JPH07204612A - 厨芥処理機 - Google Patents
厨芥処理機Info
- Publication number
- JPH07204612A JPH07204612A JP6004387A JP438794A JPH07204612A JP H07204612 A JPH07204612 A JP H07204612A JP 6004387 A JP6004387 A JP 6004387A JP 438794 A JP438794 A JP 438794A JP H07204612 A JPH07204612 A JP H07204612A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- garbage
- inner cover
- opening
- closing
- inner lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/20—Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses
Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Fertilizers (AREA)
- Refuse Receptacles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】微生物で生ごみを処理する厨芥処理機で、生ご
みを投入する時の処理槽からの臭い拡散を防止し使用者
の取扱性を大幅に向上させること。 【構成】処理槽，撹拌装置，排気装置，コントローラ、
及び枠体からなり、処理槽内におが屑等の培養基材に微
生物をいれ、生ごみを投入し撹拌装置により撹拌し、微
生物の働きで生ごみを分解処理する厨芥処理機におい
て、生ごみ投入のための処理槽上部開口部閉止用の空隙
部を有する内蓋、及び枠体開口部閉止用外蓋を構成し内
蓋上面，下面に小孔を設け、更に上面には気化性芳香剤
を収納すべく開閉可能な中蓋を設置した厨芥処理機。
みを投入する時の処理槽からの臭い拡散を防止し使用者
の取扱性を大幅に向上させること。 【構成】処理槽，撹拌装置，排気装置，コントローラ、
及び枠体からなり、処理槽内におが屑等の培養基材に微
生物をいれ、生ごみを投入し撹拌装置により撹拌し、微
生物の働きで生ごみを分解処理する厨芥処理機におい
て、生ごみ投入のための処理槽上部開口部閉止用の空隙
部を有する内蓋、及び枠体開口部閉止用外蓋を構成し内
蓋上面，下面に小孔を設け、更に上面には気化性芳香剤
を収納すべく開閉可能な中蓋を設置した厨芥処理機。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、一般家庭に於いて発生
する生ごみを微生物を利用し分解処理する厨芥処理機に
係り、特に厨芥投入時の臭気拡散防止構造に関する。
する生ごみを微生物を利用し分解処理する厨芥処理機に
係り、特に厨芥投入時の臭気拡散防止構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の厨芥処理機は、例えば、特開平
2−78487号公報に開示されている。この方式では、遮蔽
体の開閉により処理槽を２分割し、生ごみを投入するた
めに開閉蓋を開ける時には、遮蔽体を閉じ、生ごみを投
入し開閉蓋を閉めた後は、遮蔽体を開け生ごみを処理槽
内に落下させ、その後遮蔽体を閉じ、次の生ごみ投入に
備えるような方式が示されている。
2−78487号公報に開示されている。この方式では、遮蔽
体の開閉により処理槽を２分割し、生ごみを投入するた
めに開閉蓋を開ける時には、遮蔽体を閉じ、生ごみを投
入し開閉蓋を閉めた後は、遮蔽体を開け生ごみを処理槽
内に落下させ、その後遮蔽体を閉じ、次の生ごみ投入に
備えるような方式が示されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来方式は、遮蔽体に
ょって仕切られた投入口側は空隙部があるため、処理槽
とは遮断されているものの、次に生ごみを投入する際、
処理臭気は空隙部から拡散排出され、使用者は不快な臭
いを感ずる。
ょって仕切られた投入口側は空隙部があるため、処理槽
とは遮断されているものの、次に生ごみを投入する際、
処理臭気は空隙部から拡散排出され、使用者は不快な臭
いを感ずる。
【０００４】本発明は、これらの欠点を解消し、使い勝
手のよい厨芥処理機を提供することにある。
手のよい厨芥処理機を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、使用者への不
快感を解消するために、生ごみ投入のための処理槽上部
開口部閉止用の内蓋、及び枠体開口部閉止用の外蓋を構
成し、内蓋上面，下面に小孔を設け、更に上面には気化
性芳香剤を収納すべく開閉可能な中蓋を設置したことで
上記目的を達成できる。
快感を解消するために、生ごみ投入のための処理槽上部
開口部閉止用の内蓋、及び枠体開口部閉止用の外蓋を構
成し、内蓋上面，下面に小孔を設け、更に上面には気化
性芳香剤を収納すべく開閉可能な中蓋を設置したことで
上記目的を達成できる。
【０００６】
【作用】外蓋を開けたときに、内蓋上面小孔部より内
蓋，外蓋の空隙部に気化性の芳香剤の臭気が使用者への
不快感を無くし、この状態で内蓋を開けても下面小孔部
からの気化性の芳香剤の臭気で同様に使用者への臭気に
よる不快感を軽減できる。
蓋，外蓋の空隙部に気化性の芳香剤の臭気が使用者への
不快感を無くし、この状態で内蓋を開けても下面小孔部
からの気化性の芳香剤の臭気で同様に使用者への臭気に
よる不快感を軽減できる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の事例を図１，図２，図３に基
づいて詳細に説明する。
づいて詳細に説明する。
【０００８】図１は、本発明に係る厨芥処理機の原理を
説明するための外観斜視図である。図１において、１は
厨芥処理機本体で、中央に撹拌羽根２を支える回転軸３
を中心に矢印の如く回転する。生ごみ処理機４内には、
培養基材５が入っており上部には生ごみ投入口６，内蓋
７，外蓋８を有し、二重に施蓋されている。そして、外
蓋８には図示しないドアスイッチが連動しており、ある
角度に開けるとドアスイッチが切れ撹拌羽根が止まる様
に構成されている。また、これらの蓋には受け面との間
にシール用のパッキンが施されている。下部には、培養
基材取り出しのための収納箱９が先端に取っ手１０を設
け、本体１の前後方向に出し入れ可能に配設してある。
培養基材は、リグニン等の分解しにくい繊維等が主成分
のおが屑，籾殻，稲のわらを裁断したもの等まで、その
一粒一粒が多孔質で空隙を有し、且つ粒形が複雑で凹凸
していて粒と粒との間に大きな空隙が形成されているも
のから成る。
説明するための外観斜視図である。図１において、１は
厨芥処理機本体で、中央に撹拌羽根２を支える回転軸３
を中心に矢印の如く回転する。生ごみ処理機４内には、
培養基材５が入っており上部には生ごみ投入口６，内蓋
７，外蓋８を有し、二重に施蓋されている。そして、外
蓋８には図示しないドアスイッチが連動しており、ある
角度に開けるとドアスイッチが切れ撹拌羽根が止まる様
に構成されている。また、これらの蓋には受け面との間
にシール用のパッキンが施されている。下部には、培養
基材取り出しのための収納箱９が先端に取っ手１０を設
け、本体１の前後方向に出し入れ可能に配設してある。
培養基材は、リグニン等の分解しにくい繊維等が主成分
のおが屑，籾殻，稲のわらを裁断したもの等まで、その
一粒一粒が多孔質で空隙を有し、且つ粒形が複雑で凹凸
していて粒と粒との間に大きな空隙が形成されているも
のから成る。
【０００９】図２は、全体的な内部構成を示す縦断図面
である。
である。
【００１０】図２において、本体１の内部構成を説明す
る。駆動用モータ１１により、チェーンやベルト等の伝
達機構１２を介して回転される。処理槽の上部には換気
用のファン１３，吸気口１４を介して新鮮な空気を吸い
込み、処理槽内のガスを排気口１５を通して機外に放出
する。吸気口１４、及び排気口１５には、それぞれフィ
ルターが配設されている。
る。駆動用モータ１１により、チェーンやベルト等の伝
達機構１２を介して回転される。処理槽の上部には換気
用のファン１３，吸気口１４を介して新鮮な空気を吸い
込み、処理槽内のガスを排気口１５を通して機外に放出
する。吸気口１４、及び排気口１５には、それぞれフィ
ルターが配設されている。
【００１１】処理槽底部には、内容物の排出口１６から
排出路１７に落ち込むのでかき出すことにより本体の外
に取り出すことが出来る。
排出路１７に落ち込むのでかき出すことにより本体の外
に取り出すことが出来る。
【００１２】ここで運転前に水を入れて培養基材の水分
率を４０％から６０％に調節し、必要な微生物を投入し
て撹拌し微生物繁殖のための床を作る。その後、毎日蓋
を開けて生ごみを投入し蓋を閉めるだけで良い。機器が
自動的に一定時間毎、撹拌と換気を交互に繰り返すよう
になっている。生ごみは、培養基材と一緒に撹拌される
ことにより砕かれ凹凸状の培養基材の粒に擦られて摩耗
し、その表面に微生物から分泌された酵素が接触し単分
子になるまで分解を繰返し、微生物が取り込み易いレベ
ルまで分解されると、これをエネルギー源として取り込
み、生殖活動を営む。即ち、この時の呼吸作用により、
最終的には無機質（炭酸ガス・水蒸気・悪臭の原因とな
るトリメチルアミンやメチルメルカプタン等）と発酵熱
に変わる。これらは、換気ファンで機外へ放出される。
率を４０％から６０％に調節し、必要な微生物を投入し
て撹拌し微生物繁殖のための床を作る。その後、毎日蓋
を開けて生ごみを投入し蓋を閉めるだけで良い。機器が
自動的に一定時間毎、撹拌と換気を交互に繰り返すよう
になっている。生ごみは、培養基材と一緒に撹拌される
ことにより砕かれ凹凸状の培養基材の粒に擦られて摩耗
し、その表面に微生物から分泌された酵素が接触し単分
子になるまで分解を繰返し、微生物が取り込み易いレベ
ルまで分解されると、これをエネルギー源として取り込
み、生殖活動を営む。即ち、この時の呼吸作用により、
最終的には無機質（炭酸ガス・水蒸気・悪臭の原因とな
るトリメチルアミンやメチルメルカプタン等）と発酵熱
に変わる。これらは、換気ファンで機外へ放出される。
【００１３】次に図３を用いて、本発明の臭気拡散防止
機構を説明する。
機構を説明する。
【００１４】図３は本発明を実施する部分断面図であ
る。外蓋８，内蓋７を開き、生ごみ投入口６を介して生
ごみを培養基材を有する処理槽へ投入する際、微生物に
より処理分解され発生するガスが使用者へ不快感さをも
たらす。それらを解消すべく内蓋上面，下面に小孔１８
を設け、且つ開閉可能な中蓋１９を配設し、中蓋下部の
空隙部に気化性芳香剤２０を設けることにより、生ごみ
投入口６、及び空隙部２１には常に芳香剤の臭気が漂う
ことになる。従って、内蓋７を開いて生ごみを投入する
際にも、同様に不快感さを軽減できる。
る。外蓋８，内蓋７を開き、生ごみ投入口６を介して生
ごみを培養基材を有する処理槽へ投入する際、微生物に
より処理分解され発生するガスが使用者へ不快感さをも
たらす。それらを解消すべく内蓋上面，下面に小孔１８
を設け、且つ開閉可能な中蓋１９を配設し、中蓋下部の
空隙部に気化性芳香剤２０を設けることにより、生ごみ
投入口６、及び空隙部２１には常に芳香剤の臭気が漂う
ことになる。従って、内蓋７を開いて生ごみを投入する
際にも、同様に不快感さを軽減できる。
【００１５】芳香剤の臭気を拡散させるべく、内蓋上
面，下面の小孔面積をそれぞれＳ１，Ｓ２とし、Ｓ１＞
Ｓ２との関係にすることにより、芳香剤の持続性が良く
なると共に処理槽に漂うガスも適量にて緩和され、換気
ファン１３で機外へ送り出す臭いも不快感さを感じさせ
ない。なお、応用例として気化性の芳香剤と同時に消臭
剤を使用しても、同時の効果が得られる。
面，下面の小孔面積をそれぞれＳ１，Ｓ２とし、Ｓ１＞
Ｓ２との関係にすることにより、芳香剤の持続性が良く
なると共に処理槽に漂うガスも適量にて緩和され、換気
ファン１３で機外へ送り出す臭いも不快感さを感じさせ
ない。なお、応用例として気化性の芳香剤と同時に消臭
剤を使用しても、同時の効果が得られる。
【００１６】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、従来の生
ごみ投入時の処理臭気は軽減され、使用者に対して不快
感さを解消させる厨芥処理機を提供できる。
ごみ投入時の処理臭気は軽減され、使用者に対して不快
感さを解消させる厨芥処理機を提供できる。
【図１】厨芥処理機の外観斜視図である。
【図２】厨芥処理機の全体的な内部構成を示す縦断面図
である。
である。
【図３】本発明を実施する部分断面図である。
１８…小孔、１９…開閉可能な中蓋、２０…芳香剤。
Claims (2)
- 【請求項１】処理槽，撹拌装置，排気装置，コントロー
ラ、及び枠体からなり、処理槽内におが屑等の培養基材
に微生物をいれ、生ごみを投入し撹拌装置により撹拌
し、微生物の働きで生ごみを分解処理する厨芥処理機に
おいて、生ごみ投入のための処理槽上部開口部閉止用の
空隙部を有する内蓋、及び枠体開口部閉止用外蓋を構成
し内蓋上面，下面に小孔を設け、更に上面には気化性芳
香剤を収納すべく開閉可能な中蓋を設置したことを特徴
とする厨芥処理機。 - 【請求項２】請求項１において、生ごみ投入のための処
理槽上部開口部閉止用の内蓋の上面，下面の小孔面積を
上面小孔＞下面小孔としたことを特徴とする厨芥処理
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6004387A JPH07204612A (ja) | 1994-01-20 | 1994-01-20 | 厨芥処理機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6004387A JPH07204612A (ja) | 1994-01-20 | 1994-01-20 | 厨芥処理機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07204612A true JPH07204612A (ja) | 1995-08-08 |
Family
ID=11582956
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6004387A Pending JPH07204612A (ja) | 1994-01-20 | 1994-01-20 | 厨芥処理機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07204612A (ja) |
-
1994
- 1994-01-20 JP JP6004387A patent/JPH07204612A/ja active Pending
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