JP3612447B2 - 表面実装型受光モジュール - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ファイバ通信システム用の光デバイスに関し、より詳しくは、光信号の中継に用いられる表面実装型受光モジュール(以下、「SMT受光モジュール」という)に関する。
【0002】
【従来の技術】
光信号の中継に用いられる受光モジュールの光結合方式には、伝送された光信号をレンズで集光して受光素子に導くレンズ結合式と、伝送された光信号を直接受光素子に導く直接結合式がある。ここで、直接結合式は、レンズ結合式に比べて小型化・薄型化に有利であり、主に、SMT受光モジュールにおいて採用されている。
【0003】
光ファイバ通信システムで用いられている従来のSMT受光モジュールの例を図4と図5に示す。
【0004】
図4は、受光素子としてPIN形フォトダイオード(PIN−PD)41を用いるとともに、導光用の短尺光ファイバとしてマルチモードファイバ(MMF)42を用いたSMT受光モジュールの例を示す。尚、PIN形フォトダイオード41をパッケージ(図示略)内の定位置に固定配置するためにキャリア43が使用され、マルチモードファイバ42を定位置に固定するためにシリコン(Si)製のV溝基板44が配置されている。
【0005】
また、図5は、受光素子としてアバランシェフォトダイオード(APD)51を用いるとともに、導光用の短尺光ファイバとしてマルチモードファイバ(MMF)52を用いたSMT受光モジュールの例である。尚、アバランシェフォトダイオード51をパッケージ内の定位置に固定配置するためにキャリア53が使用され、マルチモードファイバ52を定位置に固定するシリコン製のV溝基板54が配置されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、光ファイバ通信システムを経済的に構築するには、光信号の中継間隔をできるだけ大きくする必要があるが、中継間隔を大きくすると伝送される光信号の減衰も大きくなり、受光モジュールはそれだけ強度の低下した光信号を受信しなければならない。例えば、光波長1.3〜1.55μm帯、伝送速度600Mbps程度の伝送容量からなる光ファイバ通信システムの場合には、満足な伝送品質を得るには、−40dBm(0.1μW)程度の最小受光感度が要求される。
【0007】
また、SMT受光モジュールは、表面実装を実現する必要性から短尺光ファイバによる接続構造を採用しており、短尺光ファイバとしてはマルチモードファイバ(MMF)を用いている。マルチモードファイバは、コア直径50μm程度、開口数(NA)0.2程度であり、ファイバ端面からの射出光の広がりが大きい。
【0008】
図4のPIN形フォトダイオードを用いたSMT受光モジュールの場合には、マルチモードファイバ42の端面とPIN形フォトダイオード41の受光面41aとの結合距離Lを100μmとすると、PIN形フォトダイオード41の受光面41における光ビームの広がり直径は約80μmであり、受光面41aの直径80μmと略々同程度となり、受光そのものには支障はない。しかしながら、PIN形フォトダイオードの最小受光感度は−32dBm(0.6μW)前後であり、前記最小受光感度を満足することができず、中継距離をいま以上に拡大することが難しいという欠点があった。
【0009】
一方、図5のアバランシェフォトダイオードを用いたSMT受光モジュールの場合には、アバランシェフォトダイオード51の受光面51aの直径は50μm程度であり、光ビームの広がり直径80μmの方が大きくなってしまい、損失が大きいために直接結合が困難である。このため、図5のSMT受光モジュールの場合には、アバランシェフォトダイオード51とマルチモードファイバ52との間に点線で示す凸レンズ55等の集光手段を設ける必要があり、直接結合することが難しい。
【0010】
そこで、本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、高感度で、しかも受光素子と短尺光ファイバを直接結合することが可能なSMT受光モジュールを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、表面実装可能なパッケージを備え、該パッケージ内に、所定長さからなる短尺光ファイバと、該短尺光ファイバの端面と所定の間隔をおいて対向配置され、短尺光ファイバと光学的に直接結合された受光素子とを組み込んだ表面実装型受光モジュールにおいて、前記受光素子としてアバランシェフォトダイオード(APD)を用いるとともに、前記短尺光ファイバとしてアバランシェフォトダイオードと対向する端面を平面切断したシングルモードファイバ(SMF)を用い、前記アバランシェフォトダイオードで発生する光電流を電圧信号に変換するプリアンプをパッケージ内に位置してアバランシェフォトダイオードの直近に実装し、該プリアンプの信号入力部とアバランシェフォトダイオードの出力端子とを接続したことを特徴とする。
【0012】
請求項2記載の発明は、アバランシェフォトダイオードとしてInGaAs−APDを用いるとともに、アバランシェフォトダイオードとシングルモードファイバとの結合距離を100μm以下としたことを特徴とする。
【0014】
そして、請求項1記載の発明によれば、短尺光ファイバとしてシングルモードファイバを用いており、シングルモードファイバのコア直径は10μm程度、開口数(NA)は0.1程度であり、結合距離100μm先の受光面に達した位置での光ビームの広がり直径は約30μmとなる。一方、アバランシェフォトダイオードの受光面の直径は通常50μm程度である。このため、受光した光ビームはすべて受光面内に収まり、受光効率が低下することがない。
【0015】
また、アバランシェフォトダイオードは、逆バイアス電圧を印加することによる光励起正孔(キャリア)のなだれ増倍を利用した半導体受光素子であり、光電流の内部増倍作用によって信号対雑音比を大きく採れる利点があり、従来のPIN形フォトダイオードに比べて小さな光入力電力まで使用でき、目的とする最小受光感度−40dBm(0.1μW)を達成することが可能である。このため、高感度で、しかも受光素子と短尺光ファイバを直接結合することが可能なSMT受光モジュールを得ることができる。
【0016】
前述したようにアバランシェフォトダイオードの受光面の直径は50μm程度であるが、その中でも、特に高い電流増倍作用を発揮する領域は直径35μm程度の範囲である。本発明の場合には、前述したようにシングルモードファイバを用いることによって、結合距離100μm程度なら光ビームの広がり直径を約30μm程度まで抑えることができるので、すべての全光線を高い電流増倍作用を発揮する領域内に収めることができ、極めて効率よく光電変換することができる。
さらに、アバランシェフォトダイオードで発生する光電流を電圧信号に変換するプリアンプをパッケージ内に位置してアバランシェフォトダイオードの直近に実装し、該プリアンプの信号入力部とアバランシェフォトダイオードの出力端子とを接続することで、アバランシェフォトダイオードの出力信号を最短の配線長で電圧変換でき、信号対雑音比をさらに高めることができる。
【0017】
請求項2記載の発明の場合、アバランシェフォトダイオードとしてInGaAs−APDを用い、該アバランシェフォトダイオードとシングルモードファイバとの結合距離を100μm以下とすることで、光波長1.3〜1.55μm帯の長波長光通信に好適なSMT受光モジュールを得ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
次に、本発明にかかるSMT受光モジュールの実施の形態の具体例について図面を参照して詳細に説明する。
【0020】
図1及び図2は、本発明にかかるSMT受光モジュールの一実施例を示し、図1は短尺光ファイバと受光素子部分の構造を示す略示斜視図、図2はSMT受光モジュールの内部構造を示す略示平面図である。
【0021】
受光素子を構成するInGaAsからなるアバランシェフォトダイオード(InGaAs−APD)は、パッケージ10に固設されたキャリア3に実装されている。また、短尺光ファイバを構成するシングルモードファイバ(SMF)2は、アバランシェフォトダイオード1の受光面1aに対向する側の端面2aを光軸と垂直の向きに平面切断されており、その光軸がアバランシェフォトダイオード1の受光面1aの中心に一致し、かつ、受光面1aと垂直に交わるように位置合わせされた上で、シリコン製のV溝基板4のV溝内に嵌入固定されている。
【0022】
前記シングルモードファイバ2のアバランシェフォトダイオード1の受光面1aと対向する側の端面2aは、光軸方向に対して垂直に平面切断されている。アバランシェフォトダイオード1の受光面1aの直径は約50μmであり、シングルモードファイバ2の端面2aと平行に配置されている。また、アバランシェフォトダイオード1の受光面1aと、シングルモードファイバ2の端面2aの結合距離Lは約100μmに設定されており、シングルモードファイバ2の光軸はアバランシェフォトダイオード1の受光面1aの中心に一致されている。
【0023】
アバランシェフォトダイオード1の直近位置には、プリアンプ5が配置されており、プリアンプ5の信号入力部5aとキャリア3のパターン電極3aとの間、パターン電極3aとアバランシェフォトダイオード1のアノード1bとの間を各々ボンディングワイヤ6で接続することにより、アバランシェフォトダイオード1とプリアンプ5間を最短距離で配線するようにしている。また、シングルモードファイバ2の端面2aと反対側の端部はフェルール部7に嵌挿されており、フェルール部7は伝送路との接続補助部品8に接着固定されている。尚、受光モジュールには、出力端子9が備えられる。
【0024】
上記構造を有するSMT受光モジュールは、次の要領で組み立てられる。
【0025】
まず、画像処理装置を用いた画像処理によって受光面1aのキャリア3への固着位置が計算され、アバランシェフォトダイオード1は周知のパッシブアライメント技術によって固着位置に位置合わせされた後、ハンダ付けによりキャリア3に固定される。アバランシェフォトダイオード1をキャリア3に固定した後、アバランシェフォトダイオード1のアノード1bと、予めキャリア3にメタライズしておいたパターン電極3aとをボンディングワイヤ6を用いてワイヤボンディングにより接続する。
【0026】
一方、シングルモードファイバ2を位置決めするシリコン製のV溝基板4は、所定形状をしたシリコンブロックの天頂面に周知のフォトリソグラフィー技術によってV溝(図示せず)を食刻した後、個々に切り出すことによって得られる。このようにして得られたV溝基板4を、所定の荷重で上から押さえ付けながら周知のハンダ付けによりパッケージ10の所定の位置に固着する。
【0027】
次いで、パッケージ10に固定されたV溝基板4のストライプ状のV溝を画像処理することにより、アバランシェフォトダイオード1が固定されたキャリア3のV溝に対する高さと方向を周知のパッシブアライメント技術によって調整し、ハンダ付けによってパッケージ10に固定する。プリアンプ5も、ハンダ付けによって予めパッケージ10に固定されている。
【0028】
以上により、アバランシェフォトダイオード1の受光面1aとシングルモードファイバ2の光軸は、光軸ずれの許容範囲内で位置決めされるとともに、ボンディングワイヤ6によるパターン電極3aとプリアンプ5の信号入力部5a等のパッケージ10内の電気配線を終了する。尚、この電気配線は、この時点で完全に終了している必要はなく、後述するパッケージの気密封止までに終了すればよい。
【0029】
次に、シングルモードファイバ2をパケージ10上に固定されたV溝基板4のV溝(図示せず)内に嵌入して固定する。この固定は、アバランシェフォトダイオード1の受光面1aとシングルモードファイバ2の端面2aとの結合間隔Lが100μm以下になるように行なうとともに、アバランシェフォトダイオード1のアノード1bとキャリア3間に配線したボンディングワイヤ6に接触しない程度の間隔を空けるように、顕微鏡等でその位置を確認した後、周知のハンダ付けにより行なう。
【0030】
そして、最後にパッケージ10の上面開口部に気密封止用カバー(図示せず)を被せ、該カバーを気密に封止固定するとともに、シングルモードファイバ2のフェルール部7に伝送路との接続補助部品8を接着固定し、受光モジュールの組立を完了する。
【0031】
次に、上記構造を有するSMT受光モジュールの光信号の受光動作について説明する。使用に際しては、シングルモードファイバ2の外端面側は、接続補助部品8を介して光ファイバ伝送路または光源に接続される。伝送路または光源から光信号が送られると、この光信号はシングルモードファイバ2によって導光され、その端面1aからアバランシェフォトダイオード1の受光面1aに向けて射出される。
【0032】
最小受光感度−40dBm(0.1μW)程度の微小電力を受信可能とする場合には、アバランシェフォトダイオード1の電流増倍率を上げて動作させる必要があるため、アバランシェフォトダイオード1には、逆降伏電圧の手前まで逆バイアスを与える。InGaAsからなるアバランシェフォトダイオード(InGaAs−APD)の場合には、60V前後の逆バイアス電圧を与えると、光電流の内部増倍作用によって電流が20倍程度に増倍し、光電流は約1.7μAに増大する。このとき、暗電流は5nA程度であり、熱雑音やショット雑音といわれる雑音が生じることを考慮しても十分な信号対雑音比を確保することができ、長距離中継に要求される最小受光感度と低雑音性を十分に満足することができる。
【0033】
アバランシェフォトダイオード1で光電変換及び増倍された光電流は、アバランシェフォトダイオード1のアノード1bから取り出され、ボンディングワイヤ6を通じてプリアンプ5の信号入力部5aに入り、プリアンプ5によって電圧信号に変換された後、パッケージ10の出力端子9に出力される。このとき、プリアンプ5をアバランシェフォトダイオード1のできるだけ直近に配置することで、アバランシェフォトダイオード1の出力信号を最短の配線長で電圧変換することができ、信号対雑音比の低下をさらに抑制することができる。
【0034】
図3にコア径やビーム径等の具体的な寸法例を示す。
【0035】
アバランシェフォトダイオード1の受光面1aと、シングルモードファイバ2の端面2aとの結合距離Lは100μm以下に設定される。また、シングルモードファイバ2は、コア直径10μm、その開口数(NA)0.1程度である。従って、100μm先の受光面1aにおける光ビームの広がり直径は約30μmとなる。
【0036】
一方、アバランシェフォトダイオード1の受光面1aの直径は約50μm、さらにその中でも、特に高い電流増倍作用の発生する領域は35μm程度の範囲であるが、上述したように受光面1aにおける光ビームの広がり直径は約30μmであり、受光面1aの中心とシングルモードファイバ1の光軸は一致されているので、シングルモードファイバ2の端面2aから射出された光ビームは、アバランシェフォトダイオード1の受光面1a内の特に高い電流増倍作用を発揮する領域35μm内に入る。従って、高倍率で極めて効率よく光電変換することができる。
【0037】
PIN形フォトダイオードを用いた従来のSMT受光モジュール(図4)と比較すると、伝送路または光源(図示せず)と接続されたマルチモードファイバ42の端面から、−32dBm(0.6μW)の放射光がPIN形フォトダイオード41の受光面41aに入射すると、0.5μA程度の光電流が生じる。
【0038】
これに対し、本発明のSMT受光モジュールでは、前述したように、−40dBm(0.1μW)の入射光で約1.7μAの光電流が生じるため、従来のPIN形フォトダイオード(PIN−PD)を用いたSMT受光モジュールに比べて極めて小さな光入力電力まで使用可能であることが分かる。
【0039】
尚、前記実施例では、シングルモードファイバ2の端面2aを光軸と垂直な方向に平面切断した場合について例示したが、パッケージ10内の部品配置の都合によっては、端面2aがシングルモードファイバ2の光軸に対して斜めに交わるように平面切断して光ビームの射出方向を変え、この射出方向を変えられた光ビームの光軸に対して受光面2aが垂直となるようにアバランシェフォトダイオード1の位置を設定してもよい。
【0040】
請求項1記載の発明によれば、表面実装可能なパッケージを備え、該パッケージ内に、所定長さからなる短尺光ファイバと、該短尺光ファイバの端面と所定の間隔をおいて対向配置され、短尺光ファイバと光学的に直接結合された受光素子とを組み込んだ表面実装型受光モジュールにおいて、前記受光素子としてアバランシェフォトダイオードを用いるとともに、前記短尺光ファイバとしてアバランシェフォトダイオードと対向する端面を平面切断したシングルモードファイバを用いたので、従来のSMT受光モジュールに比べて極めて小さな光入力電力まで使用でき、長距離中継にとって必要な最小受光感度−40dBm(0.1μW)を達成することができ、高感度で、しかも受光素子と短尺光ファイバを直接結合することができるSMT受光モジュールを得ることができる。従って、本発明のSMT受光モジュールを用いれば、光ファイバ通信システムの中継間隔を拡大し、中継器数を削減できるので、光ファイバ通信システムを経済的に構築することが可能となる。
また、アバランシェフォトダイオードで発生する光電流を電圧信号に変換するプリアンプをパッケージ内に位置してアバランシェフォトダイオードの直近に実装し、該プリアンプの信号入力部とアバランシェフォトダイオードの出力端子とを接続したので、信号対雑音比の低下を抑制することができ、より高性能のSMT受光モジュールを提供することができる。
【0041】
請求項2記載の発明によれば、アバランシェフォトダイオードとしてInGaAs−APDを用いるとともに、アバランシェフォトダイオードとシングルモードファイバとの結合距離を100μm以下としたので、−40dBm(0.1μW)程度の最小受光感度を有する光波長1.3〜1.55μm帯の長波長光通信用のSMT受光モジュールを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるSMT受光モジュールの短尺光ファイバと受光素子部分の構造を示す略示斜視図である。
【図2】本発明の一実施例にかかるSMT受光モジュールの内部構造を示す略示平面図である。
【図3】本発明におけるコア径やビーム径等の具体的な寸法例の説明図である。
【図4】PIN形フォトダイオードとマルチモードファイバを用いた従来のSMT受光モジュールの要部略示平面図である。
【図5】アバランシェフォトダイオードとマルチモードファイバを用いた従来のSMT受光モジュールの要部略示平面図である。
【符号の説明】
1 アバランシェフォトダイオード(APD)
1a 受光面
1b アノード(出力端子)
2 シングルモードファイバ(SMF)
2a 端面
3 キャリア
3a パターン電極
4 V溝基板
5 プリアンプ
5a 信号入力部
6 ボンディングワイヤ
7 フェルール部
8 接続補助部品
9 出力端子
10 パッケージ
L 結合距離
Claims (2)
- 表面実装可能なパッケージを備え、該パッケージ内に、所定長さからなる短尺光ファイバと、該短尺光ファイバの端面と所定の間隔をおいて対向配置され、短尺光ファイバと光学的に直接結合された受光素子とを組み込んだ表面実装型受光モジュールにおいて、
前記受光素子としてアバランシェフォトダイオード(APD)を用いるとともに、前記短尺光ファイバとしてアバランシェフォトダイオードと対向する端面を平面切断したシングルモードファイバ(SMF)を用い、前記アバランシェフォトダイオードで発生する光電流を電圧信号に変換するプリアンプをパッケージ内に位置してアバランシェフォトダイオードの直近に実装し、該プリアンプの信号入力部とアバランシェフォトダイオードの出力端子とを接続したことを特徴とする表面実装型受光モジュール。 - 前記アバランシェフォトダイオードとしてInGaAs−APDを用いるとともに、アバランシェフォトダイオードとシングルモードファイバとの結合距離を100μm以下としたことを特徴とする請求項1記載の表面実装型受光モジュール。
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