JP3622692B2 - マルチメディア通信における伝送経路制御方法及びその通信システム並びにプログラム - Google Patents

マルチメディア通信における伝送経路制御方法及びその通信システム並びにプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メディアゲートウェイ装置における呼制御時に発呼側及び着呼側を監視し、メディアゲートウェイ装置内の折り返し経路を検出し、収容している加入者間の通信経路を設定するマルチメディア通信における伝送経路制御方法及びその通信システム並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、公衆電話網やインターネットを代表とするIP網などの多種の通信方式による通信ネットワークが構築されている。この通信方式が相違する通信ネットワークには、メディアゲートウェイ装置が配置されている。このメディアゲートウェイ装置は、通信ネットワーク間を接続し、マルチメディアサービスを実施するために配送されるメディアストリームをそれぞれの通信ネットワークで要求される形式に変換している。
【0003】
このメディアゲートウェイ装置は、通常、呼制御やメディアゲートウェイ装置間の接続制御を実行するメディアゲートウェイコントローラとともに用いられている。このメディアゲートウェイ装置とメディアゲートウェイコントローラと間の情報交換の通信プロトコルはITU−T(international Telecommunication Union−Telecommunication Standardization Sector)勧告H.248などを適用している。
【0004】
図5は従来のメディアゲートウェイ装置における動作を説明するためのブロック図である。
図5において、メディアゲートウェイ装置1は、各種通信ネットワークと接続するためのネットワークインタフェース(I/F)部2,3と、スイッチ部4,メディア変換処理を行なうメディアゲートウェイカード5,6で構成されている。この構成において、メディアゲートウェイカード5が収容している加入者a(電話端末9)からメディアゲートウェイカード6が収容している加入者b(電話端末10)に接続する。
【0005】
この場合、発呼側の加入者aはメディアゲートウェイカード5で収容されており、メディアゲートウェイコントローラ11で着呼側の加入者bの識別番号を各加入者a,bの管理情報に基づいて検索する。この検索によって、着呼側としてメディアゲートウェイカード6が選択される。このため、発呼側と着呼側の加入者a,b間で別々のメディアゲートウェイカード5,6を使用することになる。このときの通信経路は発呼側加入者aを収容するメディアゲートウェイカード5への通信経路(A)、メディアゲートウェイカード5から着呼側の加入者bを収容しているメディアゲートウェイカード6への通信経路(B)、メディアゲートウェイカード6から加入者bへの通信経路(C)となる。その結果、冗長な通信経路(B)が発生する。したがって、二つのメディアゲートウェイカード5,6をまたいで通信が実行されることになり、伝送メディアストリームの遅延が増加する。
【0006】
この種のゲートウェイ装置を用いた従来例としては、特開平9−233129号「ゲートウェイ及びその実行方法」従来例が知られている。この従来例では、音声通信ネットワーク及びデータ通信ネットワーク上のクライアントが、アナログ電話、データモデムなどの装置、又は直接データ通信ネットワーク接続を通じて、任意の通信ネットワークにアクセスできるようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このように上記従来例において、メディアゲートウェイ装置内の異なるメディアゲートウェイカードで収容されている加入者間の接続では、冗長な通信経路が発生して、伝送メディアストリームの遅延が大きくなるという不都合がある。
また、公報の従来例は、音声データを基本にした伝送を行うものであり、近時のマルチメディア伝送に対する改善の余地がある。
【0008】
本発明は、このような従来の技術における課題を解決するものであり、呼制御時に発呼側及び着呼側を監視し、メディアゲートウェイ装置内での折り返し経路を検出して同一メディアゲートウェイ装置内で収容している加入者間での通信経路を最適化できる、マルチメディア通信における伝送経路制御方法及びその通信システム並びにプログラムの提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するために、本発明のマルチメディア通信における伝送経路制御方法は加入者端末を収容した通信プロトコルが異なる複数の通信ネットワーク間におけるマルチメディア伝送のメディアストリームをメディアゲートウェイ装置が変換し、かつ、呼制御及びマルチメディア伝送接続制御をメディアゲートウェイコントローラが実行するマルチメディア通信における伝送経路制御方法において、前記メディアゲートウェイ装置のメディアゲートウェイカードに収容されている加入者端末が発呼して、着呼側の加入者端末の識別番号を前記メディアゲートウェイカードに送信するステップと、発呼側加入者端末を収容している前記メディアゲートウェイカードが、前記識別番号を受信して前記メディアゲートウェイコントローラに通知するステップと、メディアゲートウェイコントローラが、前記識別番号に基づいて、着呼側の加入者端末を収容しているメディアゲートウェイカードを検索するステップと、この検索されたメディアゲートウェイカードで、呼制御パケットを監視するステップと、この監視によって、発呼側加入者端末と着呼側加入者端末が同一のメディアゲートウェイ装置に接続されていることを検出したときに、発呼側加入者端末を収容している前記メディアゲートウェイカード内で、通信経路の折り返しパスを作成するステップと、を有する方法としてある。
【0010】
本発明の方法は、メディアゲートウェイコントローラと発呼側のメディアゲートウェイカードで実行している呼制御情報の通信を、着呼側のメディアゲートウェイカードにおいて同一メディアゲートウェイ装置内での折り返し通信であることを検出するステップと、このあとで、発呼側のメディアゲートウェイカードにおいて呼制御情報を着呼側のメディアゲートウェイカードに対して中継処理し、間接的にメディアゲートウェイコントローラと着呼側のメディアゲートウェイカードとの間で呼制御を実行するステップとを有する方法としてある。
【0011】
本発明の方法は、前記一つのメディアゲートウェイカード内で折り返しパスを生成するステップにおいて、前記一つのメディアゲートウェイカードが、着呼側及び着呼側の他の加入者端末を接続した通信ネットワークを収容するメディアゲートウェイカードであり、折り返しを行うメディアゲートウェイカードを予め決定するステップと、発呼側と着呼側のそれぞれのメディアゲートウェイカードでメディアゲートウェイコントローラと、該当するメディアゲートウェイカードとの通信の中継処理を行って呼制御を実行するステップとを有する方法としてある。
【0013】
本発明の方法は、前記折り返し処理を行うメディアゲートウェイカードの決定として、メディアゲートウェイ装置で接続中の比較的にセッション数が少なく、空きリソースの多いメディアゲートウェイカードを選択する方法としてある。
【0015】
本発明の伝送経路制御通信システムは、加入者端末を収容した通信プロトコルが異なる複数の通信ネットワーク間におけるマルチメディア伝送のメディアストリームを、メディアゲートウェイ装置が変換し、かつ、呼制御及びマルチメディア伝送接続制御をメディアゲートウェイコントローラが実行する伝送経路制御通信システムにおいて、前記メディアゲートウェイ装置が、前記通信ネットワークに接続された加入者端末をそれぞれに収容する複数のメディアゲートウェイカードを備え、マルチメディア伝送におけるメディアストリームを複数の通信ネットワークにおけるそれぞれの通信プロトコルに変換し、前記メディアゲートウェイコントローラが、前記通信ネットワークにおける呼制御及びマルチメディア伝送接続制御を実行し、かつ、加入者端末を管理するとともに、前記メディアゲートウェイカードを個々に制御し、前記加入者端末の発呼側が他の加入者端末に発信し、この発信に対する呼制御時に前記発呼側及び着呼側をメディアゲートウェイコントローラが監視し、この監視によって発呼側の加入者端末と着呼側の加入者端末が同一のメディアゲートウェイ装置に接続されていることを検出したときに、発呼側加入者端末を収容している前記メディアゲートウェイカード内での折り返し経路を検出して、前記一つのメディアゲートウェイカード内で折り返しパスを生成する構成としてある。
【0017】
本発明のプログラムは、加入者端末を収容した通信プロトコルが異なる複数の通信ネットワーク間におけるマルチメディア伝送のメディアストリームを、メディアゲートウェイ装置が変換し、かつ、呼制御及びマルチメディア伝送接続制御をメディアゲートウェイコントローラが実行する伝送経路制御通信システムを制御するためのプログラムにおいて、
前記メディアゲートウェイ装置のメディアゲートウェイカードに収容されている加入者端末が発呼したときに、着呼側の加入者端末の識別番号を前記メディアゲートウェイカードに送信する処理と、
発呼側加入者端末を収容している前記メディアゲートウェイカードが前記識別番号を受信したときに、前記メディアゲートウェイコントローラに通知する処理と、
メディアゲートウェイコントローラが、前記識別番号に基づいて、着呼側の加入者端末を収容しているメディアゲートウェイカードを検索する処理と、
この検索されたメディアゲートウェイカードで、呼制御パケットを監視する処理と、
この監視によって、発呼側加入者端末と着呼側加入者端末が同一のメディアゲートウェイ装置に接続されていることを検出したときに、発呼側加入者端末を収容している前記メディアゲートウェイカード内で、通信経路の折り返しパスを作成する処理を実行する
【0018】
このような本発明では、呼制御時に発呼側及び着呼側を監視し、メディアゲートウェイ装置内での折り返し経路を検出してメディアゲートウェイ装置内の一つのメディアゲートウェイカード内で折り返しパスを作成している。
【0019】
この結果、従来例もって説明したように、二つのメディアゲートウェイカード間の経路を使用しないことになる。すなわち、同一メディアゲートウェイ装置内で別々のメディアゲートウェイカードに収容されている加入者間の通信において、冗長経路の発生によるメディアストリームの遅延増大が発生しなくなる。換言すれば、同一メディアゲートウェイ装置内で収容している加入者間での通信経路を最適化できる。
【0020】
また、本発明は、メディアゲートウェイ装置内のメディアゲートウェイカードと間の通信によって中継処理を行なっている。この結果、メディアゲートウェイカードとメディアゲートウェイコントローラ間の通信プロトコルを変更する必要がなくなる。したがって、既設のメディアゲートウェイコントローラをそのまま使用できるようになる。
【0021】
【発明の実施の形態】
次に、本発明のマルチメディア通信における伝送経路制御方法及びその通信システム並びにプログラムの実施形態を図面参照の上で詳細に説明する。
なお、以下の図及び文にあって図5に示す従来例と同一の構成要素には、同一の参照符号を付した。
図1は本発明の通信ネットワークの構成を示すブロック図である。
図1において、メディアゲートウェイ装置1が通信ネットワーク7,8の間に配置されている。通信ネットワーク7には、電話端末9(適宜、加入者aと記載する)と、電話端末10(適宜、加入者bと記載する)とが収容されている。また、通信ネットワーク8には、メディアゲートウェイコントローラ11が接続されている。
【0022】
メディアゲートウェイ装置1は、公衆電話網やインターネットを代表とするIP網などの通信方式(通信プロトコル)が相違する通信ネットワーク7,8間を接続してマルチメディアサービスを実施するものである。このマルチメディアサービスでは、配送されるメディアストリームをそれぞれの通信ネットワーク7,8で要求される通信方式(通信プロトコル)に変換する。
【0023】
メディアゲートウェイ装置1は、通信ネットワーク7が接続されて、インタフェース処理を行うネットワークインタフェース(I/F)部2と、通信ネットワーク8が接続されてI/F処理を行うネットワークI/F部3と、ネットワークI/F部2,3とメディアゲートウェイカード5,6との間を切り替えるスイッチ部4とを有している。このメディアゲートウェイカード5,6は、入力されたメディアストリームに対して符号変換などのメディア変換処理を行う。また、メディアゲートウェイカード5,6は、メディアゲートウェイコントローラ11と呼制御情報のやり取りを行ない、収容している加入者a,bに対する呼制御を実行する。
【0024】
メディアゲートウェイコントローラ11は、呼制御や加入者a,bの管理などを行ない、電話番号のような加入者a,bの識別番号から、その識別番号が付与された加入者a,bが収容されている通信経路の設定制御を実行する。また、メディアゲートウェイコントローラ11は、メディアゲートウェイカード5,6を個々に制御する。この実施形態では、電話端末9(加入者a)がメディアゲートウェイカード5に収容され、電話端末10(加入者b)がメディアゲートウェイカード6に収容されている。
【0025】
このメディアゲートウェイ装置1とメディアゲートウェイコントローラ11間の情報交換の通信プロトコルはITU−T勧告H.248などで定義されている。
【0026】
図2は図1中のメディアゲートウェイカード5,6の内部構成を示すブロック図である。
図2において、メディアゲートウェイカード5,6は、中央処理装置であるCPU21と、システム制御を実行するためのプログラムが格納されたROM22と、制御データが格納されたRAM23と、メディア変換を行なうメディア変換部24と、折り返し処理を実行するための折り返し処理部25と、スイッチ部4とのI/Fを行うSW・I/F部26とを有し、これらが内部バスラインに接続されている。
【0027】
次に、実施形態の動作について説明する。
図1において、メディアゲートウェイ装置1内のメディアゲートウェイカード5が収容する電話端末9から発呼して、メディアゲートウェイ装置1のメディアゲートウェイカード6が収容する電話端末10へ着呼(接続)する場合、メディアゲートウェイコントローラ11で電話端末10(加入者b)の識別番号よって着呼側としてメディアゲートウェイカード6が選択される。この選択されたメディアゲートウェイカード6で呼制御パケットの監視を行ない、その発呼側の電話端末9が同一メディアゲートウェイ装置1に収容されていることを検出して、発呼側であるメディアゲートウェイカード5内で通信経路の折り返しパスを作成する。
【0028】
これによって電話端末9(加入者a)と電話端末10(加入者b)間の通信においてメディアゲートウェイ装置1内で最適な通信経路が形成される。すなわち、メディアゲートウェイ装置1内で冗長なパスを形成しなくてもすむようになって、冗長パスによるメディアストリームの遅延の増加を防止できる。
【0029】
次に、この実施形態の動作を、伝送シーケンスを用いて詳細に説明する。
図3は実施形態の動作における接続処理の伝送シーケンス図である。
図3において、ここでは、電話端末9(加入者a)を発呼側とし、電話端末10(加入者b)を着呼側とする。この加入者a,b間の接続を行なう前にメディアゲートウェイ装置1の初期設定を行う。この初期設定では、加入者a,bから転送されてくるメディアストリームを、収容するメディアゲートウェイカード5,6に送出するためのメディアゲートウェイ装置1内パス及びメディアゲートウェイカード5,6とメディアゲートウェイコントローラ11との通信パスを設定する。また、メディアゲートウェイカード5,6間の接続では、伝送メディアを識別するために、発信側と着呼側とのメディアゲートウェイカード5,6でローカル記述子(Local descriptor)及びリモート記述子(Remote descriptor)が転送される。メディアゲートウェイ装置1内のメディアゲートウェイカード5,6では、メディアゲートウェイ装置1内に割り当てられているローカル記述子とメディアゲートウェイカードの対応関係をRAM23(図2参照)内に保持している。
【0030】
図3において、電話端末9(加入者a)が発呼し、接続相手先の電話端末10(加入者b)の識別番号をメディアゲートウェイカード5へ出力する(S101)。電話端末9を収容しているメディアゲートウェイカード5が、識別番号を受信して、電話端末10と接続するために識別番号をメディアゲートウェイコントローラ11に通知する(S102)。メディアゲートウェイコントローラ11は、相手先の識別番号に基づいて相手先の電話端末10(加入者b)を収容しているメディアゲートウェイカード6を検索する。この検索によって、メディアゲートウェイコントローラ11が、相手先の電話端末10(加入者b)を収容しているメディアゲートウェイカード6の情報を得る。
【0031】
次に、メディアゲートウェイコントローラ11では、発呼側及び着呼側を接続するため、メディアゲートウェイカード5,6にローカル記述子及びリモート記述子の設定を指示する。まず、発呼側のメディアゲートウェイカード5に対してローカル記述子を設定するように要求する(S103)。
【0032】
この要求を受信したメディアゲートウェイカード5では、ローカル記述子を自己に予め割り当てられている中から選択して決定し、メディアゲートウェイコントローラ11に通知する(S104)。この発呼側の設定を受信したメディアゲートウェイコントローラ11では、次に着呼側であるメディアゲートウェイカード6に対してローカル記述子の設定を要求し、この場合、発呼側のメディアゲートウェイカード5のローカル記述子を通知する。
【0033】
設定要求を受けたメディアゲートウェイカード6は、通知された発呼側のローカル記述子をキーとして、RAM23(図2参照)内に保持しているメディアゲートウェイ装置1内のメディアゲートウェイカード5,6に、このローカル記述子が割り当てられているかを検索する。このローカル記述子が、同一メディアゲートウェイ装置1内にあるメディアゲートウェイカード5に割り当てられていると、この通信経路が同一メディアゲートウェイ装置1内での折り返し可能であることを検出できる。このようにして、同一メディアゲートウェイ装置1内での折り返し通信が可能であることを確認した場合、通信経路を発呼側のメディアゲートウェイカード5内で折り返するために、メディアゲートウェイカード6はメディアゲートウェイカード5に対して着呼側のローカル記述子の設定を要求する(S105)。
【0034】
メディアゲートウェイカード5では、同一メディアゲートウェイ装置1内のメディアゲートウェイカード6からの着呼側のローカル記述子の設定要求を受けると、その着呼側ローカル記述子を設定し、着呼側のリモート記述子として発呼側のローカル記述子を設定する。その後、メディアゲートウェイカード5から着呼側の設定をメディアゲートウェイカード6に通知し、メディアゲートウェイカード6は着呼側の設定情報をメディアゲートウェイコントローラ11に対して通知する(S106)。
【0035】
この通知を受けたメディアゲートウェイコントローラ11では、着呼側のローカル記述子を発呼側のメディアゲートウェイカード5に通知する(S107)。メディアゲートウェイカード5では、受信した着呼側のローカル記述子を発呼側のローカル記述子として設定する。これによって発呼側、着呼側のローカル記述子及びリモート記述子の設定が完了する。その後に電話端末10に対して呼び出しを行う(S108)。
【0036】
次に、図1及び図2を参照して、前記した伝送シーケンスによる接続完了後における電話端末9(加入者a)から電話端末10(加入者b)への通信経路について説明する。
図1及び図2において、電話端末9から送出されたメディアストリームは、メディアゲートウェイ装置1内の通信ネットワークI/F部2で受信され、スイッチ部4を経由してメディアゲートウェイカード5で受信される。図2に示すメディアゲートウェイカード5内では、スイッチI/F部26でスイッチ部4によってメディアストリームを受信し、メディア変換部24へ入力し、必要ならばメディアストリームの符号変換などを行う。
【0037】
その後、折り返し処理部25がメディアゲートウェイ装置1内で折り返し通信のメディアストリームであることを検出し、このメディアストリームの折り返し処理を行って、メディア変換部24にメディアストリームを再入力する。メディア変換部24では、メディア変換処理を行ない、スイッチI/F部26を通じて図示しない外部装置に出力する。その後、図1においてスイッチ部4、通信ネットワークI/F部2を経由してメディアゲートウェイ装置1から外部の通信ネットワーク7に送出され、電話端末10(加入者b)がメディアストリームを受信することになる。
【0038】
図4は実施形態の動作における切断処理の伝送シーケンス図である。
図4において、電話端末10(加入者b)がオフフックした場合の切断動作では、まず、電話端末10がオフフックしたことをメディアゲートウェイカード5が検出し(S201)、メディアゲートウェイコントローラ11に通知する(S202)。この通知を受けたメディアゲートウェイコントローラ11では、発呼側及び着呼側の両方のメディアゲートウェイカード5,6に対して切断指示を送出する。この場合、着呼側についてはメディアゲートウェイカード6で一度受信し、この後でメディアゲートウェイカード5に送出する(S203)。
【0039】
この送出を受けたメディアゲートウェイカード5では、電話端末9(加入者a)との接続を切断する(S204)。さらに、発呼側及び着呼側のそれぞれが収集した統計情報をメディアゲートウェイコントローラ11に送出する。この場合、着呼側は一度メディアゲートウェイカード6に統計情報を送出し、このメディアゲートウェイカード6を通じて統計情報をメディアゲートウェイコントローラ11に送出する(S205)。
【0040】
このようにして、この実施形態では、一つのメディアゲートウェイカード(5,6の一方)内で折り返しパスを作成している。すなわち、二つのメディアゲートウェイカード5,6間の経路を使用していない。したがって、同一メディアゲートウェイ装置1内で別々のメディアゲートウェイカード5,6に収容されている加入者a,b間の通信において冗長経路の発生によるメディアストリームの遅延増大が防止される。
【0041】
また、この実施形態では、メディアゲートウェイ装置1内のメディアゲートウェイカード5,6間の通信によって中継処理を実行している。このためメディアゲートウェイカード5,6とメディアゲートウェイコントローラ11間の通信プロトコルを変更する必要がなくなる。したがって、既設のメディアゲートウェイコントローラ11をそのまま使用することが可能になる。
【0042】
この実施形態において、メディアゲートウェイ装置1内には、メディアゲートウェイカード5,6の二つを設けているが、特に設置数は限定されない。また、メディアゲートウェイ装置1に接続されている通信ネットワーク7,8の通信方式(通信プロトコル)も、特に限定されない。通信ネットワーク7,8以外の多種の通信ネットワークが接続された場合でも、前記同様にして、その処理が可能である。
【0043】
また、この実施形態では、折り返し処理を行う箇所を発呼側のメディアゲートウェイカード5としているが、着呼側のメディアゲートウェイカード6や、その他のメディアゲートウェイカードで実行することも可能である。
【0044】
この着呼側のメディアゲートウェイカード6で折り返し処理を行う場合には、メディアゲートウェイコントローラ11と発呼側のメディアゲートウェイカード5で実行している呼制御情報の通信を、着呼側メディアゲートウェイカード6が同一メディアゲートウェイ装置1内での折り返し通信であることを検出した後に、発呼側のメディアゲートウェイカード5で呼制御情報を着呼側メディアゲートウェイカード6に対して中継処理を行う。すなわち、間接的にメディアゲートウェイコントローラ11と着呼側のメディアゲートウェイカード6との間で呼制御を実行することによって可能となる。
【0045】
また、発呼側、着呼側でもない、その他のメディアゲートウェイカードで折り返し処理を行う場合は、折り返し処理を行うメディアゲートウェイカードを予め決定しておいて、発呼側、着呼側のメディアゲートウェイカードでメディアゲートウェイコントローラ11と該当するメディアゲートウェイカードとの通信の中継処理を行い、その呼制御を実行することによって可能となる。この場合、折り返し処理を行うメディアゲートウェイカードの決定には、メディアゲートウェイ装置1内で接続中の比較的にセッション数が少なく、空きリソースの多いメディアゲートウェイカードを選択するという運用方法も可能である。
【0046】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明のマルチメディア通信における伝送経路制御方法及びその通信システム並びにプログラムによれば、呼制御時に発呼側及び着呼側を監視し、メディアゲートウェイ装置内での折り返し経路を検出してメディアゲートウェイ装置内の一つのメディアゲートウェイカード内で折り返しパスを作成している。
【0047】
この結果、同一メディアゲートウェイ装置内で別々のメディアゲートウェイカードに収容されている加入者間の通信において、冗長経路の発生によるメディアストリームの遅延増大が発生しなくなり、同一メディアゲートウェイ装置内で収容している加入者間での通信経路を最適化できるという効果を奏する。
【0048】
また、本発明によれば、メディアゲートウェイ装置内のメディアゲートウェイカード間の通信によって中継処理を行っている。この結果、メディアゲートウェイカードとメディアゲートウェイコントローラ間の通信プロトコルを変更する必要がなくなり、既設のメディアゲートウェイコントローラをそのまま使用できるようになるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信ネットワークの構成を示すブロック図である。
【図2】図1中のメディアゲートウェイカードの内部構成を示すブロック図である。
【図3】実施形態の動作における接続処理の伝送シーケンス図である。
【図4】実施形態の動作における切断処理の伝送シーケンス図である。
【図5】従来のメディアゲートウェイ装置における動作を説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
1 メディアゲートウェイ装置
4 スイッチ部
5,6 メディアゲートウェイカード
7,8 通信ネットワーク
9 電話端末(加入者a)
10 電話端末(加入者b)
11 メディアゲートウェイコントローラ
21 CPU
24 メディア変換部
25 折り返し処理部

Claims (6)

  1. 加入者端末を収容した通信プロトコルが異なる複数の通信ネットワーク間におけるマルチメディア伝送のメディアストリームをメディアゲートウェイ装置が変換し、かつ、呼制御及びマルチメディア伝送接続制御をメディアゲートウェイコントローラが実行するマルチメディア通信における伝送経路制御方法において、
    前記メディアゲートウェイ装置のメディアゲートウェイカードに収容されている加入者端末が発呼して、着呼側の加入者端末の識別番号を前記メディアゲートウェイカードに送信するステップと、
    発呼側加入者端末を収容している前記メディアゲートウェイカードが、前記識別番号を受信して前記メディアゲートウェイコントローラに通知するステップと、
    メディアゲートウェイコントローラが、前記識別番号に基づいて、着呼側の加入者端末を収容しているメディアゲートウェイカードを検索するステップと、
    この検索されたメディアゲートウェイカードで、呼制御パケットを監視するステップと、
    この監視によって、発呼側加入者端末と着呼側加入者端末が同一のメディアゲートウェイ装置に接続されていることを検出したときに、発呼側加入者端末を収容している前記メディアゲートウェイカード内で、通信経路の折り返しパスを作成するステップと、
    を有することを特徴とするマルチメディア通信における伝送経路制御方法。
  2. メディアゲートウェイコントローラと発呼側のメディアゲートウェイカードで実行している呼制御情報の通信を、着呼側のメディアゲートウェイカードにおいて同一メディアゲートウェイ装置内での折り返し通信であることを検出するステップと、
    このあとで、発呼側のメディアゲートウェイカードにおいて呼制御情報を着呼側のメディアゲートウェイカードに対して中継処理し、間接的にメディアゲートウェイコントローラと着呼側のメディアゲートウェイカードとの間で呼制御を実行するステップと、
    を有することを特徴とする請求項1記載のマルチメディア通信における伝送経路制御方法。
  3. 前記一つのメディアゲートウェイカード内で折り返しパスを生成するステップにおいて、
    前記一つのメディアゲートウェイカードが、着呼側及び着呼側の他の加入者端末を接続した通信ネットワークを収容するメディアゲートウェイカードであり、折り返しを行うメディアゲートウェイカードを予め決定するステップと、
    発呼側と着呼側のそれぞれのメディアゲートウェイカードでメディアゲートウェイコントローラと、該当するメディアゲートウェイカードとの通信の中継処理を行って呼制御を実行するステップと、
    を有することを特徴とする請求項1記載のマルチメディア通信における伝送経路制御方法。
  4. 前記折り返し処理を行うメディアゲートウェイカードの決定として、メディアゲートウェイ装置で接続中の比較的にセッション数が少なく、空きリソースの多いメディアゲートウェイカードを選択することを特徴とする請求項3記載のマルチメディア通信における伝送経路制御方法。
  5. 加入者端末を収容した通信プロトコルが異なる複数の通信ネットワーク間におけるマルチメディア伝送のメディアストリームを、メディアゲートウェイ装置が変換し、かつ、呼制御及びマルチメディア伝送接続制御をメディアゲートウェイコントローラが実行する伝送経路制御通信システムにおいて、
    前記メディアゲートウェイ装置が、前記通信ネットワークに接続された加入者端末をそれぞれに収容する複数のメディアゲートウェイカードを備え、マルチメディア伝送におけるメディアストリームを複数の通信ネットワークにおけるそれぞれの通信プロトコルに変換し、前記メディアゲートウェイコントローラが、前記通信ネットワークにおける呼制御及びマルチメディア伝送接続制御を実行し、かつ、加入者端末を管理するとともに、前記メディアゲートウェイカードを個々に制御し、前記加入者端末の発呼側が他の加入者端末に発信し、この発信に対する呼制御時に前記発呼側及び着呼側をメディアゲートウェイコントローラが監視し、この監視によって発呼側の加入者端末と着呼側の加入者端末が同一のメディアゲートウェイ装置に接続されていることを検出したときに、発呼側加入者端末を収容している前記メディアゲートウェイカード内で折り返しパスを生成することを特徴とする伝送経路制御通信システム。
  6. 加入者端末を収容した通信プロトコルが異なる複数の通信ネットワーク間におけるマルチメディア伝送のメディアストリームを、メディアゲートウェイ装置が変換し、かつ、呼制御及びマルチメディア伝送接続制御をメディアゲートウェイコントローラが実行する伝送経路制御通信システムを制御するためのプログラムにおいて、
    前記メディアゲートウェイ装置のメディアゲートウェイカードに収容されている加入者端末が発呼したときに、着呼側の加入者端末の識別番号を前記メディアゲートウェイカードに送信する処理と、
    発呼側加入者端末を収容している前記メディアゲートウェイカードが前記識別番号を受信したときに、前記メディアゲートウェイコントローラに通知する処理と、
    メディアゲートウェイコントローラが、前記識別番号に基づいて、着呼側の加入者端末を収容しているメディアゲートウェイカードを検索する処理と、
    この検索されたメディアゲートウェイカードで、呼制御パケットを監視する処理と、
    この監視によって、発呼側加入者端末と着呼側加入者端末が同一のメディアゲートウェイ装置に接続されていることを検出したときに、発呼側加入者端末を収容している前記メディアゲートウェイカード内で、通信経路の折り返しパスを作成する処理と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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