JP3617403B2 - D/a変換装置及びa/d変換装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、チップ上の一部に配置されるマクロセル内に設けられるD/A変換装置、およびチップ上の一部に配置されるマクロセル内に設けられるA/D変換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のD/A変換装置1としては、例えば図3に示すように、集積回路のチップ2上の一部に配置されるマクロセル3内に設けられ、複数のD/Aコンバータ4、5、6からなるものが知られている。
【0003】
D/Aコンバータ4〜6には、各D/Aコンバータ4〜6がデジタル信号をアナログ信号に変換する際に共通に使用する基準電流IREFを、外部から供給する必要がある。このために、チップ2の端部の所定位置に基準電流IREFを供給する基準電流供給端子7を設け、その基準電流供給端子7と各D/Aコンバータ4〜6を3本の導体8〜10によりチップ2上で配線するとともに、その導体8〜10の各配線長がチップ2上で同一になるように、作業者が手作業で調整しながら配線していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来のD/A変換装置では、導体8〜10の配線長をチップ2上で同一になるように作業者が手作業で調整しながら配線していたので、その作業に手間がかかるという不都合があり、その解決が望まれていた。
【0005】
一方、このような不都合は、上述のD/A変換装置の他に、集積回路のチップ上に配置されるマクロセル内に設けられ、複数のA/DコンバータからなるA/D変換装置においても同様の不都合が考えられ、その解決が望まれる。
【0006】
そこで、本発明の第1の目的は、D/AコンバータがD/A変換に共通に使用する基準信号の各配線長の調整をチップ上で行う必要がないD/A変換装置を提供することにある。
【0007】
本発明の第2の目的は、A/DコンバータがA/D変換に共通に使用する基準信号の各配線長の調整をチップ上で行う必要のないA/D変換装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決し、本発明の1の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は以下のように構成した。
【0009】
すなわち、請求項1に記載の発明は、チップ上の一部に配置されるマクロセル内に設けられ、複数のD/AコンバータからなるD/A変換装置において、前記複数のD/AコンバータがD/A変換する際に共通に使用する基準信号を供給する各配線長を、前記マクロセル内で調整して均一にするようにしたことを特徴とするものである。
【0010】
この発明によれば、複数のD/AコンバータがD/A変換する際に共通に使用する基準信号を供給するための各配線長を、マクロセル内で調整して均一にするようにした。このため、その基準信号にかかる各配線長の調整をチップ上で行う必要がない上に、いったんその各配線長を合わせれば、マクロセルをチップ上のどこに配置してもマクロセルとの配線は1本の導体で足り、その配線が容易となる。
【0011】
ここで、上記基準信号は、各D/AコンバータがD/A変換する際に共通に使用する外部からの基準電流のみならず、またはその基準電流に代えてその際に基準電圧が必要な場合があるので、基準電圧を含む。
【0012】
さらに、本発明の第2の目的を達成するために、請求項2に記載の発明は以下のように構成した。
【0013】
すなわち、請求項2に記載の発明は、チップ上の一部に配置されるマクロセル内に設けられ、複数のA/DコンバータからなるA/D変換装置において、前記複数のA/DコンバータがA/D変換する際に共通に使用する基準信号を供給する各配線長を、前記マクロセル内で調整して均一にするようにしたことを特徴とするものである。
【0014】
この発明によれば、複数のA/DコンバータがA/D変換する際に共通に使用する基準信号を供給するための各配線長を、マクロセル内で調整して均一にするようにした。このため、その基準信号にかかる各配線長の調整をチップ上で行う必要がない上に、いったんその各配線長を合わせれば、マクロセルをチップ上のどこに配置してもマクロセルとの配線が1本の導体で足り、その配線が容易となる。
【0015】
ここで、上記基準信号は、各A/DコンバータがA/D変換する際に共通に使用する外部からの基準電流のみならず、またはその基準電流に代えてその際に基準電圧が必要な場合があるので、基準電圧を含む。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
【0017】
本発明のD/A変換装置の実施形態の構成について、図1を参照しつつ説明する。
【0018】
この実施形態にかかるD/A変換装置1Aは、LSIなどの集積回路のチップ2上の一部に配置されるマクロセル3内に設けられ、このマクロセル3内の所定位置には、図示しないデジタル信号をアナログ信号に変換するための複数のD/Aコンバータ4〜6が設けられている。D/Aコンバータ4〜6は、例えば、カラー画像のR、G、B信号のD/A変換に使用されるものである。
【0019】
チップ2の端部の所定位置には、外部から基準電流IREFを供給する基準電流供給端子7が設けられ、その基準電流供給端子7からマクロセル3まではチップ2上を共通の導体11で接続されている。マクロセル3内では、その基準電流IREFを供給する導体12、13、14の各配線長を調整して均一(同一)とし、その導体12〜14の各一端が共通の導体11に接続され、その各他端が対応するD/Aコンバータ4〜6にそれぞれ接続されている。
【0020】
ここで、上記の基準電流IREFは、D/Aコンバータ4〜6に入力される各デジタル信号をアナログ信号に変換する際に、各D/Aコンバータ4〜6に共通に供給するものである。なお、D/Aコンバータ4〜6の変換方式によっては、その変換の際に基準電圧を必要とするものがあり、この場合にはその基準電圧が供給される。
【0021】
以上説明したように、この実施形態にかかるD/A変換装置1Aによれば、外部からの基準電流IREFを供給する導体12、13、14の各配線長を、マクロセル3内で調整して均一にするようにした。このため、チップ2上で各配線長を合わせる必要がなくなる上に、いったんその各配線長を合わせれば、その後にチップ2上のどこにマクロセル3を配置しても基準電流供給端子7とマクロセル3との間の配線は導体11のみで足り、その配線が容易となる。また、チップ2上の共通の導体11は1本で足りるので、導体11の幅を太くすることが可能となる。
【0022】
次に、本発明のA/D変換装置の実施形態の構成について、図2を参照しつつ説明する。
【0023】
この実施形態にかかるA/D変換装置21は、LSIなどの集積回路のチップ22上の一部に配置されるマクロセル23内に設けられ、このマクロセル23内の所定位置には、図示しないアナログ信号をデジタル信号に変換するための複数のA/Dコンバータ24、25、26が設けられている。A/Dコンバータ24〜26は、例えば、カラー画像のR、G、B信号のA/D変換に使用されるものである。
【0024】
チップ22の端部の所定位置には、外部から基準電流IREF’を供給する基準電流供給端子27が設けられ、その基準電流供給端子27からマクロセル23まではチップ22上を共通の導体31で接続されている。マクロセル23内では、その基準電流IREF’が供給される導体32、33、34の各配線長を調整して均一(同一)とし、その導体32〜34の各一端が共通の導体31に接続され、その各他端が対応するA/Dコンバータ24〜26にそれぞれ接続されている。
【0025】
ここで、基準電流IREF’は、A/Dコンバータ24〜26に入力される各アナログ信号をデジタル信号に変換する際に、各A/Dコンバータ24〜26に共通に供給するものである。なお、A/Dコンバータ24〜26の変換方式によっては、その変換の際に基準電圧を必要とするものがあり、この場合にはその基準電圧が供給される。
【0026】
以上説明したように、この実施形態にかかるA/D変換装置21によれば、外部からの基準電流IREF’が供給される導体32、33、34の各配線長を、マクロセル23内で調整して均一にするようにした。このため、チップ22上で各配線長を合わせる必要がなくなる上に、いったんその各配線長を合わせれば、チップ22上のどこにマクロセル23を配置しても基準電流供給端子27とマクロセル23との間の配線は導体31のみで足り、その配線が容易となる。また、チップ22上の導体31は1本で足りるので、導体31の幅を太くすることが可能となる。
【0027】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明のD/A変換装置によれば、複数のD/AコンバータがD/A変換する際に共通に使用する外部からの基準信号を供給するための各配線長を、マクロセル内で調整して均一にするようにした。このため、その基準信号にかかる各配線長の調整をチップ上で行う必要がない上に、いったんその配線長を合わせれば、マクロセルをチップ上のどこに配置してもマクロセルとの配線は1本の導体で足り、その配線が容易となる。
【0028】
また、本発明のA/D変換装置によれば、複数のA/DコンバータがA/D変換する際に共通に使用する外部からの基準信号を供給するための各配線長を、マクロセル内で調整して均一にするようにした。このため、その基準信号にかかる各配線長の調整をチップ上で行う必要がない上に、いったんその各配線長を合わせれば、マクロセルをチップ上のどこに配置してもマクロセルとの配線は1本の導体で足り、その配線が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のD/A変換装置の実施形態の構成を示す概略平面図である。
【図2】本発明のA/D変換装置の実施形態の構成を示す概略平面図である。
【図3】従来のD/A変換装置の概略平面図である。
【符号の説明】
1A D/A変換装置
2、22 チップ
3 23 マクロセル
4〜6 D/Aコンバータ
7、27 基準電流供給端子
11〜14 導体
21 A/D変換装置
24〜26 A/Dコンバータ
31〜34 導体
Claims (2)
- チップ上の一部に配置されるマクロセル内に設けられ、複数のD/AコンバータからなるD/A変換装置において、
前記複数のD/AコンバータがD/A変換する際に共通に使用する基準信号を供給する各配線長を、前記マクロセル内で調整して均一にするようにしたことを特徴とするD/A変換装置。 - チップ上の一部に配置されるマクロセル内に設けられ、複数のA/DコンバータからなるA/D変換装置において、
前記複数のA/DコンバータがA/D変換する際に共通に使用する基準信号を供給する各配線長を、前記マクロセル内で調整して均一にするようにしたことを特徴とするA/D変換装置。
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JP2000050156A JP3617403B2 (ja) | 2000-02-25 | 2000-02-25 | D/a変換装置及びa/d変換装置 |
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JP2001244339A JP2001244339A (ja) | 2001-09-07 |
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US11818485B2 (en) | 2021-04-06 | 2023-11-14 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Image sensor including spider routing |
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