JP3617308B2 - 生ゴミ処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、生ゴミ処理装置に関し、具体的には、微生物の力を利用して生ゴミの分解処理を行う生ゴミ処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から微生物を利用して有機物及び水分を含有する生ゴミを環境に影響を与えない程度に分解処理(発酵)することが行われており、この処理を行う生ゴミ処理装置が知られている。
【0003】
この生ゴミ処理装置は、生ゴミ処理槽内にバイオチップと称する木質細片を生ゴミ処理材として充填してあり、生ゴミ処理槽に設けた投入口から生ゴミを生ゴミ処理槽内に投入し、生ゴミ処理材に生息する微生物の働きで生ゴミを発酵させて分解処理するようになっていたものであった。
【0004】
具体的には、図6および図7の(a)、(b)に示すごとく、生ゴミ処理材にて生ゴミの処理を行う生ゴミ処理槽があって、この生ゴミ処理槽の下方部に設けられた排出開口にダクト(9)が繋がれ、このダクト(9)の排出口(13)には、排出開口を経由して排出された生ゴミ処理材を受ける袋状の受け槽(8)が位置しており、この受け槽(8)の開口部分(10)周縁に一端から突出するように枠材(15)が設けられており、さらに、上記生ゴミ処理槽や上記受け槽(8)を手前側から覆い隠す前カバー(11)を設けていたものであり、受け槽(8)の開口部分(10)とダクト(9)の排出口(13)とのサイズは、同一に形成されていたものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような生ゴミ処理装置においては、図6に示すごとき前カバー(11)を取り付けることで、受け槽(8)の枠材(15)の突出する部分に同前カバー(11)が当接して内部に押し込まれるものであるが、この前カバー(11)のみでは、図7の(a)および(b)に示すごとく、受け槽(8)の開口部分(10)とダクト(9)の排出口(13)とがぴったりと合わず、結果として、排出口(13)から排出されてきた生ゴミ処理材を開口部分(10)で完全に受けきれず、受け槽(8)への排出されてきた生ゴミ処理材の回収量が減少するとともに、同生ゴミ処理材が受け槽(8)の枠材(15)周縁にたまってしまい、受け槽(8)としても外観上で汚れが目立ったりするものとなっていた。
【0006】
本発明は、叙述の点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、受け槽の装着を容易に完結することができる生ゴミ処理装置を提供するところにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る生ゴミ処理装置は、生ゴミ処理材(3)にて生ゴミの処理を行う生ゴミ処理槽(1)があって、この生ゴミ処理槽(1)の下方部に設けられた排出開口(7)にダクト(9)が繋がれ、このダクト(9)の排出口(13)には、上記排出開口(7)を経由して排出された上記生ゴミ処理材(3)を受ける袋状の受け槽(8)が位置しており、この受け槽(8)の開口部分(10)周縁に同受け槽(8)の手前側端から外方へ突出するように枠材(15)が設けられており、さらに、この枠材(15)の突出する部分に当接して内部に押し込み、上記受け槽(8)の開口部分(10)と上記ダクト(9)の排出口(13)とを連通するように納める突起(14)を有し、かつ、上記生ゴミ処理槽(1)や上記受け槽(8)を手前側から覆い隠す前カバー(11)を設けたことを特徴とする。
【0008】
本発明の請求項2に係る生ゴミ処理装置は、上記受け槽(8)の開口部分(10)が、上記ダクト(9)の排出口(13)よりも大きいサイズに形成されているものであることを特徴とする。
【0009】
本発明の請求項3に係る生ゴミ処理装置は、上記ダクト(9)の排出口(13)に上記枠材(15)が装着されるレール状の受け槽装着部(19)を設け、この受け槽装着部(19)の上面側に切欠(28)を設けたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を実施形態に係る図面に基いて詳細に説明する。
【0011】
図1は、本発明の一実施形態に係る生ゴミ処理装置を側面から見た断面図である。図2は、本発明の一実施形態に係る生ゴミ処理装置を正面から見た断面図である。図3の(a)は、本発明の生ゴミ処理装置において、一実施形態に係る前カバーを示した斜視図であり、図3の(b)は、同図3の(a)の前カバーを取り付けた生ゴミ処理装置の様子を示した概略図である。図4は、本発明に係る生ゴミ処理装置において、(a)は、要部の上面図であり、(b)は、要部の断面図である。図5は、本発明に係る生ゴミ処理装置を示した要部の斜視図である。
【0012】
本発明の生ゴミ処理装置は、図1ないし図5に示すごとく、生ゴミ処理材(3)にて生ゴミの処理を行う生ゴミ処理槽(1)があって、この生ゴミ処理槽(1)の下方部に設けられた排出開口(7)にダクト(9)が繋がれ、このダクト(9)の排出口(13)には、上記排出開口(7)を経由して排出された上記生ゴミ処理材(3)を受ける袋状の受け槽(8)が位置しており、この受け槽(8)の開口部分(10)周縁に同受け槽(8)の手前側端から外方へ突出するように枠材(15)が設けられており、さらに、この枠材(15)の突出する部分に当接して内部に押し込み、上記受け槽(8)の開口部分(10)と上記ダクト(9)の排出口(13)とを連通するように納める突起(14)を有し、かつ、上記生ゴミ処理槽(1)や上記受け槽(8)を手前側から覆い隠す前カバー(11)を設けているものである。
【0013】
本発明の実施の形態に係る生ゴミ処理装置は、図1および図2に示すごとく、上方が開口したケース(16)に上方が開口した生ゴミ処理槽(1)が内装してあり、この生ゴミ処理槽(1)内には撹拌手段(2)が回転自在に内装してあるものである。このケース(16)は、底部の底板(16a)やその他にも背部の背板、両側に取り付けた側カバー、前面の上部に取り付けた前上部カバー、それから、後述するが、前面の下部に取り付けた前カバー(11)などで形成されているものである。
【0014】
また、上記生ゴミ処理槽(1)の底部には、例えば、点検口を設けてあり、この点検口を着脱自在な点検口カバーにて覆ってあるものである。そして、この点検口カバーを外すことで定期的に全量の生ゴミ処理材(3)を交換できるようになっているものである。
【0015】
図1および図2に示すごとく、上記ケース(16)の底板(16a)の下面にはベース(17)を装着してあり、ベース(17)の下端を設置できるようになっているものである。このケース(16)の上面開口には開閉自在な蓋(18)を装着しているものである。
【0016】
上記撹拌手段(2)は、図2に示すごとく、中空パイプ状をした撹拌軸(2a)に同撹拌軸(2a)の軸方向に対して略直交する方向に突出する撹拌羽根(2b)を設けて構成してあり、該撹拌軸(2a)が生ゴミ処理槽(1)や処理材排出槽(5)の側壁(20)に設けた軸受部(21)に回転自在に軸支しているものである。少なくとも撹拌軸(2a)の一端部は、生ゴミ処理槽(1)や処理材排出槽(5)の側壁(20)より外側に突出しており、撹拌軸(2a)の外側への突出部分にスプロケット(22)を設けているものである。
【0017】
そして、図2に示すごとく、上記撹拌羽根(2b)は、本実施形態の場合、3枚であり、撹拌軸(2a)の長手方向の略中央と両端部に位置しており、また、撹拌羽根(2b)の突出方向は周方向に略120°位相がずれているものである。ケース(16)の底板(16a)にはモータ(23)が取り付けてあり、モータ(23)の出力軸に設けたスプロケットと上記撹拌手段(2)に設けたスプロケット(22)とにチェーンが掛け回してあって、モータ(23)を正転することで撹拌手段(2)を正転し、モータ(23)を逆転することで撹拌手段(2)を逆転し、このような撹拌手段(2)の回転により、生ゴミ処理槽(1)内の生ゴミ処理材(3)を撹拌し、生ゴミ処理槽(1)内の各部に満遍なく空気を供給すると共に、生ゴミ処理槽(1)内に充填した生ゴミ処理材(3)中に投入された生ゴミを均等に分散混合するようになっているものである。撹拌手段(2)の回転の制御は制御部により制御されるが、この制御部は、例えば、ケース(16)の上部に設けているものである。
【0018】
上記生ゴミ処理槽(1)の下部の外面部には、例えば、面ヒータを取着してあり、生ゴミ処理槽(1)に装填した生ゴミ処理材(3)の温度が低い場合に面ヒータにより加熱されるようになっているものである。この面ヒータも上記制御部で制御されるようになっているものである。
【0019】
また、同生ゴミ処理槽(1)内には微生物が生息したバイオチップと称されるおが屑状の木質細片のような担体よりなる生ゴミ処理材(3)が入れているものである。
【0020】
上記生ゴミ処理材(3)としては、例えば、従来から公知の木質細片(例としてあげると特公平2−30760号公報など)が使用できるものである。また、上記生ゴミ処理槽(1)内には含水率センサーが配設されており、生ゴミ処理槽(1)内の生ゴミ処理材(3)の含水率を測定できるようになっているものである。この含水率センサーで測定した含水率により、制御部にてファン(24)や面ヒータや撹拌手段(2)の運転制御ができるようになっているものである。
【0021】
また、上記ファン(24)を回転駆動すると、図2に示すごとく、ケース(16)の底部から吸気された外気が吸気経路(25)、生ゴミ処理槽(1)の上部の吸気口を介して生ゴミ処理槽(1)内に吸気され、生ゴミ処理槽(1)内から排気口(26)、排気経路(27)を介して外部に排気されるようになっているものである。
【0022】
上記のような生ゴミ処理装置において、生ゴミ処理槽(1)内に生ゴミが投入されると、撹拌手段(2)が回転して生ゴミを生ゴミ処理材(3)と撹拌混合させる。すると、生ゴミ処理材(3)に生息する微生物の働きにより生ゴミが分解処理されるものである。そして、ファン(24)を運転して生ゴミ処理槽(1)内に於ける生ゴミ処理により発生する湿気やガス等の排気は排気経路(27)を経て外部に排気され、同時にファン(24)を運転して排気することで、吸気経路(25)を経て吸気口から生ゴミ処理槽(1)内に外気が供給され、これにより新鮮な酸素が生ゴミ処理材(3)に供給されるようになって微生物の働きを活性化するものである。これにより生ゴミの分解処理が、漸次行われるようになっているものである。
【0023】
また、本発明においては、上記生ゴミ処理槽(1)のみで処理槽が構成されたタイプのものであってもかまわないものであるが、本実施形態の場合、図1および図2に示すごとく、一次槽としての生ゴミ処理槽(1)の側方に生ゴミ処理槽(1)と隣接するように二次槽としての処理材排出槽(5)を同生ゴミ処理槽(1)の一部となるように一体に設けてあり、生ゴミ処理槽(1)と処理材排出槽(5)との間の仕切り板(4)の上部には生ゴミ処理槽(1)から処理材排出槽(5)に生ゴミ処理材(3)をオーバーフローさせる複数の開口部(6)を設けてある。
【0024】
上記処理材排出槽(5)は、図1および図2に示すごとく、撹拌手段(2)を挟んで上方及び下方の位置で開口しており、下方の開口は排出開口(7)となっているものである。すなわち、この排出開口(7)は、上記生ゴミ処理槽(1)の下方部に設けられたものである。なお、この処理材排出槽(5)としては、本実施形態の場合、直方体箱状になっており、撹拌手段(2)より若干下方の位置で排出開口(7)として開口しているものである。
【0025】
図1および図2に示すごとく、上記処理材排出槽(5)の下方部には受け槽(8)が着脱自在に装着されるようになっているものである。この受け槽(8)は、例えば、本実施形態の場合、柔軟な袋状物(8a)にて形成されており、袋状物(8a)の上端の開口縁には、矩形状の開口部分(10)を設けているものである。
【0026】
なお、図1および図3に示すごとく、上記受け槽(8)の開口部分(10)周縁に同受け槽(8)の手前側端から外方へ突出するように枠材(15)が設けられており、この枠材(15)としては、例えば、ボール紙、樹脂板などの硬質板で形成されているものであり、このような硬質板にて同開口部分(10)が常に確保されているものである。
【0027】
このとき、例えば、上記枠材(15)と袋状物(8a)とを脱着自在に結合している場合であると、枠材(15)だけを再利用するようにして袋状物(8a)ごと生ゴミ処理材(3)を投棄し得るようにできるものである。
【0028】
さらに、上記受け槽(8)の内面が、樹脂コーティングを施されたものであると、樹脂によるコーティングで、受け槽(8)内から外へ臭気が漏れたり、同受け槽(8)内から外へ水分がしみ出したりすることが、確実に防止されるものであり、使用者にとって衛生的で快適なものとすることができるものである。
【0029】
特に、上記樹脂コーティングが、ポリエチレンコーティングであると、ポリエチレンによるコーティングで、受け槽(8)内から外へ臭気が漏れたり、同受け槽(8)内から外へ水分がしみ出したりすることが、より一層確実に防止されるものであり、使用者にとってより一層衛生的で快適なものとすることができるものである。
【0030】
本発明では、さらに、図1および図2に示すごとく、上記排出開口(7)にダクト(9)が繋がれ、このダクト(9)の排出口(13)には、上記排出開口(7)を経由して排出された上記生ゴミ処理材(3)を受ける袋状の受け槽(8)が位置しているものである。このダクト(9)の材質、サイズなどは、特に制限されるものではないものである。このダクト(9)は、例えば、上記排出開口(7)の周端縁(12)に無理嵌めされているものである。
【0031】
上記前カバー(11)は、図1および図3の(a)、(b)に示すごとく、上記生ゴミ処理槽(1)や上記受け槽(8)を手前側から覆い隠しているものであり、しかも、突起(14)を有しているものである。
【0032】
上記突起(14)は、図3の(a)、(b)に示すごとく、上記枠材(15)の突出する部分に当接して内部に押し込み、上記受け槽(8)の開口部分(10)と上記ダクト(9)の排出口(13)とを連通するように納めるものである。この突起(14)としては、上述のごとく枠材(15)を動かすことができ、納めることができる形状であれば、同図3の(a)に示すごとく、一対形成されたものであってもかまわないし、上記前カバー(11)の横方向全長にわたって一連に形成されたものであってもかまわないものである。
【0033】
上記突起(14)の存在によって、受け槽(8)を取り替えなどの際に、上記前カバー(11)を外し、取り替えたい受け槽(8)を外してから、新しい受け槽(8)を所定の位置、すなわち、排出口(13)の真下部に据え付け、同前カバー(11)が取り付けられると、同排出口(13)には、上記受け槽(8)の開口部分(10)が簡単に繋がるようになっているものであり、受け槽(8)の装着が非常に簡単なものとなる。その結果として、処理材排出槽(5)の下部の排出開口(7)と受け槽(8)とがダクト(9)を介してうまく連通するものである。
【0034】
上記のように処理材排出槽(5)や受け槽(8)を設けると、生ゴミ処理槽(1)内の生ゴミ処理材(3)の嵩が増えても、生ゴミ処理材(3)の量が所定量を越えると、開口部(6)からオーバーフローして処理材排出槽(5)に排出され、処理材排出槽(5)を介して受け槽(8)に受けられるものである。このように生ゴミ処理槽(1)内の生ゴミ処理材(3)の嵩が増えても、オーバーフローして排出されるために生ゴミ処理槽(1)内で生ゴミ処理材(3)の撹拌などがスムーズに行われ、生ゴミ処理が効率よく行われるものである。
【0035】
また、オーバーフローした生ゴミ処理材(3)は、処理材排出槽(5)を介して受け槽(8)に受けられるが、このとき通気管などを介して、通気されて受け槽(8)内の生ゴミ処理材(3)が効果的に乾燥させられるものである。受け槽(8)に多くの生ゴミ処理材(3)が溜まると、例えば、前下カバーを取り外し、次いで、受け槽(8)が取り外され、受け槽(8)内に入った生ゴミ処理材(3)が投棄されるものである。
【0036】
さらに、本発明の生ゴミ処理装置は、図2に示すごとく、上記処理材排出槽(5)内に同処理材排出槽(5)へオーバーフローした上記生ゴミ処理材(3)を攪拌する撹拌刃(34)が設けられているものである。
【0037】
具体的には、本実施形態の場合、図2に示すごとく、生ゴミ処理槽(1)に隣接するように生ゴミ処理槽(1)の高さと略同じ高さの処理材排出槽(5)を一体に設けているものである。また、撹拌手段(2)の撹拌軸(2a)は、処理材排出槽(5)内にも挿通してあり、同処理材排出槽(5)内で撹拌軸(2a)に撹拌刃(34)を設けているものである。
【0038】
このとき、上記処理材排出槽(5)に排出された生ゴミ処理材(3)は、撹拌刃(34)で撹拌されてから受け槽(8)に受けられるものである。そして、この撹拌刃(34)により、分解または破砕されずにオーバーフローした生ゴミ処理材(3)を処理材排出槽(5)においても破砕できるとともにさらに細かくなり、ごろごろした生ゴミ処理材(3)が受け槽(8)により一層確実に入らないようにすることができるものである。
【0039】
特に、図4の(a)および(b)に示すごとく、上記受け槽(8)の開口部分(10)が、上記ダクト(9)の排出口(13)よりも大きいサイズに形成されているものであると、取り付けられる受け槽(8)としては、より一層確実に開口部分(10)がダクト(9)の排出口(13)にぴったりと嵌まる確率が多くなり、結果として、排出口(13)から排出されてきた生ゴミ処理材(3)を開口部分(10)でより一層確実、かつ、完全に受け、同生ゴミ処理材(3)が受け槽(8)の枠材(15)周縁にたまったりすることもなくなり、受け槽(8)としても外観上でより一層確実に汚れたりしないものとなる。
【0040】
さらに、図5に示すごとく、上記ダクト(9)の排出口(13)に上記枠材(15)が装着されるレール状の受け槽装着部(19)を設け、この受け槽装着部(19)の上面側に切欠(28)を設けているものであると、レール状の受け槽装着部(19)の存在にて、ダクト(9)と受け槽(8)とをより一層簡単に連通させられるものであり、しかも、受け槽装着部(19)の上面側の切欠(28)にて、受け槽(8)の枠材(15)をダクト(9)の排出口(13)に装着する際に、使用者が上部から見ながら、作業を行うことができるものであり、枠材(15)の装着が簡単になるとともに、確実なものとなる。
【0041】
本発明の生ゴミ処理装置によると、図1ないし図5に示すごとく、生ゴミ処理材(3)にて生ゴミの処理を行う生ゴミ処理槽(1)があって、この生ゴミ処理槽(1)の下方部に設けられた排出開口(7)にダクト(9)が繋がれ、このダクト(9)の排出口(13)には、上記排出開口(7)を経由して排出された上記生ゴミ処理材(3)を受ける袋状の受け槽(8)が位置しており、この受け槽(8)の開口部分(10)周縁に同受け槽(8)の手前側端から外方へから突出するように枠材(15)が設けられており、さらに、この枠材(15)の突出する部分に当接して内部に押し込み、上記受け槽(8)の開口部分(10)と上記ダクト(9)の排出口(13)とを連通するように納める突起(14)を有し、かつ、上記生ゴミ処理槽(1)や上記受け槽(8)を手前側から覆い隠す前カバー(11)を設けたので、取り付けられる受け槽(8)としては、単に新しい受け槽(8)を所定の位置、すなわち、排出口(13)の真下部に据え付けるだけで、前カバー(11)が取り付けられて覆い隠されるとともに、突起(14)にて同受け槽(8)の枠材(15)の突出する部分に当接して内部に押し込まれ、受け槽(8)の開口部分(10)がダクト(9)の排出口(13)にぴったりと嵌まって、同開口部分(10)と同排出口(13)とを連通するように納められるものであり、結果として、排出口(13)から排出されてきた生ゴミ処理材(3)を開口部分(10)で確実、かつ、完全に受け、同生ゴミ処理材(3)が受け槽(8)の枠材(15)周縁にたまったりすることもなくなり、受け槽(8)としても外観上で確実に汚れたりしないものとなる。
【0042】
すなわち、本発明は、受け槽(8)の装着を容易に完結することができるものである。
【0043】
【発明の効果】
本発明の請求項1に係る生ゴミ処理装置によると、取り付けられる受け槽(8)としては、単に新しい受け槽(8)を所定の位置、すなわち、排出口(13)の真下部に据え付けるだけで、前カバー(11)が取り付けられて覆い隠されるとともに、突起(14)にて同受け槽(8)の枠材(15)の突出する部分に当接して内部に押し込まれ、受け槽(8)の開口部分(10)がダクト(9)の排出口(13)にぴったりと嵌まって、同開口部分(10)と同排出口(13)とを連通するように納められるものであり、結果として、排出口(13)から排出されてきた生ゴミ処理材(3)を開口部分(10)で確実、かつ、完全に受け、同生ゴミ処理材(3)が受け槽(8)の枠材(15)周縁にたまったりすることもなくなり、受け槽(8)としても外観上で確実に汚れたりしないものとなる。
【0044】
すなわち、本発明は、受け槽(8)の装着を容易に完結することができるものである。
【0045】
本発明の請求項2に係る生ゴミ処理装置によると、請求項1記載の場合に加えて、取り付けられる受け槽(8)としては、より一層確実に開口部分(10)がダクト(9)の排出口(13)にぴったりと嵌まる確率が多くなり、結果として、排出口(13)から排出されてきた生ゴミ処理材(3)を開口部分(10)でより一層確実、かつ、完全に受け、同生ゴミ処理材(3)が受け槽(8)の枠材(15)周縁にたまったりすることもなくなり、受け槽(8)としても外観上でより一層確実に汚れたりしないものとなる。
【0046】
本発明の請求項3に係る生ゴミ処理装置によると、請求項1または請求項2記載の場合に加えて、レール状の受け槽装着部(19)の存在にて、ダクト(9)と受け槽(8)とをより一層簡単に連通させられるものであり、しかも、受け槽装着部(19)の上面側の切欠(28)にて、受け槽(8)の枠材(15)をダクト(9)の排出口(13)に装着する際に、使用者が上部から見ながら、作業を行うことができるものであり、枠材(15)の装着が簡単になるとともに、確実なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る生ゴミ処理装置を側面から見た断面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る生ゴミ処理装置を正面から見た断面図である。
【図3】(a)は、本発明の生ゴミ処理装置において、一実施形態に係る前カバーを示した斜視図であり、(b)は、(a)の前カバーを取り付けた生ゴミ処理装置の様子を示した概略図である。
【図4】本発明に係る生ゴミ処理装置において、(a)は、要部の上面図であり、(b)は、要部の断面図である。
【図5】本発明に係る生ゴミ処理装置を示した要部の斜視図である。
【図6】従来例に係る生ゴミ処理装置を示した概略図である。
【図7】従来例に係る生ゴミ処理装置において、(a)は、要部の上面図であり、(b)は、要部の断面図である。
【符号の説明】
1 生ゴミ処理槽
3 生ゴミ処理材
7 排出開口
8 受け槽
9 ダクト
10 開口部分
11 前カバー
13 排出口
14 突起
15 枠材
19 受け槽装着部
28 切欠

Claims (3)

  1. 生ゴミ処理材にて生ゴミの処理を行う生ゴミ処理槽があって、この生ゴミ処理槽の下方部に設けられた排出開口にダクトが繋がれ、このダクトの排出口には、上記排出開口を経由して排出された上記生ゴミ処理材を受ける袋状の受け槽が位置しており、この受け槽の開口部分周縁に同受け槽の手前側端から外方へ突出するように枠材が設けられており、さらに、この枠材の突出する部分に当接して内部に押し込み、上記受け槽の開口部分と上記ダクトの排出口とを連通するように納める突起を有し、かつ、上記生ゴミ処理槽や上記受け槽を手前側から覆い隠す前カバーを設けたことを特徴とする生ゴミ処理装置。
  2. 上記受け槽の開口部分が、上記ダクトの排出口よりも大きいサイズに形成されているものであることを特徴とする請求項1記載の生ゴミ処理装置。
  3. 上記ダクトの排出口に上記枠材が装着されるレール状の受け槽装着部を設け、この受け槽装着部の上面側に切欠を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の生ゴミ処理装置。
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