JP3523620B2 - 砕砂微粉分級機 - Google Patents

砕砂微粉分級機

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JP3523620B2
JP3523620B2 JP2001244709A JP2001244709A JP3523620B2 JP 3523620 B2 JP3523620 B2 JP 3523620B2 JP 2001244709 A JP2001244709 A JP 2001244709A JP 2001244709 A JP2001244709 A JP 2001244709A JP 3523620 B2 JP3523620 B2 JP 3523620B2
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紘保 馬場
健治 長崎
健一郎 團
伸介 井上
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株式会社中山鉄工所
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乾式製砂設備にお
いて用いられる分級機であって、破砕機により破砕され
た砕砂をJIS規格により規定された砕砂としてコンク
リート骨材に使用できるようにダストや脆弱部、不純物
等(以下、微粉等という)を取り除くことができるよう
にした砕砂微粉分級機に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、山砂、海砂等の天然砂の採取が次
第に困難となり、天然砂に取って代わる骨材として砕砂
の需要が大きくなっている。乾式製砂設備では、破砕
機、選別機、分級機、集塵設備、搬送設備、機械駆動の
為の電力設備及び操作盤等、過大な設備投資が必要にな
る。また、湿式製砂設備であれば、更に汚水処理設備な
どが必要となるので、砕砂の普及に対して悪影響を及ぼ
している。特に、砕砂をコンクリート用骨材として使用
する為には、JIS規格によって規定された砕砂の粒度
と、洗い試験の条件を満たすことが最低限必要であり、
砕砂の生産業者には、更に性状の優れた砕砂を生産する
ことが要求されている。
【0003】本発明の出願人は、砕砂微粉分級機の設備
の簡素化と合理化を研究し、特願2000−32393
3号、更に特願2000−323935号において、新
規な砕砂微粉分級機を既に提案している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】先行技術としての特願
2000−323933号の発明では、原料砕砂が加振
機による振動で分級面上を上から下に向けて移動する際
に、各受板間に形成した空気流入路を経て空気が分級室
に吹き出され、これにより分級室内に吹き飛ばされた微
粉等は、空気とともに排気口からバクフイルタ等の集塵
機に収集されて堆積回収され、又、微粉等を取り除いた
分級済砕砂は、分級面の下端部から落下し、砕砂取出口
から取り出されるようになっている。
【0005】しかしながら、先行技術では、空気流入路
から進入した空気は、受板と概ね同方向に進行する傾向
が強く、この結果、微粉を砕砂取出口方向へ飛ばしてし
まい、微粉が回収されずに分級効率を向上できないとい
う問題があった。又、先行技術では、微粉等を取り除い
た分級済砕砂は、分級面を移行して、分級面の下端部の
みから落下し、砕砂取出口から取り出される。従って、
分級面の移行途中で粒度を満たし、かつ微粉の少ない分
級済みの砕砂についても、分級面の下端部まで移行して
しまうため、分級面上に残る砕砂の量が多くなり、分級
効率を向上できないという問題があった。
【0006】本発明は、かかる問題に鑑みなされたもの
で、空気流入路から進入した空気によって微粉をできる
だけ分級室に向けて飛ばすようにすることで、分級効率
を向上させることができるようにした砕砂微粉分級機を
提供することを第1の課題とし、また、分級面の移行途
中であっても、粒度を満たし、かつ微粉の少ない分級済
みの砕砂については、これを分級面の途中から落下させ
て砕砂取出口に至らせることで、分級効率を向上させる
ことできるようにした砕砂微粉分級機を提供すること第
2の課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の第1の課題を解決
するために、本発明の砕砂微粉分級機(請求項1)は、
スプリングにより弾性支持された本体に振動を与える加
振手段と、本体内部に複数の受板を階段状に配設して、
砕砂を上段から下段へ向けて移動させるように形成され
た分級面と、分級面の上端部に原料砕砂を供給するよう
に本体の一端部に形成された砕砂投入口と、分級面の下
端部から分級済砕砂を取り出すように本体の他端部に形
成された砕砂排出室及びこの砕砂排出室の下方に開口す
るように本体に形成された砕砂取出口と、分級面の上面
側に形成された分級室及びこの分級室の上方に開口する
ように本体に形成された排気口と、分級面の下面側に形
成された空気流入室及びこの空気流入室内に開口するよ
うに本体に形成された空気取り入れ口と、前記各受板の
先端部から砕砂の移動方向に延長して設けられた網状体
と、空気流入室から網状体の下方に開口して分級室に連
通するように各受板間に形成されている空気流入路とを
備えている砕砂微粉分級機において、前記網状体が受板
の上面より下り勾配で設けられている構成とした。
【0008】又、本発明の砕砂微粉分級機(請求項2)
は、スプリングにより弾性支持された本体に振動を与え
る加振手段と、本体内部に複数の受板を階段状に配設し
て、砕砂を上段から下段へ向けて移動させるように形成
された分級面と、分級面の上端部に原料砕砂を供給する
ように本体の一端部に形成された砕砂投入口と、分級面
の下端部から分級済砕砂を取り出すように本体の他端部
に形成された砕砂排出室及びこの砕砂排出室の下方に開
口するように本体に形成された砕砂取出口と、分級面の
上面側に形成された分級室及びこの分級室の上方に開口
するように本体に形成された排気口と、分級面の下面側
に形成された空気流入室及びこの空気流入室内に開口す
るように本体に形成された空気取り入れ口と、前記各受
板の先端部から砕砂の移動方向に延長して設けられた網
状体と、空気流入室から網状体の下方に開口して分級室
に連通するように各受板間に形成されている空気流入路
とを備えている砕砂微粉分級機において、受板の砕砂投
入側端部が水平から垂直までの範囲で下向きに屈曲して
いる構成とした。
【0009】又、本発明の砕砂微粉分級機(請求項3)
は、スプリングにより弾性支持された本体に振動を与え
る加振手段と、本体内部に複数の受板を階段状に配設し
て、砕砂を上段から下段へ向けて移動させるように形成
された分級面と、分級面の上端部に原料砕砂を供給する
ように本体の一端部に形成された砕砂投入口と、分級面
の下端部から分級済砕砂を取り出すように本体の他端部
に形成された砕砂排出室及びこの砕砂排出室の下方に開
口するように本体に形成された砕砂取出口と、分級面の
上面側に形成された分級室及びこの分級室の上方に開口
するように本体に形成された排気口と、分級面の下面側
に形成された空気流入室及びこの空気流入室内に開口す
るように本体に形成された空気取り入れ口と、前記各受
板の先端部から砕砂の移動方向に延長して設けられた網
状体と、空気流入室から網状体の下方に開口して分級室
に連通するように各受板間に形成されている空気流入路
とを備えている砕砂微粉分級機において、受板の砕砂投
入側端部に、砕砂の移動方向に摺動調節可能な摺動板が
設けられ、この摺動板の砕砂投入側端部が水平から垂直
までの範囲で下向きに屈曲している構成とした。
【0010】上記の第2の課題を解決するために、本発
明の砕砂微粉分級機(請求項4)は、スプリングにより
弾性支持された本体に振動を与える加振手段と、本体内
部に複数の受板を階段状に配設して、砕砂を上段から下
段へ向けて移動させるように形成された分級面と、分級
面の上端部に原料砕砂を供給するように本体の一端部に
形成された砕砂投入口と、分級面の下端部から分級済砕
砂を取り出すように本体の他端部に形成された砕砂排出
室及びこの砕砂排出室の下方に開口するように本体に形
成された砕砂取出口と、分級面の上面側に形成された分
級室及びこの分級室の上方に開口するように本体に形成
された排気口と、分級面の下面側に形成された空気流入
室及びこの空気流入室内に開口するように本体に形成さ
れた空気取り入れ口と、前記各受板の先端部から砕砂の
移動方向に延長して設けられた網状体と、空気流入室か
ら網状体の下方に開口して分級室に連通するように各受
板間に形成されている空気流入路とを備えている砕砂微
粉分級機において、隣合う受板同士が平面視で重ならな
いようにして、隣合う受板同士間に砕砂落下間隙が形成
され、空気流入室の砕砂取出口側端部に、砕砂取出口に
臨むように砕砂落下口が形成されている構成とした。
【0011】又、本発明の砕砂微粉分級機において、網
状体が受板の上面より下り勾配で設けられている構成と
(請求項1の構成)、受板の砕砂投入側端部が水平から
垂直までの範囲で下向きに屈曲している構成(請求項2
の構成)と、隣合う受板同士が平面視で重ならないよう
にして、隣合う受板同士間に砕砂落下間隙が形成され、
空気流入室の砕砂取出口側端部に、砕砂取出口に臨むよ
うに砕砂落下口が形成されている構成(請求項4の構
成)とのうちの少なくとも2以上の構成を備えるように
構成することもできる。
【0012】又、本発明の砕砂微粉分級機において、網
状体が受板の上面より下り勾配で設けられている構成と
(請求項1の構成)、受板の砕砂投入側端部に、砕砂の
移動方向に摺動調節可能な摺動板が設けられ、この摺動
板の砕砂投入側端部が水平から垂直までの範囲で下向き
に屈曲している構成(請求項3の構成)と、隣合う受板
同士が平面視で重ならないようにして、隣合う受板同士
間に砕砂落下間隙が形成され、空気流入室の砕砂取出口
側端部に、砕砂取出口に臨むように砕砂落下口が形成さ
れている構成(請求項4の構成)とのうちの少なくとも
2以上の構成を備えるように構成することもできる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により詳述する。尚、本発明の具体的な構成は、以下の
実施の形態に限定されるものではない。
【0014】図1は本発明の実施の第1形態である砕砂
微粉分級機の断面図、図2はこの砕砂微粉分級機におけ
る分級面の一部を示す断面図である。図において、1は
本体で、内部に傾斜状空間が形成された函体に形成さ
れ、図示省略したスプリングにより弾性支持されてい
る。この本体1の下面部には振動手段としての加振機2
が連結されている。この加振機2は、その振動方向Bが
砕砂の移動方向(矢印A方向)に傾く状態で、本体1と
加振機2を合わせたほぼ重心部を通るように取り付けら
れている。
【0015】本体1の内部には、複数の受板30を階段
状に配設して、前記加振機2による振動で砕砂を上から
下に向けて移動(矢印A方向)させるように形成された
分級面3が形成されている。
【0016】この分級面3の上面側には分級室4が形成
されると共に、分級面3の裏面側には空気流入室5が形
成され、この空気流入室5から分級室4に連通するよう
に各受板30,30間に空気流入路31が形成されてい
る。そして、各受板30の先端部には、砕砂の移動方向
に延長して網状体32が設けられ、前記空気流入路31
がこの網状体32の下方に開口するように形成されてい
る。この網状体32は、図2に示すように、受板30の
上面より下り勾配θを持って設けられている。
【0017】又、前記受板30の砕砂投入側端部には、
概ね45°の角度で下向きに屈曲させた屈曲部30aが
形成されている。又、隣合う受板30,30同士が平面
視で重ならないようにして、隣合う受板30,30同士
間に砕砂落下間隙33が形成され、そして、図1に示す
ように、空気流入室5の砕砂取出口側端部に、砕砂取出
口9に臨むように砕砂落下口50が形成されている。
【0018】又、本体1の上端部には砕砂投入口60が
形成されており、この砕砂投入口60から投入された原
料砕砂S1がガイド板61を経て分級面3の上端部に供
給されるようになっている。
【0019】又、本体1の上側端面には空気流入室5内
に開口するように空気取入口70が形成されている。こ
の空気取入口70の先方上方には、風向調整板71が設
けられ、この風向調整板71により空気流入室5内に流
入する空気の向きを調整することができるようになって
いる。
【0020】前記分級室4には、この分級室4を複数
(実施の形態では2つ)の分級小室4a,4aに仕切る
ように、本体1の上面から概ね垂直真下へ向けて、分級
面3上を移動する砕砂に接触しない程度の範囲で第1バ
ッフルプレート40が垂設されている。この第1バッフ
ルプレート40により仕切られた2つの分級小室4a,
4aには、それぞれ本体1の上面に開口するように排気
口41,41が形成されている。尚、分級室4を複数の
バッフルプレートによって2つ以上の分級小室に仕切る
ようにしてもよい。
【0021】又、本体1の下端部には砕砂排出室8が形
成され、そして、この砕砂排出室8内に配置されるよう
に、最下段の受板30の先端部に分級面3とは別の網状
体である篩分け網80が下り勾配(水平でもよい)にな
るように取付けられている。尚、この篩分け網80は、
最下段の受板30から延長して、ガイドローラ81によ
り支持された篩フレーム82に取り付けられている。
又、砕砂排出室8の下方には、砕砂取出口9が形成さ
れ、この砕砂取出口9は、篩分け網80の下方部分に形
成されたアンダーサイズ取出口91と、篩分け網80の
先方下方部分に形成されたオーバーサイズ取出口92に
区画されている。従って、分級面3を移動してきた分級
済砕砂は、この分級面3の下端部から篩分け網80の上
に受け渡され、この篩分け網80によって所定の篩目寸
法よりもアンダーサイズの砕砂とオーバーサイズの砕砂
とに篩分けされ、アンダーサイズ砕砂S2は篩分け網8
0を通過して下方のアンダーサイズ取出口91から取り
出され、オーバーサイズ砕砂S3は篩分け網80上を移
行して先方のオーバーサイズ取出口92から取り出され
る。
【0022】又、前記砕砂排出室8と分級室4との境部
分に、本体1の上面から概ね垂直真下へ向けて、分級面
3上を移動する砕砂に接触しない程度の範囲で第2バッ
フルプレート85が垂設されている。
【0023】尚、前記第1バッフルプレート40及び第
2バッフルプレート85の下端には、砕砂投入口60側
へ概ね45°の角度で屈曲させた屈曲部42,86が形
成されている。
【0024】次に、この砕砂微粉分級機の作用を説明す
る。砕砂投入口60から投入された原料砕砂S1は、ガ
イド板61を経て分級面3の上端部に供給され、加振機
2による振動で分級面3上を上から下に向けて移動す
る。
【0025】この分級面3上での移動に際し、各受板3
0の先端部から砕砂の移動方向に延長して網状体32が
設けられているため、分級面3を移動する砕砂を、受板
30上から引き続き網状体32の上に移動させて、この
受板30及び網状体32の上でほぐしながら満遍なく分
散させることができる。そして、空気流入室5内には送
風機によって空気取入口70から空気が供給され、この
空気が各受板30,30間に形成した空気流入路31を
経て分級室4に吹き出される。このとき、空気流入路3
1が網状体32の下方に開口して分級室4に連通してい
るため、空気流入路31から吹き出される空気が網状体
32の下方から分級室4内に向けて吹き付けられる。こ
のように、網状体32の上で分散している砕砂に対して
下方から空気が吹き付けられるため、砕砂に含まれてい
る微粉等を分級室4内で効率よく吹き飛ばすことがで
き、効率のよい分級ができる。
【0026】又、受板30の砕砂投入側端部に屈曲部3
0aを形成させているため、空気流入室5へ供給された
空気は、空気流入路31に平行に進入するのではなく、
受板30が取り付けられた角度(実施の形態では下向き
45°)より多少上向きに進入する。このとき、空気流
入路31の上半分と下半分の範囲を比較すると、上半分
は微量ながら圧力が増し、下半分の屈曲部30aに極め
て近い部分では屈曲部30aの影響で気流が停滞する部
分が生じる。この気流が停滞する分だけ気流が通過でき
る範囲が狭まることから、空気流入路31に進入した空
気の流速が増すことになり、この状態で網状体32を通
過するので、微粉の拡散を促進することができ、分級効
率を向上させることができる。
【0027】又、空気流入路31を通過する空気は、網
状体32を通過して砕砂を拡散させると共に、網状体3
2の端部から分級室4に放出し、網状体32から下段の
受板30へ落下する過程の砕砂を拡散させている。この
とき、受板30と概ね同方向に進行する気流が生じる結
果、微粉を砕砂取出口9方向へ飛ばしてしまい、微粉が
回収されないことがあるし、又、気流が砕砂を移動方向
へ移動させる方向に働き、分級面3上を砕砂が移動する
速度が必要以上に速くなって、分級されないまま通過し
てしまう場合があり、これでは分級効率を低下させるこ
とになる。これに対し、網状体32を受板30の角度よ
り下り勾配θを持って取付けると、網状体32と受板3
0の位置関係が砕砂取出口側に近づくにつれて接近し、
網状体32と受板30の間が次第に狭くなるので網状体
32を通過する空気が増える。これにより、網状体32
上での砕砂の拡散状体が良好なものとなり、分級効率が
向上する。また、砕砂取出口9方向へ向いた気流が少な
くなるので砕砂を移動方向へ移動させることが少なくな
る。
【0028】又、網状体32の上を移動する砕砂のう
ち、網状体32の網目、目開き、穴径よりも小さい砕砂
は、空気によって拡散されないで網状体32を通過して
受板30の上に落ちる。このとき網状体32の網目、目
開き、穴径によっては、網状体32を通過したものは既
に採取しようとする砕砂の粒度構成を十分満たすもので
あることも多い。このことに対応して、隣り合う受板3
0,30同士が平面視で重ならないようにして、隣り合
う受板30,30同士間に砕砂落下間隙33を形成し、
そして、空気流入室5の砕砂取出口側端部に、砕砂取出
口9に臨むように砕砂落下口50を形成している。従っ
て、分級面3の移行途中であっても、網状体32を通過
して粒度を満たした一部の砕砂については、これが砕砂
落下間隙33から空気流入室5内に落下することにな
る。このとき、微粒分は空気流入路31を流れる気流に
よって吹き飛ばされてしまうので、そのままで粒度を満
たし、かつ微粉の少ない製品としての分級済み砕砂にで
きる性状のものがこの部分で選別される。そして、空気
流入室5内に落下した砕砂は、空気流入室5内の気流に
よって進行し、砕砂落下口50から砕砂取出口9(アン
ダーサイズ取出口91)に落下し、取り出される。この
ように、分級面3を利用した主分級ルートと、砕砂落下
間隙33から空気流入室5に落下させた砕砂を砕砂落下
口50から砕砂取出口9に落下させるという副分級ルー
トという異なる2通りの分級ルートによって砕砂を分級
することができる。これにより、分級面3による主分級
ルートによって分級されるべき砕砂の処理量から、副分
級ルートによる処理量が減少するもので、その分だけ主
分級ルートによる処理量を向上させることができる。
【0029】又、前記受板30,30間に形成された各
空気流入路31の間には、それぞれ段差が生じているた
め、そこから分級室4へ流入する気流は、それぞれが多
少ずつ干渉しあい、この結果、気流に乱れが生じ、分級
効率の低下につながるという問題がある。また、分級室
の容積が大きければ大きいほど気流そのものの拡散乱流
が増え、吸入用の集塵機や、空気供給用の送風機の圧力
損失を増大させるという問題もある。
【0030】上記の問題に対し、この実施の形態のよう
に、分級室4に第1バッフルプレート40を設けると、
干渉しあう気流の数を制限することができるし、また、
第1バッフルプレート40によって分級室4を複数の分
級小室4a,4aに仕切ることができるため、気流の拡
散乱流を防ぐことができ、これにより効率の良い空気循
環が行われ、分級効率も向上する。また、各分級小室4
aごとに排気口41が形成されているため、排気口41
ごとの空気流量の調節が比較的容易となり、設備の実際
の施工・調整に有利となる。
【0031】又、分級室4と砕砂排出室8との境にも第
2バッフルプレート85を設けていることから気流は砕
砂排出室8へ向かわず、第2バッフルプレート85で跳
ね返り、排気口41へと向かう。更に、気流が一旦、第
2バッフルプレート85で跳ね返ることにより、気流の
中に多少大きめの砕砂の粒が混入していても、その粒は
第2バッフルプレート85に接触して分級面3に落下す
ることから、粒が排気口41に到達することを抑えるこ
とができ、一層、分級効率を向上させることができる。
【0032】更に、第1バッフルプレート40及び第2
バッフルプレート85の下端は、砕砂の移動に差し支え
ない程度に分級面3の近くにあることから、砕砂取出口
9等の空気流入路以外の部分から空気が流入するのを制
限することができるので、理想に近い状態で空気流入路
31から進入して排気口41から出て行くように気流が
整う。このことは空気流入路31から進入する空気がよ
り効果的に砕砂を拡散させ、微粉を空中に飛散させる効
果がある。
【0033】また、第1バッフルプレート40及び第2
バッフルプレート85の下端には、屈曲部42,86が
形成されているため、より円滑な気流を形成させること
ができ、更に乱流を防ぐことができる。
【0034】そして、上述のようにして分級室4内に吹
き飛ばされた微粉等S4は、空気とともに排気口41か
らバクフイルタ等の集塵機(図示せず)に収集されて堆
積回収される。又、微粉等を取り除いた分級済砕砂は、
分級面3の下端部から篩分け網80の上に受け渡され、
この篩分け網80によって所定の篩目寸法よりもアンダ
ーサイズの砕砂とオーバーサイズの砕砂とに篩分けさ
れ、アンダーサイズ砕砂S2は篩分け網80を通過して
下方のアンダーサイズ取出口91から取り出され、オー
バーサイズ砕砂S3は篩分け網80上を移行して先方の
オーバーサイズ取出口92から取り出され、これによ
り、所定の篩目寸法以下の砕砂中に、オーバーサイズ砕
砂S3が混入するのを防止することができる。このよう
に、砕砂に含まれる微粉等の除去を主目的としながら、
同時にオーバーサイズの除去ができる篩い分け機能が付
加された砕砂微粉分級機となるため、篩い分け機と分級
機の設備を別々に設けた場合に比べて、大幅に設備の経
済負担の軽減及び作業能率の向上を図ることができる。
【0035】次に、図3は本発明の実施の第2形態であ
る砕砂微粉分級機における分級面の一部を示す断面図で
ある。この場合、分級面3を構成する受板30の砕砂投
入側端部に、砕砂の移動方向に摺動調節可能な摺動板3
0bが設けられ、この摺動板30bの砕砂投入側端部に
水平から垂直までの範囲で(下向き45°)下向きに屈
曲部30aを形成している構成になっている。尚、前記
摺動板30bの下面にはボルト35が突設され、このボ
ルト35が受板30に形成した砕砂移動方向の長孔(図
示省略)を通してナット36により締結されることで、
長孔の範囲をストロークTとして摺動できるようになっ
ている。
【0036】空気流入路31に進入した空気は、最適な
状態で網状体32を通過させることが重要となるが、屈
曲部30aを形成した場合、各受板30の位置や、砕砂
の流量によって屈曲部30aの位置は一定とならないこ
とが想定される。そこで、摺動板30bに屈曲部30a
を形成して、この摺動板30bを受板30に対して摺動
調節可能に取り付けることにより、受板30の各段ごと
に屈曲部30aの位置を調整できる可変式にしたもので
ある。
【0037】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の砕砂
微粉分級機にあっては、砕砂を受板及び網状体の上でほ
ぐしながら満遍なく分散させた上で、空気流入路から吹
き出される空気を網状体の下方から分級室内に向けて吹
き付けることができる。このように、網状体の上で分散
している砕砂に対して下方から空気を吹き付けるため、
砕砂に含まれている微粉等を分級室内で効率よく吹き飛
ばすことができ、高効率の分級ができる。
【0038】又、網状体を受板の角度より下り勾配を持
って取付けているため(請求項1)、微粉をできるだけ
分級室に向けて飛ばすことができるようになり、網状体
上での砕砂の拡散状態が良好なものとなるし、また、砕
砂取出口方向へ向いた気流が少なくなるので、砕砂を移
動方向へ移動させることが少なくなり、これにより分級
効率を向上させることができる。
【0039】又、受板の砕砂投入側端部に屈曲部を形成
させているため(請求項2)、空気流入路に進入した空
気の流速を増し、この状態で網状体を通過するので、微
粉の拡散を促進することができ、分級効率を向上させる
ことができる。
【0040】又、摺動板に屈曲部を形成して、この摺動
板を受板に対して摺動調節可能に取り付けているため
(請求項3)、受板の各段ごとに屈曲部の位置を最適の
位置に調整できる。これにより、空気流入路に進入した
空気を最適な状態で網状体を通過させることができ、分
級効率の向上を図ることができる。
【0041】又、隣合う受板同士の間に砕砂落下間隙を
形成し、空気流入室の砕砂取出口側端部に、砕砂取出口
に臨むように砕砂落下口を形成しているため(請求項
4)、分級面の移行途中であっても、網状体を通過して
粒度を満たした一部の砕砂については、これが砕砂落下
間隙から空気流入室内に落下させることができる。従っ
て、分級面による主分級ルートによって分級されるべき
砕砂の処理量から、副分級ルートによる処理量が減少す
るもので、その分だけ主分級ルートによる処理量を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態である砕砂微粉分級機
の断面図である。
【図2】この砕砂微粉分級機における分級面の一部を示
す断面図である。
【図3】本発明の実施の第2形態である砕砂微粉分級機
おける分級面の一部を示す断面図である。
【符号の説明】
1 本体 2 加振機 3 分級面 30 受板 30a 屈曲部 30b 摺動板 31 空気流入路 32 網状体 33 砕砂落下間隙 35 ボルト 36 ナット 4 分級室 4a 分級小室 40 第1バッフルプレート 41 排気口 42 屈曲部 5 空気流入室 50 砕砂落下口 60 砕砂投入口 61 ガイド板 70 空気取入口 71 風向調整板 8 砕砂排出室 80 篩分け網 81 ガイドローラ 82 篩フレーム 85 第2バッフルプレート 86 屈曲部 9 砕砂取出口 91 アンダーサイズ取出口 92 オーバーサイズ取出口 S1 原料砕砂 S2 アンダーサイズ砕砂 S3 オーバーサイズ砕砂 S4 微粉等
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 伸介 佐賀県武雄市朝日町大字甘久2246番地の 1 株式会社中山鉄工所内 (56)参考文献 特開 昭61−42380(JP,A) 特開 昭49−106054(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B07B 1/00 - 15/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプリングにより弾性支持された本体に
    振動を与える加振手段と、 本体内部に複数の受板を階段状に配設して、砕砂を上段
    から下段へ向けて移動させるように形成された分級面
    と、 分級面の上端部に原料砕砂を供給するように本体の一端
    部に形成された砕砂投入口と、 分級面の下端部から分級済砕砂を取り出すように本体の
    他端部に形成された砕砂排出室及びこの砕砂排出室の下
    方に開口するように本体に形成された砕砂取出口と、 分級面の上面側に形成された分級室及びこの分級室の上
    方に開口するように本体に形成された排気口と、 分級面の下面側に形成された空気流入室及びこの空気流
    入室内に開口するように本体に形成された空気取り入れ
    口と、 前記各受板の先端部から砕砂の移動方向に延長して設け
    られた網状体と、 空気流入室から網状体の下方に開口して分級室に連通す
    るように各受板間に形成されている空気流入路とを備え
    ている砕砂微粉分級機において、 前記網状体が受板の上面より下り勾配で設けられている
    ことを特徴とする砕砂微粉分級機。
  2. 【請求項2】 スプリングにより弾性支持された本体に
    振動を与える加振手段と、 本体内部に複数の受板を階段状に配設して、砕砂を上段
    から下段へ向けて移動させるように形成された分級面
    と、 分級面の上端部に原料砕砂を供給するように本体の一端
    部に形成された砕砂投入口と、 分級面の下端部から分級済砕砂を取り出すように本体の
    他端部に形成された砕砂排出室及びこの砕砂排出室の下
    方に開口するように本体に形成された砕砂取出口と、 分級面の上面側に形成された分級室及びこの分級室の上
    方に開口するように本体に形成された排気口と、 分級面の下面側に形成された空気流入室及びこの空気流
    入室内に開口するように本体に形成された空気取り入れ
    口と、 前記各受板の先端部から砕砂の移動方向に延長して設け
    られた網状体と、 空気流入室から網状体の下方に開口して分級室に連通す
    るように各受板間に形成されている空気流入路とを備え
    ている砕砂微粉分級機において、 受板の砕砂投入側端部が水平から垂直までの範囲で下向
    きに屈曲していることを特徴とする砕砂微粉分級機。
  3. 【請求項3】 スプリングにより弾性支持された本体に
    振動を与える加振手段と、 本体内部に複数の受板を階段状に配設して、砕砂を上段
    から下段へ向けて移動させるように形成された分級面
    と、 分級面の上端部に原料砕砂を供給するように本体の一端
    部に形成された砕砂投入口と、 分級面の下端部から分級済砕砂を取り出すように本体の
    他端部に形成された砕砂排出室及びこの砕砂排出室の下
    方に開口するように本体に形成された砕砂取出口と、 分級面の上面側に形成された分級室及びこの分級室の上
    方に開口するように本体に形成された排気口と、 分級面の下面側に形成された空気流入室及びこの空気流
    入室内に開口するように本体に形成された空気取り入れ
    口と、 前記各受板の先端部から砕砂の移動方向に延長して設け
    られた網状体と、 空気流入室から網状体の下方に開口して分級室に連通す
    るように各受板間に形成されている空気流入路とを備え
    ている砕砂微粉分級機において、 受板の砕砂投入側端部に、砕砂の移動方向に摺動調節可
    能な摺動板が設けられ、 この摺動板の砕砂投入側端部が水平から垂直までの範囲
    で下向きに屈曲していることを特徴とする砕砂微粉分級
    機。
  4. 【請求項4】 スプリングにより弾性支持された本体に
    振動を与える加振手段と、 本体内部に複数の受板を階段状に配設して、砕砂を上段
    から下段へ向けて移動させるように形成された分級面
    と、 分級面の上端部に原料砕砂を供給するように本体の一端
    部に形成された砕砂投入口と、 分級面の下端部から分級済砕砂を取り出すように本体の
    他端部に形成された砕砂排出室及びこの砕砂排出室の下
    方に開口するように本体に形成された砕砂取出口と、 分級面の上面側に形成された分級室及びこの分級室の上
    方に開口するように本体に形成された排気口と、 分級面の下面側に形成された空気流入室及びこの空気流
    入室内に開口するように本体に形成された空気取り入れ
    口と、 前記各受板の先端部から砕砂の移動方向に延長して設け
    られた網状体と、 空気流入室から網状体の下方に開口して分級室に連通す
    るように各受板間に形成されている空気流入路とを備え
    ている砕砂微粉分級機において、 隣合う受板同士が平面視で重ならないようにして、隣合
    う受板同士間に砕砂落下間隙が形成され、 空気流入室の砕砂取出口側端部に、砕砂取出口に臨むよ
    うに砕砂落下口が形成されていることを特徴とする砕砂
    微粉分級機。
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