JP3620484B2 - レーザ加工装置およびその制御方法 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガルバノスキャナとXYテーブルを用いて加工位置の位置決めし、レーザ光により加工するレーザ加工装置およびその制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ガルバノスキャナの回転軸に反射ミラーを取り付けて高速に位置決めを可能とするガルバノスキャナと被加工物を載置したXYテーブルとの組み合わせにより被加工物上の所定の位置に位置決めする方式は、一般的に実施されている。
【0003】
ガルバノスキャナの位置決め範囲をガルバノスキャナ走査範囲と呼び、被加工物を載置したXYテーブルを移動することにより、被加工物上の前記ガルバノスキャナ走査範囲の位置を相対的に移動することで被加工物の全面への加工を可能としている。
【0004】
前記ガルバノスキャナ走査範囲内はガルバノスキャナのミラーの回転角で制御しており、そのガルバノスキャナ走査範囲の最大サイズはガルバノスキャナによる位置決め制御分解能の設計に依存しガルバノミラーと被加工物までの距離により決まってくる。この距離を長くとればサイズが大きくできるが位置決め制御分解能は荒くなってしまう。
【0005】
ビルドアッププリント基板のレーザ穴あけ加工機の場合、位置決め分解能として1μmが必要とされているため、ガルバノスキャナの回転角度が18度(光学的には36度の回転角)の際に被加工物上のガルバノスキャナ走査範囲の最大サイズは65mm、ガルバノミラーと被加工物までの距離を100mm程度に設計している。実際は、レーザ光を被加工物上に集光するfθレンズの制約があるため、ガルバノスキャナ走査範囲は50mm×50mm程度の四角の領域になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ビルドアップ基板は導入初期段階では表層1層のみ、穴径はφ100μm以上のものが主流であった。しかしながら、ビルドアッププリント基板の普及に伴ない、いろいろな基板への対応が必要となり要望され、加工穴の種類が増えてきている。
【0007】
最近では、2層貫通穴、3層貫通穴、スルーホール穴加工、また、小径穴加工(穴径がφ80μm、φ60μm、φ50μm等)、加工穴位置の精度向上などの要望がある。また、このような各種の加工穴が同一基板上に混在した基板が作成されるようになってきた。図3はビルドアップ基板の断面参考図であり、図3の20は2層貫通穴の例である。
【0008】
2層貫通穴、3層貫通穴、スルーホール穴の課題は、加工する樹脂厚が厚くなることである。加工する樹脂が厚くなると、ガルバノスキャナ走査範囲の中心位置(レーザ光が垂直に基板に当たる位置)から離れるに従い、レーザ光の倒れ角の影響が大きくなり加工する樹脂の上穴と下穴との位置ズレが無視できなくなる。図4は、上穴と下穴との位置ズレの説明図である。
【0009】
【式1】
Figure 0003620484
【0010】
小径穴加工の課題は、fθレンズの特性によりガルバノスキャナ走査範囲の中心位置から離れるに従って加工穴の真円度が悪化する傾向が大きいことである。図5は、ガルバノスキャナ位置と加工穴の真円度との相関図である。穴径が100μmと50μmとを比較するとその傾向がわかる。この原因は、穴径が小さくなると加工の焦点深度が狭くなり、fθレンズの中央位置から離れるに従い焦点位置が多少くずれてくるためと考えられる。
【0011】
位置決め精度の課題は、ガルバノスキャナの経時変化、温度変化によりオフセット位置、ゲインが影響を受け、加工穴位置が所定の位置からずれてくることである。ガルバノスキャナ走査範囲が大きい程位置ズレへの影響は大きくなる。
【0012】
従来のレーザ加工装置では、このガルバノスキャナ走査範囲は1つしかなく、加工穴毎に設定できる構造でないため、全ての加工穴に適応できる一番狭いガルバノスキャナ走査範囲を選定するしかなかった。たとえば、スルーホール穴加工の場合、ガルバノスキャナ走査範囲を10mm×10mmの四角に制限している。50mm×50mmのガルバノスキャナ走査範囲で加工できる穴の場合にも10mm×10mmの四角で加工しなければならないためにXYテーブル移動が25倍程度発生して加工時間がかかることになる。
【0013】
本願発明の目的は、加工穴の種類にかかわらず、要求される加工穴の形状、上穴と下穴との位置ズレ量、加工位置精度を満足するガルバノスキャナ走査範囲の最大範囲でガルバノスキャナを駆動することでレーザ光による高速に位置決め加工を可能とする加工装置、及び制御方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1のレーザ加工装置は、レーザ発振器と、前記レーザ発振器から出力されるレーザ光を被加工物に導く光路と、前記光路中に配置した反射ミラーを駆動して被加工物へのレーザ光照射位置を走査するガルバノスキャナと、前記被加工物を載置するテーブルとを備え、前記被加工物の複数の加工条件にもとづき、ガルバノスキャナの走査範囲として取りうる最大範囲を前記加工条件毎に求めて駆動し、レーザ発振器の出射を制御し、前記被加工物を前記求めた走査範囲毎に区分してテーブルを駆動する制御部を設けたことを技術的な特徴とする。
【0015】
また、請求項2のレーザ加工装置は、請求項1において、光路を、レーザ光の径を調整するコリメータと、被加工物に加工する穴径を制御するマスクと、回転軸に反射ミラーを取り付けた互いに直交位置関係にあるガルバノスキャナと、被加工物側に配置したfθレンズから構成したことを技術的な特徴とする。
【0016】
また、請求項3のレーザ加工装置は、請求項1または請求項2において、被加工物の加工情報を入力するための入力部と、入力された加工情報の加工条件情報を格納する加工条件情報格納部と、入力された加工情報の位置情報を格納する加工位置情報格納部と、格納された前記位置情報からガルバノスキャナとテーブルの位置決め情報を作成する実加工位置情報作成部と、前記位置決め情報を格納する実加工位置情報格納部と、制御部を設け、実加工位置情報作成部で加工条件情報に基づき、最適なガルバノスキャナ走査範囲を選択してガルバノスキャナとテーブルに分かれた位置決め情報を作成し、その位置決め情報を実加工位置情報格納部に格納し、制御部で前記実加工位置情報格納部からの加工位置情報と前記加工条件情報格納部の加工条件情報に基づいてガルバノスキャナとテーブルの位置決めとレーザ発振器の出射を制御することを技術的な特徴とする。
【0017】
また、請求項4のレーザ加工装置は、請求項3において、前記実加工位置情報作成部がガルバノスキャナ走査範囲を選定するのに使用する加工条件情報が加工穴径であることを技術的な特徴とする。
【0018】
また、請求項5のレーザ加工装置は、請求項3において、前記実加工位置情報作成部がガルバノスキャナ走査範囲を選定するのに使用する加工条件情報が被加工物の加工する厚みであることを技術的な特徴とする。
【0019】
また、請求項6のレーザ加工装置は、請求項3において、前記実加工位置情報作成部がガルバノスキャナ走査範囲を選定するのに使用する加工条件情報が被加工物の加工穴位置精度であることを技術的な特徴とする。
【0020】
また、請求項7のレーザ加工装置は、請求項3において、同一被加工物上に複数種類の加工穴がある場合に穴種類毎にガルバノスキャナ走査範囲を選定することを技術的な特徴とする。
【0021】
上記目的を達成するために請求項8のレーザ加工装置の制御方法は、複数の加工条件を入力するステップと、前記複数の加工条件に関する情報と位置情報に関する情報を格納するステップと、格納した加工条件の情報をもとに加工に最適なガルバノスキャナ走査範囲を加工条件毎に選択してガルバノスキャナとテーブルに分かれた位置決め情報を作成し実加工位置情報として加工条件毎に格納するステップと、その実加工位置情報をもとにガルバノスキャナとテーブルの位置決めを行ない、レーザ発振器の出射を制御する実加工のステップとにより制御することを技術的な特徴とする。
【0022】
また、請求項9のレーザ加工装置の制御方法は、請求項8において、ガルバノスキャナ走査範囲を選定するのに使用する加工条件情報が加工穴径であることを技術的な特徴とする。
【0023】
また、請求項10のレーザ加工装置の制御方法は、請求項8において、ガルバノスキャナ走査範囲を選定するのに使用する加工条件情報が被加工物の加工する厚みであることを技術的な特徴とする。
【0024】
また、請求項11のレーザ加工装置の制御方法は、請求項8において、ガルバノスキャナ走査範囲を選定するのに使用する加工条件情報が被加工物の加工穴位置精度であることを技術的な特徴とする。
【0025】
また、請求項12のレーザ加工装置の制御方法は、請求項8において、同一被加工物上に複数種類の加工穴がある場合に穴種類毎にガルバノスキャナ走査範囲を選定することを技術的な特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】
本願発明では、各種の加工する加工穴種類毎にガルバノスキャナ走査範囲を選定できるため、同一の基板上に穴径の異なった穴、加工穴深さの異なった穴、スルーホール穴、特別に精度が要求される微細穴等の要望にあった加工状態でそれぞれガルバノスキャナ走査範囲を最大にとることが可能となり高速な加工が実現できる。
【0027】
本願発明では、光路上にレーザ光の径を調整するコリメータと、被加工物に加工する穴径を制御するマスクと、回転軸に反射ミラーを取り付けた互いに直交位置関係にあるガルバノスキャナと、被加工物側に配置したfθレンズから構成することで各種の穴径の異なる穴加工に対しても対応が可能となる。
【0028】
本願発明では、ガルバノスキャナ1軸とXYテーブルとの組み合わせによる位置決め制御も可能であるが、ガルバノスキャナを直交位置関係に配置した2軸のガルバノスキャナとXYテーブルとの組み合わせを取るのが望ましい。直交位置関係に配置したガルバノスキャナの場合にはガルバノスキャナ走査範囲が広く取れるためより高速な位置決めが可能となる。
【0029】
以下、本発明の実施の形態について図を用いて説明する。
【0030】
図2は本発明のレーザ加工装置の模式図である。レーザ発振器9から出力されたレーザ光17はコリメータ14により径を調整されてマスク13へ導かれる。
【0031】
マスク13を通過したレーザ光17はベンドミラー12によりガルバノスキャナの反射ミラーまで導かれる。
【0032】
レーザ光17は、直交するX軸ガルバノスキャナ7、Y軸ガルバノスキャナ7により走査され、fθレンズ15により被加工物10上に集光される。
【0033】
ガルバノスキャナの走査範囲によって、ガルバノスキャナによる位置決め制御を可能とする被加工物上のガルバノスキャナ走査範囲16と呼ばれる範囲が作成される。
【0034】
被加工物10を載置するXYテーブル8を移動することにより被加工物10の全面が加工可能となる。
【0035】
図1は本発明のレーザ加工装置内の制御ブロック図である。
【0036】
被加工物の加工情報を入力するための入力部1と、入力された加工情報の加工条件情報を格納する加工条件情報格納部2と、入力された加工情報の位置情報を格納する加工位置情報格納部3と、格納された加工条件情報と格納された位置情報とからガルバノスキャナとXYテーブルの位置決め情報を作成する実加工位置情報作成部4と、実加工時の位置決め情報を格納する実加工位置情報格納部5と、制御部6と、レーザ光17を出射するレーザ発振器9と、回転軸に反射ミラーを取り付けた互いに直交位置関係にあるガルバノスキャナ7と、被加工物10を載せて位置決めするXYテーブル8とを有している。
【0037】
実加工位置情報作成部4では、前記加工条件情報格納部2に格納された加工条件情報をもとに最適なガルバノスキャナ走査範囲16を選択する。
【0038】
そして前記加工位置情報格納部3に格納された加工位置情報をもとにガルバノスキャナ7とXYテーブル8に分かれた位置決め情報を作成し、その情報を実加工位置情報格納部5に格納する。
【0039】
前記制御部6は前記実加工位置情報格納部5からの加工位置情報と前記加工条件情報格納部2の加工条件情報とを読み出しガルバノスキャナ7とXYテーブル8の位置決めとレーザ発振器9の出射を制御する。
【0040】
図6は本発明のレーザ加工装置の制御フロー図である。入力ステップと、加工情報格納ステップと、実加工情報作成・格納ステップと、実加工ステップとの4段階に分かれている。
【0041】
入力ステップでは、入力部1により加工情報の読み込みを行う。
【0042】
加工情報格納ステップでは、入力部1よりの加工情報の加工条件情報を加工条件情報格納部2へ、加工情報の加工位置情報を加工位置情報格納部3への格納を行う。
【0043】
加工条件情報には、加工穴径、加工する樹脂厚情報、位置決め精度、レーザ照射条件、ガルバノスキャナの制御モード等が含まれている。
【0044】
実加工情報作成・格納ステップでは、実加工位置情報作成部4は、前記加工条件情報格納部2の加工条件よりガルバノスキャナ走査範囲16の最適値を選定する。そして前記加工位置情報格納部3に格納された加工位置情報をもとにガルバノスキャナ7とXYテーブル8に分かれた位置決め情報を作成し、その情報を実加工位置情報格納部5に格納する。加工の穴種類は複数ある場合には、その穴種類毎にガルバノスキャナ走査範囲16の最適値を求め、その穴種類毎にそして前記加工位置情報格納部3に格納された加工位置情報をもとにガルバノスキャナとXYテーブルに分かれた位置決め情報を作成し、その情報を実加工位置情報格納部5に格納する。ガルバノスキャナ走査範囲16を選定する加工条件の要因として、穴径、加工する樹脂厚、位置決め精度があり、個別、または複数条件で選定ができるようにしている。
【0045】
実加工ステップでは、前記制御部6は前記実加工位置情報格納部5からの加工位置情報と前記加工条件情報格納部2の加工条件情報とを読み出しガルバノスキャナ7とXYテーブル8の位置決めとレーザ発振器9の出射を制御する。加工の穴種類は複数ある場合には、各穴種類毎に前記実加工位置情報格納部5からの加工位置情報と前記加工条件情報格納部2の加工条件情報とを読み出しガルバノスキャナ7とXYテーブル8の位置決めとレーザ発振器9の出射を制御する。
【0046】
本発明では、加工条件である穴径、樹脂厚、位置決め精度等をもとに人がガルバノスキャナ走査範囲16を予め選定して入力しておくこと、また、ガルバノスキャナ走査範囲16の選定を装置の画面誘導により行うことは、加工情報に基づき選定することであり同義である。
【0047】
本発明におけるガルバノスキャナ走査範囲を決定する加工条件情報として加工穴径としているが、加工穴径の代わりにマスク径を加工条件情報として取り扱うことも同義である。
【0048】
【発明の効果】
以上のように、本願発明では加工情報に基づき加工穴の種類毎に適したガルバノスキャナ走査範囲の最大範囲で駆動できるようになるため、加工時間が大幅に改善されるとともに、複数の加工穴が混在するような被加工物でも最適な加工穴を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるレーザ加工装置の制御ブロック図
【図2】本発明の実施の形態におけるレーザ加工装置の模式図
【図3】ビルドアッププリント基板の断面参考図
【図4】上穴と下穴との位置ズレの説明図
【図5】ガルバノスキャナ位置と加工穴の真円度との相関図
【図6】本発明の実施の形態におけるレーザ加工装置の制御フロー図
【符号の説明】
1 入力部
2 加工条件情報格納部
3 加工位置情報格納部
4 実加工位置情報作成部
5 実加工位置情報格納部
6 制御部
7 ガルバノスキャナ
8 XYテーブル
9 レーザ発振器
10 被加工物
11 ガルバノミラー
12 ベンドミラー
13 マスク
14 コリメータ
15 fθレンズ
16 ガルバノスキャナ走査範囲
17 レーザ光
18 ビルドアップ基板内の表層IVH穴
19 ビルドアップ基板内の内層IVH穴
20 ビルドアップ基板内の2層貫通穴
21 ガルバノスキャナ走査範囲の中央位置
22 加工穴φ100μmの真円度曲線
23 加工穴φ50μmの真円度曲線

Claims (12)

  1. レーザ発振器と、前記レーザ発振器から出力されるレーザ光を被加工物に導く光路と、前記光路中に配置した反射ミラーを駆動して被加工物へのレーザ光照射位置を走査するガルバノスキャナと、前記被加工物を載置するテーブルとを備え、前記被加工物の複数の加工条件にもとづき、ガルバノスキャナの走査範囲として取りうる最大範囲を前記加工条件毎に求めて駆動し、レーザ発振器の出射を制御し、前記被加工物を前記求めた走査範囲毎に区分してテーブルを駆動する制御部を設けたレーザ加工装置。
  2. 光路を、レーザ光の径を調整するコリメータと、被加工物に加工する穴径を制御するマスクと、回転軸に反射ミラーを取り付けた互いに直交位置関係にあるガルバノスキャナと、被加工物側に配置したfθレンズから構成した請求項1記載のレーザ加工装置。
  3. 被加工物の加工情報を入力するための入力部と、入力された加工情報の加工条件情報を格納する加工条件情報格納部と、入力された加工情報の位置情報を格納する加工位置情報格納部と、格納された前記位置情報からガルバノスキャナとテーブルの位置決め情報を作成する実加工位置情報作成部と、前記位置決め情報を格納する実加工位置情報格納部と、制御部とを設け、実加工位置情報作成部で加工条件情報に基づき、最適なガルバノスキャナ走査範囲を選択してガルバノスキャナとテーブルに分かれた位置決め情報を作成し、その位置決め情報を実加工位置情報格納部に格納し、制御部で前記実加工位置情報格納部からの加工位置情報と前記加工条件情報格納部の加工条件情報に基づいてガルバノスキャナとテーブルの位置決めとレーザ発振器の出射を制御する請求項1または2記載のレーザ加工装置。
  4. 前記実加工位置情報作成部がガルバノスキャナ走査範囲を選定するのに使用する加工条件情報が加工穴径である請求項3に記載のレーザ加工装置。
  5. 前記実加工位置情報作成部がガルバノスキャナ走査範囲を選定するのに使用する加工条件情報が被加工物の加工する厚みである請求項3に記載のレーザ加工装置。
  6. 前記実加工位置情報作成部がガルバノスキャナ走査範囲を選定するのに使用する加工条件情報が被加工物の加工位置精度である請求項3に記載のレーザ加工装置。
  7. 同一被加工物上に複数種類の加工穴がある場合に穴種類毎にガルバノスキャナ走査範囲を選定する請求項3に記載のレーザ加工装置。
  8. 複数の加工条件を入力するステップと、前記複数の加工条件に関する情報と位置情報に関する情報を格納するステップと、格納した加工条件の情報をもとに加工に最適なガルバノスキャナ走査範囲を加工条件毎に選択してガルバノスキャナとテーブルに分かれた位置決め情報を作成し実加工位置情報として加工条件毎に格納するステップと、その実加工位置情報をもとにガルバノスキャナとテーブルの位置決めを行ない、レーザ発振器の出射を制御する実加工のステップとにより制御するレーザ加工装置の制御方法。
  9. ガルバノスキャナ走査範囲を選定するのに使用する加工条件情報が加工穴径である請求項8に記載のレーザ加工装置の制御方法。
  10. ガルバノスキャナ走査範囲を選定するのに使用する加工条件情報が被加工物の加工する厚みである請求項8に記載のレーザ加工装置の制御方法。
  11. ガルバノスキャナ走査範囲を選定するのに使用する加工条件情報が被加工物の加工位置精度である請求項8に記載のレーザ加工装置の制御方法。
  12. 同一被加工物上に複数種類の加工穴がある場合に穴種類毎にガルバノスキャナ走査範囲を選定する請求項8に記載のレーザ加工装置の制御方法。
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