JP3622061B2 - 指股付水中履用靴 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、鮎釣り、渓流釣り等に着用する水中履用靴に関し、詳細には、親指と他の4指とを分割して着用する指股付水中履用靴に関する。
【0002】
【従来の技術】
水中履用靴は、鮎釣り、渓流釣り等において足を保温・保護するために一般に使用されており、親指と他の4指とを分割する指股部を有する指股付水中履用靴と指股部の無い非指股付水中履用靴とがある。ところが、指股付水中履用靴は、指股部によつて足の安定性を確保し易いことから、履き心地が良く、前傾した傾斜地等でも踏ん張り易いため、好んで使用されている。
【0003】
従来、指股付水中履用靴においては、独立気泡構造の発泡ゴムシートに伸縮性布又は高分子膜を重ねて貼着したラミネートシートを素材とする側面部材、指股部材、底部材等からなる一組の靴本体構成部材を形成し、これらの靴本体構成部材をそれぞれの対応する端縁同志を貼着又は縫着によつて接合して指股付足形袋状の靴本体を形成し、この靴本体を指股付足形立体金型に装着し、靴本体の外周に薄肉ゴム製の爪先補強材、踵補強材、前部補強材、後部補強材等を貼着し、底部に薄肉ゴム製の底部補強材を貼着し、底部補強材にゴム製、フエルト製等の靴底を貼着した後、加硫処理して成型されるものが知られている。
【0004】
この指股付水中履用靴の靴本体は、指股部が底部材の指股用切欠部の端縁に指股部材の端縁を接合し、指股部材の他の端縁と側面部材の端縁を接合することにより形成されている。そして、底部材の指股用切欠部が細長いU字状に形成されていることから、底部材と指股部材との接合部が靴本体の指股部と底部との境に沿つており、靴本体の底部に貼着された底部補強材から僅かに離れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の指股付水中履用靴は、靴本体の指股部が長期間の使用において破損し、履き心地が低下したり漏水する等の恐れがあり、耐久性が必ずしも十分とはいえない状況である。すなわち、前傾した傾斜地等では踏ん張らねばならず、その踏張り力が靴本体の指股部に大きく作用する。一方、靴本体における指股部材と底部材との接合部は、伸縮性布又は高分子膜等が無く、しかも底部材が底部補強材に貼着されているが指股部材は貼着されていないため、相対的に強度の低い部位となつている。その結果、上記接合部が靴本体の指股部の付け根付近において破損し、この破損によつて他の部位の破損を招く傾向がある。これにより、指股部が本来の機能を失い、履き心地が低下する。また、指股部の破損に伴つて靴本体の防水性が損なわれ、漏水する恐れがある。
【0006】
本発明は、上記従来の状況に鑑みてなされたもので、その課題は、靴本体の指股部を破損し難い構造とすることにより、履き心地及び防水性を長期間維持し得る耐久性に優れた指股付水中履用靴を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明では、底部材と指股部材との接合部が靴本体の底部側、すなわち靴本体の指股部と底部との境よりも底部側にあるように靴本体を形成することにより、使用時に指股部に作用する踏張り力等を上記接合部に集中させないようになつている。また、靴本体の底部側にある指股部材の部位を底部補強材又は靴底に貼着することにより、上記接合部を補強するようになつている。
【0008】
すなわち、本発明は、独立気泡構造の発泡ゴムシートに伸縮性布又は高分子膜を重ねて貼着したラミネートシートを素材とする側面部材、底部材、指股部材等からなる一組の靴本体構成部材をそれぞれの対応する端縁同志を接合して指股付足形袋状に形成された靴本体と、靴本体の底部に薄肉ゴム製の底部補強材を介し又は介さないで貼着された靴底とを備えてなる指股付水中履用靴であって、指股部材が少なくとも靴本体の指股部の付け根周囲における靴本体の底部を形成し、底部材と指股部材との接合部が少なくとも靴本体の指股部の付け根周囲において靴本体の底部側にあることを特徴としている。
【0009】
靴本体の底部側にある指股部材の部位は、底部補強材又は靴底に貼着されていることが好ましい。底部材が靴本体の爪先側から指股部の付け根側の後方に渡って靴本体の指股部と底部の境を囲むように馬蹄形に形成された指股用切欠部を有し、指股部材の端縁が底部材の指股用切欠部の端縁に接合され、この底部材と指股部材との接合部が靴本体の爪先側から付け根側の後方に渡って指股部と底部との境を馬蹄形に囲むように底部側にあるようになっていてもよい。また、指股部と側面部とが接合部のない連続した構造になっていてもよい。
【0010】
【作用】
本発明の指股付水中履用靴は、底部材と指股部材との接合部が靴本体の少なくとも指股部の付け根側における靴本体の底部側にあることから、使用時に靴本体の底部側にある指股部材の部位が足裏で押さえられるため、上記接合部に作用する踏張り力等の割合が減少する。特に、靴本体の底部側にある指股部材の部位を底部補強材又は靴底に貼着している場合には、上記接合部が補強されることになり、指股部に作用する踏張り力等が指股部材と底部補強材又は靴底との接合部にも分散し、指股部材と底部材との接合部に作用する割合がさらに減少する。
【0011】
底部材と指股部材との接合部が靴本体の爪先側から付け根側に渡つて指股部と底部との境を囲うように底部側に馬蹄形に形成されている場合には、底部材と指股部材との接合部の全周が底部側にあり、上記接合部の全周に沿つた指股部材の部位が底部の一部を形成する。特に、この指股部材の部位が底部補強材又は靴底に貼着されている場合には、上記接合部が補強され、指股部がより強固な構造になつている。また、指股部と側面部とが接合部のない連続した構造に形成されている場合には、指股部がより強固な構造となつている。
【0012】
【実施例】
本発明の実施例を図により説明する。図1〜9は、第1実施例の説明図であり、右足用を示している。図1において、1は指股付水中履用靴で、靴本体2の外周を薄肉ゴム製の爪先補強材3、踵補強材4、前部補強材5、後部補強材6、底部補強材7等で覆い、底部補強材7にゴム製、フエルト製等の靴底8を取り付けてなるものである。靴本体2は、図2〜4に示すように、第1側面部材9、第2側面部材10、底部材11及び指股部材12の4つの靴本体構成部材を後述するように接合して指股付足形袋状に形成されている。靴本体の指股部13は、指股部材12と底部材11及び各側面部材9,10とを接合することにより形成されている。底部材と指股部材との接合部14は、指股部13の爪先側から付け根側に渡つて底部側15に大きな馬蹄形に形成されている。そして、靴本体の底部15側にある指股部材12の部位が底部材11とともに底部補強材7に貼着されており、指股部材と底部材との接合部14が全周に渡つて補強されている。また、指股部13は、指股部材12と各側面部材9,10との接合により、靴本体の内側面部16と外側面部17とに連結されている。なお、18は、指股部材12と各側面部材9,10との接合部である。
【0013】
靴本体2は、上記構造を備えており、次のようにして製造される。靴本体2の素材として、防水性に優れ、弾性を有するラミネートシートが採用されている。このラミネートシートは、独立気泡構造の発泡ゴムシートの片面又は両面に伸縮性布を重ねて接着剤で貼着したものである。発泡ゴムシートは、ポリクロロプレン等の高分子弾性材からなるものである。伸縮性布は、ナイロン等の合成繊維、綿糸等からなるジヤージ生地等である。なお、ラミネートシートは、伸縮性布に替えてポリウレタン等の弾性を有する高分子膜を貼着したものでもよく、また片面に伸縮性布を貼着し、他面に高分子膜を貼着したものでもよい。
【0014】
上記ラミネートシートを裁断し、靴本体構成部材である第1側面部材9、第2側面部材10、底部材11及び指股部材12を図5〜8に示すようにそれぞれ所定形状に形成する。第1側面部材9は、靴本体2の内側の爪先から踵までの内側面部16を構成する部材で、図5に示すように前端縁9A、履口端縁9B、後端縁9C、底部端縁9D及び指股端縁9Eで囲まれた形状になつている。第2側面部材10は、靴本体2の外側の爪先から踵までの外側面部17を構成する部材で、図6に示すように前端縁10A、履口端縁10B、後端縁10C、底部端縁10D及び指股端縁10Eで囲まれた形状になつている。底部材11は、靴本体の底部15を構成する部材で、図7に示すように内側端縁11A、外側端縁11B及び指股端縁11Cで囲まれた形状になつている。そして、指股端縁11Cは、爪先側から後方に馬蹄形に形成された指股用切欠部11Dに沿つた端縁である。指股部材12は、靴本体の指股部13を形成する部材であり、図8に示すように第1底部端縁12A、第2底部端縁12B、第1側部端縁12C及び第2側部端縁12Dで囲まれた形状になつている。
【0015】
次に、上記各靴本体構成部材9,10,11,12をそれぞれの対応する端縁同志を接着剤で貼着して接合し、指股付足形袋状の靴本体2を形成する。すなわち、第1側面部材の前端縁9Aと後端縁9Cをそれぞれに対応する第2側面部材の前端縁10A及び後端縁10Cに接合し、第1側面部材の底部端縁9Dと第2側面部材の底部端縁10Dをそれぞれに対応する底部材の内側端縁11Aと外側端縁11Bに接合し、指股部材の各端縁12A,12B,12C,12Dを第1側面部材9、第2側面部材10及び底部材11の各指股端縁9E,10E,11Cに接合し、指股付足形袋状の靴本体2を形成する。その際、各接合作業は、貼着した後に縫糸で縫つてもよく、また各端縁同志を縫着した後、縫着した部位に接着剤を塗布してもよい。
【0016】
以上のようにして形成された靴本体2は、各靴本体構成部材9,10,11,12が独立気泡構造の発泡ゴムシートからなるものであり、各接合部が水密状であることから、防水性を有している。また、指股部13の親指側と他の4指側とが幾分開いた状態になつている。この靴本体2を図9に示すように指股付足形立体金型19に装着し、図2に示すように靴本体2の外周に爪先補強材3、踵補強材4、前部補強材5、後部補強材6等を接着剤で貼着して覆い、底部15に底部補強材7を接着剤で貼着して覆い、底部補強材7にゴム製、フエルト製等の靴底8を接着剤で貼着する。しかる後、加硫処理して指股付足形立体金型19に倣つた形状の指股付水中履用靴1に成型する。成型した後、指股付水中履用靴1を指股付足形立体金型19から離脱させる。
【0017】
ところで、靴本体2を指股付足形立体金型19に装着した際には、指股部13の親指側と他の4指側がほぼ密着した状態となつている。また、指股部材と底部材との接合部14の全周が指股付足形立体金型19の底面側いいかえれば靴本体の底部側15にあり、股部材12の一部が靴本体の底部15を形成している。そして、靴本体の底部15に底部補強材7を貼着する際には、靴本体の底部15側にある指股部材12の部位も底部材11とともに底部補強材7に貼着される。従つて、靴本体2は、加硫処理によつて指股付足形立体金型19に倣つた形状に成型され、靴本体の底部側15にある指股部材12の部位が底部補強材7に接合された構造となる。これにより、靴本体の指股部13は、指股部材と底部材との接合部14が補強されて強固な構造になつている。
【0018】
図10〜14は、第2実施例の要部の説明図である。第2実施例を図2、図3及び図9をも参照して以下に説明する。第2実施例の指股付水中履用靴1は、靴本体2が図13に示す第1側面部材20、図14に示す第2側面部材21及び図3に示す底部材11の3部材を靴本体構成部材としており、これらの各靴本体構成部材20,21,11をそれぞれの対応する端縁同志を接合することにより、図10〜12に示すような指股付足形袋状に形成されている。他の構成部材については、第1実施例と同様である。なお、図10〜14において、図1〜9におけると同一の符号は、同一の機能部材を意味している。
【0019】
第1側面部材20は、図13に示すように、ラミネートシートを裁断して前端縁20A、履口端縁20B、後端縁20C、底部端縁20D、切欠端縁20E及び付け根端縁20Fで囲まれた形状に形成されている。すなわち、第1側面部材20は、第1実施例における第1側面部材9と指股部材12を親指側と他の4指側とに2分割したものの一方とを一体に形成した形状になつており、図13に示す二点鎖線の右側の部分20Gが第1実施例における第1側面部材9に相当し、左側の部分20Hが第1実施例における指股部材12を二分割した一方のものに相当している。第2側面部材21は、図14に示すように、ラミネートシートを裁断して前端縁21A、履口端縁21B、後端縁21C、底部端縁21D、切欠端縁21E及び付け根端縁21Fで囲まれた形状に形成されている。すなわち、第2側面部材21は、第1実施例における第2側面部材10と指股部材12を二分割した他方のものとを一体に形成した形状になつており、図14に示す二点鎖線の左側の部分21Gが第1実施例における第2側面部材10に相当し、右側の部分21Hが第1実施例における指股部材12を二分割した他方のものに相当している。
【0020】
第1側面部材20、第2側面部21及び図3に示す底部材11をそれぞれ対応する端縁同志を接合し、指股付足形袋状の靴本体2を形成する。その際、靴本体の指股部13は、各側面部材の付け根端縁20F,21F同志を接合し、各側面部材の切欠端縁20E,21Eと底部材の指股端縁11Cとを接合することにより形成する。各側面部材の切欠端縁20E,21Eと底部材の指股端縁11Cとの接合部14は、図10〜12に示すように第1実施例におけると同様に靴本体の底部側15にあり、指股部13と底部15の境を囲むように馬蹄形になつている。また、各側面部材の付け根端縁20F,21F同志の接合部22は、図10に示すように直線状になつている。そして、靴本体2を図9に示すように指股付足形立体金型19に装着し、図2に示すように各補強部材3,4,5,6,7及び靴底8を貼着した後に加硫処理して指股付水中履用靴1に成型されるが、靴本体の底部15側にある各側面部材20,21の部位が底部補強材7に貼着されている。これにより、上記各接合部14,22が補強されることになり、靴本体の指股部13は強固な構造になつている。また、各側面部材20,21が各側面部16,17を形成する部分と指股部13を形成する部分が一体に形成されていることから、靴本体の指股部13と各側面部16,17とが接合部のない連続した構造になつている。
【0021】
なお、上記各実施例において、靴本体の底部15に底部補強材7を介して靴底8が貼着されているが、靴底8が靴本体の底部15に直接貼着されたものでもよい。靴底8を靴本体2に貼着した後に加硫処理して成型されているが、靴本体2に各補強材2,3,4,5,6,7を貼着した後に加硫処理して成型し、しかる後に予め加硫処理された靴底8を貼着して指股付水中履用靴1に仕上げられたものでもよい。また、靴本体2は、側面部材9,10,20,21、底部材11及び指股部材12等を1組とする靴本体構成部材で形成されているが、さらに細分化された複数の靴本体構成部材で形成されたものでもよい。
【0022】
【発明の効果】
本発明によれば、底部材と指股部材との接合部が少なくとも靴本体の指股部の付け根側における靴本体の底部側にあることから、使用時に靴本体の底部側にある指股部材の部位が足裏で押さえられるため、上記接合部に作用する踏張り力等の割合が減少する。特に、靴本体の底部側にある指股部材の部位が底部補強材又は靴底に貼着されている場合には、上記接合部が補強されることになるため、指股部に作用する踏張り力等が指股部材と底部補強材又は靴底との接合部にも分散し、指股部材と底部材との接合部への割合がさらに減少する。以上により、靴本体の指股部の構造が相対的に強固になり、長期間の使用においても上記接合部の破損が防止され、従来よりもはるかに長期に渡つて履き心地及び防水性を確保し、耐久性に優れた指股付水中履用靴を提供することが可能になつた。
【0023】
底部材と指股部材との接合部が靴本体の爪先側から付け根側に渡つて指股部と底部との境を囲うように靴本体の底部側に馬蹄形に形成されている場合には、指股部材と底部材との接合部の全周が靴本体の底部側にあり、上記接合部の全周に沿つた指股部材の部位が靴本体の底部の一部を形成しているため、踏張り力等が上記接合部に作用する割合が減少する。特に、この指股部材の部位が底部補強材又は靴底に貼着されている場合には、上記接合部が補強されることになり、指股部がより強固な構造になつている。また、指股部材と側面部材とが連続した一体構造に形成されている場合には、指股部材と側面部材との接合部がないことから、指股部がより強固な構造となつており、しかも指股部材と側面部材との接合作業を必要としないため、製造工程を簡略化し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の要部を概念的に説明する平面図で、靴本体、底部補強材及び靴底の関係を示す。
【図2】本発明の実施例の斜視図である。
【図3】図1のA−A線に沿う拡大断面図である。
【図4】図1のB−B線に沿う拡大断面図である。
【図5】本発明の第1実施例の第1側面部材の平面図である。
【図6】同じく第2側面部材の平面図である。
【図7】同じく底部材の平面図である。
【図8】同じく指股部材の平面図である。
【図9】本発明の実施例の靴本体の斜視図で、指股付足形立体金型に装着した状態を示す。
【図10】本発明の第2実施例の要部を概念的に説明する平面図で、靴本体、底部補強材及び靴底の関係を示す。
【図11】図10のC−C線に沿う拡大断面図である。
【図12】図10のD−D線に沿う拡大断面図である。
【図13】本発明の第2実施例の第1側面部材の平面図である。
【図14】同じく第2側面部材の平面図である。
【符号の説明】
1 指股付水中履用靴 2 靴本体
7 底部補強材 8 靴底
9 第1側面部材 10 第2側面部材
11 底部材 12 指股部材
13 靴本体の指股部
14 靴本体の底部材と指股部材との接合部
15 靴本体の底部 16 靴本体の内側面部
17 靴本体の外側面部
18 靴本体の指股部材と各側面部材との接合部
19 指股付足形立体金型 20 第1側面部材
21 第2側面部材

Claims (4)

  1. 独立気泡構造の発泡ゴムシートに伸縮性布又は高分子膜を重ねて貼着したラミネートシートを素材とする側面部材(9,10,20,21)、底部材(11)、指股部材(12)等からなる一組の靴本体構成部材をそれぞれの対応する端縁同志を接合して指股付足形袋状に形成された靴本体(2)と、靴本体の底部(15)に薄肉ゴム製の底部補強材(7)を介し又は介さないで貼着された靴底(8)とを備えてなる指股付水中履用靴(1)であって、指股部材(12)が少なくとも靴本体の指股部(13)の付け根周囲における靴本体の底部(15)を形成し、底部材(11)と指股部材(12)との接合部(14)が少なくとも靴本体の指股部(13)の付け根周囲において靴本体(2)の底部(15)側にあることを特徴とする指股付水中履用靴。
  2. 独立気泡構造の発泡ゴムシートに伸縮性布又は高分子膜を重ねて貼着したラミネートシートを素材とする側面部材(9,10,20,21)、底部材(11)、指股部材(12)等からなる一組の靴本体構成部材をそれぞれの対応する端縁同志を接合して指股付足形袋状に形成された靴本体(2)と、靴本体の底部(15)に薄肉ゴム製の底部補強材(7)を介し又は介さないで貼着された靴底(8)とを備えてなる指股付水中履用靴(1)であって、底部材(11)が靴本体(2)の爪先側から指股部(13)の付け根側の後方に渡って靴本体の指股部(13)と底部(15)の境を囲むように馬蹄形に形成された指股用切欠部(11D)を有し、指股部材(12)の端縁が底部材(11)の指股用切欠部(11D)の端縁に接合され、この底部材(11)と指股部材(12)との接合部(14)が靴本体(2)の爪先側から付け根側の後方に渡って指股部(13)と底部(15)との境を馬蹄形に囲むように底部(15)側にあることを特徴とする指股付水中履用靴。
  3. 靴本体の指股部(13)と側面部(16,17)とが接合部のない連続した構造になっている請求項1又は2記載の指股付水中履用靴。
  4. 指股部材(12)は、靴本体の底部(15)側にある部位が底部補強材(7)又は靴底(8)に貼着されている請求項1,2又は3記載の指股付水中履用靴。
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