JP2006089155A - 給紙装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シンプルな構成でループを解除する給紙装置及び、これを有する画像形成装置を提供する。
【解決手段】給紙装置本体部22は、上流側に配置されシートを搬送するピックアップロール24と、下流側に配置されたフィードロール26と、ピックアップロール24及びフィードロール26を駆動するモータ66と、モータ66の駆動力が伝達される歯欠けギア68とを有する。歯欠けギア68はフィードロール26に駆動力を伝達中にピックアップロール24への駆動力を断ちシートに形成されたループを解除する。
【選択図】図2

Description

本発明は、給紙装置、及びこの給紙装置を有する画像形成装置に関するものである。
一般に、ファクシミリ装置、複写機、プリンタ等の画像形成装置には、像形成手段に向けてシートを送り出す給紙装置を備えている。給紙装置としては、給紙対象となるシートを給紙カセット等に積載し、その最上位に配置されたシートから複数のローラで順次送り出すものが知られている。この種の給紙装置において、シートを搬送中にローラ間でシートにループが形成され、このループを維持した状態でシートを搬送してシートにしわ等のダメージを与えることがある。
そこで、ループローラの圧接状態を適宜解除して転写紙のループを解消し転写紙に不要のストレスを与えない給紙装置が公知である(例えば特許文献1)。しかしながら、従動ローラを揺動させてループを解除しているため、揺動機構が複雑になり装置が大掛かりになる問題があった。
特開平6−40609
本発明は、上記従来の問題点を解消し、シンプルな構成でループを解除する給紙装置、および画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の特徴とするところは、上流側に配置されシートを搬送する第1のシート搬送手段と、前記第1のシート搬送手段の下流側に配置されシートを搬送する第2のシート搬送手段と、前記第1のシート搬送手段及び前記第2のシート搬送手段を駆動する駆動手段と、この駆動手段から前記第1のシート搬送手段への駆動力の伝達を断続する駆動力断続手段と、前記第2のシート搬送手段に駆動伝達中に前記第1のシート搬送手段の駆動を断つように前記駆動力断続手段を制御する制御手段とを有する給紙装置にある。
好適には、前記駆動力断続手段は、前記第2のシート搬送手段に駆動伝達中に、前記第1のシート搬送手段への駆動力の伝達を複数回断続する。したがって、シート搬送中にシートに生じるループを解除でき、またシートの搬送力の低下を防ぐことができる。
好適には、前記駆動力断続手段は、前記第1のシート搬送手段への駆動伝達を断った後、前記第2のシート搬送手段への駆動力の伝達を断つ。したがって、シート搬送中に形成されたループを解除することができる。
好適には、前記駆動力断続手段は、前記第2のシート搬送手段に駆動力を伝達した後、前記前記第1のシート搬送手段への駆動力の伝達する。したがって、停止している第2のシート搬送手段に第1の搬送手段によってピックアップされたシートが突入して、シートにしわ等のダメージを与えることを防ぐことができる。
好適には、前記駆動手段は、前記第1のシート搬送手段及び前記第2のシート搬送手段を同一の駆動源で駆動する。したがって、装置がシンプル及びコンパクトな構成となる。
好適には、前記駆動力断続手段は、同軸上に複数段に設けられた複数のギアを有する。
好適には、前記駆動力断続手段は、円周上で歯の一部が欠如した歯欠けギアを有する。
本発明の第2の特徴とするところは、シート束の最上位のシートをピックアップするピックアップロールと、摩擦部材と対向しピックアップされたシートを捌きながら給送するフィードロールと、前記ピックアップロールと前記フィードロールを同一の駆動源で駆動する駆動手段と、前記駆動手段から前記ピックアップロール及び前記フィードロールへの駆動力の伝達を断続する駆動力断続手段と、を有する給紙装置において、前記駆動力断続手段は、前記フィードロールへ駆動を伝達中に前記ピックアップロールへの駆動の伝達を断つこと給紙装置にある。
本発明は、上述した給紙装置を有する画像形成装置を含むものである。
本発明によれば、駆動力断続手段によって第1の搬送手段及び第2の搬送手段への駆動力を断続することにより、シンプルな構成でループを解除することができる。
次に本発明の実施形態を図面に基いて説明する。
図1において、本発明の実施に係る画像形成装置10の概要が示されている。画像形成装置10は、画像形成装置本体12を有し、この画像形成装置本体12内に像形成手段14が搭載され、この画像形成装置本体12の上部に排出部16が設けられていると共に、この画像形成装置本体12の下部に給紙装置18が設けられている。給紙装置18は、シート束を収納する給紙カセット20と、給紙本体部22を有する。給紙本体部22は、給紙カセットに収納されたシートをピックアップするピックアップロール24と、互いに対峙するフィードロール26とリタードロール28とを有する。この給紙本体部22により給紙カセット20に収納されたシート束の最上位にあるシートを供給するようになっている。
排出部16は、画像形成装置本体12に対して回転自在の傾斜部30を有する。この傾斜部30は、排出口部が低く、正面方向(図1の右方向)に向けて徐々に高くなるように傾斜しており、排出口部分を下端とし、高くなった先端を上端としている。この傾斜部30は下端を中心に回動自在であるよう画像形成装置本体12に支持されている。図1において2点鎖線で示すように、傾斜部30を上方に回転して開いたときには、開放部32が形成され、この開放部32を介して後述するプロセスカートリッジ34が脱着できるようにしてある。
像形成手段14は、例えば電子写真方式のもので、感光体からなる像担持体36と、この像担持体36を一様帯電する例えば帯電ロールからなる帯電装置38と、この帯電装置38により帯電された像担持体36に、光により潜像を書き込む光書込み装置40と、この光書込み装置40により形成された像担持体36の潜像を現像剤により可視化する現像装置42と、この現像装置42による現像剤像をシートに転写する例えば転写ロールからなる転写装置44と、像担持体36に残存する現像剤をクリーニングする例えばブレードからなるクリーニング装置46と、転写装置44により転写されたシート上の現像剤像をシートに定着させる例えば加圧ロールと加熱ロールとからなる定着装置48とから構成されている。光書込み装置40は例えば光走査型のレーザ露光装置からなり、給紙装置18の給紙カセット20と平行で画像形成装置本体12の前面(図1の右側面)近傍に配置され、現像装置42を露光する。また、現像装置42は、像担持体36と対向する現像ロール50を有する。
プロセスカートリッジ34は、像担持体36、帯電装置38、現像装置42及びクリーニング装置46を一体化したものである。このプロセスカートリッジ34は、排出部16の傾斜部30の直近下方に配置されており、前述したように、傾斜部30を開いたときに形成される開放部32を介して脱着される。
また、画像形成装置本体12には、例えばレジストロール52が転写装置44の上流側(図1の下方側)に配置されている。給紙装置18の給紙カセット20から搬送路54に搬送されたシートは、このレジストロール52により一時停止され、所定のタイミングで像形成手段14に送られて像が形成され、排出ロール56により排出部16へ排出される。
ただし、両面印刷の場合は、反転路に戻される。即ち、排出ロール56の手前は2股に分かれ、その分かれた部分に切換爪58が設けられていると共に、分かれた部分からレジストロール52まで戻る反転路60が形成されている。この反転路60には搬送ロール62a〜62cが設けられており、両面印刷の場合には、切換爪58が反転路60を開く側に切り換えられ、排出ロール56にシートの後端手前がかかる時点で排出ロール56が反転し、が反転路60に導かれ、レジストロール52、転写装置44と像担持体36との間及び定着装置48を通って排出部16へ排出されるものである。
図2に給紙本体部22が示される。
給紙装置本体部22には、前述した画像形成装置本体12と一体に固定された本体フレーム64が設けられている。この本体フレーム64には駆動源であるモータ66、制御手段を構成する歯欠けギア68、ソレノイド70、アイドラギア72、フィードロール駆動ギア74及びピックアップロール駆動ギア76等が配置される。
アイドラギア72は、本体フレーム64に回転自在に軸支された第1の回転軸78に対して回転自在に支持されている。このアイドラギア72には、複数のギアを介してモータ66の駆動力が伝達され、さらにこの駆動力を歯欠けギア68に伝達する。
フィードロール駆動ギア74は、上述したアイドラギア72と同軸上に設けられ、第1の回転軸78に固定されている。このフィードロール駆動ギア74は、歯欠けギア68と噛合う位置に配置され、歯欠けギア68からの回転力が伝達される。また、第1の回転軸78には、フィードロール26が固定されている。
したがって、フィードロール駆動ギア74が回転することにより、第1の回転軸78が回転し、フィードロール26も回転する。一方、上述したアイドラギア72は、第1の回転軸78が回転してもアイドラギア72は回転せず、また、アイドラギア72が回転しても第1の回転軸78が回転しないよう第1の回転軸78に回転自在に支持されている。
ピックアップロール駆動ギア76は、本体フレーム64に回転自在に軸支された第2の回転軸80に固定支持され、後述する歯欠けギア68と噛合う位置に配置されている。また、第2の回転軸80には、ピックアップロール24が固定され、上述したフィードロール26の給紙方向後側に配置される。
図3及び図4に給紙本体部の詳細が示される。
駆動力断続手段を構成する歯欠けギア68は、本体フレーム64に軸支された支軸82に回転自在に支持されている。この歯欠けギア68は、例えば硬質のプラスチックからなり、同軸上に層をなして形成される3つのギア、それぞれ第1のギア84,第2のギア86及び第3のギア88が設けられている。第1のギア84は、アイドラギア72と噛合う位置に配置され、円周上に歯の一部が欠如した第1の歯欠け部90を有している。第2のギア86は、フィードロール駆動ギア74と噛合う位置に配置され、円周上に歯の一部が欠如した第2の歯欠け部92を有している。第3のギア88は、ピックアップロール駆動ギア76と噛合う位置に配置され、円周上に歯の一部が欠如した第3の歯欠け部94を有している。
上述したアライドギア72に第1の歯欠け部90が対峙しているときは、アイドラギア72は空転し、モータ66からの駆動力は歯欠けギア68に伝達されないようになっている。また、フィードロール駆動ギア74に第2の歯欠け部92が対峙しているときは、歯欠けギア68の回転力がフィードロール駆動ギア74に伝達されないようになっている。さらに、ピックアップロール駆動ギア76に第3の歯欠け部94が対峙しているときには、歯欠けギア68の回転力がピックアップロール駆動ギア76に伝達されないようになっている。
図4に示すように、アイラドギア72とモータ66の間には、例えばギア96,ギア97,ギア98,ギア99及び、モータ66と同軸で回転するモータギア100が設けられ、モータ66の駆動力をアイドラギア72に伝達するよう配置される。例えばモータギア100が矢印A方向に回転することにより、各ギア96〜99が回転を伝達し、アイドラギア72は矢印B方向に回転する。
歯欠けギア68の端面にはバネ掛け部102が形成されている。バネ掛け部102は、歯欠けギア68の端面の一部を支軸方向(歯幅方向)に突出する状態で形成されている。このバネ掛け部102には、付勢手段である例えばコイルバネ104の一端部が掛けられている。このコイルバネ104の他端部は、本体フレーム64に掛止されており、このコイルバネ104によって歯欠けギア68には矢印C方向に回転させる付勢力が付与されている。
ソレノイド70は、歯欠けギア68の近傍に配置されている。このソレノイド70は可動片106を有し、歯欠けギア68に係合し、コイルバネ104による歯欠けギア68の回転を抑止している。この可動片106は、ソレノイド70が励磁状態(オン)となると歯欠けギア68の係合を解除するよう回動可能に設けられている。
次に上記実施形態の作用を図4乃至6に基いて説明する。
図4に示すように、まず供給停止時には、歯欠けギア68は、ソレノイド70の可動片106が係止されることで回転がロックされ、動作開始ポジションで保持される。モータ66のモータギア100が矢印A方向に回転すると、ギア96〜99が回転し、アイドラギア72が矢印B方向へ回転する。動作開始ポジションでは、歯欠けギア68の第1の歯欠け部90とアイドラギア72が対向した位置にあり、アイドラギア72は空回転し、歯欠けギア68には駆動力が伝達されていない。また、このときフィードロール駆動ギア74は、歯欠けギア68の第2の歯欠け部92と対向した位置にあり、ピックアップロール駆動ギア76は第3の歯欠け部94と対向した位置にある。
次に、ソレノイド70が励磁状態(オン)となると可動片106に磁気吸引力が作用し引き込まれる。これにより、歯欠け歯車68と可動片106の係合が解除され、歯欠けギア68がコイルバネ106の付勢力により矢印C方向(反時計方向)に回転し始める。図5(a)に示すように、歯欠けギア68が所定量回転すると、アイドラギア72と歯欠けギア68の第1のギア84が噛合い、モータ66の駆動力が歯欠けギア68に伝達される。
歯欠けギア68が更に所定量回転すると、図5(b)に示すように、フィードロール駆動ギア74と、歯欠けギア68の第2のギア86が噛合い、フィードロール駆動ギア74が矢印B方向へ従動回転を始める。このフィードロール駆動ギア74の回転に伴い、第1の回転軸78が回転し、第1の回転軸78に固定されたフィードロール26が回転する。
次に、歯欠けギア68が更に所定量回転すると、図6(c)に示すように、ピックアップロール駆動ギア76と、歯欠けギア68の第3のギア88が噛合い、ピックアップロール駆動ギア76が矢印D方向へ従動回転を始める。ピックアップロール駆動ギア76の回転に伴い、第2の回転軸80が回転し、この第2の回転軸80に固定されたピックアップロール24が回転する。このように、ピックアップロール24が回転した後、フィードロール26が回転するので、フィードロール26が停止しているにもかかわらず、ピックアップロール24がシートを搬送し、シートにしわ等のダメージを与えることを防止することができる。
歯欠けギア68が更に所定量回転すると、ピックアップロール駆動ギア76が再度第3の歯欠け部94と対峙し、ピックアップロール24の回転が停止する。次にフィードロール駆動ギア74が再度第2の歯欠け部92と対峙し、フィードロール26が停止する。続いてアイドラギア72が再度第1の歯欠け部90と対峙し、歯欠けギア68に対してモータ66の駆動力が遮断される。
歯欠けギア68が更に所定量回転すると、、図6(d)に示すように、歯欠けギア68にソレノイド70の可動片106が再度係止し、歯欠けギア68の回転が停止する。歯欠けギア68はソレノイド70の可動片106により回転がロックされ、動作開始ポジションに戻る。
したがって、歯欠けギア68は、ソレノイド70の一回の動作(オンオフ)によって一回転して停止することになる。これにより、第2の回転軸80に固定されるピックアップロール24及び、第1の回転軸78に固定されるフィードロール26は所定量回転して停止する。以降は、所定のタイミングで上記同様の動作を繰り返すことにより、給紙カセット20に積載されたシート束から、最上位のシートが一枚ずつ送り出される。
このように、ピックアップロール24とフィードロール26を同一の動力源で駆動することにより、コンパクトな構成を可能としている。また、同軸上に層をなして形成される3つのギアを有する歯欠けギア68により、シンプルな構成での駆動力の断続を可能としている。
次に、上述した歯欠けギア68によるフィードロール26及びピックアップロール24の駆動タイミングについて詳細に説明する。
図7にソレノイド70の動作タイミング、及び歯欠けギア68によるフィードロール26,ピックアップロール24の駆動タイミングを示す。上述したように、まずソレノイド70が励磁状態(オン)とし、次にフィードロール26への駆動力を伝達し、続いてピックアップロール24への駆動力を伝達して、給紙カセット20に積載された最上位のシートをピックアップする。
このように、フィードロール26を先に作動させ、続いてピックアップロール24を作動させることで、停止しているフィードール26に対してピックアップロール24によってピックアップされたシートが突入して、シートにしわ等のダメージを与えるのを防ぐことができる。
例えば、シート搬送中におけるピックアップロール24とフィードロール26の周速が等しく設定されていても、フィードロール26には例えば摩擦部材であるリタードロール28が対向しているため、フィードロール26のシートの搬送速度は、ピックアップロール24と比較して遅くなる。このようにピックアップロール24とフィードロール26に搬送速度差が生じると、図8(a)に示すように、シートにループが生じる。このループが成長し許容できるループ量を超えると、シートにしわ等のダメージを与えてしまう。
そこで、図7に示すように、シートの搬送を開始してから所定時間経過後、まずピックアップロール24への駆動力を断ち、シートの搬送が完了後フィードロール26への駆動力を断つ。このように、フィードロール26より先にピックアップロール24の駆動力の伝達を停止させることにより、図8(b)に示すように、ループを適宜解除してシートにしわ等のダメージを与えることを防ぐことができる。なお、ピックアップロール24を停止させるタイミングは、ループ量が許容可能な範囲を超える前とする。許容できるループ量は、上述した歯欠けギア68の第3の歯欠け部の94を調整することで決定することができる。
次に、歯欠けギア68によるフィードロール26及びピックアップロール24の第2の駆動タイミングについて説明する。
図9にソレノイド70の動作タイミング及び、歯欠けギア68によるフィードロール26,ピックアップロール24の駆動タイミングを示す。上述したように、まずソレノイド70が励磁状態(オン)とし、次にフィードロール26への駆動力を伝達し、続いてピックアップロール24への駆動力を伝達して、給紙カセット20に積載された最上位のシートをピックアップする。次に、ピックアップロール24への駆動力を断ち、所定時間経過後、再びピックアップロール24への駆動力を伝達する。さらに所定時間経過後、ピックアップロール24への駆動力を断ち、シートの搬送が完了後フィードロール26への駆動力を断つ。このように、シートを搬送中にピックアップロール24への駆動力を複数回断続させることにより、シートに生じるループが小さいうちにループを解除することができる。また、シートを搬送中にピックアップロール24を駆動するトータル時間を長くすることで、シートの搬送力の低下を防ぐことができる。
なお、ピックアップロール24の動作タイミングは、上述した歯欠けギア68の第3の歯欠け部94の調整で決定することができる。
以上述べたように、本発明は、シートの安定供給を実現する必要がある画像形成装置等の給紙装置に利用することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置を示す側面図である。 本発明の実施形態に係る給紙装置を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る給紙装置を示す拡大斜視図である。 本発明の実施形態に係る給紙装置を示す上面図および側面図である。 本発明の実施形態に係る給紙装置を示し、(a)は歯欠けギアの回転角が第1の所定角度まで回転した状態を示し、(b)は歯欠けギアの回転角が第2の所定角度まで回転した状態を示す側面図である。 本発明の実施形態に係る給紙装置を示し、(c)は歯欠けギアの回転角が第3の所定角度まで回転した状態を示し、(d)は歯欠けギアの回転角が第0°(動作開始ポジション)の状態を示す側面図である。 本発明の実施形態に係る給紙装置の歯欠けギアにおける第1の駆動タイミングを示すタイミング・チャートである。 本発明の実施形態に係る給紙装置のループ解除動作を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る給紙装置の歯欠けギアにおける第2の駆動タイミングを示すタイミング・チャートである。
符号の説明
10 画像形成装置
12 画像形成装置本体
14 像形成手段
18 給紙装置
20 給紙カセット
22 給紙本体部
24 ピックアップロール
26 フィードロール
28 リタードロール
66 モータ
68 歯欠けギア
72 アイドラギア
74 フィードロール駆動ギア
76 ピックアップロール駆動ギア
78 第1の回転軸
80 第2の回転軸
82 支軸
84 第1のギア
86 第2のギア
88 第3のギア
90 第1の歯欠け部
92 第2の歯欠け部
94 第3の歯欠け部

Claims (9)

  1. 上流側に配置されシートを搬送する第1のシート搬送手段と、
    前記第1のシート搬送手段の下流側に配置されシートを搬送する第2のシート搬送手段と、
    前記第1のシート搬送手段及び前記第2のシート搬送手段を駆動する駆動手段と、
    この駆動手段から前記第1のシート搬送手段への駆動力の伝達を断続する駆動力断続手段と、前記第2のシート搬送手段に駆動伝達中に前記第1のシート搬送手段の駆動を断つように前記駆動力断続手段を制御する制御手段とを有する給紙装置。
  2. 前記駆動力断続手段は、前記第2のシート搬送手段に駆動伝達中に、前記第1のシート搬送手段への駆動力の伝達を複数回断続することを特徴とする請求項1の給紙装置。
  3. 前記駆動力断続手段は、前記第1のシート搬送手段への駆動伝達を断った後、前記第2のシート搬送手段への駆動力の伝達を断つことを特徴とする請求項1及び請求項2の給紙装置。
  4. 前記駆動力断続手段は、前記第2のシート搬送手段に駆動力を伝達した後、前記前記第1のシート搬送手段への駆動力の伝達することを特徴とする請求項1乃至3の給紙装置。
  5. 前記駆動手段は、前記第1のシート搬送手段及び前記第2のシート搬送手段を同一の駆動源で駆動することを特徴とする請求項1乃至4の給紙装置。
  6. 前記駆動力断続手段は、同軸上に複数段に設けられた複数のギアを有することを特徴とする請求項1乃至5の給紙装置。
  7. 前記駆動力断続手段は、円周上で歯の一部が欠如した歯欠けギアを有することを特徴とする請求項1乃至6の給紙装置。
  8. シート束の最上位のシートをピックアップするピックアップロールと、
    摩擦部材と対向しピックアップされたシートを捌きながら給送するフィードロールと、
    前記ピックアップロールと前記フィードロールを同一の駆動源で駆動する駆動手段と、
    前記駆動手段から前記ピックアップロール及び前記フィードロールへの駆動力の伝達を断続する駆動力断続手段と、を有する給紙装置において、
    前記駆動力断続手段は、前記フィードロールへ駆動を伝達中に前記ピックアップロールへの駆動の伝達を断つことを特徴とする給紙装置。
  9. 請求項1乃至8記載の給紙装置を有することを特徴とする画像形成装置。
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