JP3630534B2 - バーハンドル車両用ブレーキ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動二輪車や自動三輪車,三・四輪バギー車等の各種バーハンドルに用いられるブレーキ装置であって、詳しくは、前・後輪連動ブレーキと後輪単独ブレーキとを備えるバーハンドル車両用ブレーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の自動二輪車用のブレーキ装置として、例えば特開平7−196068号公報に示されるものがある。
このブレーキ装置は、ブレーキレバーの操作にて第1液圧マスタシリンダに発生した液圧で、前輪ブレーキと後輪ブレーキとを作動する連動系ブレーキ系統と、ブレーキペダルの操作にて第2液圧マスタシリンダに発生した液圧で、後輪ブレーキを単独で作動する単独系ブレーキ系統との組合わせでなっており、連動系ブレーキ系統の後輪ブレーキ用液圧配管に、2次液圧マスタシリンダと液圧制御弁とを介装し、ブレーキペダルにつながる単独系ブレーキ系統の液圧配管を2系統に分岐して、該単独系ブレーキ系統の1系統と、連動系ブレーキ系統の後輪ブレーキ用液圧配管とを、それぞれ後輪ブレーキのキャリパボディに接続し、単独系ブレーキ系統の他の1系統を2次液圧マスタシリンダに接続することにより、前・後輪ブレーキの制動力を理想配分曲線に近づけて配分すると共に、後輪ブレーキのみを単独でコントロールできるとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような構成にあっては、連動及び単独用それぞれの液圧マスタシリンダ以外に、2次液圧マスタシリンダを使用したり、後輪ブレーキに2系統式のキャリパボディを用いるほか、連動系及び単独系ブレーキ系統のそれぞれが2系統分の液圧配管を持つために、複雑な組付け作業が増加するうえ、かなりのコスト高となり、しかも単独系ブレーキ系統の他の1系統は、2次液圧マスタシリンダを通る迂回路となるため、ブレーキ装置全体が重くなってばね下荷重が増加し、快適な乗心地を損なう虞がある。
【0004】
本発明は、このような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、2次液圧マスタシリンダや2系統式のキャリパボディを省略して、組付け作業の簡素化と低コスト化とを図り、また全体が軽量でばね下荷重を増加することのないバーハンドル車両用ブレーキ装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明が適用されるバーハンドル車両用ブレーキ装置は、第1ブレーキ操作子の操作にて第1液圧マスタシリンダに発生した液圧で前輪ブレーキと後輪ブレーキとを作動する連動系ブレーキ系統と、第2ブレーキ操作子の操作にて第2液圧マスタシリンダに発生した液圧で後輪ブレーキを単独で作動する単独系ブレーキ系統とを備え、前記連動系ブレーキ系統を、前輪ブレーキ用の第1液圧配管と後輪ブレーキ用の第2液圧配管とに分岐して、該第2液圧配管を前記第2液圧マスタシリンダに接続すると共に、第2液圧配管に前記第1液圧マスタシリンダからの液圧を制御する液圧制御弁を介装した構成である
【0006】
本発明は、上記構成のバーハンドル車両用ブレーキ装置において、第2液圧マスタシリンダのシリンダボディに、開口部側が小径孔で底壁側が大径孔の有底で段付きのシリンダ孔を形成し、該シリンダ孔に小径孔と大径孔とに跨がるピストンを内挿して、該ピストンとシリンダ孔の段部との間に入力液圧室を画成すると共に、ピストンとシリンダ孔の底壁との間に出力液圧室を画成して、該出力液圧室に前記後輪ブレーキにつながれた後輪ブレーキ用液圧配管を接続し、前記入力液圧室に前記連動系ブレーキ系統の第2液圧配管を接続し、前記ピストンと第2ブレーキ操作子との間にピストン押動子を配設することを特徴としている
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の形態例を図面に基づいて説明する。図1〜図3は、本発明を適用した1形態例を示し、自動二輪車用ブレーキ装置1は、第1ブレーキ操作子2の操作にて、第1液圧マスタシリンダ3に発生した液圧で前輪ブレーキ4と後輪ブレーキ5とを作動する連動系ブレーキ系統6と、第2ブレーキ操作子7の操作にて、第2液圧マスタシリンダ8に発生した液圧で後輪ブレーキ5を単独で作動する単独系ブレーキ系統9との組合わせでなっている。
【0009】
第1ブレーキ操作子2は、操向用のハンドルバー10の右端近傍に取着された第1液圧マスタシリンダ3に支軸11にて枢支されるブレーキレバー、第2ブレーキ操作子7は、車体右側のステップバー(図示しない)の近傍で支軸12に枢支されるブレーキペダルで、第2ブレーキ操作子7の後端上方には上述の第2液圧マスタシリンダ8が縦方向に配設され、該第2液圧マスタシリンダ8の下端に、第2ブレーキ操作子7の後端に枢着したピストン押動子13が突出配置されている。
【0010】
前輪ブレーキ4と後輪ブレーキ5には、それぞれ液圧式のディスクブレーキが適用されており、前輪ブレーキ4では、ディスクロータ20がフロントフォーク21の下端でフロントアクスル22に枢支され、ディスクロータ20を跨いで配設されるキャリパボディ23が、同じくフロントフォーク21に支持されており、また後輪ブレーキ5では、ディスクロータ24がスイングアーム25の後端でリヤアクスル26に枢支され、ディスクロータ24を跨いで配設されるキャリパボディ27が、スイングアーム25にキャリパブラケット28を介して支持されている。
【0011】
第1液圧マスタシリンダ3につながれる連動系ブレーキ系統6の液圧配管は2系統に分岐され、一方を前輪ブレーキ用の第1液圧配管30として前輪ブレーキ4のキャリパボディ23に接続し、他方を後輪ブレーキ用の第2液圧配管31として後輪ブレーキ用の第2液圧マスタシリンダ8に接続しており、後輪ブレーキ5と第2液圧マスタシリンダ8は、単独系ブレーキ系統9の後輪ブレーキ用液圧配管33にて接続されている。
【0012】
連動系ブレーキ系統6では、第1ブレーキ操作子2の握り操作によって第1液圧マスタシリンダ3に圧液が発生し、圧液の一部は第1液圧配管30からキャリパボディ23へ入って前輪ブレーキ4を作動する。第1液圧マスタシリンダ3の圧液の残りは、第2液圧配管31を通して第2液圧マスタシリンダ8へ供給され、該第2液圧マスタシリンダ8で発生した圧液を後輪ブレーキ用液圧配管33からキャリパボディ27へ供給して、後輪ブレーキ5を作動する。
【0013】
また、単独系ブレーキ系統9では、第2ブレーキ操作子7の踏み操作でピストン押動子13を上動して、第2液圧マスタシリンダ8に圧液を発生させ、該第2液圧マスタシリンダ8の圧液を、後輪ブレーキ用液圧配管33からキャリパボディ27へ供給して、後輪ブレーキ5を単独で作動する。
【0014】
連動系ブレーキ系統6の第2液圧配管31には、公知のPバルブやPCVバルブ,Gバルブ等の液圧制御弁32が介装されており、第1液圧マスタシリンダ3から供給される液圧をこの液圧制御弁32で調整し、第2液圧マスタシリンダ8と単独系ブレーキ系統9の後輪ブレーキ用液圧配管33とを通して、後輪ブレーキ5のキャリパボディ27へ供給することにより、図3に示す如く、前輪及び後輪ブレーキ4,5の制動力配分線Aを、図3に示す理想配分曲線Bに近づくようにしている。
【0015】
後輪ブレーキ用の第2液圧マスタシリンダ8は、縦型のシリンダボディ40に、大径孔41a及び小径孔41bと差込み孔41cとからなるシリンダ孔41を穿設し、シリンダボディ40の上端に栓体42を螺着して大径孔41aを閉塞すると共に、小径孔41bの下部に連なる差込み孔41cをシリンダボディ40の下端に開口して、シリンダ孔41を有底の段付きに形成しており、該シリンダ孔41にピストンシール43を介してピストン44を液密且つ移動可能に内挿している。
【0016】
上記ピストン44は、小径の軸部44aに2条の大径フランジ44b,44bが設けられており、軸部44aを大径孔41aと小径孔41bに跨って内挿し、大径フランジ44b,44bを大径孔41aに内挿して、大径孔41aに突出する軸部44aと大径孔41a及び小径孔41bとの段部との間に入力液圧室45が画成されると共に、大径孔41a内の軸部44aの先端と栓体42との間に出力液圧室46が画成されている。
【0017】
出力液圧室46には、軸部44aと栓体42との間に戻しばね47が縮設され、またシリンダ孔41の差込み孔41cに止め輪48にて係着された係止環49に、差込み孔41cを通して小径孔41bへ突出させたピストン押動子13の先端頭部13aが抜止めされており、ピストン44は、戻しばね47の弾発力によってシリンダ孔41を差込み孔41c方向へ付勢され、非作動時の後退限を、ピストン押動子13の先端頭部13aとの当接にて図2に示す位置に規制されている。
【0018】
シリンダボディ40は、入力液圧室45に連通する入力ポート50と、出力液圧室46に連通する出力ポート51と、大径孔41aに連通するリリーフポート52及びサプライポート53とが設けられている。入力ポート50には、連動系ブレーキ系統6の第2液圧配管31が接続され、液圧制御弁32で調整された第1液圧マスタシリンダ3の圧液は、入力ポート50を通して入力液圧室45に供給される。
【0019】
出力ポート51には、単独系ブレーキ系統9の後輪ブレーキ用液圧配管33が接続され、ピストン44の押動にて出力液圧室46に発生した圧液を、出力ポート51から後輪ブレーキ用液圧配管33を通して後輪ブレーキ5のキャリパボディ27へ供給する。リリーフポート52とサプライポート53には、別途のリザーバ54につながれた液通管55が接続され、ピストン44の作動に伴なって、シリンダ孔41の大径孔41aと後輪ブレーキ5のキャリパボディ27間の圧液の量に変動を生じた際に、リザーバ54内の作動液を、リリーフポート52またはサプライポート53を通して随時補給またはリザーバ54へ還流できるようにしている。
【0020】
上述のように構成される後輪ブレーキ用の第2液圧マスタシリンダ8は、第1ブレーキ操作子2の握り操作によって入力液圧室45に供給される第1液圧マスタシリンダ3の圧液と、第2ブレーキ操作子7の踏み操作によって上動するピストン押動子13の押動のいずれか一方または双方によって、ピストン44がシリンダ孔41を出力液圧室方向へ押し込まれ、出力液圧室46内に圧液を発生する。
【0021】
また、第1ブレーキ操作子2と第2ブレーキ操作子7を、それぞれ単独で操作した場合には、第1液圧マスタシリンダ3の液圧またはピストン押動子13の押し込み力に応じて出力液圧室46に圧液が発生し、第1,第2ブレーキ操作子2,7の双方を操作した場合には、第1液圧マスタシリンダ3の液圧とピストン押動子13の押し込み力とが加算されて、出力液圧室46に大きな圧液を発生する。
【0022】
本形態例の自動二輪車用ブレーキ装置1は、以上のように構成されており、連動系ブレーキ系統6の第1ブレーキ操作子2のみを握り操作した場合には、第1液圧マスタシリンダ3に発生した圧液が前輪用と後輪用の第1,第2液圧配管30,31へ分岐され、前輪ブレーキ4と後輪ブレーキ5とを連動して作動し、前輪及び後輪の双方を制動する。第2液圧配管31へ分岐された第1液圧マスタシリンダ3の圧液は、液圧制御弁32で調整されたのち、第2液圧マスタシリンダ8へ送られ、前輪及び後輪ブレーキ4,5の制動力を前述の如く理想配分曲線に近づけて配分するので、前・後輪ブレーキ4,5をより好ましい状態にコントロールしながら前・後輪を制動するようになる。
【0023】
一方、単独系ブレーキ系統9の第2ブレーキ操作子7のみを踏み操作した場合には、第2液圧マスタシリンダ8に発生した液圧が後輪ブレーキ用液圧配管33を通して後輪ブレーキ5のキャリパボディ27へ供給され、後輪のみが単独で制動する。
【0024】
また、連動系ブレーキ系統6の第1ブレーキ操作子2と、単独系ブレーキ系統9の第2ブレーキ操作子7の双方を操作した場合には、前輪ブレーキ4と後輪ブレーキ5とが作動して、前輪及び後輪の双方を制動する。後輪ブレーキ用の第2液圧マスタシリンダ8では、第1液圧マスタシリンダ3の圧液とピストン押動子13の押し込み力とが作用し、双方の力の加算によって出力液圧室46に発生した大きな圧液を後輪ブレーキのキャリパボディ27へ供給される。従って、連動系ブレーキ系統6と単独系ブレーキ系統9の双方を作動した場合には、連動系ブレーキ系統6を単独で作動した場合よりも、後輪ブレーキ5の制動力が大きなリアヘビーの制動配分となり、スポーツ走行時のコーナリング等で後輪をコントロールしたい場合に適したものとなる。
【0025】
本形態例の自動二輪車用ブレーキ装置1はこのように、連動系ブレーキ系統6の作動で前輪ブレーキ4と後輪ブレーキ5とを連動して作動する際には、液圧制御弁32によって両ブレーキ4,5の制動力を理想配分曲線に近づけて配分するので、前・後輪ブレーキ4,5をより好ましい制動配分でコントロールしながら前・後輪を制動することができる。また、単独系ブレーキ系統9の作動では、後輪ブレーキ5によって後輪のみを単独で制動し、更に連動及び単独系ブレーキ系統6,9の併用では、後輪ブレーキ5の大きな制動力で後輪を制動するので、スポーツ走行時のコーナリング等に、ライダーの好みに合わせて後輪をコントロールすることができる。
【0026】
また本形態例は、このような制動特性を得ながらも、ブレーキ装置1が頗る簡素化され、従来例の自動二輪車用ブレーキ装置に較べると、2次液圧マスタシリンダが不要で、後輪ブレーキ5のキャリパボディ27も、構造が簡単で安価な1系統式のものでよく、更に単独系ブレーキ系統9を1系統で短くまとめることができるので、組付け作業の簡素化と作業工数並び材料の削減とが図れ、低コストでの製作が可能となる。また、ブレーキ装置1の全体を、軽量でコンパクトにまとめることができるので、車体の軽量化に寄与できるばかりか、ばね下荷重を軽減して快適な乗心地を保つことができる。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明が適用されるバーハンドル車両用ブレーキ装置によれば、連動系ブレーキ系統の作動で前輪ブレーキと後輪ブレーキとを連動して作動する際には、液圧制御弁によって前・後輪ブレーキの制動力を理想配分曲線に近づけて配分するので、前・後輪ブレーキをより好ましい状態にコントロールしながら前・後輪を制動することができる。また、単独系ブレーキ系統の作動では、後輪ブレーキによって後輪のみを単独で制動したり、連動系ブレーキ系統の後輪ブレーキ作動と併せて後輪を制動することができ、例えば、スポーツ走行時のコーナリング等に、ライダーの好みに合わせて後輪をコントロールすることも可能となる。
【0036】
そして、このような制動特性を得ながらも、バーハンドル車両用のブレーキ装置を頗る簡素化することができ、従来例のブレーキ装置に較べると、2次液圧マスタシリンダが不要で、後輪ブレーキのキャリパボディも、構造が簡単で安価な1系統式のもので済み、更に単独ブレーキ系統の液圧配管も1系統で短くまとめることができるので、組付け作業の簡素化と作業工数並び材料の削減とが図れ、低コストでの製作が可能となる。また、ブレーキ装置の全体を、軽量でコンパクトにまとめることができるので、車体の軽量化が図れると共に、ばね下荷重を軽減して快適な乗心地を保つことができる。
【0037】
そして、本発明によれば、単独系ブレーキ系統で後輪ブレーキを作動して後輪のみを単独で制動するほか、連動系ブレーキ系統と単独系ブレーキ系統の併用では、後輪ブレーキに双方のブレーキ系統で大きな制動力を付与して後輪を制動することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1形態例を示すバーハンドル車両用ブレーキ装置の概略 図
【図2】本発明の第1形態例を示す後輪ブレーキ用第2液圧マスタシリンダ の断面正面図
【図3】前輪ブレーキと後輪ブレーキの制動力配分を示す図
【符号の説明】
1…自動二輪車用ブレーキ装置、2…第1ブレーキ操作子、3…第1液圧マスタシリンダ、4…前輪ブレーキ、5…後輪ブレーキ、6…連動系ブレーキ系統、7…第2ブレーキ操作子、8…第2液圧マスタシリンダ、9…単独系ブレーキ系統、13…ピストン押動子、20,24…ディスクロータ、23,27…キャリパボディ、30…前輪ブレーキ用の第1液圧配管、31…後輪ブレーキ用の第2液圧配管、32…液圧制御弁、33…後輪ブレーキ用液圧配管、40…シリンダボディ、41…シリンダ孔、41a…大径孔、41b…小径孔、41c…差込み孔、44…ピストン、44a…ピストン44の軸部、44b…ピストン44の大径フランジ、45…入力液圧室、46…出力液圧室、47…戻しばね、48…止め輪、49…係止環、50…入力ポート、51…出力ポート

Claims (1)

  1. 第1ブレーキ操作子の操作にて第1液圧マスタシリンダに発生した液圧で前輪ブレーキと後輪ブレーキとを作動する連動系ブレーキ系統と、第2ブレーキ操作子の操作にて第2液圧マスタシリンダに発生した液圧で後輪ブレーキを単独で作動する単独系ブレーキ系統とを備えたバーハンドル車両用ブレーキ装置において、前記連動系ブレーキ系統を、前輪ブレーキ用の第1液圧配管と後輪ブレーキ用の第2液圧配管とに分岐して、該第2液圧配管を前記第2液圧マスタシリンダに接続すると共に、第2液圧配管に前記第1液圧マスタシリンダからの液圧を制御する液圧制御弁を介装し、前記第2液圧マスタシリンダのシリンダボディに、開口部側が小径孔で底壁側が大径孔の有底で段付きのシリンダ孔を形成し、該シリンダ孔に小径孔と大径孔とに跨がるピストンを内挿して、該ピストンとシリンダ孔の段部との間に入力液圧室を画成すると共に、ピストンとシリンダ孔の底壁との間に出力液圧室を画成して、該出力液圧室に前記後輪ブレーキにつながれた後輪ブレーキ用液圧配管を接続し、前記入力液圧室に前記連動系ブレーキ系統の第2液圧配管を接続し、前記ピストンと第2ブレーキ操作子との間にピストン押動子を配設したことを特徴とするバーハンドル車両用ブレーキ装置。
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