JP3630103B2 - サーボ制御システムの故障検出装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、サーボ制御システムにおいて、サーボモータに流れる電流を検出する電流センサ等の故障検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
サーボ制御システムは、サーボモータに流れる電流を電流センサにより検出して該検出電流値をフィードバックして制御を実行している。ここで、例えば、電流センサが実際に流れている電流値よりも小さな電流を検出すると、制御指令部は所望の電流値が流れていないと認識し、より大きな電流をサーボモータに流そうとするので、正確な制御が困難となる。
【0003】
かかる不具合を防ぐために、従来から電流センサ等が正常か否かを判定して、サーボ制御システムの誤動作を防止することが特開平6−253585号公報に記載されているように成されている。
該公報には、サーボモータに流れる3相電流U、V、W相を三つの電流センサにより検出して、検出されたU、V、W相の電流値のベクトル和がゼロか否かで電流センサの故障判定を成すものが記載されている。
かかる技術によれば、サーボモータに流れる電流値を推定することなく、簡易に電流センサの異常が検出できるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
一方、サーボモータに流れる二相の電流、例えばV、W相の電流Iv,Iwのみを二つの電流センサにより検出し、三相の電流のベクトル和がゼロという関係から検出していない残りのU相の電流値Iuを推定する、二相電流検出タイプが簡易な構成のために採用されている。
しかしながら、U、V、W相の電流値の合計がゼロによりU相の電流値Iuを推定するので、電流センサの異常時でも前記電流値の合計がゼロになる。したがって、電流センサの異常が検出できないという問題点があった。
【0005】
この発明は、サーボモータに流れる2相の電流検出を成す電流センサの故障を簡易に検出するサーボ制御システムの故障検出装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段、発明の作用及び効果】
第1の発明に係るサーボ制御システムの故障検出装置は、第1から第3相からなる三相のモータと、該モータに可変電圧、可変周波数を印加する可変電圧印加手段と、上記モータの回転子の回転した角度を検出する角度検出手段と、該角度検出手段により検出された角度値に基づいて上記モータがトルクを発生しないように、上記可変電圧印加手段に対して有限の電圧の指令を開ループにより発生する指令手段と、該指令手段からの上記電圧指令に基づく上記可変電圧印加手段を動作して上記モータの第1から第3相に電圧を印加させることにより上記モータに流れる第1相、第2相の各電流を検出する第1及び第2の電流検出手段と、上記第1の電流検出手段により検出された第1の電流値と第2相の印加電圧値との積である第1の乗算値を求め、上記第2の電流検出手段により検出された第2の電流値と第1相の印加電圧値との積である第2の乗算値を求め、上記第1の乗算値と上記第2の乗算値との差が所定値以内かを判断すると共に、該所定値を越えると異常信号を発生する判断手段と、を備えたことを特徴とするものである。
【0007】
かかる故障検出装置によれば、角度検出手段の角度検出値に基づいて指令手段からモータがトルクを発生しない開ループ指令を与えることにより、可変電圧印加手段は、有限の電圧を発生し、判断手段は、第1の電流検出手段により検出された第1の電流値と第1相の印加電圧値との積である第1の乗算値を求め、第2の電流値と第2相の印加電圧値との積である第2の乗算値とを求め、第1の乗算値と第2の乗算値との差が所定値以内かを判断すると共に、該所定値を越えると異常信号を発生する。したがって、三相のモータの二相に流れる電流を検出する第1及び第2の電流検出手段の異常を簡易な構成で検出できるという効果がある。
【0008】
第2の発明に係るサーボ制御システムの故障検出装置は、回転角度検出手段の角度値に基づいて磁極位置θを演算する磁極位置演算手段を有しており、モータがトルクを発生しない電圧は、Aを定数とすると、第1相がAsin(θ+270°),第2相がAsin(θ+150°),第3相がAsin(θ+30°)である、ことを特徴とするものである。
かかる故障検出装置によれば、可変電圧印加手段は第1相がAsin(θ+270°)、第2相がAsin(θ+150°),第3相がAsin(θ+30°)の電圧を印加するので、定数Aが一定の場合には、第1及び第2の電流検出手段はモータに流れる直流電流を検出して、判断手段は該直流電流値などに基づいて異常か否かを判断すれば良い。したがって、直流電流のため定常状態において時間の概念がないので、判断手段が簡易になるという効果がある。
【0009】
第3の発明に係るサーボ制御システムの故障検出装置は、第1及び第2の電流検出手段の第1、第2の電流値が一定になったことを判断する一定値判断手段を有しており、該一定値判断手段により一定と判断された後に判断手段を実行する、ことを特徴とするものである。
かかる故障検出装置によれば、一定値判断手段は第1、第2の電流値が一定になったことを判断して一定の場合に限り、判断手段を実行するので、第1、第2の電流値の過渡現象を考慮することなく、第1及び第2の電流検出手段の異常を簡易に検出できるという効果がある。
【0010】
第4の発明に係るサーボ制御システムの故障検出装置は、上記モータの第1の磁極位置θ1に基づく上記可変電圧印加手段から印加される最大電圧値を基準として、上記モータの第2の上記磁極位置θ2に基づいて上記最大電圧値よりも、予め定められた所定値に低下することを判断する磁極位置判断手段と、この磁極位置判断手段により上記所定値よりも低下すると判断された場合には、上記所定値よりも高くなるよう上記モータを回転するモータ駆動手段と、を備えたことを特徴とするものである。
かかる故障検出装置によれば、モータの磁極位置に基づく可変電圧印加手段からの電圧値が低下する場合には、これを磁極位置判断手段により判断してモータ駆動手段により可変電圧印加手段の電圧値が所定値よりも高くなるようモータを回転させる。したがって、可変電圧印加手段の電圧値を所定値以上にしてモータに印加するので、第1及び第2の電流検出手段に流れる電流が所定値よりも低下することがなくなり、第1及び第2の電流検出手段の故障を精度良く検出できるという効果がある。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
この発明の一実施の形態を図1によって説明する。図1はこの発明の一実施の形態によるサーボ制御システムの全体構成図である。
図1において、サーボ制御システムは、三相のサーボモータ10をサーボ制御装置20に駆動制御することによりサーボモータ10の回転子の回転した角度Θをエンコーダ12によって検出してサーボ制御装置20にフィードバックされるように形成されている。
【0012】
サーボ制御装置20は、サーボモータ10の位置情報および指令電流値をもとに電圧指令を生成する電流制御指令部21と、電流制御指令部21の制御電圧指令値に基づいて直流母線電圧Edを所望の電圧に変換するPWMインバータ25と、サーボモータ10のV相、W相に流れる電流Iv,Iwを検出する電流センサ27v,27wと、サーボモータ10の回転した角度Θをエンコーダ12により検出してサーボモータ10の磁極位置θを算出し、該磁極位置θに応じた電圧指令をPWMインバータ25に与えてサーボモータ10に流れる電流Iv,Iwを検出する電流センサ27v,27wが正常か否かを判定する電流センサ27v,27wの故障検出手段30と、電流制御指令部21と故障検出手段30との切換えを成すスイッチSW1を有する指令スイッチ23と、電流センサ27v,27wからの電流を電流制御指令回路21と故障検出手段30とに切換えると共に、スイッチSW11〜SW13を有する入力スイッチ29とを備えている。
【0013】
故障検出手段30は、電流センサ27v,27wの検出した電流値と、エンコーダ12からの回転した角度Θとを取り込む入力I/F32、周知のCPU34、ROM36、RAM38、出力I/F39を内蔵している。ROM36はCPU34により実行されるべき制御プログラム、即ち、後述する図2のフローチャートに相当するプログラムが記憶されており、RAM38はCPU34に作業領域を提供するように形成されている。
【0014】
故障検出手段30からPWMインバータ25への電圧指令は、サーボモータ10が停止中にサーボモータ10に電圧が印加されても、サーボモータ10が回転しないよう下式の電圧が印加されるように形成されている。
Vu = Asin(θ+ 270°)
Vv = Asin(θ+ 150°)・・・・(1)
Vw = Asin(θ+30°)
ここに、A:定数、θ:磁極の位置(界磁の角度)
ここで、定数Aは、例えばサーボモータ10に定格電流値を流すための印加電圧値が適当である。これは、電流センサ27v,27wの検出精度の向上を図るためである。
【0015】
以下に、前記(1)式に示す電圧Vu,Vv,Vwがサーボモータ10に印加されても回転子が回転しない、すなわち、トルクが発生しないことを証明する。
まず、サーボモータ10の電圧Vu,Vv,Vwを表す電圧方程式を各相毎に示すと下式となる。
Vu=(R+pL+0.5pM)Iu+Eu
Vv=(R+pL+0.5pM)Iv+Ev ・・・・・(2)
Vw=(R+pL+0.5pM)Iw+Ew
ここで、p:d/dtで時間に関する微分演算子
M:サーボモータ10のコイル間の相互インダクタンス(H)
Eu,Ev,Ew:速度起電力(V)
L:サーボモータ10の自己インダクタンス(H)
R:サーボモータ10の巻線抵抗(Ω)
なお、前記(2)式における速度起電力Eu,Ev,Ewについては前記(1)で定数Aを一定とした直流電圧をサーボモータ10に印加しても、サーボモータ10が回転子しないためEu、Ev、Ew=0となる。
【0016】
前記(2)式の電圧印加の開始時間を0として、時間tにおけるU、V、W相の電流値Iu,Iv,Iwは下式となる。
Iu =Vu・(1−ε− t /τ )/R=A・Bsin(θ+270°)/R
Iv =Vv・(1−ε− t /τ )/R=A・Bsin(θ+150°)/R・・・・(3)
Iw =Vw・(1−ε− t /τ )/R=A・Bsin(θ+ 30°)/R
ここで、τ:(L+0.5M)/R
B:1−ε− t /τ
【0017】
電圧Vu,Vv,Vwを印加して電流値Iu,Iv,Iwがほぼ一定になる時間は、およそ3τとなり、一般に数10ms〜数100ms程度である。したがって、時間3τを経過後の電流値Iu,Iv,Iwは下式とみなすことができる。
Iu =Vu/R=Asin(θ+270°)/R
Iv =Vv/R=Asin(θ+150°)/R ・・・・・(4)
Iw =Vw/R=Asin(θ+ 30°)/R
【0018】
一方、サーボモータ10が発生するトルクTは、文献「ACサーボシステムの理論と設計の実際」杉本英彦等著、総合電子出版社、1990年発行の第20頁(2.23)式によれば下式となる。
T=K・{−Iu sinθre−Ivsin(θre−120°)−Iwsin (θre+120°)}・・(5)
ここに K:トルク定数で、z・Φfa
z:極対数、Φfa:電機子巻線鎖交磁束数
θre:磁極の位置(界磁の角度)
この実施の形態による磁極の位置θと、前記文献(第13頁、図2.2記載のθre)の磁極の位置θreとを一致させるためにθre→θ+180°すると、下式となる。
T=K{−Iu sin(θ+180°)−Iv sin(θ+60°)−Iw sin(θ+300°)}・(6)
【0019】
前記(3)式を前記(6)式に代入して計算すると、C=(A・B)/Rとすれば、トルクTは下式の通りゼロとなる。
T=K・C{−sin(θ+180°) sin(θ+270°)−sin(θ+60°)sin(θ+150°)−sin(θ+300°)Asin(θ+ 30°)}=0・・・・(7)
すなわち、電流センサ27v,27wの故障検出を実行している間にサーボモータ10は回転しないこと、即ち、停止していることが証明されたのである。
【0020】
前記のように構成されたサーボ制御システムの故障検出装置の動作を図1及び図2よって説明する。図2は図1による故障検出装置の動作を示すフローチャートである。
サーボモータ10の起動時において、入力スイッチ23のSW1をb端子、出力スイッチ29のSW11〜SW13をa側端子にそれぞれ投入して電流センサ27v,27wの故障検出モードに移行する。
【0021】
CPU34は、入力I/F32を介してエンコーダ12からのサーボモータ10の回転した角度Θを読み込み、サーボモータ10の磁極位置θを角度Θ×サーボモータ10の極対数によって演算し、磁極位置θをRAM38に記憶し(ステップS101)、サーボモータ10の磁極位置θによっては、サーボモータ10の印加電圧が低下して、電流検出器27v,27wの故障検出精度が低下するので、前記(1)式における電圧Vv,Vwの最大値から±0.1倍以下なる磁極位置θか否かを次のように判断する。即ち、24.3°≦θ≦35.7°,204.3°≦θ≦215.7,°144.3°≦θ≦155.7°,324.3°≦θ≦335.7°か否かを判定する(ステップS103)。サーボモータ10の磁極位置θが前記角度範囲を満たさなければ、電圧Vv,Vwの最大値から±0.1以上であるので、CPU34は、前記(1)式に磁極位置θを代入して電圧指令を求め、該電圧指令を出力I/F39から指令スイッチ23を介してPWMインバータ25に与え、PWMインバータ25が前記電圧指令により定まる電圧をサーボモータ10に印加する(ステップS105)。
一方、サーボモータがステップS103における前記角度範囲を満たさせば、CPU34は、現在の磁極位置から前記角度範囲を満たさないように回転角度指令を生成してPWMインバータ25を介してサーボモータ10を前記回転角度指令の位置まで回転させて(ステップS104)、前記ステップS105を実行する。
【0022】
したがって、サーボモータ10はトルクを発生しないような直流電圧が印加されているので、前記(3)式で定まる電流Iu,Iv,Iwが流れ、CPU34は、電圧を印加してから所定時間経過した後の電流センサ27v,27wからの電流をスイッチ29から入力I/F32を介して電流値Iv,Iwを所定の時間継続して検出する(ステップS107)。
ここで、電流値Iv,Iwの比は前記(4)式よりサーボモータ10に印加する電圧Vv,Vwに等しい。すなわち、Iv:Iw=Vv:Vwとなり下式が成立する。
Iv×Vw−Iw×Vv=0・・・・(8)
この(8)式は、各電流センサ27v,27wなどにバラツキがないという前提の式なので、バラツキの許容値をδとしてCPU34は、J=|Iv×Vw−Iw×Vv|を演算し、すなわち、第1の電流値Ivと第2相の印加電圧値Vwとの積となる第1の乗算値を求め、第2の電流値Iwと第1相の印加電圧値Vvとの積となる第2の乗算値を求めて、第1の乗算値と第2の乗算値の差を求め、(ステップS111)、該差Jが予め定められた許容値δと比較、すなわち、J>δか否か判断する(ステップS113)。
【0023】
J≦δであれば、CPU34は、電流センサ27v,27w等に異常がないものと判断してスイッチ23のSW1をa側に投入し、スイッチ29のSW11〜SW13をb側に投入して通常動作モードに移行し、電流制御指令部21は、PWMインバータ25を制御してサーボモータ10を駆動する(ステップS115)。
一方、CPU34は、J>δであれば、電流センサ27v,27wこれに関連する回路、配線などに異常が生じたと判断してアラーム表示(図示せず)することにより作業者に知らせる(ステップS117)。
【0024】
かかる実施の形態による故障検出手段30は、サーボモータ10の二相に流れる電流を電流センサ27v,27wにより検出することにより、電流センサ27v,27wなどの異常を検出できる。
しかも、故障検出手段30は、サーボモータ10の巻線抵抗、自己インダクタンス、コイル間の相互インダクタンスに基づいてサーボモータ10に流れる電流を推定することなく、電流センサ27v,27wなどの異常を検出できる。したがって、サーボモータ10における巻線抵抗の温度変動、サーボモータ10とサーボ制御装置20との配線ケーブルなどの自己インダクタンスの変動などによる影響を受けることもなく、電流センサ27v,27wなどの故障を検出できるものである。
さらに、故障検出手段30はステップS109において、電流センサ27v,27wにより検出した電流値が一定になった後に、電流センサ27v,27wなどの異常を判断するので、検出電流値の過渡現象を考慮することなく、電流センサ27v,27wの故障の判定が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態によるサーボ制御システムの故障検出装置の全体を示すブロック図である。
【図2】図1に示す故障検出装置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 サーボモータ(三相のモータ)、12 エンコーダ(角度検出手段)、25 PWMインバータ(可変電圧印加手段)、27v 電流センサ(第1の電流検出手段)、27w 電流センサ(第2の電流検出手段)、30 故障検出手段。
Claims (4)
- 第1から第3相を有する三相のモータと、
該モータに可変電圧、可変周波数を印加する可変電圧印加手段と、
上記モータの回転子の回転した角度を検出する角度検出手段と、
該角度検出手段により検出された角度値に基づいて上記モータがトルクを発生しないように、上記可変電圧印加手段に対して有限の電圧指令を開ループにより発生する指令手段と、
該指令手段からの上記電圧指令に基づく上記可変電圧印加手段を動作して上記モータの第1から第3相に電圧を印加させることにより上記モータに流れる第1相、第2相の各電流を検出する第1及び第2の電流検出手段と、
上記第1の電流検出手段により検出された第1の電流値と上記第2相の印加電圧値との積である第1の乗算値を求め、上記第2の電流検出手段により検出された第2の電流値と上記第1相の印加電圧値との積である第2の乗算値とを求め、上記第1の乗算値と上記第2の乗算値との差が所定値以内かを判断すると共に、該所定値を越えると異常信号を発生する判断手段と、
を備えたことを特徴とするサーボ制御システムの故障検出装置。 - 上記角度検出手段の角度値に基づいて磁極位置θを演算する磁極位置演算手段を有しており、
上記モータがトルクを発生しない電圧は、Aを定数とすると、第1相がAsin(θ+270°),第2相がAsin(θ+150°),第3相がAsin(θ+30°)である、
ことを特徴とする請求項1に記載のサーボ制御システムの故障検出装置。 - 上記第1及び第2の電流検出手段の第1、第2の電流値が一定になったことを判断する一定値判断手段を有しており、
該一定値判断手段により一定と判断された後に上記判断手段を実行する、
ことを特徴とする請求項1又は3に記載のサーボ制御システムの故障検出装置。 - 上記モータの第1の磁極位置θ1に基づく上記可変電圧印加手段から印加される最大電圧値を基準として、上記モータの第2の上記磁極位置θ2に基づいて上記最大電圧値よりも、予め定められた所定値に低下することを判断する磁極位置判断手段と、
この磁極位置判断手段により上記所定値よりも低下すると判断された場合には、上記所定値よりも高くなるように上記モータを回転するモータ駆動手段と、
を備えたことを特徴とする請求項2又は3に記載のサーボ制御システムの故障検出装置。
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