JP2004082001A - 生ゴミ処理装置 - Google Patents

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JP2004082001A
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stirring
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Tadashi Kurashina
倉科 正
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MEIHOKU GIKEN KK
TOHOKU SHIGEN KAIHATSU KK
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MEIHOKU GIKEN KK
TOHOKU SHIGEN KAIHATSU KK
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Abstract

【課題】菌培養基材の更換が簡便容易な生ゴミの処理装置を提供する。
【解決手段】バイオ式の生ゴミ処理装置は、上部に生ゴミを投入するための開閉蓋2を備えた箱状の外装ケース1内に撹拌手段を備えた処理容器10が収納され、これに菌培養基材を収納し、生ゴミを投入して処理するようにしている。
本発明は、外装ケース1に電動モータ21から伝達される伝達歯車25を設け、処理容器10の撹拌軸11の端部に伝達歯車25と噛み合う撹拌軸歯車15を固設して、処理容器10を上方へ取り出し可能に外装ケースに収納したものである。
菌培養基材の更換は、処理容器10を取り出して行える。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、微生物を利用して生ゴミを分解処理するバイオ式の生ゴミ処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、有機物を分解する微生物を用いて生ゴミを炭酸ガスと水などに分解処理する、いわゆるバイオ式の生ゴミ処理装置が一般家庭でも普及しつつある。
この処理装置は例えば図7に示すように、上部に生ゴミを投入するための開閉自在な開閉蓋2を取付けた箱状の外装ケース1内に撹拌翼12a,12bを固設した水平な撹拌軸11を備えた処理容器10が収納されている。
【0003】
処理容器10は外装ケース1に一体に固設され、下部は撹拌軸11を中心とする半円状に形成されている。撹拌軸11は軸受で支持され、一方の軸端は処理容器10を貫通してスプロケット5が取り付けられている。そして、スプロケット5は電動モータ3から伝達された伝達スプロケット4とチェーン6で連結されている。
【0004】
処理容器10内には、おがくず等に有機物を分解する微生物を定着させた菌培養基材が収納されており、生ゴミは開閉蓋2を開放して投入される。
また、処理装置には、ヒータや送風機が設けられており、生ゴミが微生物によって速やかに分解されるように空気量,保水量,温度などを制御し、処理容器10内を微生物の適する環境に保持されるようにしている。
【0005】
菌培養基材が劣化した場合は、前面下部に設けた取出口9から取り出し、新たな菌培養基材と更換している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
菌培養基材の更換は通常3〜4カ月毎に行う必要があり、劣化した菌培養基材は、取出口9の床面に新聞紙を広げてポリエチレンの袋を用意し、取出口9を開き、処理容器10の排出口8を開放してシャベルで取り出している。
【0007】
この排出口8は処理容器の底部の一部を開口し、蓋で閉鎖する手段が採られているが、内容物の重量の他、撹拌翼の作動などによりかなりの負荷がかかるので、頑丈なものとしなければならず、多数のボルトで塞いでいる。
このため、排出口8の開放に時間を要し、臭気の漂うなかでシャベルで取り出すという煩わしい作業となっている。
【0008】
さらに、撹拌軸はチェーン6で駆動伝達されているので、張り装置などを必要とし伝達効率が悪いという欠点もある。なお、特開平10−272444号では伝達スプロケットの送り出し側にチェーンに近接させてチェーンガイドを設けることによって伝達効率を上げたものが開示されているが、構成が複雑になる。
【0009】
本発明は、これら従来の問題を解決するためになされたものであって、特に菌培養基材の更換が簡便容易な生ゴミの処理装置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明では次の手段を採った。即ち、
上部に開閉蓋を有する外装ケースに、撹拌翼を固設した水平な撹拌軸を備えた処理容器を内装し、生ゴミを微生物で分解処理する生ゴミ処理装置において、処理容器を貫通した該撹拌軸の端部に撹拌軸歯車を固設し、外装ケース側に電動モータから伝達された該撹拌軸歯車に噛み合う伝達歯車を設け、該処理容器を引き上げて取り出し可能に外装ケースに嵌装したことを特徴としている。
【0011】
本発明は、処理容器の下部の菌培養基材を取り出す排出口を廃止し、撹拌軸の伝達駆動を歯車とするとともに処理容器を外装ケースから簡便に取り出せるようにしたものである。そして、菌培養基材の更換時は、処理容器を外装ケースから取り出して裏返しにして排出する。
【0012】
処理容器の撹拌軸に固設される撹拌軸歯車および外装ケース側に設けられる伝達歯車は合成樹脂にするのが望ましい。これにより、潤滑の必要もなく噛み合い音も小さくできる。なお、電動モータから伝達歯車への動力の伝導は歯車でなくてもよく、特に限定しない。
【0013】
処理容器は撹拌翼によって内容物が十分に撹拌される形状で、簡便に外装ケースに脱着でき、装着時は撹拌軸歯車が伝達歯車に精度よく噛み合い、また、処理容器単体で取り扱い易いものである必要がある。
このための手段は種々あるが、請求項2に記載のように、処理容器は、その下部を撹拌軸を中心とする半円状に形成し、側面には外装ケースに設けた縦方向の案内部材に係合するガイドリブを備え、底部には外装ケースから取り出したときに載置するための足部材を付設したものとするのが望ましい。また、簡便に裏返しができるように側面に把手を付設するとよい。なお、ガイドリブを付設する位置および数は任意でよい。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、上記従来技術で説明した図7と同じものは同じ符号を付している。
図1は生ゴミの処理装置の外観を示す斜視図で、図2および図3は側面図および正面図である。また、図4は図1の断面図である。
【0015】
この処理装置は、上部に開閉自在な開閉蓋2を備えた箱状の外装ケース1内に、処理容器10が脱着可能に嵌装されている。
処理容器10は図5および図6に示すように、全体としてほぼ直方体で、底部が半円状の形状をしている。
【0016】
処理容器10内には撹拌翼12a,12bを複数(この例では5個)固設した撹拌軸11が両側面に設けられた軸受13,14に回動自在に設けられている。中寄りの撹拌翼12aは真っすぐな棒状であるが、壁側の撹拌翼12bは幅広の板材が付設されており、処理容器10の壁側付近のものも十分に撹拌されるようにしている。
【0017】
撹拌軸11の一端側は軸受14を貫通して処理容器10の外側に突出しており、軸端部に撹拌軸歯車15が固設されている。そして、撹拌軸歯車15は下端部に切欠部16aを有するカバー16で覆われている。
処理容器10の上端は外装ケース1の上端に載置できるように、外側に折り曲げられた水平なフランジ10aが形成されている。
【0018】
また、処理容器10側面には外装ケース1に装着時に外装ケース1の案内部材1bと係合するガイドリブ17が、縦方向に2個設けられている。なお、このガイドリブ17は処理容器10の対向する側面にも付設されている。また、カバー16の上方にもガイドリブ19が付設されており(図3参照)、図示してないが外装ケース1にこれと係合する案内部材が別途付設されている。
【0019】
さらに、処理容器10の側面には処理容器10を裏返すときなどに持つための把手33が付設されている。また、処理容器10の底部には床面などにも載置できるように足部材18が設けられている。
なお、31および32は処理容器10内に空気を供給するための吸気口および排気口である。
【0020】
外装ケース1は全体が直方体で、上部全体が開放できる開閉蓋2が設けられている。
開閉蓋2は一端側がピン2bで外装ケース1に連結され、他端側は閉鎖したとき外装ケース1に係止されるロック金具2cが設けられている。そして、開閉蓋2が閉じられたときは開閉蓋2に付設した弾性体2aが処理容器10のフランジ10aに密着して処理容器10を密閉保持する。
【0021】
外装ケース1の上端部は処理容器10のフランジ10aが載置できるように平面部を有し、対向する両側面の中央部には窪み部1aを形成している。
また、外装ケース1の内側には、処理容器10を装着するときの案内となる案内部材1bが縦方向に設けられている。この案内部材1bは処理容器10の2本のガイドリブ17を両側から挟むように位置させて設けられている。
【0022】
外装ケース1の底部にはブラケット26が固設されており、これに処理容器10の撹拌軸歯車15を駆動するための駆動手段が設けられている。すなわち、直流の電動モータ21と減速機が設けられ、その出力軸の中間歯車22と中間軸24に設けた中間歯車23を噛み合わせている。そして、中間軸24には上記撹拌軸歯車15と噛み合う伝達歯車25が設けられている。直流モータ21は始動時の出力が大きく、小型であるので外装ケース1の下部に納めることができる。
【0023】
また、外装ケース1内の処理容器10の底部に位置する付近にはシート状のヒータが断熱材を介して設けられている。なお、34は電動モータ21、排気ファンのモータ、ヒータの制御を行う制御装置で、菌培養基材の有機物分解微生物の最適な環境が保持されるように制御される。
【0024】
この処理装置は上記のように構成されているので、予め処理容器10に菌培養基材を適量収納しておき、開閉蓋2を開けて生ゴミを投入して開閉蓋2を閉鎖し、始動スイッチをONにする。これにより、制御装置34が始動し、生ゴミは自動的に処理される。
【0025】
菌培養基材を更換する場合は、例えば、床にポリ袋の口を拡げて置き、開閉蓋2を開放し、外装ケース1との隙間35に手を入れて、処理容器10を両側から上方へ垂直に持ち上げて取り出し、裏返しにしてポリ袋の口に置く。なお、処理容器10を逆さにするときは一方の手で把手33を持てば容易である。
【0026】
この作業により処理容器10内の菌培養基材は一瞬にしてポリ袋に排出される。処理容器10の下部には足部材18があるので菌培養基材を排出した処理容器10は、さらに裏返して置くことができる。
処理容器10を外装ケース1へ装着する場合は、隙間35に手を入れて持ち上げ、処理容器10のガイドリブ17が外装ケース1の案内部材1bに、およびガイドリブ19が案内部材に係合させて嵌装すればよい。
【0027】
この場合、撹拌軸歯車15が中間軸の伝達歯車25と噛み合わない場合は処理容器10を浮かせぎみにして、撹拌翼12aを押して僅かに撹拌軸11を回動させてやればよい。また、新たな菌培養基材は処理容器10を外装ケース1に装着した後に投入すればよい。
【0028】
なお、上記実施の形態では、処理容器10を外装ケース1へ装着するための案内としてガイドリブ17とガイドリブ19を用いたもので説明したが、何れか一方でもよい。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の生ゴミの処理装置は、処理容器を貫通した該撹拌軸の端部に撹拌軸歯車を固設し、外装ケース側に電動モータから伝達された該撹拌軸歯車に噛み合う伝達歯車を設け、該処理容器を引き上げて取り出し可能に外装ケースに嵌装したので、菌培養基材の更換が短時間で簡便に行える。
【0030】
また、従来のように菌培養基材の取出口を設けないので処理容器はもとより、外装ケースも簡素なものとなり、製作が容易でコストが安価なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の生ゴミの処理装置の全体の外観を示す斜視図である。
【図2】同 側面図である。
【図3】同  正面図である。
【図4】同 図1の断面図である。
【図5】同 処理容器10の側面断面図である。
【図6】同 正面図である。
【図7】従来の生ゴミの処理装置の全体を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…外装ケース      1a…窪み部
1b…案内部材      2…開閉蓋
2a…弾性体        2b…ピン
2c…ロック金具     3…電動モータ
4…スプロケット     5…伝達スプロケット
6…チェーン       8…排出口
9…取出口       10…処理容器
10a…フランジ         11…撹拌軸
12a,12b…撹拌翼  13,14…軸受
15…撹拌軸歯車     16…カバー
17…ガイドリブ     18…足部材
19…ガイドリブ     21…電動モータ
22,23…中間歯車   24…中間軸
25…伝達歯車      26…ブラケット
31…吸気口       32…排気口
33…把手        34…制御装置
35…隙間

Claims (2)

  1. 上部に開閉蓋を有する外装ケースに、撹拌翼を固設した水平な撹拌軸を備えた処理容器を内装し、生ゴミを微生物で分解処理する生ゴミ処理装置において、処理容器を貫通した該撹拌軸の端部に撹拌軸歯車を固設し、外装ケース側に電動モータから伝達された該撹拌軸歯車に噛み合う伝達歯車を設け、該処理容器を引き上げて取り出し可能に外装ケースに嵌装したことを特徴とする生ゴミ処理装置。
  2. 前記処理容器は、その下部を撹拌軸を中心とする半円状に形成し、側面には外装ケースに設けた縦方向の案内部材に係合するガイドリブを備え、底部には外装ケースから取り出したときに載置するための足部材を付設したことを特徴とする請求項1記載の生ゴミ処理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021194121A1 (ko) * 2020-03-26 2021-09-30 김윤옥 음식물 쓰레기 처리장치

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