JP2000106573A - ネットワーク間接続システム、ゲートウェイ装置、ゲートウェイ間接続方法及び記録媒体 - Google Patents
ネットワーク間接続システム、ゲートウェイ装置、ゲートウェイ間接続方法及び記録媒体Info
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- JP2000106573A JP2000106573A JP10274968A JP27496898A JP2000106573A JP 2000106573 A JP2000106573 A JP 2000106573A JP 10274968 A JP10274968 A JP 10274968A JP 27496898 A JP27496898 A JP 27496898A JP 2000106573 A JP2000106573 A JP 2000106573A
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Abstract
害状態に応じて非インターネット網端末装置のインター
フェース制御をきめ細かく行う。 【解決手段】 ゲートウェイ装置1,2は、非インター
ネット網機器群4a、4bとインターネット網3の間に
置かれ、非インターネット網の制御信号を終端して非イ
ンターネット網と前記インターネット網の通話データを
変換する。ゲートウェイ装置内のインターネット網管理
部5は、インターネット網の障害監視を行う。システム
制御部10は、インターネット網管理部5の状態を認識
する。非インターネット網管理部6は、システム制御部
10の指示に応じて非インターネット網を制御する。ま
た、インターネット網管理部5で認識された情報に基づ
き、非インターネット網の通信に制御を加える。
Description
網とインターネット網の間に位置し、非インターネット
網の制御信号を終端し、非インターネット網とインター
ネット網の通話データを変換し、更に複数でネットワー
クを構築しているゲートウェイ装置において、特にイン
ターネット網上の障害を認識し、その障害状態に応じて
非インターネット網端末装置のインタフェース制御を行
う障害制御方式に関する。
式のゲートウェイ装置の全体構成を示すブロック図であ
る。従来のゲートウェイ障害制御方式で用いられている
ゲートウェイ装置は、非インターネット網管理部61
と、装置間制御部62と、通話データ変換部63とで構
成されている。
ターネットの物理的終端機能とシグナリング制御機能の
みを有しており、発信する側の規制機能は、非インター
ネット網に接続されるPBXや端末装置の制御に従って
いる。
管理部61からの要求があった場合と、他のゲートウェ
イ装置からインターネットを介して通信要求があった場
合のみ動作する機能を有している。
ト網管理部61からの通話データをインターネット転送
用のパケットに変換する機能と、インターネット側から
のパケットを通話データに変換する機能を有している。
を、過去の特許出願により遡及調査すると、まず、特開
平9−214545号公報には、ゲートウェイ装置にネ
ットワーク上の各局の状態を監視するネットワーク監視
手段と状態情報を保持する状態保持格納手段と、各局か
ら送信されるデータの送信先局が正常か否かを判定する
送信判定手段と、送信先局が異常の場合に送信元局へ異
常応答を返送する障害通知手段を有することで、ゲート
ウェイ装置の障害情報をいち早く認識する技術が開示さ
れている。
は、送信側電話機とインターネット網との間に第1のク
ロック手段を含む第1の中継局を介し、さらに受信機側
電話機とインターネット網との間に第2のクロック手段
を含む第2の中継局を介し、第1の中継局には第1のク
ロック手段から出力される時刻データを計時データとし
て第2の中継局に送り、第2の中継局は該計時データを
第1の中継局に返し、第1の中継局は、該返された計時
データと自己のクロック手段が出力する基準時から、通
信経路の通信状態を判定する技術が開示されている。
来の方式や他の従来技術においては、以下に示す問題点
があった。まず、従来の方式では、インターネット網は
データネットワークが基本であるため、時間変動に応じ
てトラヒックが変動している。また、例えば音声データ
の場合、発信側と着信側で実時間性を保証する必要があ
る。そして、インターネット網のトラヒックが非常に高
い時間帯に音声データを発信した場合、受信側で音声デ
ータの再生が困難になり、品質を劣化させるといった問
題点があった。
機能とその障害情報を非インターネット網側に通知する
手段が無いため、上記のトラヒック状態が発生した場合
や、インターネット側インタフェースの接続不良による
物理障害などが発生した場合であっても、非インターネ
ット側が正常状態と同様に通信に移ってしまうといった
問題点があった。
お互いに監視する機能はあっても、障害情報に対応し
て、通話者の基本制御を行っているPBXや端末装置の
制御を例えば、音声ガイダンスまで交えて、きめ細かく
行うことが不可能といった問題点があった。
イ障害制御方式における問題点に鑑みてなされたもので
あり、インターネット網上の障害を認識し、その障害状
態に応じて非インターネット網端末装置のインタフェー
ス制御をきめ細かく行うことができるゲートウェイ障害
制御方式を提供することを目的とする。
め、この発明の第1の観点にかかるネットワーク間接続
システムは、インターネット網と、複数の非インターネ
ット網と、それぞれ前記複数の非インターネット網のい
ずれかと前記インターネット網との間に位置し、前記非
インターネット網の制御信号を終端し、前記非インター
ネット網と前記インターネット網の通話データを変換
し、複数でネットワークを構築するゲートウェイ装置と
から構成されるネットワーク間接続システムであって、
前記複数のゲートウェイ装置はそれぞれ、前記インター
ネット網の障害監視を行うインターネット網障害監視手
段と、前記インターネット網障害監視手段の状態を認識
するシステム制御手段と、前記システム制御手段の指示
に応じて前記非インターネット網の制御を行う非インタ
ーネット網管理手段と、前記インターネット網障害監視
手段で認識された情報に基づき、前記非インターネット
網の通信に制御を加える非インターネット網制御手段
と、を備えることを特徴とする。
トウェイ装置は、インターネット網と非インターネット
網との間に位置し、前記非インターネット網の制御信号
を終端し、前記非インターネット網と前記インターネッ
ト網の通話データを変換し、複数でネットワークを構築
するゲートウェイ装置であって、前記インターネット網
の障害監視を行うインターネット網障害監視手段と、前
記インターネット網障害監視手段の状態を認識するシス
テム制御手段と、前記システム制御手段の指示に応じて
前記非インターネット網の制御を行う非インターネット
網管理手段と、前記インターネット網障害監視手段で認
識された情報に基づき、前記非インターネット網の通信
に制御を加える非インターネット網制御手段と、を備え
ることを特徴とする。
は、前記インターネット網障害監視手段で認識された情
報に対応した音声ガイダンス情報を出力するようにして
もよい。
は、他のゲートウェイ装置との間での前記インターネッ
ト網の輻輳を認識し、該輻輳情報を前記システム制御手
段に通知することが可能である。
段は、障害情報を発生した場合には、当該障害情報の発
生時点以降の前記非インターネット網からの発呼のみに
規制をかける手段と、当該障害情報が示す障害が解除さ
れた場合には、前記非インターネット網からの発呼を規
制無しで受け付ける手段とを有するようにしてもよい。
トウェイ間接続方法は、インターネット網と、複数の非
インターネット網と、それぞれ前記複数の非インターネ
ット網のいずれかと前記インターネット網との間に位置
し、前記非インターネット網の制御信号を終端し、前記
非インターネット網と前記インターネット網の通話デー
タを変換し、複数でネットワークを構築するゲートウェ
イ装置とから構成されるネットワーク間接続システムに
おいて各ゲートウェイを制御する方法であって、前記ゲ
ートウェイ装置内で前記インターネット網の障害監視を
行うインターネット網障害監視ステップと、前記インタ
ーネット網障害監視ステップの状態を認識するシステム
制御ステップと、前記システム制御ステップの指示に応
じて前記非インターネット網の制御を行う非インターネ
ット網管理ステップと、前記インターネット網障害監視
ステップで認識された情報に基づき、前記非インターネ
ット網の通信に制御を加える非インターネット網制御ス
テップを有する、ことを特徴とする。
媒体は、インターネット網と、複数の非インターネット
網と、それぞれ前記複数の非インターネット網のいずれ
かと前記インターネット網との間に位置し、前記非イン
ターネット網の制御信号を終端し、前記非インターネッ
ト網と前記インターネット網の通話データを変換し、複
数でネットワークを構築するゲートウェイ装置とから構
成されるネットワーク間接続システムにおいて各ゲート
ウェイを制御するためのプログラムを記録する記録媒体
であって、前記ゲートウェイ装置内で前記インターネッ
ト網の障害監視を行うインターネット網障害監視ステッ
プと、前記インターネット網障害監視ステップの状態を
認識するシステム制御ステップと、前記システム制御ス
テップの指示に応じて前記非インターネット網の制御を
行う非インターネット網管理ステップと、前記インター
ネット網障害監視ステップで認識された情報に基づき、
前記非インターネット網の通信に制御を加える非インタ
ーネット網制御ステップと、を機能させるためのプログ
ラムを記録することを特徴とする。
を参照して説明する。図1(a)は、本発明の実施の形
態に係るゲートウェイ障害制御方式の全体構成を示すブ
ロック図である。ゲートウェイ装置1とゲートウェイ装
置2(以下、「ゲートウェイ装置」と総称する)は、イ
ンターネット網3と、非インターネット網内の機器との
間に介在する装置である。ここで、非インターネット網
内の機器とは、端末装置群4a又は端末装置群4bの構
成要素であり、後述するようにPSTN1やPBX1或
いは一般の端末装置のことである。
置で世界的なネットワークが形成されており、また近年
飛躍的に成長してきたIP(Internet Protocol )ベー
スのネットワークでもあり、従来は、電子メールやファ
イル通信といったデータ通信が主体であったが、最近に
なって、音声や画像も扱うようになってきた。本ゲート
ウェイ装置のインターネット側のアクセス方式は、IEEE
802.3で定義されているEthernetなどがある。
衆ネットワーク)やPBX、更にそれらと同じインタフ
ェースを有する各種端末である。代表的なものには、I
SDNインタフェースや、公衆アナログインタフェー
ス、1.5Mや2M系の専用線インタフェースなどがあ
げられる。
ゲートウェイ障害制御方式のゲートウェイ装置の全体構
成を示すブロック図である。図1(b)に示したゲート
ウェイ装置は、インターネット網管理部5、非インター
ネット網管理部6、通話データ変換部7、システム制御
部10、及び装置間呼処理部11の5つの機能ブロック
で構成されている。
ット側の物理レイヤ障害情報の収集機能と、データ転送
エラー管理機能や、インターネットトラヒック情報を検
出する機能と、これらを通知する機能を有している。
端末装置の物理レイヤの終端機能、シグナリング終端機
能、各種トーンや音声サービス機能、通話データ送受機
能等の各機能を有している。
網管理部6と、インターネット網との間の通話データの
変換機能を有している。例えば、音声データの場合、そ
のリアルタイムに生成されるデータを幾つか分纏めてパ
ケットに組み立てる機能と、インターネット網から受信
するパケットを音声データに分解する機能と、システム
制御部10からの情報とにより、パケットのアドレス情
報を保持し、パケットのヘッダに付加する機能を有して
いる。
網とインターネットのシグナリング情報を相互に受け渡
す機能や、インターネット網管理部5からの各種障害情
報を基に、非インターネット網管理部6を制御する機能
を有している。そして非インターネット網管理部6に指
示を出すことで、間接的に各種網や端末装置に障害情報
を受け渡すことが可能となっている。
イ装置間とシグナリングを制御する機能を有している。
ウェイ障害制御方式のゲートウェイ装置の構成を示すブ
ロック図である。インターネット網管理部5は、LAN
側の物理的障害を監視する機能を有するLANL1監視
部20と、LAN側のトラヒックを監視する機能と、監
視状態通知する機能を有するトラヒック監視部21と、
LANL1監視部20及び、トラヒック監視部21から
の各種障害情報を集計する機能と、その集計結果をシス
テム制御部10に通知する機能を有する網管理部40
と、網管理部40の指示によりLAN上に試験データを
送出する機能と、該試験データを受信する機能を有する
試験データ制御部41で構成されている。
ロック同期はずれ障害や、ケーブル抜け障害を検出して
いるものであり40dを介して網管理部40に、それら
の障害情報を通知する。この機能はデータ転送の標準の
機能である。
指示を信号線41bより受け、定期的に他ゲートウェイ
装置宛てに試験データを送出する。試験データ内のデー
タ部には送信カウンタが挿入されており、該送信カウン
タによりカウントされる送信回数は、例えば、1回目に
送信される試験データには001h(hは16進数)が
入力されており、2回目に送信される試験データには0
02hが入力されており、以降は、試験データ送信毎に
上記送信回数が増加する。
管理部40が信号線41bを介して予め設定する。基本
的には数秒間隔で試験データが送信される。更に試験デ
ータの宛先はゲートウェイ装置が2局存在する場合には
対向に送信し、ゲートウェイ装置が3局存在する場合に
は、例えば、メッシュ方式で試験データを送出するもの
とする。その試験データ送出のための宛先制御について
も、網管理部40が、予め、信号線41bを介して試験
データ制御部41に設定を行う。
して、試験データを送出したことを示す試験データ送信
完了信号を網管理部40に送信する。この信号は、試験
データ送信機能が正常に動作しているか否かを確認する
ことに使用されている。
介してトラヒック監視部21に対して、トラヒック監視
開始を指示する。トラヒック監視部21は、信号線21
bの指示により、LAN200を介して入力される他ゲ
ートウェイ装置からの試験データの受信を開始する。ト
ラヒック監視部21は、他ゲートウェイ装置の試験デー
タ内のカウンタ値と、試験データ受信間隔値を計測す
る。
正常にカウントアップしていない場合には、LAN上で
試験データの入れ替えが発生していることを確認するこ
とが可能であり、カウント値が歯抜けした場合には、試
験データが紛失したことを確認することが可能である。
更に試験データの到着間隔時間が変動している場合に
は、揺らぎの変動が大きいことを認識することが可能で
ある。これらの試験データの受信結果は、信号線21a
を介して網管理部40に通知される。
を説明する。非インターネット網管理部6は、非インタ
ーネット網であるPSTNやPBX更に端末装置が接続
される非インターネットインタフェース100の物理的
終端機能を有する既存網インタフェース部50と、非イ
ンターネット網のシグナリングの終端機能を有する既存
呼処理51と、各種トーンや音声サービス機能を有する
サービス部52とで構成されている。
00から入力された通信データは、既存網インタフェー
ス部50で、通話データとシグナリングデータとに分離
される。通話データは、例えば、音声データなどであ
る。その音声データは、信号線50aを介して通話デー
タ変換部7に転送される。またシグナリングデータは、
信号線51aを介して既存網呼処理51に転送され、電
話通信の各種シグナリング信号が終端される。これらの
シグナリング処理手続きの1例としては、Q931など
が考えられる。
ータを認識し、装置間に関する呼処理であったと判断し
た場合、信号線10bを介してシステム制御部10に発
呼要求を送出する。また通信は双方向であるため、他ゲ
ートウェイ装置からの受信要求があった場合、受信信号
は、システム制御部10から、信号線10cを介して既
存網呼処理51に送信される。更に、既存網呼処理51
は、信号線51bの受信信号を介して既存網インタフェ
ース部50にその情報を転送する。
を有しており、システム制御部10からの信号線10a
の信号を受信した場合、その指示に従って音声サービス
信号を送出する。
パケットに変換する機能を有するデータ変換部30と、
IPパケットに変換する際に使用する相手先情報を格納
する機能を有している情報管理部12とで構成されてい
る。
同時に使用可能であり、かつ、IPパケットに変換でき
るようにメモリで構成されている。そしてシステム制御
部10からの信号線10dの信号指示により、音声デー
タとIPパケットを変換する処理を開始する。
ち上げ時に、予め信号線10eを介してIPパケットの
相手先アドレス情報を情報管理部12に設定してあり、
全通信のIPパケット情報が保持されている、いわゆる
データベース機能である。具体的には、通話データ変換
部7の情報管理部12内に相手先電話番号情報とIPア
ドレスのマッピング情報が設定されているので、それを
使用する。
の指示により、信号線12aを介してIPパケットの相
手先情報を情報管理部12から受信する。データ変換部
30と既存網インタフェース部50との間を結ぶ信号線
50aは、時分割で、かつ双方向のバスであり、複数の
音声データを同時に扱える構成となっている。
で構成されており、非インターネット網とインターネッ
ト網とのシグナリング情報を相互に受け渡す機能と、イ
ンターネット網管理部5からの各種障害情報を基に、非
インターネット網管理部6を制御する機能を有してい
る。また、網管理部40からの障害情報40bを受信し
た場合、サービス制御信号10aを介してサービス部5
2を起動させる。同時に10cを用いて既存呼処理51
にもサービスを切り替える制御信号を送出する。
は、51cを介して既存インタフェース部50を制御す
ることになる。
イ装置間のシグナリングを制御する機能を有している。
すなわち、システム制御10を介して11aよりゲート
ウェイ装置間への装置間発呼が有った場合には、直ぐに
既存網呼処理51と連携して動作する。装置間呼処理部
11は、例えば、シグナリング処理手続きQ931に準
拠して動作するものであり、LAN200上へのデータ
転送に関してはIPパケットに変換されて送出される。
相手先ゲートウェイ装置のIPアドレスは、信号線12
aを介して情報管理部12から引き出し、IPパケット
の宛先情報に使用する。
ウェイ障害制御方式のゲートウェイ装置の非インターネ
ット網管理部6の構成を示すブロック図である。既存網
インタフェース部50は、非インターネットインタフェ
ース100の物理的伝送路の終端機能を有する物理制御
部500と、音声データとシグナリングデータを分離す
る機能を有する分離部501と、音声データとシグナリ
ングデータを多重する多重部502で構成されている。
分離部501は、物理制御部500からの信号線500
aの信号により、音声データを信号線50aに、更にシ
グナリングデータを信号線51aにそれぞれ送出する。
分離動作については、例えばISDNの場合、Bchで
あれば音声データ、Dchであればシグナリングデータ
と見極めることが可能である。また多重部502は、音
声データの信号線50aとシグナリングデータの信号線
51bを多重化して、物理制御部に信号線502aを介
して送信する機能を有する。さらに、信号線51cの指
示により、シグナリング切替を強制的に制御することを
可能にしている。また信号線502bの信号を介して物
理制御部500の直接的な制御を可能にしている。
端するシグナリング終端部510と、シグナリングデー
タ510aとサービス部52の52a信号の切替機能を
有する制御切替部511で構成されている。シグナリン
グ終端部510の切替制御により制御切替部511が動
作する構成となっている。またシグナリング終端部51
0はあくまでも信号線10cの指示に従って動作するこ
とになる。
バックトーンや各種サービストーンを発生する機能を有
するトーン発生部520と、各種サービスメッセージ発
生する機能を有するメッセージ部521と、サービス部
52からの信号線520aの信号と、メッセージ部52
1からの信号線521aの信号との切替機能を有する切
替部522で構成されている。また、切替部522は、
信号線10aの信号を用いて制御される。
ウェイ障害制御方式の通信手順を示すタイムチャートで
あり、図7に示した従来のゲートウェイ障害制御方式の
通信手順に追加する部分だけを抽出して示した図であ
る。以下、図4,図7に示すタイムチャートを用いて、
PBX1に接続される加入者1から、PBX2に接続さ
れている加入者2にインターネット網を介して電話をか
ける手順を説明する。
まずオフフック(電話機の受話器を上げる)して、PB
X1からのDial Tone(ダイヤルトーン)を聞く。次
に、ゲートウェイ装置1のゲートウェイ番号をダイヤル
する。このゲートウェイ番号は予め決定されている。
一例として応答の返事として音声アナウンスを加入者1
に対して送信する。例えば、“認証番号を入力して下さ
い”などと通知する。加入者1は、上記の音声アナウン
スに従い、予め決められた認証番号を入力する。上記の
認証番号とは、インターネット網へのアクセスにセキュ
リティの面から規制を掛けているものであり、認証デー
タが一致した加入者のみを通信可能とする仕掛けであ
る。
証データの認証が取れた場合、すなわち予め正規に登録
された認証データである場合に、直ちに相手番号要求で
ある音声ガイダンスを通知する。その一例としては、
“相手先の電話番号を入力して下さい”と通知する。
て、相手先である加入者2の番号を入力する。ここで、
加入者2の番号は、PBXシステムの番号計画で決めら
れた番号を用いている。
号を基に、加入者2が属するゲートウェイ装置2のIP
アドレス情報を検索する。そのIPアドレス情報と、配
下の加入者は、予め登録されている。例えばゲートウェ
イ装置2には、加入者Aと加入者Bと加入者Cが接続さ
れているといったマッピングテーブルを示すデータベー
スを有しており、このマッピングテーブルにより、上記
電話番号に対応する配下の加入者のIPアドレスを検索
することで、これらの処理を行っている。
イ装置2の加入者2に対して発呼要求があったことをシ
グナリングパケットで通知する。ゲートウェイ装置2は
PBX2を介して、直ぐに加入者2に対して呼び出しを
かけるように要求する。これにより、PBX2は、加入
者2にリンギング(呼び出し音)を発生する。加入者2
が受話器を取った場合、この情報が、PBX2やゲート
ウェイ装置2に通知される。ゲートウェイ装置2は、加
入者2が応答したことを示す情報をIPパケット化し
て、ゲートウェイ装置1に通知する。
2からの加入者2の応答情報を変換して、PBX1を介
して加入者1に通知する。加入者1とゲートウェイ装置
1の間及び、加入者2とゲートウェイ装置2間の接続方
式が、例えば、ISDN基本インタフェースであれば、
シグナリング処理手続きQ931の手順が例として使用
される。また、ゲートウェイ装置1とゲートウェイ装置
2間のシグナリング手順も、シグナリング処理手続きQ
931を使用することが可能である。
来のゲートウェイ障害制御方式の通信手順と同じである
が、以下に説明する通信手順は、本発明の実施の形態に
係るゲートウェイ障害制御方式の通信手順として上記従
来の通信手順に追加された部分の通信手順のみを抽出し
て説明する。
め、先に説明した具体的手段でインターネットの障害情
報を収集している。そしてインターネット網、又は、ゲ
ートウェイ装置1のLAN200側インタフェース上
に、何等かの障害を検出した状態を仮定し、加入者1か
らPBX1に発呼要求があった場合、加入者1は、PB
X1のダイヤルトーンを聞く。そしてインターネット網
を用いた通信を実行するためにゲートウェイ装置1の番
号をダイヤルする。この時、ゲートウェイ装置1はイン
ターネット障害を事前に察知しているため、加入者1に
対して現状インターネットを用いた通信を遠慮して頂く
ことを目的として、ビジートーンや音声ガイダンスを通
知するように指示する。これにより、加入者1に再接続
を促すことが可能となる。そして、当然ながら、インタ
ーネット網上の障害が改善されている場合には、加入者
1の再接続は可能となる。
ウェイ障害制御方式における障害制御判断の一例を表示
した図である。図5に示す障害制御判断の一例におい
て、例えば、インターネット上で物理的切断状態が発生
した場合には、完全にインターネット使用が規制される
ことになる。またLANの物理的仕様に基づき、同期は
ずれ状態や、データエラーが発生した場合で、かつ、3
0〜100%の不良があった場合は、直ぐにインターネ
ット網側の仕様を規制する制御に遷移する。これらの判
断はあくまで目安であり、装置の仕様に依っては、他の
判断も可能である。
の受信において、試験データの到着時間間隔が変動して
いる場合、リアルタイム通信が必要な音声では品質が劣
化する可能性が高くなる。このような状態の場合、ある
しきい値をシステム仕様で設定変更することで、動的に
対応することが可能となる。
常時確認されており、加入者の通信に先立ち規制される
機能である。加入者間の通信が確立した状態となった場
合には、その通話に関しての強制切断指示はもはや実行
しない設定とする。つまり強制切断指示は、新たに発呼
した加入者に対してのみ適用する動作とする。
係るゲートウェイ障害制御方式の動作の説明を纏め、下
記に全体の通信処理の流れを説明する。前提条件とし
て、試験データの受信障害が100%発生しているもの
とし、また、ゲートウェイ装置1とゲートウェイ装置2
の2局構成とする。
管理部40からの信号線41bにより、試験データ制御
部41は、予め登録されたゲートウェイ装置1に対して
試験データをLAN200に定期的(1秒間隔)で送付
している。
1秒間隔で試験データ転送完了信号を送信する。
1は、ゲートウェイ装置2からの試験データの到着状態
を常時認識している。現状10秒以上の間隔が連続し、
試験データが到着しない状態となった場合、直ぐに信号
線21aに障害信号を送信する設定になっている。
た場合、トラヒック監視部21は網管理部40に対し
て、障害検出信号21aを送信する。
システム制御部10に対してインターネット規制信号を
送信する。
ステム制御部10は、信号線10cを介して既存網呼処
理51に新規の呼受付を規制する信号を送信する。更に
信号線10aを介してサービス部52内の切替部522
とメッセージ部521を制御し、インターネットに規制
を掛けていることを示すメッセージを信号線52aに送
出することを指示する。ここで加入者からPBXを介し
て発呼要求がシグナリング終端部510に着信した場
合、本来であれば、信号線10bを介して装置間の発呼
要求を行うものであるが、すでに信号線10cを介して
インターネット規制通知が上がっているため、シグナリ
ング終端部510は信号線52aを介してメッセージを
送信する。そして、メッセージ送信終了後、信号線51
0aを介してPBX側に切断処理を発行する。
応じて加入者の通信を事前に規制することが可能とな
る。特に、非インターネットインタフェースがアナログ
電話インタフェースの場合などは、ハードウェア的に物
理制御部500の切断制御も必要となるため、既存網イ
ンタフェース部50内の多重部502と物理制御部50
0間に信号線502bを具備している。
ースの同期はずれ状態や、データの伝送障害なども同じ
動作により異常時規制をかけることが可能である。
のうち、ゲートウェイ装置の動作に関わる部分のプログ
ラムなど、処理装置に上記の処理を行わせるためのプロ
グラムは、CD−ROMなどのコンピュータ読み取り可
能な記録媒体に格納して配付してもよい。そして、汎用
コンピュータがこの記録媒体から上記プログラムを読み
出して、実行するものとしてもよい。
ートウェイ障害制御方式に依れば、インターネット側の
トラヒック状態や、物理障害を検出し、非インターネッ
ト網側の制御部に通知することにより、加入者にも、そ
の状態を間接的に通知することが可能となり、インター
ネットを介した高品質の通信を提供出来る。また、障害
情報検出条件を設定変更できるため、カスタマーの状況
に応じた通話品質を保証することができる。例えば、高
品質なインターネット環境で使用したい場合は、障害処
理機能を厳しい条件に設定することが可能であり、イン
ターネット側トラヒックなどに余裕があるカスタマーに
とっては、その規制を無くすことも可能である。さら
に、本ゲートウェイ装置内の音声サービス機能を充実さ
せることで、加入者に対して、きめ細かな音声ガイダン
スを提供することが出来る。
ェイ障害制御方式の全体構成を示すブロック図であり、
(b)は、本発明の実施の形態に係るゲートウェイ障害
制御方式のゲートウェイ装置の全体構成を示すブロック
図である。
御方式のゲートウェイ装置の構成を示すブロック図であ
る。
御方式のゲートウェイ装置の非インターネット網管理部
の構成を示すブロック図である。
御方式の通信手順を示すタイムチャートであり、図7に
示した従来のゲートウェイ障害制御方式の通信手順に追
加する部分だけを抽出して示した図である。
御方式における障害制御判断の一例を表示した図であ
る。
イ装置の全体構成を示すブロック図である。
示すタイムチャートである。
Claims (7)
- 【請求項1】インターネット網と、複数の非インターネ
ット網と、それぞれ前記複数の非インターネット網のい
ずれかと前記インターネット網との間に位置し、前記非
インターネット網の制御信号を終端し、前記非インター
ネット網と前記インターネット網の通話データを変換
し、複数でネットワークを構築するゲートウェイ装置と
から構成されるネットワーク間接続システムであって、 前記複数のゲートウェイ装置はそれぞれ、 前記インターネット網の障害監視を行うインターネット
網障害監視手段と、 前記インターネット網障害監視手段の状態を認識するシ
ステム制御手段と、前記システム制御手段の指示に応じ
て前記非インターネット網の制御を行う非インターネッ
ト網管理手段と、前記インターネット網障害監視手段で
認識された情報に基づき、前記非インターネット網の通
信に制御を加える非インターネット網制御手段と、を備
えることを特徴とするネットワーク間接続システム。 - 【請求項2】インターネット網と非インターネット網と
の間に位置し、前記非インターネット網の制御信号を終
端し、前記非インターネット網と前記インターネット網
の通話データを変換し、複数でネットワークを構築する
ゲートウェイ装置であって、 前記インターネット網の障害監視を行うインターネット
網障害監視手段と、 前記インターネット網障害監視手段の状態を認識するシ
ステム制御手段と、前記システム制御手段の指示に応じ
て前記非インターネット網の制御を行う非インターネッ
ト網管理手段と、前記インターネット網障害監視手段で
認識された情報に基づき、前記非インターネット網の通
信に制御を加える非インターネット網制御手段と、 を備えることを特徴とするゲートウェイ装置。 - 【請求項3】前記非インターネット網制御手段は、前記
インターネット網障害監視手段で認識された情報に対応
した音声ガイダンス情報を出力する、 ことを特徴とする請求項2に記載のゲートウェイ装置。 - 【請求項4】前記非インターネット網制御手段は、他の
ゲートウェイ装置との間での前記インターネット網の輻
輳を認識し、該輻輳情報を前記システム制御手段に通知
する手段を有する、 ことを特徴とする請求項2又は3に記載のゲートウェイ
装置。 - 【請求項5】前記インターネット網障害監視手段は、障
害情報を発生した場合には、当該障害情報の発生時点以
降の前記非インターネット網からの発呼のみに規制をか
ける手段と、当該障害情報が示す障害が解除された場合
には、前記非インターネット網からの発呼を規制無しで
受け付ける手段とを有する、 ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載
のゲートウェイ装置。 - 【請求項6】インターネット網と、複数の非インターネ
ット網と、それぞれ前記複数の非インターネット網のい
ずれかと前記インターネット網との間に位置し、前記非
インターネット網の制御信号を終端し、前記非インター
ネット網と前記インターネット網の通話データを変換
し、複数でネットワークを構築するゲートウェイ装置と
から構成されるネットワーク間接続システムにおいて各
ゲートウェイを制御する方法であって、 前記ゲートウェイ装置内で前記インターネット網の障害
監視を行うインターネット網障害監視ステップと、 前記インターネット網障害監視ステップの状態を認識す
るシステム制御ステップと、 前記システム制御ステップの指示に応じて前記非インタ
ーネット網の制御を行う非インターネット網管理ステッ
プと、 前記インターネット網障害監視ステップで認識された情
報に基づき、前記非インターネット網の通信に制御を加
える非インターネット網制御ステップと、を有すること
を特徴とするゲートウェイ間接続方法。 - 【請求項7】インターネット網と、複数の非インターネ
ット網と、それぞれ前記複数の非インターネット網のい
ずれかと前記インターネット網との間に位置し、前記非
インターネット網の制御信号を終端し、前記非インター
ネット網と前記インターネット網の通話データを変換
し、複数でネットワークを構築するゲートウェイ装置と
から構成されるネットワーク間接続システムにおいて各
ゲートウェイを制御するためのプログラムを記録する記
録媒体であって、 前記ゲートウェイ装置内で前記インターネット網の障害
監視を行うインターネット網障害監視ステップと、 前記インターネット網障害監視ステップの状態を認識す
るシステム制御ステップと、 前記システム制御ステップの指示に応じて前記非インタ
ーネット網の制御を行う非インターネット網管理ステッ
プと、 前記インターネット網障害監視ステップで認識された情
報に基づき、前記非インターネット網の通信に制御を加
える非インターネット網制御ステップと、 を機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ
に読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27496898A JP3623669B2 (ja) | 1998-09-29 | 1998-09-29 | ネットワーク間接続システム、ゲートウェイ装置、ゲートウェイ間接続方法及び記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27496898A JP3623669B2 (ja) | 1998-09-29 | 1998-09-29 | ネットワーク間接続システム、ゲートウェイ装置、ゲートウェイ間接続方法及び記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000106573A true JP2000106573A (ja) | 2000-04-11 |
JP3623669B2 JP3623669B2 (ja) | 2005-02-23 |
Family
ID=17549086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27496898A Expired - Fee Related JP3623669B2 (ja) | 1998-09-29 | 1998-09-29 | ネットワーク間接続システム、ゲートウェイ装置、ゲートウェイ間接続方法及び記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3623669B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002118617A (ja) * | 2000-10-05 | 2002-04-19 | Nec Eng Ltd | VoIPGateway装置 |
US7587028B1 (en) | 2002-11-12 | 2009-09-08 | Thomson Licensing | Method and apparatus for generating and playing diagnostic messages indicative of MTA provisioning status |
JP2015226141A (ja) * | 2014-05-27 | 2015-12-14 | Necエンジニアリング株式会社 | 中継装置、回線交換システム及び回線交換方法 |
-
1998
- 1998-09-29 JP JP27496898A patent/JP3623669B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2002118617A (ja) * | 2000-10-05 | 2002-04-19 | Nec Eng Ltd | VoIPGateway装置 |
US7587028B1 (en) | 2002-11-12 | 2009-09-08 | Thomson Licensing | Method and apparatus for generating and playing diagnostic messages indicative of MTA provisioning status |
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JP3623669B2 (ja) | 2005-02-23 |
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