JP3629702B2 - 送風機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
【0002】
本願発明は、プロペラファン等の送風機の構造に関するものである。
【従来の技術】
【0003】
例えばプロペラファン等の軸流型送風機は、空気調和機用室外機ユニットの送風機として一般に使用されている。このようなプロペラファン等の送風機を送風機として採用した空気調和機用室外機ユニットの構成を、図20〜図22に示す。
【0004】
すなわち、同空気調和機用室外機ユニットは、例えば図20〜図22に示すように、軸流型送風機としてのプロペラファン4と、該プロペラファン4の外周側に位置して該プロペラファン4の後方側吸込領域Xと前方側吹出領域Yとを仕切るベルマウス5と、上記プロペラファン4の吹出側(前方側)に位置するファンガード6とから送風ユニット3を構成し、該送風ユニット3を、本体ケーシング1内において背面空気吸込口10a側熱交換器2の空気流下流側に配設して構成されている。上記本体ケーシング1内は、さらに仕切板7によって熱交換室8と機械室9との2室に区画されており、上記熱交換室8には、上記本体ケーシング1の背面側および何れか一方の側面側に各々形成された背面空気吸込口10a,側面空気吸込口10bに各々対向する横断面形状がL字状の熱交換器2と該熱交換器2の下流側に位置する上記送風ユニット3とが配設されている一方、上記機械室9には、圧縮機11その他の部品が配設されている。なお、符号12は、上記プロペラファン4を回転駆動するファンモータであり、上記熱交換器2の下流側に位置して設けられた図示しないファンモータ取付ブラケットに支持固定されている。
【0005】
そして、上記プロペラファン4は、例えば図23に示すように、上記ファンモータ12の駆動軸12aに連結固定され、当該プロペラファン4の回転中心となるハブ14と、該ハブ14の外周面に一体に設けられた複数枚の羽根13,13,13とから構成されている。該羽根13,13,13は、それぞれ当該羽根13の前縁13aと後縁13b部分において、その外周端Rの位置が同部分における内周端Sの位置よりも回転方向F前方に位置した送風性能の高い前進翼に形成されている。
【0006】
ところで、上記のような構造の室外機ユニットの場合、上記プロペラファン4単体からの騒音に加え、上記プロペラファン4からの吹出気流がファンガード6等の下流側構造物に衝突して発生する騒音が原因となって、運転時の騒音が高くなるという不具合がある。
【0007】
そこで、以上のようにプロペラファン等の送風機を空気調和機用室外機ユニットの送風機として構成した時のトータルの騒音を低減するために、これまで例えばプロペラファン羽根部の翼面形状の最適化や空力性能に優れたエアフォイル翼化等の対策、検討が行われてきた。しかし、これらの静音化手法のみでは、次のような問題を解決することはできない。
【0008】
すなわち、今例えば図24のようなプロペラファン4の羽根構造において、該羽根13が回転すると、該羽根13の外周端部13c側において、圧力の高い圧力面13d側から圧力の低い負圧面13e側へ回り込む空気流(イ)が発生し、該空気流(イ)によって、図示のような翼端渦(ロ)が形成される。そして、このような羽根13の外周端部13c付近において吐き出し側から吸い込み側へ回り込む空気流(イ)によって生じる翼端渦(ロ)による吐き出し気流の乱れは、例えば図25および図26に示すように、下流側に行くに従って積層されて次第に成長増大するとともに、やがて羽根13の負圧面13eから離れ、隣接する羽根13,13の圧力面13d,13dや上記ベルマウス5の内周面、あるいは送風機下流側の構造物であるファンガード6などと干渉し、さらに騒音を増大させる。特に、図26に示すように、上記羽根13の負圧面13eから離れた翼端渦(ロ)は、上記のように隣接する羽根13,13と干渉することによって、さらに乱れが大きくなる結果、送風機下流側で、さらに一層大きな騒音を発生させることになる。
【0009】
このような現象は、例えば送風機軽量化(廉価化)のために、上記羽根13,13,13の翼弦長を短かくすると、当該羽根13,13,13本来の翼列効果が小さくなるため、例えば図27に示すように、より翼端渦(ロ)が負圧面13eから遠のきやすくなり、上記の場合よりも隣接する羽根13,13と早期に干渉するようになるので、騒音は一層増大しやすくなる。
【0010】
そこで、上記のような翼端渦を抑制するための手法として、例えば特開平11−294389号公報に示されるように、斜流型送風機において、羽根の半径方向中間部から外周側部分を吸い込み側に向けて緩やかな凹状に湾曲させた翼構造が提案されている。
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
ところが、このような翼構造の場合、一応、当該羽根の圧力面から負圧面に向かう洩れ流れによって、当該羽根の外周部付近の負圧面側に発生する翼端渦の生成を、当該羽根の半径方向中間部から外周側の凹状の湾曲部で促進させることができるが、他方、羽根全体の湾曲構造から生じる新たな乱れにより、逆に騒音を増加させてしまう問題がある。
【0012】
本願発明は、上記のような問題を解決するためになされたもので、当該送風機の羽根の外周端部に、その前縁付近から後縁付近にかけて次第に半径方向の幅が大きくなる反り返り部を設けることによって、羽根全体の形状を変えることなく翼端渦を確実に抑制し、プロペラファン等送風機の騒音を有効に低減するようにした送風機を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0013】
本願発明は、同目的を達成するために、次のような有効な課題解決手段を備えて構成されている。
【0014】
(1) 請求項1の発明
この発明の送風機は、回転中心となるハブ14と、該ハブ14の外周面に設けられた、前縁13aおよび後縁13bの外周端が回転方向前方に位置する複数枚の羽根13,13,13とを備えてなる送風機であって、上記各羽根13,13,13は、それぞれその前縁から後縁に到る外周端部13cの全体が吸い込み側に反り返り、かつ同反り返り部の半径方向の幅Wが、前縁13a付近から後縁13b付近にかけて次第に大きくなるように形成されていることを特徴としている。
【0015】
以上のように、羽根13の前縁13aと後縁13bにおいて、その外周端が内周端よりも回転方向前方に位置した所謂前進翼よりなるプロペラファン等送風機の羽根13において、その前縁から後縁に到る外周端部13c部分の全体が吸い込み側に反り返っていると、当該羽根13の前縁付近から後縁付近までの圧力面13d側の気流が、羽根外周端側凸円弧面状の圧力面13dに沿って滑らかに羽根外周端側凹円弧面状の負圧面13e内に回り込むようになり、渦径が小さく安定したものとなって、負圧面13e側における羽根外周方向への気流の流れが当該翼端渦(ロ)と干渉しなくなる。
【0016】
そして、この作用は、上記のように羽根13の前縁13a付近から後縁13b付近にかけて、上記羽根外周端部13cの反り返り部の幅Wが次第に大きくなっていると、羽根13の前縁13a側から後縁13b側にかけて、次第に積層増大されて、渦径が拡大される翼端渦(ロ)の渦径に対応して、同前縁13a側から後縁13b側までスムーズに効果を発揮するようになり、また発生した翼端渦(ロ)が羽根負圧面13eから離れにくくなる。
【0017】
そのため、例えば羽根軽量化のために翼弦長を短かくしたような場合にも、翼端渦(ロ)が隣接する羽根13,13,13間で相互に干渉しなくなり、送風機下流側での吐き出し気流の乱れも少なくなる。その結果、空気調和機用室外機ユニットに組み込んだ時の騒音も有効に低減されることになる。
【0018】
(2) 請求項2の発明
この発明の送風機では、上記請求項1の発明の構成において、上記反り返り部の半径方向の幅Wは、当該羽根13の回転中心Oから半径方向外周端Rまでの長さの15%以下であることを特徴としている。
【0019】
このように、反り返り部の半径方向の幅Wが、後縁付近の最大幅部分で、当該羽根13の回転中心Oから外周端Rまでの長さの15%以下となるようにすると、当該送風機の送風性能を低下させない範囲で、最も有効に上述の翼端渦抑制効果を発揮させることができる。
【0020】
すなわち、上記反り返り部は、翼端渦(ロ)自体の抑制には有効であるが、送風性能には寄与しない。したがって、上記反り返り部の幅Wを必要以上に大きくすることは無駄であり、少なくとも後縁13b付近の最大幅部分で、当該羽根13の回転中心Oから半径方向外周端Rまでの長さLaの15%以下の範囲で、当該羽根外周端Rの前後長さに応じた変化幅(W=0〜0.15La)とすることが好ましい。
【0021】
(3) 請求項3の発明
この発明の送風機では、上記請求項1又は2の発明の構成において、任意の羽根半径方向位置における翼弦線Cにおいて、該翼弦線Cの長さをL0、該翼弦線C上の任意の点をP、羽根前縁13aから同任意の点Pまでの長さをLとする一方、羽根13の内周端Sから外周端Rに亘って上記LとLoとの比L/Loが一定となるような上記任意の点Pを通る半径方向の曲線をKとし、さらに該曲線Kを回転中心軸Oを含む平面に対して回転投影した断面中心線K′において、羽根13の外周端部13cが圧力面13d側から負圧面13e側に反り返り始める点Qにおける接線A−A′と回転中心軸Oに直交する平面とのなす角度をθ1、該断面中心線K′上の羽根外周端Rにおける接線B−B′と上記回転中心軸Oに直交する平面とのなす角度をθ2、それらθ1とθ2との差を上記羽根外周端Rの反り角度θとしたときに、該反り角度θを当該羽根13の外周端Rの前縁付近から後縁付近に亘って次第に変化させたことを特徴としている。
【0022】
上述のように反り返り部を設けた請求項1,2の発明の構成における当該反り返り部の反り角度θを、上記のように定義し、かつ上記のような条件の下において、羽根外周端Rの前縁13a付近から後縁13b付近にかけて次第に大きくなるようにするか、又は小さくなるように、当該羽根13の形態に応じて変化させるようにすると、上記請求項1,2の発明における翼端渦の抑制効果が可及的に有効に発揮される。
【0023】
すなわち、一般に羽根13の前縁13aから後縁13bにかけて増大する圧力面13dと負圧面13eとの間の圧力差により、同圧力面13d側から負圧面13e側への気流の回り込み(気流方向の変化)の強さは後縁に近づくにつれて次第に大きくなるが、上記羽根13の外周端部13cにおける反り角度θを、上記のように前縁13aから後縁13bにかけて次第に変化、例えば次第に大きく(反りをきつく)した構造とすることにより、上述のような翼端渦を羽根負圧面13eの外周端部側反り返り部に安定的に生成せしめるようにすると、発生する翼端渦のスケールを可及的に小さくすることができる。また一方、同反り角度θを上記とは逆に、例えば前縁13a側から後縁13b側にかけて次第に小さく(反り返し部の曲率半径を大きく)した構造とすると、後縁13b側方向に次第に大きくなる翼端渦の成長に応じて、該翼端渦が負圧面13e上の羽根外周端反り返り部内に確実に保持されるようになって、隣接する羽根との干渉が抑制される。
【0024】
これらの結果、前縁13a側から後縁13b側まで羽根外周端部13cにおける反り角度θを次第に変化させることによって、翼端渦に起因する空気調和機組込時の騒音の抑制をも効果的に行なうことができるようになる。
【0025】
(4) 請求項4の発明
この発明の送風機は、上記請求項3の発明の構成において、上記断面中心線K′上の羽根外周端Rにおける接線B−B′と回転中心軸Oに直交する平面とのなす角度θ2を一定にしたことを特徴としている。
【0026】
このように、上記請求項3の発明の構成における断面中心線K′上の羽根外周端Rにおける接線B−B′と回転中心軸Oに直交する平面とのなす角度θ2を一定のものにすると、例えば当該羽根13の前傾角が前縁13a側で正、後縁13b側で負となる構成の前進翼の場合においても、上記請求項1,2又は3の各発明の構成と作用が適切に実現されるようになる。
【0027】
(5) 請求項5の発明
この発明の送風機は、上記請求項3又は4の発明の構成において、上記断面中心線K′上における羽根外周端Rの接線B−B′と回転中心軸Oに直交する平面とのなす角度θ2の傾きが、90度以下であることを特徴としている。
【0028】
本来前傾角が大きい羽根13の場合、当該羽根13を合成樹脂成形するようにした場合、型抜きが困難となり、成形効率が悪化する。
【0029】
ところが、以上のように、上記請求項3又は4の発明の構成において、断面中心線K′上における羽根外周端Rの接線B−B′と回転中心軸Oに直交する平面とのなす角度θ2の傾きが、90度以下となるようにすると、適切な抜き勾配を実現でき、成形作業が容易となり、成形効率も向上する。
【0030】
(6) 請求項6の発明
この発明の送風機では、上記請求項3,4又は5の発明の構成において、曲線Kを、当該羽根13の回転中心Oを通る平面に対して回転投影した当該羽根13の断面形状が、ハブ14側から羽根外周端Rまでの間において、吸い込み側に凹状をなす内周部と、吸い込み側に凸状をなす中央部と、吸い込み側への反り返り部を有する外周端部との3つの形状領域からなっている。
【0031】
以上のように、任意の羽根半径方向位置における翼弦線Cにおいて、該翼弦線Cの長さをL0、該翼弦線C上の任意の点をP、当該羽根前縁13aから同任意の点Pまでの長さをLとする一方、当該羽根13の内周端Sから外周端Rに亘って上記LとLoとの比L/Loが一定となるような上記任意の点Pを通る半径方向の曲線をKとし、該曲線Kを、当該羽根13の回転中心Oを通る平面に対して回転投影した時の当該羽根13の断面形状が、そのハブ14側から羽根外周端Rまでの間において、吸い込み側に凹状をなす内周部と、同吸い込み側に凸状をなす中央部と、同吸い込み側への反り返り部を有する外周端部との3つの形状領域から形成されていると、先ず吸い込み側に凸状をなす内周部の形状により、回転時の遠心力により生じる当該羽根13の負圧面13e側の羽根外周端R方向への気流が、同負圧面13eから剥離することなく、同負圧面13eに沿って(付着して)安定して流れるようになる。
【0032】
したがって、同気流が翼端渦と干渉しにくくなる。
【0033】
また、次に上記吸い込み側に凸状をなす中央部の形状により、羽根圧力面13d側において同圧力面13d側から負圧面13e側へ流れようとする気流の流速が、事前に抑制されるようになる。
【0034】
その結果、同気流によって形成される翼端渦自体のスケールを小さなものに抑制することができるようになる。
【0035】
さらに、同構成では、それらに加えて、その外周端部が吸い込み側に反り返っているので、当該羽根13の圧力面13d側の気流が羽根外周端R側凸側円弧面状の圧力面13dに沿って滑らかに同羽根外周端R側凹円弧面状の負圧面13e内に回り込むようになり、より渦径が小さく安定したものとなるので、より負圧面13e側における羽根外周端R方向への気流の流れが当該翼端渦(ロ)と干渉しにくくなる。
【0036】
そして、この羽根外周端部の作用は、上述のように、羽根13の前縁13a付近から後縁13b付近にかけて、上記羽根外周端部13cの反り返り部の幅Wが次第に大きくなっていると、当該羽根13の前縁13a側から後縁13b側にかけて、次第に積層増大されて、渦径が拡大される翼端渦(ロ)の渦径に対応して、同前縁13a側から後縁13b側まで一層スムーズに気流ガイド効果を発揮するようになり、また発生した翼端渦(ロ)が、より羽根負圧面13eから離れにくくなる。
【0037】
そのため、上述のように、例えば羽根軽量化のために翼弦長を短かくしたような場合にも、生じた翼端渦(ロ)が隣接する羽根13,13,13間で相互に干渉しにくくなり、送風機下流側での吐き出し気流の乱れも少なくなる。
【0038】
これらの結果、この発明の構成では、以上の各作用が効果的に組合わされて、空気調和機用室外機ユニットに組み込んだ時の騒音が、特に有効に低減されることになる。
【0039】
(7) 請求項7の発明
この発明の送風機では、上記請求項3,4又は5の発明の構成において、曲線Kを、当該羽根13の回転中心Oを通る平面に対して回転投影した当該羽根13の断面形状が、ハブ14側から羽根外周端Rまでの間において、吸い込み側に直線状をなす内周部と、吸い込み側に凸状をなす中央部と、吸い込み側への反り返り部を有する外周端部との3つの形状領域からなっている。
【0040】
以上のように、任意の羽根半径方向位置における翼弦線Cにおいて、該翼弦線Cの長さをL0、該翼弦線C上の任意の点をP、当該羽根前縁13aから同任意の点Pまでの長さをLとする一方、羽根13の内周端Sから外周端Rに亘って上記LとLoとの比L/Loが一定となるような上記任意の点Pを通る半径方向の曲線をKとし、該曲線Kを、当該羽根13の回転中心Oを通る平面に対して回転投影した時の当該羽根13の断面形状が、そのハブ14側から羽根外周端Rまでの間において、吸い込み側に直線状をなす内周部と、吸い込み側に凸状をなす中央部と、同吸い込み側への反り返り部を有する外周端部との3つの形状領域から形成されていると、先ず直線状をなす内周部の形状により、回転時の遠心力により生じる当該羽根13の負圧面13e側の羽根外周端R方向への気流が、同負圧面13eから剥離することなく、同負圧面13eに沿って(付着して)安定して流れるようになる。
【0041】
したがって、同気流が翼端渦と干渉しにくくなる。
【0042】
また、次に上記吸い込み側に凸状をなす中央部の形状により、羽根圧力面13d側において同圧力面13d側から負圧面13e側へ流れようとする気流の流速が、事前に抑制されるようになる。
【0043】
その結果、同気流によって形成される翼端渦自体のスケールを小さなものに抑制することができるようになる。
【0044】
さらに、同構成では、それらに加えて、その外周端部が吸い込み側に反り返っているので、当該羽根13の圧力面13d側の気流が羽根外周端R側凸円弧面状の圧力面13dに沿って滑らかに同羽根外周端R側凹円弧面状の負圧面13e内に回り込むようになり、より渦径が小さく安定したものとなるので、より負圧面13e側における羽根外周方向への気流の流れが当該翼端渦(ロ)と干渉しにくくなる。
【0045】
そして、この羽根外周端部の作用は、上述のように、羽根13の前縁13a付近から後縁13b付近にかけて、上記羽根外周端部13cの反り返り部の幅Wが次第に大きくなっていると、当該羽根13の前縁13a側から後縁13b側にかけて、次第に積層増大されて、渦径が拡大される翼端渦(ロ)の渦径に対応して、同前縁13a側から後縁13b側まで一層スムーズに気流ガイド効果を発揮するようになり、また発生した翼端渦(ロ)が、より羽根負圧面13eから離れにくくなる。
【0046】
そのため、上述のように、例えば羽根軽量化のために翼弦長を短かくしたような場合にも、生じた翼端渦(ロ)が隣接する羽根13,13,13間で相互に干渉しにくくなり、送風機下流側での吐き出し気流の乱れも少なくなる。
【0047】
これらの結果、この発明の構成では、以上の各作用が効果的に組合わされて、空気調和機用室外機ユニットに組み込んだ時の騒音が、特に有効に低減されることになる。
【0048】
(8) 請求項8の発明
この発明の送風機では、上記請求項1,2,3,4,5,6又は7の発明の構成において、外周端Rの圧力面13d側にのみアールを設けたことを特徴としている。
【0049】
このように、上記羽根外周端Rの圧力面13d側にのみアールを設けると、エッジ部による流れの乱れがなくなり、より羽根外周端部13cの圧力面13d側から負圧面13e側にスムーズに気流が回り込むようになる。
【0050】
(9) 請求項9の発明
この発明の送風機は、上記請求項8の発明の構成において、羽根車外径付近における羽根13の厚さをtとした時に、羽根外周端Rの羽根圧力面13d側のアールの大きさが、t〜3tの大きさであることを特徴としている。
【0051】
このように、上記送風機の羽根車外径付近における各羽根13,13,13の厚さをtとした時に、各羽根外周端Rの圧力面13d側のアールの大きさが、t〜3tの大きさとなるようにすると、上記請求項8の発明の構成の作用が、前縁13a付近から後縁13b付近の全域にかけて、より有効に発揮されるようになる。
【0052】
つまり、各羽根13の外周端Rにおいて、その圧力面13d側から負圧面13e側へ気流が回り込む時の当該気流方向の変化に応じて、その圧力面13d側アール面のアール(曲率半径r)を上記のようにt〜3tの範囲で変化させるようにすると、その気流方向の変化に対応して、より滑らかに気流が回り込むようになり、効果的に翼端渦が抑制されて、より騒音が低減される。
【発明の効果】
【0053】
以上の結果、本願発明の送風機によると、次のような有益な効果を得ることができる。
【0054】
(1) 送風機それ自体の騒音を低減することができ、さらに該送風機を空気調和機に組み込んだ時の騒音をも有効に低減することができるようになる。
【0055】
(2) 羽根軽量化(廉価化)のために、当該羽根の翼弦長を短かくしたような場合においても、翼端渦が負圧面から離れず、隣接翼と干渉しない。そのため、騒音低減効果が高く、送風性能が劣化しない。
【0056】
(3) 送風性能を決定する羽根全体の形状に影響を与えることなく、当該羽根の一部である外周端部分に反り返り部を形成するのみで足りるから、成形も容易で、低コストに実現することができる。
【0057】
(4) また、その結果、送風性能も低下しない。
【発明の実施の形態】
【0058】
(実施の形態1)
図1〜図17は、本願発明の実施の形態1に係るプロペラファン等空気調和機用室外機ユニットに適した送風機の構成および作用を示している。
【0059】
先ず図1〜図16は、同送風機の羽根部の基本的な構成と作用を、また、その中でも特に図9〜図13は、同構成および若干の変形例による羽根の翼端渦抑制作用を、また図14〜図16は、同構成の羽根の前縁側から後縁側にかけての半径方向および外周端部の具体的な断面形状の変化を、さらに図17は同送風機の風量−送風音特性を、それぞれ示している。なお、図15中の5つの羽根形状K−K′〜O−O′は、図14の羽根背面図においてK−K′〜O−O′の指示線で示されるK−K′前縁部端面、L−L′切断面、M−M′切断面、N−N′切断面、O−O′後縁部端面の各羽根面の構成を示している。また、図16は、当該図15中の羽根外周端部の拡大図である。
【0060】
(羽根部の基本構成)
先ず図1〜図16において、符号14は当該送風機(プロペラファン)の回転中心となる合成樹脂製のハブであり、該ハブ14の外周面には複数枚(3枚)の羽根13,13,13が一体に形成されている。
【0061】
該羽根13,13,13は、その前縁13aの外周端と後縁13bの外周端Rが、それぞれハブ14側の内周端Sよりも当該羽根13の回転方向F前方に位置しているとともに、その外周端部13c部分は図示のように前縁13a付近から後縁13b付近にかけて所定の幅で吸い込み側に反り返っており、該反り返り部の半径方向の幅Wは、上記前縁13a付近から後縁13b付近にかけて次第に所定の比率で拡大されたものとなっている(前縁13a部ではW=0、後縁13b部でW=最大:図14〜図16参照)。
【0062】
この反り返り部の半径方向の幅Wは、当該羽根13の送風性能を低下させることなく、有効に翼端渦(ロ)を抑制するためには、例えば上記後縁13b部における最大幅部分が、当該当該羽根13の回転中心(すなわち、ハブ14の中心)Oから上記羽根13の外周端Rまでの半径方向の長さLaの15%以下の寸法であることが望ましい。
【0063】
また、この場合、例えば図3において示される任意の羽根半径方向位置における翼弦線Cにおいて、該翼弦線Cの長さをL0、該翼弦線C上の任意の点をP、羽根前縁13aから同任意の点Pまでの長さをLとする一方、羽根13の内周端Sから外周端Rに亘って上記LとLoとの比L/Loが一定となるような上記任意の点Pを通る半径方向の曲線をKとし、例えば図7に示されるように、さらに該曲線Kを回転中心軸Oを含む平面に対して回転投影した断面中心線K′において、羽根13の外周端部13cが圧力面13d側から負圧面13e側に反り返り始める点Qにおける接線A−A′と回転中心軸Oに直交する平面とのなす角度をθ1、該断面中心線K′上の羽根外周端Rにおける接線B−B′と上記回転中心軸Oに直交する平面とのなす角度をθ2、それらθ1とθ2との差を上記羽根外周端Rの反り角度θとしたときに、該反り角度θを当該羽根13の外周端Rの前縁付近から後縁付近に亘って次第に変化させたものとしている。
【0064】
そして、上記断面中心線K′上の羽根外周端Rにおける接線B−B′と回転中心軸Oに直交する平面とのなす角度θ2は、例えば図4に示すような当該羽根13の前傾角が前縁13a側で正、後縁13b側で負となる前進翼を対象として、一定の値としている。
【0065】
一方、上記断面中心線K′上における羽根外周端Rの接線B−B′と回転中心軸Oに直交する平面とのなす角度θ2の傾きも、例えば前傾角が大きい各羽根の構造を前提として、成形性が容易な90度以下のものとしている。
【0066】
また、その場合、上記曲線Kを、当該羽根13の回転中心Oを通る平面に対して回転投影した当該羽根13の断面形状は、例えば図8および図9に詳細に示されるように、ハブ14側から羽根外周端Rまでの間において、吸い込み側に凹状(又は直線状)をなす内周部と、吸い込み側に凸状をなす中央部と、吸い込み側への反り返り部を有する外周端部との3つの形状領域からなるように構成されている。
【0067】
なお、この羽根断面形状は、さらに例えば図10に詳細に示されるように、第1の変形例として、上記曲線Kを、当該羽根13の回転中心軸Oを通る平面に対して回転投影した当該羽根13の断面形状が、ハブ14側から羽根外周端Rまでの間において、吸い込み側に相互に連続した凸状部をなす内周部および中央部と、吸い込み側への反り返り部を有する外周端部との3つの形状領域からなるようにしたり、また例えば図11に詳細に示されるように、第2の変形例として、上記曲線Kを、当該羽根13の回転中心軸Oを通る平面に対して回転投影した当該羽根13の断面形状が、ハブ14側から羽根外周端Rまでの間において、相互に連続した直線状部をなす内周部および中央部と、吸い込み側への反り返り部を有する外周端部との3つの形状領域からなるようにすることもできる。
【0068】
さらに上記羽根13の外周端部13cには、例えば図6に示す如く、その圧力面13d側のエッジ部をカットすることにより、当該圧力面13d側にのみ所定の大きさ(曲率半径r)のアール面を設けている。
【0069】
そして、その場合、当該送風機の図1に示す羽根車外径付近における羽根13の厚さ(肉厚)をtとした時、上記外周端13cの圧力面13d側の当該アール面の大きさ(曲率半径r)は、t〜3tの範囲で変化させるようにしている。
【0070】
(羽根部の作用)
以上のように、この発明の実施の形態におけるプロペラファン等の送風機は、回転中心となるハブ14と、該ハブ14の外周面に設けられた、前縁13aおよび後縁13bの外周端が回転方向F前方に位置する複数枚の羽根13,13,13とを備えてなる送風機であって、上記各羽根13,13,13は、それぞれその外周端部13cが吸い込み側に反り返り、かつ同反り返り部の半径方向の幅Wが、前縁13a付近から後縁13b付近にかけて次第に大きくなるように形成されていることを特徴としている。
【0071】
このように、羽根13の前縁13aと後縁13bにおいて、その外周端が内周端よりも回転方向F前方に位置した所謂前進翼よりなるプロペラファン等送風機の羽根13において、その外周端部13c部分が吸い込み側に反り返っていると、例えば図5に示すように、当該羽根13の圧力面13d側の気流(イ)が外周端側凸円弧面状の圧力面13dに沿って滑らかに翼端側円弧状の負圧面13e内に回り込むようになり、発生する翼端渦(ロ)の渦径が小さく安定したものとなって、負圧面13e側における羽根外周方向への気流の流れ(ハ)が当該翼端渦(ロ)と干渉しなくなる。
【0072】
しかも、この作用は、上記のように羽根13の前縁13a付近から後縁13b付近にかけて、上記羽根外周端部13cの反り返り部の幅Wが次第に大きくなっていることから、例えば図12に示すように、前縁13a側から後縁13b側の全域にかけて、次第に積層増大されて渦径が拡大される翼端渦(ロ)の渦径に対応して後縁13b側下流までスムーズに効果を発揮するようになり、例えば図13に示すように、発生した翼端渦(ロ)が羽根負圧面13eから離れにくくなる。
【0073】
そのため、例えば羽根13を軽量化するために、羽根13の翼弦長を短かくしたような場合にも、同図13に示されるように、発生した翼端渦(ロ)の渦中心が隣接する羽根13,13,13間をそのまま通過してしまい、相互に干渉しなくなる。その結果、下流側での乱れも少なくなる。
【0074】
したがって、当該送風機4を前述の図20〜図22のような空気調和機用室外機ユニットに組み込んだ場合にも、騒音が有効に低減されることになる。
【0075】
また、同送風機では、上述のように、上記反り返り部の半径方向の幅Wが、当該羽根13の回転中心Oから半径方向外周端Rまでの長さの15%以下となっている。
【0076】
このように、反り返り部の半径方向の幅Wが、後縁13b付近の最大幅部分で、当該羽根13の回転中心Oから外周端Rまでの長さの15%以下となるようにすると、当該送風機の送風性能を低下させない範囲で、最も有効に上述の翼端渦抑制効果を発揮させることができる。
【0077】
すなわち、上記反り返り部は、翼端渦(ロ)自体の抑制には有効であるが、送風性能には寄与しない。したがって、上記反り返り部の幅Wを必要以上に大きくすることは無駄であり、少なくとも後縁13b付近の最大幅部分で、当該羽根13の回転中心Oから半径方向外周端Rまでの長さLaの15%以下の範囲で、当該羽根外周端Rの前後長さに応じた変化幅(W=0〜0.15La)とすることが好ましい。
【0078】
また、同送風機では、例えば図3のように、上記各羽根13,13,13の任意の羽根半径方向位置における翼弦線Cにおいて、該翼弦線Cの長さをL0、該翼弦線C上の任意の点をP、羽根前縁13aから同任意の点Pまでの長さをLとする一方、羽根13の内周端Sから外周端Rに亘って上記LとLoとの比L/Loが一定となるような上記任意の点Pを通る半径方向の曲線をKとし、さらに、例えば図7に示すように、該曲線Kを回転中心軸Oを含む平面に対して回転投影した断面中心線K′において、羽根13の外周端部13cが圧力面13d側から負圧面13e側に反り返り始める点Qにおける接線A−A′と回転中心軸Oに直交する平面とのなす角度をθ1、該断面中心線K′上の羽根外周端Rにおける接線B−B′と上記回転中心軸Oに直交する平面とのなす角度をθ2、それらθ1とθ2との差を上記羽根外周端Rの反り角度θとしたときに、該反り角度θを当該羽根13の外周端Rの前縁付近から後縁付近に亘って次第に変化させたものとなっている。
【0079】
上述のように羽根13の外周端部13cに反り返り部を設けた場合、当該反り返り部の反り角度θを、上記のように決定し、かつ上記のような条件の下において、羽根外周端Rの前縁13a付近から後縁13b付近にかけて次第に大きくなるようにするか、又は小さくなるように、当該羽根13の形態に応じて変化させるようにすると、上記翼端渦(ロ)の抑制効果が可及的に有効に発揮される。
【0080】
すなわち、一般に羽根13の前縁13aから後縁13bにかけて増大する圧力面13dと負圧面13eとの間の圧力差により、同圧力面13d側から負圧面13e側への気流の回り込み(気流方向の変化)の強さは後縁に近づくにつれて次第に大きくなるが、上記羽根13の外周端部13cにおける反り角度θを、上記のように前縁13aから後縁13bにかけて次第に変化、例えば次第に大きく(反りをきつく)した構造とすることにより、上述のような翼端渦を羽根負圧面13eの外周端部側反り返り部に安定的に生成せしめるようにすると、発生する翼端渦のスケールを可及的に小さくすることができる。また一方、同反り角度θを上記とは逆に、例えば前縁13a側から後縁13b側にかけて次第に小さく(反り返し部の曲率半径を大きく)した構造とすると、図12に示すように、後縁13b側方向に次第に大きくなる翼端渦の成長に応じて、該翼端渦が負圧面13e上の羽根外周端側反り返り部内に確実に保持されるようになって、隣接する羽根との干渉が抑制される。
【0081】
これらの結果、前縁13a側から後縁13b側まで羽根外周端部13cにおける反り角度θを次第に変化させることによって、翼端渦に起因する空気調和機組込時の騒音の抑制をも効果的に行なうことができるようになる。
【0082】
また、同送風機では、上記断面中心線K′(図7参照)上の羽根外周端Rにおける接線B−B′と回転中心軸Oに直交する平面とのなす角度θ2を一定にしている。
【0083】
このように、上記断面中心線K′上の羽根外周端Rにおける接線B−B′と回転中心軸Oに直交する平面とのなす角度θ2を一定のものにすると、例えば図4に示すような当該羽根13の前傾角が前縁13a側で正、後縁13b側で負となる前進翼の場合においても、上記の構成と作用が適切に実現されるようになる。
【0084】
また、同送風機では、上記断面中心線K′上における羽根外周端Rの接線B−B′と回転中心軸Oに直交する平面とのなす角度θ2の傾きが、90度以下になっている。
【0085】
例えば上記図4に示す前進翼のような、前傾角が大きい羽根13の場合、当該羽根13を合成樹脂成形した場合、型抜きが困難となり、成形効率が悪化する。
【0086】
ところが、以上のように、上記断面中心線K′上における羽根外周端Rの接線B−B′と回転中心軸Oに直交する平面とのなす角度θ2の傾きが、90度以下となるようにすると、適切な抜き勾配を実現することができ、成形作業が容易となり、成形効率も向上する。
【0087】
また、同送風機では、例えば図5〜図8に示されるように、上述の曲線Kを、当該羽根13の回転中心Oを通る平面に対して回転投影した当該羽根13の断面形状が、ハブ14側から羽根外周端Rまでの間において、吸い込み側に凹状(又は直線状)をなす内周部と、吸い込み側に凸状をなす中央部と、吸い込み側への反り返り部を有する外周端部との3つの形状領域からなっている。
【0088】
以上のように、任意の羽根半径方向位置における翼弦線Cにおいて、該翼弦線Cの長さをL0、該翼弦線C上の任意の点をP、当該羽根前縁13aから同任意の点Pまでの長さをLとする一方、当該羽根13の内周端Sから外周端Rに亘って上記LとLoとの比L/Loが一定となるような上記任意の点Pを通る半径方向の曲線をKとし、該曲線Kを、当該羽根13の回転中心Oを通る平面に対して回転投影した時の当該羽根13の断面形状が、そのハブ14側から羽根外周端Rまでの間において、吸い込み側に凹状(又は直線状)をなす内周部と、同吸い込み側に凸状をなす中央部と、同吸い込み側への反り返り部を有する外周端部との3つの形状領域から形成されていると、例えば図9に示されるように、先ず吸い込み側に凹状(又は直線状)をなす内周部の形状により、回転時の遠心力により生じる当該羽根13の負圧面13e側の羽根外周端R方向への気流が、同負圧面13eから剥離することなく、同負圧面13eに沿って(付着して)安定して流れるようになる。
【0089】
したがって、同気流が翼端渦と干渉しにくくなる。
【0090】
また、次に上記吸い込み側に凸状をなす中央部の形状により、羽根圧力面13d側において同圧力面13d側から負圧面13e側へ流れようとする気流の流速が、事前に抑制されるようになる。
【0091】
その結果、同気流によって形成される翼端渦自体のスケールを小さなものに抑制することができるようになる。
【0092】
さらに、同構成では、それらに加えて、上述の如く、その外周端部13cが吸い込み側に反り返っているので、当該羽根13の圧力面13d側の気流が羽根外周端R側凸円弧面状の圧力面13dに沿って滑らかに同羽根外周端R側凹円弧面状の負圧面13e内に回り込むようになり、より渦径が小さく安定したものとなるので、より負圧面13e側における羽根外周端R方向への気流の流れが当該翼端渦(ロ)と干渉しにくくなる。
【0093】
そして、この羽根外周端部の作用は、上述のように、羽根13の前縁13a付近から後縁13b付近にかけて、上記羽根外周端部13cの反り返り部の幅Wが次第に大きくなっていると、当該羽根13の前縁13a側から後縁13b側にかけて、次第に積層増大されて、渦径が拡大される翼端渦(ロ)の渦径に対応して、同前縁13a側から後縁13b側まで一層スムーズに気流ガイド効果を発揮するようになり、また発生した翼端渦(ロ)が、より羽根負圧面13eから離れにくくなる。
【0094】
そのため、上述のように、例えば羽根軽量化のために翼弦長を短かくしたような場合にも、生じた翼端渦(ロ)が隣接する羽根13,13,13間で相互に干渉しにくくなり、送風機下流側での吐き出し気流の乱れも少なくなる。
【0095】
これらの結果、同構成では、以上の各作用が効果的に組合わされて、空気調和機用室外機ユニットに組み込んだ時の騒音が、特に有効に低減されることになる。
【0096】
また、この場合における上記曲線Kを、当該羽根13の回転中心Oを通る平面に対して回転投影した当該羽根13の断面形状は、上述のように第1の変形例として、例えば図10に示すように、ハブ14側から羽根外周端Rまでの間において、吸い込み側に相互に連続した凸状部をなす内周部および中央部と、吸い込み側への反り返り部を有する外周端部との3つの形状領域から形成することもできる。
【0097】
このように、任意の羽根半径方向位置における翼弦線Cにおいて、該翼弦線Cの長さをL0、該翼弦線C上の任意の点をP、当該羽根前縁13aから同任意の点Pまでの長さをLとする一方、羽根13の内周端Sから外周端Rに亘って上記LとLoとの比L/Loが一定となるような上記任意の点Pを通る半径方向の曲線をKとし、該曲線Kを、当該羽根13の回転中心Oを通る平面に対して回転投影した時の当該羽根13の断面形状が、そのハブ14側から羽根外周端Rまでの間において、同図10に示すように、吸い込み側に相互に連続した凸状部をなす内周部および中央部と、同吸い込み側への反り返り部を有する外周端部との3つの形状領域から形成されていると、同図10に示すように、先ず吸い込み側に相互に連続した凸状をなす内周部および中央部の形状により、羽根外周側の基本形状が同外周側の吸い込み流れとマッチするようになり、また羽根圧力面13d側において同圧力面13d側から負圧面13e側へ流れようとする気流(イ)の流速が、半径方向の略全域に亘って事前に抑制されるようになる。
【0098】
その結果、同気流(イ)によって形成される翼端渦(ロ)自体のスケールを小さなものに抑制することができるようになる。
【0099】
さらに、同構成では、それに加えて、その外周端部が吸い込み側に反り返っているので、当該羽根13の圧力面13d側の気流(イ)が羽根外周端R側凸円弧面状の圧力面13dに沿って滑らかに同羽根外周端R側凹円弧面状の負圧面13e内に回り込むようになり、より翼端渦(ロ)の渦径が小さく安定したものとなるので、より負圧面13e側における羽根外周方向への気流の流れが当該翼端渦(ロ)と干渉しにくくなる。
【0100】
そして、この羽根外周端部の作用は、上述のように、羽根13の前縁13a付近から後縁13b付近にかけて、上記羽根外周端部13cの反り返り部の幅Wが次第に大きくなっていると、当該羽根13の前縁13a側から後縁13b側にかけて、次第に積層増大されて、渦径が拡大される翼端渦(ロ)の渦径に対応して、同前縁13a側から後縁13b側まで一層スムーズに気流ガイド効果を発揮するようになり、また発生した翼端渦(ロ)が、より羽根負圧面13eから離れにくくなる。
【0101】
そのため、上述のように、例えば羽根軽量化のために翼弦長を短かくしたような場合にも、生じた翼端渦(ロ)が隣接する羽根13,13,13間で相互に干渉しにくくなり、送風機下流側での吐き出し気流の乱れも少なくなる。
【0102】
これらの結果、同構成では、以上の各作用が効果的に組合わされて、空気調和機用室外機ユニットに組み込んだ時の騒音が、特に有効に低減されることになる。
【0103】
また、同曲線Kを、当該羽根13の回転中心Oを通る平面に対して回転投影した当該羽根13の断面形状は、さらに例えば第2の変形例として、図11に示すように、上記ハブ14側から羽根外周端Rまでの間において、相互に連続した直線状部をなす内周部および中央部と、吸い込み側への反り返り部を有する外周端部との3つの形状領域から形成するようにしてもよい。
【0104】
このように、任意の羽根半径方向位置における翼弦線Cにおいて、該翼弦線Cの長さをL0、該翼弦線C上の任意の点をP、当該羽根前縁13aから同任意の点Pまでの長さをLとする一方、当該羽根13の内周端Sから外周端Rに亘って上記LとLoとの比L/Loが一定となるような上記任意の点Pを通る半径方向の曲線をKとし、該曲線Kを、当該羽根13の回転中心Oを通る平面に対して回転投影した時の当該羽根13の断面形状を、そのハブ14側から羽根外周端Rまでの間において、吸い込み側および吐き出し側の何れの側にもフラットな相互に連続した直線状をなす内周部および中央部と、同吸い込み側への反り返り部を有する外周端部との3つの形状領域から形成するようにすると、図11に示すように、先ず吸い込み側および吐き出し側の何れにもフラットな相互に連続した直線状をなす内周部および中央部の形状により、回転時の遠心力により生じる当該羽根13の負圧面13e側の羽根外周端R方向への気流が、同負圧面13eから剥離することなく、同負圧面13eに沿って略安定して流れるようになる。
【0105】
したがって、同気流が翼端渦と干渉しにくくなる。
【0106】
さらに、同構成では、それに加えて、上述のものと同様に、その外周端部が吸い込み側に反り返っているので、当該羽根13の圧力面13d側の気流(イ)が当該羽根外周端R側凸円弧面状の圧力面13dに沿って滑らかに同羽根外周端R側凹円弧面状の負圧面13e内に回り込むようになり、より翼端渦(ロ)の渦径が小さく安定したものとなるので、さらに負圧面13e側における羽根外周方向への気流(ハ)の流れが当該翼端渦(ロ)と干渉しにくくなる。
【0107】
そして、この羽根外周端部の作用は、上述のように羽根13の前縁13a付近から後縁13b付近にかけて、上記羽根外周端部13cの反り返り部の幅Wが次第に大きくなっていると、当該羽根13の前縁13a側から後縁13b側にかけて、次第に積層増大されて、渦径が拡大される翼端渦(ロ)の渦径に対応して、同前縁13a側から後縁13b側まで一層スムーズにガイド効果を発揮するようになり、また発生した翼端渦(ロ)が羽根負圧面13eから離れにくくなる。
【0108】
そのため、上述のように、例えば羽根軽量化のために翼弦長を短かくしたような場合にも、翼端渦(ロ)が隣接する羽根13,13,13間で相互に干渉しにくくなり、送風機下流側での吐き出し気流の乱れも少なくなる。
【0109】
これらの結果、同構成では、以上の各作用が効果的に組合わされて、空気調和機用室外機ユニットに組み込んだ時の騒音が、特に有効に低減されることになる。
【0110】
また、同送風機では、上記羽根外周端Rの圧力面13d側にのみアール面を設けている。
【0111】
このように、上記羽根外周端Rの圧力面13d側にのみアール面を設けると、エッジ部による流れの乱れがなくなり、より羽根外周端部13cの圧力面13d側から負圧面13e側にスムーズに気流が回り込むようになる。
【0112】
さらに、同送風機では、例えば図6に示すように、上記送風機の羽根車外径付近における羽根13の厚さをtとした時に、羽根外周端Rの羽根圧力面13d側のアール(曲率半径r)の大きさが、t〜3tの大きさの範囲で変化するようにしている。
【0113】
このように、上記送風機の羽根車外径付近における各羽根13,13,13の厚さをtとした時に、各羽根外周端Rの圧力面13d側のアール(曲率半径r)の大きさが、t〜3tの大きさとなるようにすると、上記気流ガイド作用が、前縁13a付近から後縁13b付近の全域にかけて、より有効に発揮されるようになる。
【0114】
つまり、各羽根13の外周端Rにおいて、その圧力面13d側から負圧面13e側へ気流が回り込む時の当該気流方向の変化に応じて、その圧力面13d側アール面のアール(曲率半径r)を上記のようにt〜3tの範囲で変化させるようにすると、その気流方向の変化に対応して、より滑らかに気流が回り込むようになり、効果的に翼端渦が抑制されて、より騒音が低減される。
【0115】
以上の結果、同送風機によると、次のような有益な効果を得ることができる。
【0116】
(1) 送風機それ自体の騒音を低減することができ、さらに該送風機を空気調和機に組み込んだ時の騒音をも有効に低減することができる。
【0117】
(2) 羽根の軽量化(廉価化)のために、当該羽根の翼弦長を短かくしたような場合においても、翼端渦が負圧面から離れず、隣接翼と干渉しない。そのため、騒音低減効果が高く、送風性能が劣化しない。
【0118】
(3) 送風性能を決定する羽根全体の形状に影響を与えることなく、当該羽根の一部である外周端部分に反り返り部を形成するのみで足りるから、成形も容易で、低コストに実現することができる。
【0119】
(4) また、その結果、送風性能も低下しない。
【0120】
(騒音低減効果)
以上の構成において、例えば上記反り返り部の半径方向の幅Wを、当該羽根13の回転中心Oから半径方向外周端Rまでの長さの7.5%とした時の送風機を、前述の図20〜図22の構成の空気調和機用室外機ユニットに組み込んだ時の風量−送風音特性を測定し、図20〜図25の従来のプロペラファンよりなる空気調和機用室外機ユニットの風量−送風音特性と比較して見ると、図17のようになった。
【0121】
この測定結果からも、上記この発明の実施の形態の送風機の送風音低減効果の向上作用を十分に理解することができる(騒音レベルが、1.3dB低下)。
【0122】
(その他の実施の形態)
(1) 反り返り部の反り角度θについて
該反り返り部の反り角度θについて、上記の実施の形態では、例えば図14〜図16の各々に示すように、前縁13a側から後縁13b側にかけて、その半径方向の幅Wは大きくなるが、他方その反り角度θ(図7参照)そのものは変化させることなく一定のものとなるように構成した。
【0123】
しかし、これは例えば実施の形態2として、図18に示すように、前縁13a側から後縁13b側にかけて、反り角度θ自体も次第に大きく(きつく)なるような構成に変更することもでき、そのようにした場合にも全く上記実施の形態1の場合と同様の作用効果を得ることができる。
【0124】
すなわち、一般に羽根13の前縁13aから後縁13bにかけて増大する圧力面13dと負圧面13eとの間の圧力差により、同圧力面13d側から負圧面13e側への気流の回り込み(気流方向の変化)の強さは後縁に近づくにつれて次第に大きくなるが、上記羽根13の外周端部13cにおける反り角度θを、上記のように前縁13aから後縁13bにかけて次第に大きく(反りをきつく)した構造とすることにより、上述のような翼端渦を羽根負圧面13eの外周端部側反り返り部に安定的に生成せしめるようにすると、発生する翼端渦のスケールを可及的に小さくすることができる。
【0125】
さらに、また上記のように反り角度θを変えるようにした場合において、例えば実施の形態3として、図19に示すように、上記実施の形態2の場合とは逆に、当該反り角度θを前縁13a側から後縁13b側にかけて次第に小さく(緩やかに)することも可能である(曲率半径を大にする)。
【0126】
先にも述べたように、羽根13の外周端部13cでの圧力面13d側と負圧面13e側との圧力差は、前縁13a側から後縁13b側に行くほど大きくなり、また翼端渦(ロ)も成長する。その結果、渦径も拡大する。
【0127】
そこで、それに対応して上記反り返り部の反り角度θも次第に緩やかなものにするようにすると、後縁13b側方向に次第に大きくなる翼端渦の成長に応じて、該翼端渦が負圧面13e上の羽根外周端反り返り部内に確実に保持されるようになって、隣接する羽根との干渉が抑制される。
【0128】
また、同次第に大きくなる渦を圧力面13d側から負圧面13e側に効果的に回り込ませることができるようになる。
【0129】
(2) 羽根の種類について
以上の各実施の形態では、その何れにあっても薄翼構造の羽根の場合について説明した。
【0130】
しかし、この出願の発明の適用対象は、そのような薄翼構造のものの場合に限らず、例えば厚肉翼一般、また厚肉翼であって、その空力性能を一層向上させた各種エアフォイル翼などの場合にも全く同様に採用できるものであることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【0131】
【図1】本願発明の実施の形態1に係る送風機の羽根車部の斜視図である。
【図2】同送風機の羽根部の一部切欠斜視図である。
【図3】同送風機のハブおよび羽根部の説明用背面図である。
【図4】同送風機の羽根の3ケ所の半径方向の断面構造を示す断面図である。
【図5】同送風機の羽根の要部の形状と作用を示す説明用断面図である。
【図6】同送風機の羽根の要部の形状を示す拡大断面図である。
【図7】同送風機の羽根の反り角θを示す説明図である。
【図8】同送風機の羽根の半径方向各部の基本形状を示す説明図である。
【図9】同送風機の羽根の半径方向各部の騒音低減作用を示す説明図である。
【図10】同送風機の羽根の第1の変形例に係る羽根の半径方向各部の騒音低減作用を示す説明図である。
【図11】同送風機の羽根の第2の変形例に係る羽根の半径方向各部の騒音低減作用を示す説明図である。
【図12】同送風機の羽根の翼端渦抑制作用を示す斜視図である。
【図13】同送風機の羽根の隣接翼間の作用を示す説明図である。
【図14】同送風機の羽根の基本形状を示す背面図である。
【図15】同送風機の羽根の図14中に示す前縁線K−K′での端面、切断線L−L′、M−M′、N−N′での切断面、後縁線O−O′での端面の各形状を示す概略図である。
【図16】同送風機の羽根の図15における各面の要部の形状を拡大して示す概略図である。
【図17】同送風機を空気調和機の室外機ユニットに組み込んだ時の風量−送風音特性を従来一般の送風機による場合の同特性と対比して示す性能比較図である。
【図18】同送風機の羽根の実施の形態2に係るものの上記図15と同様の各面の要部の形状を拡大して示す概略図である。
【図19】同送風機の羽根の実施の形態3に係るものの上記図15と同様の各面の要部の形状を拡大して示す概略図である。
【図20】従来一般の送風機を採用した空気調和機用室外機ユニットの構成を示す正面図である。
【図21】同室外機ユニットの縦方向の断面図である。
【図22】同室外機ユニットの水平方向の断面図である。
【図23】同室外機ユニットで採用されている従来一般の送風機(プロペラファン)の背面図である。
【図24】同従来の送風機の羽根部の断面構造と要部の作用(問題点)を示す断面図である。
【図25】同従来の送風機の室外機ユニット対応部の構造との関係における問題点(翼端渦発生メカニズム)を示す概略説明図である。
【図26】同従来の送風機の羽根の隣接翼間の翼端渦干渉現象を示す概略図である。
【図27】同従来の送風機の羽根の図26の場合の翼弦長を短かくした場合における隣接翼間の翼端渦干渉状態を示す概略図である。
【符号の説明】
【0132】
1は本体ケーシング、2は熱交換器、3は送風ユニット、4はプロペラファン、5はベルマウス、6はファンガード、8は熱交換器、13は羽根、13aは前縁、13bは後縁、13cは外周端部、13dは圧力面、13eは負圧面、14はハブである。
Claims (9)
- 回転中心となるハブ(14)と、該ハブ(14)の外周面に設けられた、前縁(13a)および後縁(13b)の外周端が回転方向前方に位置する複数枚の羽根(13),(13),(13)とを備えてなる送風機であって、上記各羽根(13),(13),(13)は、それぞれその前縁から後縁に到る外周端部(13c)の全体が吸い込み側に反り返り、かつ同反り返り部の半径方向の幅(W)が、前縁(13a)付近から後縁(13b)付近にかけて次第に大きくなるように形成されていることを特徴とする送風機。
- 反り返り部の半径方向の幅(W)は、当該羽根(13)の回転中心Oから半径方向外周端Rまでの長さの15%以下であることを特徴とする請求項1記載の送風機。
- 任意の羽根半径方向位置における翼弦線Cにおいて、該翼弦線Cの長さをL0、該翼弦線C上の任意の点をP、羽根前縁(13a)から同任意の点Pまでの長さをLとする一方、羽根(13)の内周端Sから外周端Rに亘って上記LとLoとの比L/Loが一定となるような上記任意の点Pを通る半径方向の曲線をKとし、さらに該曲線Kを回転中心軸Oを含む平面に対して回転投影した断面中心線K′において、羽根(13)の外周端部(13c)が圧力面(13d)側から負圧面(13e)側に反り返り始める点Qにおける接線A−A′と回転中心軸Oに直交する平面とのなす角度をθ1、該断面中心線K′上の羽根外周端Rにおける接線B−B′と上記回転中心軸Oに直交する平面とのなす角度をθ2、それらθ1とθ2との差を上記羽根外周端Rの反り角度θとしたときに、該反り角度θを当該羽根(13)の外周端Rの前縁(13a)付近から後縁(13b)付近に亘って次第に変化させたことを特徴とする請求項1又は2記載の送風機。
- 断面中心線K′上の羽根外周端Rにおける接線B−B′と回転中心軸Oに直交する平面とのなす角度θ2を一定にしたことを特徴とする請求項3記載の送風機。
- 断面中心線K′上における羽根外周端Rの接線B−B′と回転中心軸Oに直交する平面とのなす角度θ2の傾きが、90度以下であることを特徴とする請求項3又は4記載の送風機。
- 曲線Kを、当該羽根(13)の回転中心Oを通る平面に対して回転投影した当該羽根(13)の断面形状が、ハブ(14)側から羽根外周端Rまでの間において、吸い込み側に凹状をなす内周部と、吸い込み側に凸状をなす中央部と、吸い込み側への反り返り部を有する外周端部との3つの形状領域からなることを特徴とする請求項3,4又は5記載の送風機。
- 曲線Kを、当該羽根(13)の回転中心Oを通る平面に対して回転投影した当該羽根(13)の断面形状が、ハブ(14)側から羽根外周端Rまでの間において、吸い込み側に直線状をなす内周部と、吸い込み側に凸状をなす中央部と、吸い込み側への反り返り部を有する外周端部との3つの形状領域からなることを特徴とする請求項3,4又は5記載の送風機。
- 羽根外周端(R)の羽根圧力面(13d)側にのみアールを設けたことを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6又は7記載の送風機。
- 羽根車外径付近における羽根(13)の厚さをtとした時に、羽根外周端(R)の羽根圧力面(13d)側のアールの大きさが、t〜3tの大きさであることを特徴とする請求項8記載の送風機。
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