JPH0252601A - サンダル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は特に砂浜等で履くサンダルに関するものである
。

［従来の技術］ 例えば、一般に用いられているビーチサンダルとしては
、スポンジゴム等の柔軟性を有し、足を乗せることが可
能なサンダル本体と、その先端部に取着した鼻緒とから
なるものがある。このビーチサンダルを履（ときには、
サンダル本体に足を乗せ、つま先の指を鼻緒に引っ掛け
る。

［発明が解決しようとする課題］ ところが、前記従来のビーチサンダルを履いたときには
つま先が鼻緒に引っ掛かっているだけなので、歩いたり
泳いだりするときにはかかとからサンダル本体が離れて
しまい、両者の間に隙間ができてしまう。そのため、砂
浜での歩行時にこの隙間に砂等が入り、履き心地が悪く
なる。また、かかとからサンダル本体が離れると、つま
先が鼻緒によって締付けられるので、−層履き心地が悪
くなるという問題もあった。

さらに、前記ビーチサンダルを履いて水中に入るとサン
ダル本体とかかととの間に水が入ってこのサンダル本体
がばたつくので、歩いたり泳いだりしにくいばかりでな
く、鼻緒がつま先から外れてビーチサンダルが脱げてし
まうおそれもあった。

本発明の目的は、鼻緒のないサンダル本体が足の裏に接
着されて、歩行時や遊泳時に足の裏から離れたり、つま
先が締付けられたりすることがなく履き心地がよいサン
ダルを提供することにあり、さらには遊泳時において土
踏まずとサンダル本体との間に水が入っても足から脱げ
ることのないサンダルを提供することにある。

［課題を解決するための手段］ そこで、前記目的を達成するため本発明は、足を乗せる
ことが可能なサンダル本体の上面に、これを足の裏に接
着するための接着部を設けたサンダルをその要旨とする
。

また、前記サンダル本体における足の土踏まずと対応す
る位置に、前記サンダル本体と土踏まずとの間に水が入
ったときにこれを排出するための排水孔を設けてもよい
。

前記接着部としては、前記サンダル本体の上面に貼着し
た両面接着テープであることが製造上好ましい。

［作用コ サンダル本体の上に足を乗せると、そのサンダル本体上
に設けられた接着部が足の裏に接着される。そのため、
歩いたり泳いだりするときに、サンダルが足の裏から離
れることがない。

遊泳時においては、サンダル本体と土踏まずとの間に水
が入って同サンダル本体に抵抗がかかり、これには足の
裏から離れる方向へ反ろうとする力が働く。ところが、
サンダル本体における足の土踏まずと対応する位置には
排水孔が設けられているので、この排水孔から水が排出
されることにより前記サンダル本体にかかる抵抗は緩和
される。

そのため、足の裏から接着部が剥がれにくい。

さらに、接着部として両面接着テープを用いれば、これ
をサンダル本体の上面に貼着するという簡単な工程でサ
ンダルを製造することができる。

［実施例］ 以下、本発明をビーチサンダルに具体化した一実施例を
図面に基づいて説明する。

第１，３図に示すように、本実施例のビーチサンダルの
一部を構成するサンダル本体ｌは、足の裏１０　ａに対
応し、これよりも若干大きい形状をなし、発泡ポリエチ
レン、スポンジゴム等の柔軟性を有する合成樹脂、ゴム
等により形成されている。このサンダル本体１の上面に
は、その全体にわたって接着部としての両面接着テープ
２が貼着され、その上面には離型紙３が接合されている
。

上記のように構成されたビーチサンダルの上に足１０を
乗せたときに、前記サンダル本体１、両面接着テープ２
及び離型紙３において足１０の土踏まず１１と対応する
位置には、複数個（本実施例では９個）の排水孔４が上
下に貫通している。

第２図に示すように、前記サンダル本体１の下面の前部
（図の左側部）及び後部にはそれぞれ滑り止め部５が形
成されている。本実施例ではこれらの滑り止め部５は互
いに反対方向を向く矢印形状をなしている。なお、前記
滑り止め部５としては、サンダル本体１の下面に対しシ
ルクスクリーン印刷等により滑り止め剤をコーティング
したり、サンドペーパ等を貼着したり、同サンダル本体
ｌに突起を一体形成したりしたものを用いることができ
る。

次に、前記のように構成された本実施例の作用及び効果
を説明する。

ビーチサンダルを履く場合には、まず両面接着テープ２
上から離型紙３を剥がし、第４図に示すように土踏まず
１１が排水孔４と対応するように足１０を前記両面接着
テープ２の上に乗せる。すると、その両面接着テープ２
は足の裏１０ａに接着される。本実施例ではサンダル本
体１が足の裏１０ａよりも若干大きく形成され、しかも
そのサンダル本体ｌの上面全体にわたって両面接着テー
プ２が貼着されているので、足の裏１０　ａの土踏まず
１１を除くほぼ全面に両面接着テープ２が貼着されるこ
とになる。

そのため、本実施例のビーチサンダルを履けばこれが足
の裏１０ａから離れることがない。従って、ビーチサン
ダルと足の裏１０ａとの間の隙間Ｇに砂Ｓや水Ｗが入り
にくくなり履き心地が良くなる。また、鼻緒が不要とな
るので、従来の鼻緒を用いたビーチサンダルとは異なり
、この鼻緒によって締付けられることもない。

さらに、第５図に示すように、本実施例のビーチサンダ
ルを履いて泳ぐこともできる。このときには、サンダル
本体１と土踏まず１１との間の隙間Ｇに水Ｗが入って同
サンダル本体１に抵抗がかかり、これには足の５１０ａ
から離れる方向へ反ろうとする力が働く。ところが、本
実施例では前記サンダル本体１における土踏まず１１と
対応する位置に複数個の排水孔４を設けたので、前記水
Ｗはこれらの排水孔４から排出され、前記抵抗が緩和さ
れる。そのため、ビーチサンダルは足の裏１０ａから剥
がれるおそれがない。

さらに、本実施例では接着部として両面接着テープ２を
用いているので、これをサンダル本体１の上面に貼着す
るという簡単な工程でビーチサンダルを製造することが
できる。

なお、本発明は前記実施例の構成に限定されるものでは
なく、例えば以下のように発明の趣旨から逸脱しない範
囲で任意に変更して具体化することができる。

（１）前記実施例では接着部として両面接着テープ２を
用いたが、サンダル本体１の上面に粘着剤を塗布しても
よい。

（２）排水孔４の形状及び数は前記実施例のものに限定
されず、適宜変更してもよい。

（３）前記実施例では接着部２をサンダル本体１の上面
に全体にわたって設けたが、これをサンダル本体１のつ
ま先部分及びかかと部分に設けてもよい。

（４）滑り止め部５としては矢印形状以外にも、文字、
絵、マーク等をサンダル本体１の下面に形成してもよい
。

［発明の効果］ 本発明は上記のように構成されているので、次に記載す
る効果を奏する。

サンダル本体が足の裏に接着され、歩行時や遊泳時に足
の裏からサンダル本体が離れたり、つま先が締付けられ
たりすることがなく履き心地が良い。

また、遊泳時において土踏まずとサンダル本体との間に
水が入っても、この水は排水孔から排出されるので、足
の裏から接着部が剥がれるおそれがない。

さらに、サンダル本体に両面接着テープを貼着して、こ
れを接着部とすればサンダルを簡単な工程で製造できる
。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明をビーチサンダルに具体化した一実施例を
示し、第１図はビーチサンダルの上面側を示す斜視図、
第２図は同じく下面側を示す斜視図、第３図は平面図〜
第４図は断面図、第５図は遊泳時におけるビーチサンダ
ルの使用状態を示す説明図である。 １・・・サンダル本体、２・・・接着部としての両面接
着テープ、４・・・排水孔、ｌＯ・・・足、１０ａ・・
・足の裏、１１・・・土踏まず、Ｗ・・・水。 特許出願人　　　　　　林刃物株式会社代理人　　　　
　　弁理士　　恩　１）博　宣味

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、足（１０）を乗せることが可能なサンダル本体（１
   ）の上面に、これを足の裏（１０ａ）に接着するための
   接着部（２）を設けたことを特徴とするサンダル。 ２、足（１０）を乗せることが可能なサンダル本体（１
   ）の上面に、これを足の裏（１０ａ）に接着するための
   接着部（２）を設け、同サンダル本体（１）における足
   （１０）の土踏まず（１１）と対応する位置には、前記
   サンダル本体（１）と土踏まず（１１）との間に水（Ｗ
   ）が入ったときにこれを排出するための排水孔（４）を
   設けたことを特徴とするサンダル。 ３、接着部（２）はサンダル本体（１）の上面に貼着し
   た両面接着テープである請求項１又は２記載のサンダル
   。