JP3615986B2 - 観測機器の投入揚収装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、観測機器の船上での投入及び揚収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図8乃至図12に基づいて従来の観測機器の投入揚収装置を説明する。図8には従来の観測機器の投入揚収装置を搭載した船舶の全体構成、図9には図8の平面、図10には投入揚収装置の正面、図11には投入揚収装置の側面、図12には図11中のXII−XII 線矢視を示してある。
【0003】
図8、図9に示すように、船舶1には旋回クレーン2が設けられ、旋回クレーン2には油圧シリンダ3を介して先端ブーム4が中折れ自在に支持されている。先端ブーム4の先端には巻上げウインチ5が設けられている。また、船舶1には曳航ウインチ6が設けられ、曳航ウインチ6はシーブ17に巻回される曳航ケーブル7を介して曳航体8(観測機器)を支持している。
【0004】
図10、図11に示すように、巻上げウインチ5の回転制動部には上部フレーム9の上端が着脱自在に固着されている。上部フレーム9の下端には旋回フレーム10が縦軸(Z軸)回りに回動自在に支持され、旋回フレーム10は旋回クレーン2の旋回に連動して同一角度で反対方向に回動するようになっている。
【0005】
旋回フレーム10には下部フレーム11の上端が縦ピン12(X軸)を介して枢支懸吊され、下部フレーム11は左右一対の揺動抑止シリンダ13を介して縦ピン12回りの抑制的回動が許容されている。下部フレーム11の下部には懸吊軸14(Y軸)を介して着脱金物15が枢支されている。下部フレーム11には横ピン16を介してシーブ17が回転自在に支持され、シーブ17には曳航ウインチ2から曳航体8に延びた曳航ケーブル7が掛け回されている。
【0006】
図12に示すように、着脱金物15には左右一対の固定金具18が設けられ、固定金具18は油圧シリンダ19及びレバー20によって開閉される。着脱金物15には、曳航体8の当接に連動して油圧シリンダ19の駆動によりレバー20を介して固定金具18で曳航体8側のケーブル先端金物21を絞持鎖錠する自動絞持鎖錠手段が設けられている。
【0007】
一方、図11に示すように、下部フレーム11の両端にはガイドシリンダ22の本体が備えられ、ガイドシリンダ22の作動ロッドは着脱金物15の上端に支持されている。ガイドシリンダ22の駆動により着脱金物15が懸吊軸14回りに回動し、着脱金物15に設けられたガイドローラ23が曳航ケーブル7に当接する。
【0008】
上記構成の投入揚収装置では、着脱金物15の固定金具18により曳航体8側のケーブル先端金物21を絞持鎖錠し、中折れ式の旋回クレーン2を操作して曳航体8を海中の所定位置に投入し、固定金具18によるケーブル先端金物21の絞持鎖錠を開放して曳航体8の投入を行う。また、曳航ウインチ6により曳航ケーブル7を所定状態に巻き上げ、着脱金物15を回動させてガイドローラ23を曳航ケーブル7に当接させると共に、固定金具18によりケーブル先端金物21絞持鎖錠する。このようにして、曳航体8の投入揚収作業を安全確実に行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従来の投入揚収装置では、中折れ式の旋回クレーン2を必要とし、旋回クレーン2の操作・制御が複雑で操作が困難になっている。
【0010】
また、曳航体8の投入及び揚収作業に使用目的が制限される。即ち、曳航体8の曳航に適用するためには、大きな曳航力とシーブ17の傾きが大きくなることによるモーメントに耐え得る強度を旋回クレーン2や着脱装置に持たせる必要があるため、大がかりな装置が必要となり、従来の投入揚収装置では曳航に適用することはできない。
【0011】
また、従来の投入揚収装置を、曳航体8として自走式の観測機器を兼用して使用することができない。即ち、自走式の観測機器には各種ケーブル類が接続されており、このケーブルが船舶のスクリュウに絡まないように、船舶から離れた深い位置(例えば海中10メートル)で観測機器の着脱作業を行う必要がある。このため、旋回クレーン2の長さを長くして大型化するか、別の装置を付設する必要があり、従来の投入揚収装置では自走式の観測機器に適用することはできない。
【0012】
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、装置を大型化することなく自走式を含めた観測機器の投入・揚収及び曳航を可能にした観測機器の投入揚収装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明の観測機器の投入揚収装置は、船舶上に起倒自在に門型フレームを設け、門型フレームに着脱装置本体を水平軸回りで揺動自在に設け、船舶側のウインチに索体を介して連結される観測機器の索体を着脱することで観測機器の着脱を行う着脱台を備え、船舶の船尾方向に往復移動自在に支持されるスライドベースを着脱装置本体に設け、索体を支持する曳航シーブをスライドベースに互いに交差する軸回りで旋回及び揺動自在に設け、第2索体により着脱台の巻き上げ・巻き下げを行う着脱ウインチを着脱装置本体に設け、押し出し手段により第2索体を押し出して索体に着脱台を押し付ける押し出しローラを着脱装置本体に設けたことを特徴とする。
【0014】
上記構成により、観測機器を着脱する着脱台を索体をガイドとして第2索体により着脱ウインチで海中まで沈めたり巻き上げたりする。押し出しローラにより第2索体を押し出して索体に着脱台を押し付けることにより、観測機器を海中で着脱台に容易に結合可能とする。スライドベースの移動により曳航シーブを船舶の船尾方向に移動させることで、曳航シーブの旋回及び揺動スペースを確保し、曳航角が大きくなって曳航シーブの傾転角が大きくなる曳航時であっても他の機器に対して曳航シーブが干渉することがなくなる。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1には本発明の一実施形態例に係る観測機器の投入揚収装置の全体構成を表す側面、図2にはその正面、図3にはその平面、図4には着脱台の平面、図5には図4中の要部説明を示してある。また、図6には観測機器を投下・曳航中の着脱装置の側面、図7には自走式の観測機器を投下・観測中の着脱装置の側面を示してある。
【0016】
図に示すように、船舶25上には門型の溶接構造物(フレーム)であるA型フレームクレーン32が起倒自在に設けられ、A型フレームクレーン32は油圧シリンダ33の駆動により起倒される。A型フレームクレーン32の上部には着脱装置本体34が振れ止めアクチュエータ35を介して水平軸回りで揺動自在に設けられている。一方、図1に示すように、船舶25にはウインチ36がが設けられ、ウインチ36は索体としてのケーブル37を介して観測機器38を支持している。
【0017】
着脱装置本体34のフレーム39の両端には着脱ウインチ40が設けられ、着脱ウインチ40は油圧モータで駆動される主軸の両端にワイヤドラムを装着したウインチであり、第2索体としてのワイヤ30の先端に着脱台31を支持している。着脱ウインチ40によりワイヤ30を介して着脱台31の巻き上げ・巻き下げを行い、着脱台31が巻き上げられた際にフレーム39に固定される。
【0018】
着脱装置本体34のフレーム39の上部には船舶の船尾方向に往復移動自在にスライドベース41が支持され、スライドベース41は油圧シリンダ42によって前後進自在となっている。スライドベース41には旋回フレーム43が旋回自在に支持され、旋回フレーム43には曳航シーブ44が旋回フレーム43の旋回軸に直交する軸回りで揺動自在に支持されている。曳航シーブ44はシリンダ45により旋回フレーム43に対して揺動駆動される。つまり、曳航シーブ44は横揺れ及び回転の動きが可能で船尾方向に移動自在となっている。そして、旋回シーブ44にはウインチ40から観測機器38に延びたケーブル37が掛け回されている。
【0019】
着脱装置本体34のフレーム39の上部には水平方向に延びるシャフト61が回転自在に支持されており、シャフト61の両端にはアーム46の基端がそれぞれ固定されている。各アーム46の先端には押し出しローラ47が回転自在に支持され、押し出し手段としてのシリンダ48でシャフト61が回転されることによりアーム46は回動される。アーム46の回動により押出しローラ47は船尾方向の上方に回動し、着脱ウインチ40のワイヤ30を押し出して着脱台31を船尾方向に移動させ、観測機器38のケーブル37に押し付ける。
【0020】
図4、図5に基づいて着脱台31を説明する。図5(a) には嵌脱装置50の側面、図5(b) には嵌脱装置50の平面を示してある。着脱台31は着脱ウインチ40のワイヤ30で吊り下げられたパイプとプレートとからなる枠体であり、着脱台31には観測機器38を結合・離脱できる嵌脱装置50が備えられている。即ち、観測機器38はケーブル端末金物51を介してケーブル37に結合され、油圧シリンダ52と油圧シリンダ52で開閉される挟持体53とからなる嵌脱装置50によりケーブル端末金物51を挟持・開放することで観測機器38を着脱台31に対して結合・離脱する。
【0021】
また、着脱台31には一対のガイドローラ54,55が設けられ、一対のガイドローラ54,55の間にケーブル37が挿通されて案内される。船尾側のガイドローラ54は、図4中二点鎖線で示すように、開閉自在となっている。観測機器38が自走式の場合、ガイドローラ54を装着してケーブル37が着脱台31から外れないようにしておく。観測機器38が曳航体の場合、ガイドローラ54を開いた状態(図4中二点鎖線の状態)にしてケーブル37を着脱台31から外しておく。
【0022】
観測機器38が曳航体の場合における観測機器38の投入揚収装置での投入・曳航及び揚収作業の手順を説明する。
【0023】
A型フレームクレーン32を船首側に倒した状態で、着脱台31のガイドローラ54を開き、ケーブル37を曳航シーブ44に巻回して観測機器38に連結する。A型フレームクレーン32を少し起こし、着脱ウインチ40を操作して嵌脱装置50により着脱台31と観測機器38を結合させる。着脱ウインチ40を巻き上げ、着脱台31を介して観測機器38を着脱装置本体34のフレーム39に接近させて固定する。
【0024】
図1中実線で示すように、A型フレームクレーン32を船尾方向に回動操作して観測機器38を投入位置まで振出す。着脱ウインチ40を繰り出して観測機器38が海面下になった時、嵌脱装置50の油圧シリンダ52の操作により挟持体53によるケーブル端末金物51の挟持を開放して着脱台31から観測機器38を離脱させる。着脱ウインチ40の操作により着脱台31を巻き上げてフレーム39に固定し、油圧シリンダ42の駆動により曳航シーブ44を船尾から離れる方向の曳航位置に移動させる。ウインチ36でケーブル37を繰り出し、観測機器38の曳航を開始する。
【0025】
曳航時、曳航シーブ44は船尾から離れる位置に移動されているので、曳航角が大きくなって曳航シーブ44の傾転角が大きくなっても曳航シーブ44の旋回及び揺動スペースが確保され、他の機器に対して曳航シーブ44が干渉することがない。
【0026】
観測機器38を収容する場合、ウインチ36でケーブル37を繰り込み、観測機器38が海面近くまできた時に油圧シリンダ42の駆動により曳航シーブ44を船尾方向の投入揚収位置に移動させる。着脱ウインチ40の操作により着脱台31を下げながら、シリンダ48の駆動によりシャフト61を介してアーム46を回動させ、押出しローラ47を船尾方向の上方に押し出して着脱ウインチ40のワイヤ30(着脱台31)を船尾側に移動させ、観測機器38のケーブル37に押し付ける。
【0027】
着脱台31が観測機器38に到達したら、嵌脱装置50の油圧シリンダ52の操作により挟持体53によりケーブル端末金物51を挟持し、着脱台31と観測機器38とを結合する。シリンダ48の駆動によりアーム46を元の位置に回動させて押出しローラ47を引き込み、着脱ウインチ40を巻き込んで観測機器38が結合された着脱台31を海面まで引き上げ、着脱装置本体34の位置まで巻き上げる。更に、着脱ウインチ40を巻き込んで着脱装置本体34のフレーム39に着脱台31及び観測機器38を固定する。
【0028】
着脱装置本体34に着脱台31及び観測機器38を固定した後、A型フレームクレーン32を船首方向に回動操作して観測機器38を船内に振り込む。着脱ウインチ40を繰り出して着脱台31及び観測機器38を甲板上に降下させ、嵌脱装置50の油圧シリンダ52の操作により挟持体53によるケーブル端末金物51の挟持を開放して着脱台31から観測機器38を離脱させ、観測機器38を固定する。更に、着脱ウインチ40を繰り出して着脱台31を甲板上の適宜位置に格納し、A型フレームクレーン32及び着脱装置本体34を格納位置まで倒して格納する。
【0029】
次に、観測機器38が自走式の場合における観測機器38の投入揚収装置での投入・曳航及び揚収作業の手順を説明する。
【0030】
曳航体の場合と同様に、A型フレームクレーン32を船首側に倒した状態で、着脱台31のガイドローラ54を開き、ケーブル37を曳航シーブ44に巻回して観測機器38に連結する。その後、自走式の場合は、ガイドローラ54を閉じてケーブル37を着脱台31に保持する。A型フレームクレーン32を少し起こし、着脱ウインチ40を操作して嵌脱装置50により着脱台31と観測機器38を結合させる。着脱ウインチ40を巻き上げ、着脱台31を介して観測機器38を着脱装置本体34のフレーム39に接近させて固定する。
【0031】
図1中実線で示すように、A型フレームクレーン32を船尾方向に回動操作して観測機器38を投入位置まで振出す。着脱ウインチ40を繰り出して観測機器38を海面から海中へと投入する。更に、着脱ウインチ40を繰り出して観測機器38が船のスクリュウから十分に離れた位置になった時、嵌脱装置50の油圧シリンダ52の操作により挟持体53によるケーブル端末金物51の挟持を開放して着脱台31から観測機器38を離脱させる。着脱台31をその位置に止めた状態で、ウインチ36でケーブル37を繰り出し、観測機器38を自走させて観測を開始する。
【0032】
観測機器38を収容する場合、ウインチ36でケーブル37を繰り込み、観測機器38を着脱台31に接近させる。更に、ウインチ36でケーブル37を繰り込み、観測機器38を着脱台31に接触させる。観測機器38が着脱台31に接触したら、嵌脱装置50の油圧シリンダ52の操作により挟持体53によりケーブル端末金物51を挟持し、着脱台31と観測機器38とを結合する。着脱ウインチ40を巻き込んで観測機器38が結合された着脱台31を着脱装置本体34の位置まで巻き上げ、更に、着脱ウインチ40を巻き込んで着脱装置本体34のフレーム39に着脱台31及び観測機器38を固定する。
【0033】
着脱装置本体34に着脱台31及び観測機器38を固定した後、A型フレームクレーン32を船首方向に回動操作して観測機器38を船内に振り込む。着脱ウインチ40を繰り出して着脱台31及び観測機器38を甲板上に降下させ、嵌脱装置50の油圧シリンダ52の操作により挟持体53によるケーブル端末金物51の挟持を開放して着脱台31から観測機器38を離脱させ、観測機器38を固定する。更に、着脱ウインチ40を繰り出して着脱台31を甲板上の適宜位置に格納し、A型フレームクレーン32及び着脱装置本体34を格納位置まで倒して格納する。
【0034】
【発明の効果】
本発明の観測機器の投入揚収装置は、船舶上に起倒自在に門型フレームを設け、門型フレームに着脱装置本体を水平軸回りで揺動自在に設け、船舶側のウインチに索体を介して連結される観測機器の索体を着脱することで観測機器の着脱を行う着脱台を備え、船舶の船尾方向に往復移動自在に支持されるスライドベースを着脱装置本体に設け、索体を支持する曳航シーブをスライドベースに互いに交差する軸回りで旋回及び揺動自在に設け、第2索体により着脱台の巻き上げ・巻き下げを行う着脱ウインチを着脱装置本体に設け、押し出し手段により第2索体を押し出して索体に着脱台を押し付ける押し出しローラを着脱装置本体に設けたことで、観測機器を着脱する着脱台を索体をガイドとして第2索体により着脱ウインチで海中まで沈めたり巻き上げたりし、押し出しローラにより第2索体を押し出して索体に着脱台を押し付けることにより、観測機器を海中で着脱台に容易に結合可能とし、スライドベースの移動により曳航シーブを船舶の船尾方向に移動させることで、曳航シーブの旋回及び揺動スペースを確保し、曳航角が大きくなって曳航シーブの傾転角が大きくなる曳航時であっても他の機器に対して曳航シーブが干渉することをなくすことができる。
【0035】
この結果、装置の操作・制御が容易になって操作が簡単になり、観測機器の投入・揚収作業に使用目的が制限されることなく、観測機器の曳航及び自走式の観測機器に対しても装置を大型化することなく使用可能となり、観測機器の投入・曳航・揚収作業の大幅な簡略化が図れる。また、一つの装置で自走式を含めた観測機器の投入・曳航・揚収作業に適用できるため、船上での作業スペースが確保できると共に装置の艤装重量が低減でき、大幅なコスト低減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例に係る観測機器の投入揚収装置の側面図。
【図2】本発明の一実施形態例に係る観測機器の投入揚収装置の正面図。
【図3】本発明の一実施形態例に係る観測機器の投入揚収装置の平面図。
【図4】着脱台の平面図。
【図5】図4中の要部説明図。
【図6】観測機器を投下・曳航中の着脱装置の側面図。
【図7】自走式の観測機器を投下・観測中の着脱装置の側面図。
【図8】従来の観測機器の投入揚収装置を搭載した船舶の全体構成図。
【図9】図8の平面図。
【図10】投入揚収装置の正面図。
【図11】投入揚収装置の側面図。
【図12】図11中のXII−XII 線矢視図。
【符号の説明】
30 ワイヤ
31 着脱台
32 A型フレームクレーン
34 着脱装置本体
36 ウインチ
37 ケーブル
38 観測機器
39 フレーム
40 着脱ウインチ
41 スライドベース
42 油圧シリンダ
43 旋回フレーム
44 旋回シーブ
45 シリンダ
47 押し出しローラ
50 嵌脱装置
51 ケーブル端末金物
52 油圧シリンダ
53 挟持体

Claims (1)

  1. 船舶上に起倒自在に門型フレームを設け、門型フレームに着脱装置本体を水平軸回りで揺動自在に設け、船舶側のウインチに索体を介して連結される観測機器の索体を着脱することで観測機器の着脱を行う着脱台を備え、船舶の船尾方向に往復移動自在に支持されるスライドベースを着脱装置本体に設け、索体を支持する曳航シーブをスライドベースに互いに交差する軸回りで旋回及び揺動自在に設け、第2索体により着脱台の巻き上げ・巻き下げを行う着脱ウインチを着脱装置本体に設け、押し出し手段により第2索体を押し出して索体に着脱台を押し付ける押し出しローラを着脱装置本体に設けたことを特徴とする観測機器の投入揚収装置。
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