JP3628825B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体装置の製造方法に関し、特に、半導体ウエハの酸化処理に適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本発明者が検討したところによれば、半導体ウエハを酸化拡散する酸化拡散工程では、反応室を縦に配置した縦型酸化装置または反応室を横に配置した横型酸化装置が広く用いられている。
【0003】
また、これら縦型酸化装置ならびに横型酸化装置は、半導体ウエハを、たとえば、洗浄乾燥装置を用いて前洗浄処理を行った後、人間または専用ロボットにより半導体ウエハを反応室に挿入および引き出しする時に使用する専用ボードに移し変え、複数枚の半導体ウエハを一括処理している。
【0004】
なお、この種の半導体製造装置について詳しく述べてある例としては、平成6年9月9日、株式会社プレスジャーナル社発行、松下晋司(編)、月刊Semiconductor World増刊号「The EQUIPMENT」P72〜P75があり、この文献には、酸化・拡散装置の構成などが記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記のような酸化装置では、次のような問題点があることが本発明者により見い出された。
【0006】
すなわち、半導体ウエハがセットされた専用ボードを前述した酸化装置にセットする場合には、洗浄乾燥装置などの酸化拡散工程の前工程および後工程の処理装置と酸化装置とが接続されておらず、半導体ウエハを大気中の雰囲気にさらすことになり、半導体ウエハ表面の異物付着などの汚染ならびに自然酸化膜の形成による酸化膜の制御性の低下などが問題となっている。
【0007】
本発明の目的は、半導体ウエハの搬送空間を不活性な雰囲気で高清浄な密閉空間に維持することにより、半導体ウエハの汚染を大幅に低減し、自然酸化膜の形成を確実に抑制することのできる半導体装置の製造方法を提供することにある。
【0008】
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
【0010】
すなわち、本発明の半導体装置の製造方法は、不活性ガスの噴射により半導体ウエハが搬送される工程と、該半導体ウエハに処理ガスを供給する工程とを有するものである。
【0011】
また、本発明の半導体装置の製造方法は、半導体ウエハが気流搬送により洗浄乾燥装置とCVD装置との間の経路を搬送される工程と、洗浄乾燥装置とCVD装置との間の経路内において、半導体ウエハの裏面に処理ガスを噴射する工程とを有するものである。
【0012】
さらに、本発明の半導体装置の製造方法は、前記処理ガスを噴射する工程において、半導体ウエハ上の酸化膜が形成されるものである。
【0013】
また、本発明の半導体装置の製造方法は、前記処理ガスを噴射する工程において、半導体ウエハは加熱されるものである。
【0022】
以上のことにより、被処理物の汚染、異物の付着や自然酸化膜の形成などによる製造不良などを防止することができ、半導体装置などの製品の信頼性を向上させることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0024】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1による酸化装置の構成説明図、図2は、本発明の実施の形態1による酸化装置の要部を断面で示す説明図、図3は、本発明の実施の形態1による酸化装置の要部の外観斜視図である。
【0025】
本実施の形態1において、半導体ウエハ(図2)に酸化膜を形成させる酸化装置(半導体製造装置)1は、たとえば、酸化拡散工程の前工程である洗浄工程に用いられる洗浄乾燥装置WMと酸化拡散工程の後工程である成膜工程に用いられるCVD(Chemical Vapor Deposition)装置CSとの間に設けられている。
【0026】
また、この酸化装置1は、洗浄乾燥装置WMとCVD装置CSとを接続する、たとえば、石英や炭化シリコン(SiC)などからなる中空状に形成された搬送路2が設けられている。
【0027】
さらに、この搬送路2の中央部などの所定の位置には、半導体ウエハに酸化膜を形成する、たとえば、石英や炭化シリコンなどからなる、同じく中空状に形成された反応室3が設けられている。
【0028】
さらに、酸化装置1には、図2に示すように、搬送路2の所定の位置に設けられた反応室3の加熱を行う加熱装置4が、たとえば、反応室3の上方に設けられており、この加熱装置4は、たとえば、カンタル線などのヒータから構成されるホットウォールタイプあるいはランプなどのコールドウォールタイプが用いられている。
【0029】
また、酸化装置1は、反応室3の端部の開口部と搬送路2とを処理時に隔離するための、たとえば、ステンレス製のバルブ5が設けられ、このバルブ5の動作は、空気の圧力によって駆動が行われるエアバルブなどのパーティクルの発生が少ない駆動方式により駆動されている。
【0030】
次に、搬送路2および反応室3の内壁の下面には、窒素(N)ガスなどの不活性ガスである搬送ガスを酸化膜の形成が行われる半導体ウエハ(被処理物)Wの裏面に噴射することによって浮上させながら搬送するノズル(不活性ガス噴射ノズル)6が一定間隔で設けられている。そして、これら搬送路2、反応室3ならびにノズル6によって非接触搬送手段が構成されている。
【0031】
また、このノズル6は、半導体ウエハWを搬送する方向に搬送ガスを噴射させるために、半導体ウエハWのそれぞれの進行方向に傾斜が付けてられている。
【0032】
たとえば、この酸化装置1の搬送路2および反応室3では、半導体ウエハWを洗浄乾燥装置WM(図1)からCVD装置CS(図1)にかけて搬送するので、搬送路2には半導体ウエハWを浄乾燥装置WMからCVD装置CSに搬送する方向に搬送ガスを噴射するようにノズル6が設けられている。
【0033】
また、反応室3の所定の位置には、反応室3内の排気を行う排気口が設けられ、半導体ウエハWの処理時に処理ガスの排気が行われるようになっている。
【0034】
さらに、ノズル6から噴射される搬送ガスは、図3に示すように、ノズル6の下部に設けられ、ノズル6と接続されている配管7によって供給され、この配管7への搬送ガスの供給は、たとえば、制御部により自動制御が行われている。
【0035】
また、図2において、酸化膜形成時に半導体ウエハWが位置する反応室3の下部の内周壁には、酸化膜を形成するための、たとえば、酸素(O)ガスなどの処理ガスを導入する処理ガスノズル(第1の処理ガス噴射ノズル)8が設けられ、これら処理ガスノズル8も処理ガスを供給する処理ガス配管9と接続され、前述した制御部によりガス供給の制御が行われている。
【0036】
次に、本実施の形態の作用について、図1〜図3を用いて説明する。
【0037】
まず、洗浄乾燥装置WMにより洗浄乾燥が行われた半導体ウエハWは、酸化装置1の搬送路2まで、たとえば、洗浄乾燥装置WMに設けられた搬送用ロボットなどの搬送機構により搬送される。
【0038】
そして、搬送路2には、ノズル6から搬送ガスが噴射されており、この搬送ガスにより半導体ウエハWを浮上させながら反応室3の方向に搬送されることになる。
【0039】
次に、半導体ウエハWが、加熱装置4により加熱された搬送室3の所定の位置まで搬送されると、バルブ5が駆動されて反応室3を搬送路2から分離する。
【0040】
その後、前述した制御部がノズル6から噴射されている搬送ガスの供給を停止し、同時に、処理ガスの供給を開始して、処理ガスノズル8から酸素ガスなどの処理ガスを噴射させる。
【0041】
また、半導体ウエハWは、反応室3の下部から上部にかけて処理ガスが噴射するように反応室3の下部の内周壁に設けられた処理ガスノズル8から噴射される処理ガスによって浮上しながら酸化膜が形成されることになる。
【0042】
ここで、反応室3の下部の内周壁に設けられた処理ガスノズル8の近傍には、処理ガスノズル8から噴射される処理ガスによって浮上している半導体ウエハWを回転させる処理ガスノズル(第2の処理ガス噴射ノズル)を設けてもよい。
【0043】
この処理ガスノズルは、半導体ウエハWを回転させる方向に傾斜して設け、半導体ウエハWを回転させながら酸化膜を形成させるので、内面均一性を大幅に向上させることができる。
【0044】
また、処理ガスノズル8を設けずに、たとえば、ノズル6を搬送ガスおよび処理ガスの両方を噴射できる構造とし、搬送路2ではノズル6から搬送ガスを噴射し、半導体ウエハWが反応室3内に搬送されると、ノズル6から処理ガスを噴射するように前述した制御部が自動的に切り換え、半導体ウエハWを反応室3内で移動させながら酸化膜の形成の処理を行い、その処理が終了すると、再び制御部がノズル6から搬送ガスを噴射するように切り換えて半導体ウエハWの搬送を行うようにしてもよい。
【0045】
そして、酸化膜の形成などの処理が終了すると、バルブ5が再び駆動され、反応室3の分離を中止し、制御部は、処理ガスノズル8から噴射されている処理ガスの供給を停止し、同時に、ノズル6から搬送ガスの供給を開始する。
【0046】
ノズル6から搬送ガスの噴射が開始されると、半導体ウエハWは浮上しながら次工程である、たとえば、CVD装置CSに設けられた搬送用ロボットなどの搬送機構まで搬送が行われ、このCVD装置CSにより所定の処理が行われることになる。
【0047】
それにより、本実施の形態1では、酸化装置1に設けられたノズル6、処理ガスノズル8によって非接触で搬送ならびに酸化膜形成を行うので、半導体ウエハWの搬送時や処理時における汚染、異物の付着ならびに自然酸化膜の形成を防止でき、半導体装置の信頼性を向上させることができる。
【0048】
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2による酸化装置の構成説明図、図5は、本発明の実施の形態2による酸化装置の要部の断面説明図である。
【0049】
本実施の形態2において、たとえば、前工程の洗浄乾燥装置WMと後工程のCVD装置CSとの間に設けられた半導体ウエハに酸化膜を形成させる酸化装置(半導体製造装置)1aは、搬送路2が互いに直角をなすようにT字状に設けられ、T字状の縦棒に相当する部分の端部に反応室3が位置している。
【0050】
また、反応室3の上方などの所定の位置には、反応室3の加熱を行う加熱装置4が設けられており、この加熱装置4は、たとえば、カンタル線などのヒータから構成されるホットウォールタイプあるいはランプなどのコールドウォールタイプが用いられている。
【0051】
さらに、酸化装置1は、図5に示すように、搬送路2と反応室3を処理時に隔離するための、たとえば、ステンレス製のバルブ5aが設けられ、このバルブ5aの動作は、空気の圧力によって駆動が行われるエアバルブなどのパーティクルの発生が少ない駆動方式により駆動されている。
【0052】
また、反応室3の半導体ウエハWを処理する所定の位置には、処理時に半導体ウエハWを載置する、たとえば、0.3mm程度以下の突起部3aが設けられている。
【0053】
さらに、反応室3の所定の位置には、処理中に反応室3内の排気を行う排気口3bが設けられている。
【0054】
次に、反応室3および搬送路2の下部の内壁面には、図4、図5に示すように半導体ウエハWを不活性ガスなどの搬送ガスを噴射させて浮上させながら搬送するノズル(不活性ガス噴射ノズル)6a,6b,6c,6dが一定間隔で設けられている。
【0055】
そして、搬送路2、反応室3ならびにノズル6a〜6dによって非接触搬送手段が構成されている。
【0056】
また、このノズル6a〜6dは、半導体ウエハWを搬送する方向に搬送ガスを噴射させるために、半導体ウエハWのそれぞれの進行方向に傾斜が付けてられている。
【0057】
たとえば、T字状の横棒に相当する部分の搬送路2は、半導体ウエハWを洗浄乾燥装置WMからCVD装置CSにかけて移動する方向に傾斜してノズル6aが設けられている。
【0058】
また、搬送路2が互いに直角をなす近傍部分には、半導体ウエハWをT字状の横棒に相当する部分の搬送路2とT字状の縦棒に相当する部分の搬送路2との間を移動させる方向に傾斜してノズル6bが設けられている。
【0059】
さらに、T字状の縦棒に相当する部分の搬送路2の端部に設けられている反応室3およびその近傍の搬送路2は、反応室3に半導体ウエハWを出し入れするので、半導体ウエハWを搬送路2から反応室3に搬入する方向に傾斜して設けられたノズル6cと、半導体ウエハWを反応室3から搬送路に搬出する方向に傾斜して設けられたノズル6dとの2種類が設けられている。
【0060】
また、ノズル6a〜6dから噴射される搬送ガスは、たとえば、ノズル6a〜6dの下部に設けられ、ノズル6a〜6dと接続されている配管によって供給されており、この配管への搬送ガスの供給は、たとえば、制御部により自動制御が行われている。
【0061】
また、反応室3の所定の側面ならびに反応室3の酸化膜形成時に半導体ウエハWが位置する下部の内壁面には、酸化膜を形成するための、たとえば、酸素ガスなどの処理ガスを導入する処理ガスノズル(第1の処理ガス噴射ノズル)8aが設けられている。
【0062】
次に、本実施の形態の作用について説明する。
【0063】
まず、洗浄乾燥装置WMにより洗浄乾燥が行われた半導体ウエハWは、酸化装置1の搬送路2まで、たとえば、洗浄乾燥装置WMに設けられた搬送用ロボットなどの搬送機構により搬送される。
【0064】
そして、搬送路2には、ノズル6aから搬送ガスが噴射されており、この搬送ガスにより半導体ウエハWを浮上させながらCVD装置CSの方向に搬送を行う。
【0065】
次に、半導体ウエハWが搬送路2が互いに直角をなす近傍部分にさしかかると、半導体ウエハWはノズル6bから噴射されている搬送ガスによりT字状の縦棒に相当する部分の搬送路2に方向に転換される。
【0066】
その後、半導体ウエハWは、ノズル6cから噴射されている搬送ガスによって反応室3まで搬送が行われる。また、この時、ノズル6dからは搬送ガスが噴射されないように前述した制御部によって制御が行われている。
【0067】
そして、加熱装置4により加熱された搬送室3の所定の位置まで搬送されると、バルブ5が駆動されて反応室3を搬送路2から分離し、制御部がノズル6cから噴射されている搬送ガスの供給を停止することによって半導体ウエハWを突起部3aに載置する。
【0068】
次に、酸素ガスなどの処理ガスを供給し、たとえば、反応室3の所定の側面の内壁面に設けられている処理ガスノズル8aから噴射させる。
【0069】
また、処理ガスは、たとえば、反応室3の下部の内壁面に設けられた処理ガスノズル8aを用いてもよい。
【0070】
この場合、半導体ウエハWは、反応室3の下部の内周壁に設けられた処理ガスノズル8aから噴射される処理ガスによって浮上しながら酸化膜が形成されることになる。
【0071】
そして、酸化膜の形成などの処理が終了すると、バルブ5が再び駆動され、反応室3を開放し、制御部は、処理ガスノズル8aから噴射されている処理ガスの供給を停止し、同時に、ノズル6dから搬送ガスの供給を開始する。
【0072】
ノズル6dから搬送ガスの噴射が開始されると、半導体ウエハWは浮上しながら搬送が行われ、搬送路2が互いに直角をなす近傍部分に半導体ウエハWがさしかかると、ノズル6bから噴射されている搬送ガスによってT字状の縦棒に相当する部分の搬送路2に方向に転換される。
【0073】
その後、T字状の縦棒に相当する部分の搬送路2に設けられたノズル6aから噴射される搬送ガスによって次工程である、たとえば、CVD装置CSに設けられた搬送用ロボットなどの搬送機構まで搬送が行われ、このCVD装置CSにより所定の処理が行われる。
【0074】
それにより、本実施の形態2においては、反応室3をT字状の縦棒に相当する部分の端部に設けることにより、酸化装置1aをより小型化しながら半導体ウエハWの搬送時や処理時における汚染、異物の付着ならびに自然酸化膜の形成を防止でき、半導体装置の信頼性を向上させることができる。
【0075】
また、本実施の形態2では、1つの反応室3を設けただけであったが、たとえば、図6に示すように、複数のT字状の搬送路2を形成し、それぞれの端部に複数の反応室3を設けることにより、半導体ウエハの処理能力を大幅に向上させることができる。
【0076】
また、図7に示すように、バルブ5a(図5)を廃止し、搬送路2と反応室3とを分離する底面に排気口3cを設け、その排気口の3c上方に、たとえば、突起などの搬送路2と反応室3との接続空間をせばめる固定式のシャッタ10を設けるようにしてもよい。
【0077】
この場合、シャッタ10によって搬送路2と反応室3との接続空間を小さくした部分を排気口3cによって排気することにより、搬送路2と反応室3との境界部にエアカーテンが形成されて反応室3が分離されることになる。
【0078】
以上、本発明者によってなされた発明を発明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0079】
たとえば、前記実施の形態1、2では、半導体ウエハに酸化膜を形成する酸化装置について記載したが、処理ガスなどを変更することにより、CVDドライエッチ処理、スパッタエッチ処理ならびにアニール処理などの各種処理やLCD(Lquid Crystal Display)の製造工程などの製造装置に用いるようにしてもよい。
【0080】
【発明の効果】
本願によって開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
【0081】
(1)本発明によれば、被処理物を非接触で搬送ならびに処理するので搬送路内、処理室内を高清浄に維持することができ、被処理物の汚染や異物の付着などを防止することができる。
【0082】
(2)また、本発明では、非接触搬送手段の一部が処理室を兼ねることにより、半導体製造装置を小型化で低コストとすることができる。
【0083】
(3)さらに、本発明においては、上記(1),(2)により、半導体装置などの製品の信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による酸化装置の構成説明図である。
【図2】本発明の実施の形態1による酸化装置の要部を断面で示す説明図である。
【図3】本発明の実施の形態1による酸化装置の要部の外観斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態2による酸化装置の構成説明図である。
【図5】本発明の実施の形態2による酸化装置の要部を断面で示す説明図である。
【図6】本発明の他の実施の形態による酸化装置の構成説明図である。
【図7】本発明の他の実施の形態による酸化装置の要部を断面で示す説明図である。
【符号の説明】
1 酸化装置(半導体製造装置)
1a 酸化装置(半導体製造装置)
2 搬送路
3 反応室
4 加熱装置
5 バルブ
6〜6d ノズル(不活性ガス噴射ノズル)
7 配管
8 処理ガスノズル(第1の処理ガス噴射ノズル)
8a 処理ガスノズル(第1の処理ガス噴射ノズル)
9 処理ガス配管
10 シャッタ
W 半導体ウエハ(被処理物)
WM 洗浄乾燥装置
CS CVD装置

Claims (1)

  1. 大気と遮断された搬送路下部に一定間隔に設けられたガス噴射ノズルにより搬送ガスを噴射して、前記ガス気流によって、半導体ウエハを前記搬送路内を搬送し、
    前記半導体ウエハを反応室まで搬送した後、バルブにより前記搬送路と前記反応室とを分離し、
    前記搬送ガスに代えて、前記反応室内の前記半導体ウエハへ処理ガスを供給して、所望の処理を施し、
    前記処理後の前記半導体ウエハへ、前記処理ガスに代えて前記搬送ガスを噴射して、前記半導体ウエハを前記搬送路内を次工程へ搬送することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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