JP3623332B2 - シラノール官能基を有しオルガノシラン誘導体を含むジエンポリマーを主成分として含有するゴム組成物 - Google Patents
シラノール官能基を有しオルガノシラン誘導体を含むジエンポリマーを主成分として含有するゴム組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3623332B2 JP3623332B2 JP01261797A JP1261797A JP3623332B2 JP 3623332 B2 JP3623332 B2 JP 3623332B2 JP 01261797 A JP01261797 A JP 01261797A JP 1261797 A JP1261797 A JP 1261797A JP 3623332 B2 JP3623332 B2 JP 3623332B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- composition
- functionalized
- silanol
- carbon black
- silica
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L9/00—Compositions of homopolymers or copolymers of conjugated diene hydrocarbons
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C1/00—Tyres characterised by the chemical composition or the physical arrangement or mixture of the composition
- B60C1/0016—Compositions of the tread
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K3/00—Use of inorganic substances as compounding ingredients
- C08K3/02—Elements
- C08K3/04—Carbon
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K3/00—Use of inorganic substances as compounding ingredients
- C08K3/34—Silicon-containing compounds
- C08K3/36—Silica
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/54—Silicon-containing compounds
- C08K5/544—Silicon-containing compounds containing nitrogen
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L83/00—Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L83/04—Polysiloxanes
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K2201/00—Specific properties of additives
- C08K2201/002—Physical properties
- C08K2201/006—Additives being defined by their surface area
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Tires In General (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Description
【産業上の利用分野】
本発明は、硫黄により加硫可能なゴム組成物に関わり、該組成物は、特に加硫された状態において改善されたヒステリシス特性をもつタイヤの製造において利用できるものであり、該組成物は機能性が付与されたもしくは改質されたジエンポリマーと、強化フィラーとしてのカーボンブラックまたはカーボンブラックとシリカとの混合物を含有する。
【0002】
【技術的背景】
燃料の節約および環境保護の必要性が優先されるようになってきたことから、良好な機械特性と出来る限り小さなヒステリシスを有するポリマーを製造して、これらをゴム組成物とすることが可能であることが望ましい。該組成物は、タイヤの製造に関与する種々の半−完成品、例えば下層、異なる特性をもつゴム同志のまたは金属および編織布強化材のゴム被覆、側壁部ゴム、またはタイヤトレッドの製造のために利用できる。あるいはまた、このようなポリマーを製造して、改良された諸特性、および特に低い転り抵抗をもつタイヤを製造することが望ましい。
このような目的を達成するための種々の解決策が提案されており、この解決策は、特に重合の終了時点における、カップリング、スターリング(starring)または機能性付与剤によって、該ジエンポリマーおよびコポリマーの特性を改善することからなっている。これら解決策の大部分は、本質的に強化材料としてのカーボンブラックで改質されたポリマーを使用して、該改質ポリマーとカーボンブラックとの間の良好な相互作用を達成することに集約される。というのは、白色の強化用フィラーおよび、特にシリカの使用は、これら組成物を使用したタイヤの幾つかの特性が低いために、ずっと以前から不適当であることが立証されているからである。この公知技術の例としては以下のものを例示できる。
【0003】
即ち、カーボンブラックと、改良されたヒステリシス特性をもつベンゾフェノン誘導体により機能性が付与されたジエンポリマーとを主成分とするゴム組成物を記載する米国特許第4,550,142 号、ジエンポリマーを主成分とする組成物中での、ポリサルファー(polysulfur)アルコキシシラン誘導体によって改質したカーボンブラックの使用を開示する米国特許第5,159,009 号、ゴム組成物を開示する米国特許第4,820,751 号(この組成物は、シランカップリング剤と共に使用した特別なカーボンブラックを含有するタイヤの製造で利用でき、またこのような組成物をタイヤトレッドの製造に使用する場合には、少量のシリカと共に利用できる)、およびジエンゴムと、この主混合物に特異的な、珪素の有機化合物を配合するにより改質した、カーボンブラックとを主成分として含む、タイヤトレッドを形成するための組成物を記載する欧州特許出願第A1−0 519 188号を挙げることができる。
その外にも幾つかの解決策が提案されており、これらはタイヤトレッドを構成するための組成物中での、強化フィラーとしてのシリカの使用に関連している。例えば、欧州特許出願第A−0−299 074 号は、シリカを充填したゴム組成物を開示しており、該組成物は加水分解できないアルコキシ基をもつシラン化合物により機能性が付与されたジエンポリマーを主成分とする。更に、欧州特許出願第A−0−477 066 号をも例示でき、この特許出願はハロゲン化シラン化合物により機能性が付与されたジエンポリマーを含有する、シリカ−充填組成物を記載している。この公知技術に記載されているシリカ化合物は、タイヤトレッドの製造において有用であることは、まだ立証されていない。事実、このような機能性が付与されたポリマーの使用によって達成される諸特性の改善にも拘らず、該ポリマーは、所定のレベルに達するには依然として不十分である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、強化フィラーとしてのカーボンブラックまたはカーボンブラックとシリカとの混合物を含有するジエンゴム組成物を提供することにあり、該組成物は、改良されたヒステリシス特性をもつタイヤ、特にタイヤトレッドの製造において使用できる。
本発明のもう一つの目的は、低い転り抵抗をもつタイヤトレッドおよびタイヤを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本出願人会社は、連鎖端部上にシラノール官能基を有しまたはシラノール末端をもつポリシロキサンブロックを有するか、あるいはその連鎖に沿ってシラノール官能基によって改質された、機能性を付与されたジエンポリマー少なくとも1種を、1以上のアミンまたはイミン官能基を含む少なくとも1種のオルガノシラン化合物と共に使用することによって、タイヤ、特にタイヤトレッドの製造において使用でき、フィラーとしてカーボンブラックまたはカーボンブラックとシリカとの混合物を含むジエンゴム組成物のヒステリシスを、該組成物のその他の諸特性に影響を与えずに、大幅に減じることが可能であることを見出した。
即ち、本発明は、少なくとも1種の、機能性が付与されたもしくは改質されたジエンポリマーと、強化フィラーとしてのカーボンブラックまたはカーボンブラックとシリカとの混合物を含有する、硫黄で加硫可能なゴム組成物に関連し、該ジエンポリマーは、その連鎖末端にシラノール官能基またはシラノール末端をもつポリシロキサンブロックを有するか、あるいはその連鎖に沿ってシラノール官能基によって改質された、機能性を付与されたポリマーであり、かつ該組成物が、以下の一般式I:
(Z)−R1−Si(OR2)3−n (R3)n
(ここで、Zは一級または環式もしくは非−環式二級アミノまたはイミノ基、あるいはポリアミン残基を表し、R1、R2およびR3は同一でも異なっていてもよく、各々1〜12個、好ましくは1〜4個の炭素原子をもつアルキル、アリール、アルカリールまたはアラルキル基を表し、かつnは0、1および2から選択される整数である)で示される、一以上のアミノまたはイミノ基をもつ、少なくとも1種のオルガノシラン化合物を含有することを特徴とする。
【0006】
ここで、R2としては、メチルまたはエチル基を選択することが有利である。
該一般式Iのオルガノシラン化合物の非限定的例としては、アミノプロピルトリメトキシシラン、アミノプロピルトリエトキシシラン、アミノプロピルメチルジメトキシシラン、アミノプロピルジメチルメトキシシラン、ジメチルアミノプロピルトリメトキシシラン、メチルアミノプロピルトリメトキシシラン、アミノエチルアミノプロピルトリメトキシシラン、ピペリジノプロピルトリメトキシシラン、ピロリジノプロピルトリメトキシシラン、ピペラジノプロピルトリメトキシシラン、モルホリノプロピルトリメトキシシラン、イミダゾリノプロピルトリメトキシシラン、ピラゾリノプロピルトリメトキシシラン、トリアゾリノプロピルトリメトキシシランおよびベンジリデンプロピルアミノトリメトキシシランを挙げることができる。これらの一般式Iのオルガノシラン化合物は、該機能性が付与されたポリマー100 重量部当たり、0.1 〜10重量部の範囲内で変動する量で使用できる。
【0007】
本発明においては、連鎖末端にシラノール官能基をもつか、あるいはその連鎖に沿ってシラノール官能基によって改質された、機能性が付与された全てのポリマーが適しているが、以下の一般式IIで示されるジエンポリマーが好ましい:
P−(SiR’1R’2O) x −H
ここで、R’1 およびR’2 は同一でも異なっていてもよく、それぞれ炭素原子数1〜8のアルキル基を表し、xは1〜1500、好ましくは1〜50の範囲内の整数であり、Pは炭素原子数4〜12の共役ジエンモノマーの重合によって得られるあらゆるホモポリマー、および1種以上の共役ジエン同志の、またはこれと炭素原子数8〜20のビニル芳香族化合物とのあらゆるコポリマーからなる群から選ばれるジエンポリマーの連鎖を表す。
共役ジエンとして特に適しているのは、1,3−ブタジエン、2,3−ジ(C1〜C5アルキル)−1,3−ブタジエン、アリール−1,3− ブタジエン、1,3−ペンタジエン、2,4−ヘキサジエン等である。
ビニル芳香族化合物として特に適したものとしては、スチレン、o−、m−およびp−メチルスチレン、市販の「ビニルトルエン」混合物、p−t−ブチルスチレン、メトキシスチレン、ビニルメシチレン、ジビニルベンゼン、ビニルナフタレン等が挙げられる。
該コポリマーは、99〜20重量%のジエン単位および1〜80重量%のビニル芳香族単位を含むことができる。
【0008】
連鎖末端に、シラノール官能基を有しまたはシラノール末端をもつポリシロキサンブロックを有するか、あるいはその連鎖に沿ってシラノール官能基によって改質された、機能性が付与されたジエンポリマーは、使用した重合条件の関数である、任意の微小構造をもつことができる。該ポリマーはブロック、ランダム、序列(シーケンス)、マイクロシーケンスポリマー等であり得、塊状重合、乳化重合、分散重合、または溶液重合で調製される。アニオン重合の場合には、これらポリマーの該微小構造は改質剤および/またはランダム化剤の有無並びに使用する改質剤および/またはランダム化剤の量によって決定し得る。
好ましくは、ポリブタジエン類、特に−1,2単位の含有率が4%〜80% のものまたはシス−1,4含有率が80% を越えるもの、ポリイソプレン、スチレン−ブタジエンコポリマー、特に4〜50重量%、より具体的には20〜40重量%のスチレン含有率を有し、4〜65%の該ブタジエン部分の−1,2結合の含有率、30〜80%のトランス−1,4結合の含有率を有するもの、ブタジエン−イソプレンコポリマー、特に5〜90重量%のイソプレン含有率をもち、かつ−40 〜−80 ℃の範囲のガラス転移点(Tg)を有するもの、イソプレン−スチレンコポリマー、特に5〜50重量%のスチレン含有率を有し、−25 〜−50 ℃の範囲のTgをもつものが適している。ブタジエン−スチレン−イソプレンコポリマーの場合には、5〜50重量%、より具体的には10〜40重量%のスチレン含有率、15〜60重量%、より具体的には20〜50重量%のイソプレン含有率、5〜50重量%、より具体的には20〜40重量%のブタジエン含有率、4〜85%の範囲の該ブタジエン部分の−1,2単位の含有率、6〜80%の範囲の該ブタジエン部分のトランス−1,4単位の含有率、5〜70%の範囲の該イソプレン部分の−1,2+−3,4単位の含有率、および10〜50%の範囲の該イソプレン部分のトランス−1,4単位の含有率を有するもの、およびより一般的には−20 〜−70 ℃の範囲内のTgを有するブタジエン−スチレン−イソプレンコポリマーが適当である。
【0009】
重合開始剤としては、任意の公知の単官能性または多官能性のアニオン性または非−アニオン性の開始剤を使用することができる。しかしながら、好ましくはリチウム等のアルカリ金属またはバリウム等のアルカリ土類金属を含有する開始剤を使用する。
有機リチウム開始剤としては、1以上の炭素−リチウム結合をもつものが特に適している。代表的な化合物は、脂肪族有機リチウム化合物、例えばエチルリチウム、n−ブチルリチウム(n−BuLi)、イソブチルリチウム、ジリチウムポリメチレン、例えば1,4−ジリチオブタン(1,4−dilithiobutane)等である。バリウムを含む代表的な化合物は、例えばフランス特許出願A−2 302 311 号および同A−2 273 822 号並びにフランス追加特許A−4 338 953 および同 A−2 340 958(これらの内容は本願明細書に含まれるものとする)に記載されているものである。
この重合は、それ自体公知であるように、不活性溶媒の存在下で実施することが好ましく、該不活性溶媒は例えば脂肪族または脂環式炭化水素、例えばペンタン、ヘキサン、ヘプタン、イソ−オクタン、シクロヘキサン、または芳香族炭化水素、例えばベンゼン、トルエンまたはキシレンであり得る。
該重合は、連続式にまたは回分式に実施できる。該重合は、一般的には20〜120 ℃の範囲の温度、好ましくは約30〜90℃の範囲の温度にて実施する。勿論、該重合の終了時点において、金属交換剤(transmetallation agent)を添加して、リビング(living)末端の活性を改善することも可能である。
【0010】
本発明において使用する該機能性が付与されたもしくは改質されたジエンポリマーは、種々の方法の類推によって得ることができる。例えば、以下に記載する4つの方法の何れかを選択することができる。第一の方法は、ジャーナルオブポリマーサイエンス(Journal of Polymer Science), パートA,第3巻、pp. 93−103 (1965) に記載されているように、該リビングジエンポリマーと、オルガノシラン官能基付与剤とを、好ましくは該重合反応器の出口部分において、該重合温度と同一のまたは異なる温度、好ましくは該温度近傍において反応させて、連鎖端部にハロシラン基をもつジエンポリマーを形成し、該ポリマーを、マニュアル「ケミストリー&テクノロジーオブシリコーンズ(Chemistry and Technology of Silicones)」、アカデミックプレス、ニューヨーク、N.Y. (1968), p. 95に記載されているように、プロトンドナーの作用に付して、連鎖端部において機能性が付与されたジエンポリマーを得る工程を含む。これら2つの反応を組み合わせることは、既にグレーバー&バルシウナス(Greber and Balciunas)により、Makromol. Chem., 1963, 69: 193−205に記載されている。該リビングジエンポリマーと反応できるオルガノシラン機能化剤の例としては、以下の式で表される線状ジハロシランを挙げることができる:
R1R2SiX2
ここで、R1およびR2は同一であっても異なっていてもよく、それぞれ炭素原子数1〜8のアルキル基を表し、Xはハロゲン原子、好ましくは塩素または臭素原子を表す。
好ましいジハロシラン化合物としては、例えばジクロロジメチルシランおよびジクロロジエチルシランを挙げることができる。
【0011】
第二の方法は、該リビングポリマーと、環状ポリシロキサン機能化剤とを反応させて、SiO − を有するポリマーを得る工程を含み、該反応を、該シクロポリシロキサンの重合を可能としない媒体中で実施する。環状のポリシロキサンとしては、以下の式で示されるものを例示できる:
[−(R3)Si(R4)−O−]m
ここで、R3およびR4は同一であっても異なっていてもよく、それぞれ炭素原子数1〜8のアルキル基を表し、mは3〜8の整数である。好ましい環状ポリシロキサン化合物としては、ヘキサメチルシクロトリシロキサン、トリメチルトリエチルシクロトリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、並びにこれらの混合物を挙げることができる。SiO − 末端をもつ該ポリマーは、次いでプロトンドナー化合物と反応され、該プロトンドナーは、連鎖端部においてシラノールにより機能性が付与されたジエンポリマーの生成に導く。
【0012】
第三の方法は、逐次重合によって、シラノール末端をもつポリシロキサンブロックを含むブロックコポリマーを調製する工程を含む。これらのブロックコポリマーは、例えば米国特許第3,483,270 号および同第3,051,684 号並びにJ. Appl. Poly. Sci., 1964, 8: 2707−2716 に記載されているように、リビングジエンポリマーの第一のブロックを調製し、これを次に、極性溶媒中で、アニオン重合的に重合を起こす環状ポリシロキサンと反応して、第二のブロックを形成し、かくして(SiO −) 末端をもつポリシロキサンブロックを含む序列ブロックコポリマーを得、次に該コポリマーをプロトンドナーと反応させて、連鎖端部にシラノール官能基をもつポリシロキサンブロックを含むブロックジエンポリマーを得ることによって調製される。
【0013】
第四の方法は、シラノール末端をもつポリシロキサンブロックを含むブロックコポリマーを、2種のポリマーをグラフトすることにより、例えばジリチウムまたはジナトリウムポリシロキサンを、(SiX)(ここで、Xはハロゲン原子である)末端を有するジエンポリマーでグラフトすることにより調製する工程を含み、該グラフト生成物を、次にプロトンドナーと反応させて、例えばグレーバー&バルシウナス(Greber and Balciunas)により、Makromol. Chem., 1964, 79: 149−160に記載されている、あるいはプラム&アサートン(Plumb and Atherton)により、マニュアル「ブロックコポリマーズ(Block Copolymers)」、アプライドサイエンス、イングランド(1973), p. 339において引用されているような、シラノール末端を有するポリシロキサンブロックを含むブロックコポリマーを得ることができる。
連鎖末端にシラノール官能基を有し、あるいはシラノール末端をもつポリシロキサンブロックを有し、あるいはその連鎖に沿ってシラノール官能基によって改質された、機能性を付与されたジエンポリマーは、特に強化フィラーとして主としてシリカを含有するゴム組成物を構成するのに使用できる。このことは、フィラー全体または一部がカーボンブラックで構成される場合、オルガノシラン化合物を添加すると共に、かかるポリマーを使用した場合には、当業者にとっては驚嘆すべき、ゴム組成物のヒステリシス特性の改善されることを説明している。
本発明のゴム組成物中で使用できるカーボンブラックとしては、酸化によってあるいは任意の他の化学的処理によって改質されているか否かに拘らず、全てのカーボンブラックが適しており、また特に市販品として入手可能な、またはタイヤおよび特にタイヤトレッドにおいて従来使用されていた、全てのカーボンブラックが適している。その例としては、ブラック(Black) N134、N234、N375、N356およびN339等を挙げることができるか、これらに制限されない。
【0014】
該カーボンブラックが該強化フィラー全体を構成していてもよいが、これは白色フィラー、特にシリカとのブレンドとして使用することもできる。あらゆるシリカが適しており、公知のシリカであっても、また上記のような高分散性シリカであってもよい。しかしながら、後者の高分散性シリカが好ましい。
「高分散性シリカ」とは、薄い断面内において、電子顕微鏡または光学顕微鏡によって観察可能な、極めて大きなポリマーマトリックス中での分散性および耐凝集性を有するあらゆるシリカであると理解すべきである。このような高分散性シリカの好ましい非−限定的な例としては、450 m2/g以下のCTAB表面を有するもの、特に特許出願EP−A−0 157 703およびEP−A−0 520 862(これら特許の内容は本願明細書に含まれるものとする)に記載されているもの、あるいはアクゾ社(Akzo Company)のシリカパーカシル(Perkasil) KS 340 、ローヌプーラン社(Rhone−Poulenc) のシリカゼオシル(Zeosil) 1165 MP、PPG のシリカハイ−シル(Hi−Sil) 2000 、フーバー(Huber) のシリカゼオポール(Zeopol) 8741 および8745等を例示できる。より一層好ましいシリカは、100 〜300 m2/g(両境界を含む)の範囲のCTAB比表面積を有し、かつ100 〜300 m2/g(両境界を含む)の範囲内のBET 比表面積を有するものであり、より好ましくは1.0 〜1.2(両境界を含む)の範囲内のBET 比表面積対CTAB比表面積の比を有するものであり、他の付随的な諸特性、例えば吸油量、多孔度および孔分布、平均径、凝集体の平均投影面積等、あるいは該シリカが存在する物理的状態、例えば微小球、顆粒、粉末等は殆ど重要ではない。勿論、シリカとは、種々のシリカのブレンドであってもよいと理解すべきである。該シリカは単独で、または他の白色フィラーの存在下で使用できる。該CTAB比表面積は、1987年11月のNFT 法45007 に従って測定する。該BET 比表面積は、J. Am. Chem. Soc., 1938, 80, p. 309 に記載されたブルナウアー、エメット&テラー(Brunauer, Emmet and Teller)の方法(1987年11月のNFT 標準45007 に相当)に従って測定する。
【0015】
このフィラーの比は、連鎖末端にシラノール官能基を有し、またはシラノール末端をもつポリシロキサンブロックを有し、あるいはその連鎖に沿ってシラノール官能基によって改質された、機能性を付与されたポリマーを基準として、30〜100 重量部の範囲内で変えることができる。このブレンド中のシリカの割合は、カーボンブラック100 部当たり、1〜200 重量部の範囲内で変えることができ、即ち該シリカは全強化フィラーの1〜70重量%の量で存在できる。
本発明の組成物は、連鎖末端にシラノール官能基を有し、またはシラノール末端をもつポリシロキサンブロックを有し、あるいはその連鎖に沿ってシラノール官能基によって改質された、機能性を付与されたポリマーを少なくとも1種含むことができ、例えばエラストマーそれ自体を、あるいは任意の他の公知のジエンポリマーとのブレンドとして、および特にタイヤトレッドにおいて従来から使用されている任意のエラストマーとのブレンドとして使用できる。その具体例としては、以下のものを挙げることができるが、これら公知のエラストマーに限定されない。即ち、天然ゴム、上記式IIの機能性が付与されたまたは改質されたポリマーのP鎖に相当する、機能性が付与されていないジエンポリマー、またはこれらポリマーと同一であるが、カップリングまたは分枝され、もしくは例えば錫またはベンゾフェノン誘導体等の、例えば米国特許第3,393,182 号、同第3,956,232 号、同第4,026,865 号、同第4,550,142 号および同第5,001,196 等に記載されているような、機能化剤によって機能性が付与されているものを例示できる。
【0016】
配合において使用される該公知のエラストマーが天然ゴムまたは1種以上の機能性が付与されていないジエンポリマー、例えばポリブタジエン、ポリイソプレン、ブタジエン−スチレンコポリマーまたはブタジエン−スチレン−イソプレンコポリマーである場合、該エラストマーは、連鎖末端にシラノール官能基を有し、またはシラノール末端をもつポリシロキサンブロックを有し、あるいはその連鎖に沿ってシラノール官能基によって改質された、機能性が付与されたジエンポリマー100 部当たり、1〜70重量部の範囲内で存在できる。配合に使用する該公知のエラストマーが、錫またはベンゾフェノン誘導体例えばビスジアルキルアミノベンゾフェノン、チオベンゾフェノン、クロロトリアルキル錫または四塩化錫によってスターリングされたポリマーで機能性が付与されたポリマーである場合には、該エラストマーは、連鎖末端にシラノール官能基を有しまたはシラノール末端をもつポリシロキサンブロックを有し、あるいはその連鎖に沿ってシラノール官能基によって改質された、機能性が付与されたポリマー100 重量部当たり、1〜100 重量部の範囲の量で存在できる。
本発明の組成物は、勿論ゴム混合物中で通常使用されている他の成分および添加物、例えば可塑剤、顔料、酸化防止剤、硫黄、加硫促進剤、エクステンダー油、1種以上のカップリング剤またはシリカ−結合剤および/または1種以上のシリカ−被覆剤、例えばポリオール、アミン、アルコキシシラン等を含むことができる。
【0017】
本発明のもう一つの目的は、強化フィラーとしてカーボンブラックまたはカーボンブラックとシリカとの混合物を含有するジエンゴム組成物の新規な製造方法にも関わり、該方法は、熱加工処理によって、連鎖末端にシラノール官能基を有しまたはシラノール末端をもつポリシロキサンブロックを有し、あるいはその連鎖に沿ってシラノール官能基によって改質された、機能性が付与されたジエンポリマーを少なくとも一つ含有するエラストマーに、上記一般式Iで示される、アミノまたはイミノ基をもつ、少なくとも1種のオルガノシラン化合物を配合することを特徴とする。
一般式Iのオルガノシラン化合物の配合は、任意の適当なデバイス、例えば密閉式ミキサーまたは押出機中で、それ自体公知の方法によって実施できる。
第一の方法によれば、連鎖末端にシラノール官能基を有しまたはシラノール末端をもつポリシロキサンブロックを有し、あるいはその連鎖に沿ってシラノール官能基によって改質された、機能性が付与されたジエンポリマーを少なくとも一つ含有するエラストマーまたはそのブレンドを、第一の熱加工処理段階に付し、その後該一般式Iのオルガノシラン化合物を該エラストマーに添加し、かつこれら2種の成分の混合を第二段階で実施し、それからタイヤ製造用のゴム組成物において通常使用されている、加硫系以外の、他の成分を添加し、更に該熱加工処理を適当な時間に渡り継続する。
【0018】
第二の方法に従えば、連鎖末端にシラノール官能基を有しまたはシラノール末端をもつポリシロキサンブロックを有し、あるいはその連鎖に沿ってシラノール官能基によって改質された、機能性が付与されたジエンポリマーを少なくとも一つ含有するエラストマーと、一般式Iのオルガノシラン化合物とを、第一の熱加工処理段階に付し、それからカーボンブラックおよびタイヤ製造用のゴム組成物において通常使用されている、加硫系以外の、他の成分を添加し、更に該熱加工処理を適当な時間に渡り継続する。
第三の方法によれば、連鎖末端にシラノール官能基を有しまたはシラノール末端をもつポリシロキサンブロックを有し、あるいはその連鎖に沿ってシラノール官能基によって改質された、機能性が付与されたジエンポリマーを少なくとも一つ含有するエラストマーと、一般式Iのオルガノシラン化合物と、カーボンブラックとを、第一の熱加工処理段階に付し、それからタイヤ製造用のゴム組成物において通常使用されている、加硫系以外の、他の成分を添加し、更に該熱加工処理を適当な時間に渡り継続する。
シリカおよびカーボンブラック両者を強化フィラーとして使用する場合には、連鎖末端にシラノール官能基を有しまたはシラノール末端をもつポリシロキサンブロックを有し、あるいはその連鎖に沿ってシラノール官能基によって改質された、機能性が付与されたエラストマーと、一般式Iのオルガノシラン化合物と、シリカおよび結合剤とを、連続的に熱加工処理に付し、次いでカーボンブラックを添加する。この場合においては、この熱加工処理を、特許出願EP−A−0 501 227に記載されているように、100 ℃以下の温度にまで冷却する段階によって分離された2つの加熱段階で実施することが好ましい。
これら態様の何れかによって得られた該混合物に、最終的にそれ自体公知の加硫系を、最終段階で、該組成物の加硫による加工前に添加する。
【0019】
【実施例】
以下、本発明を実施例によって更に説明するが、本発明はこれらに制限されない。該実施例において組成物の諸特性は以下のようにして評価した。
−−ムーニー粘度:100 ℃におけるML(1+4) であり、ASTM標準D−1646に従って測定した。
−−ショアA硬度:測定はDIN 標準53505 に従って行った。
−−300%(ME 300)、100%(ME 100)および10%(ME 10)伸び率におけるモジュラス:測定は、ISO 標準37に従って実施した。
−−スコット破壊指数:MPa 単位で、破壊力(RF)および%単位で破断点伸び(ER)を20℃にて測定した。
−−ヒステリシス損(HL):%単位で、60℃における弾性反発力を測定した。
−−動的剪断特性:変形の関数として測定:0.15% 〜50% の範囲のピーク−ピーク変形を使用して10Hzにて実施した。MPa 単位で表した非線形ΔGが、0.15% および50% 変形間の剪断弾性率における差異である。該ヒステリシスは、ASTM標準D2231−71(1977 年に再度承認された)に従って、7%変形および23℃にて tanδを測定することにより表される。
【0020】
実施例1
このコントロール実験は、連鎖末端にシラノール官能基をもつ機能性が付与されたポリマーを主成分として含む組成物の特性を、同一のポリマーを主成分として含むが、一方は機能性が付与されておらず、また他方は、カーボンブラックで強化された組成物の場合において、興味あるヒステリシス特性を生ずるものとして従来公知の機能化剤で機能性が付与された2種の組成物の特性と比較する目的で与えられる。
本例の全てのテストにおいて、該ジエンポリマーは、41重量%のポリブタジエンビニル結合の含有率、25重量%のスチレン骨格含有率、および30のムーニー粘度を有するスチレン−ブタジエンコポリマーである。
3種の組成物で使用したこのスチレン−ブタジエンコポリマーは、
−−テストAについては、末端シラノール基をもつコポリマーはこの目的のために環状シロキサン機能化剤によって機能性が付与された(SBR−A) 。
−−テストBについては、米国特許第3,956,232 号および同第4,026,865 号に記載したように、n−Bu3SnCl でコポリマーを機能化した(SBR−B) 。
−−テストCについては、コポリマーは機能化されずかつメタノールで停止された(SBR−C) 。
【0021】
これら全てのテストについて、該コポリマーは、タービン型の攪拌機を備えた、有効容量32リッターの反応器内で調製した。この反応器にトルエン、ブタジエン、スチレンおよびTHF を、質量比100:10:4.3:0.3にて、およびモノマー100g当たり1030μMの活性n−BuLiを含む溶液を、連続的に導入した。種々の溶液の流量を、強力な攪拌下で、45分間なる平均の滞留時間を与えるように計算した。温度は60℃の一定レベルに維持した。該反応器の出口において測定した転化率は88% であった。次いで、この共重合を、SBR−C の場合にはメタノールで停止し、あるいは更なる工程中に機能性を付与した。
テストAで使用したコポリマーは、以下に記載のように機能性付与した。
静的ミキサーに導入する際に、該反応器の出口部分において、ヘキサメチルシクロトリシロキサン(D3)を、D3対活性n−BuLiの比0.48にて添加した。この機能性付与反応は60℃にて実施した。
該機能化剤添加の3分後に、100 部のエラストマー当たり、0.5 部の4,4’− メチレン−ビス−2,6− ジ−t− ブチルフェノールを、酸化防止剤として添加した。この機能性の付与されたコポリマーを、溶媒の蒸気ストリッピングによる公知の操作によって回収し、次いで50℃にてオーブン内で乾燥した。
【0022】
これら3種のコポリマーSBR−A 、SBR−B およびSBR−C を使用して、以下の処方(ここで、全ての部は重量部である)に従って、専らカーボンブラックにより強化した、3種のゴム組成物それぞれA1、B1およびC1を、それ自体公知の方法で調製した。
エラストマー 100
ブラック(Black) N 234 50
芳香族油 5
酸化亜鉛 2.5
ステアリン酸 1.5
酸化防止剤(a) 1.9
パラフィンワックス(b) 1.5
硫黄 1.4
スルフェナミド(c) 1.4
(a): 酸化防止剤:N−(1,3− ジメチル−ブチル)−N’− フェニル−p− フェニレンジアミン。
(b): パラフィンワックス: マクロおよびマイクロ−クリスタリンワックスの混合物。
(c): スルフェナミド(sulfenamide): N−シクロヘキシル−2− ベンゾチアジルスルフェナミド。
【0023】
これらの組成物は、70% の充填度で密閉式ミキサー内で混合するために、1工程で調製した。タンク温度は60℃であり、またブレードの平均速度は45 rpmであった。
このエラストマーを該タンクに導入し、次いで適当な混合期間の経過後に、加硫系を除く該処方の他の全ての成分を添加し、熱加工混合処理を温度が180 ℃となるまで継続した。得られた混合物を回収し、次いで該加硫系を構成する、硫黄とスルフェナミドとを、30℃にてホモ−フィニッシャー(homo−finisher) 中で添加した。
この加硫操作は、150 ℃にて40分間実施した。これら3種の組成物の特性を、加硫状態および非−加硫状態両者について、相互に比較した。
得られた結果を以下の表1に示す。
【0024】
【表1】
【0025】
未−加硫状態および加硫状態における諸特性に基づいて、連鎖端部にシラノール基をもつSBR−A を含有する組成物A1は、メタノールで重合停止したSBR−C を使用した組成物C1を越えて大幅に改良された特性を与えなかった。n−Bu3SnCl で機能性付与したSBR−B のみが、変形が殆どない状態および強力な変形のある状態において、明らかに減少するヒステリシス特性をもつ組成物B1を得ることを可能とした。
実施例2
本例の目的は、本発明による組成物の諸特性における改良を明らかにすることである。
実施例1で使用した3種のコポリマーSBR−A 、SBR−B およびSBR−C を用いて、3種の組成物それぞれA2、B2およびC2を調製した。これらは、本例においては上記一般式Iのオルガノシラン試薬として以下の式:H2N−(CH2)3−Si(OCH3)3で示されるアミノプロピルトリメトキシシラン(APTSI) を、該エラストマーに添加した点においてのみ、上記のものと異なっている。
これらの組成物は上記の第一の方法によって調製した。エラストマー100 重量部当たり、1重量部の該オルガノシランの添加は、該熱加工混合操作開始の20秒後に実施した。
得られた組成物の諸特性を以下の表2に示す。
【0026】
【表2】
(*) このヒステリシス損の測定に対する変形は35% であった。
【0027】
加硫状態における該諸特性から、該密閉式ミキサーへの、アミノプロピルトリメトキシシランの添加は、メタノールにより重合停止したSBR−C を使用した組成物C2と比較して、連鎖端部にシラノール基をもつSBR−A を含有する該組成物A2に対して、改善された強化特性およびヒステリシス特性を付与し、かつn−Bu3SnCl によって機能性が付与されたSBR−B を使用した組成物B2について得られる該諸特性と同一レベルにあることが理解される。
また、アミノプロピルトリメトキシシランの添加は、一般的にSBR−A を使用した組成物A2の諸特性を改善するが、その添加は、カーボンブラックを主成分として含むこの種の混合物中に、SBR−B またはSBR−C を使用した該組成物には、実際上何の効果も及ぼさない。
【0028】
実施例3
本例では、SBR−A と、異なる4種の式Iのオルガノシラン試薬とを使用した、本発明の組成物に関する4種のテストを通して、これらが全て改良された特性をもつ組成物を与えることを示す。
従って、選択された改良剤は以下の通りである。
−−テスト1については、式:H2N−(CH2)3−Si(OCH3)3で示されるアミノプロピルトリメトキシシラン(APTSI) を選択した。
−−テスト2については、式:CH3−NH−(CH2)3−Si(OCH3)3 で示されるメチルアミノプロピルトリメトキシシラン(MAPTSI)を選択した。
−−テスト3については、式:(CH3)2−N−(CH2)3−Si(OCH3)3 で示されるジメチルアミノプロピルトリメトキシシラン(DMAPTSI) を選択した。
−−テスト4については、以下の式で示されるイミダゾリンプロピルトリメトキシシラン(IMPTSI)を選択した:
【0029】
【化1】
【0030】
これら4種の組成物の諸特性を以下の表3に示す。
【0031】
【表3】
【0032】
この結果は、実施例1におけるSBR−A を使用した組成物A1について見られた結果と比較して、種々のオルガノシラン試薬が、得られる組成物に対して改良されたヒステリシス特性を授与し、また実施例1においてSBR−B を使用した組成物B1の示すヒステリシス特性と同等のレベルの該特性を与えることを示している。
本発明によるこれら4種の組成物の強化特性も改善された。
実施例4
本実施例の目的は、該強化フィラーを専らカーボンブラックのみで形成するのではなく、カーボンブラックとシリカとのブレンドで生成した場合にも、該特性における改善が達成されることを示すことにある。実施例1で使用した3種のポリマーを用いて、以下の処方の3種の組成物A4、B4およびC4を調製した。
【0033】
(*) このシリカはマイクロビーズ状態にある高分散性シリカであり、ゼオシル(Zeosil) 1165 MPなる名称の下でローヌプーラン(Rhone−Poulenc) 社によって製造されている。
(**) この結合剤はSI69なる名称の下でデグサ(Degussa) 社によって市販されている、ポリサルファーオルガノシランである。
(a) 酸化防止剤:N−(1,3− ジメチル−ブチル)−N’− フェニル−p− フェニレンジアミン。
(b) パラフィンワックス:マクロ−およびマイクロ−クリスタリンワックスの混合物。
(c) スルフェナミド:N−シクロヘキシル−2− ベンゾチアジルスルフェナミド。
それぞれコポリマーSBR−A 、SBR−B およびSBR−C を使用した、組成物A4、B4およびC4の調製は、好ましい態様に従って、冷却段階によって分離された、2つの熱加工段階により実施した。その第一の段階は、実施例1に示したものと同一の充填係数、温度、およびブレードスピード条件下で、密閉式ミキサー中で実施した。該オルガノシラン(本実施例ではAPTSI)を上記実施例におけるように、該エラストマーの混合開始20秒後に、該エラストマーに添加し、次いで該APTSI の添加1分後に、該シリカ、結合剤および油を添加し、そしてその1分後にカーボンブラックを添加し、更に該ステアリン酸およびパラフィンワックスを添加した。該熱加工処理を、温度がほぼ160 ℃近傍に達するまで継続し、次いで該エラストマーブロックを回収し、かつ冷却した。
【0034】
該方法の第二の段階を、同様に温度およびブレード速度条件を変更せずに、同一の密閉式ミキサー中で実施した。このエラストマーブロックを、その温度を約100 ℃とするような時間、熱加工処理にかけ、そして酸化亜鉛および酸化防止剤を添加し、その後該熱加工処理を温度がほぼ160 ℃近傍に達するまで継続し、かつ生成する混合物を回収した。
該加硫系を構成する3種の成分を、仕上げ工程中に、それ自体公知の方法で、該混合物中に配合した。
この加硫処理は、他の実施例と同様に、150 ℃にて40分間実施した。
かくして製造した3種の組成物A4、B4およびC4の諸特性を以下の表4に示し、かつ同一のコポリマーを使用したが、APTSI を使用しなかった3種のコントロール組成物A4−T、B4−TおよびC4−Tと比較した。
【0035】
【表4】
【0036】
加硫状態における特性から、該密閉式ミキサーへのAPTSI の添加は、該シラノール機能性が付与されたSBR−A を使用した該組成物A4に、メタノールによって重合停止したSBR−C を使用した組成物C4ばかりか、n−Bu3SnCl により機能性付与されたSBR−B を使用した組成物B4と比較しても、改善されたヒステリシス特性を付与することに注目すべきである。
かくして、一般式Iのオルガノシラン試薬の、シラノール基で機能化されたポリマーへの添加は、該カーボンブラックが唯一のフィラーではない場合においてさえ、そのヒステリシス特性における改良をもたらす。
該ポリマーの改良されたヒステリシス特性のために、本発明の組成物は、半−完成品としてのタイヤ、特にタイヤトレッドとして使用した場合に、改善された転り抵抗をもつタイヤの製造を可能とし、しかもその結果として燃料消費量を減ずることを可能とする。
Claims (17)
- 機能性が付与されたもしくは改質された少なくとも1種のジエンポリマーと、強化フィラーとしてのカーボンブラックまたはカーボンブラックとシリカとの混合物を含有する、硫黄で加硫可能なゴム組成物であって、該ジエンポリマーが、その連鎖末端にシラノール官能基を有しまたはシラノール末端をもつポリシロキサンブロックを有するか、あるいはその連鎖に沿ってシラノール官能基によって改質された、機能性が付与されたポリマーであり、かつ前記組成物が更に、以下の一般式I:
(Z)-R1-Si(OR2)3-n (R3)n
(ここで、Zは一級または環式もしくは非環式二級アミノまたはイミノ基、あるいはポリアミン残基を表し、R1、R2およびR3は同一でも異なっていてもよく、各々炭素原子数1〜12のアルキル、アリール、アルカリールまたはアラルキル基を表し、かつnは0、1および2から選択される整数である)
で表される、アミノまたはイミノ基をもつ少なくとも1種のオルガノシラン化合物をも含有することを特徴とする、前記組成物。 - R2がメチルまたはエチル基を表す、請求項1に記載の組成物。
- 前記機能性の付与されたもしくは改質されたジエンポリマーが、以下の一般式II:
P-(SiR'1R'2O)x -H
(ここで、R'1およびR'2は同一でも異なっていてもよく、それぞれ炭素原子数1〜8のアルキル基を表し、xは1〜1500の範囲内の整数であり、Pは炭素原子数4〜12の共役ジエンモノマーの重合によって得られるあらゆるホモポリマー、および1種以上の共役ジエン同志の、またはこれと炭素原子数8〜20のビニル芳香族化合物とのあらゆるコポリマーからなる群から選ばれるジエンポリマーの連鎖を表す)
で表されることを特徴とする、請求項1記載の組成物。 - 前記組成物が、更に天然ゴムおよび/またはポリブタジエンおよび/またはポリイソプレンおよび/またはブタジエン−スチレンコポリマーおよび/またはブタジエン−スチレン−イソプレンコポリマーをも含む、請求項1記載の組成物。
- 前記組成物が、更にビスジアルキルアミノベンゾフェノン、チオベンゾフェノンまたはクロロトリアルキル錫によって機能性が付与された、もしくは四塩化錫によってスターリングされた、1種以上のポリマーをも含有する、請求項1記載の組成物。
- 前記カーボンブラックが前記強化フィラー全体を構成する、請求項1記載の組成物。
- 前記強化フィラーがカーボンブラックとシリカとの混合物で構成され、後者の量が全フィラーの70重量%以下である、請求項1記載の組成物。
- 前記シリカが、450 m2/g以下なるCTAB比表面積をもつ高分散性シリカである、請求項7記載の組成物。
- 前記シリカが、100〜300m2/gの範囲内(両境界を含む)のBET比表面積を有し、かつ1〜1.2の範囲内(両境界を含む)のBET 比表面積対CTAB比表面積の比をもつ、請求項8記載の組成物。
- 改良されたヒステリシス特性をもつ、硫黄により加硫が可能なジエンエラストマーを主成分とするゴム組成物の製造方法であって、シラノール官能基を有しまたはシラノール末端をもつポリシロキサンブロックを有するか、あるいは連鎖に沿ってシラノール官能基によって改質された、機能性が付与された少なくとも1種のジエンポリマーを含有するエラストマーに、硫黄による加硫が可能なジエンゴム組成物において通常使用されている、強化フィラーを包含する全ての他の成分を添加並びに配合する前に、以下の一般式I:
(Z)-R1-Si(OR2)3-n (R3)n
(ここで、Zは一級または環式もしくは非環式二級アミノまたはイミノ基、あるいはポリアミン残基を表し、R1、R2およびR3は同一でも異なっていてもよく、各々炭素原子数1〜12のアルキル、アリール、アルカリールまたはアラルキル基を表し、かつnは0、1および2から選択される整数である)
で表される、アミノまたはイミノ基をもつ少なくとも1種のオルガノシラン化合物を熱加工処理によって配合することを特徴とする、前記製造方法。 - 前記オルガノシラン化合物を、あらゆる熱加工処理前に、前記機能性が付与されたもしくは改質されたジエンエラストマーとの共存下に置き、かつ前記一般式Iで表されるオルガノシラン化合物を、次に熱加工処理によって該エラストマー中に配合する、請求項10記載の製造方法。
- 前記オルガノシラン化合物を、前記機能性が付与されたもしくは改質されたジエンエラストマーの熱加工処理の初期段階後に、該機能性が付与されたもしくは改質されたジエンエラストマーに添加し、かつ前記一般式Iで表されるオルガノシラン化合物を、熱加工処理によって、該機能性が付与されたもしくは改質されたジエンエラストマーに配合する、請求項10記載の製造方法。
- 前記機能性が付与されたもしくは改質されたジエンエラストマーと、前記一般式Iで表されるオルガノシラン化合物と、カーボンブラックとを、第一段階の熱加工処理にかけ、次いで加硫系以外の、タイヤ製造用のゴム組成物において通常使用される他の成分を添加し、かつ該熱加工処理を適当な期間に渡り継続する、請求項10記載の製造方法。
- 前記強化フィラーがカーボンブラックとシリカとから構成される場合、熱加工処理の初期段階にある前記機能性が付与されたもしくは改質されたジエンエラストマーに、以下の順序で連続的に、前記一般式Iで表されるオルガノシラン化合物、次いで該シリカおよび結合剤、次に油分、および最後にステアリン酸および酸化防止剤を含む該カーボンブラックを添加し、次いで形成されるエラストマーブロックを回収かつ冷却し、第二の熱加工処理において、前記第一段階のエラストマーブロックに、硫黄による加硫が可能なゴム組成物中で一般的に使用される、加硫系を除く他の成分を添加し、これらを熱加工処理によって配合し、該混合物を回収し、かつ仕上げ段階において、該加硫系を配合し、加硫可能な組成物を回収する、請求項10記載の製造方法。
- 機能性が付与されたもしくは改質された少なくとも1種のジエンポリマーと、強化フィラーとしてのカーボンブラックまたはカーボンブラックとシリカとの混合物を含有する、硫黄で加硫可能なゴム組成物を含む、改良された転り抵抗をもつタイヤであって、該ジエンポリマーが、その連鎖末端にシラノール官能基を有しまたはシラノール末端をもつポリシロキサンブロックを有するか、あるいはその連鎖に沿ってシラノール官能基によって改質された、機能性が付与されたポリマーであり、かつ該組成物が更に、以下の一般式I:
(Z)-R1-Si(OR2)3-n (R3)n
(ここで、Zは一級または環式もしくは非環式二級アミノまたはイミノ基、あるいはポリアミン残基を表し、R1、R2およびR3は同一でも異なっていてもよく、各々1〜12個の炭素原子をもつアルキル、アリール、アルカリールまたはアラルキル基を表し、かつnは0、1および2から選択される整数である)
で表される、アミノまたはイミノ基をもつ少なくとも1種のオルガノシラン化合物をも含有することを特徴とする、前記タイヤ。 - 前記組成物がタイヤトレッド構造中に含まれる、請求項15記載のタイヤ。
- 機能性が付与されたもしくは改質された少なくとも1種のジエンポリマーと、強化フィラーとしてのカーボンブラックまたはカーボンブラックとシリカとの混合物を含有する、硫黄で加硫可能なゴム組成物を含むタイヤトレッドであって、該ジエンポリマーが、その連鎖末端にシラノール官能基を有しまたはシラノール末端をもつポリシロキサンブロックを有するか、あるいはその連鎖に沿ってシラノール官能基によって改質された、機能性が付与されたポリマーであり、かつ該組成物が更に、以下の一般式I:
(Z)-R1-Si(OR2)3-n (R3)n
(ここで、Zは一級または環式もしくは非環式二級アミノまたはイミノ基、あるいはポリアミン残基を表し、R1、R2およびR3は同一でも異なっていてもよく、各々1〜12個の炭素原子をもつアルキル、アリール、アルカリールまたはアラルキル基を表し、かつnは0、1および2から選択される整数である)で示される、アミノまたはイミノ基をもつ、少なくとも1種のオルガノシラン化合物をも含有することを特徴とする、前記タイヤトレッド。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9601040A FR2744127A1 (fr) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | Composition de caoutchouc a base d'un polymere dienique ayant une fonction silanol et comprenant un derive organosilane |
FR9601040 | 1996-01-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09208749A JPH09208749A (ja) | 1997-08-12 |
JP3623332B2 true JP3623332B2 (ja) | 2005-02-23 |
Family
ID=9488595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01261797A Expired - Fee Related JP3623332B2 (ja) | 1996-01-26 | 1997-01-27 | シラノール官能基を有しオルガノシラン誘導体を含むジエンポリマーを主成分として含有するゴム組成物 |
Country Status (12)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5811479A (ja) |
EP (1) | EP0786493B1 (ja) |
JP (1) | JP3623332B2 (ja) |
KR (1) | KR100462096B1 (ja) |
CN (1) | CN1113927C (ja) |
AT (1) | ATE201036T1 (ja) |
AU (1) | AU724825B2 (ja) |
BR (1) | BR9700774A (ja) |
CA (1) | CA2195990C (ja) |
DE (1) | DE69704724T2 (ja) |
ES (1) | ES2156621T3 (ja) |
FR (1) | FR2744127A1 (ja) |
Families Citing this family (81)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2740778A1 (fr) * | 1995-11-07 | 1997-05-09 | Michelin & Cie | Composition de caoutchouc a base de silice et de polymere dienique fonctionalise ayant une fonction silanol terminale |
US6344521B1 (en) | 1998-05-20 | 2002-02-05 | Fmc Corporation | Protected functionalized diene and alkenyl substituted aromatic silicone triblock copolymers and processes for making the same |
US6020430A (en) * | 1998-05-20 | 2000-02-01 | Fmc Corporation | Functionalized diene and alkenylsubstituted aromatic silicone copolymers and processes for making the same |
DE69933945T2 (de) * | 1998-09-02 | 2007-09-13 | Kaneka Corp. | Polymer, verfahren zu seiner herstellung und zusammensetzung |
JP4015327B2 (ja) * | 1998-09-02 | 2007-11-28 | 株式会社カネカ | 重合体、重合体の製造方法及び組成物 |
KR100312176B1 (ko) * | 1999-03-23 | 2001-11-14 | 김충섭 | 알콕시 실란으로 치환된 디엔 공중합체 및 유기·무기 하이브리드 조성물 |
US6255404B1 (en) | 1999-07-26 | 2001-07-03 | Bridgestone Corporation | Method to control increase in viscosity during aging of siloxane modified polymers |
US6279632B1 (en) * | 1999-11-24 | 2001-08-28 | Bridgestone Corporation | Method to control increase in viscosity during aging of siloxane modified polymers |
FR2802542A1 (fr) * | 1999-12-20 | 2001-06-22 | Michelin Soc Tech | Composition de caoutchouc vulcanisable pour la fabrication d'un pneumatique et pneumatique dont la bande de roulement comprend une telle composition |
FR2804688B1 (fr) * | 2000-02-07 | 2006-08-11 | Michelin Soc Tech | Utilisation d'une composition de caoutchouc pour retarder lors du roulage l'apparition de l'usure irreguliere sur une bande de roulement de pneumatique destinee a porter de lourdes charges |
WO2001075738A1 (en) * | 2000-03-31 | 2001-10-11 | Front End Capital, Llc | Method of raising capital for early stage companies through broker-dealer |
US6524716B2 (en) | 2000-07-27 | 2003-02-25 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Method for the preparation of a diene polymer interpenetrated with a polysiloxane |
US6313210B1 (en) * | 2000-07-31 | 2001-11-06 | Bridgestone Coporation | Silica-reinforced rubber compounds containing moisture stabilized polymers |
DE10038488A1 (de) * | 2000-08-08 | 2002-02-21 | Bayer Ag | Isocyanatosilan- und mikrogelhaltige Kautschukmischungen |
JP2002161139A (ja) * | 2000-11-24 | 2002-06-04 | Bridgestone Corp | ブロック共重合体及びその製造方法、並びに、ゴム組成物 |
KR100429071B1 (ko) * | 2001-06-25 | 2004-04-29 | 한국타이어 주식회사 | 타이어 트래드용 고무 조성물 |
JP4536375B2 (ja) | 2001-06-28 | 2010-09-01 | ソシエテ ド テクノロジー ミシュラン | 極めて低い比表面積のシリカで強化されたタイヤトレッド |
ATE465208T1 (de) | 2001-06-28 | 2010-05-15 | Michelin Soc Tech | Reifenlauffläche verstärkt durch kieselsäure mit niedriger spezifischer oberfläche |
JP2003155383A (ja) * | 2001-11-21 | 2003-05-27 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | タイヤトレッド用ゴム組成物 |
EP1631596B1 (en) | 2003-06-09 | 2013-08-14 | Bridgestone Corporation | Improved hysteresis elastomeric compositions comprising sequentially terminated polymers |
DE602005017622D1 (de) * | 2004-04-27 | 2009-12-24 | Bridgestone Corp | Verfahren zur herstellung einer reifenzusammensetzung mit verbesserter kieselsäureverstärkung |
US7335411B2 (en) * | 2004-10-26 | 2008-02-26 | Bridgestone Corporation | Method of producing a tire composition having improved silica reinforcement |
US7836928B2 (en) * | 2004-10-26 | 2010-11-23 | Bridgestone Corporation | Method of producing a tire composition having improved silica reinforcement |
CN101445568B (zh) * | 2004-10-26 | 2014-11-19 | 株式会社普利司通 | 具有连接基团的官能化聚合物 |
EP1836238B1 (en) * | 2005-01-14 | 2012-07-11 | Bridgestone Corporation | Functionalized polymers and improved tires therefrom |
DE602006010660D1 (de) * | 2005-01-14 | 2010-01-07 | Bridgestone Corp | Verfahren zur Herstellung eines Reifen mit verbesserter Kieselsäure-Verstärkung |
DE102005006870A1 (de) * | 2005-02-14 | 2006-08-24 | Byk-Chemie Gmbh | Oberflächenmodifizierte Nanopartikel, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung |
WO2007120797A1 (en) * | 2006-04-13 | 2007-10-25 | Bridgestone Corporation | Composition including multiple functionalized polymers |
US7858690B2 (en) * | 2006-10-06 | 2010-12-28 | Bridgestone Corporation | Functional coupling agents and polymers prepared therewith |
JP4731453B2 (ja) * | 2006-12-06 | 2011-07-27 | 宇部興産株式会社 | ゴム加硫物 |
JP4559403B2 (ja) * | 2006-12-06 | 2010-10-06 | 宇部興産株式会社 | 変性ジエン系ゴムの製造法 |
DE102007031986A1 (de) | 2007-07-10 | 2009-01-15 | Continental Aktiengesellschaft | Kautschukmischung, insbesondere für Reifen |
FR2930554B1 (fr) * | 2008-04-29 | 2012-08-17 | Michelin Soc Tech | Melange elastomerique comprenant majoritairement un elastomere dienique couple par un groupe amino-alcoxysilane, composition de caoutchouc le comprenant et leurs procedes d'obtention. |
SG159473A1 (en) * | 2008-08-27 | 2010-03-30 | Sumitomo Chemical Co | Conjugated diene polymer, conjugated diene polymer composition, and method for producing conjugated diene polymer |
SG159479A1 (en) * | 2008-08-27 | 2010-03-30 | Sumitomo Chemical Co | Conjugated diene polymer, conjugated diene polymer composition, and method for producing conjugated diene polymer |
US8071689B2 (en) * | 2008-09-10 | 2011-12-06 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Methods of making siloxy-amine functionalized rubbery polymers and uses thereof in rubber compositions for tires |
CN101724185B (zh) * | 2008-10-16 | 2013-10-23 | 住友橡胶工业株式会社 | 橡胶组合物及轮胎 |
US8022159B2 (en) | 2008-11-24 | 2011-09-20 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Terminating compounds, polymers, and their uses in rubber compositions and tires |
FR2940294B1 (fr) | 2008-12-23 | 2011-02-18 | Michelin Soc Tech | Nouveau systeme d'amorcage pour polymerisation anionique de dienes conjugues, procede de preparation d'elastomeres dieniques. |
JP5663146B2 (ja) * | 2009-05-29 | 2015-02-04 | 株式会社ブリヂストン | 変性共役ジエン系重合体の製造方法、変性共役ジエン系重合体、ゴム組成物、空気入りタイヤ |
FR2951178B1 (fr) * | 2009-10-08 | 2012-08-17 | Michelin Soc Tech | Elastomere dienique fonctionnalise et composition de caoutchouc le contenant. |
FR2951186B1 (fr) | 2009-10-12 | 2012-01-06 | Michelin Soc Tech | Composition de caoutchouc a base de glycerol et d'un elastomere fonctionnalise et bande de roulement pour pneumatique |
FR2954775B1 (fr) | 2009-10-30 | 2012-03-30 | Michelin Soc Tech | Methode de preparation d'un melange maitre d'elastomere dienique synthetique et de silice |
FR2954774B1 (fr) | 2009-10-30 | 2012-01-06 | Michelin Soc Tech | Methode de preparation d'un melange maitre de caoutchouc naturel et de silice |
FR2952064B1 (fr) | 2009-10-30 | 2012-08-31 | Michelin Soc Tech | Methode de preparation d'un melange maitre d'elastomere dienique et de silice |
CN102869715B (zh) * | 2010-06-25 | 2015-04-22 | 米其林集团总公司 | 用于汽车和轻型卡车的低滚动阻力胎面 |
BR112013016430B1 (pt) | 2010-12-31 | 2020-12-01 | Bridgestone Corporation | polímeros acoplados e métodos para produzir os mesmos |
FR2974093B1 (fr) | 2011-04-15 | 2015-05-08 | Michelin Soc Tech | Procede de preparation d'un melange maitre d'elastomere et d'une charge inorganique renforcante |
US8680210B2 (en) | 2011-05-02 | 2014-03-25 | Bridgestone Corporation | Method for making functionalized polymer |
KR101247392B1 (ko) | 2011-05-19 | 2013-03-25 | 금호타이어 주식회사 | 승용차 타이어용 트레드 고무 조성물 |
US8580886B2 (en) | 2011-09-20 | 2013-11-12 | Dow Corning Corporation | Method for the preparation and use of bis (alkoxysilylorgano)-dicarboxylates |
KR101265254B1 (ko) * | 2011-10-07 | 2013-05-16 | 금호석유화학 주식회사 | 실리카 보강재에 대한 상용성이 우수한 말단변성 디엔계 공중합체 및 이의 제조방법 |
FR2981078B1 (fr) | 2011-10-11 | 2013-11-01 | Michelin Soc Tech | Methode pour preparer un melange maitre d'elastomere dienique et de silice |
FR2981076B1 (fr) | 2011-10-11 | 2013-11-01 | Michelin Soc Tech | Methode pour preparer un melange maitre d'elastomere dienique et de silice |
FR2981079B1 (fr) | 2011-10-11 | 2013-11-01 | Michelin Soc Tech | Methode pour preparer un melange maitre d'elastomere dienique et de silice |
FR2981080B1 (fr) | 2011-10-11 | 2013-11-01 | Michelin Soc Tech | Methode de preparation d'un melange maitre de caoutchouc naturel et de silice dopee magnesium |
FR2981081B1 (fr) | 2011-10-11 | 2013-11-01 | Michelin Soc Tech | Methode de preparation d'un melange maitre de caoutchouc naturel et de silice |
FR2981077B1 (fr) | 2011-10-11 | 2013-11-01 | Michelin Soc Tech | Methode pour preparer un melange maitre d'elastomere dienique et de silice |
CN104024265B (zh) | 2011-12-02 | 2017-03-01 | 道康宁公司 | 酯官能化硅烷及其制备和用途;以及亚胺化合物作为相转移催化剂的用途 |
KR101400732B1 (ko) * | 2012-04-16 | 2014-05-30 | 금호타이어 주식회사 | 회전저항 특성 및 내마모성이 향상된 타이어 고무조성물 |
DE102013105193A1 (de) * | 2013-05-22 | 2014-11-27 | Continental Reifen Deutschland Gmbh | Kautschukmischung und Fahrzeugreifen |
US9758639B2 (en) | 2014-04-30 | 2017-09-12 | Bridgestone Corporation | Rubber composition with imidazole-based silica shielding agent |
FR3021971B1 (fr) * | 2014-06-05 | 2016-06-03 | Michelin & Cie | Pneumatique a faible resistance au roulement |
US9951208B2 (en) | 2014-11-06 | 2018-04-24 | Bridgestone Corporation | Silica shielding agents and related methods |
WO2016109345A1 (en) | 2014-12-30 | 2016-07-07 | Bridgestone Corporation | Terminal-functionalized polymer and related methods |
HUE048120T2 (hu) * | 2015-05-13 | 2020-05-28 | Evonik Operations Gmbh | Dién gumiabroncs gördülési ellenállásának javítása szilánnal módosított polibutadiének alkalmazásával |
FR3038320A1 (fr) | 2015-07-02 | 2017-01-06 | Michelin & Cie | Composition de caoutchouc comprenant une silice de tres haute surface specifique et une resine hydrocarbonee de faible temperature de transition vitreuse |
CN108026188B (zh) * | 2015-07-22 | 2020-06-30 | 株式会社普利司通 | 硅烷-官能化聚合物以及制备和使用其的方法 |
FR3042194A1 (fr) * | 2015-10-08 | 2017-04-14 | Michelin & Cie | Composition de caoutchouc contenant un elastomere dienique possedant une fonction en milieu de chaine |
WO2018079800A1 (en) * | 2016-10-31 | 2018-05-03 | Compagnie Generale Des Etablissements Michelin | A tire comprising a tread |
FR3065960B1 (fr) | 2017-05-05 | 2019-06-28 | Compagnie Generale Des Etablissements Michelin | Composition de caoutchouc comprenant au moins une silice en tant que charge renforcante inorganique |
DE102017221232A1 (de) * | 2017-11-28 | 2019-05-29 | Continental Reifen Deutschland Gmbh | Schwefelvernetzbare Kautschukmischung, Vulkanisat der Kautschukmischung und Fahrzeugreifen |
FR3079841B1 (fr) | 2018-04-06 | 2020-10-09 | Michelin & Cie | Pneumatique comportant une composition de caoutchouc comprenant un nouvel agent de couplage polysulfure porteur de groupes associatifs azotes |
FR3079842B1 (fr) | 2018-04-06 | 2020-10-09 | Michelin & Cie | Pneumatique comportant une composition de caoutchouc comprenant un nouvel agent de couplage polysulfure porteur de groupes associatifs azotes |
CN109206694B (zh) * | 2018-09-11 | 2021-02-26 | 赛轮集团股份有限公司 | 一种轮胎胎面胶 |
FR3087443B3 (fr) * | 2018-10-23 | 2020-10-23 | Michelin & Cie | Composition de caoutchouc |
FR3113905B1 (fr) | 2020-09-04 | 2022-08-05 | Michelin & Cie | Composition de caoutchouc a base d’elastomere dienique fortement sature |
FR3113906B1 (fr) | 2020-09-04 | 2022-08-05 | Michelin & Cie | Composition de caoutchouc a base d’elastomere dienique fortement sature |
DE102020215725A1 (de) * | 2020-12-11 | 2022-06-15 | Continental Reifen Deutschland Gmbh | Kautschukmischung und Fahrzeugluftreifen |
DE102020215719A1 (de) * | 2020-12-11 | 2022-06-15 | Continental Reifen Deutschland Gmbh | Kautschukmischung und Fahrzeugluftreifen |
DE102020215722A1 (de) * | 2020-12-11 | 2022-06-15 | Continental Reifen Deutschland Gmbh | Kautschukmischung und Fahrzeugluftreifen |
Family Cites Families (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3051684A (en) | 1959-03-26 | 1962-08-28 | Directors Of The University Of | Organosiloxane polymers containing polydiene blocks |
US3393182A (en) | 1965-02-23 | 1968-07-16 | Phillips Petroleum Co | Prevention of cold flow in polymers of conjugated dienes |
US3483270A (en) | 1966-04-11 | 1969-12-09 | Gen Electric | Stereospecific organosiloxane-macromolecular hydrocarbon block copolymers |
US3956232A (en) | 1972-11-20 | 1976-05-11 | Phillips Petroleum Company | Preparation of organometal terminated polymers |
FR2340958A2 (fr) | 1974-06-05 | 1977-09-09 | Michelin & Cie | Procede de polymerisation ou de copolymerisation de dienes conjugues et polymeres ainsi obtenus |
FR2273822A1 (fr) | 1974-06-05 | 1976-01-02 | Michelin & Cie | Polymeres ou copolymeres a composition sterique modifiee, obtenus par mise en oeuvre d'une nouvelle composition catalytique |
US4026865A (en) | 1974-07-01 | 1977-05-31 | Phillips Petroleum Company | Preparation of organometal terminated polymers |
FR2302311A1 (fr) | 1975-02-27 | 1976-09-24 | Michelin & Cie | Procede de preparation de polymeres de dienes |
FR2338953A2 (fr) | 1976-01-21 | 1977-08-19 | Michelin & Cie | Procede de preparation de polymeres de dienes conjugues ou de copolymeres de dienes conjugues soit entre eux, soit avec un compose vinylaromatique |
JPS58189203A (ja) | 1982-04-30 | 1983-11-04 | Nippon Zeon Co Ltd | ゴム組成物 |
FR2562534B1 (fr) | 1984-04-06 | 1986-06-27 | Rhone Poulenc Chim Base | Nouvelle silice precipitee a caracteres morphologiques ameliores, procede pour son obtention et application, notamment comme charge |
JPH078956B2 (ja) * | 1984-11-26 | 1995-02-01 | 鐘淵化学工業株式会社 | 硬化性組成物 |
US4618650A (en) * | 1985-09-04 | 1986-10-21 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Siloxane containing network polymer |
US4783504A (en) * | 1986-02-28 | 1988-11-08 | Shell Oil Company | Hot melt adhesive containing a silane grafted hydrogenated block polymer |
EP0299074B1 (en) | 1987-01-14 | 1992-01-29 | Bridgestone Corporation | Tire |
JPH068366B2 (ja) | 1987-04-23 | 1994-02-02 | 株式会社ブリヂストン | タイヤ用ゴム組成物 |
JP2652795B2 (ja) | 1988-03-31 | 1997-09-10 | 日本ゼオン株式会社 | ジエン系重合体ゴムの製造方法及びゴム組成物 |
DE69119125T3 (de) * | 1990-03-02 | 2001-01-11 | Bridgestone Corp | Luftreifen |
DE4023537A1 (de) | 1990-07-25 | 1992-01-30 | Degussa | Mit organosiliciumverbindungen chemisch modifizierte russe, verfahren zu deren herstellung und deren verwendung |
FR2673187B1 (fr) | 1991-02-25 | 1994-07-01 | Michelin & Cie | Composition de caoutchouc et enveloppes de pneumatiques a base de ladite composition. |
DE4119959A1 (de) | 1991-06-18 | 1992-12-24 | Degussa | Verfahren zur herstellung von vulkanisierbaren, mit russ gefuellten kunststoff- und kautschukmischungen |
FR2678259B1 (fr) | 1991-06-26 | 1993-11-05 | Rhone Poulenc Chimie | Nouvelles silices precipitees sous forme de granules ou de poudres, procedes de synthese et utilisation au renforcement des elastomeres. |
-
1996
- 1996-01-26 FR FR9601040A patent/FR2744127A1/fr active Pending
-
1997
- 1997-01-15 DE DE69704724T patent/DE69704724T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1997-01-15 ES ES97100508T patent/ES2156621T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1997-01-15 EP EP97100508A patent/EP0786493B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1997-01-15 AT AT97100508T patent/ATE201036T1/de not_active IP Right Cessation
- 1997-01-23 US US08/787,777 patent/US5811479A/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-01-24 AU AU12333/97A patent/AU724825B2/en not_active Ceased
- 1997-01-24 KR KR1019970001978A patent/KR100462096B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1997-01-24 CA CA002195990A patent/CA2195990C/fr not_active Expired - Fee Related
- 1997-01-24 BR BR9700774A patent/BR9700774A/pt not_active IP Right Cessation
- 1997-01-27 JP JP01261797A patent/JP3623332B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1997-01-27 CN CN97100458A patent/CN1113927C/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AU1233397A (en) | 1997-07-31 |
DE69704724T2 (de) | 2001-11-29 |
KR100462096B1 (ko) | 2005-04-19 |
ES2156621T3 (es) | 2001-07-01 |
ATE201036T1 (de) | 2001-05-15 |
DE69704724D1 (de) | 2001-06-13 |
EP0786493B1 (fr) | 2001-05-09 |
CA2195990C (fr) | 2006-08-29 |
EP0786493A1 (fr) | 1997-07-30 |
CA2195990A1 (fr) | 1997-07-27 |
FR2744127A1 (fr) | 1997-08-01 |
CN1162607A (zh) | 1997-10-22 |
US5811479A (en) | 1998-09-22 |
BR9700774A (pt) | 1998-10-06 |
AU724825B2 (en) | 2000-09-28 |
MX9700588A (es) | 1998-06-30 |
JPH09208749A (ja) | 1997-08-12 |
CN1113927C (zh) | 2003-07-09 |
KR970059218A (ko) | 1997-08-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3623332B2 (ja) | シラノール官能基を有しオルガノシラン誘導体を含むジエンポリマーを主成分として含有するゴム組成物 | |
US6013718A (en) | Rubber composition based on silica and on functionalized diene polymer which has a silanol end functional group | |
JP4394181B2 (ja) | ゴム組成物 | |
US7026387B2 (en) | Vulcanizable rubber composition for the manufacture of a tire, and a tire, the tread of which comprises such a composition | |
KR100413300B1 (ko) | 유기실란화합물을포함하는가황성고무조성물,이의제조방법,및당해조성물을포함하는타이어및타이어트레드 | |
KR100352736B1 (ko) | 관능성디엔중합체,이의제조방법및타이어에사용할수있는실리카충전탄성중합체성조성물에서의이의용도 | |
JP4739565B2 (ja) | タイヤの製造に使用できる加硫性ゴム組成物及びこの組成物を含むタイヤ | |
JP3544038B2 (ja) | タイヤ用シリカ充填エラストマー組成物 | |
KR100519182B1 (ko) | 표면에실리카가고착된카본블랙을포함하는가황고무조성물,및이를포함하는타이어및타이어트레드 | |
JP3592457B2 (ja) | タイアトレッドとして有用なエラストマー状組成物 | |
JP2001509530A (ja) | カップリング剤として多官能化されたポリオルガノシロキサン(白色フィラー/エラストマー)を含む、白色フィラーで強化されたジエンゴム組成物 | |
JP2006089754A (ja) | タイヤケーシング | |
CN102964520B (zh) | 共轭二烯橡胶的制造方法及其组合物 | |
JP5113970B2 (ja) | タイヤに使用できるゴム組成物用ブロックコポリマー | |
JPH11181157A (ja) | ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ | |
JP2018520256A (ja) | シラン官能化ポリマー並びにそれらを作製及び使用するためのプロセス | |
KR100503696B1 (ko) | 표면에실리카가고착된카본블랙과실란올관능기에의해관능화되거나개질된디엔중합체를기본으로하는고무조성물,이를포함하는타이어및타이어트레드 | |
MXPA97000588A (en) | Rubber composition based on a polymerodenic that has a silanol function and quecomprende a organosil derivative | |
MXPA96005368A (en) | Rubber composition based on silicone and functionalized dienic depolime which has a silanol termi function | |
MXPA98003637A (en) | Composition of rubber based on black carbon which has silice fixed to its surface and a dienic polymer functionalized or modified by the sila functions |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041015 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20041025 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20041124 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071203 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081203 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091203 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091203 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101203 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101203 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111203 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111203 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121203 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121203 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131203 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |