JP3623032B2 - 複屈折板およびこれを用いた光学系 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種光学機器に用いられる、斜め蒸着膜が形成された複屈折板およびこの複屈折板を用いた光学系に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、基板表面に誘電体材料の斜め蒸着膜を形成した複屈折板が知られている。これは、蒸着材料(誘電体材料)の飛来方向に対して基板表面を傾斜させて配置し、基板表面から斜め方向に成長する柱状組織として蒸着膜を形成することにより、該蒸着膜に、入射光に対する複屈折作用を付与せしめたものであり、例えば、偏光ビームスプリッタや位相板等の光学機能素子として利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した如き複屈折板においては、この複屈折板に入射する光の直交偏光成分間の位相差を自在に制御することが困難であった。
したがって、例えば上記複屈折板を位相板として用いる場合には任意の位相差を得ることが難しかった。
また、上記複屈折板を板状のビームスプリッタとして用いる場合には、複屈折量が小さいために小さい入射角で光ビームを入射させるように設計することは困難であった。
【0004】
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、斜め蒸着膜が形成されてなる複屈折板を光学システム中で各種光学要素として用いる場合に、その光学システムの設計の自由度を高めることができる複屈折板およびこれを用いた光学系を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の複屈折板は、被蒸着基板の表面上に斜め方向から誘電体材料を蒸着せしめて斜め蒸着膜を形成してなる複屈折板において、
該斜め蒸着膜は、互いに異なる誘電体材料からなる斜め蒸着単層膜を交互に積層してなり、
前記斜め蒸着膜を構成する全ての斜め蒸着単層膜の光学軸が略同一方向とされていることを特徴とするものである。
【0006】
また、本発明の複屈折板を用いた光学系は、前記斜め蒸着膜を構成する全ての斜め蒸着単層膜の光学軸が略同一方向とされている前記複屈折板を用いた光学系であって、
該複屈折板に照射された光ビームがこの複屈折板から射出された後に所定の複屈折量を有するように、この複屈折板に入射する光ビームの入射面と前記光学軸とが所定の角度関係となるよう複屈折板を配設してなることを特徴とするものである。なお、前記「交互」とは、2種類の単層膜のみならず3種類以上の単層膜を順に積み重ねていく状態をも意味するものとする。
さらに、前記複屈折板を用いた光学系において、前記光ビームの入射面と前記光学軸とが互いに平行となるように設定することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態の複屈折板を示す概略図である。なお、図1において、積層方向のスケールは実際のスケールとは異なるスケールで描かれている。 この複屈折板1は、透明ガラス基板2上にTiO2(二酸化チタン)の単層膜3、5とSiO2(酸化ケイ素)の単層膜4、6を交互に斜め蒸着により形成してなる。なお、この透明ガラス基板に代えて種々の材料よりなる基板を用いることが可能である。
【0008】
図1では、省略して描かれているが、実際には多数の、例えば22層の単層膜が積層されている。
また、各単層膜3、4、5、6の膜厚は略λ/4(λ=650nm)に設定されている。
この図1に示す複屈折板1は例えば図2(A)に示す如き蒸着装置により形成される。
【0009】
この蒸着装置は、図示しない排気ポンプにより内部を真空に排気されるベルジャー11と、TiO2とSiO2の蒸着材料12A、12Bを蒸発させるための蒸発源12と、この蒸発源12の各蒸着材料12A,12Bを加熱するための電子ビーム13Aを射出する電子銃13と、蒸発源12から蒸発した蒸着流14が基板16の表面に対し斜めに入射するように複数の基板16を所定の角度位置に設定保持するドーム状ワーク15等を備えている。
このドーム状ワーク15は、図示されない回転モータにより所定方向に所定速度で回転可能とされており、これにより保持された基板16間および各基板16上において膜厚の均一化が図られる。
なお、蒸発源12はこのドーム状ワーク15の回転軸下方の近傍に配設されている。
【0010】
また、図2(B)は、図2(A)のドーム状ワーク15を上方から見た図である。各基板16は図示されない所定の基板ホルダによってドームの内壁部に取り付けられる。なお、本図においては、保持される基板16の一部のみが描かれているが、実際には中心位置から全周囲方向に多数の基板16が配列されるようにして保持される。
また、上記蒸着流14の基板16表面への入射角α(実際は基板16の法線と鉛直方向のなす角度;以下同じ)は特に限定されるものではないが、平均値で45°〜65°程度とすれば、複屈折量(常光に対する屈折率noと異常光に対する屈折率neの差Δn)を大きい値としつつ蒸着膜の白濁化を防止することが可能である。
【0011】
なお、上記実施形態では、誘電体材料としてTiO2およびSiO2を用いているが、本発明で用いられる誘電体材料としては、基本的には使用する光に対して透明であり、かつその材料の組み合わせにより所望の複屈折量が得られればよく、例えば,Ta2O5、Al2O3、WO3、Y2O3、Bi2O3、Nb2O5、ZnS、MoO3、CeO2、SiO、SnO2等の金属酸化物を用いることができる。
また、蒸着膜の厚みとしては上記実施例のものに限られるものではなく、種々の厚さとすることが可能であるが、各層について柱状組織が十分に成長することができる程度の厚みとすることが望ましく、例えば数十nm 以上とすることが望ましい。
【0012】
また、3種類以上の単層膜を順に繰り返し積層させるようにすることも可能である。
また、1つの複屈折板16においては、各蒸着膜3、4、5、6における光学軸も略そろえられており、この複屈折板16を使用する際に、この光学軸の方向と光入射面の角度関係および入射角θの値を適切に調整することにより、所望の偏光透過率、偏光反射率を得ることができ、かつ、入射光の直交する偏光成分間の位相差を所望の値とすることができる光学系を得ることが可能である。
【0013】
【実施例】
以下、具体的な実施例について説明する。
【0014】
<実施例1>
蒸着流14の基板16への入射角αを60°に設定し、膜厚がλ/4(λ=650nm)に設定されたTiO2とSiO2の交互層を可視光に対して透明なガラス基板2上に22層積層し、偏光ビームスプリッタ20を形成した。
次に、この偏光ビームスプリッタ20の成膜表面に対し、光ビームの入射角度θが45°となるように、かつ、光入射面と光学軸が平行となるように光ビームを入射させた(図3(A))。なお、図3(A)の右図は、図3(A)の左図の矢印A方向から見たときの側面図である。
このときのP成分の光透過率TpとS成分の光透過率Ts の分光特性を図3(B)に示す。
【0015】
<実施例2>
上記実施例1と同様にして形成された偏光ビームスプリッタ20の成膜表面に対し、光ビームの入射角度θが45°となるように、かつ、光入射面と光学軸が直交するように光ビームを入射させた(図4(A))。なお、図4(A)の右図は、図4(A)の左図の矢印A方向から見たときの側面図である。
このときのP成分の光透過率TpとS成分の光透過率Ts の分光特性を図4(B)に示す。
【0016】
<実施例3>
上記実施例1と同様にして形成された偏光ビームスプリッタ20の成膜表面に対し、光ビームの入射角度θが0°となるように光ビームを入射させた(図5(A))。なお、図5(A)の右図は、図5(A)の左図の矢印A方向から見たときの側面図である。
このときの常光の方向での偏光透過率Toと異常光の方向での偏光透過率Te の分光特性を図5(B)に示す。
また、このときの常光の方向での反射位相δoと異常光の方向での反射位相δeの値を図6(B)に示す。なお、図6(A)に示す光学素子配置、および図6(B)のToとTe の分光特性を示すグラフは、各々図5(A)に示す光学素子配置、および図5(B)のToとTe の分光特性を示すグラフと実質的に略同じである。
また、図7は上記2つの反射位相δo,δeの差の波長依存性を示すグラフである。
【0017】
<比較例>
蒸着流14の基板16への入射角αを0°に設定し、膜厚がλ/4(λ=650nm)に設定されたTiO2とSiO2の交互層を可視光に対して透明なガラス基板2上に22層積層し、複屈折性を有しないビームスプリッタ20Aを形成した。
このビームスプリッタ20Aの成膜表面に対し、光ビームの入射角度θが45°となるように光ビームを入射させた(図8(A))。なお、図8(A)の右図は、図8(A)の左図の矢印A方向から見たときの側面図である。
このときのP成分の光透過率TpとS成分の光透過率Ts の分光特性を図8(B)に示す。
【0018】
上記実施例1と実施例2のものを比較例のものと比較して見ると、それらの分光特性を示すグラフからも明らかなようにTpとTs の立ち上がり波長の間隔が狭くなっている。
また、複屈折性を有しないものでは入射角θ=0°とした場合には偏光特性を有しないことから、これと比べて実施例3のものが大きく異なっているのが明らかである。
【0019】
なお、図6および図7においては反射の位相δo,δe に関する数値を示しているが、もちろん透過の位相も同様にして示すことが可能(図10参照)であり、これにより、光学系の設計の自由度が大きくなる。
さらに、入射角θが0°以外となる場合には、P成分の位相δpおよびS成分の位相δsをも考慮に入れて光学系の設計を行うことができる。
【0020】
<実施例4>
蒸着流14の基板16への入射角αを60°に設定し、膜厚が下記表1の如く設定されたTiO2(複屈折量Δn=0.075)とTa2O5(複屈折量Δn=0.065)の交互層を、可視光に対して透明なガラス基板2上に35層積層し、さらに膜厚が下記表1の如く設定されたSiO2(複屈折量Δn≒0)よりなる最上層を形成して位相板20Bを作製した。このときの全膜厚は2.064nm であった。
この位相板20Bを図9(A)に示す如く配置し、波長λoが600nm の光ビームをこの位相板20Bの成膜表面に対して入射角θが0°となるように光ビームを入射させた(図9(A))。なお、図9(A)の右図は、図9(A)の左図の矢印A方向から見た時の側面図である。
【0021】
このような状態に配設された位相板20Bは、波長λo が600nm の光ビームに対し、直交する偏光成分の位相を互いに88°ずらすことができ、λ/4板として機能する。
このときの常光の方向での偏光透過率Toと異常光の方向での偏光透過率Teの分光特性を図9(B)に示す。
また、このときの常光の方向での透過位相δo と異常光の方向での透過位相δe の差の波長依存性を表すグラフを図10に示す。
下記表1に、本実施例の具体的な膜構成を示す。
【0022】
【表1】
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の複屈折板およびこれを用いた光学系によれば2種類以上の単層膜を交互に斜め蒸着せしめて、斜め蒸着膜を形成している。したがって、各単層膜を形成する誘電体材料、各単層膜の光学膜厚および層数をパラメータとして、所望の複屈折量のものを得ることができるので光学素子の設計自由度を高めることができる。
また、各単層膜の光学軸の方向を略そろえておき、この光学素子を使用する際に、この光学軸の方向と光入射面との角度関係、および入射角度を適切に選択することにより光学素子ひいては光学システムの設計自由度をさらに高めることができる。
【0024】
例えば、従来の偏光ビームスプリッタにおいては、小さい入射角で光ビームが入射する場合には、板状のビームスプリッタは使用できず、ガラスブロックタイプのビームスプリッタを使用しなければならなかったが、本発明のものを適用することにより、小さい入射角の光ビームに対しても板状のビームスプリッタで直交する2偏光成分を確実に分離することが可能となる。また、このビームスプリッタに位相板としての機能を持たせる設計とすることもできるので、従来ビームスプリッタにおいて、その後段の一方の光路上に設けられることがあった位相板(例えばλ/4板、λ/2板)が不用となる。
【0025】
また、例えば、カラー液晶ビデオプロジェクタのダイクロイックプリズムで各々の色情報を担持した偏光成分が合成される際に、従来のものではそれら各偏光成分の分光特性で立ち上がり波長の値に大きなずれが生じているため、合成後の分光特性が階段状となってしまうが、本発明を適用することにより上記2つの偏光成分の分光特性における立ち上がりの波長の値を極めて近い値に設定することができることから、これら2つの偏光成分を合成したときに合成分光特性が階段状となるのを防止することが可能である。
なお、上記2つの偏光成分のうち一方の分光特性を変えることなく、他方の分光特性を変えて、両者の間隔を拡げることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る複屈折板の層構成を示す概略図
【図2】図1に示す複屈折板の斜め蒸着膜を形成する蒸着装置の一例を示す概略図
【図3】実施例1の光学素子配置図(A)および光透過率特性を示すグラフ(B)
【図4】実施例2の光学素子配置図(A)および光透過率特性を示すグラフ(B)
【図5】実施例3の光学素子配置図(A)および光透過率特性を示すグラフ(B)
【図6】実施例3の光学素子配置図(A)、および光透過率特性と反射位相を示す グラフ(B)
【図7】実施例3における反射位相の差を示すグラフ
【図8】比較例の光学素子配置図(A)および光透過率特性を示すグラフ(B)
【図9】実施例4の光学素子配置図(A)および光透過率特性を示すグラフ(B)
【図10】実施例4における透過位相の差を示すグラフ
【符号の説明】
1 複屈折板
2 透明ガラス基板
3、4、5、6 単層膜
11 ベルジャー
12 蒸発源
12A、12B 蒸着材料
13 電子銃
13A 電子ビーム
14 蒸着流
15 ドーム状ワーク
16 基板
20,20A ビームスプリッタ
20B 位相板
Claims (3)
- 被蒸着基板の表面上に斜め方向から誘電体材料を蒸着せしめて斜め蒸着膜を形成してなる複屈折板において、
該斜め蒸着膜は、互いに異なる誘電体材料からなる斜め蒸着単層膜を交互に積層してなり、
前記斜め蒸着膜を構成する全ての斜め蒸着単層膜の光学軸が略同一方向とされていることを特徴とする複屈折板。 - 請求項1の複屈折板を用いた光学系において、
該複屈折板に照射された光ビームがこの複屈折板から射出された後に所定の複屈折量を有するように、この複屈折板に入射する光ビームの入射面と前記光学軸とが所定の角度関係となるよう複屈折板を配設してなることを特徴とする複屈折板を用いた光学系。 - 前記光ビームの入射面と前記光学軸とが互いに平行となるように設定されていることを特徴とする請求項2記載の複屈折板を用いた光学系。
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