JP3620398B2 - シート供給装置および画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、シートを供給するためのシート供給装置、および、そのようなシート供給装置を備える画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
プリンタなどの画像形成装置には、通常、用紙を給紙するための給紙トレイが備えられている。給紙トレイは、用紙がスタックされる用紙押圧板と、その用紙押圧板にスタックされている最上位の用紙を給紙するための給紙ローラとが設けられている。用紙押圧板は、給紙ローラに対して遠い方の端部が揺動可能に支持されるとともに、近い方の端部がばねによって給紙ローラに向けて付勢されている。そのため、用紙押圧板の最上位にある用紙は、給紙ローラに向かって押圧されて、給紙ローラの回転によって1枚毎に給紙される。
【0003】
しかし、このように、用紙押圧板の最上位にある用紙が、常に給紙ローラに押圧されていると、給紙される用紙の後端が給紙ローラから離れる時に、給紙速度が変化して画像のみだれを生じたり、あるいは、次に給紙される用紙の先端を引き込んでその用紙の先端にくせを生じさせたりする場合があり、良好な給紙が行なえない場合を生ずる。
【0004】
そのため、用紙を給紙する毎に、用紙押圧板を給紙ローラに対して近接する供給位置と、給紙ローラに対して離間する待機位置とに上下方向に揺動させて、給紙する時にのみ、用紙押圧板の最上位にある用紙を、給紙ローラに接触させるものが知られている。すなわち、このようなタイプの給紙トレイでは、用紙を給紙する前は、用紙押圧板が給紙ローラに対して離間する待機位置にあり、用紙を給紙する時に、給紙ローラを回転させるとともに、用紙押圧板を供給位置に揺動させて、用紙押圧板の最上位にある用紙を、給紙ローラによってピックアップさせるように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このようなタイプの給紙トレイにおいて、用紙を給紙する時には、給紙ローラが回転している状態で、用紙押圧板が給紙ローラに対して近接するので、用紙のそり、用紙押圧板の平行度、給紙ローラの平行度などの要因によって、最上位の用紙が回転している給紙ローラに一時的に片当たりした場合には、用紙が斜行して給紙されるなど、良好な姿勢で給紙されない場合を生ずる。
【0006】
なお、給紙ローラとして、断面D字状に形成される、いわゆるDローラが使用されている場合においても、用紙が給紙される時にのみ、給紙ローラの断面円弧状部分が用紙に接触して、用紙をピックアップするが、Dローラでは、通常、その両側に、ころが、用紙に当接するように回転可能に設けられているので、Dローラにおいて用紙をピックアップする時には、用紙に対する当接が、ころからDローラに変わるので、その継ぎ目において、用紙の重送を生じやすく、やはり、良好な給紙を達成することはできない。
【0007】
本発明は、このような不具合に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、簡易な構成によって、常に良好な姿勢でシートを供給することのできるシート供給装置、および、そのようなシート供給装置を備える画像形成装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、シートを受けるシート受け部材と、シートを供給するための供給ローラとを備え、シートを供給する毎に、前記シート受け部材が、前記供給ローラに対して近接する供給位置と、前記供給ローラに対して離間する待機位置とに移動するように構成されている、シート供給装置において、前記シート受け部材を前記供給位置と前記待機位置とに移動させるための第1ギヤと、前記供給ローラを回転させるための第2ギヤと、前記第1ギヤおよび前記第2ギヤと噛合し、前記第1ギヤおよび前記第2ギヤに駆動力を伝達するための第3ギヤと、前記第3ギヤと噛合し、前記第3ギヤに駆動力を伝達するための第4ギヤとを備え、前記第3ギヤは、前記第4ギヤと対向した状態で、前記第4ギヤとの噛合を解除する第1欠歯部と、前記第4ギヤと前記第1欠歯部との対向状態が解除され、前記第3ギヤから前記第1ギヤへ伝達される駆動力によって、前記シート受け部材が前記待機位置から前記供給位置に移動するまでの期間、前記第2ギヤと対向して、前記第2ギヤとの噛合を解除する第2欠歯部とを備えていることを特徴とする、シート供給装置である。
【0009】
このような構成によると、第3ギヤの第1欠歯部と第4ギヤとが対向している状態では、第4ギヤから第3ギヤへ駆動力が伝達されず、第1欠歯部と第4ギヤとの対向状態が解除されると、第3ギヤと第4ギヤとが噛合し、第4ギヤから第3ギヤへ駆動力が伝達され、その駆動力がさらに第1ギヤに伝達されることにより、シート受け部材が待機位置から供給位置に移動される。このシート受け部材が待機位置から供給位置に移動する期間は、第3ギヤの第2欠歯部が第2ギヤと対向し、第3ギヤから第2ギヤへ駆動力が伝達されないため、供給ローラの回転は開始されない。そして、シート受け部材が供給位置に移動されると、第2欠歯部と第3ギヤとの対向状態が解除されて、第2ギヤと第3ギヤとが噛合し、第3ギヤから第2ギヤへ駆動力が伝達されることによって、供給ローラの回転が開始される。このように、供給ローラの回転が開始する時点においては、シート受け部材が既に供給位置に移動されているので、供給ローラの回転によって、そのシート受け部材に受けられたシートを良好な姿勢で供給することができる。
【0010】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記第1ギヤに噛合するカムギヤと、前記カムギヤと一体に回転し、前記シート受け部材を前記供給位置と前記待機位置とに移動させる偏心部材とを備えていることを特徴としている。
【0011】
このような構成によると、第3ギヤから第1ギヤに伝達される駆動力によって、カムギヤが回転し、このカムギヤの回転に伴なって偏心部材が回転することにより、シート受け部材を供給位置と待機位置とに移動させることができる。
【0012】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記第3ギヤと一体に回転するストッパ係合部と、前記第1欠歯部が前記第4ギヤと対向する状態で、前記ストッパ係合部に係合し、前記第3ギヤの回転を阻止するストッパ部材とを備えていることを特徴としている。
【0013】
このような構成によると、ストッパ部材をストッパ係合部に係合させることにより、第3ギヤの回転を阻止することができ、第1欠歯部と前記第4ギヤとが対向した状態を維持することができる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記ストッパ部材を、前記ストッパ係合部に係合する位置と前記ストッパ係合部との係合を解除する位置とに移動させるためのソレノイドを備えていることを特徴としている。
このような構成によると、ソレノイドによって、ストッパ部材をストッパ係合部に係合する位置とその係合を解除する位置とに移動させることができる。
【0014】
また、請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の発明において、前記供給ローラは、実質的に断面円形状に形成されていることを特徴としている。
【0015】
供給ローラが、実質的に断面円形状に形成されていると、たとえば、断面D字状に形成した場合のように、シートに対して接触する部分とシートに対して接触しない部分との区分けがなく、シートに対しては常に接触可能であるために、シート受け部材が待機位置から供給位置に移動する時に、供給ローラが回転していると、その回転している供給ローラに対してシートが接触して、一時的に片当たりする場合を生じ、シートが斜行して供給されるようになるが、この構成においては、シート受け部材が待機位置から供給位置に移動した時に、供給ローラの回転が開始されるので、このように、実質的に断面円形状に形成されている供給ローラであっても、常に良好な姿勢でシートを供給することができる。
【0016】
また、請求項6に記載の発明は、画像形成装置であって、請求項1ないし5のいずれかに記載のシート供給装置を備えていることを特徴としている。
【0017】
このような画像形成装置では、シート供給装置の供給ローラによって、常に良好な姿勢でシートが供給されるので、その供給されるシートに対して、良好な画像を形成することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の画像形成装置としてのレーザプリンタの一実施形態を示す要部側断面図である。図1において、レーザプリンタ1は、本体ケーシング2内に、シートとしての用紙3を供給するためのフィーダユニット4や、供給された用紙3に所定の画像を形成するための画像形成ユニット5などを備えている。
【0019】
フィーダユニット4は、本体ケーシング2の底部に設けられる第1給紙トレイ6と、本体ケーシング2の側方に設けられ、手差し用として使用されるシート供給装置としての第2給紙トレイ7とを備えている。
【0020】
第1給紙トレイ6は、用紙3が積載状にスタックされる用紙押圧板10と、その用紙押圧板10にスタックされている最上位の用紙3を給紙するための給紙ローラ11とが設けられている。用紙押圧板10は、給紙ローラ11に対して遠い方の端部が揺動可能に支持されるとともに、近い方の端部が図示しないばねによって給紙ローラ11に向けて付勢されている。そのため、用紙押圧板10の最上位にある用紙3は、給紙ローラ11に向かって押圧されて、給紙ローラ11の回転によって1枚毎に給紙される。なお、第2給紙トレイ7については、後で詳述する。
【0021】
給紙された用紙3は、給紙ローラ11の近傍に設けられた1対の送りローラ12および13によってレジストローラ14に搬送される。レジストローラ14は、1対のローラからなり、送りローラ13から搬送される用紙3を、所定のレジスト後に画像形成ユニット5に送るようにしている。なお、用紙3の搬送経路において、レジストローラ14の上流側には、用紙3の先端がレジストローラ14に到達しているか否かを検知するための頭出しセンサ8が設けられている。
【0022】
画像形成ユニット5は、スキャナユニット15、現像ユニット16、定着ユニット17などを備えている。
【0023】
スキャナユニット15は、本体ケーシング2内の上部に設けられ、図示しない、レーザ発光部、ポリゴンミラー、複数のレンズおよび反射鏡などを備えている。そして、レーザ発光部から発光される所定の画像データに基づくレーザビームを、ポリゴンミラー、反射鏡およびレンズを介して通過あるいは反射させて、スキャナユニット15の下方に配設される現像ユニット16の感光ドラム23の表面上に高速走査にて照射させている。
【0024】
現像ユニット16は、本体ケーシング2に対して着脱自在に装着されるドラムカートリッジ21および現像カートリッジ22などを備えている。ドラムカートリッジ21には、感光ドラム23や、この感光ドラム23の表面を帯電させるための、図示しないスコロトロン型帯電器などが配設されている。また、現像カートリッジ22には、図示しない、トナー収容部、現像ローラ、供給ローラおよび層厚規制ブレードなどが配設されている。
【0025】
そして、トナー収容部に収容されているトナーが、供給ローラの回転によって、現像ローラに供給されると、供給されたトナーが現像ローラの回転に伴って、層厚規制ブレードによって、一定厚さの薄層として現像ローラ上に担持される。一方、感光ドラム23の表面が、スコロトロン型帯電器により一様に帯電されると、次いで、その表面がスキャナユニット15からのレーザービームの高速走査により露光され、所定の画像データに基づく静電潜像が形成される。そして、現像ローラの回転により、現像ローラ上に担持されているトナーが、感光ドラム23に対向して接触する時に、感光ドラム23の表面上に形成される静電潜像、すなわち、一様に帯電されている感光ドラム23の表面のうち、レーザービームによって露光され電位が下がっている部分に供給され、選択的に担持されることによって可視像化される。
【0026】
感光ドラム23の下方には、この感光ドラム23に対向する転写ローラ24が回転可能に配設されている。そのため、感光ドラム23上に担持された可視像は、用紙3が感光ドラム23と転写ローラ24との間を通る間に用紙3に転写される。
【0027】
定着ユニット17は、現像ユニット16の側方下流側に配設され、加熱ローラ25、加熱ローラ25に押圧される押圧ローラ26、および、これら加熱ローラ25および押圧ローラ26の下流側に設けられる1対の搬送ローラ27を備えている。加熱ローラ25は、金属製で加熱のためのハロゲンランプを備えており、現像ユニット16において用紙3上に転写されたトナーを、用紙3が加熱ローラ25と押圧ローラ26との間を通過する間に熱定着させ、その後、その用紙3を搬送ローラ27によって、1対の排出ローラ28に搬送するようにしている。1対の排出ローラ28に送られた用紙3は、その排出ローラ28によって排出トレイ29上に排紙される。
【0028】
なお、本体ケーシング2内には、1つのモータ(図示せず)が設けられており、このモータからの駆動を、図示しない歯車伝達機構を介して、給紙ローラ11、送りローラ12、送りローラ13、レジストローラ14、転写ローラ24などの各ローラや、後述する駆動ギヤ55に伝達して、これら各部材を1つのモータで駆動するようにしている。
【0029】
そして、本実施形態のレーザプリンタ1において、第2給紙トレイ7は、次のように構成されている。すなわち、この第2給紙トレイ7は、用紙3が積載状にスタックされるトレイ本体31と、用紙3を給紙するための供給ローラとしての給紙ローラ32と、用紙3の給紙方向においてトレイ本体31と給紙ローラ32との間に介在され、トレイ本体31に積載されている最上位の用紙3を給紙ローラ32にピックアップさせるためのシート受け部材としての揺動押圧板33とを備えている。
【0030】
トレイ本体31は、第2給紙トレイ7の長手方向に沿って配置されており、その先端側(用紙3の供給方向の上流側)に、揺動押圧板33が配置されている。揺動押圧板33は、図2にも示すように、断面略くの字状の板状をなし、その後端部(用紙3の供給方向の下流側)が、揺動アーム34を介して揺動軸35によって揺動可能に支持されている。そのため、揺動押圧板33の先端部は、給紙ローラ32に対して近接する給紙位置と、給紙ローラ32に対して離間する待機位置との間で上下方向に揺動可能とされる。また、揺動押圧板33の先端部には、ばね36が取り付けられており、そのばね36によって、常には、上方に向けて付勢されている。
【0031】
また、給紙ローラ32は、実質的に断面円形状に形成され、揺動押圧板33の先端側に配置されており、揺動押圧板33の先端部が給紙位置に位置した時に、その揺動押圧板33の最上位にある用紙3をピックアップするように構成されている。なお、給紙ローラ32の下方対向位置には、分離パッド37が設けられており、給紙される用紙3を、この分離パッド37と給紙ローラ32とで挟むようにして、1枚毎に給紙するように構成されている。すなわち、この分離パッド37は、その一端が揺動押圧板33の下方において揺動軸38によって揺動可能に軸支されている揺動板部材39の他端に設けられており、その裏側から、ばね40によって給紙ローラ32に向かって付勢されるように構成されている。これによって、給紙ローラ32によってピックアップされた用紙3を、1枚毎に分離しながら給紙するようにしている。
【0032】
そして、このような第2トレイ7では、用紙3を給紙する毎に、揺動押圧板33が待機位置から供給位置に移動するとともに、揺動押圧板33が供給位置に移動した時に、給紙ローラ32の回転が開始するように構成されている。
【0033】
図3は、第2トレイ7における揺動押圧板33および給紙ローラ32の駆動系を示す概略斜視図、図4および図5は、その要部側面図である。次に、この第2トレイ7において、用紙3を給紙する毎に、揺動押圧板33を待機位置から供給位置に移動させ、揺動押圧板33を供給位置に移動させた時に、給紙ローラ32の回転を開始させるための構成について説明する。
【0034】
図3において、この第2トレイ7は、揺動押圧板33の先端部を上下方向に揺動させるための第1駆動機構41と、給紙ローラ32を回転させるための第2駆動機構42と、図示しない本体ケーシング2のモータから伝達される駆動を、これら第1駆動機構41および第2駆動機構42のそれぞれに伝達するための駆動伝達機構43とを備えている。
【0035】
第1駆動機構41は、図3および図5に示すように、第2給紙トレイ7のフレームに支持されている空転軸44に設けられる第1ギヤとしての第1アイドルギヤ45と、給紙ローラ32のローラ軸46に設けられるカム47と、揺動押圧板33の先端部の側端に設けられるカム当接ローラ48とを備えている。
【0036】
第1アイドルギヤ45は、後述する欠歯ギヤ54と噛み合い可能とされ、空転軸44に対して回転自在(空転状態)に設けられている。カム47は、ローラ軸46に対して回転自在(空転状態)設けられており、第1アイドルギヤ45に噛み合うカムギヤ49と、カム当接ローラ48に当接する偏心部材50とが一体に形成されている。カム当接ローラ48は、揺動押圧板33の先端部の側端に立設する支持板51に、回転可能に設けられている。そのため、第1駆動機構41では、後述する欠歯ギヤ54からの駆動を、この欠歯ギヤ54と噛み合う第1アイドルギヤ45に伝達し、その後、この第1アイドルギヤ45と噛み合うカムギヤ49に伝達した後、このカムギヤ49と一体に回転する偏心部材50を回転させることにより、偏心部材50と当接するカム当接ローラ48を上下方向に移動させ、これによって、揺動押圧板33の先端部を、最も下側の待機位置と、最の上側の供給位置とに揺動させるようにしている。
【0037】
また、第2駆動機構42は、図3および図4に示すように、空転軸44に設けられる第2ギヤとしての第2アイドルギヤ52と、給紙ローラ32のローラ軸46に設けられる給紙ローラ駆動ギヤ53とを備えている。
【0038】
第2アイドルギヤ52は、後述する欠歯ギヤ54と噛み合い可能とされ、第1アイドルギヤ45の外側において、この第1アイドルギヤ45と並行して、空転軸44に対して回転自在(空転状態)に設けられている。給紙ローラ駆動ギヤ53は、カム47の外側において、このカム47と並行して、ローラ軸46に対して回転不能に設けられている。そのため、第2駆動機構42では、後述する欠歯ギヤ54からの駆動を、この欠歯ギヤ54と噛み合う第2アイドルギヤ52に伝達し、その後、この第2アイドルギヤ52と噛み合う給紙ローラ駆動ギヤ53に伝達した後、この給紙ローラ駆動ギヤ53と一体に回転するローラ軸46を回転させることにより、給紙ローラ32を回転させるようにしている。
【0039】
そして、駆動伝達機構43は、図3ないし図5に示すように、本体ケーシング2側に設けられる駆動ギヤ55に噛み合う第4ギヤとしての連結ギヤ56と、この連結ギヤ56に噛み合う第3ギヤとしての欠歯ギヤ54と、欠歯ギヤ54の駆動を開始させるためのソレノイド57とを備えている。なお、駆動ギヤ55には、上記した各ローラを駆動するモータからの駆動が伝達されており、第2トレイ7の給紙動作とは関係なく、画像形成動作中は常に回転している。
【0040】
欠歯ギヤ54は、第1アイドルギヤ45および第2アイドルギヤ52に噛み合い可能に構成されており、連結ギヤ56との噛み合いが解除される第1欠歯部58と、第2アイドルギヤ52との噛み合いが、所定の間(欠歯ギヤ54の回転開始から揺動押圧板33が待機位置から給紙位置まで揺動する間、詳しくは後述する。)解除される第2欠歯部59とが形成されている。
【0041】
より具体的に説明すると、互いに所定の間隔を隔てて並行状に設けられる第1アイドルギヤ45および第2アイドルギヤ52は、欠歯ギヤ54の回転方向と直交する方向における同じ位置において、欠歯ギヤ54に対して対向配置されるとともに、連結ギヤ56が、欠歯ギヤ54の回転方向における第1アイドルギヤ45および第2アイドルギヤ52とは異なる位置において、欠歯ギヤ54に対して対向配置され、かつ、欠歯ギヤ54の回転方向において、第1アイドルギヤ45に対して対向せず、第2アイドルギヤ52に対して対向するように配置されている。
【0042】
そして、第1欠歯部58は、連結ギヤ56の軸方向の長さとほぼ同じ長さで、かつ、欠歯ギヤ54の回転方向において第1アイドルギヤ45と対向しないようにして、欠歯ギヤ54の回転方向と直交する方向に延びる略矩形状として形成されている。また、第2欠歯部59は、この第1欠歯部58から連続して、欠歯ギヤ54の回転方向において第2アイドルギヤ52と対向するように、欠歯ギヤ54の回転方向に延びる略矩形状として形成されている。なお、この第2欠歯部59が形成される長さは、欠歯ギヤ54の駆動によって、揺動押圧板33が待機位置から給紙位置に位置されるまでの時間に、欠歯ギヤ54が回転する距離に等しくなるように形成されている。
【0043】
そのため、欠歯ギヤ54において、第1欠歯部58と連結ギヤ56とが対向している状態では、駆動ギヤ55が常に回転され、それによって、連結ギヤ56が回転していても、その駆動が、欠歯ギヤ54には伝達されず、一方、第1欠歯部58と連結ギヤ56とが対向していない状態では、駆動ギヤ55の駆動が、連結ギヤ56を介して欠歯ギヤ54に伝達される。また、駆動ギヤ55からの駆動が、連結ギヤ56を介して欠歯ギヤ54に伝達されている状態であっても、第1アイドルギヤ45は、欠歯ギヤ54の駆動により常に駆動されるが、第2アイドルギヤ52は、第2欠歯部59と対向している間はその駆動が伝達されない。
【0044】
また、欠歯ギヤ54には、その内側に、この欠歯ギヤ54と一体として回転される給紙始動部材60が設けられている。この給紙始動部材60は、その外側にはばね係合部62と、その内側にはストッパ係合部63が形成されている。ばね係合部62は、図7に示すように、略三角形状をなし、その先端部が、第2給紙トレイ7のフレームにおいて固定されるトルクばね64に当接可能とされ、当接している状態では、ばね係合部62の先端部がトルクばね64によって下向きに付勢されている。また、ストッパ係合部63は、図6に示すように、略円板状をなし、次に述べるストッパ部材67と係合可能な係合部65が形成されている。
【0045】
ソレノイド57は、図4および図5に示すように、給紙始動部材60の側方に配置されており、励磁されることにより、ばねによって付勢され常時進出状態にあるプランジャ軸66を退避させるように構成されている。このプランジャ軸66の先端部には、図6に示すように、略くの字状のストッパ部材67の一端が取り付けられている。ストッパ部材67は、給紙始動部材60の上方において、揺動軸68に揺動可能に支持されており、ソレノイド57のプランジャ軸66に取り付けられる一端と反対側の他端には、ストッパ係合部63の係合部65と係合可能な係合爪69が形成されている。
【0046】
次に、このように構成されている第2トレイ7において、用紙3を給紙する毎に、揺動押圧板33を待機位置から供給位置に移動させ、揺動押圧板33を供給位置に移動させた時に、給紙ローラ32の回転を開始させる動作について説明する。
【0047】
まず、給紙前の待機状態について説明する。待機状態においては、図3に示すように、第1欠歯部58と連結ギヤ56とが対向する状態にあり、駆動ギヤ55からの駆動は欠歯ギヤ54に伝達されていない。また、図6に示すように、ストッパ係合部63の係合部65にストッパ部材67の係合爪69が係合しているため、図7に示すように、ばね係合部62の先端部がトルクばね64によって下向きに付勢されていても、給紙始動部材60の回転が阻止されている状態にある。
【0048】
また、この待機状態においては、図8に示すように、カム47の偏心部材50が、カム当接ローラ48を下方に押し当てており、これによって、揺動押圧板33の先端部は、ばね36の付勢力に抗して、最も下側の待機位置に位置されている。
【0049】
そして、給紙が開始される時には、トリガ信号がソレノイド57に送られて、ソレノイド57が励磁される。そうすると、図9に示すように、プランジャ軸66が退避して、ストッパ係合部63の係合部65と係合爪69との係合が解除され、図10に示すように、トルクばね64の付勢力によって、ばね係合部62の先端部が下向きに回動され、その結果、欠歯ギヤ54が矢印方向に回転される。そうすると、第1欠歯部58と連結ギヤ56との対向状態が解除されて、駆動ギヤ55からの駆動が、連結ギヤ56を介して欠歯ギヤ54に伝達される。
【0050】
欠歯ギヤ54が駆動されると、その駆動が、第1アイドルギヤ45を介してカム47の偏心部材50に伝達され、図11に示すように、偏心部材50の回転とともに、揺動押圧板33の先端部が、ばね36の付勢力によって、上方向に揺動される。
【0051】
なお、ソレノイド57の励磁は、すぐに解除されるため、プランジャ軸66は、ばねの付勢力によって再び進出状態に保持される。そのため、ストッパ部材67の係合爪69は、再び、ストッパ係合部63に向かって付勢される。
【0052】
一方、欠歯ギヤ54が駆動されても、第2アイドルギヤ52には、欠歯ギヤ54の回転方向に延びる第2欠歯部59と対向している間は、その駆動が伝達されないため、給紙ローラ32の回転は開始されない。そして、図12に示すように、揺動押圧板33の先端部が給紙位置に位置された時、以後に、図13に示すように、第2アイドルギヤ52と第2欠歯部59と対向状態が解除されて、欠歯ギヤ54から第2アイドルギヤ52に駆動が伝達され、この駆動が、第2アイドルギヤ52から給紙ローラ駆動ギヤ53およびローラ軸46を介して給紙ローラ32に伝達され、これによって、揺動押圧板33の先端部が給紙位置に位置された時に同期して、給紙ローラ32の回転が開始される。
【0053】
これによって、給紙位置に位置している揺動押圧板33の最上位にある用紙3は、既に給紙ローラ32と接触している状態において、給紙ローラ32によってピックアップされるので、斜行することなく、常に良好な姿勢で給紙される。
【0054】
給紙ローラ32による用紙3のピックアップが終了すると、図14に示すように、カム47の偏心部材50が、再び、カム当接ローラ48を下方に押し当るように駆動され、これによって、揺動押圧板33の先端部が、ばね36の付勢力に抗して、下方に揺動される。なお、図15に示すように、この揺動押圧板33の先端部の下方への揺動とともに、給紙ローラ32によって給紙された用紙3の先端部は、頭出しセンサ8をオンした後に、レジストローラ14に送られ、所定のレジスト後に、画像形成ユニット5に搬送される。
【0055】
そして、ストッパ係合部63が1回転すると、再び、図6に示すように、ストッパ係合部63の係合部65とストッパ部材67の係合爪69とが係合するとともに、図3に示すように、第1欠歯部58と連結ギヤ56とが対向する状態となるので、次に、給紙を開始するためのトリガ信号がソレノイド57に送られるまで、この待機状態が保持される。そして、このような給紙動作が1枚毎に繰り返される。
【0056】
このように、用紙3を給紙する毎に、揺動押圧板33を供給位置に移動させた時に、給紙ローラ32の回転を開始させるようにすれば、揺動押圧板33の最上位にある用紙3は、給紙ローラ32の回転が開始する時点においては、既に供給位置に移動されているので、給紙ローラ32の回転によって、良好な姿勢で給紙される。
【0057】
また、このような構成においては、給紙動作においては、駆動伝達機構43が、まず、第1駆動機構41に駆動を伝達して、揺動押圧板33を待機位置から供給位置に移動させ、次いで、第2駆動機構42に駆動を伝達して、給紙ローラ32の回転を開始させるので、簡易な構成によって、揺動押圧板33を待機位置から供給位置に移動させた時に、給紙ローラ32の回転を開始させることができる。
【0058】
しかも、駆動伝達機構43では、欠歯ギヤ54において、第1欠歯部58と連結ギヤ56とを対向させることにより、駆動ギヤ55からの駆動を遮断することができるとともに、第2アイドルギヤ52と第2欠歯部59とを対向させることにより、その対向している間、給紙ローラ32を回転させずに、揺動押圧板33のみを揺動させることができる。そのため、1つのギヤによって、揺動押圧板33を待機位置から供給位置に移動させた時に、給紙ローラ32の回転を開始させるように駆動させることができる。したがって、装置構成の簡易化、部品点数の低減化およびコストの低減化を図ることができる。
【0059】
なお、本実施形態では、給紙ローラ32が、実質的に断面円形状に形成されているが、このような給紙ローラ32では、たとえば、断面D字状に形成した場合のように、用紙3に対して接触する部分と用紙3に対して接触しない部分との区分けがなく、用紙3に対しては常に接触可能であるために、揺動押圧板33の先端部が待機位置から供給位置に揺動する時に、給紙ローラ32が回転していると、その回転している給紙ローラ32に対して用紙3が接触して、一時的に片当たりする場合を生じ、用紙3が斜行して給紙されるようになるが、この構成においては、揺動押圧板33が待機位置から供給位置に移動した時に、給紙ローラ32の回転が開始されるので、このように、実質的に断面円形状に形成されている給紙ローラ32であっても、常に良好な姿勢で用紙3を給紙することができる。
【0060】
そのため、このような第2トレイ7を備える本実施形態のレーザプリンタ1では、第2トレイ7の給紙ローラ32によって、常に良好な姿勢で用紙3が給紙されるので、その給紙される用紙3に対して、良好な画像を形成することができる。
【0061】
【発明の効果】
以上述べたように、請求項1に記載の発明によれば、供給ローラの回転が開始する時点においては、シート受け部材が既に供給位置に移動されているので、供給ローラの回転によって、そのシート受け部材に受けられたシートを良好な姿勢で供給することができる。
【0062】
請求項2に記載の発明によれば、第3ギヤから第1ギヤに伝達される駆動力によって、シート受け部材を供給位置と待機位置とに移動させることができる。
【0063】
請求項3に記載の発明によれば、ストッパ部材をストッパ係合部に係合させることによ り、第3ギヤの回転を阻止することができ、第1欠歯部と前記第4ギヤとが対向した状態を維持することができる。
請求項4に記載の発明によれば、ソレノイドによって、ストッパ部材をストッパ係合部に係合する位置とその係合を解除する位置とに移動させることができる。
【0064】
請求項5に記載の発明によれば、実質的に断面円形状に形成されている供給ローラであっても、常に良好な姿勢でシートを供給することができる。
【0065】
請求項6に記載の発明によれば、シート供給装置の供給ローラによって、常に良好な姿勢でシートが供給されるので、その供給されるシートに対して、良好な画像を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置としてのレーザプリンタの一実施形態を示す要部側断面図である。
【図2】図1に示すレーザプリンタの第2トレイの先端部付近の中央断面図である。
【図3】第2トレイにおける揺動押圧板および給紙ローラの駆動系を示す概略斜視図である。
【図4】図3の要部側面図であって、第2駆動機構の待機状態を示す図である。
【図5】図3の要部側面図であって、第1駆動機構の待機状態を示す図である。
【図6】図5に示す第1駆動機構のストッパ係合部の待機状態を示す要部側面図である。
【図7】図5に示す第1駆動機構のばね係合部の待機状態を示す要部側面図である。
【図8】図5に示す第1駆動機構のカムの待機状態を示す要部側面図である。
【図9】図5に示す第1駆動機構のストッパ係合部の給紙開始時の状態を示す要部側面図である。
【図10】図5に示す第1駆動機構のばね係合部の給紙開始時の状態を示す要部側面図である。
【図11】図5に示す第1駆動機構のカムの給紙開始時の状態を示す要部側面図である。
【図12】図5に示す第1駆動機構のカムの給紙開始後の状態を示す要部側面図である。
【図13】図4に示す第2駆動機構の駆動開始時の状態を示す要部側面図である。
【図14】図5に示す第1駆動機構のカムの給紙後の状態(揺動押圧板が給紙位置から待機位置に移動する状態)を示す要部側面図である。
【図15】図5に示す第1駆動機構のカムの給紙後の状態(揺動押圧板が給紙位置から待機位置に移動する状態であって、給紙された用紙の先端部がレジストローラに到達している状態)を示す要部側面図である。
【符号の説明】
1 レーザプリンタ
3 用紙
7 第2トレイ
32 給紙ローラ
33 揺動押圧板
45 第1アイドルギヤ
49 カムギヤ
50 偏心部材
52 第2アイドルギヤ
54 欠歯ギヤ
56 連結ギヤ
57 ソレノイド
58 第1欠歯部
59 第2欠歯部
63 ストッパ係合部
67 ストッパ部材
Claims (6)
- シートを受けるシート受け部材と、シートを供給するための供給ローラとを備え、
シートを供給する毎に、前記シート受け部材が、前記供給ローラに対して近接する供給位置と、前記供給ローラに対して離間する待機位置とに移動するように構成されている、シート供給装置において、
前記シート受け部材を前記供給位置と前記待機位置とに移動させるための第1ギヤと、
前記供給ローラを回転させるための第2ギヤと、
前記第1ギヤおよび前記第2ギヤと噛合し、前記第1ギヤおよび前記第2ギヤに駆動力を伝達するための第3ギヤと、
前記第3ギヤと噛合し、前記第3ギヤに駆動力を伝達するための第4ギヤとを備え、
前記第3ギヤは、
前記第4ギヤと対向した状態で、前記第4ギヤとの噛合を解除する第1欠歯部と、
前記第4ギヤと前記第1欠歯部との対向状態が解除され、前記第3ギヤから前記第1ギヤへ伝達される駆動力によって、前記シート受け部材が前記待機位置から前記供給位置に移動するまでの期間、前記第2ギヤと対向して、前記第2ギヤとの噛合を解除する第2欠歯部とを備えていることを特徴とする、シート供給装置。 - 前記第1ギヤに噛合するカムギヤと、
前記カムギヤと一体に回転し、前記シート受け部材を前記供給位置と前記待機位置とに移動させる偏心部材とを備えていることを特徴とする、請求項1に記載のシート供給装置。 - 前記第3ギヤと一体に回転するストッパ係合部と、
前記第1欠歯部が前記第4ギヤと対向する状態で、前記ストッパ係合部に係合し、前記第3ギヤの回転を阻止するストッパ部材とを備えていることを特徴とする、請求項1または2に記載のシート供給装置。 - 前記ストッパ部材を、前記ストッパ係合部に係合する位置と前記ストッパ係合部との係合を解除する位置とに移動させるためのソレノイドを備えていることを特徴とする、請求項3に記載のシート供給装置。
- 前記供給ローラは、実質的に断面円形状に形成されていることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれかに記載のシート供給装置。
- 請求項1ないし5のいずれかに記載のシート供給装置を備えていることを特徴とする、画像形成装置。
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