JP3619517B2 - ビデオゲーム機用コントローラ - Google Patents

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    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63FCARD, BOARD, OR ROULETTE GAMES; INDOOR GAMES USING SMALL MOVING PLAYING BODIES; VIDEO GAMES; GAMES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • A63F13/00Video games, i.e. games using an electronically generated display having two or more dimensions
    • A63F13/20Input arrangements for video game devices
    • A63F13/24Constructional details thereof, e.g. game controllers with detachable joystick handles

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビデオゲーム機を操作するためのコントローラに関する。
【0002】
【従来の技術】
IT技術の進歩と共に、コンピュータの性能は大きく進歩を遂げている。それにともない、家庭内においてテレビ受像機に接続されるビデオゲームも、高速性、画像性能、多様性などの点において、著しい進歩がなされている。特に、ビデオゲームにおいては、遊戯者が画面上のキャラクターを操作する等のために、ビデオゲーム機に付属のコントローラが利用される。このビデオゲームに利用されるコントローラは、遊戯者による操作の容易性、あるいは、ビデオゲーム機としての娯楽性を向上させるため、様々なタイプにものが知られている。
【0003】
例えば、単純なゲームの操作に加えて豊かなゲーム操作感を実現するために、遊戯者の手指に多彩な振動を与える加振式コントローラがある。この加振式コントローラには、所定の振動モードで振動するアクチュエータが内蔵されている。加振式コントローラは、例えば、異なる振動モードで振動する各アクチュエータによって縦モードと横モード、あるいは微細な連続振動と大きな衝撃的振動を生成するように構成される。
【0004】
一般的なビデオゲーム機に付属のコントローラでは、一人の遊戯者が一つのコントローラを両手で把持して使用するように構成されており、複数人により、一つのコントローラを使用することはできない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来のビデオゲーム機のコントローラでは、一人の遊戯者が所定の大きさのコントローラを両手で把持して使用するため、様々な遊戯形態に対応することができないという問題点があった。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、様々な遊戯形態に対応することができるコントローラを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかるビデオゲーム機用コントローラは、通常の使用時に遊戯者の一方の手によって把持される第1の把持部と、同じく通常の使用時に遊戯者の他方の手によって把持される第2の把持部とを備えたビデオゲーム機用コントローラであって、前記第1の把持部と、第1の操作ボタンを有する第1のユニットと、前記第1のユニットとは着脱可能かつ通信可能に電気的に接続され、前記2の把持部と、第2の操作ボタンと、前記第1の操作ボタン及び前記第2の操作ボタンの操作に応じてビデオゲーム機に対して操作信号を送信する制御部とを有する第2のユニットとを備え、 前記制御部は、前記第1のユニットと前記第2のユニットとの電気的接続を自動認識し、前記第1のユニットと前記第2のユニットとの電気的接続が分離状態であることを認識した場合には、前記第2の操作ボタンの少なくとも1つに対し、前記第1の操作ボタン又は前記第2の操作ボタンから任意の操作ボタンを再配置し、当該第2の操作ボタンの操作に応じて生成された操作信号を当該再配置された任意の操作ボタンの操作に応じて生成された操作信号として前記ビデオゲーム機に対して送信するものである
このような構成により、第1のユニットと第2のユニットが合体した状態で使用できるのみならず、物理的に分離した状態で使用することもでき、さらには、第2のユニットのみ単独で使用することもできる。従って、例えば、2人でゲーム上の一つのキャラクタを制御できたり、また、片手のみで操作できたりし、様々な形態においてゲームを楽しむことが可能となる。さらに、遊戯者の手を煩わすことなく、操作ボタンの割り当てを実現できる。
【0007】
ここで、前記第1のユニットと前記第2のユニットとは、少なくとも第2のユニットから取り外し可能なケーブルを介して通信可能に接続することが望ましい。このような構成により、片手のみで第2のユニットを操作する場合に、第1のユニット及びケーブルと切り離すことができるので、これらの第1のユニットやケーブルが操作の邪魔にならず、快適に片手操作を行うことができる。
【0008】
また、前記第2のユニットのみをコントローラとして用いる場合には、前記制御部は、第2の操作ボタンの少なくとも1つに対し、前記第1の操作ボタン又は前記第2の操作ボタンから任意の操作ボタンを再配置し、当該第2の操作ボタンの操作に応じて生成された操作信号を当該再配置された任意の操作ボタンの操作に応じて生成された操作信号としてビデオゲーム機に対して出力するようにしてもよい。これにより、第2のユニットにおいて、第1のユニットの操作ボタンを操作した場合と同様の操作を行うことができるため、片手操作が可能なゲームの種類を増加させることができる。
【0009】
好適な実施の形態では、 前記第2の操作ボタンに対し、前記第1の操作ボタン又は前記第2の操作ボタンから任意の操作ボタンを再配置する少なくとも2つ以上の任意の操作ボタン配置状態から1つの状態を選択するための切り替えスイッチを前記第2のユニットに備えている。これにより、片手操作を行う場合に容易に操作ボタンの割り当てを実現できる。
【0011】
また、前記第1のユニットは、前記第1の操作ボタンの操作に応じて操作信号を生成し、前記第2のユニットに設けられた制御部に対して当該操作信号をシリアル通信にて送信する制御部を有するようにしてもよい。このような構成により、第1のユニットと第2のユニットとを繋ぐケーブルを細くすることが可能となるため、第1のユニットと第2のユニットとを分離した状態における操作性を向上させることができる。
【0012】
さらに、前記第1のユニットと、前記第2のユニットとを離間した状態で連結する離間固定部材を備えるようにしてもよい。これにより、遊戯者の手の位置を変更できるため、ゲームの種類に応じて最適な姿勢においてゲームを楽しむことができる。ここで、前記離間固定部材には、前記制御部又はビデオゲーム機と電気的に接続された第3の操作ボタンを有するようにするとよい。これにより、新たな操作ボタンを設けることができ、多様な操作が可能となる。
また、前記第1のユニットに第1の振動手段を設け、前記第2のユニットに第2の振動手段を設け、当該第1の振動手段と第2の振動手段とは独立して振動制御できるよう構成してもよい。第1のユニットと第2のユニットとを分離した状態では、互いに振動手段の振動が伝わらないため、それぞれの振動手段を独立制御できるようにすることにより、新たな感覚でゲームを楽しむことができる。例えば、太鼓を叩くゲームにおいて、叩いた側のユニットの振動手段を適宜振動させることにより、叩いた感覚をより的確に遊戯者に伝達することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
発明の実施の形態1.
まず、図1を用いて、本発明にかかるコントローラについて説明する。図1は、本発明にかかるコントローラの外観を示す斜視図である。
図1に示すように、コントローラ10は、その本体が二つのユニットに分離され、右側ユニット101(Rユニットと略す)、左側ユニット102(Lユニットと略す)から構成されている。本発明にかかるコントローラ10は、これらR、Lの両ユニット101、102に物理的に分離された分離型のコントローラ10として、またR、Lの両ユニット101、102を物理的に連結した合体型のコントローラ10として、コンピュータやビデオゲームの画面上の文字、図形、記号などの入力、キャラクターの移動等を操作するために使用されうる。さらに、本発明にかかるコントローラ10は、後述するように、Rユニット101単体で用いる片手型のコントローラ10としても使用されうる。
【0014】
Rユニット101、Lユニット102のそれぞれには、R、Lの両ユニット101、102を連結して合体型のコントローラ10を構成するために、右側連結部材(R連結部材と略す)111、左側連結部材(L連結部材と略す)112が設けられている。また、図1に示すように、連結部材111、112は、Rユニット101、Lユニット102のそれぞれに設けられているが、これに限らず、それぞれを左右逆に設けてもよい。
【0015】
R連結部材111は、Rユニット101の側面の中央部付近から突出して形成されている。R連結部材111は、その側面で上下方向に帯状に形成されている。R連結部材111は、その上面がRユニット101の上面とほぼ同じ幅を有し、その下方に細い幅の帯状の部材が延在している。
このR連結部材111に対して、L連結部材112は、Lユニット102の側面の中央部付近に窪みが形成される。この窪みの形状は、R連結部材111を連結可能な形状を有する。例えば、L連結部材112は、鉤状の突出部を二つ合わせた形状を有し、R連結部材111と同様に、Lユニット102の側面で上下方向に帯状に形成されている。この帯状のL連結部材112の下側には、R連結部材111がLユニット102の上面からスライドして外れるのを防ぐ停止部材113が形成されている。
【0016】
さらに、図1に示すように、Lユニット102の連結部材112の上部付近には、固定部材12が設けられている。この固定部材12は、回転部材121、軸部材122から構成される。回転部材121は、軸部材122を軸として、図中矢印方向に回転可能となっている。また、図示しないが、回転部材121と軸部材122との間には、板バネが設けられ、この板バネによって、回転部材121をLユニット102の側面から突出するような位置に付勢している。従って、Lユニット102にRユニット101を接続する場合には、一旦回転部材121がLユニット102の側面から突出しないような位置に回転させた状態で、両者を接続し、その後、Lユニット102の側面から突出した位置に回転させる。
【0017】
Rユニット101とLユニット102とは、接続ケーブル13によって相互通信可能に接続されている。接続ケーブル13の一端は、Lユニット102に固定されているが、他端は、Rユニット101の接続コネクタ(図示せず)に対して着脱可能に接続されている。このように、接続ケーブル13を取り外すことができるので、Rユニット101を片手型のコントローラ10として使用する場合には、使用しないLユニット102及び接続ケーブル13が邪魔となるのを回避することができ、Rユニット101単体での使い勝手を向上させることができる。
【0018】
なお、R、Lの両ユニット101、102とは、接続ケーブル13によって接続されているが、例えばR、Lユニット101、102にBluetoothモジュール等を備えて無線で通信することができるようにしてもよい。これにより、Rユニット101とLユニット102との間を離して、より自由な形態でコントローラ10を使用することができる。また、R、Lユニット101、102それぞれの連結面にコネクタを設け、R、Lユニット101、102を直接にコネクタ同士電気的に接続させて通信できるよう構成してもよい。これにより、合体型のコントローラ10として用いる場合に、接続ケーブル13が邪魔とならず、コントローラ10の使い勝手を良くすることができる。
【0019】
Rユニット101の背面に、図示しないゲーム機本体と通信を行う通信ケーブル14が出ている。ここで、Lユニット102に通信ケーブル14を設けてもよいが、後述するようにRユニット101のみで操作するためにRユニット101に設けるのが好ましい。なお、Rユニット101とゲーム機本体とは、通信ケーブル14によって接続されているが、接続ケーブル13と同様に、例えばRユニット101にBluetoothモジュール等を備えて無線で通信することができるようにしてもよい。これにより、通信ケーブル14のような物理的な障害を除くことができ、コントローラ10の使い勝手を良くすることができる。
【0020】
続いて、図1を用いて、Rユニット101、Lユニット102の外観について説明する。
Rユニット101は、ボタン付きRスティック211、R操作ボタン221、231、241、操作ボタン251、252、切替スイッチ26、指示ボタン27を備えている。図1に示すように、ボタン付きRスティック211、R操作ボタン221、操作ボタン251、252、切替スイッチ26、指示ボタン27は、遊戯者がRユニット101を把持した状態で遊戯者と対向する前面に設けられている。R操作ボタン231は、遊戯者がRユニット101を右手で把持した状態で上面に設けられている。R操作ボタン241は、Rユニット101の背面に設けられたR支持部材281の上面に設けられている。
【0021】
Lユニット102は、ボタン付きLスティック212、方向ボタン222、操作ボタン232、242を備えている。図1に示すように、ボタン付きLスティック212、方向ボタン222は、遊戯者がLユニット102を把持した状態で遊戯者と対向する前面に設けられている。L操作ボタン232は、遊戯者がLユニット102を左手で把持した状態で上面に設けられている。L操作ボタン242は、Lユニット102の背面に設けられたL支持部材282の上面に設けられている。
【0022】
ボタン付きRスティック211、ボタン付きLスティック212は、ボタン付きアナログスティックであり、揺動可能なコントロール・レバーとして機能する。ボタン付きRスティック211、ボタン付きLスティック212は、放射状の全ての方向に、もしくは、所定の方向のみ、所定の揺動幅をもって揺動可能である。ボタン付きRスティック211、ボタン付きLスティック212が傾倒されると、ゲーム機本体に命令が送信され、例えば、画面上のキャラクターが傾倒方向に移動する。
さらに、ボタン付きRスティック211、ボタン付きLスティック212は、押しボタン式スイッチとしても機能し、押されることによって、ゲームにおける命令の選択、実行、あるいは操作などがなされる。
【0023】
R操作ボタン221、231、241は、押しボタン式スイッチである。R操作ボタン221は、図1に示すように、「○」、「△」、「□」、「×」の4つの操作ボタンからなる。R操作ボタン221、231、241は、押しボタン式スイッチとしてのボタン付きRスティック211と同様に、押されることによって、ゲームにおける命令の選択、実行、あるいは操作などがなされる。
また、操作ボタン251、252も押しボタン式スイッチであるが、この操作ボタン251、252は、後述する片手型のコントローラ10で使用するときにL操作ボタン232、242として機能し、R、Lユニット101、102の両方を用いる場合には使用されない。
方向ボタン222、L操作ボタン232、242も同様に、押しボタン式スイッチである。方向ボタン222は、デジタル式の場合には十字の8方向に、L操作ボタン232、242は、押されることによって種々の操作がなされる。アナログ式の場合には、360度任意の方向でかつ強弱もつけることができる。
【0024】
切替スイッチ26は、スライド式のスイッチであり、図1においては、「1」、「2」、「3」の3段階で切替え可能になっている。切替スイッチ26は、切替えられることによって、後述するRユニット101のみで使用する場合に、ボタン付きRスティック211をボタン付きRスティック211としてそのまま機能させるか、ボタン付きLスティック212として機能させるか、あるいは、方向ボタン222として機能させるかを切替えることができる。指示ボタン27は、押しボタン式スイッチであり、押されることによって、例えば、ゲームの開始、停止、遊戯途中のゲームの保存などがなされる。
【0025】
Rユニット101のケース上部には、R凹部291が設けられている。このR凹部291は、遊戯者が操作ボタン231、241を使用しないときに指を置くものであり、操作ボタン231、241の設置位置付近に形成されている。具体的には、R凹部291は、Rユニット101の右側の上角部に形成される。さらに、遊戯者が指を置きやすいように、その角部を滑らかに除去して形成される。Lユニット102のケース上部にも、左側の上角部を滑らかに除去して、R凹部291と同様のL凹部292が形成されている。
【0026】
R、Lユニット101、102のケース内部には、図示しないが、8ビット256段階の振動モードで振動するアクチュエータを有する。R、Lユニット101、102それぞれのアクチュエータは、ゲーム機本体から命令信号を受けて種々の振動モードで振動する。特に、強弱の振動モードを変えることにより、遊戯者の手指に振動を与え、遊戯者にゲーム操作感を与える。
【0027】
さらに続いて、R、Lユニット101、102に分離されたコントローラ10の使用形態について説明する。ここで、この分離されたコントローラ10の使用形態として、二人の遊戯者により一つのキャラクターを操作する場合について説明するが、一人の遊戯者により操作してもよい。
コントローラ10を用いてビデオゲームをする遊戯者は、右手でRユニット101を保持し、そのケース上面に右の親指を置いてボタン付きRスティック211、R操作ボタン221、指示ボタン27を操作する。それとともに、遊戯者は、残り右手の指でケース底面を支え、必要に応じて残りの指のいずれかでRユニット101ケース上面のR操作ボタン231、241を操作する。また、R操作ボタン231、241を操作しないときは、遊戯者は、R凹部291に指を置き、ケース底面を支える指との間でRユニット101を安定に保持する。
もう一人の遊戯者は、左手でLユニット102を保持し、そのケース上面に左の親指を置いてボタン付きLスティック212、方向ボタン222を操作する。それとともに、遊戯者は、残りの左手の指でケース底面を支え、必要に応じて残りの指のいずれかでLユニット102ケース上面のL操作ボタン232、242を操作する。また、L操作ボタン232、242を操作しないときは、遊戯者は、L凹部292に指を置き、ケース底面を支える指との間でLユニット102を安定に保持する。
【0028】
次に、合体型のコントローラ10、Rユニット101単体で用いる片手型のコントローラ10について順に説明する。
まず、図2を用いて、合体型のコントローラ10について説明する。図2は、この合体型のコントローラ10を示す斜視図である。図2に示すように、合体型のコントローラ10は、R、L連結部材111、112が形成された側面において連結される。R、Lの両ユニット101、102を連結する際、L連結部材112の上側から、L連結部材112の窪み部分にR連結部材111の突出部分を嵌め込み、この状態で下側にスライドさせてR、Lの両ユニット101、102を連結する。このとき、回転部材121は、長手方向が左右方向に向いた状態から、図示しない固定部材12の板バネを縮めつつ左方向に回転させられる。
【0029】
R連結部材111をL連結部材112に嵌め込んだ後、固定部材12は、その板バネの弾性により、元の状態に戻り、Rユニット101の上面を下方向に押える。それとともに、L連結部材112の下側の停止部材113によって、R連結部材111は下側からも押えられ、固定部材12と停止部材113の間でR連結部材111がL連結部材112に固定保持される。これにより、Rユニット101は、Lユニット102に固定保持される。
【0030】
逆に、合体型のコントローラ10をRユニット101、Lユニット102に分離する場合、まず、回転部材121を図中矢印の左方向に回転させ、回転部材121がRユニット101の上面を下方向に押えるのを解除する。このとき、図示しない固定部材12の板バネは、縮められている。そして、L連結部材112の上側から、その窪み部分に嵌め込まれたR連結部材111の突出部分を上方向にスライドさせる。R連結部材111は、L連結部材112の上側から外れ、R、Lの両ユニット101、102が分離される。固定部材12は、その板バネによって元の位置に戻る。
【0031】
図2に示す合体型のコントローラ10を遊戯者が用いるとき、遊戯者は、コントローラ10のケースを左右から両手で挟んで保持し、コントローラ10のケース上面に左右の親指を置いてR、ボタン付きRスティック211、212、R操作ボタン221、方向ボタン222、指示ボタン27を操作する。それとともに、遊戯者は、残りの指でケース底面を支え、必要に応じて残りの指のいずれかでケース上面のR、L操作ボタン231、241、232、242を操作する。
【0032】
続いて、図3を用いて、片手型のコントローラ10について説明する。図3は、この片手型のコントローラ10を示す斜視図である。
図3に示すように、片手型のコントローラ10の場合には、接続ケーブル13がRユニット101から外される。Rユニット101を単体で用いてビデオゲームをする遊戯者は、右手でRユニット101を保持し、そのケース上面に右の親指を置いてボタン付きRスティック211、R操作ボタン221、指示ボタン27を操作する。それとともに、遊戯者は、残り右手の指でケース底面を支え、必要に応じて残りの指のいずれかでRユニット101ケース上面のR操作ボタン231、241を操作する。また、Rユニット101の切替スイッチ26は、右手親指で切替えることができるようになっている。遊戯者は、ビデオゲームの進行に応じて、この切替スイッチ26を素早く切替えて操作を行う。
【0033】
図3において、例えば、切替スイッチ26が「1」の位置に合わせられている場合、ボタン付きRスティック211が分離型、合体型における本来のボタン付きRスティック211に指定され、ボタン付きRスティック211は初期設定通りに機能する。切替スイッチ26が「2」の位置に合わせられている場合、ボタン付きRスティック211がボタン付きLスティック212に指定され、ボタン付きRスティック211は、ボタン付きLスティック212を割り当てられてボタン付きLスティック212として機能する。さらに、切替スイッチ26が「3」の位置に合わせられている場合、ボタン付きRスティック211が方向ボタン222に指定され、ボタン付きRスティック211は、方向ボタン222を割り当てられて方向ボタン222として機能する。なお、Lユニット102のL操作ボタン232、242は、Rユニット101の操作ボタン251、252により代用され、遊戯者はL操作ボタン232、242を親指で操作する。
【0034】
以上のように、上記コントローラ10を用いることにより、分離型、合体型、片手型として用いることにより、遊戯者は様々な遊戯形態でビデオゲームのキャラクターを操作することができる。例えば、分離型のコントローラ10として用いて、二人の遊戯者で一つのキャラクターを操作したり、R、Lユニット101、102において異なる振動モードでアクチュエータを振動させたりすることができる。特に、太鼓を叩くゲームのように、右手と左手に伝わる振動の異なるゲームの場合、遊戯者は、よりリアルな操作感を得ることができる。
【0035】
また例えば、合体型のコントローラ10として用いて、一般のコントローラと同様に、アクション形・格闘系ゲームや速くて複雑なゲームのキャラクターを操作することができる。さらに例えば、片手型のコントローラ10として用いて、飲食したり出版物を片手に持ったりしながら、キャラクターを操作することができる。あるいは、分離型や片手型のコントローラ10として用いることにより、遊戯者が横になるような様々な姿勢で快適にゲームをすることができる。特に、激しい動作や振動のないゲームを長々とする場合には、遊戯者は快適にゲームをし続けることができる。
【0036】
発明の実施の形態2.
まず、図4を用いて、コントローラ10における内部構成の一例について説明する。図4は、コントローラ10の一構成例を示すブロック図である。
図4に示すように、Rユニット101に8ビットマイコン(IC)、メモリ等が搭載され、Lユニット102にはマイコンが搭載されていない。これらのユニット101、102は、接続ケーブル131により電気的に接続され、データ通信可能となっている。また、Rユニット101は、ゲーム機本体と通信ケーブル14により通信を行う。
【0037】
Rユニット101のマイコン(IC)は、R、Lユニット101、102の各ボタンの操作に応じて発生した信号を検知する入力部、この入力部により検知された信号を操作信号として所定の信号形式に変換し、所定の通信プロトコル形式で通信ケーブル14に出力する操作制御部等を有する。
【0038】
図4において、接続ケーブル131は、14芯ケーブルが用いられている。この14芯ケーブルの各ケーブルを介して、Rユニット101は、Lユニット102に各種信号を出力する。14本の信号線は、電源ライン51〜53、データライン54〜63、接続検出用ライン64から構成される。電源ライン51〜53それぞれは、3.3V、8.0V、GNDからなる電源をRユニット101からLユニット102に供給する信号線である。
【0039】
データライン54は、ボタン付きLスティック212がコントロール・レバーとして動いたときのX方向の変化量を示すLスティック(X)信号をLユニット102からRユニット101に入力する信号線である。データライン55は、ボタン付きLスティック212がコントロール・レバーとして動作したときのY方向の変化量を示すLスティック(Y)信号をLユニット102からRユニット101に入力する信号線である。これらボタン付きLスティック212のX方向を示す信号とY方向を示す信号とによって、放射状の全ての方向を示す信号が構成される。
さらに、データライン56は、ボタン付きLスティック212が押しボタン式のスイッチとして押されたときのオン・オフを示すL3信号をLユニット102からRユニット101に入力する信号線である。
【0040】
データライン57〜60は、順に、十字になっている方向ボタン222が上下左右のいずれかを押されたときのオン・オフを示すUP信号、DOWN信号、LEFT信号、RIGHT信号をLユニット102からRユニット101に入力する信号線である。データライン61、62それぞれは、L操作ボタン232、242が押されたときのオン・オフを示すL1信号、L2信号をLユニット102からRユニット101に入力する信号線である。データライン63は、ゲーム機41本体から指定された振動モードでアクチュエータを駆動させるモータ信号をRユニット101からLユニット102に入力する信号線である。
【0041】
また、接続ケーブル131によってR、Lユニット101、102が接続されているか否かを示す検知ポートに接続された接続検出用ライン64が設けられている。左右のユニット101、102が各信号線51〜63により接続されているときには、接続検出用ライン64に接続された検知ポートの電位がグランド・レベルとなり、接続されていないときには、3.0V等の所定の電圧レベルとなるように設定されている。Rユニット101から接続ケーブル131が外されると、検知ポートの電圧が上昇し、Rユニット101は、自動で接続ケーブル131が接続されているかを認識する。
【0042】
続いて、図4に示すコントローラ10の操作時における内部動作について説明する。
分離型、合体型のコントローラ10として用いる場合、Rユニット101とゲーム機41本体とは、通信ケーブル14を介して通信する。Lユニット102とゲーム機41との通信は、Rユニット101を介して行われる。
【0043】
分離型、合体型のコントローラ10として用いる場合、検知ポート64によってRユニット101は接続ケーブル131の接続を認識している。これを前提に、Rユニット101は、電源ライン51〜53を介してLユニット102に電源を供給するとともに、データライン54〜62を介してLユニット102からLユニット102の各種ボタンの動作を示す操作信号を受け取る。Rユニット101は、この受け取った操作信号をゲーム機41に転送し、Lユニット102による操作が実行される。
【0044】
Lユニット102を振動させるとき、ゲーム機41からRユニット101に、図示しないLユニット102のアクチュエータを所定の振動モードで振動させる命令信号が入力される。そして、Rユニット101は、データライン63を介して、この命令信号をLユニット102に転送し、Lユニット102のアクチュエータを駆動させる。また、Lユニット102のアクチュエータを振動させる命令信号とRユニット101のアクチュエータを振動させる命令信号が異なる場合には、左右のアクチュエータは、互いに異なる振動モードで振動する。
【0045】
片手型のコントローラ10として用いる場合、Rユニット101の基本的機能は、Rユニット101とゲーム機41本体とが通信ケーブル14を介して通信して実現される。Lユニット102の機能は、Rユニット101の切替スイッチ26を切替えることにより、Rユニット101上で実現される。図5に、切替スイッチ26の切替処理が示されている。また、Rユニット101は、検知ポート64により接続ケーブル131がRユニット101に接続されていないことを認識しており、これを前提として切替スイッチ26の切替処理が行なわれる。なお、図5においては、ボタン付きRスティック211がボタン付きLスティック212、方向ボタン222の機能をする場合であるが、これに限らず、Rユニット101の任意のボタンがその機能をするようにしてもよい。
【0046】
図5に示すように、Rユニット101がボタン付きRスティック211による操作を示す信号をゲーム機41本体に出力する(S111)とき、切替スイッチ26によってボタン付きRスティック211としての機能が指定されている場合には(S112)、そのままボタン付きRスティック211による操作を示す信号として出力する(S113)。これにより、ボタン付きRスティック211は初期設定通りに機能する。
【0047】
切替スイッチ26によってボタン付きLスティック212としての機能が指定されている場合には(S114)、ボタン付きLスティック212による操作を示すLスティック(X)信号、Lスティック(Y)信号、L3信号のいずれかとしてゲーム機41本体に出力される(S115)。これにより、ボタン付きRスティック211はボタン付きLスティック212として機能する。
【0048】
切替スイッチ26がボタン付きRスティック211もボタン付きLスティック212も指定しない場合には(S114)、Lユニット102の方向ボタン222が指定され、方向ボタン222による操作を示すUP信号、DOWN信号、LEFT信号、RIGHT信号のいずれかとしてゲーム機41本体に出力される(S116)。ボタン付きRスティック211は方向ボタン222として機能する。
尚、この例では、切替スイッチ26の状態に応じてボタンの割り当てを変更するようにしたが、これに限らず、検知ポート64による接続ケーブル131の接続状態の検知結果のみに応じてボタンの割り当てを変更するようにしてもよい。
【0049】
このように、Rユニット101にマイコンを搭載し、14芯の接続ケーブル131により左右のユニット101、102を通信可能に接続する場合には、少ないマイコンによりコントローラ10を動作させることができ、コントローラ10の生産コストを低減することができる。
【0050】
次に、図6を用いて、コントローラ10における内部構成の他の一例について説明する。図6は、コントローラ10の他の構成例を示すブロック図である。
図6に示すように、R、Lユニット101、102に、ともに8ビットマイコン(IC)が搭載されている。Rユニット101のマイコン(IC)は、メインマイコンとなって、Lユニット102のサブマイコンに各種動作をさせる。さらに、Lユニット102は、RAM等から構成されたメモリ42を備える。
【0051】
図6に示すコントローラ10では、Lユニット102は、Lユニット102における各種ボタン操作のデータをメモリ42に一時的に格納する。Rユニット101は、Lユニット102に対してメモリ42に格納された操作信号を表すデータを周期的に読み込ませて、そのデータを転送させる。このとき、データは、シリアル転送により転送される。そして、Rユニット101は、通信ケーブル14を介して、転送されたデータをゲーム機本体に対して出力する。
【0052】
図6において、接続ケーブル132は、8芯ケーブルが用いられている。この8芯ケーブルの各ケーブルを介して、Rユニット101とLユニット102との間で各種信号が入出力され、8本の信号線は、電源ライン51〜53、制御ライン71、72、データライン73、74、接続検出用ライン64から構成される。また、図4と同様に、Rユニット101に接続ケーブル13が接続されているか否かを自動で認識する検知ポート64が設けられている。
【0053】
電源ライン51〜53それぞれは、3.3V、8.0V、GNDからなる電源をRユニット101からLユニット102に供給する信号線である。制御ライン71は、Lユニット102からのデータ転送を有効にするイネーブル信号をRユニット101からLユニット102に入力する信号線である。制御ライン72は、Lユニット102が行う各種動作の周期を示すクロック信号をRユニット101からLユニット102に入力する信号線である。
【0054】
データライン73は、8ビット256段階の振動モードを指定してアクチュエータを駆動させるモータ信号をRユニット101からLユニット102に入力する信号線である。データライン74は、図4でデータ2と記載したLスティック(X)信号、Lスティック(Y)信号、L3信号、UP信号、DOWN信号、LEFT信号、RIGHT信号、L1信号、L2信号をLユニット102からRユニット101に入力する信号線である。
【0055】
続いて、図6に示すコントローラ10の操作時における内部動作について説明する。
分離型、合体型のコントローラ10として用いる場合、Rユニット101は、図4に示したコントローラ10と同様に、通信ケーブル14を介してゲーム機41本体と通信して、Rユニット101の基本的機能を実現させる。これに対して、Lユニット102は、Rユニット101を介してゲーム機41と通信し、Rユニット101の基本的機能を実現させる。また、Lユニット102は、Lユニット102において各種ボタンの上記Lスティック(X)信号、Lスティック(Y)信号、L3信号、UP信号、DOWN信号、LEFT信号、RIGHT信号、L1信号、L2信号により表されたデータをメモリ42に格納する。
【0056】
分離型、合体型のコントローラ10として用いる場合、検知ポート64によってRユニット101は接続ケーブル132の接続を認識している。これを前提にRユニット101は、電源ライン51〜53を介してLユニット102に電源を供給する。そして、Rユニット101は、制御ライン71を介してイネーブル信号をLユニット102に出力して、Lユニット102に、メモリ42に格納されたデータの転送を有効にさせる。それとともに、Rユニット101は、制御ライン72を介して、その格納されたデータの読込みや転送の周期となるクロック信号を出力する。
【0057】
イネーブル信号を入力されたLユニット102は、クロック周期に基づいて、メモリ42からデータを読み出し、データライン74を介してRユニット101に送る。これを受けたRユニット101は、この受け取ったデータをゲーム機41に転送し、Lユニット102による操作が行われる。また、Lユニット102を振動させるとき、ゲーム機41からRユニット101に、図示しないLユニット102のアクチュエータを所定の振動モードで振動させる命令信号が入力される。そして、Rユニット101は、データライン73を介して、この命令信号をLユニット102に転送し、Lユニット102のアクチュエータを駆動させる。
【0058】
片手型のコントローラ10として用いる場合は、前述と同様に、図5に示した切替スイッチ26による切替処理により、ボタン付きRスティック211が、Lユニット102のボタン付きLスティック212、方向ボタン222として機能する。これにより、Rユニット101のみでR、Lユニット101、102の基本的機能が実行される。
【0059】
このように、左右の両ユニット101、102にマイコンを搭載し、接続ケーブル132の芯数を減らすことができ、コントローラ10の見た目や使い勝手を向上させることができる。
【0060】
発明の実施の形態3.
本実施の形態において、コントローラ10の他の構成例について説明する。図7は、コントローラ10の他の構成例を示す平面図である。
図7(a)に示すように、R、Lユニット101、102の間に、離間固定部材811が設けられる。離間固定部材811の形状は、直方体形状、円柱形状等の種々の形状とすることができる。離間固定部材811は、図中の右側側面、左側側面それぞれに、L連結部材112、R連結部材111と同じR連結部材821、L連結部材822が設けられている。このR、L連結部材821、822によって、図7(a)に示すように、R、Lユニット101、102が、それぞれ左右から離間固定部材811に連結される。このように離間固定部材811を用いて、R、Lユニット101、102を一定の距離に離間された状態で固定することができる。さらに、二人の遊戯者は、コントローラ10を二人で持つため、安定して保持することができる。
【0061】
さらに、図7(b)に示すように、R、Lユニット101、102の間の離間固定部材812に、複数の操作ボタンを有するキーボード83を設けることができる。この場合、図示しないゲーム機とキーボード83とを接続するために、離間固定部材812にUSBケーブル84が設けられる。そして、離間固定部材812は、USBケーブル84を介してビデオゲーム機器41と電気的に接続される。また、この離間固定部材812は、Rユニット101のマイコンと電気的に接続するようにしてもよい。また、キーボード83の使用勝手を向上させるために、例えばキーボード83が設けられた離間固定部材812の面に傾斜をつけたり、この傾斜を段階的に切替えたりできるようにしてもよい。このような離間固定部材812を用いることにより、例えば、チャットのような対話しながら操作するゲームを行うことができる。
【0062】
また、図7(c)に示すように、R、Lユニット101、102の間の離間固定部材813を曲面形状としてもよい。これにより、R、Lユニット101、102を離間した状態で固定するとともに、R、Lユニット101、102の相対的な所定の位置関係を固定することができる。
【0063】
なお、離間固定部材812はキーボード83を有するが、これに限らず、コントロール・レバーを搭載したコントローラ、釣りのリールを搭載したコントローラ、ハンドルを搭載したコントローラのような特定のゲーム専用のコントローラや専用キー、小型の画像表示装置等を設けてもよい。これにより、より多くの様々なゲームに対応することができる。またなお、離間固定部材813は曲面を有するが、これに限らず、種々の形状とすることができ、例えば、二人の遊戯者が向かい合えるようにS字形状としてもよい。
【0064】
発明の実施の形態4.
図8に示されるように、Rユニット101とLユニット102は、15芯の接続ケーブル131により接続するようにしてもよい。15本の信号線は、電源ライン51〜53、Lスティック(X)信号用ライン54、Lスティック(Y)信号用ライン55、L3信号用ライン56、モータ信号用ライン63、選択信号用ライン91乃至96、データライン97、接続検出用ライン64が含まれる。
【0065】
選択信号用ライン91乃至96は、データライン97を介してUP、DOWN、LEFT、RIGHT、L1、L2のいずれかのアナログ信号を選択するためのデジタル信号をRユニット101からLユニット102に供給するために用いられる。例えば、UP選択信号ライン91にローレベル信号が出力されると、UPのアナログ信号がLユニット102からデータライン97を介してRユニット101に出力される。また、DOWN選択信号ライン92にローレベル信号が出力されると、DOWNのアナログ信号がLユニット102からデータライン97を介してRユニット101に出力される。このような信号となるために、Lユニットでは、周知の選択回路が構成される。
このような構成によれば、Rユニットは適宜各種のアナログ信号を取得することができる。
【0066】
なお、本発明にかかるコントローラは、R、Lユニット101、102の二つのユニットに分離可能となるように構成されているが、三つ以上のユニットに分離できるように構成してもよい。この場合、分離されたユニットのうちの一つは、上記Rユニット101のようにゲーム機本体とデータ通信を行うが、他のユニットのいずれか一つ若しくはいくつかのユニットを中継点とし、この中継点を介して他のユニットがゲーム機本体とデータ通信するように構成することができる。
具体的には、コントローラが3つのL、M、Rユニットに分離可能となるように構成される場合では、Lユニットがゲーム機本体とデータ通信を行い、Mユニットが上記R、Lユニット101、102と同様にLユニットと通信を行う。そして、Rユニットは、中継ユニットとして機能するMユニットによって中継されてLユニットと通信し、Lユニットを介してゲーム機本体と通信を行う。
【0067】
【発明の効果】
本発明によれば、様々な遊戯形態に対応することができるコントローラを提供することを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるコントローラの外観を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるコントローラの外観を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるコントローラの外観を示す斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態におけるコントローラの内部構成の一例を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態におけるコントローラの切替スイッチの動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態におけるコントローラの内部構成の他の一例を示すブロック図である。
【図7】本発明の実施の形態におけるコントローラの他の構成例を示す平面図である。
【図8】本発明の実施の形態におけるコントローラの内部構成の他の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 コントローラ、101 Rユニット、102 Lユニット、111 R連結部材、112 L連結部材、113 停止部材、12 固定部材、13 接続ケーブル、14 通信ケーブル
211 ボタン付きRスティック、212 ボタン付きLスティック、221、231、241 R操作ボタン、222 方向ボタン、232、242 L操作ボタン、251、252 操作ボタン、26 切替スイッチ、27 指示ボタン、281 R支持部材、282 L支持部材、291 R凹部、292 L凹部41 ゲーム機、42 メモリ
51〜53 電源ライン、54〜63 データライン、64 検知ポート、71,72 制御ライン、73,74 データライン
811,812,813 離間固定部材、821 R連結部材、822 L連結部材、83 キーボード、84 USBケーブル

Claims (1)

  1. 通常の使用時に遊戯者の一方の手によって把持される第1の把持部と、同じく通常の使用時に遊戯者の他方の手によって把持される第2の把持部とを備えたビデオゲーム機用コントローラであって、
    前記第1の把持部と、第1の操作ボタンを有する第1のユニットと、
    前記第1のユニットとは着脱可能かつ通信可能に電気的に接続され、前記2の把持部と、第2の操作ボタンと、前記第1の操作ボタン及び前記第2の操作ボタンの操作に応じてビデオゲーム機に対して操作信号を送信する制御部とを有する第2のユニットとを備え
    前記制御部は、前記第1のユニットと前記第2のユニットとの電気的接続を自動認識し、前記第1のユニットと前記第2のユニットとの電気的接続が分離状態であることを認識した場合には、前記第2の操作ボタンの少なくとも1つに対し、前記第1の操作ボタン又は前記第2の操作ボタンから任意の操作ボタンを再配置し、当該第2の操作ボタンの操作に応じて生成された操作信号を当該再配置された任意の操作ボタンの操作に応じて生成された操作信号として前記ビデオゲーム機に対して送信するビデオゲーム機用コントローラ。
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