JP3301717B2 - 生ごみ処理装置 - Google Patents

生ごみ処理装置

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JP3301717B2
JP3301717B2 JP20037497A JP20037497A JP3301717B2 JP 3301717 B2 JP3301717 B2 JP 3301717B2 JP 20037497 A JP20037497 A JP 20037497A JP 20037497 A JP20037497 A JP 20037497A JP 3301717 B2 JP3301717 B2 JP 3301717B2
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garbage disposal
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享 川上
政則 小屋本
馨 山下
一雅 六嶋
弘泰 川西
英男 藤本
富三郎 東
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、微生物の力を利用
して生ごみの分解処理を行う生ごみ処理装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来から微生物を利用して有機物及び水
分を含有する生ごみを環境に影響を与えない程度に分解
処理(発酵)することが行われており、この処理を行う
生ごみ処理装置が知られている。この生ごみ処理装置は
生ごみ処理槽内にバイオチップと称する木質細片を生ご
み処理材として充填してあり、生ごみ処理槽に設けた投
入口から生ごみを生ごみ処理槽内に投入し、生ごみ処理
材に生息する微生物の働きで生ごみを発酵させて分解処
理するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記生ごみ処理装置で
は生ごみ処理材に生息する微生物で生ごみが消化される
ものの、使用頻度により生ごみ処理槽内の生ごみ処理材
の嵩が僅かづつ増えて行く。そして生ごみ処理槽内の生
ごみ処理材の嵩が増えると、撹拌等がスムーズに行われ
なく生ごみ処理の効率が悪くなるという問題がある。
【0004】本発明は叙述の点に鑑みてなされたもので
あって、生ごみ処理槽内の生ごみ処理材の嵩を所定量以
下に保って効率のよい生ごみの処理ができ、しかも余剰
の生ごみ処理材を容易に回収できてメンテナンスが容易
にできる生ごみ処理装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の請求項1の生ごみ処理装置は、生ごみ処理槽
1内に設けた撹拌手段2を回転駆動して生ごみ処理槽1
内に充填した生ごみ処理材3を撹拌することにより生ご
み処理槽1内に投入した生ごみを分解処理するようにし
たものにおいて、生ごみ処理槽1に隣接するように仕切
り板4を介して処理材排出槽5を設けると共に上記仕切
り板4に生ごみ処理槽1内の生ごみ処理材3を処理材排
出槽5にオーバーフローさせる開口部6を設け、処理材
排出槽5から排出される生ごみ処理材3を受ける受け槽
8を処理材排出槽5の下方に配置し、処理材排出槽5の
下部の排出開口7の両側にレール縁9を内方に突出する
ように設け、受け槽8の上端の口部10の両側に上記レ
ール縁9の上に載って係止し得るフランジ11を設ける
と共にこのフランジ11を上記レール縁9にスライド自
在に載置して受け槽8を着脱自在に装着し、レール縁9
の上方にレール縁9に生ごみ処理材3が載るのを防止す
るための庇部13を設けて成ることを特徴とする。生ご
み処理の使用頻度により生ごみ処理槽1内の生ごみ処理
材3の嵩が増えても余分な生ごみ処理材3は仕切板4の
開口部6から処理材排出槽5に排出され、処理材排出槽
5から受け槽8に受けられる。これにより生ごみ処理槽
1内の生ごみ処理材3が所定以上嵩が増えず、生ごみ処
理材3の撹拌等がスムーズにできて効率のよい生ごみ処
理ができる。また余剰の生ごみ処理材3は処理材排出槽
5を介して受け槽8に受けることができて容易に余剰の
生ごみ処理材3を回収できると共に受け槽8を取り外す
ことで余剰の生ごみ処理材3を受け槽8にて廃棄でき、
メンテナンスが容易にできる。また受け槽8の上端の口
部10のフランジ11をスライドさせて処理材排出槽5
の排出開口7のレール縁9に載置することで受け槽8を
着脱自在に装着できて受け槽8を簡単な構造で着脱自在
にできる。またレール縁9の上方が庇部13にて覆われ
てレール縁9の上に生ごみ処理材3が載るのを防止でき
てレール縁9上に生ごみ処理材3が堆積する弊害をなく
して受け槽8を円滑に着脱できる。
【0006】また請求項2の生ごみ処理装置は、請求項
1において、上記フランジ11をスライドさせてフラン
ジ11をレール縁9に載置するときフランジ11をスラ
イドさせる方向である奥側で処理材排出槽5の奥壁とレ
ール縁9の奥側の端部との間に生ごみ処理材3を落下さ
せる空隙12を設けて成ることを特徴とする。レール縁
9の上に生ごみ処理材3が堆積すると、受け槽8の着脱
に支障を生じるおそれがあるが、レール縁9に生ごみ処
理材3が載っても、フランジ11をスライドさせてフラ
ンジ11をレール縁9に載せるときフランジ11にてレ
ール縁9上の生ごみ処理材3が押されて空隙12から下
方に落下させられ、レール縁9に生ごみ処理材3が堆積
する弊害を生じない。
【0007】
【0008】また請求項3の生ごみ処理装置は、請求項
1において、処理材排出槽5内に撹拌刃14が設けられ
たことを特徴とする。処理材排出槽5にオーバーフロー
した生ごみ処理材3を処理材排出槽5内で撹拌でき、分
解または破砕されずにオーバーフローした生ごみ処理材
3を破砕できてごろごろした生ごみ処理材3が受け槽8
に入らないようにできる。
【0009】また請求項4の生ごみ処理装置は、請求項
1において、処理材排出槽5の高さ方向の大きさが生ご
み処理槽1の高さ方向の大きさの約半分程度の大きさで
あり、処理材排出槽5を上部に設けると共に処理材排出
槽5の下方に受け槽8を設けたことを特徴とする。処理
材排出槽5や受け槽8を設けても装置全体が大型になら
ない。
【0010】また請求項5の生ごみ処理装置は、請求項
において、処理材排出槽5内に受け槽8の入口近くま
で通気管15を設けると共に通気管15からの通気にて
生ごみ処理材3を乾燥させるようにしたことを特徴とす
る。十分に乾燥した生ごみ処理材3を受け槽8に受ける
ことができて受け槽8に回収した生ごみ処理材3の投棄
が容易にできる。
【0011】また請求項6の生ごみ処理装置は、請求項
1乃至請求項5において、受け槽8は袋状であって、そ
の入口となる口部10ががま口状になっていることを特
徴とする。受け槽8を袋として取り扱えて取り扱いが容
易にでき、また受け槽8の口部10をがま口のように開
閉できて受け槽8の取り扱いが一層容易にできる。
【0012】
【発明の実施の形態】まず、図1乃至図4に示す実施の
形態から述べる。生ごみ処理装置は上方が開口したケー
ス16に上方が開口した生ごみ処理槽1が内装してあ
り、この生ごみ処理槽1内には撹拌手段2が回転自在に
内装してある。ケース16は底部の底板16a、背部の
背板16b、両側に取り付けた側カバー16c、前面の
上部に取り付けた前上カバー16d、前面の下部に取り
付けた前下カバー16e等で形成されいる。ケース16
の底板16aの下面にはベース17を装着してあり、ベ
ース17の下端を設置できるようになっている。ケース
16の上面開口には開閉自在な蓋18を装着してある。
【0013】撹拌手段2は中空パイプ状をした撹拌軸2
aに撹拌軸2aの軸方向に対して略直交する方向に突出
する撹拌羽根2bを設けて構成してあり、該撹拌軸2a
が生ごみ処理槽1の両側壁20に設けた軸受部21に回
転自在に軸支してある。少なくとも撹拌軸2aの一端部
は生ごみ処理槽1の側壁20より外側に突出しており、
撹拌軸2aの外側への突出部分にスプロケット22を設
けてある。撹拌羽根2bは本例の場合、3枚であり、撹
拌軸2aの長手方向の略中央と両端部に位置しており、
また撹拌羽根2bの突出方向は周方向に略120°位相
がずれている。ケース16の底板16aにはモータ23
が取り付けてあり、モータ23の出力軸に設けたスプロ
ケットと上記撹拌手段2に設けたスプロケット22とに
チェーンが掛け回してあって、モータ21を正転するこ
とで撹拌手段2を正転し、モータ21を逆転することで
撹拌手段2を逆転し、このような撹拌手段2の回転によ
り、生ごみ処理槽1内の生ごみ処理材3を撹拌し、生ご
み処理槽1内の各部にまんべんなく空気を供給すると共
に生ごみ処理槽1内に充填した生ごみ処理材3中に投入
された生ごみを均等に分散混合するようになっている。
撹拌手段2の回転の制御は制御部により制御されるが、
この制御部はケースの上部に設けてある。
【0014】生ごみ処理槽1の下部の外面部には面ヒー
タを取着してあり、生ごみ処理槽1に装填した生ごみ処
理材3の温度が低い場合に面ヒータにより加熱されるよ
うになっている。この面ヒータも上記制御部で制御され
るようになっている。また生ごみ処理槽1内には微生物
が生息したバイオチップと称されるおが屑状の木質細片
のような担体よりなる生ごみ処理材3が入れてある。こ
の生ごみ処理材3としては例えば従来から公知の木質細
片(例えば特公平2−30760号公報等)が使用でき
る。また生ごみ処理槽1内には含水率センサーが配設さ
れており、生ごみ処理槽1内の生ごみ処理材3の含水率
を測定できるようになっている。この含水率センサーで
測定した含水率により、制御部にてファン24や面ヒー
タや撹拌手段2の運転制御ができるようになっている。
またファン24を回転駆動すると、ケース16の底部か
ら吸気された外気が吸気経路25、生ごみ処理槽1の上
部の吸気口を介して生ごみ処理槽1内に吸気され、生ご
み処理槽1内から排気口26、排気経路27を介して外
部に排気されるようになっている。
【0015】上記のような生ごみ処理装置において、生
ごみ処理槽1内に生ごみが投入されると、撹拌手段2が
回転して生ごみを生ごみ処理材と撹拌混合させる。する
と、生ごみ処理材3に生息する微生物の働きにより生ご
みが分解処理されるものである。そして、ファン24を
運転して生ごみ処理槽1内に於ける生ごみ処理により発
生する湿気やガス等の排気は排気経路27を経て外部に
排気され、同時にファン24を運転して排気すること
で、吸気経路25を経て吸気口から生ごみ処理槽1内に
外気が供給され、これにより新鮮な酸素が生ごみ処理材
3に供給されるようになって微生物の働きを活性化する
ものである。これにより生ごみの分解処理が漸次行われ
るようになっている。
【0016】また本発明の場合、一次槽としての生ごみ
処理槽1の側方に生ごみ処理槽1と隣接するように二次
槽としての処理材排出槽5を一体に設けてあり、生ごみ
処理槽1と処理材排出槽5との間の仕切り板4の上部に
は生ごみ処理槽1から処理材排出槽5に生ごみ処理材3
をオーバーフローさせる複数の開口部6を設けてある。
処理材排出槽5は上面及び下面を開口しており、下面の
開口は排出開口7となっている。本例の場合、処理材排
出槽5の高さは生ごみ処理槽1の高さの約半分の高さに
なっており、生ごみ処理槽1の上部に対応するように設
けてある。処理材排出槽5は本例の場合、直方体箱状に
なっており、下面の全面が排出開口7として開口してい
る。処理材排出槽5の下方には三次槽としての受け槽8
が着脱自在に装着されるようになっている。この受け槽
8は本例の場合、柔軟な袋8aにて形成されており、袋
8aの上端開口縁には矩形状の口部10を設けてある。
この口部10は本例の場合、がま口状になっており、一
対のコ字状のフレーム10aを折り曲げ自在に連結して
形成されている。一対のコ字状のフレーム10aが水平
になるように展開した状態でこの状態を維持する保持手
段が一対のフレーム10aの連結部に設けてある。また
上記保持手段の保持を解除して一対のフレーム10aを
重ね合わせた状態で一対のフレーム10aを係合保持す
る係合部28aと被係合部28bをフレーム10aに夫
々設けてある。処理材排出槽5の排出開口7の両側には
内方に向けて突出するレール縁9を長手方向に亙って設
けてあり、受け槽8の口部10の両側の縁部が上記レー
ル縁9に載るフランジ11となっている。しかしてフラ
ンジ11をスライドさせてフランジ11をレール縁9の
上に載置することで受け槽8が処理材排出槽5の下部に
着脱自在に装着されるようになっている。また処理材排
出槽5内には通気管15を導入してあり、通気管15の
先端を受け槽8の口部10に臨ませてある。
【0017】上記のように処理材排出槽5や受け槽8を
設けると、生ごみ処理槽1内の生ごみ処理材3の嵩が増
えても、生ごみ処理材3の量が所定量を越えると、開口
部6からオーバーフローして処理材排出槽5に排出さ
れ、処理材排出槽5を介して受け槽8に受けられる。こ
のように生ごみ処理槽1内の生ごみ処理材3の嵩が増え
ても、オーバーフローして排出されるために生ごみ処理
槽1内で生ごみ処理材3の撹拌等がスムーズに行われ、
生ごみ処理が効率よく行われる。またオーバーフローし
た生ごみ処理材2は処理材排出槽5を介して受け槽8に
受けられるが、このとき通気管15から図4の矢印のよ
うに通気されて受け槽8内の生ごみ処理材3が効果的に
乾燥させられる。受け槽8に多くの生ごみ処理材3が溜
まると、前下カバー16eを取り外し、フランジ11を
レール縁9に対してスライドさせて受け槽8が取り外さ
れ、受け槽8内の生ごみ処理材3が投棄される。このと
き受け槽8は柔軟な袋8aのために取り扱いが容易にで
きる。また受け槽8の口部10ががま口状になっている
ために図5に示すように口部10を塞ぐことができて生
ごみ処理材3がこぼれないように運ぶことができる。こ
のようにすることで生ごみ処理材3に手を触れたりする
ことなく行うことができる。このときがま口構造の口部
10と袋8aとを脱着自在に結合してあると、口部10
だけを再利用するようにして袋8a毎生ごみ処理材3を
投棄し得るようにできる。また生ごみ処理槽1の底部に
は点検口30を設けてあり、この点検口30を着脱自在
な点検口カバー31にて覆ってある。そしてこの点検口
カバー31を外すことで定期的に全量の生ごみ処理材3
を交換できるようになっている。
【0018】また上記のようにフランジ11をレール縁
9に載置して受け槽8を着脱自在に取り付けてあるが、
この構造であるとレール縁9の上縁に生ごみ処理材3が
堆積して受け槽8の着脱に弊害を生じるおそれがある
で、これを防止するために図6に示すような構造を採用
している。本例の場合、処理材排出槽5の奥壁5a側で
レール縁9に空隙12を設けてある。しかして受け槽8
を装着するためにフランジ11をスライドさせてフラン
ジ11をレール縁9に載せると、図6のようにレール縁
9上の生ごみ処理材3がフランジ11にて押されて空隙
12から生ごみ処理材3が落下してレール縁9上に生ご
み処理材3が堆積することがない。また図7に示すよう
、レール縁9の上方に長手方向に亙って庇部13を設
けてある。この庇部13は内方に行く程下方に下がるよ
うに傾斜しているが、庇部13の形状は図7(a)のよ
うな形状でも、図7(b)のような形状でも、その他の
形状でもよい。しかして、生ごみ処理材3は庇部13で
受けられてレール縁9の上に堆積することがなくなる。
また庇部13に生ごみ処理材3が載っても傾斜にて生ご
み処理材3が下方に落下する。なお、上記例の場合、受
け槽8は柔軟性のある袋8aであるが、図8のように剛
性のある容器8bであってもよい。図8のような容器8
bの場合、別体の蓋32で上面開口を閉塞できるように
すればよい。また容器8bに一体に取手33を設けても
よい。
【0019】次に図9乃至図12に示す実施の形態につ
いて述べる。本例も上記例と基本的に同じであり、異な
る点だけを述べる。本例の場合、生ごみ処理槽1に隣接
するように生ごみ処理槽1の高さと略同じ高さの処理材
排出槽5を一体に設けてある。また撹拌手段2の撹拌軸
2aは処理材排出槽5内にも挿通してあり、処理材排出
槽5内で撹拌軸2aに撹拌刃14を設けてある。また処
理材排出槽5の前部の下部には前方に突出するように突
出箱部33を設けてあり、突出箱部33の下面開口を排
出開口7としてある。この排出開口7の両側にはレール
縁9を設けてある。また受け槽8は上記例と同じ構造と
なっており、フランジ11をスライドさせてフランジ1
1をレール縁9に載せることで受け槽8が取り付けられ
ている。この場合、生ごみ処理槽1からオーバーフロー
した生ごみ処理材3が処理材排出槽5内に排出され、処
理材排出槽5から突出箱部33を介して受け槽8に受け
られるようになっている。このとき処理材排出槽5に排
出された生ごみ処理材3は撹拌刃14で撹拌されてから
受け槽8に受けられる。これにより分解または破砕され
ずにオーバーフローした生ごみ処理材3を破砕でき、ご
ろごろした生ごみ処理材3が受け槽8に入るのを防止で
きる。またこの例の場合もレール縁9に生ごみ処理材3
が載るおそれがあるが、フランジ11をスライドさせて
レール縁9に載せるとき、図13のようにレール縁9上
の生ごみ処理材3を処理材排出槽5に押し込んで落とす
ことができるのでレール縁9に生ごみ処理材3が堆積し
て詰まることがない。また図14に示すように生ごみ処
理槽1内の全量の生ごみ処理材3を交換するとき開閉す
る点検口カバー31と一体に突出箱部33を設けると、
部品点数を削減することができる。
【0020】次に図15乃至図18に示す実施の形態に
ついて述べる。本例も図9乃至図12に示す例と基本的
に同じであるが、処理材排出槽5が上記例のものより一
回り小さくしてある。このようにすると、生ごみ処理装
置全体をコンパクトできると共に上記例のものより受け
槽8の大きさを大きくできる。
【0021】
【発明の効果】本発明の請求項1の発明は、生ごみ処理
槽に隣接するように仕切り板を介して処理材排出槽を設
けると共に上記仕切り板に生ごみ処理槽内の生ごみ処理
材を処理材排出槽にオーバーフローさせる開口部を設
け、処理材排出槽の下部の排出開口に処理材排出槽から
排出される生ごみ処理材を受ける受け槽を着脱自在に装
着しているので、生ごみ処理の使用頻度により生ごみ処
理槽内の生ごみ処理材の嵩が増えても余分な生ごみ処理
材は仕切板の開口部から処理材排出槽に排出され、処理
材排出槽から受け槽に受けられるものであって、生ごみ
処理槽内の生ごみ処理材が所定以上嵩が増えず、生ごみ
処理材の撹拌等がスムーズにできて効率のよい生ごみ処
理ができるものであり、しかも余剰の生ごみ処理材は処
理材排出槽を介して受け槽に受けることができて容易に
余剰の生ごみ処理材を回収できると共に受け槽を取り外
すことで余剰の生ごみ処理材を受け槽にて廃棄でき、メ
ンテナンスが容易にできるものであり、また処理材排出
槽から排出される生ごみ処理材を受ける受け槽を処理材
排出槽の下方に配置し、処理材排出槽の下部の排出開口
の両側にレール縁を内方に突出するように設け、受け槽
の上端の口部の両側に上記レール縁の上に載って係止し
得るフランジを設けると共にこのフランジを上記レール
縁にスライド自在に載置して受け槽を着脱自在に装着し
ているので、受け槽の上端の口部のフランジをスライド
させて処理材排出槽の排出開口のレール縁に載置するこ
とで受け槽を着脱自在に装着できて受け槽を簡単な構造
で着脱自在にできるものであり、さらにレール縁の上方
にレール縁に生ごみ処理材が載るのを防止するための庇
部を設けているので、レール縁の上方が庇部にて覆われ
てレール縁の上に生ごみ処理材が載るのを防止できてレ
ール縁上に生ごみ処理材が堆積する弊害をなくして受け
槽を円滑に着脱できるものである。
【0022】また本発明の請求項2の発明は、請求項1
において、上記フランジをスライドさせてフランジをレ
ール縁に載置するときフランジをスライドさせる方向で
ある奥側で処理材排出槽の奥壁とレール縁の奥側の端部
との間に生ごみ処理材を落下させる空隙を設けているの
で、レール縁に生ごみ処理材が載っても、フランジをス
ライドさせてフランジをレール縁に載せるときフランジ
にてレール縁上の生ごみ処理材が押されて空隙から下方
に落下させられ、レール縁に生ごみ処理材が堆積する弊
害を生じないものである。
【0023】
【0024】また本発明の請求項3の発明は、請求項1
において、処理材排出槽内に撹拌刃が設けられたので、
処理材排出槽にオーバーフローした生ごみ処理材を処理
材排出槽内で撹拌でき、分解または破砕されずにオーバ
ーフローした生ごみ処理材を破砕できてごろごろした生
ごみ処理材が受け槽に入らないようにできるものであ
る。
【0025】また本発明の請求項4の発明は、請求項1
において、処理材排出槽の高さ方向の大きさが生ごみ処
理槽の高さ方向の大きさの約半分程度の大きさであり、
処理材排出槽を上部に設けると共に処理材排出槽の下方
に受け槽を設けたので、処理材排出槽や受け槽を設けて
も装置全体が大型にならないものである。また本発明の
請求項5の発明は、請求項4において、処理材排出槽内
に受け槽の入口近くまで通気管を設けると共に通気管か
らの通気にて生ごみ処理材を乾燥させるようにしたの
で、十分に乾燥した生ごみ処理材を受け槽に受けること
ができて受け槽に回収した生ごみ処理材の投棄が容易に
できるものである。
【0026】また本発明の請求項6の発明は、請求項1
乃至請求項5において、受け槽は袋状であって、その入
口となる口部ががま口状になっているので、受け槽を袋
として取り扱えて取り扱いが容易にできるものであり、
また受け槽の口部をがま口のように開閉できて受け槽の
取り扱いが一層容易にできるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の正面から見た断面
図である。
【図2】図1の側面から見た断面図である。
【図3】同上の前下カバーを外した状態の正面図であ
る。
【図4】同上の要部の分解斜視図である。
【図5】同上の受け槽を外した状態の斜視図である。
【図6】同上のレール縁に載った生ごみ処理材を落とす
状態を示す説明図である。
【図7】(a)(b)は同上のレール縁の上に庇部を設
ける状態を示す斜視図である。
【図8】同上の受け槽の他例を示す斜視図である。
【図9】同上の他例の正面から見た断面図である。
【図10】同上の側面から見た断面図である。
【図11】同上の前下カバーを外した状態の正面図であ
る。
【図12】同上の要部の分解斜視図である。
【図13】同上のレール縁に載った生ごみ処理材を落と
す状態を説明する説明図である。
【図14】同上の点検口カバーの斜視図である。
【図15】同上の他例の正面から見た断面図である。
【図16】同上の側面から見た断面図である。
【図17】同上の前下カバーを外した状態の正面図であ
る。
【図18】同上の要部の斜視図である。
【符号の説明】
1 生ごみ処理槽 2 撹拌手段 3 生ごみ処理材 4 仕切り板 5 処理材排出槽 6 開口部 7 排出開口 8 受け槽 9 レール縁 10 口部 11 フランジ 12 空隙 13 庇部 14 撹拌刃 15 通気管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 馨 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 六嶋 一雅 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 川西 弘泰 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 藤本 英男 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 東 富三郎 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−103760(JP,A) 特開 平8−290154(JP,A) 特開 平3−93688(JP,A) 特開 平8−257538(JP,A) 特開 平8−267038(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B09B 3/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生ごみ処理槽内に設けた撹拌手段を回転
    駆動して生ごみ処理槽内に充填した生ごみ処理材を撹拌
    することにより生ごみ処理槽内に投入した生ごみを分解
    処理するようにした生ごみ処理装置において、生ごみ処
    理槽に隣接するように仕切り板を介して処理材排出槽を
    設けると共に上記仕切り板に生ごみ処理槽内の生ごみ処
    理材を処理材排出槽にオーバーフローさせる開口部を設
    け、処理材排出槽から排出される生ごみ処理材を受ける
    受け槽を処理材排出槽の下方に配置し、処理材排出槽の
    下部の排出開口の両側にレール縁を内方に突出するよう
    に設け、受け槽の上端の口部の両側に上記レール縁の上
    に載って係止し得るフランジを設けると共にこのフラン
    ジを上記レール縁にスライド自在に載置して受け槽を着
    脱自在に装着し、レール縁の上方にレール縁に生ごみ処
    理材が載るのを防止するための庇部を設けて成ることを
    特徴とする生ごみ処理装置。
  2. 【請求項2】 上記フランジをスライドさせてフランジ
    をレール縁に載置するときフランジをスライドさせる方
    向である奥側で処理材排出槽の奥壁とレール縁の奥側の
    端部との間に生ごみ処理材を落下させる空隙を設けて成
    ることを特徴とする請求項1記載の生ごみ処理装置。
  3. 【請求項3】 処理材排出槽内に撹拌刃が設けられた
    とを特徴とする請求項1記載の生ごみ処理装置。
  4. 【請求項4】 処理材排出槽の高さ方向の大きさが生ご
    み処理槽の高さ方向の大きさの約半分程度の大きさであ
    り、処理材排出槽を上部に設けると共に処理材排出槽の
    下方に受け槽を設けたことを特徴とする請求項1記載の
    生ごみ処理装置。
  5. 【請求項5】 処理材排出槽内に受け槽の入口近くまで
    通気管を設けると共に通気管からの通気にて生ごみ処理
    材を乾燥させるようにしたことを特徴とする請求項4
    載の生ごみ処理装置。
  6. 【請求項6】 受け槽は袋状であって、その入口となる
    口部ががま口状になっていることを特徴とする請求項1
    乃至請求項5のいずれかに記載の生ごみ処理装置。
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