JPH11275144A - 端末装置 - Google Patents

端末装置

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JPH11275144A
JPH11275144A JP7226398A JP7226398A JPH11275144A JP H11275144 A JPH11275144 A JP H11275144A JP 7226398 A JP7226398 A JP 7226398A JP 7226398 A JP7226398 A JP 7226398A JP H11275144 A JPH11275144 A JP H11275144A
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JP
Japan
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address
mail
terminal device
communication
electronic mail
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JP7226398A
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Munehiro Yoshikawa
宗宏 吉川
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダイアルアップIP接続によりインターネッ
トに接続した場合に端末間通信を簡単に行う。 【解決手段】 通信回線閉結手段1bは、ダイアルアッ
プIP接続によって、インターネットサービスプロバイ
ダとの間で回線を閉結する。アドレス取得手段1cは、
プロバイダから割り当てられたIPアドレスを取得す
る。電子メール作成手段1dは、アドレス取得手段1c
によって取得されたIPアドレスを付加した電子メール
を作成する。電子メール送信手段1eは、IPアドレス
を付加した電子メールを、通信を行おうとする相手に対
して送信する。電子メール受信手段1gは、通信相手か
ら送られてきた電子メールを受信する。アドレス抽出手
段1hは、電子メールからIPアドレスを抽出する。接
続処理手段1iは、抽出されたIPアドレスを有する端
末装置との間で接続処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端末装置に関し、
特に、通信ネットワークを通じて通信を行う端末装置で
あって、前記通信ネットワークに接続されたときに、前
記通信ネットワーク上のアドレスがダイナミックに割り
当てられる端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ダイアルアップIP接続サービスの低価
格化に伴って、インターネットが急速に普及しつつあ
る。
【0003】このダイアルアップIP接続では、一般回
線を介してインターネットサービスプロバイダ(以下、
適宜プロバイダと略記する)に接続してパスワードの照
合などの手続きを経た後、インターネットに接続するこ
とが可能となる。
【0004】ところで、ダイアルアップIP接続では、
インターネットの通信に必要なIPアドレスは、接続の
度にプロバイダからダイナミックに割り当てられる。そ
のため、IPアドレスが毎回変化することになるので、
エンドツーエンド(end to end:端末間)の通信を行う
場合には、例えば、ランデブーサーバのように通信に必
要なIPアドレスを提供してくれるサービスを利用する
必要があった。
【0005】ここでランデブーサーバとは、このサーバ
に対してアクセスすると、アクセスした端末に割り当て
られているIPアドレスとユーザ情報とが、例えば、一
覧表形式で表示されることになる。従って、通信相手
は、この一覧表を参照することによって所望の相手を選
択し、そのIPアドレスを有する端末装置との間で接続
処理を行うことによりエンドツーエンドの通信が可能と
なる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ランデ
ブーサーバを使用するためには、サーバの種類にもよる
が、利用料金が必要となる場合があるので、頻繁に通信
を行う場合にはコストが高くつくという問題点があっ
た。
【0007】また、ユーザのログイン情報が公開される
(例えば、ユーザ情報が一覧表形式で表示される)こと
から、ユーザのプライバシーが保護されないという問題
点もあった。
【0008】更に、意図しない端末装置からも通信の要
請が発生することがあるという問題点があった。更にま
た、サーバが何らかの理由によってダウンしている場合
には、サービスを受けられないため、通信を行うことが
できないという問題点もあった。
【0009】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、ランデブーサーバのような特殊なサービスを
利用することなく、インターネットを介してエンドツー
エンドの通信を行うことを可能とする端末装置を提供す
ることを目的とする。
【0010】また、本発明は、ランデブーサーバのよう
な特殊なサービスを利用することなく、インターネット
を介してエンドツーエンドの通信を行うことを可能とす
る処理をコンピュータに実行させるプログラムを記録し
た記録媒体を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、通信ネットワークを通じて通信を行う端
末装置であって、前記通信ネットワークに接続されたと
きに、前記通信ネットワーク上のアドレスがダイナミッ
クに割り当てられる端末装置において、前記通信ネット
ワークとの間に通信回線を閉結する通信回線閉結手段
と、前記通信ネットワークと接続されたときに割り当て
られたアドレスを取得するアドレス取得手段と、前記ア
ドレスを含む電子メールを作成する電子メール作成手段
と、前記電子メール作成手段によって作成された電子メ
ールを、所望の通信相手に対して送信する電子メール送
信手段と、を有することを特徴とする端末装置が提供さ
れる。
【0012】ここで、通信回線閉結手段は、通信ネット
ワークとの間に通信回線を閉結する。アドレス取得手段
は、通信ネットワークと接続されたときに割り当てられ
たアドレスを取得する。電子メール作成手段は、アドレ
スを含む電子メールを作成する。電子メール送信手段
は、電子メール作成手段によって作成された電子メール
を、所望の通信相手に対して送信する。
【0013】例えば、通信回線閉結手段は、公衆回線を
介してインターネットサービスプロバイダとの間に通信
回線を閉結する。アドレス取得手段は、例えば、インタ
ーネットプロバイダによって割り当てられたIPアドレ
スを取得する。電子メール作成手段は、取得したIPア
ドレスをコンテンツとして含む電子メールを作成する。
電子メール送信手段は、電子メール作成手段によって作
成された電子メールを所望の通信相手に対して送信す
る。
【0014】また、本発明では、通信ネットワークを通
じて通信を行う端末装置であって、前記通信ネットワー
クに接続されたときに、前記通信ネットワーク上のアド
レスがダイナミックに割り当てられる端末装置におい
て、前記通信ネットワークから電子メールを受信する電
子メール受信手段と、前記電子メールにアドレスが含ま
れている場合には、これを抽出するアドレス抽出手段
と、前記アドレスを有する他の端末装置との間で接続処
理を行う接続処理手段と、を有することを特徴とする端
末装置が提供される。
【0015】ここで、電子メール受信手段は、通信ネッ
トワークから電子メールを受信する。アドレス抽出手段
は、電子メールにアドレスが含まれている場合には、こ
れを抽出する。接続処理手段は、アドレスを有する他の
端末装置との間で接続処理を行う。
【0016】例えば、電子メール受信手段は、通信相手
から送信されてきた電子メールを受信する。アドレス抽
出手段は、電子メール受信手段によって受信された電子
メールに、通信相手がインターネットプロバイダから割
り当てられたIPアドレスが含まれている場合にはこれ
を抽出する。接続処理手段は、アドレス抽出手段によっ
て抽出されたIPアドレスを有する通信端末との間でイ
ンターネットを介して接続処理を行い、エンドツーエン
ドの通信を可能とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明に係わる端末装置
を含む通信システムの構成例を示す図である。
【0018】この図において、端末装置1,2は、例え
ば、パーソナルコンピュータなどによって構成されてい
る。電話回線3は、例えば、ISDN回線であり、独立
して使用可能な2回線分の通話回線容量を実質的に備え
ている。
【0019】交換機SW1は、端末装置1に対する電話
交換を行うためのものである。また、交換機SW2は、
端末装置2に対する電話交換を行うためのものである。
ISP−Aは、端末装置1のユーザが契約しているイン
ターネットサービスプロバイダである。また、ISP−
Bは、端末装置2のユーザが契約しているインターネッ
トサービスプロバイダである。これらISP−A,IS
P−Bは、ターミナルアダプタ(ISP−ATA,IS
P−BTA)、サーバ(ISP−Aサーバ、ISP−B
サーバ)、および、図示せぬルータにより構成されてい
る。
【0020】交換機SWAは、ISP−Aに対する電話
交換を行うためのものであり、交換機SWBは、ISP
−Bに対する電話交換を行うためのものである。ISP
−AおよびISP−Bは、インターネット4に接続され
ている。
【0021】図2は、本発明の実施の形態の構成例を示
すブロック図である。この図に示すように、本発明に係
わる端末装置1は、インタフェース部1a、通信回線閉
結手段1b、アドレス取得手段1c、電子メール作成手
段1d、電子メール送信手段1e、記憶部1f、電子メ
ール受信手段1g、アドレス抽出手段1h、および、接
続処理手段1iによって構成されている。
【0022】なお、端末装置1および端末装置2は同様
の構成とされているので、以下では、端末装置1につい
てのみ説明を行う。インタフェース部1aは、アナログ
回線やISDNと接続する場合において、データ形式を
変換するとともに、所定のプロトコルに基づいてデータ
を交換機SW1との間で授受する。
【0023】通信回線閉結手段1bは、交換機SW1お
よび交換機SWAを介してISP−Aとの間で通信回線
を閉結するとともに、ISP−Aを介してダイアルアッ
プIP接続によりインターネット4に接続する。
【0024】アドレス取得手段1cは、ISP−Aを介
してインターネット4とダイアルアップIP接続した場
合に、ISP−Aによって割り当てられたIPアドレス
を取得する。
【0025】電子メール作成手段1dは、通信しようと
する端末装置(着呼側)のメールアドレスを有する電子
メールを生成するとともに、アドレス取得手段1cによ
って取得されたIPアドレスを電子メールに付加する。
【0026】電子メール送信手段1eは、電子メール作
成手段1dによって作成された電子メールを、通信しよ
うとする端末装置(着呼側)に対して送信する。記憶部
1fは、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random
Access Memory)、または、HDD(Hard Disk Drive
)装置などによって構成されており、通信相手のメー
ルアドレスや種々のプログラムなどを記憶している。
【0027】電子メール受信手段1gは、発呼側の端末
装置から送信された電子メールが着信した場合には、こ
の電子メールを受信する。アドレス抽出手段1hは、電
子メールに付加されているIPアドレス(発呼側のIP
アドレス)を抽出し、接続処理手段1iに対して供給す
る。
【0028】接続処理手段1iは、アドレス抽出手段1
hによって抽出されたIPアドレス(発呼側のIPアド
レス)との間で呼接続処理を行う。次に、図3を参照し
て、図2に示す実施の形態の動作について説明する。図
3は、インターネット4を介して通信相手(着信側)と
の間で、エンドツーエンドの通信を行う場合に実行され
るフローチャートの一例である。このフローチャートが
開始されると、以下の処理が実行されることになる。 [S1]電子メール作成手段1dは、通信相手のユーザ
名の入力を受ける。
【0029】例えば、通信相手のユーザ名として、端末
装置2のユーザのユーザ名「HITOSHI」が図示せ
ぬ入力部から入力されたとすると、電子メール作成手段
1dは、このユーザ名を取得する。 [S2]電子メール作成手段1dは、記憶部1fを検索
し、入力されたユーザ名に対応するメールアドレスが存
在するか否かを判定し、存在している場合にはステップ
S3に進み、それ以外の場合にはステップS4に進む。 [S3]電子メール作成手段1dは、記憶部1fから入
力されたユーザ名に対応するメールアドレスを取得す
る。
【0030】例えば、「HITOSHI」に対応するメ
ールアドレスが、「hitoshi@soo-net.or.jp 」であった
とすると、電子メール作成手段1dは、このメールアド
レスを記憶部1fから取得する。 [S4]電子メール作成手段1dは、図示せぬ入力部か
らメイルアドレスの入力を受ける。
【0031】例えば、電子メール作成手段1dは、図示
せぬ表示装置に対して、メールアドレスを入力するよう
に促すメッセージを表示させ、図示せぬ入力装置からメ
ールアドレスの入力を受ける。 [S5]通信回線閉結手段1bは、交換機SW1を発呼
し、ISP−Aとの間で通信回線を閉結する。そして、
ISP−Aに対してユーザIDやパスワードなどの情報
を送信することにより、インターネット4へのダイアル
アップIP接続処理を行う。 [S6]通信回線閉結手段1bは、インターネット4へ
の接続が完了したか否かを判定し、完了したと判定した
場合にはステップS7に進み、それ以外の場合にはステ
ップS6に戻り同様の処理を繰り返す。
【0032】ISP−Aは、受信したユーザIDやパス
ワードなどを参照して、このユーザが正規のユーザであ
るという認証が成立すれば、端末装置1に対して未使用
のIPアドレス(例えば、「10.21.255.1
1」)を割り当てる。すると、端末装置1では、IPア
ドレスを受信することになるので、インターネット4へ
の接続が完了した(YES)と判定されてステップS7
に進むことになる。 [S7]電子メール作成手段1dは、ISP−Aから送
信されたIPアドレスを入力する。そして、電子メール
作成手段1dは、ステップS3またはステップS4にお
いて取得した通信相手のメールアドレスを宛先とし、ま
た、取得したIPアドレスをそのコンテンツとする電子
メールを作成する。
【0033】例えば、いまの例では、宛先が「hitoshi@
soo-net.or.jp 」であり、また、そのコンテンツが「1
0.21.255.11」である電子メールが作成され
ることになる。 [S8]電子メール送信手段1eは、電子メール作成手
段1dによって作成された電子メールを、インタフェー
ス部1aを介して、ISP−Aに対して送信する。
【0034】その結果、ISP−Aは、SMTP(Simp
le Mail Transfer Protocol )に基づいて、受信した電
子メールを着呼側に対して転送する。いま、転送先がI
SP−Bであるとすると、インターネット4を介して、
電子メールがISP−Bに転送されることになる。IS
P−Bは、受信した電子メールをその内部にある記憶媒
体に一時的に記憶する。
【0035】このようにして、ISP−Bに転送された
電子メールは、端末装置2によって取得されることにな
る。なお、端末装置1と端末装置2は同様の構成とされ
ているので、通信相手側(着呼側)の動作を図2を参照
して説明する。
【0036】図4は、図2に示す端末装置2(着呼側)
において実行される処理の一例を説明するフローチャー
トである。このフローチャートが開始されると、以下の
処理が実行されることになる。 [S21]通信回線閉結手段1bは、ISP−Bを発呼
し、新たな電子メールが着信しているか否かを判定す
る。その結果、新たな電子メールが着信している場合
は、ステップS22に進み、それ以外の場合はステップ
S21に戻り、同様の処理を繰り返す。 [S22]電子メール受信手段1gは、新たに着信した
電子メールをISP−Bから受信し、その中にIPアド
レスが含まれている場合にはステップS23に進み、そ
れ以外の場合にはステップS21に戻って、同様の処理
を繰り返す。 [S23]アドレス抽出手段1hは、電子メールからI
Pアドレスを抽出する。
【0037】いまの例では、IPアドレス「10.2
1.255.11」が抽出されることになる。 [S24]接続処理手段1iは、抽出されたIPアドレ
スを有する端末装置との間でインターネットを介して接
続処理を行う。
【0038】いまの例では、端末装置2は、端末装置1
のIPアドレス「10.21.255.11」を宛先と
し、また、端末装置2のIPアドレスを送信元のアドレ
スとしてパケットのヘッダに付加し、ISP−Bに対し
て送信する。 [S25]接続処理手段1iは、発呼側の端末装置から
応答があったか否かを判定し、応答があった場合には処
理を終了し、それ以外の場合にはステップS26に進
む。 [S26]接続処理手段1iは、例えば、タイムアウト
などの異常処理が発生したか否かを判定し、異常処理が
発生した場合にはステップS28に進み、それ以外の場
合にはステップS27に進む。 [S27]接続処理手段1iは、着呼側のユーザから切
断要求が発生したか否かを判定し、発生した場合にはス
テップS28に進み、それ以外の場合にはステップS2
5に戻り、同様の処理を繰り返す。 [S28]接続処理手段1iは、ISP−Bとの間で切
断処理を行った後、交換機SW2,SWBとの間で切断
処理を行い、通信回線を切断する。
【0039】以上の処理によれば、通信相手(発呼側)
から、発呼側のIPアドレスを含む電子メールが送信さ
れた場合には、電子メールに含まれているIPアドレス
を抽出し、そのIPアドレスを有する端末装置との間で
接続処理を行うようにしたので、インターネット4を介
して発呼側との間でエンドツーエンドの接続を行うこと
が可能となる。
【0040】以上に述べたように、本実施の形態によれ
ば、ダイアルアップIP接続によって接続する際に割り
当てられるIPアドレスを、通信を行おうとする相手
(着呼側)に対して電子メールで送信し、着呼側は、電
子メールからIPアドレスを抽出して、そのIPアドレ
ス先に対して接続処理を行うようにしたので、ランデブ
ーサーバなどのような特殊なサーバを介さずにエンドツ
ーエンドの通信を行うことができる。
【0041】その結果、ランデブーサーバを使用する場
合に比較して、通信コストを削減することが可能となる
また、ランデブーサーバのように、ユーザの個人情報が
公開されることがないので、プライバシーが損なわれる
おそれがない。
【0042】更に、意図しない相手からの通信要求が発
生することも防止することができる。なお、以上の実施
の形態においては、パーソナルコンピュータを端末装置
として用いる場合の例を示したが、例えば、インターネ
ット電話などを端末装置として用いることもできる。そ
の場合には、パーソナルコンピュータに対して、マイク
とスピーカおよび音声を処理(圧縮および伸長)するア
プリケーションプログラムを新たに付加すればよい。
【0043】更に、端末装置の一方を、例えば、遠隔地
に設置されている監視カメラとしてもよい。その場合に
は、必要なときのみ、インターネット4を介して監視カ
メラとの間で通信回線を閉結して映像を受信することが
できるので、通信コストを削減することが可能となる。
また、専用線を敷設する必要がなくなるので、設備にか
かるコストも低減することができる。
【0044】更にまた、以上の実施の形態では、インタ
ーネットを例に挙げて説明を行ったが、本発明はインタ
ーネットのみに限定されるものではないことはいうまで
もない。
【0045】また、以上の実施の形態では、ネットワー
クに接続する度にアドレスが適宜交付される場合を例に
挙げて説明したが、アドレスが固定の端末装置において
も、本発明を適用することができる。その場合にも、以
上に述べたように、エンドツーエンドの通信を容易に行
うことが可能となる。
【0046】最後に、上記の処理機能は、コンピュータ
によって実現することができる。その場合、端末装置が
有すべき機能の処理内容は、コンピュータで読み取り可
能な記録媒体に記録されたプログラムに記述されてお
り、このプログラムをコンピュータで実行することによ
り、上記処理がコンピュータで実現される。コンピュー
タで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置や
半導体メモリ等がある。
【0047】市場に流通させる場合には、CD−ROM
(Compact Disk Read Only Memory)やフロッピーディス
ク等の可搬型記録媒体にプログラムを格納して流通させ
たり、ネットワークを介して接続されたコンピュータの
記憶装置に格納しておき、ネットワークを通じて他のコ
ンピュータに転送することもできる。コンピュータで実
行する際には、コンピュータ内のハードディスク装置等
にプログラムを格納しておき、メインメモリにロードし
て実行するようにすればよい。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、発呼側
は、インターネットサービスプロバイダを介してインタ
ーネットに接続した場合に割り当てられるIPアドレス
を取得し、そのIPアドレスを所望の通信相手(着呼
側)に対して電子メールで送信し、着呼側は、電子メー
ルによって送られてきたIPアドレスに対して接続処理
を実行することにより、発呼側と着呼側の間でインター
ネットを介したエンドツーエンド通信を行うことが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる端末装置を含む通信システムの
構成例を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態の構成例を示すブロック図
である。
【図3】インターネットを介して着呼側との間で、エン
ドツーエンドの通信を行う場合に実行される処理の一例
を説明するフローチャートである。
【図4】着呼側の端末装置において実行される処理の一
例を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1……端末装置,1a……インタフェース部,1b……
通信回線閉結手段,1c……アドレス取得手段,1d…
…電子メール作成手段,1e……電子メール送信手段,
1f……記憶部,1g……電子メール受信手段,1h…
…アドレス抽出手段,1i……接続処理手段,2……端
末装置,3……ISDN回線,4……インターネット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ネットワークを通じて通信を行う端
    末装置であって、前記通信ネットワークに接続されたと
    きに、前記通信ネットワーク上のアドレスがダイナミッ
    クに割り当てられる端末装置において、 前記通信ネットワークとの間に通信回線を閉結する通信
    回線閉結手段と、 前記通信ネットワークと接続されたときに割り当てられ
    たアドレスを取得するアドレス取得手段と、 前記アドレスを含む電子メールを作成する電子メール作
    成手段と、 前記電子メール作成手段によって作成された電子メール
    を、所望の通信相手に対して送信する電子メール送信手
    段と、 を有することを特徴とする端末装置。
  2. 【請求項2】 通信ネットワークを通じて通信を行う端
    末装置であって、前記通信ネットワークに接続されたと
    きに、前記通信ネットワーク上のアドレスがダイナミッ
    クに割り当てられる端末装置において、 前記通信ネットワークから電子メールを受信する電子メ
    ール受信手段と、 前記電子メールにアドレスが含まれている場合には、こ
    れを抽出するアドレス抽出手段と、 前記アドレスを有する他の端末装置との間で接続処理を
    行う接続処理手段と、 を有することを特徴とする端末装置。
JP7226398A 1998-03-20 1998-03-20 端末装置 Pending JPH11275144A (ja)

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JP7226398A JPH11275144A (ja) 1998-03-20 1998-03-20 端末装置

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