JP2000280886A - 液圧式バーハンドル車両用ブレーキ装置 - Google Patents
液圧式バーハンドル車両用ブレーキ装置Info
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- JP2000280886A JP2000280886A JP11091401A JP9140199A JP2000280886A JP 2000280886 A JP2000280886 A JP 2000280886A JP 11091401 A JP11091401 A JP 11091401A JP 9140199 A JP9140199 A JP 9140199A JP 2000280886 A JP2000280886 A JP 2000280886A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 バーハンドル車両用連動式ブレーキ装置の配
管系統数を、従来よりも半減する。現行の独立2系統の
ブレーキ装置に連動バルブを介装するだけの簡単な構造
で、両連動若しくは単独と連動とを組み合わせしたブレ
ーキ装置とする。従来構造のキャリパボディをそのまま
用いることができるようにする。 【解決手段】 連動バルブ26に、大径シリンダ孔31
a,31aと小径シリンダ孔31bとを備えた段付きシ
リンダ孔31を形成し、大径軸部32aと小径軸部32
bとを有する段付きピストン32,32を摺動可能に対
向して収容する。小径シリンダ孔31bの小径軸部32
b,32bの間に第1給油室33を設け、第1給油室3
3に第1供給管24をつなぐ。段部35と大径軸部32
aとの間に第2給油室36と第3給油室37を画成し、
両室36,37に第2供給管25をつなぐ。大径軸部3
2aと止め栓38との間に第1液圧室39と第2液圧室
40を画成し、第1液圧室39に第1受給管11をつな
ぎ、第2液圧室40に第2受給管17をつなぐ。
管系統数を、従来よりも半減する。現行の独立2系統の
ブレーキ装置に連動バルブを介装するだけの簡単な構造
で、両連動若しくは単独と連動とを組み合わせしたブレ
ーキ装置とする。従来構造のキャリパボディをそのまま
用いることができるようにする。 【解決手段】 連動バルブ26に、大径シリンダ孔31
a,31aと小径シリンダ孔31bとを備えた段付きシ
リンダ孔31を形成し、大径軸部32aと小径軸部32
bとを有する段付きピストン32,32を摺動可能に対
向して収容する。小径シリンダ孔31bの小径軸部32
b,32bの間に第1給油室33を設け、第1給油室3
3に第1供給管24をつなぐ。段部35と大径軸部32
aとの間に第2給油室36と第3給油室37を画成し、
両室36,37に第2供給管25をつなぐ。大径軸部3
2aと止め栓38との間に第1液圧室39と第2液圧室
40を画成し、第1液圧室39に第1受給管11をつな
ぎ、第2液圧室40に第2受給管17をつなぐ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動二輪車や原動
機付き自転車等の前・後輪を有するバーハンドル車両に
あって、前輪ブレーキと後輪ブレーキとを、第1ブレー
キ操作子と第2ブレーキ操作子の操作によって同時に作
動するようにした連動式のバーハンドル車両用ブレーキ
装置に関する。
機付き自転車等の前・後輪を有するバーハンドル車両に
あって、前輪ブレーキと後輪ブレーキとを、第1ブレー
キ操作子と第2ブレーキ操作子の操作によって同時に作
動するようにした連動式のバーハンドル車両用ブレーキ
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車を始めとするバーハンドル車
両の前輪と後輪を制動するブレーキ装置として、例えば
特開平2−216353号公報や特開平7−28548
4号公報に示されるものがある。
両の前輪と後輪を制動するブレーキ装置として、例えば
特開平2−216353号公報や特開平7−28548
4号公報に示されるものがある。
【0003】前者のブレーキ装置は、第1ブレーキ操作
子に操作される第1液圧マスタシリンダと、第2ブレー
キ操作子に操作される第2液圧マスタシリンダのそれぞ
れを2系統に分岐して、いずれも前輪ブレーキと後輪ブ
レーキの双方につなぎ、第1ブレーキ操作子と第2ブレ
ーキ操作子のいずれの操作によっても、前輪ブレーキと
後輪ブレーキの双方が作動する両連動ブレーキとしてい
る。
子に操作される第1液圧マスタシリンダと、第2ブレー
キ操作子に操作される第2液圧マスタシリンダのそれぞ
れを2系統に分岐して、いずれも前輪ブレーキと後輪ブ
レーキの双方につなぎ、第1ブレーキ操作子と第2ブレ
ーキ操作子のいずれの操作によっても、前輪ブレーキと
後輪ブレーキの双方が作動する両連動ブレーキとしてい
る。
【0004】また、後者のブレーキ装置は、第1ブレー
キ操作子に操作される第1液圧マスタシリンダは前輪ブ
レーキにのみつなぎ、第2ブレーキ操作子に操作される
第2液圧マスタシリンダは2系統に分岐して、一方の系
統は連動バルブと切り換えバルブとを介して前輪ブレー
キにつなぎ、他方の系統は後輪ブレーキにつないで、第
1ブレーキ操作子の操作では前輪ブレーキのみを単独で
作動し、また第2ブレーキ操作子の操作では、切り換え
バルブによって後輪ブレーキの単独作動と前・後輪ブレ
ーキの連動作動を切り換えるようにしている。
キ操作子に操作される第1液圧マスタシリンダは前輪ブ
レーキにのみつなぎ、第2ブレーキ操作子に操作される
第2液圧マスタシリンダは2系統に分岐して、一方の系
統は連動バルブと切り換えバルブとを介して前輪ブレー
キにつなぎ、他方の系統は後輪ブレーキにつないで、第
1ブレーキ操作子の操作では前輪ブレーキのみを単独で
作動し、また第2ブレーキ操作子の操作では、切り換え
バルブによって後輪ブレーキの単独作動と前・後輪ブレ
ーキの連動作動を切り換えるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、両連動
ブレーキ構成の前者のブレーキ装置にあっては、第1,
第2液圧マスタシリンダから前輪・後輪ブレーキへの接
続が合計4系統となるため、これら系統配管の取り回し
が悪く組み付け作業を複雑で困難なものとしており、さ
らに、前輪・後輪ブレーキとして用いるディスクブレー
キのキャリパボディが2系統を接続するために複雑で特
異な形状となるため、部品製造面と製品コスト面の観点
から好ましくない。
ブレーキ構成の前者のブレーキ装置にあっては、第1,
第2液圧マスタシリンダから前輪・後輪ブレーキへの接
続が合計4系統となるため、これら系統配管の取り回し
が悪く組み付け作業を複雑で困難なものとしており、さ
らに、前輪・後輪ブレーキとして用いるディスクブレー
キのキャリパボディが2系統を接続するために複雑で特
異な形状となるため、部品製造面と製品コスト面の観点
から好ましくない。
【0006】また、後者のブレーキ装置にあっては、第
2ブレーキ操作子の操作で前・後輪ブレーキの双方を作
動するために、連動バルブと切り換えバルブとの2つの
バルブを用いなければならず、構造が複雑で高コストと
なる。さらに、第1ブレーキ操作子は前輪ブレーキのみ
を単独で作動するものであって、第1ブレーキ操作子で
前・後輪ブレーキの双方を連動作動するためには、第1
液圧マスタシリンダと後輪ブレーキとを別途の配管で接
続しなければならない。
2ブレーキ操作子の操作で前・後輪ブレーキの双方を作
動するために、連動バルブと切り換えバルブとの2つの
バルブを用いなければならず、構造が複雑で高コストと
なる。さらに、第1ブレーキ操作子は前輪ブレーキのみ
を単独で作動するものであって、第1ブレーキ操作子で
前・後輪ブレーキの双方を連動作動するためには、第1
液圧マスタシリンダと後輪ブレーキとを別途の配管で接
続しなければならない。
【0007】本発明は、かかる実情を背景にしてなされ
たもので、その目的とするところは、個々のブレーキ操
作子で前輪ブレーキと後輪ブレーキのそれぞれを単独で
作動させる現行の独立した2系統のブレーキ装置に連動
バルブを介装するだけで、両連動若しくは単独と連動と
を組み合わせした構成とすることのできる液圧式バーハ
ンドル車両用ブレーキ装置を提供することにある。
たもので、その目的とするところは、個々のブレーキ操
作子で前輪ブレーキと後輪ブレーキのそれぞれを単独で
作動させる現行の独立した2系統のブレーキ装置に連動
バルブを介装するだけで、両連動若しくは単独と連動と
を組み合わせした構成とすることのできる液圧式バーハ
ンドル車両用ブレーキ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的に
従って、第1ブレーキ操作子に操作される第1液圧マス
タシリンダと、第2ブレーキ操作子に操作される第2液
圧マスタシリンダとを備え、該第1液圧マスタシリンダ
と第2液圧マスタシリンダのいずれか一方の液圧マスタ
シリンダと前輪ブレーキと後輪ブレーキとを連動バルブ
を介して接続し、該一方の液圧マスタシリンダで発生し
た液圧にて前輪ブレーキと後輪ブレーキの双方を連動し
て作動する液圧式バーハンドル車両用ブレーキ装置にお
いて、前記連動バルブに前記第1液圧マスタシリンダと
第2液圧マスタシリンダの他方の液圧マスタシリンダを
接続し、該他方の液圧マスタシリンダにて前記前輪ブレ
ーキと後輪ブレーキのいずれか一方または双方を液圧作
動するようになしたことを特徴としている。
従って、第1ブレーキ操作子に操作される第1液圧マス
タシリンダと、第2ブレーキ操作子に操作される第2液
圧マスタシリンダとを備え、該第1液圧マスタシリンダ
と第2液圧マスタシリンダのいずれか一方の液圧マスタ
シリンダと前輪ブレーキと後輪ブレーキとを連動バルブ
を介して接続し、該一方の液圧マスタシリンダで発生し
た液圧にて前輪ブレーキと後輪ブレーキの双方を連動し
て作動する液圧式バーハンドル車両用ブレーキ装置にお
いて、前記連動バルブに前記第1液圧マスタシリンダと
第2液圧マスタシリンダの他方の液圧マスタシリンダを
接続し、該他方の液圧マスタシリンダにて前記前輪ブレ
ーキと後輪ブレーキのいずれか一方または双方を液圧作
動するようになしたことを特徴としている。
【0009】上述の連動バルブは、バルブボディ内部に
同軸上に形成される一対の大径シリンダ孔と、両大径シ
リンダ孔間をつなぐ小径シリンダ孔とを備え、これら大
径シリンダ孔と小径シリンダ孔に、大径軸部と小径軸部
とを有する一対の段付きピストンを摺動可能に対向して
収容し、両段付きピストンの小径軸部に挟まれた前記小
径シリンダ孔の中間部の空隙を第1給油室となして、該
第1給油室に前記一方の液圧マスタシリンダを接続し、
前記大径シリンダ孔及び小径シリンダ孔間の段部と段付
きピストンの大径軸部との間に第2給油室と第3給油室
を画成して、該第2給油室と第3給油室のいずれか一方
または双方に前記他方の液圧マスタシリンダを接続する
と共に、前記段付きピストンの大径軸部とこれに対向す
る大径シリンダ孔の底壁との間に第1液圧室と第2液圧
室を画成し、該第1液圧室に前記前輪ブレーキと後輪ブ
レーキのいずれか一方を、第2液圧室に他方をそれぞれ
接続した構成とすることができる。
同軸上に形成される一対の大径シリンダ孔と、両大径シ
リンダ孔間をつなぐ小径シリンダ孔とを備え、これら大
径シリンダ孔と小径シリンダ孔に、大径軸部と小径軸部
とを有する一対の段付きピストンを摺動可能に対向して
収容し、両段付きピストンの小径軸部に挟まれた前記小
径シリンダ孔の中間部の空隙を第1給油室となして、該
第1給油室に前記一方の液圧マスタシリンダを接続し、
前記大径シリンダ孔及び小径シリンダ孔間の段部と段付
きピストンの大径軸部との間に第2給油室と第3給油室
を画成して、該第2給油室と第3給油室のいずれか一方
または双方に前記他方の液圧マスタシリンダを接続する
と共に、前記段付きピストンの大径軸部とこれに対向す
る大径シリンダ孔の底壁との間に第1液圧室と第2液圧
室を画成し、該第1液圧室に前記前輪ブレーキと後輪ブ
レーキのいずれか一方を、第2液圧室に他方をそれぞれ
接続した構成とすることができる。
【0010】或いは、上述の連動バルブは、バルブボデ
ィ内部に大径シリンダ孔と小径シリンダ孔とを直列に設
けた一対の段付きシリンダ孔を併設し、これら段付きシ
リンダ孔に、それぞれ大径軸部と小径軸部とを有する2
つの段付きピストンを摺動可能に収容し、該段付きピス
トンの小径軸部と小径シリンダ孔の底壁との間に第1給
油室と第2給油室とを画成して、該第1給油室と第2給
油室とに前記一方の液圧マスタシリンダを接続し、前記
大径シリンダ孔及び小径シリンダ孔間の段部と段付きピ
ストンの大径軸部との間に第3給油室と第4給油室を画
成して、該第3給油室と第4給油室のいずれか一方また
は双方に前記他方の液圧マスタシリンダを接続すると共
に、前記段付きピストンの大径軸部とこれに対向する大
径シリンダ孔の底壁との間に第1液圧室と第2液圧室を
画成し、該第1液圧室に前記前輪ブレーキと後輪ブレー
キのいずれか一方を、第2液圧室に他方をそれぞれ接続
した構成とすることもできる。
ィ内部に大径シリンダ孔と小径シリンダ孔とを直列に設
けた一対の段付きシリンダ孔を併設し、これら段付きシ
リンダ孔に、それぞれ大径軸部と小径軸部とを有する2
つの段付きピストンを摺動可能に収容し、該段付きピス
トンの小径軸部と小径シリンダ孔の底壁との間に第1給
油室と第2給油室とを画成して、該第1給油室と第2給
油室とに前記一方の液圧マスタシリンダを接続し、前記
大径シリンダ孔及び小径シリンダ孔間の段部と段付きピ
ストンの大径軸部との間に第3給油室と第4給油室を画
成して、該第3給油室と第4給油室のいずれか一方また
は双方に前記他方の液圧マスタシリンダを接続すると共
に、前記段付きピストンの大径軸部とこれに対向する大
径シリンダ孔の底壁との間に第1液圧室と第2液圧室を
画成し、該第1液圧室に前記前輪ブレーキと後輪ブレー
キのいずれか一方を、第2液圧室に他方をそれぞれ接続
した構成とすることもできる。
【0011】上述の一対の段付きピストンは、いずれか
一方の小径軸部と他方の小径軸部とを異径としてもよ
く、或いはいずれか一方の大径軸部と他方の大径軸部と
を異径とすることもできる。さらに本発明は、第1液圧
室と第2液圧室のそれぞれに、段付きピストンを小径シ
リンダ孔方向へ付勢する戻しばねを縮設し、両戻しばね
のセット荷重を変えるようにしてもよい。
一方の小径軸部と他方の小径軸部とを異径としてもよ
く、或いはいずれか一方の大径軸部と他方の大径軸部と
を異径とすることもできる。さらに本発明は、第1液圧
室と第2液圧室のそれぞれに、段付きピストンを小径シ
リンダ孔方向へ付勢する戻しばねを縮設し、両戻しばね
のセット荷重を変えるようにしてもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の形態例を図面に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0013】図1は、第1発明を適用した第1形態例を
示すもので、ブレーキ装置1は、自動二輪車や原動機付
き自転車等のバーハンドル車両用の前輪ブレーキ2と後
輪ブレーキ3の双方を、第1ブレーキ操作子4と第2ブ
レーキ操作子5のいずれの操作によっても連動作動する
二系統両連動式で、前輪ブレーキ2と後輪ブレーキ3の
いずれにも液圧式のディスクブレーキが用いられてい
る。
示すもので、ブレーキ装置1は、自動二輪車や原動機付
き自転車等のバーハンドル車両用の前輪ブレーキ2と後
輪ブレーキ3の双方を、第1ブレーキ操作子4と第2ブ
レーキ操作子5のいずれの操作によっても連動作動する
二系統両連動式で、前輪ブレーキ2と後輪ブレーキ3の
いずれにも液圧式のディスクブレーキが用いられてい
る。
【0014】上記前輪ブレーキ2は、フロントフォーク
6の下端に架設されるフロントアクスル7に、図示しな
い前輪と共に矢印A方向へ回転可能に枢支されるディス
クロータ8と、該ディスクロータ8の車体外側で、フロ
ントフォーク6の下側にキャリパブラケット9を介して
支持されるキャリパボディ10とからなっており、キャ
リパボディ10には第1受給管11が接続されている。
6の下端に架設されるフロントアクスル7に、図示しな
い前輪と共に矢印A方向へ回転可能に枢支されるディス
クロータ8と、該ディスクロータ8の車体外側で、フロ
ントフォーク6の下側にキャリパブラケット9を介して
支持されるキャリパボディ10とからなっており、キャ
リパボディ10には第1受給管11が接続されている。
【0015】また後輪ブレーキ3は、スイングアーム1
2の後端に架設されるリアアクスル13に、図示しない
後輪と共に矢印A方向へ回転可能に枢支されるディスク
ロータ14と、該ディスクロータ14の車体外側で、リ
アアクスル13にキャリパブラケット15を介して支持
されるキャリパボディ16とからなっており、キャリパ
ボディ16には、第2受給管17が接続されている。
2の後端に架設されるリアアクスル13に、図示しない
後輪と共に矢印A方向へ回転可能に枢支されるディスク
ロータ14と、該ディスクロータ14の車体外側で、リ
アアクスル13にキャリパブラケット15を介して支持
されるキャリパボディ16とからなっており、キャリパ
ボディ16には、第2受給管17が接続されている。
【0016】第1ブレーキ操作子4には、ハンドルバー
20に取着された第1液圧マスタシリンダ21に枢支さ
れる右ブレーキレバーが適用され、また第2ブレーキ操
作子5には、車体右側部の支軸22に枢支される右ブレ
ーキペダルがそれぞれ適用されており、第2ブレーキ操
作子5には縦型の第2液圧マスタシリンダ23が連結さ
れている。第1液圧マスタシリンダ21と第2液圧マス
タシリンダ23には、第1供給管24と第2供給管25
が接続されており、第1液圧マスタシリンダ21の第1
供給管24並びに第2液圧マスタシリンダ23の第2供
給管25と、前記前輪ブレーキ2の第1受給管11並び
に後輪ブレーキ3の第2受給管17の4つの管は、これ
らの中間高さで車体に固設された連動バルブ26に接続
されている。
20に取着された第1液圧マスタシリンダ21に枢支さ
れる右ブレーキレバーが適用され、また第2ブレーキ操
作子5には、車体右側部の支軸22に枢支される右ブレ
ーキペダルがそれぞれ適用されており、第2ブレーキ操
作子5には縦型の第2液圧マスタシリンダ23が連結さ
れている。第1液圧マスタシリンダ21と第2液圧マス
タシリンダ23には、第1供給管24と第2供給管25
が接続されており、第1液圧マスタシリンダ21の第1
供給管24並びに第2液圧マスタシリンダ23の第2供
給管25と、前記前輪ブレーキ2の第1受給管11並び
に後輪ブレーキ3の第2受給管17の4つの管は、これ
らの中間高さで車体に固設された連動バルブ26に接続
されている。
【0017】第1液圧マスタシリンダ21と第2液圧マ
スタシリンダ23は、第1ブレーキ操作子4の握り操作
または第2ブレーキ操作子5の踏み操作によってそれぞ
れに液圧を発生し、これらの発生液圧は、第1供給管2
4と第2供給管25を通して連動バルブ26へ送られ、
さらにこの連動バルブ26を分岐して、第1受給管11
と第2受給管17から前輪ブレーキ2と後輪ブレーキ3
のキャリパボディ10,16に入り、前輪ブレーキ2と
後輪ブレーキ3の双方を、第1ブレーキ操作子4と第2
ブレーキ操作子5のいずれの操作によっても連動して作
動するようにしている。
スタシリンダ23は、第1ブレーキ操作子4の握り操作
または第2ブレーキ操作子5の踏み操作によってそれぞ
れに液圧を発生し、これらの発生液圧は、第1供給管2
4と第2供給管25を通して連動バルブ26へ送られ、
さらにこの連動バルブ26を分岐して、第1受給管11
と第2受給管17から前輪ブレーキ2と後輪ブレーキ3
のキャリパボディ10,16に入り、前輪ブレーキ2と
後輪ブレーキ3の双方を、第1ブレーキ操作子4と第2
ブレーキ操作子5のいずれの操作によっても連動して作
動するようにしている。
【0018】上記連動バルブ26は、バルブボディ30
に同軸上に穿設される一対の大径シリンダ孔31a,3
1aと、両大径シリンダ孔31a,31aの間を小径シ
リンダ孔31bでつないだ段付きシリンダ孔31が形成
され、大径シリンダ孔31a,31aと小径シリンダ孔
31bに、大径軸部32aと小径軸部32bとを有する
一対の段付きピストン32,32を液密且つ摺動可能に
内挿した直列型に形成されている。小径シリンダ孔31
bは、段付きピストン32,32の小径軸部32b,3
2b間の中間部の空隙を第1給油室33となしており、
該第1給油室33に連通して設けた第1入力ポート34
に、第1液圧マスタシリンダ21の第1供給管24を接
続して、第1液圧マスタシリンダ21で発生した液圧を
第1給油室33へ供給するようにしている。
に同軸上に穿設される一対の大径シリンダ孔31a,3
1aと、両大径シリンダ孔31a,31aの間を小径シ
リンダ孔31bでつないだ段付きシリンダ孔31が形成
され、大径シリンダ孔31a,31aと小径シリンダ孔
31bに、大径軸部32aと小径軸部32bとを有する
一対の段付きピストン32,32を液密且つ摺動可能に
内挿した直列型に形成されている。小径シリンダ孔31
bは、段付きピストン32,32の小径軸部32b,3
2b間の中間部の空隙を第1給油室33となしており、
該第1給油室33に連通して設けた第1入力ポート34
に、第1液圧マスタシリンダ21の第1供給管24を接
続して、第1液圧マスタシリンダ21で発生した液圧を
第1給油室33へ供給するようにしている。
【0019】段付きピストン32の大径軸部32aと、
大径シリンダ孔31a及び小径シリンダ孔31bとの段
部35との間には、第2給油室36と第3給油室37と
が画成され、また大径シリンダ孔31aの外端には、本
発明の大径シリンダ孔の底壁となる止め栓38が被着さ
れていて、各止め栓38とこれに対向する大径軸部32
aとの間に第1液圧室39と第2液圧室40とが画成さ
れている。第2給油室36と第3給油室37には、第2
入力ポート41から分岐した枝管41a,41bが連通
して設けられ、第2入力ポート41に第2液圧マスタシ
リンダ23の第2供給管25を接続して、第2液圧マス
タシリンダ23で発生した液圧を第2給油室36と第3
給油室37の双方へ供給するようにしている。
大径シリンダ孔31a及び小径シリンダ孔31bとの段
部35との間には、第2給油室36と第3給油室37と
が画成され、また大径シリンダ孔31aの外端には、本
発明の大径シリンダ孔の底壁となる止め栓38が被着さ
れていて、各止め栓38とこれに対向する大径軸部32
aとの間に第1液圧室39と第2液圧室40とが画成さ
れている。第2給油室36と第3給油室37には、第2
入力ポート41から分岐した枝管41a,41bが連通
して設けられ、第2入力ポート41に第2液圧マスタシ
リンダ23の第2供給管25を接続して、第2液圧マス
タシリンダ23で発生した液圧を第2給油室36と第3
給油室37の双方へ供給するようにしている。
【0020】止め栓38,38には、第1出力ポート4
2と第2出力ポート43とが穿設され、該出力ポート4
2,43に前輪ブレーキ2の第1受給管11と後輪ブレ
ーキ3の第2受給管17が接続されていて、第1液圧室
39と第2液圧室40に発生した液圧を前輪ブレーキ2
と後輪ブレーキ3のキャリパボディ10,16へ供給す
るようになしている。第1液圧室39と第2液圧室40
の内部では、止め栓38と段付きピストン32の大径軸
部32aとの間にそれぞれ戻しばね44が縮設されてお
り、非作動時の各段付きピストン32は、戻しばね44
の弾発力によって小径シリンダ孔方向へ付勢され、その
後退限を大径軸部32aと段部35との当接にて規制さ
れている。
2と第2出力ポート43とが穿設され、該出力ポート4
2,43に前輪ブレーキ2の第1受給管11と後輪ブレ
ーキ3の第2受給管17が接続されていて、第1液圧室
39と第2液圧室40に発生した液圧を前輪ブレーキ2
と後輪ブレーキ3のキャリパボディ10,16へ供給す
るようになしている。第1液圧室39と第2液圧室40
の内部では、止め栓38と段付きピストン32の大径軸
部32aとの間にそれぞれ戻しばね44が縮設されてお
り、非作動時の各段付きピストン32は、戻しばね44
の弾発力によって小径シリンダ孔方向へ付勢され、その
後退限を大径軸部32aと段部35との当接にて規制さ
れている。
【0021】バルブボディ30の上部には、作動液を貯
留するリザーバ45が一体に設けられ、該リザーバ45
の内部と第1,第2液圧室39,40のそれぞれがリリ
ーフポート46とサプライポート47を介して連通して
いる。
留するリザーバ45が一体に設けられ、該リザーバ45
の内部と第1,第2液圧室39,40のそれぞれがリリ
ーフポート46とサプライポート47を介して連通して
いる。
【0022】次に、このように構成される本形態例の作
動を説明する。
動を説明する。
【0023】まず、第1ブレーキ操作子4の単独操作で
は、第1液圧マスタシリンダ21に発生した液圧が第1
供給管24を通って第1給油室33に入り、双方の段付
きピストン32,32を戻しばね44の弾発力に抗して
第1液圧室39と第2液圧室40方向へ押動する。そし
て、それぞれの段付きピストン32のカップシール48
がリリーフポート46を閉塞したのちに第1液圧室39
と第2液圧室40に液圧が発生して、第1受給管11と
第2受給管17から前輪ブレーキ2と後輪ブレーキ3の
キャリパボディ10,16へ送られ、前輪ブレーキ2と
後輪ブレーキ3の双方を作動する。
は、第1液圧マスタシリンダ21に発生した液圧が第1
供給管24を通って第1給油室33に入り、双方の段付
きピストン32,32を戻しばね44の弾発力に抗して
第1液圧室39と第2液圧室40方向へ押動する。そし
て、それぞれの段付きピストン32のカップシール48
がリリーフポート46を閉塞したのちに第1液圧室39
と第2液圧室40に液圧が発生して、第1受給管11と
第2受給管17から前輪ブレーキ2と後輪ブレーキ3の
キャリパボディ10,16へ送られ、前輪ブレーキ2と
後輪ブレーキ3の双方を作動する。
【0024】また、第2ブレーキ操作子5の単独操作で
は、第2液圧マスタシリンダ23に発生した液圧が、第
2供給管25と第2入力ポート41及び枝管41a,4
1bを通って第2給油室36と第3給油室37とに分岐
して入り、第2給油室36と第3給油室37とを拡大し
て、双方の段付きピストン32,32を戻しばね44の
弾発力に抗して第1液圧室39と第2液圧室40方向へ
押動し、第1ブレーキ操作子4の単独操作と同様に第1
液圧室39と第2液圧室40で発生した液圧を、第1受
給管11と第2受給管17から前輪ブレーキ2と後輪ブ
レーキ3のキャリパボディ10,16へ送って、前輪ブ
レーキ2と後輪ブレーキ3の双方を作動する。
は、第2液圧マスタシリンダ23に発生した液圧が、第
2供給管25と第2入力ポート41及び枝管41a,4
1bを通って第2給油室36と第3給油室37とに分岐
して入り、第2給油室36と第3給油室37とを拡大し
て、双方の段付きピストン32,32を戻しばね44の
弾発力に抗して第1液圧室39と第2液圧室40方向へ
押動し、第1ブレーキ操作子4の単独操作と同様に第1
液圧室39と第2液圧室40で発生した液圧を、第1受
給管11と第2受給管17から前輪ブレーキ2と後輪ブ
レーキ3のキャリパボディ10,16へ送って、前輪ブ
レーキ2と後輪ブレーキ3の双方を作動する。
【0025】さらに、第1ブレーキ操作子4と第2ブレ
ーキ操作子5の双方を操作した場合には、第1,第2液
圧マスタシリンダ21,23で発生した液圧が第1給油
室33と第2,第3給油室36,37へ送られ、これら
第1〜第3給油室33,36,37の合算した液圧が段
付きピストン32,32を押動する加算式の連動ブレー
キとなり、第1液圧室39と第2液圧室40で発生した
高い液圧をキャリパボディ10,16へ供給して、前輪
ブレーキ2と後輪ブレーキ3の双方を作動する。
ーキ操作子5の双方を操作した場合には、第1,第2液
圧マスタシリンダ21,23で発生した液圧が第1給油
室33と第2,第3給油室36,37へ送られ、これら
第1〜第3給油室33,36,37の合算した液圧が段
付きピストン32,32を押動する加算式の連動ブレー
キとなり、第1液圧室39と第2液圧室40で発生した
高い液圧をキャリパボディ10,16へ供給して、前輪
ブレーキ2と後輪ブレーキ3の双方を作動する。
【0026】本形態例は以上のように、第1,第2液圧
マスタシリンダ21,23の第1,第2供給管24,2
5と、前・後輪ブレーキ2,3の第1,第2受給管1
1,17との4つの管の間に連動バルブ26を介装した
単純な構成でありながら、第1ブレーキ操作子4と第2
ブレーキ操作子5のいずれの操作によっても前輪ブレー
キ2と後輪ブレーキ3の双方を連動して作動できるよう
にしており、従来例で述べた連動式のものに較べると、
個々のブレーキ操作子で前輪ブレーキと後輪ブレーキの
それぞれを単独で作動させる現行の独立した2系統と同
じ構成で済むので系統数の半減が図れ、車体への系統配
管の取り回しを短時間で簡便に行うことができる。
マスタシリンダ21,23の第1,第2供給管24,2
5と、前・後輪ブレーキ2,3の第1,第2受給管1
1,17との4つの管の間に連動バルブ26を介装した
単純な構成でありながら、第1ブレーキ操作子4と第2
ブレーキ操作子5のいずれの操作によっても前輪ブレー
キ2と後輪ブレーキ3の双方を連動して作動できるよう
にしており、従来例で述べた連動式のものに較べると、
個々のブレーキ操作子で前輪ブレーキと後輪ブレーキの
それぞれを単独で作動させる現行の独立した2系統と同
じ構成で済むので系統数の半減が図れ、車体への系統配
管の取り回しを短時間で簡便に行うことができる。
【0027】また、前・後輪ブレーキ2,3に用いるキ
ャリパボディ10,16も既存の単純な構成のものでよ
く、さらに系統中に介装するバルブは連動バルブ26の
1つで済むので、ブレーキ装置1の全体構成が単純で組
み付け作業性に優れるばかりか、極めて低コストでの実
施が可能である。
ャリパボディ10,16も既存の単純な構成のものでよ
く、さらに系統中に介装するバルブは連動バルブ26の
1つで済むので、ブレーキ装置1の全体構成が単純で組
み付け作業性に優れるばかりか、極めて低コストでの実
施が可能である。
【0028】次に、本発明の第2形態例〜第5形態例
を、図2〜図5に基づいて説明する。尚、第2形態例〜
第5形態例の説明に当たって、上述の第1形態例と同一
の構成については、同一の符号を付して詳細な説明を省
略し、また第1形態例に用いた符号を適宜参酌するもの
とする。
を、図2〜図5に基づいて説明する。尚、第2形態例〜
第5形態例の説明に当たって、上述の第1形態例と同一
の構成については、同一の符号を付して詳細な説明を省
略し、また第1形態例に用いた符号を適宜参酌するもの
とする。
【0029】図2は、本発明の第2形態例を示すもの
で、連動バルブ50は、第1形態例の連動バルブ26か
ら第2給油室36とこれにつながる一方の枝管41aと
を省略し、第2液圧マスタシリンダ23で発生した液圧
を、第2入力ポート41から枝管41bを通して第3給
油室37へのみ送るようにした点で、上述の第1形態例
と異なっており、第1ブレーキ操作子4の握り操作で
は、前輪ブレーキ2と後輪ブレーキ3の双方を連動して
作動し、また第2ブレーキ操作子5の踏み操作では後輪
ブレーキ3のみを作動する、連動ブレーキと単独ブレー
キの組み合わせとしている。
で、連動バルブ50は、第1形態例の連動バルブ26か
ら第2給油室36とこれにつながる一方の枝管41aと
を省略し、第2液圧マスタシリンダ23で発生した液圧
を、第2入力ポート41から枝管41bを通して第3給
油室37へのみ送るようにした点で、上述の第1形態例
と異なっており、第1ブレーキ操作子4の握り操作で
は、前輪ブレーキ2と後輪ブレーキ3の双方を連動して
作動し、また第2ブレーキ操作子5の踏み操作では後輪
ブレーキ3のみを作動する、連動ブレーキと単独ブレー
キの組み合わせとしている。
【0030】図3は、本発明の第3形態例を示し、連動
バルブ60は、前輪ブレーキ2側の段付きピストン32
の小径軸部32cとこれを収容する小径シリンダ孔31
bの半分31cとを、それぞれ後輪ブレーキ3側の段付
きピストン32の小径軸部32bとこれを収容する小径
シリンダ孔31bの半分31dよりもやや大径に形成
し、両小径軸部32c,32b間の第1給油室33が段
状となっている点で、上述の第1形態例と異なってい
る。
バルブ60は、前輪ブレーキ2側の段付きピストン32
の小径軸部32cとこれを収容する小径シリンダ孔31
bの半分31cとを、それぞれ後輪ブレーキ3側の段付
きピストン32の小径軸部32bとこれを収容する小径
シリンダ孔31bの半分31dよりもやや大径に形成
し、両小径軸部32c,32b間の第1給油室33が段
状となっている点で、上述の第1形態例と異なってい
る。
【0031】本形態例は、双方の段付きピストン32,
32の大径軸部32a,32aが同径であるため、第2
ブレーキ操作子5の踏み操作では、前輪ブレーキ2と後
輪ブレーキ3の双方が同じ制動力で連動して作動し、ま
た第1ブレーキ操作子4の握り操作では、前輪ブレーキ
2と後輪ブレーキ3とが連動して作動するも、前輪ブレ
ーキ2側の小径軸部32cと後輪ブレーキ3側の小径軸
部32bとの面積差から、断面積の大きい前輪ブレーキ
2側の第1液圧室39に後輪ブレーキ3側の第2液圧室
40よりも高い液圧が発生し、前輪ブレーキ2の制動力
を後輪ブレーキ3よりも高めたフロントヘビー・リアラ
イトのセッティングとなっている。
32の大径軸部32a,32aが同径であるため、第2
ブレーキ操作子5の踏み操作では、前輪ブレーキ2と後
輪ブレーキ3の双方が同じ制動力で連動して作動し、ま
た第1ブレーキ操作子4の握り操作では、前輪ブレーキ
2と後輪ブレーキ3とが連動して作動するも、前輪ブレ
ーキ2側の小径軸部32cと後輪ブレーキ3側の小径軸
部32bとの面積差から、断面積の大きい前輪ブレーキ
2側の第1液圧室39に後輪ブレーキ3側の第2液圧室
40よりも高い液圧が発生し、前輪ブレーキ2の制動力
を後輪ブレーキ3よりも高めたフロントヘビー・リアラ
イトのセッティングとなっている。
【0032】図4は、本発明の第4形態例を示すもの
で、連動バルブ70は、後輪ブレーキ3側の段付きピス
トン32の大径軸部32dとこれを収容する大径シリン
ダ孔31eと第2液圧室71とを、それぞれ前輪ブレー
キ2側の段付きピストン32の大径軸部32aと大径シ
リンダ孔31aと第1液圧室39よりもやや大径に形成
した点で、上述の第1形態例と異なっている。
で、連動バルブ70は、後輪ブレーキ3側の段付きピス
トン32の大径軸部32dとこれを収容する大径シリン
ダ孔31eと第2液圧室71とを、それぞれ前輪ブレー
キ2側の段付きピストン32の大径軸部32aと大径シ
リンダ孔31aと第1液圧室39よりもやや大径に形成
した点で、上述の第1形態例と異なっている。
【0033】本形態例は、双方の段付きピストン32,
32の小径軸部32b,32bが同径であるため、第1
ブレーキ操作子4の握り操作では、前輪ブレーキ2と後
輪ブレーキ3の双方が同じ制動力で連動して作動し、ま
た第2ブレーキ操作子5の踏み操作では、前輪ブレーキ
2と後輪ブレーキ3とが連動して作動するも、前輪ブレ
ーキ2側の大径軸部32aと後輪ブレーキ3側の大径軸
部32dとの面積差から、断面積の大きい後輪ブレーキ
3側の第2液圧室71に前輪ブレーキ2側の第1液圧室
39よりも高い液圧が発生し、後輪ブレーキ3の制動力
を前輪ブレーキ2よりも高めたリアヘビー・フロントラ
イトのセッティングとなっている。
32の小径軸部32b,32bが同径であるため、第1
ブレーキ操作子4の握り操作では、前輪ブレーキ2と後
輪ブレーキ3の双方が同じ制動力で連動して作動し、ま
た第2ブレーキ操作子5の踏み操作では、前輪ブレーキ
2と後輪ブレーキ3とが連動して作動するも、前輪ブレ
ーキ2側の大径軸部32aと後輪ブレーキ3側の大径軸
部32dとの面積差から、断面積の大きい後輪ブレーキ
3側の第2液圧室71に前輪ブレーキ2側の第1液圧室
39よりも高い液圧が発生し、後輪ブレーキ3の制動力
を前輪ブレーキ2よりも高めたリアヘビー・フロントラ
イトのセッティングとなっている。
【0034】図5は、本発明の第5形態例を示すもの
で、連動バルブ80は、バルブボディ81の内部上下
に、大径シリンダ孔31aと小径シリンダ孔31fとを
直列につなげた一対の段付きシリンダ孔31,31を併
設し、該大径シリンダ孔31aと小径シリンダ孔31f
に、それぞれ第1形態例と同様の大径軸部32aと小径
軸部32bとを有する段付きピストン32を摺動可能に
収容した並列型に形成されている。
で、連動バルブ80は、バルブボディ81の内部上下
に、大径シリンダ孔31aと小径シリンダ孔31fとを
直列につなげた一対の段付きシリンダ孔31,31を併
設し、該大径シリンダ孔31aと小径シリンダ孔31f
に、それぞれ第1形態例と同様の大径軸部32aと小径
軸部32bとを有する段付きピストン32を摺動可能に
収容した並列型に形成されている。
【0035】上下の段付きピストン32の小径軸部32
bと小径シリンダ孔31fの底壁との間には第1給油室
82と第2給油室83とが画成され、大径シリンダ孔3
1aと小径シリンダ孔31fとの間の段部84と段付き
ピストン32の大径軸部32aとの間に第3給油室85
と第4給油室86とが画成されると共に、大径シリンダ
孔31aの底壁となる止め栓38とこれに対向する大径
軸部32aとの間に第1液圧室39と第2液圧室40と
が画成されている。
bと小径シリンダ孔31fの底壁との間には第1給油室
82と第2給油室83とが画成され、大径シリンダ孔3
1aと小径シリンダ孔31fとの間の段部84と段付き
ピストン32の大径軸部32aとの間に第3給油室85
と第4給油室86とが画成されると共に、大径シリンダ
孔31aの底壁となる止め栓38とこれに対向する大径
軸部32aとの間に第1液圧室39と第2液圧室40と
が画成されている。
【0036】第1給油室82と第2給油室83とは、第
1入力ポート87から延びる延長管87aにて連通して
おり、該第1入力ポート87に第1液圧マスタシリンダ
21の第1供給管24を接続して、第1ブレーキ操作子
4の握り操作で第1液圧マスタシリンダ21に発生した
液圧を、第1給油室82と第2給油室83の双方へ供給
するようにしている。また、第3給油室85と第4給油
室86とは、第2入力ポート88から延びる延長管88
aにて連通しており、該第2入力ポート88に第2液圧
マスタシリンダ23の第2供給管25を接続して、第2
ブレーキ操作子5の踏み操作で第2液圧マスタシリンダ
23に発生した液圧を、第3給油室85と第4給油室8
6の双方へ供給するようにしている。
1入力ポート87から延びる延長管87aにて連通して
おり、該第1入力ポート87に第1液圧マスタシリンダ
21の第1供給管24を接続して、第1ブレーキ操作子
4の握り操作で第1液圧マスタシリンダ21に発生した
液圧を、第1給油室82と第2給油室83の双方へ供給
するようにしている。また、第3給油室85と第4給油
室86とは、第2入力ポート88から延びる延長管88
aにて連通しており、該第2入力ポート88に第2液圧
マスタシリンダ23の第2供給管25を接続して、第2
ブレーキ操作子5の踏み操作で第2液圧マスタシリンダ
23に発生した液圧を、第3給油室85と第4給油室8
6の双方へ供給するようにしている。
【0037】上側の止め栓38の第1出力ポート42に
は前輪ブレーキ2の第1受給管11が、下側の止め栓3
8の第2出力ポート43には後輪ブレーキ3の第2受給
管17がそれぞれ接続されており、前輪ブレーキ2と後
輪ブレーキ3は、第1ブレーキ操作子4と第2ブレーキ
操作子5のいずれの操作によっても前輪ブレーキ2と後
輪ブレーキ3の双方を連動して作動できるようにしてお
り、さらに第1ブレーキ操作子4と第2ブレーキ操作子
5の双方の操作では、加算式の連動ブレーキとなって、
第1,第2液圧マスタシリンダ21,23で発生した高
い液圧で、前輪ブレーキ2と後輪ブレーキ3の双方が連
動して作動する。
は前輪ブレーキ2の第1受給管11が、下側の止め栓3
8の第2出力ポート43には後輪ブレーキ3の第2受給
管17がそれぞれ接続されており、前輪ブレーキ2と後
輪ブレーキ3は、第1ブレーキ操作子4と第2ブレーキ
操作子5のいずれの操作によっても前輪ブレーキ2と後
輪ブレーキ3の双方を連動して作動できるようにしてお
り、さらに第1ブレーキ操作子4と第2ブレーキ操作子
5の双方の操作では、加算式の連動ブレーキとなって、
第1,第2液圧マスタシリンダ21,23で発生した高
い液圧で、前輪ブレーキ2と後輪ブレーキ3の双方が連
動して作動する。
【0038】本形態例の連動バルブ80は、段付きシリ
ンダ孔31,31を上下2段に並べた構成としたので、
バルブボディ81の全長を、第1〜第4形態例の直列型
のそれに較べて略1/2の長さに短縮でき、車体の狭い
取り付け箇所にも容易に取り付けすることができる。
ンダ孔31,31を上下2段に並べた構成としたので、
バルブボディ81の全長を、第1〜第4形態例の直列型
のそれに較べて略1/2の長さに短縮でき、車体の狭い
取り付け箇所にも容易に取り付けすることができる。
【0039】尚、本発明を、連動ブレーキと単独ブレー
キとの組み合わせで構成する場合に、単独ブレーキで
は、前輪ブレーキと後輪ブレーキのいずれを作動させる
ようにしてもよい。また連動バルブは、上述の形態例で
示した直列型と並列型のいずれの形式にあっても、一対
の段付きピストンの小径軸部同士や大径軸部同士をそれ
ぞれ異径とすることにより、前輪ブレーキと後輪ブレー
キの制動力の大きさを変えることができる。また、2つ
の液圧室内部の戻しばねのセット荷重を変えることによ
り、前輪ブレーキと後輪ブレーキの初期制動の立ち上が
りを前後にずらせることができる。
キとの組み合わせで構成する場合に、単独ブレーキで
は、前輪ブレーキと後輪ブレーキのいずれを作動させる
ようにしてもよい。また連動バルブは、上述の形態例で
示した直列型と並列型のいずれの形式にあっても、一対
の段付きピストンの小径軸部同士や大径軸部同士をそれ
ぞれ異径とすることにより、前輪ブレーキと後輪ブレー
キの制動力の大きさを変えることができる。また、2つ
の液圧室内部の戻しばねのセット荷重を変えることによ
り、前輪ブレーキと後輪ブレーキの初期制動の立ち上が
りを前後にずらせることができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の液圧式バ
ーハンドル車両用ブレーキ装置によれば、第1,第2液
圧マスタシリンダと前・後輪ブレーキとの間に連動バル
ブを介装した単純な構成でありながら、第1ブレーキ操
作子と第2ブレーキ操作子のいずれの操作によっても前
輪ブレーキと後輪ブレーキの双方の連動か、若しくは連
動と単独の組み合わせとすることができ、従来例の連動
タイプに較べると、系統数を半減できるので、車体への
系統配管の取り回しを短時間で容易に行うことができ
る。また、前・後輪ブレーキに用いるディスクブレーキ
のキャリパボディも既存の単純な構成のものでよく、さ
らに系統中に介装するバルブは連動バルブの1つだけで
済むので、ブレーキ装置全体の構成が単純となって組み
付け作業性に優れるばかりか、極めて低コストでの実施
が可能である。
ーハンドル車両用ブレーキ装置によれば、第1,第2液
圧マスタシリンダと前・後輪ブレーキとの間に連動バル
ブを介装した単純な構成でありながら、第1ブレーキ操
作子と第2ブレーキ操作子のいずれの操作によっても前
輪ブレーキと後輪ブレーキの双方の連動か、若しくは連
動と単独の組み合わせとすることができ、従来例の連動
タイプに較べると、系統数を半減できるので、車体への
系統配管の取り回しを短時間で容易に行うことができ
る。また、前・後輪ブレーキに用いるディスクブレーキ
のキャリパボディも既存の単純な構成のものでよく、さ
らに系統中に介装するバルブは連動バルブの1つだけで
済むので、ブレーキ装置全体の構成が単純となって組み
付け作業性に優れるばかりか、極めて低コストでの実施
が可能である。
【0041】さらに、前輪ブレーキと後輪ブレーキのそ
れぞれを、個々のブレーキ操作子で単独で作動させる現
行の独立2系統のものに連動バルブを追加するだけで、
簡単に連動ブレーキを構成することができ、既存車両へ
の汎用性と低コストでの実施にも富んでいる。
れぞれを、個々のブレーキ操作子で単独で作動させる現
行の独立2系統のものに連動バルブを追加するだけで、
簡単に連動ブレーキを構成することができ、既存車両へ
の汎用性と低コストでの実施にも富んでいる。
【0042】また、一対の段付きピストンのいずれか一
方の小径軸部と他方の小径軸部とを異径としたり、同じ
く一対の段付きピストンのいずれか一方の大径軸部と他
方の大径軸部とを異径とすることにより、前輪ブレーキ
の制動力と後輪ブレーキの制動力を簡便に変えることが
できる。さらに、第1液圧室と第2液圧室に縮設される
戻しばねのセット荷重を変えるだけの簡単な構造で、前
輪ブレーキと後輪ブレーキの初期制動の立ち上がりを前
後にずらせることができる。
方の小径軸部と他方の小径軸部とを異径としたり、同じ
く一対の段付きピストンのいずれか一方の大径軸部と他
方の大径軸部とを異径とすることにより、前輪ブレーキ
の制動力と後輪ブレーキの制動力を簡便に変えることが
できる。さらに、第1液圧室と第2液圧室に縮設される
戻しばねのセット荷重を変えるだけの簡単な構造で、前
輪ブレーキと後輪ブレーキの初期制動の立ち上がりを前
後にずらせることができる。
【図1】本発明の第1形態例を示すバーハンドル車両用
ブレーキ装置の概略図
ブレーキ装置の概略図
【図2】本発明の第2形態例を示す連動バルブの断面図
【図3】本発明の第3形態例を示す連動バルブの断面図
【図4】本発明の第4形態例を示す連動バルブの断面図
【図5】本発明の第5形態例を示す連動バルブの断面図
1…二系統連動式のブレーキ装置 2…前輪ブレーキ 3…後輪ブレーキ 4…第1ブレーキ操作子 5…第2ブレーキ操作子 8,14…ディスクロータ 10,16…キャリパボディ 11…第1受給管 17…第2受給管 21…第1液圧マスタシリンダ 23…第2液圧マスタシリンダ 24…第1供給管 25…第2供給管 26,81…バルブボディ 30…連動バルブ 31…段付きシリンダ孔 31a…大径シリンダ孔 31b,31f…小径シリンダ孔 32…段付きピストン 32a,32d…大径軸部 32b,32c…小径軸部 33…第1給油室 34…第1入力ポート 35…大径シリンダ孔31aと小径シリンダ孔31bと
の段部 36…第2給油室 37…第3給油室 38…本発明の大径シリンダ孔の底壁となる止め栓 39…第1液圧室 40…第2液圧室 41…第2入力ポート 41a,41b…枝管 42…第1出力ポート 43…第2出力ポート 44…戻しばね 48…カップシール 50,60,70,80…連動バルブ 82…第1給油室 83…第2給油室 84…大径シリンダ孔31aと小径シリンダ孔31fと
の間の段部 85…第3給油室 86…第4給油室 87…第1入力ポート 87a…延長管 88…第2入力ポート 88a…延長管 A…ディスクロータ8,14の回転方向
の段部 36…第2給油室 37…第3給油室 38…本発明の大径シリンダ孔の底壁となる止め栓 39…第1液圧室 40…第2液圧室 41…第2入力ポート 41a,41b…枝管 42…第1出力ポート 43…第2出力ポート 44…戻しばね 48…カップシール 50,60,70,80…連動バルブ 82…第1給油室 83…第2給油室 84…大径シリンダ孔31aと小径シリンダ孔31fと
の間の段部 85…第3給油室 86…第4給油室 87…第1入力ポート 87a…延長管 88…第2入力ポート 88a…延長管 A…ディスクロータ8,14の回転方向
Claims (6)
- 【請求項1】 第1ブレーキ操作子に操作される第1液
圧マスタシリンダと、第2ブレーキ操作子に操作される
第2液圧マスタシリンダとを備え、該第1液圧マスタシ
リンダと第2液圧マスタシリンダのいずれか一方の液圧
マスタシリンダと前輪ブレーキと後輪ブレーキとを連動
バルブを介して接続し、該一方の液圧マスタシリンダで
発生した液圧にて前輪ブレーキと後輪ブレーキの双方を
連動して作動する液圧式バーハンドル車両用ブレーキ装
置において、前記連動バルブに前記第1液圧マスタシリ
ンダと第2液圧マスタシリンダの他方の液圧マスタシリ
ンダを接続し、該他方の液圧マスタシリンダにて前記前
輪ブレーキと後輪ブレーキのいずれか一方または双方を
液圧作動するようになしたことを特徴とする液圧式バー
ハンドル車両用ブレーキ装置。 - 【請求項2】 前記連動バルブは、バルブボディ内部に
同軸上に形成される一対の大径シリンダ孔と、両大径シ
リンダ孔間をつなぐ小径シリンダ孔とを備え、これら大
径シリンダ孔と小径シリンダ孔に、大径軸部と小径軸部
とを有する一対の段付きピストンを摺動可能に対向して
収容し、両段付きピストンの小径軸部に挟まれた前記小
径シリンダ孔の中間部の空隙を第1給油室となして、該
第1給油室に前記一方の液圧マスタシリンダを接続し、
前記大径シリンダ孔及び小径シリンダ孔間の段部と段付
きピストンの大径軸部との間に第2給油室と第3給油室
を画成して、該第2給油室と第3給油室のいずれか一方
または双方に前記他方の液圧マスタシリンダを接続する
と共に、前記段付きピストンの大径軸部とこれに対向す
る大径シリンダ孔の底壁との間に第1液圧室と第2液圧
室を画成し、該第1液圧室に前記前輪ブレーキと後輪ブ
レーキのいずれか一方を、第2液圧室に他方をそれぞれ
接続したことを特徴とする請求項1に記載の液圧式バー
ハンドル車両用ブレーキ装置。 - 【請求項3】 前記連動バルブは、バルブボディ内部に
大径シリンダ孔と小径シリンダ孔とを直列に設けた一対
の段付きシリンダ孔を併設し、これら段付きシリンダ孔
に、それぞれ大径軸部と小径軸部とを有する2つの段付
きピストンを摺動可能に収容し、該段付きピストンの小
径軸部と小径シリンダ孔の底壁との間に第1給油室と第
2給油室とを画成して、該第1給油室と第2給油室とに
前記一方の液圧マスタシリンダを接続し、前記大径シリ
ンダ孔及び小径シリンダ孔間の段部と段付きピストンの
大径軸部との間に第3給油室と第4給油室を画成して、
該第3給油室と第4給油室のいずれか一方または双方に
前記他方の液圧マスタシリンダを接続すると共に、前記
段付きピストンの大径軸部とこれに対向する大径シリン
ダ孔の底壁との間に第1液圧室と第2液圧室を画成し、
該第1液圧室に前記前輪ブレーキと後輪ブレーキのいず
れか一方を、第2液圧室に他方をそれぞれ接続したこと
を特徴とする請求項1に記載の液圧式バーハンドル車両
用ブレーキ装置。 - 【請求項4】 前記一対の段付きピストンのいずれか一
方の小径軸部と他方の小径軸部とを異径となしたことを
特徴とする請求項2または3に記載の液圧式バーハンド
ル車両用ブレーキ装置。 - 【請求項5】 前記一対の段付きピストンのいずれか一
方の大径軸部と他方の大径軸部とを異径となしたことを
特徴とする請求項2〜4のいずれか1つに記載の液圧式
バーハンドル車両用ブレーキ装置。 - 【請求項6】 前記第1液圧室と第2液圧室のそれぞれ
に、段付きピストンを小径シリンダ孔方向へ付勢する戻
しばねを縮設し、両戻しばねのセット荷重を異ならしめ
たことを特徴とする請求項2〜5のいずれか1つに記載
の液圧式バーハンドル車両用ブレーキ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11091401A JP2000280886A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 液圧式バーハンドル車両用ブレーキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11091401A JP2000280886A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 液圧式バーハンドル車両用ブレーキ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000280886A true JP2000280886A (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=14025369
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11091401A Pending JP2000280886A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 液圧式バーハンドル車両用ブレーキ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000280886A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2415232A (en) * | 2004-06-17 | 2005-12-21 | Christopher Heaysman | Antilock brake device for bicycles |
CN102126534A (zh) * | 2010-01-13 | 2011-07-20 | 本田技研工业株式会社 | 二轮摩托车用连动制动装置 |
EP2896554A1 (en) * | 2014-01-16 | 2015-07-22 | Ansure, Inc. | Auxiliary device for hydraulic brake assembly |
CN108357617A (zh) * | 2017-01-27 | 2018-08-03 | 株式会社岛野 | 自行车液压装置 |
KR102355279B1 (ko) * | 2021-07-23 | 2022-02-09 | 이규용 | 유압 브레이크의 순차 제동장치 |
-
1999
- 1999-03-31 JP JP11091401A patent/JP2000280886A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2415232A (en) * | 2004-06-17 | 2005-12-21 | Christopher Heaysman | Antilock brake device for bicycles |
CN102126534A (zh) * | 2010-01-13 | 2011-07-20 | 本田技研工业株式会社 | 二轮摩托车用连动制动装置 |
EP2896554A1 (en) * | 2014-01-16 | 2015-07-22 | Ansure, Inc. | Auxiliary device for hydraulic brake assembly |
CN108357617A (zh) * | 2017-01-27 | 2018-08-03 | 株式会社岛野 | 自行车液压装置 |
KR102355279B1 (ko) * | 2021-07-23 | 2022-02-09 | 이규용 | 유압 브레이크의 순차 제동장치 |
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