JP2002359225A - 基板洗浄装置および基板洗浄システム - Google Patents

基板洗浄装置および基板洗浄システム

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JP2002359225A
JP2002359225A JP2001166468A JP2001166468A JP2002359225A JP 2002359225 A JP2002359225 A JP 2002359225A JP 2001166468 A JP2001166468 A JP 2001166468A JP 2001166468 A JP2001166468 A JP 2001166468A JP 2002359225 A JP2002359225 A JP 2002359225A
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Japan
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cleaning
substrate
wafers
section
tanks
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JP2001166468A
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English (en)
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Tetsuo Koyanagi
哲雄 小柳
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SMT KK
Original Assignee
SMT KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 限られた工場スペースを有効利用することが
でき、洗浄部のメンテナンスが容易な構造を備えた基板
洗浄装置を提供する。 【解決手段】 洗浄部Bは、洗浄槽10,11が処理工
程進行方向に沿って2列に配置されてなり、基板洗浄処
理装置Cは、洗浄部メンテナンスゾーンO対向側に配さ
れて、ウエハW,W,…を一括保持して処理工程進行方
向に沿って水平移動する基板搬送ロボット15と、2列
の洗浄槽10,11間に配されて、ウエハW,W,…を
一括保持して隣接する洗浄槽10,11間で水平回転す
る基板洗浄処理ロボット16とを備えてなる。これによ
り、特に、メンテナンスゾーンO対向側に配される基板
搬送ロボットの構造の小型軽量化を実現して、洗浄部B
のメンテナンスを容易にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、基板洗浄装置お
よび基板洗浄システムに関し、さらに詳細には、半導体
基板や液晶ガラス基板等の薄板状の基板を複数枚一括し
てウエット洗浄処理する基板洗浄技術に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体基板(以下ウエハと称する)のウ
エット洗浄プロセスは、多種の洗浄対象を除去するため
RCA洗浄と呼ばれるプロセスが基本となり、APM
(アンモニア過水),HPM(塩酸過水)、DHF(希
フッ酸)、SPM(硫酸過水)等複数の洗浄液、さらに
はO3 水(オゾン水)、H2 水(水素水)等の機能水を
組み合わせてシーケンスを組むことにより実施される。
【0003】このウエット洗浄プロセスを実行する従来
の基板洗浄装置の一般的構成は、図3に示すように、上
記各洗浄液を収容して基板を洗浄するための複数の洗浄
槽101a,101b,101c,101d,101
e,101fが横方向へ一列に配置された基板洗浄部1
01と、洗浄された基板を乾燥させる基板乾燥部102
とが併設され、上記基板洗浄部の左端側に基板ロード・
アンロード部100が、上記基板乾燥部102の右端側
に基板アンロード部102がそれぞれ設けられるととも
に、基板を搬送するための3台の基板搬送ロボット10
4(104a,104b,104c)が上記洗浄槽の配
列方向へ平行に設けられてなる。
【0004】また、上記基板ロード・アンロード部10
0において、搬送用キャリアカセット105内に収容さ
れて供給される複数枚(例えば、25枚程度)のウエハ
Wが、上記基板搬送ロボット104aに基板移載装置1
06により移し替えられる構成とされている。この基板
搬送ロボット104の構造としては、上記ウエハWを洗
浄用カセットに収容して洗浄するカセットタイプのもの
と、上記ウエハWを直接保持して洗浄するカセットレス
タイプのものとがあり、近時は、ウエハの大口径化に伴
って、装置の小型化と使用する薬液量を節量し、さらに
ウエハの洗浄効率を高めるため、後者のカセットレスタ
イプが一般的になりつつある。
【0005】そして、このカセットレスタイプにおいて
は、移し替えられたウエハWが、基板搬送ロボット10
4(104a、104b、104c)により、順次上記
洗浄槽101a〜101fに浸漬されて洗浄され、隣接
する基板乾燥部102で乾燥された後、上記基板アンロ
ード部103において、基板移載装置107により、上
記搬送用キャリアカセット105に再び収容されて搬出
される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の洗浄装置においては、複数の洗浄槽が横方
向へ一列に配列されてなる基板洗浄部の両側に、基板ロ
ード部と基板アンロード部が設けられる構成であるた
め、装置がウエハの大口径化に比例して長く大きくな
り、設置スペースを大きく確保する必要があった。
【0007】本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、その目的とするところは、限られた
工場スペースを有効利用することができるとともに、洗
浄部のメンテナンスが容易な構造を備えた基板洗浄装置
を提供することにある。
【0008】また、本発明の他の目的とするところは、
上記基板洗浄装置を主要部として備えて、コンパクトに
構成された基板洗浄システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の基板洗浄装置は、洗浄槽が処理工程進行方
向に沿って複数列に配置されてなる洗浄部と、複数枚の
ウエハを一括してこの洗浄部の洗浄槽に対して順次浸漬
処理する基板洗浄処理装置とを備えてなり、この基板洗
浄処理装置は、上記洗浄部のメンテナンスゾーン対向側
に配されて、複数枚のウエハを一括して保持する構造を
備えるとともに、上記処理工程進行方向に沿って水平移
動する基板搬送ロボットと、上記複数列の洗浄槽間に配
されて、複数枚のウエハを一括して保持する構造を備え
るとともに、隣接する上記洗浄槽間で水平回転する基板
洗浄処理ロボットとを備えてなることを特徴とする。
【0010】好適な実施態様として、上記洗浄部のメン
テナンスゾーン対向側に配された水平案内手段に、上記
基板搬送ロボットが水平移動可能に装置され、上記水平
案内手段の下側に、上記洗浄部のメンテナンス用空間が
設けられている。
【0011】また、上記洗浄槽の配置構成は、上記メン
テナンスゾーンと対向する前列側に純水を用いる純水洗
浄槽が配置されるとともに、この純水洗浄槽の後列側に
薬液を用いる薬液洗浄槽が配置されてなる。
【0012】本発明の基板洗浄システムは、上記基板洗
浄装置を主要部として備えるものであって、つまり、キ
ャリアカセットに収容されたウエハが搬入搬出される基
板ロード・アンロード部と、この基板ロード・アンロー
ド部に隣接して、洗浄槽が処理工程進行方向に沿って複
数列に配置されてなる洗浄部と、上記基板ロード・アン
ロード部との間で複数枚のウエハを一括して受け渡し、
これら複数枚のウエハを一括して上記洗浄部の洗浄槽に
対して順次浸漬処理する基板洗浄処理装置とを備えてな
り、この基板洗浄処理装置は、上記洗浄部のメンテナン
スゾーン対向側に配されて、複数枚のウエハを一括して
保持する構造を備えるとともに、上記処理工程進行方向
に沿って水平移動する基板搬送ロボットと、上記複数列
の洗浄槽間に配されて、複数枚のウエハを一括して保持
する構造を備えるとともに、隣接する上記洗浄槽間で水
平回転する基板洗浄処理ロボットとを備えてなることを
特徴とする。
【0013】本発明の基板洗浄装置においては、複数枚
のウエハは、基板洗浄処理装置の基板搬送ロボットによ
り、洗浄部のメンテナンスゾーン対向側を処理工程進行
方向に沿ってこの洗浄部の所定の洗浄槽位置まで水平搬
送された後、複数列の洗浄槽間に配された基板洗浄処理
ロボットへ移し替えられて、この基板洗浄処理ロボット
により、各洗浄槽に順次浸漬されて洗浄処理される。
【0014】このように、本発明の基板洗浄装置におい
ては、上記洗浄部は、洗浄槽が処理工程進行方向に沿っ
て複数列に配置されてなる構成とされていることによ
り、従来のこの種装置における洗浄部に比較して、処理
工程進行方向寸法が小さく、ウエハの大口径化による悪
影響も受け難く、設置スペースを小さく抑えることがで
きる。
【0015】また、上記基板洗浄処理装置が、上記洗浄
部のメンテナンスゾーン対向側に配されて、処理工程進
行方向に沿って水平移動する基板搬送ロボットと、上記
複数列の洗浄槽間に配されて、隣接する洗浄槽間で水平
回転する基板洗浄処理ロボットとを備えてなることによ
り、各ロボットの動作機能が単純簡素化されている。こ
れにより、特に、上記メンテナンスゾーン対向側に配さ
れた、つまり上記洗浄部の前側に配される基板搬送ロボ
ットの構造の小型軽量化を実現して、上記洗浄部のメン
テナンスを容易にする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。
【0017】本発明に係る基板の洗浄装置を備えた基板
洗浄システムを図1および図2に示す。この基板洗浄シ
ステムは具体的には、複数枚(図示の場合は50枚)の
ウエハW,W,…をカセットレスで一括して洗浄するバ
ッチ式のもので、基板ロード・アンロード部A、基板洗
浄部B、基板洗浄処理装置Cおよび制御部Dを主要部と
して構成されている。
【0018】基板ロード・アンロード部Aは、キャリア
カセット1に水平状態で収容されて搬入出されるウエハ
W,W,…を、後述する基板洗浄処理装置Cの基板搬送
ロボット15との間で受け渡し(搬入搬出)する部位
で、図1に示すように、ロード側部位Aaとアンロード
側部位Abとからなり、これら両側部位Aa,Abに、
基板移載部(基板移載手段)2a,2bがそれぞれ設け
られるとともに、両側部位Aa,Abに跨ってカセット
ストック部(カセットストック手段)3が配置されてな
る。
【0019】まず、ロード側部位Aaの基板移載部2a
は、キャリアカセット1と基板洗浄処理装置Cとの間で
ウエハW,W,…を移し替える部位で、基板移載ロボッ
ト5、基板姿勢変換部(基板姿勢変換手段)6および配
列ピッチ変換部(配列ピッチ変換手段)7を主要部とし
て構成されている。
【0020】基板移載ロボット5は、ロード側部位Aa
へキャリアカセット1に収容されて搬入されてきた複数
枚(図示の場合は25枚)のウエハW,W,…を一枚ず
つ基板姿勢変換部6へ順次移載するものである。具体的
には図示しないが、この基板移載ロボット5は、キャリ
アカセット1内のウエハWを一枚ずつ処理する処理アー
ム5aと、この処理アーム5aを昇降および水平回転動
作させる駆動部5bとからなり、上記処理アーム5aの
ウエハ保持構造としては、ウエハWを吸着保持する吸着
構造またはウエハWを下側から載置支持する構造が好適
に採用される。
【0021】そして、基板移載ロボット5の処理アーム
5aは、キャリアカセット1に収容されているウエハ
W,W,…を一枚ずつまたは複数枚ずつその収容姿勢つ
まり水平姿勢のまま抜き出して、水平方向へ90°回転
した後、上記基板姿勢変換部6の保持棚6aへ水平姿勢
のまま挿入し、この移載動作を、キャリアカセット1に
収容されているウエハW,W,…がすべて移載されるま
で繰り返す。
【0022】基板姿勢変換部6は、ウエハW,W,…を
キャリアカセット1の収容姿勢(水平姿勢)と基板洗浄
処理装置Cの保持姿勢(垂直姿勢)との間で姿勢変換す
るものである。具体的には図示しないが、この基板姿勢
変換部6は、上記保持棚6aと、この保持棚6aを上下
方向へ90°回動させる第一の駆動部(図示省略)と、
第一の駆動部を含めて上記保持棚6aを180°水平回
転させる第二の駆動部(図示省略)とを備える。上記保
持棚6aは、キャリアカセット1に収容される全ウエハ
W,W,…を、キャリアカセット1における搬送配列ピ
ッチつまり収容配列ピッチをもって保持する構造とされ
ている。
【0023】そして、基板姿勢変換部6の保持棚6aに
25枚のウエハW,W,…が移載保持されると、上記第
一の駆動部により、保持棚6aが上下方向へ90°姿勢
変換されて、ウエハW,W,…は、キャリアカセット1
の収容姿勢(水平姿勢)から後述する基板洗浄処理装置
Cの保持姿勢(垂直姿勢)に姿勢変換される。また、上
記保持棚6aは、第二の駆動部により、180°水平回
転して、後述する配列ピッチ変換部7との共同作用によ
り、隣接するウエハW,Wの表面と表面、裏面と裏面が
それぞれ対向して配列されるようにする。
【0024】配列ピッチ変換部7は、キャリアカセット
1と基板洗浄処理装置Cとの間でウエハWを移し替える
に際して、ウエハW,W,…の配列ピッチを、キャリア
カセット1における上記搬送配列ピッチ(例えば10m
mピッチ)と、それよりも小さな洗浄配列ピッチ(例え
ば5mmピッチ)との間でピッチ変換するものである。
具体的には図示しないが、この配列ピッチ変換部7は、
基板姿勢変換部6の保持棚6a内の全ウエハW,W,…
を上記搬送配列ピッチのまま一括して保持して移載する
移載ロボット7aと、ウエハW,W,…を上記洗浄配列
ピッチをもって保持する基板載置部7bとを備える。図
示の場合、上記基板載置部7bは、上記移載ロボット7
aに保持されるウエハW,W,…の2倍の枚数のウエハ
W,W,…を保持する構造を備えるとともに、移載ロボ
ット7aによるウエハW,W,…の配列方向へ上記洗浄
配列ピッチの1/2のピッチ分だけ移動可能な構造とさ
れている。
【0025】そして、まず、上記基板載置部7bが初期
基準位置にある状態で、上記移載ロボット7aにより、
基板姿勢変換部6の保持棚6a内の全ウエハW,W,…
が一括して上記基板載置部7bに移載されるとともに、
続いて、上記基板載置部7bが初期基準位置から上記搬
送配列ピッチの1/2のピッチ分だけ移動された後、上
記移載ロボット7aにより、基板姿勢変換部6の保持棚
6a内の全ウエハW,W,…が一括して上記基板載置部
7bに移載される。これにより、基板載置部7bには、
二つのキャリアカセット1、1に収容されていた合計5
0枚のウエハW,W,…が上記搬送配列ピッチの1/2
のピッチつまり上記洗浄配列ピッチをもって、また、隣
接するウエハW,Wの表面と表面、裏面と裏面がそれぞ
れ対向して載置される。
【0026】このようにして、ロード側部位Aaに搬入
されてくるキャリアカセット2つ分のウエハW,W,…
は、キャリアカセット1の収容姿勢から基板洗浄処理装
置Cの保持姿勢へ姿勢変換されるとともに、キャリアカ
セット1における搬送配列ピッチから洗浄配列ピッチへ
ピッチ変換された後、タクト送り機構8a,8bにより
搬入出待機位置Pへタクト送りされて、基板洗浄処理装
置Cへの受け渡しを待機する。一方、ウエハW,W,…
が取り出されて空になったキャリアカセット1は、カセ
ットストック部3へ送られて所定時間ストックされる。
【0027】また、アンロード側部位Abの基板移載部
2bは、上記ロード側部位Aaの基板移載部2aと同様
の構成とされ、基板洗浄処理装置Cから搬入出待機位置
Pへ受け渡された洗浄処理済みのウエハW,W,…は、
タクト送り機構8cにより配列ピッチ変換部7へタクト
送りされて、洗浄配列ピッチから搬送配列ピッチへピッ
チ変換された後、基板姿勢変換部6へ移載されて、基板
洗浄処理装置Cの保持姿勢からキャリアカセット1の収
容姿勢へ姿勢変換され、基板移載ロボット5により、ロ
ード側部位Abから搬出される2つのキャリアカセット
1,1に順次収容される。なお、これら両キャリアカセ
ット1,1は、洗浄前の上記ウエハW,W,…が収容さ
れていたものであり、後述するようにカセットストック
部3によりストック管理されている。
【0028】カセットストック部3は、洗浄前のウエハ
Wが取り出されて空になったキャリアカセット1を、洗
浄後のウエハWが再び収容されるまでストック管理させ
る部位で、具体的には図示しないが、水平配置された1
段または複数段のストック台(図示省略)と、これらス
トック台と上記ロード側部位Aaまたはアンロード側部
位Abとの間でキャリアカセット1を移載する移載ロボ
ット(図示省略)とを備えてなる。
【0029】そして、上記ロード側部位Aaにおいてウ
エハW,W,…が取り出されて空になったキャリアカセ
ット1は、上記移載ロボットによりストック台の所定の
位置へ移載されて、上記ウエハW,W,…が洗浄処理さ
れている間ストック待機された後、上記移載ロボットに
よりストック台からアンロード側部位Abへ移載され
て、洗浄処理された上記ウエハW,W,…を待機する。
【0030】基板洗浄部Bは、50枚のウエハW,W,
…をカセットレスで一括して洗浄処理する部位で、上記
基板ロード・アンロード部Aに隣接して、クリーンエア
雰囲気に維持される洗浄室9内に設けられている。具体
的には、この基板洗浄部Bは、処理工程進行方向に沿っ
て複数列(本実施形態においては2列)に配置された複
数の洗浄槽からなる洗浄槽列10、11と、洗浄後のウ
エハW,W,…を乾燥させるための乾燥装置12とを主
要部として備えてなる。
【0031】洗浄槽列10,11は、乾燥装置12を挟
んで基板ロード・アンロード部Aに隣接して配置され、
ウエハW,W,…処理経路(工程進行方向)は、オペレ
ータゾーン(本実施形態おいてはメンテナンスゾーンを
兼ねる)O側から見て左側から右側への経路をたどる。
【0032】上記2列の洗浄槽列10,11のうちオペ
レータゾーンO側から見て後ろ側の洗浄槽列10(10
a,10b,10c)には、洗浄液としてAPM,HP
M,DHF,SPM等の薬液が使用され、オペレータゾ
ーンO側から見て手前側の洗浄槽列11(11a,11
b,11c)には、洗浄液として超純水が使用される。
このようにオペレータゾーンO側に近い洗浄槽列11に
超純水を用いることにより、オペレータが保守点検等を
行う場合に、薬液のミストや蒸気を吸ってしまうような
危険度を極めて少なくできる利点がある。
【0033】洗浄室9の天井部には、ヘパフィルタ等を
備えたクリーンユニット14(14a、14b)が設置
される一方、図示しないが、後列の洗浄槽10a,10
b,10cの各槽の後ろ側には排気ダクトが設けられ、
この排気ダクトは工場の排気設備に連結されている。そ
して、上記クリーンユニット14(14a、14b)を
通過したクリーンエアのダウンフローが、洗浄室9を通
って薬液から発生する排気物を効果的に持ち出し、排気
処理されるよう構成されている。
【0034】上記ダウンフローの量は、クリーンユニッ
ト14(14a、14b)個別に調整可能で、例えば前
列の洗浄槽列11側のクリーンユニット14aの風量を
0.6m/secに、また後列の洗浄槽列10側のクリ
ーンユニット14bの風量を0.4m/secにそれぞ
れ設定することにより、前列の洗浄槽列11側のダウン
フロー量が、後列の洗浄槽列10側よりも多く、前列の
洗浄槽列11側のダウンフローがエアカーテンとして機
能し、オペレータゾーンO側に後列の薬液洗浄槽10
a,10b,10cから発生する排気物が漏れることが
ない。
【0035】乾燥装置12は、図示のIPAベーパ乾燥
装置やIPA減圧乾燥装置、そしてカセットレス・スピ
ンドライヤ等が用いられ、いずれの場合にも、上記基板
搬送ロボット15Aから受け取ったウエハW,W,…を
林立状に保持して乾燥するために、櫛歯状の保持溝が形
成された基板保持部(図示省略)を備え、この櫛歯状の
保持溝の溝ピッチは、上記洗浄配列ピッチの5mmピッ
チに設定されている。
【0036】基板洗浄処理装置Cは、基板ロード・アン
ロード部Aとの間で複数枚(図示の場合は50枚)のウ
エハW,W,…を一括して受け渡し、これらウエハW,
W,…を一括して上記洗浄部Bの洗浄槽10a〜10
c、11a〜11cに対して順次浸漬処理するものであ
る。具体的には、基板洗浄処理装置Cは、水平移動する
基板搬送ロボット15と、水平回転する基板洗浄処理ロ
ボット16とを備えてなる。
【0037】基板搬送ロボット15は、洗浄部Bのオペ
レータゾーンO対向側に配されており、図示の実施形態
においては、2台の基板搬送ロボット15a,15bが
設けられている。
【0038】これら基板搬送ロボット15a,15b
は、処理工程進行方向に沿って水平方向に延びて設けら
れたリニアレール(水平案内手段)20上を水平移動す
るように配設されている。
【0039】リニアレール20は、基板ロード・アンロ
ード部Aの搬入出待機位置Pから基板洗浄部Bの工程進
行方向一端を通って他端まで延びて設けられている。そ
して、第一の基板搬送ロボット15aが、例えば上記搬
入出待機位置Pから基板洗浄部Bの洗浄槽11aの間で
移動するとともに、第二の基板搬送ロボット15bが、
例えば乾燥装置12から洗浄槽11cの間で移動し、ま
た、これら両基板搬送ロボット15a,15bが互いに
干渉しないように移動する構成とされている。
【0040】このリニアレール20の設置高さは、後述
する基板搬送ロボット15a,15bのコンパクト簡素
化構造と相まって、図2に示すように、その下側に、洗
浄部Bのメンテナンス用空間Mが設けられるように設定
されている。
【0041】これら基板搬送ロボット15a,15bは
互いに同一構造とされ、具体的には図示しないが、50
枚のウエハW,W,…を一括して保持する基板保持構造
21を備えるとともに、上記リニアレール(水平案内手
段)20を自走する自走本体構造22を備える。
【0042】上記基板保持構造21は従来公知(例え
ば、特開平11−345861号公報参照)のもので、
回転動作する一対の基板保持アームに、周方向で異なる
深さに設定された基板保持溝が形成されてなる。これら
基板保持溝の溝ピッチは、上記洗浄配列ピッチの5mm
ピッチに設定されている。
【0043】そして、これら両基板保持アームの回転方
向位置により、50枚のウエハW,W,…を上下方向へ
通過可能な基板移載状態と、これらウエハW,W,…を
下側から載置保持する基板保持状態とが得られる構成と
されている。
【0044】また、基板保持構造21は上記自走本体構
造22に対してわずかに昇降動作可能とされて、後述す
る基板洗浄処理ロボット16との基板移載動作が円滑に
行われる構造とされている。
【0045】自走本体構造22は従来周知の構造で、図
示しないが、上記リニアレール20上を移動走行するリ
ニアガイド(図示省略)と自走機構とからなる。
【0046】このように、基板搬送ロボット15(15
a,15b)が専らリニアレール20上を搬送走行する
のみの簡素かつコンパクトな構造とされることにより、
前述のごとく、リニアレール20の設置高さを高く設定
でき、これにより、図2に示すように、大きなメンテナ
ンス用空間Mが形成されて、洗浄部Bの下側に集中配置
されている薬液配管等の洗浄部作動設備Sへのアクセス
が容易な構成を実現している。
【0047】基板洗浄処理ロボット16は、上記前後2
列の洗浄槽10aと11a、10bと11bおよび10
cと11cの中間位置にそれぞれ配されており、図示の
実施形態においては、洗浄槽の配設数に対応して3台の
基板洗浄処理ロボット16a,16b、16cが設けら
れている。
【0048】これら基板洗浄処理ロボット16a,16
b、16cは互いに同一構造とされ、具体的には図示し
ないが、50枚のウエハW,W,…を下側から一括して
保持する基板保持構造25を備えるとともに、この基板
保持構造25を水平回転および昇降動作させる昇降回転
構造26を備える。
【0049】上記基板保持構造25は、洗浄配列ピッチ
の5mmピッチに設定された基板保持溝(図示省略)を
備えてなり、ここに50枚のウエハW,W,…を一括し
て保持する。
【0050】そして、この基板保持構造25の基板保持
溝に対しては、基板搬送ロボット15a,15bの一対
の基板保持アームが上下方向に整列して並んだ状態で、
これら一対の基板保持アームの回転動作により、50枚
のウエハW,W,…が一括して移し替えられる。
【0051】昇降回転構造26は、上記基板保持構造2
5を前後隣接する洗浄槽10aと11a、10bと11
bまたは10cと11c間で180°水平回転させると
ともに、これら洗浄槽に対して基板保持構造25を昇降
させて、ウエハW,W,…を洗浄槽内の薬液に浸漬可能
な構成とされている。これら回転動作および昇降動作さ
せるための具体的な駆動機構は従来周知のものでよく、
詳細な説明は省略する。
【0052】制御部Dは、基板ロード・アンロード部
A、基板洗浄部Bおよび基板洗浄処理装置Cを互いに同
期させて駆動制御するもので、この制御部Dにより、あ
る洗浄レシピに従ってウエハW,W,…を洗浄するべ
く、以下の洗浄処理工程がウエハW,W,…の搬入から
搬出まで全自動で行われる。
【0053】I.ウエハW,W,…の搬入:人手もしく
はAGV等で、基板ロード・アンロード部Aのロード側
部位Aaに搬入された二つのキャリアカセット1,1か
ら、前述した基板移載部2aによる一連の動作により、
合計50枚のウエハW,W,…が、キャリアカセット1
の収容姿勢から基板洗浄処理装置Cの保持姿勢に姿勢変
換されるとともに、隣接するウエハW,Wの表面と表
面、裏面と裏面をそれぞれ対向された状態で、洗浄配列
ピッチをもって林立状に配列される。
【0054】この後、これら配列されたウエハW,W,
…はその状態のまま搬入出待機位置Pへタクト送りされ
て、基板洗浄処理装置Cへの受け渡しを待機する。
【0055】一方、ウエハW,W,…が取り出されて空
になったキャリアカセット1、1は、カセットストック
部3へ送られて所定時間ストック管理される。
【0056】II.ウエハW,W,…の洗浄:基板ロード
・アンロード部Aの搬入出待機位置Pへタクト送りされ
たウエハW,W,…は、基板洗浄処理装置Cによる以下
の動作により、基板洗浄部Bへ搬送されて、洗浄槽10
a→洗浄槽11a→洗浄槽10b→洗浄槽11b→洗浄
槽10c→洗浄槽11cの順序で順次浸漬処理された
後、乾燥装置12により乾燥処理される。
【0057】1) 第一の基板搬送ロボット15aが、上
記搬入出待機位置Pに待機する上記ウエハW,W,…を
一括して受け取って、基板洗浄部Bの洗浄槽11aの位
置まで搬送する。
【0058】2) 第一の基板洗浄処理ロボット16a
が、洗浄槽11aの槽外上部で第一の基板搬送ロボット
15aからウエハW,W,…を一括して受け取ると、こ
れらウエハW,W,…を水平方向へ180°回転した
後、そのまま下降させて洗浄槽10aの薬液に浸漬す
る。これにより、ウエハW,W,…は、洗浄槽10aの
薬液により、所定の洗浄レシピに沿った洗浄タイムで洗
浄処理される。
【0059】3) 洗浄槽10aの薬液によるウエハW,
W,…の洗浄処理がタイムアップすると、第一の基板洗
浄処理ロボット16aがウエハW,W,…を洗浄槽10
aの上方へ上昇させてから上記と逆の水平方向へ180
°回転した後、そのまま下降させて洗浄槽11aの超純
水に浸漬する。これにより、ウエハW,W,…は、洗浄
槽11aの超純水によりリンス処理される。
【0060】4) 第二の基板搬送ロボット15bが、上
記洗浄槽11aの超純水によるリンス処理が完了した上
記ウエハW,W,…を一括して受け取って、隣接する洗
浄槽11bの位置まで搬送する。
【0061】5) 第二の基板洗浄処理ロボット16b
が、洗浄槽11bの槽外上部で第二の基板搬送ロボット
15bからウエハW,W,…を一括して受け取ると、こ
れらウエハW,W,…を水平方向へ180°回転した
後、そのまま下降させて洗浄槽10bの薬液に浸漬す
る。これにより、ウエハW,W,…は、洗浄槽10bの
薬液により、所定の洗浄レシピに沿った洗浄タイムで洗
浄処理される。
【0062】6) 洗浄槽10bの薬液によるウエハW,
W,…の洗浄処理がタイムアップすると、第二の基板洗
浄処理ロボット16bがウエハW,W,…を洗浄槽10
bの上方へ上昇させてから上記と逆の水平方向へ180
°回転した後、そのまま下降させて洗浄槽11bの超純
水に浸漬する。これにより、ウエハW,W,…は、洗浄
槽11bの超純水によりリンス処理される。
【0063】7) 第二の基板搬送ロボット15bが、上
記洗浄槽11bの超純水によるリンス処理が完了した上
記ウエハW,W,…を一括して受け取って、隣接する洗
浄槽11cの位置まで搬送する。
【0064】8) 第三の基板洗浄処理ロボット16c
が、洗浄槽11cの槽外上部で第二の基板搬送ロボット
15bからウエハW,W,…を一括して受け取ると、こ
れらウエハW,W,…を水平方向へ180°回転した
後、そのまま下降させて洗浄槽10cの薬液に浸漬す
る。これにより、ウエハW,W,…は、洗浄槽10cの
薬液により、所定の洗浄レシピに沿った洗浄タイムで洗
浄処理される。
【0065】9) 洗浄槽10cの薬液によるウエハW,
W,…の洗浄処理がタイムアップすると、第三の基板洗
浄処理ロボット16cがウエハW,W,…を洗浄槽10
cの上方へ上昇させてから上記と逆の水平方向へ180
°回転した後、そのまま下降させて洗浄槽11cの超純
水に浸漬する。これにより、ウエハW,W,…は、洗浄
槽11cの超純水によりリンス処理される。
【0066】以上のように洗浄槽列10,11により洗
浄処理されたウエハW,W,…は、第二の基板搬送ロボ
ット15bにより乾燥装置12まで搬送されて、乾燥装
置12による乾燥処理が施される。
【0067】基板乾燥装置12によるウエハW,W,…
の乾燥がタイムアップすると、今度は第一の基板搬送ロ
ボット15aにより基板ロード・アンロード部Aの搬入
出待機位置Pへ受け渡される。
【0068】III .ウエハW,W,…の搬出:搬入出待
機位置Pへ受け渡された洗浄処理済みのウエハW,W,
…は、前述した基板移載部2bによる一連の動作によ
り、ウエハW,W,…の表裏面の向きが同じ方向に整列
されながら、洗浄配列ピッチから搬送配列ピッチへピッ
チ変換されるとともに、基板洗浄処理装置Cの保持姿勢
からキャリアカセット1の収容姿勢へ姿勢変換される。
続いて、カセットストック部3によりストック管理され
ていた元の2つのキャリアカセット1,1に順次収容さ
れた後、人手もしくはAGV等により、ロード側部位A
bから搬出されて次工程に送られる。
【0069】しかして、以上のように構成された基板洗
浄装置においては、基板洗浄部Bの洗浄槽10a〜10
c,11a〜11cが処理工程進行方向に沿って複数列
(図示の場合は2列)に配置されてなるから、従来のこ
の種装置における洗浄部に比較して、処理工程進行方向
寸法が小さく、ウエハWの大口径化による悪影響も受け
難く、設置スペースを小さく抑えることができる。
【0070】また、上記基板洗浄処理装置が、基板洗浄
部BのオペレータゾーンO対向側に配されて、処理工程
進行方向に沿って水平移動する基板搬送ロボット15
(15a,15b)と、上記2列の洗浄槽10aと11
a、10bと11b、および10cと11cの間に配さ
れて、隣接する洗浄槽10aと11a、10bと11
b、および10cと11c間で水平回転する基板洗浄処
理ロボット16(16a,16b,16c)とを備えて
なることにより、各ロボット15,16の動作機能は単
純簡素化されている。
【0071】この結果、特に、上記基板搬送ロボット1
6の構造が従来のこの種の装置に比較して大幅に小型軽
量化されることとなり、基板洗浄部Bのメンテナンス用
空間Mを大きく確保されて、これにより、洗浄部Bの下
側に集中配置されている薬液配管等の洗浄部作動設備S
のメンテナンスを容易に行うことができる。
【0072】なお、上述した実施形態はあくまでも本発
明の好適な実施態様を示すものであって、本発明はこれ
に限定されることなく、その範囲内で種々の設計変更が
可能である。
【0073】例えば、洗浄液として、図示の実施形態に
おけるようなAPM,HPM,DHF,SPMなどの代
わりに、酸性機能水やアルカリ性機能水を使用しても良
い。
【0074】また、本実施形態においては、後列の洗浄
槽列10に薬液を使用し、前列の洗浄槽列11に超純水
を使用したが、これにとらわれることなく、薬液槽、超
純水槽あるいは上記機能水槽を前後、左右の槽で適宜配
置しても良い。
【0075】さらに、基板洗浄処理装置Cを構成する基
板搬送ロボット15と基板洗浄処理ロボット16の具体
的構造は、同様な機能を有するコンパクトで簡素な他の
構造に設計変形可能である。
【0076】また、本実施形態においては、ウエハW,
W,…の洗浄配列ピッチがキャリアカセット1の搬送配
列ピッチの半分でかつ等間隔となるように設定されてい
るが、これ以外の配列ピッチ、例えば異系ピッチとなる
ように設定されても良い。この異系配列ピッチの一例と
して、ウエハW,W,…の表面と表面間が4.5mmに、
またウエハW,W,…の裏面と裏面間が3.5mmとなる
ように、2系列の配列ピッチが交互に組み合わされる。
【0077】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の基板洗浄
装置によれば、洗浄槽が処理工程進行方向に沿って複数
列に配置されてなる洗浄部と、複数枚のウエハを一括し
てこの洗浄部の洗浄槽に対して順次浸漬処理する基板洗
浄処理装置とを備えてなり、この基板洗浄処理装置は、
上記洗浄部のメンテナンスゾーン対向側に配されて、複
数枚のウエハを一括して保持する構造を備えるととも
に、上記処理工程進行方向に沿って水平移動する基板搬
送ロボットと、上記複数列の洗浄槽間に配されて、複数
枚のウエハを一括して保持する構造を備えるとともに、
隣接する上記洗浄槽間で水平回転する基板洗浄処理ロボ
ットとを備えてなるから、以下に述べるような効果が得
られて、工場スペースを有効利用することができるとと
もに、洗浄部のメンテナンスが容易な構造を備えた基板
洗浄装置を提供することができる。
【0078】すなわち、本発明の基板洗浄装置において
は、複数枚のウエハが、基板洗浄処理装置の基板搬送ロ
ボットにより、洗浄部のメンテナンスゾーン対向側を処
理工程進行方向に沿ってこの洗浄部の所定の洗浄槽位置
まで水平搬送された後、複数列の洗浄槽間に配された基
板洗浄処理ロボットへ移し替えられて、この基板洗浄処
理ロボットにより、各洗浄槽に順次浸漬されて洗浄処理
される。
【0079】このように、上記洗浄部は、洗浄槽が処理
工程進行方向に沿って複数列に配置されてなる構成とさ
れていることにより、従来のこの種装置における洗浄部
に比較して、処理工程進行方向寸法が小さく、ウエハの
大口径化による悪影響も受け難く、設置スペースを小さ
く抑えることができる。
【0080】また、上記基板洗浄処理装置は、上記洗浄
部のメンテナンスゾーン対向側に配されて、処理工程進
行方向に沿って水平移動する基板搬送ロボットと、上記
複数列の洗浄槽間に配されて、隣接する洗浄槽間で水平
回転する基板洗浄処理ロボットとを備えてなることによ
り、各ロボットの動作機能が単純簡素化され、この結
果、特に、上記メンテナンスゾーン対向側に配された、
つまり上記洗浄部の前側に配される基板搬送ロボットの
構造の小型軽量化が実現して、上記洗浄部のメンテナン
スが容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態である基板洗浄システ
ムを示す概略平面図である。
【図2】同基板洗浄システムを示す側面断面図である。
【図3】従来の基板洗浄システムを一部切開して示す概
略平面図である。
【符号の説明】
W ウエハ A 基板ロード・アンロード部 B 基板洗浄部 C 基板洗浄処理装置 D 制御部 M メンテナンス用空間 1 キャリアカセット 2(2a,2b) 基板移載部(基板移載手
段) 3 カセットストック部(カセ
ットストック手段) 6 基板姿勢変換部(基板姿勢
変換手段) 7 配列ピッチ変換部(配列ピ
ッチ変換手段) 14(14a、14b) クリーンユニット 15(15a,15b) 基板搬送ロボット 16(16a〜16c) 基板洗浄処理ロボット 20 リニアレール(水平案内手
段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02F 1/1333 500 G02F 1/1333 500 H01L 21/68 H01L 21/68 A Fターム(参考) 2H088 FA17 FA21 FA30 2H090 JC19 3B201 AA02 AA03 AB23 AB44 BB02 BB72 BB93 BB95 BB96 BB98 CC13 CD11 5F031 CA02 CA05 FA01 FA02 FA03 FA07 FA09 FA11 FA14 FA18 FA20 FA21 FA24 GA09 HA42 HA45 HA48 HA73 MA03 MA06 MA09 MA23 NA02 NA15 NA17 PA02 PA06 PA30

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄槽が処理工程進行方向に沿って複数
    列に配置されてなる洗浄部と、複数枚の基板を一括して
    この洗浄部の洗浄槽に対して順次浸漬処理する基板洗浄
    処理装置とを備えてなり、 この基板洗浄処理装置は、前記洗浄部のメンテナンスゾ
    ーン対向側に配されて、複数枚の基板を一括して保持す
    る構造を備えるとともに、前記処理工程進行方向に沿っ
    て水平移動する基板搬送ロボットと、前記複数列の洗浄
    槽間に配されて、複数枚の基板を一括して保持する構造
    を備えるとともに、隣接する前記洗浄槽間で水平回転す
    る基板洗浄処理ロボットとを備えてなることを特徴とす
    る基板洗浄装置。
  2. 【請求項2】 前記洗浄部のメンテナンスゾーン対向側
    に配された水平案内手段に、前記基板搬送ロボットが水
    平移動可能に装置され、 前記水平案内手段の下側に、前記洗浄部のメンテナンス
    用空間が設けられていることを特徴とする請求項1に記
    載の基板洗浄装置。
  3. 【請求項3】 前記洗浄槽の配置構成は、前記メンテナ
    ンスゾーンと対向する前列側に純水を用いる純水洗浄槽
    が配置されるとともに、この純水洗浄槽の後列側に薬液
    を用いる薬液洗浄槽が配置されてなることを特徴とする
    請求項1または2に記載の基板洗浄装置。
  4. 【請求項4】 前記前列側の洗浄槽の上部および後列側
    の洗浄槽の上部に、個別のクリーンユニットがそれぞれ
    設置され、 これらクリーンユニットにより供給されるクリーンエア
    のダウンフロー量は、前記前列側と後列側とで相違する
    ように設定されていることを特徴とする請求項1から3
    のいずれか一つに記載の基板の洗浄装置。
  5. 【請求項5】 キャリアカセットに収容された基板が搬
    入搬出される基板ロード・アンロード部と、 この基板ロード・アンロード部に隣接して、洗浄槽が処
    理工程進行方向に沿って複数列に配置されてなる洗浄部
    と、 前記基板ロード・アンロード部との間で複数枚の基板を
    一括して受け渡し、これら複数枚の基板を一括して前記
    洗浄部の洗浄槽に対して順次浸漬処理する基板洗浄処理
    装置とを備えてなり、 この基板洗浄処理装置は、前記洗浄部のメンテナンスゾ
    ーン対向側に配されて、複数枚の基板を一括して保持す
    る構造を備えるとともに、前記処理工程進行方向に沿っ
    て水平移動する基板搬送ロボットと、前記複数列の洗浄
    槽間に配されて、複数枚の基板を一括して保持する構造
    を備えるとともに、隣接する前記洗浄槽間で水平回転す
    る基板洗浄処理ロボットとを備えてなることを特徴とす
    る基板の洗浄システム。
  6. 【請求項6】 前記基板ロード・アンロード部は、前記
    キャリアカセットと前記基板洗浄処理装置との間で基板
    を移し替える基板移載手段を備えていることを特徴とす
    る請求項5に記載の基板の洗浄システム。
  7. 【請求項7】 前記基板移載手段は、基板をキャリアカ
    セットの収容姿勢と基板洗浄処理装置の保持姿勢との間
    で姿勢変換する基板姿勢変換手段を備えていることを特
    徴とする請求項6に記載の基板洗浄システム。
  8. 【請求項8】 前記基板移載手段は、前記キャリアカセ
    ットと前記基板洗浄処理装置との間で基板を移し替える
    に際して、基板の配列ピッチを前記キャリアカセットに
    おける搬送配列ピッチと、それよりも小さな洗浄配列ピ
    ッチとの間でピッチ変換する配列ピッチ変換手段を備え
    ていることを特徴とする請求項6または7に記載の基板
    洗浄システム。
  9. 【請求項9】 前記基板ロード・アンロード部は、洗浄
    前の基板が取り出されて空になった前記キャリアカセッ
    トを洗浄後の基板が再び収容されるまでストック管理さ
    せるカセットストック手段を備えていることを特徴とす
    る請求項5に記載の基板の洗浄システム。
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