JP3627673B2 - 空気調和装置の室外機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気調和装置の室外機に関し、特に、メンテナンス作業における作業性の向上対策に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、空気調和装置の室外機には、特開2000−18649号公報に開示されているように、設置スペースに余裕のない場所にも設置できるようにするために、ケーシングを薄型に構成し、ケーシングの正面に吸込口を設けると共に上面に吹出口を設けるようにした上吹き型の室外機がある。つまり、この種の室外機は、設置スペースに余裕がなく、背面側が住宅等の壁に近接して配置する必要があることを考慮して構成されている。そして、この種の室外機には、正面側に熱交換器を配置し、該熱交換器とケーシングの背面との間に送風機を設けるようにしたものがある。送風機は、駆動モータの駆動軸が正面と背面とを結ぶ方向に延びるように配置され、駆動モータの駆動軸にファンロータが嵌め込まれて構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記空気調和装置の室外機では、正面側に熱交換器が配置されているために、メンテナンス時にファンロータを取り出す場合には、ファンロータを駆動モータから取り外した後、横方向に移動させることが必要となる。したがって、ケーシングを薄型に構成した場合に、駆動モータの駆動軸が邪魔になり、容易にファンロータを取り出すことができないという問題があった。
【0004】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、メンテナンス時における作業性を向上させることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ファンロータ(52)のハブ(58)に、駆動軸(55)と直交する方向に駆動軸(55)の先端の通過可能な取り外し用切欠部(62)を設けるようにしたものである。
【0006】
具体的に、第1の解決手段は、空気の吸込口(26)が形成された正面部(16)及び背面部(11)を有するケーシング(10)と、上記吸込口(26)に面してケーシング(10)内に収納された熱交換器(30)と、上記ケーシング(10)内に、正面部(16)と背面部(11)とを結ぶ方向に延びる駆動軸(55)が設けられた駆動モータ(53)及び、該駆動モータ(53)の駆動軸(55)に脱着可能に取り付けられたファンロータ(52)を有する送風機(51)とを備えている空気調和装置の室外機を前提として、上記ファンロータ(52)のハブ(58)における駆動モータ(53)側の端部に、上記駆動軸(55)と直交する方向に該駆動軸(55)の先端の通過可能な取り外し用切欠部(62)が形成されている。
【0007】
また、第2の解決手段は、上記第1の解決手段において、ケーシング(10)は、箱形に形成されて、上面部(14)に空気の吹出口(21)が形成され、側面部(15)の少なくとも一つは、脱着可能に構成されている。
【0008】
また、第3の解決手段は、上記第2の解決手段において、送風機(51)は、斜流ファンに構成されると共に、ファンロータ(52)が駆動モータ(53)における背面部(11)側に位置するように配置される一方、ケーシング(10)の背面部(11)とファンロータ(52)との間には、送風機(51)から下方に吹き出された空気が上方に流れるように案内する案内板(46)が脱着可能に設けられている。
【0009】
また、第4の解決手段は、上記第1の解決手段において、送風機(51)は、ファンロータ(52)が駆動モータ(53)における背面部(11)側に位置するように配置される一方、ケーシング(10)内には、送風機(51)の吸込側(42)と吹出側(43)とに区画し、中央が開口する仕切板(41)が設けられ、ファンロータ(52)は、上記仕切板(41)の開口に配置され、上記仕切板(41)は、上記開口の周縁に仕切板(41)からケーシング(10)の背面部(11)側に突出したベルマウス(44)が脱着可能に設けられている。
【0010】
また、第5の解決手段は、上記第3の解決手段において、送風機(51)は、第1送風機(51)に構成される一方、該第1送風機(51)の上方に第2送風機(65)が設けられ、該第2送風機(65)は、ファンロータ(52)が駆動モータ(53)における背面部(11)側に位置するように配置され、上記第2送風機(65)のファンロータ(52)におけるハブ(58)の駆動モータ(53)側の端部に、上記駆動軸(55)と直交する方向に該駆動軸(55)の先端の通過可能な取り外し用切欠部(62)が形成され、上記第2送風機(65)の背面側には、第1送風機(51)から吹き出されて上方に流れる空気の流路と、第2送風機(65)から吹き出された空気の流路とを分離する流路分離板(48)が脱着可能に設けられている。
【0011】
すなわち、上記第1の解決手段では、送風機(51)のファンロータ(52)を駆動モータ(53)の駆動軸(55)から取り外して、該駆動軸(55)と直交する方向に移動させるときには、ファンロータ(52)は、上記駆動軸(55)の先端が、ファンロータ(52)のハブ(58)に形成された取り外し用切欠部(62)による空間を通過するように移動する。
【0012】
また、上記第2の解決手段では、上記第1の解決手段において、ファンロータ(52)を取り外す際には、側面部(15)が取り外される。
【0013】
また、上記第3の解決手段では、上記第1の解決手段において、ファンロータ(52)を取り外す際には、案内板(46)が取り外される。ファンロータ(52)は、背面部(11)側に移動して、駆動モータ(53)の駆動軸(55)から取り外される。そして、ファンロータ(52)は、駆動軸(55)の先端がファンロータ(52)のハブに形成された取り外し用切欠部(62)による空間を通過するように駆動軸(55)と直交する方向に移動する。このとき、ファンロータ(52)は、ケーシング(10)の背面部(11)と駆動モータ(53)との間を移動する。
【0014】
また、上記第4の解決手段では、上記第1の解決手段において、ファンロータ(52)を取り外す際には、仕切板(41)に設けられたベルマウス(44)が仕切板(41)から取り外される。ファンロータ(52)は、背面部(11)側に移動して、駆動モータ(53)の駆動軸(55)から取り外される。そして、ファンロータ(52)は、駆動軸(55)の先端がファンロータ(52)のハブに形成された取り外し用切欠部(62)による空間を通過するように駆動軸(55)と直交する方向に移動する。このとき、ファンロータ(52)は、ケーシング(10)の背面部(11)と仕切板(44)との間を移動する。
【0015】
また、上記第5の解決手段では、上記第3の解決手段において、第2送風機(65)のファンロータ(52)を取り外す際には、流路分離板(48)が取り外される。ファンロータ(52)は、背面部(11)側に移動して、駆動モータ(53)の駆動軸(55)から取り外される。ファンロータ(52)は、駆動軸(55)の先端がファンロータ(52)のハブ(58)に形成された取り外し用切欠部(62)による空間を通過するように駆動軸(55)と直交する方向に移動する。
【0016】
また、解決手段は、ケーシング(10)内に、駆動軸(55)が設けられた駆動モータ(53)とファンロータ(52)とを有する送風機(51)を備える空気調和装置の室外機におけるファンロータ(52)の取り外し手順を前提として、ケーシング(10)の側面部(15)を取り外し、ケーシング(10)の背面部(11)に設けられた案内板(46)を取り外し、ケーシング(10)内を吸込側と吹出側とに区画する仕切板(41)に設けられたベルマウス(44)を取り外し、ファンロータ(52)のハブ(58)から突出したボス(60)が駆動軸(55)から抜けるようにファンロータ(52)を移動させ、駆動軸(55)の先端がファンロータ(52)のハブ(58)に形成された取り外し用切欠部(62)による空間を通過するようにファンロータ(52)を駆動軸(55)と直交する方向に移動させるファンロータ(52)の取り外し手順としてもよい。
【0017】
【発明の効果】
従って、上記解決手段によれば、ファンロータ(52)のハブ(58)に取り外し用切欠部(62)を設けるようにしたために、メンテナンス時において、ファンロータ(52)を駆動モータ(53)の駆動軸(55)から取り外して、該駆動軸(55)と直交する方向に移動させるときに、取り外し用切欠部(62)による空間に駆動軸(55)の先端を通過させることができる。したがって、ケーシング(10)が薄型に構成されている場合においても、駆動軸(55)が邪魔にならず、確実にファンロータ(52)を横方向に移動させることができる。この結果、容易にファンロータ(52)の取り外し作業を行うことができる。また、ファンロータ(52)の再組付け作業についても同様に容易にすることができる。また、取り外し用切欠部(62)の深さに対応する分だけ、ケーシング(10)を薄型に構成することができる。
【0018】
また、上記第2の解決手段によれば、側面部(15)を脱着可能に構成するようにしたために、ファンロータ(52)の取り外し作業を側面側からすることができる。したがって、上面からファンロータ(52)の取り外し作業をするのが困難な大型のケーシング(10)に構成された室外機においても、容易にファンロータ(52)の取り外し作業をすることができる。また、ファンロータ(52)の再組付け作業についても同様に容易にすることができる。
【0019】
また、上記第3の解決手段によれば、ケーシング(10)の背面部(11)と送風機(51)との間に案内板(46)を設けるようにしたために、送風機(51)から下方に吹き出された空気が上方に流れるように案内されて、ケーシング(10)内で吹出空気がスムーズに流れるようにすることができる。また、案内板(46)を脱着可能に設けるようにしたために、ファンロータ(52)を取り出す際に案内板(46)が邪魔にならず、メンテナンス時に容易にファンロータ(52)の取り外し作業を行うことができる。また、ファンロータ(52)の再組付け作業についても同様に容易にすることができる。
【0020】
また、上記第4の解決手段によれば、ベルマウス(44)を脱着可能に設けるようにしたために、ファンロータ(52)を取り出す際にベルマウス(44)が邪魔にならず、メンテナンス時に容易にファンロータ(52)の取り外し作業を行うことができる。また、ファンロータ(52)の再組付け作業についても同様に容易にすることができる。
【0021】
また、上記第5の解決手段によれば、流路分離板(48)を設けるようにしたために、第1送風機(51)の吹出空気と第2送風機(65)の吹出空気とが互いに干渉し合うことなく流れるようにすることができ、吹出量を増大させることができる。また、流路分離板(48)を脱着可能に設けるようにしたために、ファンロータ(52)を取り出す際に流路分離板(48)が邪魔にならず、メンテナンス時に容易にファンロータ(52)の取り外し作業を行うことができる。また、ファンロータ(52)の再組付け作業についても同様に容易にすることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0023】
図1に示すように、本実施形態1に係る空気調和装置の室外機は、箱形のケーシング(10)を備え、薄型の直方体状に形成されている。尚、図1は、室外機をその背面側から見た斜視図である。
【0024】
上記ケーシング(10)の背面部(11)は、四角形状の板状に形成され、補強用の縦溝(12)が多数設けられている。また、ケーシング(10)の底部には、一対の据付脚(13)が設けられている。
【0025】
上記ケーシング(10)の上面部(14)には、四角形状の上面吹出口(21)が形成されている。上面吹出口(21)は、その長辺がケーシング(10)の横幅よりも僅かに短く、その短辺がケーシング(10)の奥行きよりもやや短い長方形状に形成されている。また、上面吹出口(21)には、その全面を覆う格子状の吹出グリル(22)が設けられている。
【0026】
上記ケーシング(10)の側面部(15)には、その上部に四角形状の側面吹出口(23)が形成されている。側面吹出口(23)は、ケーシング(10)の背面側から見て左側の側面部(15)に開口している。この側面部(15)は、ケーシング(10)に脱着可能に構成されている。側面吹出口(23)は、その長辺がケーシング(10)の高さの約半分程度で、その短辺がケーシング(10)の奥行きよりもやや短い長方形状に形成されている。また、側面吹出口(23)には、その全面を覆う吹出ルーバ(24)が設けられている。
【0027】
上記ケーシング(10)の正面部(16)には、図1及び図2に示すように、四角形状の吸込口(26)が形成されている。この吸込口(26)は、ケーシング(10)の正面部(16)よりも僅かに小さい正方形状または長方形状に形成されている。
【0028】
上記ケーシング(10)の内部には、仕切板(41)が設けられている。この仕切板(41)は、ケーシング(10)の内部空間を上流室(42)と下流室(43)とに区画している。上流室(42)は、ケーシング(10)の正面部(16)側に形成されている。この上流室(42)は、吸込口(26)によってケーシング(10)の外部と連通されている。一方、下流室(43)は、ケーシング(10)の背面部(11)側に形成されている。この下流室(43)は、上面吹出口(21)及び側面吹出口(23)によってケーシング(10)の外部と連通されている。
【0029】
図2に示すように、上記正面部(16)に開口する吸込口(26)には、熱交換器(30)が設けられている。この熱交換器(30)は、吸込口(26)の全面に亘って設けられている。熱交換器(30)は、所定ピッチで並んだ多数のフィン(31)と、これらフィン(31)を貫通する伝熱管(32)とを備え、いわゆるクロスフィン型のフィン・アンド・チューブ熱交換器を構成している。また、熱交換器(30)は、全体として平板状に形成されている。
【0030】
上記仕切板(41)は、中央が円形に開口しており、この開口の周縁には、ベルマウス(44)が脱着可能に取り付けられている。ベルマウス(44)は、仕切板(41)からケーシング(10)の背面部(11)側に突出するように取り付けられている。仕切板(41)の開口を通じて上流室(42)と下流室(43)とが連通している。
【0031】
ケーシング(10)の内部には、ベルマウス(44)と同軸に送風機(51)が設置されている。この送風機(51)は、駆動モータであるファンモータ(53)とファンロータ(52)とを備えており、斜流ファンに構成されている。送風機(51)は、ファンロータ(52)がファンモータ(53)におけるケーシング(10)の背面部(11)側に位置するように設けられている。
【0032】
ファンモータ(53)は、駆動軸(55)が設けられ、該駆動軸(55)の先端は、ネジが切られている。ファンモータ(53)の駆動軸(55)は、ケーシング(10)の正面部(16)から背面部(11)に向かう方向に延びるように設けられている。つまり、ファンモータ(53)の駆動軸(55)は、ケーシング(10)の正面部(16)と背面部(11)とを結ぶ方向に延びるように設けられている。ファンモータ(53)は、取り付けステー(54)に固定されている。
【0033】
ファンロータ(52)は、椀状のハブ(58)と、該ハブ(58)と一体に形成された羽根(59)とにより構成されている。ハブ(58)は、中央の天部から突出するボス(60)が設けられている。ボス(60)は、ファンモータ(53)の駆動軸(55)を貫通させるための貫通孔(61)が形成されている。ファンロータ(52)は、ボス(60)の貫通孔(61)からファンモータ(53)の駆動軸(55)の先端が突き出るように該駆動軸(55)を貫通させて、固定ナット(56)により駆動軸(55)に螺合されて取り付けられている。
【0034】
ファンロータ(52)は、ハブ(58)におけるファンモータ(53)側の端部に取り外し用切欠部(62)が形成されている。取り外し用切欠部(62)は、上記端部からケーシング(10)の背面部(11)方向に凹んだ矩形状の溝に形成されている。取り外し用切欠部(62)は、ファンロータ(52)をファンモータ(53)の駆動軸(55)から取り外して、該駆動軸(55)と直交する方向に移動させるときに、駆動軸(55)の先端を通過させるためのものである。
【0035】
つまり、ケーシング(10)の正面部(16)には熱交換器(30)が設けられているために、ファンロータ(52)を正面部(16)側に取り出すことができず、また、背面部(11)側は、住宅の壁等に近接させることを考慮して、脱着可能に設けられていないためにファンロータ(52)を背面部(11)側に取り出すこともできない。したがって、ファンロータ(52)を取り出すためには、ファンモータ(53)の駆動軸(55)から取り外した後、該駆動軸(55)と直交する方向に移動させる必要がある。しかし、ケーシング(10)が薄型に構成されているために、駆動軸(55)が邪魔になってファンロータ(52)を該駆動軸(55)と直交する方向に移動させることができないという事態が生じる。そこで、ファンロータ(52)のハブ(58)に、ファンロータ(52)を駆動軸(55)と直交する方向に移動させる際に駆動軸(55)の先端を通過させるための取り外し用切欠部(62)を設けている。尚、この取り外し用切欠部(62)は、ファンロータ(52)を再組付けする際にも利用することができる。
【0036】
ケーシング(10)の背面部(11)とファンロータ(52)との間には、案内板であるセパレータ板(46)が設けられている。セパレータ板(46)は、上記ファンロータ(52)よりも一回り大きな正方形状の薄板である。セパレータ板(46)は、ケーシング(10)の背面部(11)との間に所定の間隔をおいて、該背面部(11)と平行に設けられている。セパレータ板(46)は、背面部(11)に脱着可能に取り付けられている。
【0037】
セパレータ板(46)は、送風機(51)から下方に吹き出されて上方に反転した空気が、ケーシング(10)の背面部(11)に沿って上方に流れるように案内する構成となっている。セパレータ板(46)は、送風機(51)から下方に吹き出されて上方に反転した空気がスムーズに背面部(11)との間に流入するように、下端位置が調整されている。セパレータ板(46)の下端には、仕切板(41)の方へ半円弧状に膨出する半円弧部(47)がセパレータ板(46)の全幅に亘って形成されている。
【0038】
ケーシング(10)内の下流室(43)には、図示省略するが、圧縮機やレシーバ等の機器が収納されている。これら圧縮機等の機器は、ケーシング(10)の背面側から見て右側の側面部(15)に沿って配置されている。圧縮機の上方には、制御用のマイコンや動力用の回路を含む電装基板が配置されている。また、下流室(43)における圧縮機等の近傍には、冷媒の配管が設置されている。
【0039】
−運転動作−
上記室外機の運転動作を説明する。ファンモータ(53)によりファンロータ(52)を駆動させると、室外空気が吸込口(26)を通ってケーシング(10)内の上流室(42)へ流れ込む。この空気は、熱交換器(30)の各フィン(31)の間を通過し、その間に伝熱管(32)内の冷媒と熱交換する。この熱交換器(30)は、冷房運転時には凝縮器となり、暖房運転時には蒸発器となる。
【0040】
熱交換器(30)で熱交換した空気は、ベルマウス(44)を通って下流室(43)へと流入する。その際、空気は、送風機(51)の軸方向に対して斜め方向に吹き出される。つまり、送風機(51)から吹き出される空気の流れは、下流側に向かって広がるような放射状の流れとなる。
【0041】
送風機(51)から図1における左方又は上方に吹き出された空気は、側面吹出口(23)又は上面吹出口(21)を通ってケーシング(10)の外へ吹き出される。一方、送風機(51)から下方に吹き出された空気は、上方に反転し、セパレータ板(46)によって案内されて上方に流れる。つまり、下方に吹き出された空気は、ケーシング(10)の背面部(11)とセパレータ板(46)との間の空間に流入して、この空間を上方に向かって流れる。この空気は、送風機(51)から直接に上面吹出口(21)や側面吹出口(23)に向かう空気と合流し、ケーシング(10)の外へ吹き出される。
【0042】
−ファンロータの取り外し手順−
図2及び図3を参照しながら、メンテナンス時におけるファンロータ(52)の取り外し手順について説明する。尚、図3は、セパレータ板(46)及びベルマウス(44)が取り外された状態を示しているので、これらを仮想線で表している。
【0043】
先ず、ケーシング(10)の背面側から見て左側の側面部(15)を取り外す。尚、この側面部(15)は、図2における奥側の側面部(15)である。このとき、作業者は、ケーシング(10)に対してこの側面部(15)の外に立って作業をしている。
【0044】
次に、ケーシング(10)の背面部(11)に取り付けられたセパレータ板(46)を該背面部(11)から取り外し、該セパレータ板(46)を背面部(11)と送風機(51)との間を手前に移動させて、外に取り出す。
【0045】
次に、ベルマウス(44)を仕切板(41)から取り外す。仕切板(41)から取り外したベルマウス(44)は、送風機(51)と背面部(11)との間を手前に移動させて、外に取り出す。このとき、既にセパレータ板(46)が取り外されているので、セパレータ板(46)が邪魔になることがない。
【0046】
次に、ファンモータ(53)の駆動軸(55)に螺合されている固定ナット(56)を外す。
【0047】
次に、ファンロータ(52)のボス(60)がファンモータ(53)の駆動軸(55)から外れるまで、ファンロータ(52)を背面部(11)側に移動させる。そして、ファンロータ(52)を手前に、つまり駆動軸(55)と直交する方向に移動させる。このとき、ファンモータ(53)の駆動軸(55)の先端が、ファンロータ(52)のハブ(58)に形成された取り外し用切欠部(62)による空間を通過するように、ファンロータ(52)を手前に移動させる。ファンロータ(52)は、ケーシング(10)の背面部(11)と仕切板(41)との間を移動することとなる。
【0048】
駆動軸(55)の先端がハブ(58)の取り外し用切欠部(62)による空間を通過するようにファンロータ(52)を移動させるために、該ファンロータ(52)を容易に手前に移動させることができる。また、セパレータ板(46)及びベルマウス(44)が取り外されているので、ファンロータ(52)を容易に移動させることができる。このようにして、ファンロータ(52)を容易に外に取り出すことができる。
【0049】
−実施形態1の効果−
本実施形態1によれば、ファンロータ(52)のハブ(58)に取り外し用切欠部(62)を設けるようにしたために、メンテナンス時において、ファンロータ(52)をファンモータ(53)の駆動軸(55)から取り外して、該駆動軸(55)と直交する方向に移動させるときに、取り外し用切欠部(62)による空間に駆動軸(55)の先端を通過させることができる。したがって、ケーシング(10)が薄型であっても、駆動軸(55)が邪魔にならず、確実にファンロータ(52)を駆動軸(55)と直交する方向に移動させることができる。この結果、容易にファンロータ(52)の取り外し作業を行うことができる。また、ファンロータ(52)の再組付け作業についても同様に容易にすることができる。また、取り外し用切欠部(62)の深さに対応する分だけ、ケーシング(10)を薄型に構成することができる。
【0050】
また、側面部(15)を脱着可能に構成するようにしたために、ファンロータ(52)の取り外し作業を側面側からすることができる。したがって、上面からファンロータ(52)の取り外し作業をするのが困難な大型のケーシング(10)に構成された室外機においても、容易にファンロータ(52)の取り外し作業をすることができる。また、ファンロータ(52)の再組付け作業についても同様に容易にすることができる。
【0051】
また、ケーシング(10)の背面部(11)と送風機(51)との間にセパレータ板(46)を設けるようにしたために、送風機(51)から下方に吹き出された空気が上方に流れるように案内されて、ケーシング(10)内で吹出空気がスムーズに流れるようにすることができる。また、セパレータ板(46)を脱着可能に設けるようにしたために、ファンロータ(52)を取り出す際にセパレータ板(46)が邪魔にならず、メンテナンス時に容易にファンロータ(52)の取り外し作業を行うことができる。また、ファンロータ(52)の再組付け作業についても同様に容易にすることができる。
【0052】
また、ベルマウス(44)を脱着可能に設けるようにしたために、ファンロータ(52)を取り出す際にベルマウス(44)が邪魔にならず、メンテナンス時に容易にファンロータ(52)の取り外し作業を行うことができる。また、ファンロータ(52)の再組付け作業についても同様に容易にすることができる。
【0053】
【発明の実施の形態2】
本発明の実施形態2は、上記実施形態1に係る室外機よりも大きな空調能力を有するものである。ここでは、本実施形態2に係る室外機について、上記実施形態1と異なる点を説明する。
【0054】
図4及び図5に示すように、本実施形態2に係る室外機のケーシング(10)は、上記実施形態1のものよりも縦長に形成されている。即ち、本実施形態2に係るケーシング(10)は、上記実施形態1のものと横幅及び奥行きが等しく、高さだけが延ばされた形状となっている。
【0055】
上記ケーシング(10)には、一方の側面部(15)の上部に第1側面吹出口(23)が形成され、他方の側面部(15)の上部に第2側面吹出口(25)が形成されている。第1側面吹出口(23)が形成された側面部(15)は、脱着可能に構成されている。この側面部(15)は、ケーシング(10)の背面側から見て左側に配置されている。第1側面吹出口(23)は、上記実施形態1の側面吹出口(23)に相当するものであり、その長辺及び短辺の寸法も実施形態1のものと等しい。第1側面吹出口(23)には吹出ルーバ(24)が設けられている。
【0056】
第2側面吹出口(25)が形成された側面部(15)は、ケーシング(10)の背面側から見て右側に配置されている。第2側面吹出口(25)は、その短辺の長さが第1側面吹出口(23)の短辺と等しく、その長辺の長さが第1側面吹出口(23)の長辺よりもやや短い長方形状に形成されている。第2側面吹出口(25)には、吹出ルーバ(24)が設けられている。
【0057】
ケーシング(10)の上面部(14)には、上記実施形態1と同様に上面吹出口(21)が形成されている。
【0058】
吸込口(26)は、縦長となったケーシング(10)の正面部(16)よりも僅かに小さく形成されている。そして、平板状の熱交換器(30)は、この吸込口(26)の全面を覆うように設置されている。つまり、熱交換器(30)もまた縦長に形成され、熱交換器(30)の高さを延ばすことで伝熱面積の拡大が図られている。
【0059】
本実施形態2に係る室外機は、実施形態1における送風機(51)の上方に送風機(65)が設けられている。送風機(51,65)を2つ設けることにより、縦長となった熱交換器(30)の全面を有効に活用することができる。下側に配置された第1送風機(51)と上側に配置された第2送風機(65)とは、その何れもがファンロータ(52)及びファンモータ(53)を備えており、斜流ファンに構成されている。
【0060】
両送風機(51,65)のファンモータ(53)は、駆動軸(55)が設けられ、該駆動軸(55)の先端は、ネジが切られている。ファンモータ(53)の駆動軸(55)は、ケーシング(10)の正面部(16)から背面部(11)に向かう方向に延びるように設けられている。つまり、ファンモータ(53)の駆動軸(55)は、ケーシング(10)の正面部(16)と背面部(11)とを結ぶ方向に延びるように設けられている。ファンモータ(53)は、取り付けステー(54)に固定されている。
【0061】
両送風機(51,65)のファンロータ(52)は、椀状のハブ(58)と、該ハブ(58)と一体に形成された羽根(59)とにより構成されている。ハブ(58)は、中央の天部から突出するボス(60)が設けられている。ボス(60)は、ファンモータ(53)の駆動軸(55)を貫通させるための貫通孔(61)が形成されている。ファンロータ(52)は、ボス(60)の貫通孔(61)からファンモータ(53)の駆動軸(55)の先端が突き出るように該駆動軸(55)を貫通させて、固定ナット(56)により駆動軸(55)に螺合されて取り付けられている。
【0062】
両送風機(51,65)のファンロータ(52)は、ハブ(58)におけるファンモータ(53)側の端部に取り外し用切欠部(62)が形成されている。取り外し用切欠部(62)は、上記端部からケーシング(10)の背面部(11)方向に凹んだ矩形状の溝に形成されている。取り外し用切欠部(62)は、ファンロータ(52)をファンモータ(53)の駆動軸(55)から取り外して、該駆動軸(55)と直交する方向に移動させるときに、駆動軸(55)の先端を通過させるためのものである。
【0063】
第1送風機(51)の背面側には、案内板であるセパレータ板(46)が設けられている。セパレータ板(46)の構成は、上記実施形態1のものと同様である。つまり、第1送風機(51)は、背面側にセパレータ板(46)が設置された上記実施形態1の送風機(51)に相当するものである。
【0064】
第1送風機(51)は、第2送風機(65)よりもケーシング(10)の背面部(11)寄りに設置されている。これに伴い、図5に示すように、本実施形態2の仕切板(41)は、その下部がその上部よりもケーシング(10)の背面側へ膨出した形状となっている。そして、仕切板(41)の下部に第1送風機(51)用のベルマウス(44)が設置され、その上部に第2送風機(65)用のベルマウス(44)が設置される。
【0065】
第2送風機(65)の背面側には、流路分離板(48)が設けられている。該流路分離板(48)は、仕切板(41)に脱着可能に取り付けられている。流路分離板(48)は、第1送風機(51)から吹き出された空気が上方に向かって流れる流路と、第2送風機(65)から吹き出された空気が流れる流路とを分離するように構成されている。つまり、流路分離板(48)は、各送風機(51)から吹き出された空気の流路を分離することにより、各送風機(51,65)から吹き出された空気が互いに干渉し合うのを防ぎ、吹出口(21,23,25)にスムーズに導くためのものである。
【0066】
上記流路分離板(48)は、ガイド板(49)と区画板(50)とが一体に形成されされて構成されている。ガイド板(49)は、平板を折り曲げて第2送風機(65)のファンロータ(52)に沿わせた形状に形成されており、第2送風機(65)の下部に沿って設けられている。ガイド板(49)の一端は、第1側面吹出口(23)にまで達している。上記区画板(50)は、ガイド板(49)から上方に向かって延びる平板状に形成され、第2送風機(65)の背面側を覆うように設けられている。区画板(50)は、ケーシング(10)の背面部(11)と平行になるように設けられている。
【0067】
−運転動作−
上記室外機の運転動作を説明する。両送風機(51,65)を駆動させると、室外空気が吸込口(26)を通ってケーシング(10)内の上流室(42)へ流れ込む。この空気は、熱交換器(30)の各フィン(31)の間を通過し、その間に伝熱管(32)内の冷媒と熱交換する。
【0068】
熱交換器(30)を通過した空気は、両送風機(51,65)に吸引されて下流室(43)へ吹き出される。
【0069】
第1送風機(51)から上方へ吹き出された空気は、ケーシング(10)の背面部(11)と流路分離板(48)の間の流路を流れ、吹出口(21,23,25)を通ってケーシング(10)の外へ吹き出される。また、第1送風機(51)から下方へ吹き出された空気は、上方に反転し、セパレータ板(46)によって案内されて上方に導かれる。この空気は、ケーシング(10)の背面部(11)とセパレータ板(46)との間を上方に向かって流れ、第1送風機(51)から上方へ吹き出された空気と共に吹出口(21,23,25)からケーシング(10)の外へ吹き出される。
【0070】
一方、熱交換器(30)の上部を通過した空気は、第2送風機(65)に吸引されて下流室(43)へ吹き出される。第2送風機(65)から上方へ吹き出された空気は、流路分離板(48)と仕切板(41)との間を流れ、吹出口(21,23,25)を通ってケーシング(10)の外へ吹き出される。第2送風機(65)から下方へ吹き出された空気は、ガイド板(49)によって案内され、流路分離板(48)と仕切板(41)との間を流れて、吹出口(21,23,25)からケーシング(10)の外へ吹き出される。つまり、第1送風機(51)から吹き出された空気と第2送風機(65)から吹き出された空気とは、互いに干渉し合うことなく別々の流路を流れてケーシング(10)の外に吹き出される。
【0071】
−ファンロータの取り外し手順−
第1送風機(51)のファンロータ(52)の取り外し手順は、実施形態1における送風機(51)のファンロータ(52)の取り外し手順と同様であるので、ここでは、第2送風機(65)のファンロータ(52)の取り外し手順について説明する。
【0072】
先ず、ケーシング(10)の背面側から見て左側の側面部(15)を取り外す。尚、この側面部(15)は、図5における奥側の側面部(15)である。このとき、作業者は、ケーシング(10)に対してこの側面部(15)の外に立って作業をしている。
【0073】
次に、流路分離板(48)を仕切板(41)から取り外す。そして、この流路分離板(48)をケーシング(10)の背面部(11)と第2送風機(65)との間を手前に移動させて、外に取り出す。
【0074】
次に、上部に配置されたベルマウス(44)を仕切板(41)から取り外す。仕切板(41)から取り外したベルマウス(44)は、第2送風機(65)と背面部(11)との間を手前に移動させて、外に取り出す。
【0075】
次に、第2送風機(65)におけるファンモータ(53)の駆動軸(55)に螺合されている固定ナット(56)を外す。
【0076】
次に、第2送風機(65)におけるファンロータ(52)のボス(60)がファンモータ(53)の駆動軸(55)から外れるまで、ファンロータ(52)を背面部(11)側に移動させる。そして、ファンロータ(52)を手前に、つまり駆動軸(55)と直交する方向に移動させる。このとき、ファンモータ(53)の駆動軸(55)の先端が、ファンロータ(52)のハブ(58)に形成された取り外し用切欠部(62)による空間を通過するように、ファンロータ(52)を手前に移動させる。ファンロータ(52)は、ケーシング(10)の背面部(11)と仕切板(41)との間を移動することとなる。
【0077】
駆動軸(55)の先端がハブ(58)の取り外し用切欠部(62)による空間を通過するようにファンロータ(52)を移動させるために、該ファンロータ(52)を容易に手前に移動させることができる。また、ベルマウス(44)が取り外されているので、ファンロータ(52)を容易に移動させることができる。このようにして、ファンロータ(52)を容易に外に取り出すことができる。
【0078】
−実施形態2の効果−
本実施形態2によれば、流路分離板(48)を設けるようにしたために、第1送風機(51)の吹出空気と第2送風機(65)の吹出空気とが互いに干渉し合うことなく流れるようにすることができ、吹出量を増大させることができる。また、脱着可能に設けるようにしたために、ファンロータ(52)を取り出す際に流路分離板(48)が邪魔にならず、メンテナンス時に容易にファンロータ(52)の取り外し作業を行うことができる。また、ファンロータ(52)の再組付け作業についても同様に容易にすることができる。
【0079】
その他の構成、作用及び効果は実施形態1と同様である。
【0080】
<発明のその他の実施の形態>
上記実施形態1について、ケーシング(10)の厚みによっては、セパレータ板(46)は、ケーシング(10)の背面部(11)に固定されて設けられる構成にしてもよい。また、ベルマウス(44)は、仕切板(41)に固定されて設けられる構成にしてもよい。
【0081】
また、実施形態2について、上側に配置されたベルマウス(44)は、仕切板(41)に固定されて設けられる構成にしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1に係る室外機の斜視図である。
【図2】図1におけるA−A断面を示す室外機の断面図である。
【図3】実施形態1におけるファンロータの取り出し作業時におけるファンロータの状態を示す図である。
【図4】実施形態2に係る室外機の斜視図である。
【図5】図4におけるC−C断面を示す室外機の断面図である。
【符号の説明】
(10) ケーシング
(11) 背面部
(14) 上面部
(15) 側面部
(16) 正面部
(21) 上面吹出口
(26) 吸込口
(30) 熱交換器
(41) 仕切板
(44) ベルマウス
(46) セパレータ板
(48) 流路分離板
(51) 送風機(第1送風機)
(52) ファンロータ
(53) ファンモータ
(55) 駆動軸
(58) ハブ
(62) 取り外し用切欠部
(65) 第2送風機

Claims (5)

  1. 空気の吸込口(26)が形成された正面部(16)及び背面部(11)を有するケーシング(10)と、
    上記吸込口(26)に面してケーシング(10)内に収納された熱交換器(30)と、
    上記ケーシング(10)内に、正面部(16)と背面部(11)とを結ぶ方向に延びる駆動軸(55)が設けられた駆動モータ(53)及び、該駆動モータ(53)の駆動軸(55)に脱着可能に取り付けられたファンロータ(52)を有する送風機(51)とを備えている空気調和装置の室外機であって、
    上記ファンロータ(52)のハブ(58)における駆動モータ(53)側の端部に、上記駆動軸(55)と直交する方向に該駆動軸(55)の先端の通過可能な取り外し用切欠部(62)が形成されている
    ことを特徴とする空気調和装置の室外機。
  2. 請求項1において、
    ケーシング(10)は、箱形に形成されて、上面部(14)に空気の吹出口(21)が形成され、側面部(15)の少なくとも一つは、脱着可能に構成されている
    ことを特徴とする空気調和装置の室外機。
  3. 請求項2において、
    送風機(51)は、斜流ファンに構成されると共に、ファンロータ(52)が駆動モータ(53)における背面部(11)側に位置するように配置される一方、
    ケーシング(10)の背面部(11)とファンロータ(52)との間には、送風機(51)から下方に吹き出された空気が上方に流れるように案内する案内板(46)が脱着可能に設けられている
    ことを特徴とする空気調和装置の室外機。
  4. 請求項1において、
    送風機(51)は、ファンロータ(52)が駆動モータ(53)における背面部(11)側に位置するように配置される一方、
    ケーシング(10)内には、送風機(51)の吸込側(42)と吹出側(43)とに区画し、中央が開口する仕切板(41)が設けられ、
    ファンロータ(52)は、上記仕切板(41)の開口に配置され、
    上記仕切板(41)は、上記開口の周縁に仕切板(41)からケーシング(10)の背面部(11)側に突出したベルマウス(44)が脱着可能に設けられている
    ことを特徴とする空気調和装置の室外機。
  5. 請求項3において、
    送風機(51)は、第1送風機(51)に構成される一方、該第1送風機(51)の上方に第2送風機(65)が設けられ、
    該第2送風機(65)は、ファンロータ(52)が駆動モータ(53)における背面部(11)側に位置するように配置され、
    上記第2送風機(65)のファンロータ(52)におけるハブ(58)の駆動モータ(53)側の端部に、上記駆動軸(55)と直交する方向に該駆動軸(55)の先端の通過可能な取り外し用切欠部(62)が形成され、
    上記第2送風機(65)の背面側には、第1送風機(51)から吹き出されて上方に流れる空気の流路と、第2送風機(65)から吹き出された空気の流路とを分離する流路分離板(48)が脱着可能に設けられている
    ことを特徴とする空気調和装置の室外機。
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