JP3621230B2 - ガスケット材 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、開口部を有する二部材間に介在せしめてその部材間の密封をなすガスケット材に関しており、具体的には、シール性、防音性、及び防振性等に優れるガスケット材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、合成ゴムの成型において発生する加硫あるいは半加硫状態のゴム材(以下ゴムバリと称す)の再生使用においては、材料費の低減追求と資源の再利用あるいは環境問題等の観点から様々な方策が試みられ、実際に種々実施される運びとなっており、その中でガスケット材に再利用されるゴムバリにおいては以下のようなものが現在用いられている。
すなわち、合成ゴムの成型時に発生したゴムバリを粉砕機とか練り機に投入して粉砕あるいは練り再生せしめ、再生したゴム生地を単独で用いるかあるいは新しいゴム材料と適量混合して用い、これを加圧加熱条件下で加硫成型して再生ガスケット材を形成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなゴムバリを単独あるいは新ゴム材料と混練し、これを加硫成型した再生ガスケット材にあっては、どうしてもゴムバリを完璧な滑らかな状態に戻すことができないため小塊状物が残り、これを成型するとそのガスケット材の成型表面へ前記小塊状物が現われるかまたは該小塊状物が表面近傍にあってその表面を凹凸形状とする悪影響を及ぼすなど、シール性能と外観性を悪化させる大きな欠点を有している。
本発明はこのような欠点を解消し、密封性に優れかつ防音、防振性に富むガスケット材を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決しようとする手段】
本発明は図面によって詳述すると、図1に示すように、内燃機関用のガスケットあるいは冷凍機用ガスケット等に使用されるガスケット材(A)であって、合成ゴムの成型後に発生する加硫あるいは半加硫状態のゴムバリを練り機に投入して練り再生せしめ、再生した再生ゴム(1)と該再生ゴムに適合する接着剤を塗布した不織布を重ね合わせ、加圧加熱条件下で加硫成型し、層状に一体化せしめたことを特徴としている。
また、ガスケット材(A′)であって、前記加硫あるいは半加硫状態のゴムバリを練り機に投入して練り再生せしめ、形成した再生ゴム(1)と該再生ゴムに適合する接着剤を塗布した不織布(2)とを図2に示すように複数枚交互に重ね合せ、これらを加圧加熱条件下で加硫成型して、複数の層状に一体化せしめたことを特徴としている。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明のガスケット材(A、あるいはA′)のゴムバリとは、合成ゴムの成型時に型から排出される余剰材料を指しており、これらは加硫不足状態あるいは半加硫状態の云わば不完全加硫物であって、これを練り機に投入して練り込み可塑化させ再生ゴム(1)を形成する。
この再生ゴム(1)に適合する接着剤(3)を塗布した不織布(2)と前記再生ゴム生地(1)とを重ね合せ、型等で加圧加熱して加硫接着せしめる。
この加硫成型接着においては、プレス機の加熱圧縮によって再生ゴム(1)が可塑化流動して不織布(2)の繊維内へ入り込むと共に絡み合い、さらに不織布(2)に塗布した接着剤(3)によりいくらか残っている加硫反応が進むと同時に化学結合を形成させる。
この二つの作用によって強固な結合を形成し強度の高いガスケット材(A)が得られる。
また、このとき不織布(2)のフィルター効果によってゴムバリの小塊は繊維内に引っ掛りその繊維の表面まで通過することが許されず、従って形成されたガスケット材(A、あるいはA′)の表面は新規なゴム材のように平滑な面を保つことができる。
【0006】
【実施例】
本発明のガスケット材(A)の再生ゴム(1)となるゴムバリの基材料としては、ニトリルゴム、アクリルゴム、スチレンブタジエンゴム、クロロブタジエンゴム、ブチルゴム、シリコーンゴム、あるいはフッ素ゴム等を挙げることができるが、特に、ニトリルゴムとかアクリルゴムの過酸化物加硫のように二次加硫で物性が向上し得るゴム材料が適している。
また、不織布(2)としては、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維、ポリプロピレン繊維、アクリル繊維、アラミド繊維、などの合成繊維が挙げられ、その厚みは約10〜200μm、秤量が約20〜100g/m2、引っ張り強さが約1〜10kg/cm2のものが用いられる。
【0007】
本発明は、バリゴム材を練り再生せしめて再生ゴム(1)を形成し、この再生ゴム(1)と不織布(2)とを接着剤(3)を介して加硫成型してガスケット材(A)を形成する。
また、複数の層状となるガスケット材(A′)を形成するには、不完全加硫物の再生ゴム(1)と接着剤(3)を塗布した不織布(2)とを図2に示すように複数枚交互に重ね合せ、これらを加硫成型し、多層のガスケット材(A′)を形成する。
【0008】
以下の表1によって本発明のガスケット材と従来のガスケット材との特性比較を記す。
表1
(1)加硫物に比べて、再生ゴムの硬さが非常に低く機械的強度も低下する。
(2)Aタイプでは、硬さがゴム側から(68)、不織布側から(80)と硬く なり、ハード層とソフト層を形成する。
機械的強度も少し向上します。
(3)A′タイプでは、表面層は硬く(83)、中間層は軟らかく(68)、サ ンドイッチ構造を形成し、防振性などの機能をもたらす。
【0009】
【発明の効果】
本発明では、ゴムバリを可塑化し単に再加硫させるだけの従来のガスケット材では満足させることができない硬度とか強度を、不織布(2)と組合せて加硫成型することによって十分な硬度と強度を有するガスケット材(A、A′)を得さしめたものであり、その特性においても基のゴム組成物の特性(耐熱性、耐油性など)をそのまま発揮するものとなる。また、本発明のガスケット材はゴムバリの再成材の持つ傷あるいはヘタリ等の発生を抑え、装着した圧縮状態にあってはゴム層の横流れ量を少ないものとする特性も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】本発明の別の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
A ガスケット材
A′多層のガスケット材
1 再生ゴム
2 不織布
3 接着剤
【発明の属する技術分野】
本発明は、開口部を有する二部材間に介在せしめてその部材間の密封をなすガスケット材に関しており、具体的には、シール性、防音性、及び防振性等に優れるガスケット材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、合成ゴムの成型において発生する加硫あるいは半加硫状態のゴム材(以下ゴムバリと称す)の再生使用においては、材料費の低減追求と資源の再利用あるいは環境問題等の観点から様々な方策が試みられ、実際に種々実施される運びとなっており、その中でガスケット材に再利用されるゴムバリにおいては以下のようなものが現在用いられている。
すなわち、合成ゴムの成型時に発生したゴムバリを粉砕機とか練り機に投入して粉砕あるいは練り再生せしめ、再生したゴム生地を単独で用いるかあるいは新しいゴム材料と適量混合して用い、これを加圧加熱条件下で加硫成型して再生ガスケット材を形成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなゴムバリを単独あるいは新ゴム材料と混練し、これを加硫成型した再生ガスケット材にあっては、どうしてもゴムバリを完璧な滑らかな状態に戻すことができないため小塊状物が残り、これを成型するとそのガスケット材の成型表面へ前記小塊状物が現われるかまたは該小塊状物が表面近傍にあってその表面を凹凸形状とする悪影響を及ぼすなど、シール性能と外観性を悪化させる大きな欠点を有している。
本発明はこのような欠点を解消し、密封性に優れかつ防音、防振性に富むガスケット材を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決しようとする手段】
本発明は図面によって詳述すると、図1に示すように、内燃機関用のガスケットあるいは冷凍機用ガスケット等に使用されるガスケット材(A)であって、合成ゴムの成型後に発生する加硫あるいは半加硫状態のゴムバリを練り機に投入して練り再生せしめ、再生した再生ゴム(1)と該再生ゴムに適合する接着剤を塗布した不織布を重ね合わせ、加圧加熱条件下で加硫成型し、層状に一体化せしめたことを特徴としている。
また、ガスケット材(A′)であって、前記加硫あるいは半加硫状態のゴムバリを練り機に投入して練り再生せしめ、形成した再生ゴム(1)と該再生ゴムに適合する接着剤を塗布した不織布(2)とを図2に示すように複数枚交互に重ね合せ、これらを加圧加熱条件下で加硫成型して、複数の層状に一体化せしめたことを特徴としている。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明のガスケット材(A、あるいはA′)のゴムバリとは、合成ゴムの成型時に型から排出される余剰材料を指しており、これらは加硫不足状態あるいは半加硫状態の云わば不完全加硫物であって、これを練り機に投入して練り込み可塑化させ再生ゴム(1)を形成する。
この再生ゴム(1)に適合する接着剤(3)を塗布した不織布(2)と前記再生ゴム生地(1)とを重ね合せ、型等で加圧加熱して加硫接着せしめる。
この加硫成型接着においては、プレス機の加熱圧縮によって再生ゴム(1)が可塑化流動して不織布(2)の繊維内へ入り込むと共に絡み合い、さらに不織布(2)に塗布した接着剤(3)によりいくらか残っている加硫反応が進むと同時に化学結合を形成させる。
この二つの作用によって強固な結合を形成し強度の高いガスケット材(A)が得られる。
また、このとき不織布(2)のフィルター効果によってゴムバリの小塊は繊維内に引っ掛りその繊維の表面まで通過することが許されず、従って形成されたガスケット材(A、あるいはA′)の表面は新規なゴム材のように平滑な面を保つことができる。
【0006】
【実施例】
本発明のガスケット材(A)の再生ゴム(1)となるゴムバリの基材料としては、ニトリルゴム、アクリルゴム、スチレンブタジエンゴム、クロロブタジエンゴム、ブチルゴム、シリコーンゴム、あるいはフッ素ゴム等を挙げることができるが、特に、ニトリルゴムとかアクリルゴムの過酸化物加硫のように二次加硫で物性が向上し得るゴム材料が適している。
また、不織布(2)としては、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維、ポリプロピレン繊維、アクリル繊維、アラミド繊維、などの合成繊維が挙げられ、その厚みは約10〜200μm、秤量が約20〜100g/m2、引っ張り強さが約1〜10kg/cm2のものが用いられる。
【0007】
本発明は、バリゴム材を練り再生せしめて再生ゴム(1)を形成し、この再生ゴム(1)と不織布(2)とを接着剤(3)を介して加硫成型してガスケット材(A)を形成する。
また、複数の層状となるガスケット材(A′)を形成するには、不完全加硫物の再生ゴム(1)と接着剤(3)を塗布した不織布(2)とを図2に示すように複数枚交互に重ね合せ、これらを加硫成型し、多層のガスケット材(A′)を形成する。
【0008】
以下の表1によって本発明のガスケット材と従来のガスケット材との特性比較を記す。
表1
(1)加硫物に比べて、再生ゴムの硬さが非常に低く機械的強度も低下する。
(2)Aタイプでは、硬さがゴム側から(68)、不織布側から(80)と硬く なり、ハード層とソフト層を形成する。
機械的強度も少し向上します。
(3)A′タイプでは、表面層は硬く(83)、中間層は軟らかく(68)、サ ンドイッチ構造を形成し、防振性などの機能をもたらす。
【0009】
【発明の効果】
本発明では、ゴムバリを可塑化し単に再加硫させるだけの従来のガスケット材では満足させることができない硬度とか強度を、不織布(2)と組合せて加硫成型することによって十分な硬度と強度を有するガスケット材(A、A′)を得さしめたものであり、その特性においても基のゴム組成物の特性(耐熱性、耐油性など)をそのまま発揮するものとなる。また、本発明のガスケット材はゴムバリの再成材の持つ傷あるいはヘタリ等の発生を抑え、装着した圧縮状態にあってはゴム層の横流れ量を少ないものとする特性も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】本発明の別の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
A ガスケット材
A′多層のガスケット材
1 再生ゴム
2 不織布
3 接着剤
Claims (2)
- 合成ゴムの成型後に発生する加硫あるいは半加硫状態のゴム材を練り機に投入して練り再生せしめ、
前記練り再生した再生ゴムと該再生ゴムに適合する接着剤を塗布した不織布を重ね合わせ、加圧加熱条件下で加硫成型して層状に一体化せしめたことを特徴とするガスケット材。 - 前記加硫あるいは半加硫状態のゴム材を練り機に投入して練り再生せしめ、
形成した再生ゴムと該再生ゴムに適合する接着剤を塗布した不織布とを複数枚交互に重ね合せ、
これらを加圧加熱条件下で加硫成型して、複数の層状に一体化せしめたことを特徴とするガスケット材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17311897A JP3621230B2 (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | ガスケット材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17311897A JP3621230B2 (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | ガスケット材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH111679A JPH111679A (ja) | 1999-01-06 |
JP3621230B2 true JP3621230B2 (ja) | 2005-02-16 |
Family
ID=15954482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17311897A Expired - Fee Related JP3621230B2 (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | ガスケット材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3621230B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101599064B1 (ko) * | 2008-09-18 | 2016-03-02 | 쓰리엠 이노베이티브 프로퍼티즈 캄파니 | 가스켓 및 상기 가스켓을 이용하는 표시장치 |
CN109333886A (zh) * | 2018-10-17 | 2019-02-15 | 捷成地毯(青岛)有限公司 | 一种橡胶地毯的制作方法 |
CN114055818A (zh) * | 2021-11-16 | 2022-02-18 | 内蒙古工业大学 | 一种橡胶基柔性复合材料及其制备方法 |
-
1997
- 1997-06-12 JP JP17311897A patent/JP3621230B2/ja not_active Expired - Fee Related
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