン及び矢印は第1のデータ項目が第2のデータ項目を「示す」という概念(コンセプト)を図示する。データの第1の項目がデータの第2の項目を「示す」のは、データの第2の項目がデータの第1の項目から得られる時、データの第2の項目がデータの第1の項目を用いてアクセス可能である時、データの第2の項目がデータの第1の項目を復号化(デコーディング)することによって得られる時、又はデータの第1の項目がデータの第2の項目の識別子であり得る時である。データ項目同士の接続は、ポインタ又は他の連結メカニズムを用いて、又は図10及び図11に示したように、データ検索用に提供するために、メモリ内でデータストラクチュアを定義することによって実行され得る。
【0038】
図10に示したアドレスゾーンデータストラクチュア860は、システムがタイムゾーンの作成を要求する信号を受け取る度ごとに作成される。図1のボックス210において、アドレスソースから得られたタイム値は、アドレスデータ項目863に記憶され、且つ空間領域18の始まりのアドレスマーキングロケーションは、ディスプレイロケーションエリアデータ項目864内に記憶される。このアドレスマーキングロケーションは、システムがディスプレイエリア180内の空間領域の配置を制御する時にシステムによって決定されてもよいし、又はユーザがタイムゾーンを作成するように要求する時にディスプレイエリア内のスタイラス・デバイスの位置の始まりを用いてユーザ要求信号によって決定されてもよい。アドレスマーキングロケーションはディスプレイエリア内の空間領域の始まりをマークする。このように、アドレスゾーンデータストラクチュア860はディスプレイエリア180内の空間領域18「によって表される」。空間領域の終りは次の空間領域の始まりによって決定され、且つ終りのロケーションがアドレスゾーンデータストラクチュア860内に記憶される必要はないが、終りのロケーションが(処理の)効率性のために計算されてもよい。アドレスマーキングロケーションは、ディスプレイエリア内の絶対ロケーションであるか又は、例えば、ウィンドウシステムが使用され且つタイムゾーンがディスプレイエリア内のウィンドウ内にディスプレイされる時のように、スターティング(開始)ディスプレイロケーションからのオフセットとして設定されるかのいづれかであってもよい。ディスプレイロケーションエリアデータ項目864は、図10に線と矢印868によって概略的に示すように、アドレスデータ項目863を示す。
【0039】
図1のボックス220において、ユーザ発生事象データを入力する信号に応答して、ディスプレイエリアに入力されたユーザ発生事象データの空間領域ロケーションは、ディスプレイエリア内の空間領域と対応するか又はこの領域によって表されるアドレスゾーンデータストラクチュア860を得るために使用される。ユーザ発生事象データの始まりの位置のディスプレイ座標は、アドレスマーキングロケーションを始まりの比較ロケーションとして用いて、的確な対応データストラクチュアに対する全てのアドレスゾーンデータストラクチュアを探索するために使用される。一旦得られると、ユーザ発生事象データはデータ項目866内に記憶される。ユーザ発生事象データは、ストロークの形態で又はビットマップ画像として、記憶されてもよい。特定の空間領域内にディスプレイされたユーザ発生事象データにおける各画素のロケーションはデータ項目866内に記憶され、従って、そのディスプレイエリアロケーションを知ることによって、データ項目866からあらゆるストロークを検索することができる。
【0040】
図11は、入力されたストロークがASCII (アスキー)コードのようなコンピュータコード化フォーマットへ変換された場合、又はストローク入力に代わる入力としてコンピュータコード化文字データを直接的に生成するキーボード又は他の入力デバイスが用いられた場合、のわずかに異なる編成を示す。
【0041】
ユーザは、いくつかの前もって入力されたユーザ発生事象データを空間領域のアドレス値と相関するため、そのユーザ発生事象データを情報指示子として指示してもよい。図5においては、情報指示子の作成が図示され、図7においては、情報指示子がタイムゾーンといかにして対応され得るかを示している。図5の、ボックス230において、プロセッサは、ユーザ発生事象データを表すディスプレイエリア内のディスプレイ機能を情報指示子として指示するシステムユーザからの信号を受け取る。この信号はユーザ発生事象データのディスプレイロケーションを含む。ボックス230において受け取られた信号に応答して、ボックス234では情報指示子データストラクチュアが作成され、且つ図6に示した画像が情報指示子を表す指示子ディスプレイオブジェクト36を有するディスプレイエリア内にディスプレイされる。情報指示子は、囲みジェスチャーとして解釈されるストロークを用いて指示されてもよい。図6は、ストロークで囲まれ且つ空間領域18内に表示された”demos(デモス)” という単語の画像として指示子ディスプレイ・オブジェクト36を示す。
【0042】
システムユーザは、指示子ディスプレイオブジェクト36によって表される情報指示子を、指示子ディスプレイオブジェクト36を選択して、目的(ターゲット)空間領域ロケーションを表すことによって、ディスプレイエリア180内のあらゆる空間領域へ対応又は「アタッチ(付加)」させてもよい。図7のボックス504において、これらの選択と目的空間領域ロケーションを示す信号が受け取られる。データストラクチュアとの対話はボックス508乃至518において達成される。次いで、ボックス520においては、情報指示子を空間領域と対応させた結果を示す画像が表示されている。図8は、タイムゾーン30と対応する情報指示子”demos(デモス)” を表す指示子ディスプレイオブジェクト36の結果を示す。
【0043】
図5のボックス230において受け取られた信号に応答して、ボックス234においては、情報指示子データストラクチュア又はオブジェクトが、情報指示子として指示されたユーザ発生事象データごとに作成される。情報指示子データストラクチュア880は図10に示す。ボックス234において、これ以降「ユニーク識別子」と呼ばれる独特の情報指示子識別子が情報指示子へ割り当てられる。ユニーク識別子は、情報指示子がアクセスされ且つユーザ発生事象データを備えるストロークを認識することを必要とせずに、演算的に操作されてもよいように割り当てられる。序数はユニーク識別子として使用されてもよい。ボックス236においては情報識別子として指示されたユーザ発生事象データがデータ項目890内に記憶される。このユーザ発生事象データはユーザ発生事象データのディスプレイエリアロケーションを用いてアドレスゾーンデータストラクチュアから得られ、的確な対応アドレスゾーンデータストラクチュアを最初に識別し、次いで情報指示子として指示された選択されたストロークに対するデータ項目866を検索する。
【0044】
ボックス236においてはまた、情報指示子に対する指示子ロケーションが決定され且つディスプレイロケーションエリアデータ項目884内に記憶される。指示子ロケーションは、システムによって決定され且つ情報指示子を表わす指示子ディスプレイオブジェクトが表示されるディスプレイエリア180内のロケーションを示す。
【0045】
ユニーク識別子は図5のボックス238においてデータ項目883内に記憶される。
【0046】
ユニーク識別子が情報指示子を識別するために使用される時、図6に示すように、当該ユニーク識別子は空間領域18内の序数「1」として示されるユニーク識別子37のディスプレイと共に、情報指示子をアタッチする空間領域内にディスプレイされてもよい。ユニーク識別子38のディスプレイは、指示子ディスプレイオブジェクト36のディスプレイと結合されてもよいし、指示子ディスプレイオブジェクト36のディスプレイと置換してもよい。
【0047】
図7において、情報指示子をアタッチするために情報指示子及び目的空間領域を選択するユーザに応答して、ボックス508乃至ボックス518はこれを達成するために実行される処理を示している。
【0048】
ボックス508においては、選択された情報指示子の指示子ロケーションが、選択された情報指示子によって表された情報指示子データストラクチュア880を得るために使用される。次いで、ボックス510において、ユニーク識別子が情報指示子データストラクチュアから得られる。
【0049】
ボックス514において、目的空間領域のロケーションはアドレスゾーンデータストラクチュア860を得るために使用され、このアドレスゾーンデータストラクチュア860は、アドレスマーキングロケーションを開始比較ロケーションとして用いて、的確な対応データストラクチュアに対する全てのアドレスゾーンデータストラクチュアを検索することによって、ディスプレイエリア内の目的空間領域によって表される。アドレスゾーンデータストラクチュア860が一旦得られると、ユニーク識別子は、ボックス516において、アドレスゾーンデータストラクチュア860における情報指示子データ項目872内に記憶される。
【0050】
システムユーザはあらゆる作成されたタイムゾーンへノート及び情報指示子を入力してもよいし、且つこれらのノート及び情報指示子は操作されているタイムゾーンのアドレス値と対応する。このように、ユーザは、ユーザ発生事象データへ追加したりそれから削除したりすることによって、及びより早い時期に作成したタイムゾーンにおいて情報指示子への対応を追加したり削除することによって、より早い時期に入力されたノートを編集してもよい。図9は、タイムゾーン18に追加されたユーザ発生事象データ20の一部39を示している。データ39は、アドレス値24以降の時間において追加された。データ39は、当該データ39のディスプレイロケーションがそのアドレスゾーンデータストラクチュアに対するディスプレイエリアロケーション864が含むディスプレイエリアロケーション内にあるので、アドレス値10を有するアドレスゾーンデータストラクチュア内のデータ項目866に追加される。
【0051】
図12は図1、図5、及び図7に記述し且つ図2、図3、図4、図6、図8、及び図9に示した処理によって作成されたデータストラクチュアを示す。データ項目866及び890におけるユーザ発生事象データは、明示するために、画像形態で示すが、最初に示したように、ストロークごとの画素のリストは画像データに代わって記憶されてもよい。
【0052】
本発明が最初に開始される時、図13のディスプレイスクリーン600がディスプレイ上に提示される。ディスプレイスクリーン600はウィンドウズとして実行される少なくとも二つの作業空間を有する。アドレスゾーン作業空間610は、システムユーザがユーザ発生事象データの入力のアドレスゾーン又は空間領域を作成する作業空間である。空間領域618の始まりは、水平線616によってマークされ且つアドレス値614を示す。空間領域の各々は横線領域626を示す空間領域622内に図示したように、「横線(Striping)」領域と呼ばれる別個の領域を有する。横線領域は、情報指示子をアドレスゾーンと対応付けるために使用される空間領域の一部である。
【0053】
ウィンドウの実行として、アドレスゾーン作業空間610はウィンドウの実行に対応する多くの従来の特徴を有する。アドレスゾーンの作業空間610の最も右側にあるスクロールバー632は、上矢印634と下矢印636を用いて作成された作業空間を介してスクロールするために使用されてもよい。
【0054】
作業空間610内の空間領域によって表されたアドレスゾーンデータストラクチュアは、アドレスゾーン作業空間610内にそれらを表す画像を操作することによって操作されてもよい。例えば、アドレスゾーンのディスプレイされたサイズは、下方垂直線ジェスチャー(身振り)を行うことによって一層大きくされてもよく、このジェスチャーはあらゆるアドレスデータストラクチュアの右側における矩形ボックス630内で開始する。水平線642はユーザが入力した垂直線のおおよその長さだけ作業空間610で下方へ移動する。アドレスゾーンはまた、アドレス値614又は水平線642の上で水平の前後ジェスチャー(即ち、水平の「スクラッチ」)を行うことによってディスプレイスクリーン600内で削除されてもよい。
【0055】
情報指示子作業空間650はシステムユーザが情報指示子をディスプレイのために領域654内に作成し且つ記憶してもよい作業空間である。情報指示子作業空間650はウィンドウ実行と対応する従来の特徴の多くを含む。
【0056】
図14はシステムユーザが大学のコンピュータサイエンスの講義のノートを取っている時に見るディスプレイスクリーン600を示す。
【0057】
情報指示子作業空間650内に6個の情報指示子がディスプレイされているのが示されている。各情報指示子は、そのユニーク識別子(例:各指示子ディスプレイオブジェクトの上部左に位置する序数)と共に表示され、且つ情報指示子として指示されたユーザ発生事象データと、情報指示子を作成するために使用される囲みジェスチャーを含む。図示した実施例における情報指示子作業空間650は「キーワードパレット(keyword palette )」と呼ばれる。システムユーザは、横線領域626を用いて情報指示子668、664、及び670を種々のアドレスゾーン領域と対応付けた。例えば、図7の処理ステップに従って、ユーザは情報指示子668に割り当てられたユニーク識別子「3」を有する当該情報指示子668を最初に選択し、次いでアドレスゾーン618に含まれた横線領域において垂直ジェスチャーを行う。これによって、ユニーク識別子「3」によって割り込まれた垂直線644は横線領域内にディスプレイされ且つ情報指示子668が、アドレスゾーン618によって表されたアドレスゾーンデータストラクチュアと対応されたことをユーザに示す。
【0058】
本発明は、ユーザがコマンドジェスチャーを行う前に、又はユーザがユーザ発生事象データとして意図されたストロークを入力する前に、ユーザがシステムへ信号を送る必要のない「モードレス」ペン・ベースのシステムとして実行されてもよい。
【0059】
スタイラス又はペンなどの入力デバイスは、それがディスプレイスクリーンに触れる一連続の位置即ち「画素」を入力する。
【0060】
ペン入力は、連続画素のリストを形成するペンダウン(スクリーンに触れる)からペンアップ(スクリーンから離す)まで連続的にトラッキング(追跡)される。ペン入力はサンプリング(抽出)される。要するに、画素位置は数回にわたって検出され且つサンプルごとに画素が埋め込まれる。ペンダウンからペンアップまでの一回が1ストロークと見なされ、従って、ユーザの書き込みスタイルにより単一レター(文字)又は単一ワード(単語)は多数のストロークから組み立てられる。システムはモードレスなので、本発明は、「ジェスチャー」か否かを決定するためには、作成されている時の各ストロークを見なければならない。
【0061】
図15は本発明が検出した有効ジェスチャーのリストを示す。これらは、ドット(小さなポイント)、水平スクラッチ(互い違いの方向で少なくとも4本の水平線の連続)、垂直スクラッチ(互い違いの方向で少なくとも4本の垂直線の連続)、水平線、垂直線、及びサークル(円)、及びミニサークル(小円)を含む。他のジェスチャーも使用されてもよい。経験的な制限が決定され、正確に水平又は垂直ではないかもしれないが受容可能な精度を有する意図されるジェスチャーを認識する。
【0062】
ストローク250が図16に示されている。ストローク250はポイント(点)252で始まる。境界ボックス254はストロークのまわりで考慮され且つ方向の変移が明記されている。各次元において三つの値が認められ、x方向においてはx位置の全体幅Δx256が計算され、横方向距離合計xt 258が計算され、且つ開始点252から終了点253までの位置における差分の絶対値xdiff259が計算される。Δy260、横方向距離合計yt 、及び差の絶対値ydiffも計算される。ストローク250に対しては、Δy、yt 、及びydiffはたまたま全て同じ値である。
【0063】
図17は、図15に示した情報によって、ジェスチャーを検出するための一般的な方法を記述する。ボックス262におけるステップはxとyの幅がそれぞれ8画素より小さいことをチェックして確認する。ボックス263のステップにおいて、いかなる極めて小さなダッシュ(一筆)もジェスチャー値を1ドットにセットする。ボックス264のステップにおいては、xの横方向距離の合計xt はxの幅Δxの少なくとも3倍でなければならない。これが真であり、故に幅が少なくとも5画素である時、ジェスチャー値は「水平スクラッチ」にセットされる。ボックス266におけるステップはyの距離に対して本質的に同じテストを行い、「垂直スクラッチ」を検出する。ボックス268のステップは、境界ボックスがそれがy方向よりもx方向における方がより一層長いことをテストすることによって水平線を検出する。同様に、ボックス270におけるステップは、境界ボックスがそれがx方向よりもy方向における方がより一層長いことをテストする。
【0064】
ボックス272におけるステップは、ストロークが少なくともxとyの両方向でそれ自体が少なくとも逆戻りしていることと、開始点と終了点がかなり接近し合っていることをテストして示している。それが真であれば、ボックス273におけるステップはまたxの幅Δxが22画素より下であるか否かをチェックして調べる。xの幅Δxが22画素より下である場合、ジェスチャー値はミニサークル(小円)にセットされる。そうでない場合、ジェスチャーはサークル(円)へセットされる。
【0065】
ストローク250のケースのように、上記の条件のいずれも見つからない場合、ボックス279のステップがジェスチャーを「無」即ちノー・ジェスチャーにセットする。図17に示したような画素値は本発明の実施例のために経験的に決定されている。他の関連する値が同様の結果を得るために使用されてもよい。
【0066】
表1は本発明によって使用される実施例のまとめを示す。水平線及び垂直線の両方がディスプレイの種々のエリアにおいて種々の意味を持つことに注目されたい。「情報指示子(information designator)」に対するすべての呼び名は”ID”と略されている。
【0067】
【0068】
図18において、ボックス280におけるステップはストロークを受け取る。ボックス282におけるステップはストロークが作られるディスプレイ領域を決定する。ストロークはそれが開始されるエリア「内」にあると考えられる。
【0069】
ボックス286におけるステップはストロークがジェスチャーか否かを決定する。有効ジェスチャーが入力された時、ボックス290におけるステップは、表1に示すように、そのジェスチャーに基づいて的確な動作を実行する。ストロークがジェスチャーでない場合、ボックス288のステップにおいて、入力ストロークは、アドレスゾーン又は情報指示子作業空間内に画像又は「インク(ink )」として表示される。
【0070】
情報指示子作成の処理は、サークルなどの囲みジェスチャーであるジェスチャーによって包含される画素データ又はストロークを見つけることを含む。アドレスゾーンエリアにおいて、ストロークの少なくとも70%がサークルのエリア内にある場合、このストロークはこのサークル「内」にあると見なされる。どちらかと言えば、ストロークが情報指示子の一部であるように意図される傾向の強い情報指示子エリアにおいては、ストロークの少なくとも50%はサークル内に存在しなければならない。
【0071】
【発明の効果】
本発明は、非常にフレキシブルなノート・テイキング構造及び様々な個人的なノート・テイキングスタイル及びアプリケーションのニーズを互いに補足するユーザインターフェースを提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】アドレスゾーンを作成し且つユーザ発生事象データを実行するフローチャートを示す図である。
【図2】図1に示したステップによってアドレスゾーンを作成するためにシステムユーザtからの要求に応答して生成したディスプレイスクリーン上の画像を示す図である。
【図3】図1に示したステップによってユーザ発生事象データを実行するユーザに応答して生成したディスプレイスクリーン上の画像を示す図である。
【図4】図1に示したステップによってユーザからの信号に応答して生成したユーザ発生事象データを有する第2のアドレスゾーンを示すディスプレイスクリーン上の画像を示す図である。
【図5】情報指示子の作成を示すフローチャートである。
【図6】図5に示したステップによって情報指示子を作成するための要求に応答して生成したディスプレイスクリーン上の画像を示す図である。
【図7】情報指示子とアドレスゾーンの対応を示すフローチャートである。
【図8】図7に示したステップによって選択された情報指示子をアドレスゾーンと対応させるシステムユーザからの選択要求に応答して生成したディスプレイスクリーン上の画像を示す図である。
【図9】前もって作成されたアドレスゾーンにおいてユーザ発生事象データを実行するシステムユーザに応答して生成したディスプレイスクリーン上の画像を示す図である。
【図10】本発明において使用されるデータストラクチュアとそれらの相互接続の編成を示す略図である。
【図11】図10に示したデータストラクチュアの他の編成を示す略図である。
【図12】図10のデータストラクチュアに記憶された図3、8、及び9のディスプレイスクリーンに示したデータを示す略図である。
【図13】本発明のユーザインターフェースを示すディスプレイスクリーン上の画像を示す図である。
【図14】本発明を用いた例を示すディスプレイスクリーン上の画像を示す図である。
【図15】本発明によって検出された有効な手書きのジェスチュアを示す図である。
【図16】ストロークがジェスチュアであるか否かを決定するために本発明の例示された実施例によって用いれる測定方法を示す図である。
【図17】本発明の一つの実施例によるジェスチュアを検出するための一般的な方法を示すフローチャートである。
【図18】入力デバイスからのストロークに応答する本発明の一般的な動作を示すフローチャートである。
【図19】システム環境を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 タイム
14 ディスプレイ機能
18 空間領域
20、32 ユーザ発生事象データ(画像)
37 ユニーク識別子
100 システム
110 メモリ
140 プロセッサ
152 入力サーキットリ
154 ユーザ対話デバイス
180 ディスプレイエリア
860 アドレスゾーンデータストラクチュア
880 情報指示子データストラクチュア
Claims (4)
- システムユーザの動作を示す信号を発生するユーザ入力デバイスと、
画像を表示するためのディスプレイエリアを有するディスプレイと、
前記ユーザ入力デバイスから前記信号を受け取り、前記ディスプレイへ画像を提供するように、該ユーザ入力デバイス及び該ディスプレイに接続されたプロセッサと、
データを記憶するメモリと、
を有するシステムを操作する方法であって、
前記プロセッサは前記メモリに記憶されているデータにアクセスするように、該メモリにさらに接続され、
前記システムユーザの要求を示す前記ユーザ入力デバイスの第1の信号を受け取り、前記プロセッサへ所定の測定寸法であるアドレス値を提供するように接続されている該アドレスを測定するアドレスソースからユーザ要求アドレス値を得るように前記プロセッサを操作し、
前記アドレスソースにアクセスすることによって、前記システムユーザの前記要求に応答して、前記ユーザ要求アドレス値を示すアドレスデータ項目を得るように前記プロセッサを操作し、
前記ディスプレイの前記ディスプレイエリア内に第1の画像を表示し、
アドレスゾーンディスプレイ特徴が前記ディスプレイエリアの空間領域のマーキングとして知覚されるように、前記第1の画像が前記ディスプレイエリア内のアドレスマーキングロケーションに位置している該アドレスゾーンディスプレイ特徴を含み、
前記アドレスマーキングロケーションが前記アドレスデータ項目を示すように、前記アドレスデータ項目と前記アドレスマーキングロケーションとを前記システムの前記メモリのアドレスゾーンデータストラクチュアに記憶し、
情報を示すユーザ発生事象データを示す、前記ユーザ入力デバイスの第2の信号を受け取るように前記プロセッサを操作し、
前記ユーザ発生事象データが前記システムユーザによって前記ディスプレイエリアの前記空間領域に入力され、前記第2の信号は空間領域ロケーションを含み、
前記システムユーザの前記第2の信号に応答して前記プロセッサを操作し、
前記第2の信号への応答は、
前記アドレスマーキングロケーションと前記空間領域ロケーションとを用いて、前記空間領域の前記アドレスゾーンデータストラクチュアを得ること、
前記空間領域の前記アドレスゾーンデータストラクチュアに該アドレスゾーンストラクチュアの前記アドレスデータ項目と相関させて前記ユーザ発生事象データを記憶すること、
前記空間領域ロケーションによって表された前記ディスプレイエリアの前記空間ロケーションに第2の画像を表示すること、
によって行われ、
前記第2の画像が前記システムユーザによって入力された前記ユーザ発生事象データを表すディスプレイ特徴を含む、
システム操作方法。 - 前記ユーザ発生事象データを情報指示子として指示する前記システムユーザによる操作を示す前記ユーザ入力デバイスの第3の信号を受け取るように、前記プロセッサを操作し、
前記システムユーザの前記第3の信号に応答して前記プロセッサを操作する、
ことをさらに含み、
前記第3の信号に応答することは、
前記ディスプレイエリアに第3の画像を表示することによって行われ、
前記第3の画像が前記ディスプレイエリアの指示子ロケーションに位置している指示子ディスプレイオブジェクトを含み、該指示子ディスプレイオブジェクトが前記情報指示子として指示された前記ユーザ発生事象データを表すディスプレイ特徴を含み、
前記情報指示子として指示された前記ユーザ発生事象データと前記第3の画像の前記指示子ディスプレイオブジェクトの指示子ロケーションを情報指示子データストラクチュアに記憶することによって行われる、
請求項1に記載の方法。 - 選択された情報指示子として前記第3の画像に含まれた前記指示子ディスプレイオブジェクトを選択するユーザ選択操作を示す前記ユーザ入力デバイスの第4の信号を受け取るように、前記プロセッサを操作し、
前記ユーザ選択操作が前記ディスプレイエリア内の前記指示子ディスプレイオブジェクトの前記指示子ロケーションを含み、前記第4の信号が前記ディスプレイエリアの前記空間領域を目的空間領域として指示するユーザ操作を含み、
前記システムユーザの前記第4の信号に応答して前記プロセッサを操作し、
前記第4の信号に応答することが、
前記アドレスゾーンデータストラクチュアに含まれる前記アドレスマーキングロケーション及び前記目的空間領域の前記空間領域ロケーションを用いてメモリから前記目的空間領域の前記アドレスゾーンデータストラクチュアを得ること、
前記選択された情報指示子の前記指示子ロケーションを用いてメモリから前記選択された情報指示子の前記情報指示子データストラクチュアを得ること、
前記選択された情報指示子が前記目的空間領域の前記アドレスゾーンデータストラクチュア内に含まれる前記アドレスデータ項目を表すように、前記目的空間領域の前記アドレスゾーンデータストラクチュアに前記選択された情報指示子を記憶すること、
第4の画像を前記ディスプレイエリアの前記目的空間領域に提供すること、
によって行われ、
前記第4の画像が前記選択された情報指示子を表すディスプレイ特徴を含む、
請求項2に記載の方法。 - 前記アドレス値は時間であり、前記アドレスソースはシステムクロックである、請求項1〜3の何れか一項に記載の方法。
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