JP2005151701A - プロテクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 プロテクタから引き出す支線の方向規制、支線に外装したチューブの固定、支線の長さ調節を行えるようにする。
【解決手段】 自動車に配索するワイヤハーネスW/Hに外装するプロタクタ10であって、幹線w1を貫通させる樋形状のプロテクタ本体11を備え、該プロテクタ本体11に支線w2〜w8の引出口を設け、該引出口に連通するプロテクタ本体内部に、円盤形状の調整材22、42及び挟持部33を設け、該調整材22、42及び挟持部33により、支線w2〜w8の方向規制、支線に外装したチューブの固定、支線の長さ調節を行っている。
【選択図】 図6

Description

本発明は、プロテクタに関し、詳しくは、自動車に配索するワイヤハーネスの分岐位置に外装するものであって、プロテクタから引き出す支線の方向規制、支線に外装したチューブの固定、支線の長さ調節を行うものである。
従来、自動車に配索するワイヤハーネスの分岐位置に外装するプロテクタとして、本出願人は、特開平9−117032号において、図8に示すプロテクタ1を提供している。該プロテクタ1は、ワイヤハーネスW/Hの幹線w1の分岐位置を外装する樋形状のプロテクタ本体2と該プロテクタ本体2の上面開口を閉鎖する蓋3とを薄肉ヒンジ4を介して一体成形しており、プロテクタ本体2の側壁2aに支線w2を導出するための切欠2bを設けている。
しかしながら、上記プロテクタ1であると、プロテクタ本体2の側壁2aに設けた切欠2bから支線w2を引き出しているだけであるため、支線w2を方向規制できない。
また、支線w2はプロテクタ1から引き出されて外部に露出するため、保護用のチューブを外装することがあるが、この場合、チューブが支線w2の軸方向へズレるのを防止するためチューブを支線w2にテープ巻き固定する必要がある。
さらに、支線w2の端末に接続したコネクタ5を相手方の機器(図示せず)に取り付ける際には、支線w2に余長を持たせる必要があるが、上記コネクタ5を相手方の機器に取り付けた後には、支線w2がプロテクタ1外でたるむこととなり、このたるんだ支線w2が外部干渉材に干渉したり、車両の振動によりばたついて異音が生じたりする問題がある。
特開平9−117032号公報
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、プロテクタから引き出す支線の方向規制、支線に外装したチューブの固定、支線の長さ調節を行えるようにすることを課題としている。
上記課題を解決するため、本発明は、第1に、自動車に配索するワイヤハーネスの幹線から分岐させて機器に接続する支線の長さおよび方向を規制するプロタクタであって、
上記幹線を貫通させる樋形状のプロテクタ本体を備え、該プロテクタ本体の長さ方向に延在する前側壁に上記支線の引出口を設け、該引出口に連通するプロテクタ本体内部に、円盤形状の調整材を設け、
上記支線を調整材の外周面に所要回数巻き付けて支線の長さの調整を可能としているプロテクタを提供している。
上記構成とすると、上記調整材の外周面に支線を所要回数巻き付けて支線の長さを調節することができるため、支線がプロテクタの外部でたるんで外部干渉材に干渉して損傷するのを防止でき、かつ、車両の振動により支線がばたついて異音が発生するのを防止することができる。
また、上記調整材を弾性材により構成すれば、支線端末のコネクタを機器に接続する場合には、支線を引っ張ることにより調整材が縮径される一方、接続後には弾性材の復帰力により元の状態に戻り支線がたるむのを防止することができる。
また、本発明は第2に、自動車に配索するワイヤハーネスの幹線から分岐させて機器に接続する支線の長さおよび方向を規制するプロタクタであって、
上記幹線を貫通させる樋形状のプロテクタ本体を備え、該プロテクタ本体の長さ方向に延在する前側壁に上記支線の引出口を設け、該引出口に連通するプロテクタ本体内部に、円盤形状で、中心位置より放射状に延在して互いに連続する支線挿通溝を備えた調整材を設け、
上記支線を調整材の外周面に巻き付け、あるいは調整材の所要の支線挿通溝を通して引きだし、支線の長さの調整および引きだし方向の調整を可能な構成としていることを特徴とするプロテクタを提供している。
上記構成とすると、プロテクタから引き出す支線をそれぞれ調整材により方向規制しているため、支線を任意の方向に規制することができ、支線の端末に接続したコネクタを対応する機器に容易にコネクタ接続することができる。
上記支線をチューブに通し、このチューブで外装した支線を上記調整材の支線挿通溝の両側壁で移動不可に挟持している。
上記構成とすると、調整材により支線の方向を規制するだけでなく、支線に外装したチューブを調整材の支線挿通溝の両側壁で挟持しているため、チューブを支線にテープ巻き固定することなくチューブの位置ズレを防止することができる。
上記調整材は上記プロテクタと別体とし、上面と前側面が開口すると共に後側面に支線挿通切欠を有するボックス内に調整材を固定し、かつ、該ボックスの底壁よりロック爪を先端に形成した一対の脚部を設けている一方、
上記プロテクタ本体の支線引出口と近接した位置に上記脚部の挿通孔を設け、該挿通孔に上記脚部を通してロック爪で固定している。
上記構成とすると、任意の調整材を上記プロテクタの所要箇所に取り付けて、支線の方向規制、長さ調節をすることができる。
さらに、本発明は、第3に、自動車に配索するワイヤハーネスの幹線から分岐させて機器に接続する支線の長さおよび方向を規制するプロタクタであって、
上記幹線を貫通させる樋形状のプロテクタ本体を備え、該プロテクタ本体の長さ方向に延在する前側壁に上記支線の引出口を設け、該引出口に近接する位置に一対の挟持部を設け、上記引出口より引き出す上記支線にチューブを外装し、このチューブで外装した支線を挟持部に通して移動不可に挟持していることを特徴とするプロテクタを提供している。
上記構成とすると、支線に外装したチューブが挟持部により押圧されて支線に密着固定されるため、チューブを支線にテープ巻き固定することなく位置ズレを防止することができる。
以上の説明より明らかなように、第1の本発明によれば、上記調整材の外周面に支線を所要回数巻き付けて支線の長さを調節することができるため、支線がプロテクタの外部でたるんで外部干渉材に干渉して損傷するのを防止でき、かつ、車両の振動により支線がばたついて異音が発生するのを防止することができる。
また、上記調整材を弾性材により構成すれば、支線端末のコネクタを機器に接続する場合には、支線を引っ張ることにより調整材が縮径される一方、接続後には弾性材の復帰力により元の状態に戻り支線がたるむのを防止することができる。
また、第2の本発明によれば、円盤形状で、中心位置より放射状に延在して互いに連続する支線挿通溝を備えた調整材を設け、支線を調整材の外周面に巻き付け、あるいはガイド材の所要の支線挿通溝を通して引きだし、支線の長さの調整および引きだし方向の調整を可能な構成としているため、支線を任意の方向に規制することができ、支線の端末に接続したコネクタを対応する機器に容易にコネクタ接続することができる。
さらに、第3の本発明によれば、支線に外装したチューブが支線引出口の近傍に設けた挟持部により押圧されて支線に密着固定されるため、チューブを支線にテープ巻き固定することなく位置ズレを防止することができる。
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図4は本発明の第1実施形態を示す。
図1に示す樹脂成型品からなるプロテクタ10は、自動車のエンジンルーム内に配索するワイヤハーネスW/Hの分岐位置に外装するものである。該プロテクタ10は、ワイヤハーネスW/Hの幹線w1及び該幹線w1より分岐する支線w2〜w7の分岐位置T1〜T3を収容するプロテクタ本体11と該プロテクタ本体11の上面を閉鎖する蓋部12とを薄肉ヒンジ部13を介して一体成形している。
プロテクタ本体11は、ワイヤハーネスW/Hの幹線w1を収容する樋形状の幹線挿通部11aと、該幹線挿通部11aの一側壁11a−1の上端縁から水平方向に外方に向けて突出する平板状の支線引出部11bとからなる。該支線引出部11bの先端側には後述する支線の方向規制部材20を係止するための係止孔11b−1を複数穿設している。本実施形態では、1つの方向規制部材20を係止するために2つの係止孔11b−1を設けており、合計4つの方向規制部材20を係止できるよう8つの係止孔11b−1を設けている。一方、プロテクタ本体11の他側壁11a−2の上端縁には蓋部12と連結するための薄肉ヒンジ部13を設けている。また、プロテクタ本体11の外面にはボルト孔を穿設した車体係止用のブラケット11cを突設している。
蓋部12は、プロテクタ本体11の上面を覆う上壁12aと、該上壁12aの薄肉ヒンジ部13と連結した位置を除く周縁から突設する側壁12bとからなる。該側壁12bのうち、蓋部12を薄肉ヒンジ部13を支点としてプロテクタ本体11側に回動したときに、支線引出部11bの先端側に配置される側壁を前側壁12b−1とし、該前側壁12b−1のうち、プロテクタ本体11の方向規制部材20の取付位置に対応する位置に支線を引き出すための支線引出口12cを切り欠いて設けている。
プロテクタ本体11の支線引出部11bに係止する支線の方向規制部材20は、図2(A)に示すように、ボックス21内に円盤形状の調整材22を一体的に備えている。ボックス21は、調整材22の下端と連続する矩形状の底壁部23と、該底壁部23の周縁から上方に突設する枠部24とからなる。該枠部24は四方のうち一方を開口として支線引出口25とし、該支線引出口25と対向する枠部24に切欠を設けて、支線を幹線挿通部11aから方向規制部材20内に引き込むための支線挿通切欠26としている。
円盤形状の調整材22の上面には、図2(B)に示すように、調整材22の中心から6本の支線挿通溝27を放射状に拡がるように設けている。これら支線挿通溝27は、60°間隔で設けており、調整材22の中心で全ての支線挿通溝27が互いに連続している。この方向規制部材20による支線の方向規制は、例えば、図2(C)に示すように、調整材22の上面に設けた支線挿通溝27内に支線w2を嵌め込んだり、調整材22の外周面に支線w3を沿わせることにより行っている。また、ボックス21の底壁部23の下面から下方に向けて一対の脚部28を突設し、該脚部28の先端に係止爪29を設けている。
プロテクタ10を外装するワイヤハーネスW/Hは、図3に示すように、プロテクタ10内において3箇所の分岐位置T1、T2、T3を備えており、分岐位置T1から支線w2、w3、分岐位置T2から支線w4、分岐位置T3から支線w5、w6、w7がそれぞれ分岐している。支線w2〜w7にはPVCチューブ50を外装しており、その端末にはそれぞれコネクタCを接続している。上記3つの分岐位置T1〜T3に対応させて、プロテクタ本体11の支線引出部11bに3つの方向規制部材20を係止固定している。
なお、残りの係止孔11b−1はオプション用として、本実施形態では方向規制部材20を取り付けていない。
プロテクタ本体11の幹線挿通部11aにワイヤハーネスW/Hの幹線w1を挿通させた状態で、幹線w1から分岐する支線w2〜w7をそれぞれ所要の形態で方向規制部材20に固定して支線w2〜w7の方向規制を行っている。支線w2、w3は上記のように、
支線w2を支線挿通溝27内に嵌め込む一方、支線w3は調整材22の外周面に沿わせている。支線w4は調整材22の外周に巻き付けて支線引出口25から引き出している。支線w6は支線挿通溝27に直線状で嵌め込む一方、支線w5、w7はそれぞれ調整材22の外周面に沿わせて支線引出口25から引き出している。
上記のように、プロテクタ本体11にワイヤハーネスW/Hを配索した後、蓋部12を薄肉ヒンジ部13を支点としてプロテクタ本体11側に回動し、ロック結合してプロテクタ本体11の上面を蓋部12により閉鎖している。この状態で、図4に示すように、プロテクタ10をブラケット11cによりエンジンルームの車体パネルPにボルト締め固定し、プロテクタ10から引き出した支線w2〜w7をそれぞれのコネクタに対応する相手方の機器(図示せず)にコネクタ接続している。
上記構成とすると、プロテクタ10から引き出す支線w2〜w7をそれぞれ方向規制部材20により方向規制しているため、支線w2〜w7を任意の方向に規制することができ、支線w2〜w7の端末に接続したコネクタを対応する機器に容易にコネクタ接続することができる。
また、支線w2、w6に外装したPVCチューブ50を調整材22の支線挿通溝27の両側壁で挟持しているため、PVCチューブ50を支線w2、w7にテープ巻き固定することなくPVCチューブ50の位置ズレを防止することができる。
なお、本実施形態では、方向規制部材20をプロテクタ10と別体として設けているが、方向規制部材20をプロテクタ10と一体成形してもよい。
図5は本発明の第2実施形態を示し、プロテクタ本体11の支線引出部11bに取り付ける部材を第1実施形態と相違させており、図5(A)に示す支線固定部材30を取り付けている。該支線固定部材30は、第1実施形態と略同形状のボックス31の両枠部32から挟持部33を内方に向けて突設しており、該挟持部33は先端にいくに従って水平方向に縮径している。両側の挟持部33の先端間には、支線w2を挿通するための支線挿通空間34を設けており、該支線挿通空間34の幅を挿通する支線w2の径よりも若干大きくしている。
PVCチューブ50を外装した支線w2を支線固定部材30内に引き込んで、支線w2のうちPVCチューブ50を外装した部位を挟持部33間の支線挿通空間34に挿通している。このとき、PVCチューブ50が挟持部33により両側から押圧されて支線w2に密着固定される。
上記構成とすると、支線w2に外装したPVCチューブ50が支線固定部材30の挟持部33により押圧されて支線w2に密着固定されるため、PVCチューブ50を支線w2にテープ巻き固定することなく位置ズレを防止することができる。
なお、他の構成は第1実施形態と同様のため、同一の符号を付して説明を省略する。
図6及び図7は、本発明の第3実施形態を示し、ワイヤハーネスW/Hの幹線w1から分岐する支線w2、w3、w5〜w7は、第1実施形態と同様の方向規制部材20により方向規制され、分岐位置T4から分岐する支線w8は、第2実施形態と同様の支線固定部材30により挟持されている。これに対し支線w4は、支線長さ調節部材40によりその長さが調節されている。
支線長さ調節部材40は、図7(A)に示すように、方向規制部材20と略同形状のボックス41内に円盤形状の調整材42を備えている。該調整材42は弾性部材からなり、調整材42の下面中央から突出する中心軸(図示せず)を介してボックス41に連結している。通常時には、図7(B)に示すように、支線w4を調整材42に所要回数巻き付けて、支線w4の長さを調節している。一方、支線w4の端末に接続したコネクタを所定の機器に接続する際には、支線w4を機器側に引っ張ると、図7(C)に示すように、調整材42が巻き付けた支線w4に押圧されて縮径される。支線w4を機器に接続した後には、支線w4の引張力がなくなって調整材42が原状復帰し、支線w4はたるむことなく長さが調節される。
上記構成とすると、調整材42の外周面に支線w4を所要回数巻き付けて支線w4の長さを調節することができるため、支線w4がプロテクタ10の外部でたるんで外部干渉材に干渉して損傷するのを防止でき、かつ、車両の振動により支線がばたついて異音が発生するのを防止することができる。
また、調整材42を弾性部材により構成しているため、支線端末のコネクタを機器に接続する場合には、支線w4を引っ張ることにより調整材42が縮径される一方、接続後には弾性材の復帰力により元の状態に戻り支線w4がたるむのを防止することができる。
さらに、本実施形態では、プロテクタ本体11の所要箇所に方向規制部材20、支線固定部材30、支線長さ調整部材40を取り付けているため、それぞれの支線に応じた所要の機能をプロテクタに持たせることができる。
なお、調整材42を弾性部材ではなく、ボックス41と同様の硬質樹脂により成形してもよい。
また、他の構成及び作用効果は第1実施形態と同様のため、同一の符号を付して説明を省略する。
本発明の第1実施形態のプロテクタを示す斜視図である。 支線の方向規制部材を示し、(A)は斜視図、(B)は平面図、(C)は支線を配線した状態を示す図面である。 プロテクタにワイヤハーネスを配索した状態を示す平面図である。 プロテクタを車体パネルに固定した状態を示す斜視図である。 第2実施形態の支線固定部材を示し、(A)は斜視図、(B)は平面図である。 第3実施形態のプロテクタにワイヤハーネスを配索した状態を示す図面である。 第3実施形態の支線長さ調節部材を示し、(A)は斜視図、(B)は通常時の平面図、(C)は支線が引っ張られた時の平面図である。 従来例を示す図面である。
符号の説明
10 プロテクタ
11 プロテクタ本体
11a 幹線挿通部
11b 支線引出部
12 蓋部
12c 支線引出口
13 薄肉ヒンジ部
20 支線の方向規制部材
22、42 調整材
27 支線挿通溝
30 支線固定部材
33 挟持部
34 支線挿通空間
40 支線長さ調節部材
50 PVCチューブ
T1〜T4 分岐位置
w1 幹線
w2〜w8 支線
W/H ワイヤハーネス

Claims (5)

  1. 自動車に配索するワイヤハーネスの幹線から分岐させて機器に接続する支線の長さおよび方向を規制するプロタクタであって、
    上記幹線を貫通させる樋形状のプロテクタ本体を備え、該プロテクタ本体の長さ方向に延在する前側壁に上記支線の引出口を設け、該引出口に連通するプロテクタ本体内部に、円盤形状の調整材を設け、
    上記支線を調整材の外周面に所要回数巻き付けて支線の長さの調整を可能としているプロテクタ。
  2. 自動車に配索するワイヤハーネスの幹線から分岐させて機器に接続する支線の長さおよび方向を規制するプロタクタであって、
    上記幹線を貫通させる樋形状のプロテクタ本体を備え、該プロテクタ本体の長さ方向に延在する前側壁に上記支線の引出口を設け、該引出口に連通するプロテクタ本体内部に、円盤形状で、中心位置より放射状に延在して互いに連続する支線挿通溝を備えた調整材を設け、
    上記支線を調整材の外周面に巻き付け、あるいは調整材の所要の支線挿通溝を通して引きだし、支線の長さの調整および引きだし方向の調整を可能な構成としていることを特徴とするプロテクタ。
  3. 上記支線をチューブに通し、このチューブで外装した支線を上記調整材の支線挿通溝の両側壁で移動不可に挟持している請求項2に記載のプロテクタ。
  4. 上記調整材は上記プロテクタと別体とし、上面と前側面が開口すると共に後側面に支線挿通切欠を有するボックス内に調整材を固定し、かつ、該ボックスの底壁よりロック爪を先端に形成した一対の脚部を設けている一方、
    上記プロテクタ本体の支線引出口と近接した位置に上記脚部の挿通孔を設け、該挿通孔に上記脚部を通してロック爪で固定している請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のプロテクタ。
  5. 自動車に配索するワイヤハーネスの幹線から分岐させて機器に接続する支線の長さおよび方向を規制するプロタクタであって、
    上記幹線を貫通させる樋形状のプロテクタ本体を備え、該プロテクタ本体の長さ方向に延在する前側壁に上記支線の引出口を設け、該引出口に近接する位置に一対の挟持部を設け、上記引出口より引き出す上記支線にチューブを外装し、このチューブで外装した支線を挟持部に通して移動不可に挟持していることを特徴とするプロテクタ。
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