JP3615503B2 - 砕砂微粉分級機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、乾式製砂設備において用いられる分級機であって、破砕機により破砕された砕砂をJIS規格により規定された砕砂としてコンクリート骨材に使用できるようにダストや脆弱部、不純物等(以下、微粉等という)を取り除くことができるようにした砕砂微粉分級機に関する。
【0002】
【従来の技術】
今日、山砂、海砂等の天然砂の採取が次第に困難となり、天然砂に取って代わる骨材として砕砂の需要が大きくなっている。
乾式製砂設備では、破砕機、選別機、分級機、集塵設備、搬送設備、機械駆動の為の電力設備及び操作盤等、過大な設備投資が必要になる。
また、湿式製砂設備であれば、更に汚水処理設備などが必要となるので、砕砂の普及に対して悪影響を及ぼしている。
特に、砕砂をコンクリート用骨材として使用する為には、JIS規格によって規定された砕砂の粒度と、洗い試験の条件を満たすことが最低限必要であり、砕砂の生産業者には、更に性状の優れた砕砂を生産することが要求されている。
【0003】
本発明の出願人は、砕砂微粉分級機の設備の簡素化と合理化を研究し、特願2000−323933号、更に特願2000−323935号において、新規な砕砂微粉分級機を既に提案している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
先行技術としての特願2000−323933号の発明は、階段状に配設した各受板の先端部から砕砂の移動方向に延長して網状体を設けると共に、空気流入室から網状体の下方に開口して分級室に連通するように各受板間に空気流入路を形成した構成となっている。
この場合、受板間に形成された各空気流入路の間には、それぞれ段差が生じるため、そこから分級室へ流入する気流は、それぞれが多少ずつ干渉しあう結果、気流に乱れが生じ、又、最下段に近い部分の空気流入路から流入する気流は、上段の気流に押されるため、本体上面にある排気口の方向へ向かわず砕砂取出口へ向かっており、気流と振動によって分散された砕砂の微粉を排気口へ送れず、分級効率を低下させているという問題があった。
【0005】
本発明は、かかる問題を解決するためになされたもので、空気流入路から分級室へ流入する気流の干渉をバッフルプレートにより抑えることで、分級効率を向上させることができるようにした砕砂微粉分級機を提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明の砕砂微粉分級機(請求項1)は、
スプリングにより弾性支持された本体に振動を与える加振手段と、
本体内部に複数の受板を階段状に配設して、砕砂を上段から下段へ向けて移動させるように形成された分級面と、
分級面の上端部に原料砕砂を供給するように本体の一端部に形成された砕砂投入口と、
分級面の下端部から分級済砕砂を取り出すように本体の他端部に形成された砕砂排出室及びこの砕砂排出室の下方に開口するように本体に形成された砕砂取出口と、
分級面の上面側に形成された分級室及びこの分級室の上方に開口するように本体に形成された排気口と、
分級面の下面側に形成された空気流入室及びこの空気流入室内に開口するように本体に形成された空気取り入れ口と、
前記各受板の先端部から砕砂の移動方向に延長して設けられた網状体と、
空気流入室から網状体の下方に開口して分級室に連通するように各受板間に形成されている空気流入路とを備えている砕砂微粉分級機において、
前記分級室を複数の分級小室に仕切るように、本体上面から概ね垂直真下へ向けて、分級面上を移動する砕砂に接触しない程度にバッフルプレートが垂設されると共に、各分級小室にそれぞれ排気口が形成されている構成とした。
尚、この砕砂微粉分級機において、分級室と砕砂排出室との境部分に、本体上面から概ね垂直真下へ向けて、分級面上を移動する砕砂に接触しない程度にバッフルプレートを垂設するようにしてもよい。
【0007】
又、本発明の砕砂微粉分級機(請求項2)は、
スプリングにより弾性支持された本体に振動を与える加振手段と、
本体内部に複数の受板を階段状に配設して、砕砂を上段から下段へ向けて移動させるように形成された分級面と、
分級面の上端部に原料砕砂を供給するように本体の一端部に形成された砕砂投入口と、
分級面の下端部から分級済砕砂を取り出すように本体の他端部に形成された砕砂排出室及びこの砕砂排出室の下方に開口するように本体に形成された砕砂取出口と、
分級面の上面側に形成された分級室及びこの分級室の上方に開口するように本体に形成された排気口と、
分級面の下面側に形成された空気流入室及びこの空気流入室内に開口するように本体に形成された空気取り入れ口と、
前記各受板の先端部から砕砂の移動方向に延長して設けられた網状体と、
空気流入室から網状体の下方に開口して分級室に連通するように各受板間に形成されている空気流入路とを備えている砕砂微粉分級機において、
前記分級室と砕砂排出室との境部分に、本体上面から概ね垂直真下へ向けて、分級面上を移動する砕砂に接触しない程度にバッフルプレートが垂設されている構成とした。
尚、この砕砂微粉分級機において、分級室を複数の分級小室に仕切るように、本体上面から概ね垂直真下へ向けて、分級面上を移動する砕砂に接触しない程度にバッフルプレートを垂設させると共に、各分級小室にそれぞれ排気口を形成させるようにしてもよい。
【0008】
又、本発明の砕砂微粉分級機(請求項3)は、
スプリングにより弾性支持された本体に振動を与える加振手段と、
本体内部に複数の受板を階段状に配設して、砕砂を上段から下段へ向けて移動させるように形成された分級面と、
分級面の上端部に原料砕砂を供給するように本体の一端部に形成された砕砂投入口と、
分級面の下端部から分級済砕砂を取り出すように本体の他端部に形成された砕砂排出室及びこの砕砂排出室の下方に開口するように本体に形成された砕砂取出口と、
分級面の上面側に形成された分級室及びこの分級室の上方に開口するように本体に形成された排気口と、
分級面の下面側に形成された空気流入室及びこの空気流入室内に開口するように本体に形成された空気取り入れ口と、
前記各受板の先端部から砕砂の移動方向に延長して設けられた網状体と、
空気流入室から網状体の下方に開口して分級室に連通するように各受板間に形成されている空気流入路とを備えている砕砂微粉分級機において、
前記分級室を複数の分級小室に仕切るように、本体上面から概ね垂直真下へ向けて、分級面上を移動する砕砂に接触しない程度にバッフルプレートが垂設されると共に、各分級小室にそれぞれ排気口が形成され、
前記分級室と砕砂排出室との境部分に、本体上面から概ね垂直真下へ向けて、分級面上を移動する砕砂に接触しない程度にバッフルプレートが垂設されている構成とした。
【0009】
本発明の砕砂微粉分級機において、バッフルプレートの下端が、砕砂投入口側へ垂直から概ね水平になるように屈曲している態様(請求項4)がある。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面により詳述する。尚、本発明の具体的な構成は、以下の実施の形態に限定されるものではない。
【0011】
図1は本発明の実施の第1形態である砕砂微粉分級機の断面図である。
図において、1は本体で、内部に傾斜状空間が形成された函体に形成され、図示省略したスプリングにより弾性支持されている。
この本体1の下面部には振動手段としての加振機2が連結されている。この加振機2は、その振動方向Bが砕砂の移動方向(矢印A方向)に傾く状態で、本体1と加振機2を合わせたほぼ重心部を通るように取り付けられている。
【0012】
本体1の内部には、複数の受板30を階段状に配設して、前記加振機2による振動で砕砂を上から下に向けて移動(矢印A方向)させるように形成された分級面3が形成されている。
【0013】
この分級面3の上面側には分級室4が形成されると共に、分級面3の裏面側には空気流入室5が形成され、この空気流入室5から分級室4に連通するように各受板30,30間に空気流入路31が形成されている。
そして、各受板30の先端部には、砕砂の移動方向に延長して網状体32が設けられ、前記空気流入路31がこの網状体32の下方に開口するように形成されている。
【0014】
又、本体1の上端部には砕砂投入口60が形成されており、この砕砂投入口60から投入された原料砕砂S1がガイド板61を経て分級面3の上端部に供給されるようになっている。
【0015】
又、本体1の上側端面には空気流入室5内に開口するように空気取入口70が形成されている。この空気取入口70の先方上方には、風向調整板71が設けられ、この風向調整板71により空気流入室5内に流入する空気の向きを調整することができるようになっている。
【0016】
そして、前記分級室4には、この分級室4を複数(実施の形態では2つ)の分級小室4a,4aに仕切るように、本体1の上面から概ね垂直真下へ向けて、分級面3上を移動する砕砂に接触しない程度の範囲で第1バッフルプレート40が垂設されている。
この第1バッフルプレート40により仕切られた2つの分級小室4a,4aには、それぞれ本体1の上面に開口するように排気口41,41が形成されている。
【0017】
又、本体1の下端部には砕砂排出室8が形成され、この砕砂排出室8の下方には、砕砂取出口9が形成されている。
従って、分級面3を移動してきた分級済砕砂S2は、この分級面3の下端部から落下し、砕砂取出口9から取り出される。
そして、この砕砂排出室8と前記分級室4との境部分に、本体1の上面から概ね垂直真下へ向けて、分級面3上を移動する砕砂に接触しない程度の範囲で第2バッフルプレート85が垂設されている。
【0018】
尚、前記第1バッフルプレート40及び第2バッフルプレート85の下端には、砕砂投入口60側へ概ね45°の角度で屈曲させた屈曲部42,86が形成されている。
【0019】
次に、この砕砂微粉分級機の作用を説明する。
砕砂投入口60から投入された原料砕砂S1は、ガイド板61を経て分級面3の上端部に供給され、加振機2による振動で分級面3上を上から下に向けて移動する。
【0020】
この分級面3上での移動に際し、各受板30の先端部から砕砂の移動方向に延長して網状体32が設けられているため、分級面3を移動する砕砂を、受板30上から引き続き網状体32の上に移動させて、この受板30及び網状体32の上でほぐしながら満遍なく分散させることができる。
そして、空気流入室5内には送風機によって空気取入口70から空気が供給され、この空気が各受板30,30間に形成した空気流入路31を経て分級室4に吹き出される。
このとき、空気流入路31が網状体32の下方に開口して分級室4に連通しているため、空気流入路31から吹き出される空気が網状体32の下方から分級室4内に向けて吹き付けられる。
このように、網状体32の上で分散している砕砂に対して下方から空気が吹き付けられるため、砕砂に含まれている微粉等を分級室4内で効率よく吹き飛ばすことができ、効率のよい分級ができる。
【0021】
この場合、前記受板30,30間に形成された各空気流入路31,31の間には、それぞれ段差が生じるため、そこから分級室4へ流入する気流は、それぞれが多少ずつ干渉しあい、この結果、気流に乱れが生じ、分級効率の低下につながるという問題がある。
また、分級室4の容積が大きければ大きいほど気流そのものの拡散乱流が増え、吸入用の集塵機や、空気供給用の送風機の圧力損失を増大させるという問題もある。
【0022】
上記の問題に対し、この実施の形態のように、分級室に第1バッフルプレート40を設けると、干渉しあう気流の数を制限することができるし、また、第1バッフルプレート40によって分級室4を複数の分級小室4a,4aに仕切っているため、気流の拡散乱流を防ぐことができ、これにより効率の良い空気循環が行われ、分級効率も向上する。
また、各分級小室4aごとに排気口41が形成されているため、排気口41ごとに空気流量の調節が比較的容易となり、設備の実際の施工・調整に有利となる。
【0023】
又、分級室4と砕砂排出室8との境にも第2バッフルプレート85を設けていることから気流は砕砂排出室8へ向かわず、第2バッフルプレート85で跳ね返り、排気口41へと向かう。
更に、気流が一旦、第2バッフルプレート85で跳ね返ることにより、気流の中に多少大きめの砕砂の粒が混入していても、その粒は第2バッフルプレート85に接触して分級面3に落下することから、粒が排気口41に到達することを抑えることができ、一層、分級効率を向上させることができる。
【0024】
更に、第1バッフルプレート40及び第2バッフルプレート85の下端は、砕砂の移動に差し支えない程度に分級面3に近くにあることから、砕砂取出口9等の空気流入路以外の部分から不要に空気が流入するのを制限することができ、理想に近い状態で空気流入路31から進入して排気口41から出て行くように気流が整う。
このことは空気流入路31から進入する空気がより効果的に砕砂を拡散させ、微粉を空中に飛散させる効果がある。
【0025】
また、第1バッフルプレート40及び第2バッフルプレート85の下端には、屈曲部42,86が形成されているため、より円滑な気流を形成させることができ、更に乱流を防ぐことができる。
【0026】
そして、上述のようにして分級室4内に吹き飛ばされた微粉等S3は、空気とともに排気口41からバクフイルタ等の集塵機(図示せず)に収集されて堆積回収され、又、微粉等を取り除いた分級済砕砂S2は、分級面3の下端部から落下し、砕砂取出口9から取り出される。
【0027】
尚、本発明において、分級室4を複数のバッフルプレートによって2つ以上の分級小室に仕切るようにしてもよい。
【0028】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明の砕砂微粉分級機にあっては、砕砂を受板及び網状体の上でほぐしながら満遍なく分散させた上で、空気流入路から吹き出される空気を網状体の下方から分級室内に向けて吹き付けることができる。
このように、網状体の上で分散している砕砂に対して下方から空気を吹き付けるため、砕砂に含まれている微粉等を分級室内で効率よく吹き飛ばすことができ、高効率の分級ができる。
【0029】
また、分級室を複数の分級小室に仕切るようにバッフルプレートを垂設したので(請求項1)、干渉しあう気流の数を制限することができるし、また、気流の拡散乱流を防ぐことができ、これにより効率の良い空気循環が行われ、分級効率も向上する。
また、各分級小室ごとに排気口が形成されているため、排気口ごとに空気流量の調節が比較的容易となり、設備の実際の施工・調整に有利となる。
【0030】
又、分級室と砕砂排出室との境にもバッフルプレートを設けているので(請求項2)、気流がバッフルプレートで跳ね返り、微粉等を排気口へと導くことができるし、気流の中に多少大きめの砕砂の粒が混入していても、その粒をバッフルプレートによって分級面に落下させることができ、粒が排気口に到達することを抑えて、一層、分級効率を向上させることができる。
【0031】
更に、バッフルプレートの下端は、砕砂の移動に差し支えない程度に分級面に近くにあることから、砕砂取出口等の空気流入路以外の部分から不要に空気が流入するのを制限することができ、理想に近い状態で空気流入路から進入して排気口から出て行くように気流を整流させることができ、これにより空気流入路から進入する空気で効果的に砕砂を拡散させ、微粉を空中に飛散させることができる。
【0032】
また、第1バッフルプレート及び第2バッフルプレートの下端には、屈曲部が形成されているため、より円滑な気流を形成させることができ、更に乱流を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態である砕砂微粉分級機の断面図である。
【符号の説明】
1 本体
2 加振機
3 分級面
30 受板
31 空気流入路
32 網状体
4 分級室
4a 分級小室
40 第1バッフルプレート
41 排気口
42 屈曲部
5 空気流入室
60 砕砂投入口
61 ガイド板
70 空気取入口
71 風向調整板
8 砕砂排出室
85 第2バッフルプレート
86 屈曲部
9 砕砂取出口
S1 原料砕砂
S2 分級済砕砂
S3 微粉等
Claims (4)
- スプリングにより弾性支持された本体に振動を与える加振手段と、
本体内部に複数の受板を階段状に配設して、砕砂を上段から下段へ向けて移動させるように形成された分級面と、
分級面の上端部に原料砕砂を供給するように本体の一端部に形成された砕砂投入口と、
分級面の下端部から分級済砕砂を取り出すように本体の他端部に形成された砕砂排出室及びこの砕砂排出室の下方に開口するように本体に形成された砕砂取出口と、
分級面の上面側に形成された分級室及びこの分級室の上方に開口するように本体に形成された排気口と、
分級面の下面側に形成された空気流入室及びこの空気流入室内に開口するように本体に形成された空気取り入れ口と、
前記各受板の先端部から砕砂の移動方向に延長して設けられた網状体と、
空気流入室から網状体の下方に開口して分級室に連通するように各受板間に形成されている空気流入路とを備えている砕砂微粉分級機において、
前記分級室を複数の分級小室に仕切るように、本体上面から概ね垂直真下へ向けて、分級面上を移動する砕砂に接触しない程度にバッフルプレートが垂設されると共に、各分級小室にそれぞれ排気口が形成されていることを特徴とした砕砂微粉分級機。 - スプリングにより弾性支持された本体に振動を与える加振手段と、
本体内部に複数の受板を階段状に配設して、砕砂を上段から下段へ向けて移動させるように形成された分級面と、
分級面の上端部に原料砕砂を供給するように本体の一端部に形成された砕砂投入口と、
分級面の下端部から分級済砕砂を取り出すように本体の他端部に形成された砕砂排出室及びこの砕砂排出室の下方に開口するように本体に形成された砕砂取出口と、
分級面の上面側に形成された分級室及びこの分級室の上方に開口するように本体に形成された排気口と、
分級面の下面側に形成された空気流入室及びこの空気流入室内に開口するように本体に形成された空気取り入れ口と、
前記各受板の先端部から砕砂の移動方向に延長して設けられた網状体と、
空気流入室から網状体の下方に開口して分級室に連通するように各受板間に形成されている空気流入路とを備えている砕砂微粉分級機において、
前記分級室と砕砂排出室との境部分に、本体上面から概ね垂直真下へ向けて、分級面上を移動する砕砂に接触しない程度にバッフルプレートが垂設されていることを特徴とした砕砂微粉分級機。 - スプリングにより弾性支持された本体に振動を与える加振手段と、
本体内部に複数の受板を階段状に配設して、砕砂を上段から下段へ向けて移動させるように形成された分級面と、
分級面の上端部に原料砕砂を供給するように本体の一端部に形成された砕砂投入口と、
分級面の下端部から分級済砕砂を取り出すように本体の他端部に形成された砕砂排出室及びこの砕砂排出室の下方に開口するように本体に形成された砕砂取出口と、
分級面の上面側に形成された分級室及びこの分級室の上方に開口するように本体に形成された排気口と、
分級面の下面側に形成された空気流入室及びこの空気流入室内に開口するように本体に形成された空気取り入れ口と、
前記各受板の先端部から砕砂の移動方向に延長して設けられた網状体と、
空気流入室から網状体の下方に開口して分級室に連通するように各受板間に形成されている空気流入路とを備えている砕砂微粉分級機において、
前記分級室を複数の分級小室に仕切るように、本体上面から概ね垂直真下へ向けて、分級面上を移動する砕砂に接触しない程度にバッフルプレートが垂設されると共に、各分級小室にそれぞれ排気口が形成され、
前記分級室と砕砂排出室との境部分に、本体上面から概ね垂直真下へ向けて、分級面上を移動する砕砂に接触しない程度にバッフルプレートが垂設されていることを特徴とした砕砂微粉分級機。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の砕砂微粉分級機において、
バッフルプレートの下端が、砕砂投入口側へ垂直から概ね水平になるように屈曲している砕砂微粉分級機。
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JP2001244704A JP3615503B2 (ja) | 2001-08-10 | 2001-08-10 | 砕砂微粉分級機 |
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