JP3618606B2 - デッキプレート用埋設物固定具、及びその固定装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電線管端末保護具、ボックス類等のように、配線口を有するコンクリート埋設物をデッキプレートに固定するためのデッキプレート用埋設物固定具、及びその固定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
デッキプレートにコンクリート埋設物を固定するための従来の固定具G’として、特公平4−27772号公報に開示されているものがある。前記固定具G’は、樹脂成形品であって、その基本構成は、図11〜図13に示されるように、盤状をした固定具本体51の中央部に電線挿通孔52が設けられていると共に、該固定具本体51に前記電線挿通孔52に連通するスリット53が長手方向に沿って設けられ、固定具本体51の下面における前記電線挿通孔52の周縁部には、円弧状をした一対の嵌着部54(図13参照)が、前記スリット53が設けられている方向と直交する方向に沿って相対向して設けられ、固定具本体51の上面に、電線管端末保護具A’を固定するための嵌合突起部55が前記電線挿通孔52及び前記スリット53の周縁に設けられたものである。
【0003】
この固定具G’をデッキプレートDに固定するには、該デッキプレートDに、固定具側の電線挿通孔52に対応する電線挿通孔56を開けておき、前記固定具G’をスリット53の形成方向と直交する方向に撓ませて、固定具本体51の下面に設けられた一対の嵌着部54の一方をデッキ側の電線挿通孔56の周縁部に嵌着させておいて、該一対の嵌着部54の間隔を狭くさせると共に、固定具本体51をデッキプレートDの上面に密着させることにより、他方の嵌着部54をデッキプレート側の電線挿通孔56を通過させて、固定具本体51の撓み力を解除することにより、前記電線挿通孔56の周縁部に固定具G’の一対の嵌着部54を嵌着させていた。
【0004】
上記の状態では、デッキプレートDに開けられた電線挿通孔56の周縁部の一部が露出して、該露出部57(図11参照)は、後述する平面視での電線Wの引込方向Pに沿っているために、電線管端末保護具A’内に引き込まれる電線Wを損傷させてしまう。即ち、電線管端末保護具A’を固定具G’に固定した状態では、該保護具A’の両端の配線口58の中心を結ぶ線分の方向、即ち、電線Wの平面視での引込方向Pが固定具G’の長手方向(スリット53の形成方向)に沿っているため、端末保護具A’内に引き込まれた電線Wは、前記露出部57によって損傷される。このため、図11及び図12に示されるように、デッキプレートDの電線挿通孔56に残った前記露出部57に、断面コの字形をした嵌着片59を嵌着させて、電線Wの損傷を防止していた。
【0005】
このように、従来構造の固定具G’は、前記嵌着片59の使用が不可欠であり、デッキプレートDに対して固定具G’を取付けた後に、小さな嵌着片59を前記露出部57に嵌着させる作業は、極めて面倒であり、この嵌着作業を忘れることもあった。また、前記露出部57に嵌着片59を取付けた場合においても、電線Wの引込み力によって、外れることもあり、電線Wの保護に対して十分とは言えなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、配線口を有するコンクリート埋設物をデッキプレートに取付けるための固定具において、別部材を要せずに、前記コンクリート埋設物に引き込まれる電線の損傷を確実に防止することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するための本発明は、電線を挿通させる電線挿通孔が盤状をした固定具本体に設けられて、デッキプレートに開けられた透孔の周縁部に嵌着される一対の嵌着部が、前記固定具本体の下面における前記電線挿通孔の周縁部に設けられ、しかも、前記一対の嵌着部が前記透孔周縁部に嵌着し得るように、前記固定具本体を撓ませるための一対の撓み代部が前記電線挿通孔と連通して設けられ、相対向する方向にのみ開口して電線を引き込むための配線口を有するコンクリート埋設物が取付けられる被取付部が前記固定具本体に設けられて、前記コンクリート埋設物を前記デッキプレート上に固定するための固定具であって、前記一対の撓み代部は、前記コンクリート埋設物内に引き込まれる電線の平面視での引込方向とほぼ直交する方向に沿って相対向して設けられて、前記固定具本体は前記電線引込方向に沿って撓み得るようになっていて、しかもデッキプレートの透孔周縁部のうち前記電線引込方向に沿った部分を覆うべく、前記一対の嵌着部は前記電線引込方向に沿って相対向して形成されていることを特徴としている。
【0008】
固定具本体に設けられる一対の撓み代部は、固定具本体が電線引込方向に沿って撓み得るように、コンクリート埋設物内に引き込まれる電線の引込方向とほぼ直交する方向に沿って相対向して形成されていると共に、一対の嵌着部は電線引込方向に沿って相対向して形成され、デッキプレートに固定具が取付けられた状態において、固定具本体の電線挿通孔における平面視での電線引込方向に沿ってほぼ相対向する部分(電線引込経路)には、いずれも固定具の嵌着部が存在しているために、当該部分において、デッキプレート側の電線挿通孔の周縁部が露出しなくなる。従って、固定具の構造自体によって、デッキプレートの透孔周縁部における前記電線引込方向に沿ってほぼ相対向する部分に露出部が生じなくなって、別部材を用いずに、引込み時における電線の損傷を防止できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、実施例を挙げて、本発明を更に詳細に説明する。図1は、本発明に係るデッキプレート用埋設物固定具Gの斜視図であり、図2は、同じく下方から見た斜視図であり、図3は、電線管端末保護具Aの斜視図であり、図4は、デッキプレートDに固定具Gを取付ける前の状態の斜視図である。固定具Gを構成する固定具本体10は、後述する電線管端末保護具Aの座板24の形状に対応した方形盤状を呈していて、その周縁部には、全周に亘って外周壁部1が設けられていると共に、その中心部に電線挿通孔2が設けられている。また、固定具本体10には、これをデッキプレートDに固定した場合において、電線引込方向Pと直交する方向に沿って各切欠部3が相対向した状態で前記電線挿通孔2に接続して設けられており、該切欠部3が撓み代部として機能することにより、固定具本体10を電線引込方向Pに沿って撓ませることができる。また、前記各切欠部3は、電線挿通孔2を基準にすると、その半径方向に沿って設けられている。更に、固定具本体10の外周壁部1における電線引込方向Pに沿った2つの直線部の中央部は、他の部分に比較して薄肉に形成され、該薄肉部1aの存在によっても、固定具本体10が電線引込方向Pに沿って撓み易くなっている。
【0010】
また、固定具本体10の前記電線挿通孔2の周縁部には、半円弧状をした一対の周壁部4が裏面側に突出した状態で電線引込方向Pに沿って相対向して設けられ、各周壁部4の下端部であって、しかもその周方向に沿った中央部には、それぞれ嵌着板部5が前記固定具本体10の裏面と平行となり、しかも外方に向けて設けられ、固定具本体10の裏面と各嵌着板部5の上面との間に、デッキプレートDに開けられた透孔31(図4参照)の周縁部が挟み込まれる。
【0011】
また、固定具本体10の上面には、これに対して電線管端末保護具Aが取付けられる2種類の被取付部が設けられている。被取付部は、固定具本体10の上面に突設されて、電線管端末保護具Aの座板24に設けられた係合孔25に挿入・係合される第1係合片6と、固定具本体10の外周壁部1の一部を切り欠くことにより、内方に向けて弾性変形可能に形成されて、前記座板24の周縁部に係合される第2係合片7との2種類から成る。第1係合片6は、その基端部が固定具本体10の裏面に近い部分に設けられて、該固定具本体10の肉厚部を貫通して、その上面に突設された一対一組の係合単片6aで構成されていて、前記各切欠部3を挟むようにして計4組設けられている。また、第2係合片7は、固定具本体10の外周壁部1における電線引込方向Pに沿った2つの直線部の両端にそれぞれ設けられている。
【0012】
また、固定具本体10の外周壁部1における電線引込方向Pと直交する方向に沿った2つの直線部の中央部は、それぞれ外方に半円弧状となって膨出された膨出部1bとなっていて、固定具本体10における該膨出部1bの内側には、断面ほぼ円形のビス挿通孔8が設けられ、該ビス挿通孔8の周縁部には、固定具本体10の裏面側に突出した一対の案内突起体9が設けられ、前記ビス挿通孔8の内周形状と、一対の案内突起体9の外周形状とで合成される形状が円形となっている。また、図4に示されるように、固定具本体10に設けられた一対のビス挿通孔8のピッチは、デッキプレートDにおける透孔31の両側の対称位置に開けられる一対の器具取付孔32のピッチと同一である。また、固定具本体10における前記各膨出部1bの両側には、該固定具本体10を把持可能にすると共に、これを電線引込方向Pに沿って撓ませる際に力を作用させるための把持片11がそれぞれ設けられている。なお、図1及び図2において、12は、固定具Gの成形時に使用される抜型により形成される空間部を示す。
【0013】
一方、電線管端末保護具Aは、図3及び図10に示されるように、デッキプレートDにより成形されたコンクリート天井壁内に埋設される電線管Eと接続されて、該電線管Eに挿通されている電線Wを壁表に引き出すための部材である。即ち、電線管端末保護具Aは、下面が開口した保護具本体21の長手方向の両端部に、斜上方に向けて電線管接続部22がそれぞれ設けられて、各電線管接続部22の開口が配線口23となっており、保護具本体21の下端部にフランジ状をした座板24が設けられた構成である。この座板24における電線引込方向Pに沿った各部分には、前記固定具Gの第1係合片6が挿入・係合される2個の係合孔25がそれぞれ設けられている。
【0014】
引き続いて、上記固定具Gを使用して、デッキプレートDの谷部に電線管端末保護具Aを固定する場合について説明する。まず、図4に示されるように、ホルソー(図示せず)を使用して、デッキプレートDの谷部に固定具側の電線挿通孔2に対応する透孔31を開けると共に、ドリル(図示せず)を使用して、前記透孔31の両側に、固定具本体10に設けられた一対のビス挿通孔8と同一ピッチでもって、器具取付孔32を開ける。
【0015】
次に、図4に示されるように、固定具本体10に設けられた一対の切欠部3の方向をデッキプレートDの凹凸方向(電線引込方向Pと直交する方向)に沿わせた状態において、図8に示されるように、固定具本体10の裏面側に設けられた一対の嵌着板部5の一方を、デッキプレートDの透孔31の周縁部に嵌着させる。この状態において、固定具本体10に設けられた各把持片11に力Fを作用させて、固定具本体10を電線引込方向(切欠部3の形成方向と直交する方向)Pに沿って撓ませると、一対の嵌着板部5の間隔が狭められ、非嵌着状態の他方の嵌着板部5は、デッキプレートDの透孔31に対して挿入可能となる。そして、他方の嵌着板部5が前記透孔31を通ってデッキプレートDの裏面に達した状態において、各把持片11に作用させていた力Fを解除すると、図9に示されるように、該他方の嵌着板部5は、前記透孔31の周縁部に嵌着される。
【0016】
これにより、図5及び図9に示されるように、固定具本体10の裏面に設けられた一対の嵌着板部5は、いずれもデッキプレートDの透孔31の周縁部に嵌着されて、固定具Gは、その固定具本体10の裏面がデッキプレートDの上面に密着した状態となって、該デッキプレートDに取付けられる(固定される)。また、デッキプレートDに固定具Gが取付けられると、図7及び図9に示されるように、固定具本体10の下面に突設された二組の案内突起体9は、それぞれデッキプレートDの器具取付孔32に挿入される。
【0017】
上記のようにして、デッキプレートDに固定具Gが取付けられると、図5及び図9に示されるように、透孔31の周縁部は、固定具本体10の切欠部3が設けられている部分のみが露出して、残りの部分は、固定具本体10の裏面側に設けられた一対の周壁部4によって覆われる。即ち、デッキプレートDの透孔31の全周縁部のうち、電線引込方向Pに沿って相対向する部分(電線の引込経路となり得る部分)は、全て固定具Gの周壁部4によって覆われて、露出部分がなくなる。
【0018】
そして、図5及び図6に示されるように、デッキプレートDに固定された固定具Gに対して電線管端末保護具Aの座板24を押し込むと、該座板24の各係合孔25に、固定具Gの各第1係合片6が挿入・係合されると共に、前記座板24の周縁の四箇所に固定具Gの第2係合片7が係合されて、固定具Gに対して電線管端末保護具Aが固定される。よって、電線管端末保護具Aは、固定具Gを介してデッキプレートDに固定される。
【0019】
次に、図10に示されるように、電線管Eに挿通されている電線Wを引き出しておいて、該電線Wを電線管端末保護具Aの配線口23から、その内部に引き込んで、下方に向けて屈曲させ、再度、保護具本体21の底面開口から引き出すことにより、電線Wの端部をデッキプレートDから壁表側に引き出す。ここで、上記したように、デッキプレートDの透孔31の全周縁部のうち、電線Wの引込経路となる部分は、固定具Gの各嵌着板部5で覆われているために、電線管端末保護具A内に電線Wを引き込む際に、該電線WがデッキプレートDの透孔31の周縁部に直接接触して、損傷されることはない。
【0020】
そして、壁表側においては、各電線Wの端部を煙感知器等の諸器具Bに接続して、器具Bの座板部41をビス42を介して電線管端末保護具Aの保護具本体21の底面部に固定する。即ち、前記ビス42は、デッキプレートDの器具取付孔32に挿入され、保護具本体21の底面部に螺合される。一方、壁裏側においては、電線Wが引き出された各電線管Eを、電線管端末保護具Aの各接続部22にそれぞれ接続する。この状態において、デッキプレートDを型枠として機能させて、コンクリートを打設して、コンクリート天井壁を成形すると、各電線管E及び電線管端末保護具Aは、前記コンクリート天井壁内に埋設される。
【0021】
なお、上記実施例では、電線引込方向Pと直交する方向に沿って固定具本体10に設けられた切欠部3が、該固定具本体10を電線引込方向Pに沿って撓ませるための撓み代部として機能しているが、この撓み代部は、切欠部に限られず、蛇腹、薄肉部等で構成することも可能である。また、上記実施例では、コンクリート埋設物として、電線管端末保護具を挙げたが、他にボックス類を挙げることができる。
【0022】
【発明の効果】
本発明に係るデッキプレート用埋設物固定具は、デッキプレート用埋設物に電線を引き込む方向に対する固定具本体を撓ませる方向の工夫によって、デッキプレートに開けられた透孔の全周縁部のうち、電線の引込経路となる部分は、固定具本体の裏面に設けられた一対の周壁部によって覆われる構造になっているので、別部材を用いることなく、引込電線が前記透孔の露出した周縁部に接触して損傷されるのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデッキプレート用埋設物固定具Gの斜視図である。
【図2】同様の固定具Gを下方から見た斜視図である。
【図3】電線管端末保護具Aの斜視図である。
【図4】デッキプレートDに固定具Gを取付ける前の状態の斜視図である。
【図5】デッキプレートDに固定具Gが取付けられた状態の斜視図である。
【図6】固定具Gを介してデッキプレートDに電線管端末保護具Aが取付けられた状態の斜視図である。
【図7】固定具Gが取付けられたデッキプレートDを壁表側から見た斜視図である。
【図8】固定具Gが撓まされてデッキプレートDに取付けられる途中を示す断面図である。
【図9】固定具GがデッキプレートDに取付けられた状態を示す断面図である。
【図10】電線管端末保護具A内に電線Wが引き込まれて、壁表側に器具Bが取付けられた状態の断面図である。
【図11】従来の固定具G’がデッキプレートDに取付けられた状態の斜視図である。
【図12】従来の固定具G’を介してデッキプレートDに取付けられた電線管端末保護具A’内に電線Wが引き込まれて、壁表側に器具Bが取付けられた状態の断面図である。
【図13】図11のX−X線拡大断面図である。
【符号の説明】
A:電線管端末保護具(コンクリート埋設物)
D:デッキプレート
G:デッキプレート用埋設物固定具
P:平面視での電線引込方向
W:電線
2:電線挿通孔
3:切欠部(撓み代部)
5:嵌着板部(嵌着部)
6:第1係合片(被取付部)
7:第2係合片(被取付部)
10:固定具本体
23:配線口
31:デッキプレートの透孔
Claims (3)
- 電線を挿通させる電線挿通孔が盤状をした固定具本体に設けられて、デッキプレートに開けられた透孔の周縁部に嵌着される一対の嵌着部が、前記固定具本体の下面における前記電線挿通孔の周縁部に設けられ、しかも、前記一対の嵌着部が前記透孔周縁部に嵌着し得るように、前記固定具本体を撓ませるための一対の撓み代部が前記電線挿通孔と連通して設けられ、相対向する方向にのみ開口して電線を引き込むための配線口を有するコンクリート埋設物が取付けられる被取付部が前記固定具本体に設けられて、前記コンクリート埋設物を前記デッキプレート上に固定するための固定具であって、
前記一対の撓み代部は、前記コンクリート埋設物内に引き込まれる電線の平面視での引込方向とほぼ直交する方向に沿って相対向して設けられて、前記固定具本体は前記電線引込方向に沿って撓み得るようになっていて、しかもデッキプレートの透孔周縁部のうち前記電線引込方向に沿った部分を覆うべく、前記一対の嵌着部は前記電線引込方向に沿って相対向して形成されていることを特徴とするデッキプレート用埋設物固定具。 - 前記撓み代部は、固定具本体の電線挿通孔と連通する切欠部で構成されていることを特徴とする請求項1に記載のデッキプレート用埋設物固定具。
- 電線を挿通させる電線挿通孔が盤状をした固定具本体に設けられて、デッキプレートに開けられた透孔の周縁部に嵌着される一対の嵌着部が、前記固定具本体の下面における前記電線挿通孔の周縁部に設けられ、しかも、前記一対の嵌着部が前記透孔周縁部に嵌着し得るように、前記固定具本体を撓ませるための一対の撓み代部が前記電線挿通孔と連通して形成されてなるコンクリート埋設物固定具と、
前記固定具に取付けられてデッキプレートに固定され、前記透孔を貫通する電線が内部で屈曲して配線されるように、相対向する方向にのみ開口して電線を引き込むための配線口を有するコンクリート埋設物とからなり、
前記固定具の一対の撓み代部の対向方向は、前記埋設物の配線口の対向方向と直交して、前記固定具本体は前記配線口の対向方向に沿って撓むようになっており、しかも前記固定具の一対の前記嵌着部の対向方向は、前記埋設物の配線口の対向方向に沿っていることを特徴とするデッキプレート用埋設物固定装置。
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