JP3610655B2 - ポジトロンect装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、多数の検出器をリング型に配列したポジトロンECT装置に関し、とくに吸収補正機能を有するポジトロンECT装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ポジトロンECT装置は、ポジトロン放出性の放射性核種を用い、その消滅ガンマ線を検出して核種の分布像を撮影するものである。たとえば人体にポジトロン放出性の放射性核種で標識された薬剤を投与すると、特定の臓器に集積する。そのとき人体の外部に放出されてくるガンマ線を、人体外に配置した検出器で検出してデータを収集する。消滅ガンマ線は180゜反対の方向に放出されるので、1対の検出器に同時に入射したことを検出し、その1対の検出器を結ぶ線上に核種が存在していることのデータを得る。このような同時計数によって収集したデータを所定のアルゴリズムで処理することにより、所定の断面での核種の濃度分布像を再構成する。この再構成画像は特定の臓器の診断のために用いられる。
【0003】
被検体外部でガンマ線を検出する検出器としてシンチレーション検出器などが用いられ、これが多数リング型に配列される。この検出器のリング型配列の平面に位置している核種からのガンマ線のうち上記の平面に平行に放出されたものがリング型に配列された検出器のどれかに入射して検出されるので、被検体のこの平面(スライス面)でのデータが収集されることになり、再構成画像はこのスライス面における核種の濃度分布像ということになる。
【0004】
一方、このポジトロンECT装置では、被検体の内部の核種からの放射線を外部において検出するため、その放射線が被検体の内部で吸収されてしまうことの影響を受けることが避けられない。そこで、再構成画像では被検体の中央部の濃度が異常に低いものとなったり、定量的な測定ができず精度が低いなどの問題が生じるので、その吸収の分布を別個に求めて、その吸収の影響を補正する必要が生じる。
【0005】
この吸収の影響を求めるために、いわゆるトランスミッションデータを収集する。ここでトランスミッションデータとは、被検体の内部から放射される放射線によるデータであるエミッションデータに対するもので、被検体の外部から放射され被検体を透過した放射線によるデータをいう。検出器のリング型配列の内部に被検体とともにポジトロン放出性の線源を配置し、これを検出器のリング型配列に沿って被検体の周囲に回転させ、その回転角度ごとに同時計数データを収集する。つぎに被検体を検出器のリング型配列から取り出した上で、線源を同じように回転させながら同時計数データを収集する。前者のデータは放射線が被検体を通ることによる吸収の影響を受けたものであるのに対して、後者のデータにはこのような影響はない。そこで、これらのデータを比較すれば、吸収の影響がわかり、これにより吸収補正することができる。
【0006】
従来では、このトランスミッションデータとエミッションデータは、個々別々に収集していたため、検査時間がかかり、被検体(患者)を固定している時間が長くかかっっていた。そこで、特開平4−168392号公報では、トランスミッションデータとエミッションデータとを同時に収集するようにして、検査時間の短縮、患者固定時間の短縮を図っている。
【0007】
すなわち、被検体に放射性核種を投与した状態でその周囲でもポジトロン放出性核種の線源を回転させ、同時計数データを収集する。外部線源の位置はあらかじめ分かっているためその位置に対応したマスクを用いて、マスクをかけながら同時計数データの収集を行なう。これにより同時計数データのなかから、外部線源からのガンマ線によるデータ(トランスミッションデータ)を含まない被検体中の核種からのガンマ線によるデータ(エミッションデータ)のみを取り出すことができる。他方、同時に、このようなマスクを用いずに収集を行なうと、エミッションデータおよびトランスミッションデータが収集できる。マスク無しに収集したデータ(エミッションデータ+トランスミッションデータ)からマスクを用いて収集したエミッションデータを、マスクによる検出効率を考慮して差し引くと、外部線源からのガンマ線によるトランスミッションデータのみとすることができる。このようにして得られたトランスミッションデータから吸収補正データを得れば、エミッションデータの吸収補正が可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平4−168392号公報のようにトランスミッションデータとエミッションデータとを同時収集する場合、再構成画像の画質が劣化し、しかもデータの定量性の確保も困難であるという問題がある。すなわち、外部に配置する線源近傍では、散乱線の影響が大きく、そのため、マスク無しに収集したデータ(エミッションデータ+トランスミッションデータ)中に散乱線による誤差が大きく含まれることになるからである。
【0009】
この発明は、上記に鑑み、被検体の外部に配置されるトランスミッションデータ収集のための線源付近の散乱線等の影響を効果的に除去して、再構成画像の画質を向上させ、データの定量性を向上させるようにした、ポジトロンECT装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、この発明によるポジトロンECT装置においては、多数の放射線検出手段がリング型に配列された放射線検出手段のリング型配列と、該リング型配列内に配置され、該リング型配列に沿って回転移動させられるポジトロン放出性放射線発生手段と、その回転位置情報を得る手段と、上記の多数の放射線検出手段のうちの2つから同時に出力が生じたことを検出する同時検出手段と、上記放射線発生手段からのデータが占めるであろう部分のみを通すように狭くされた第1のマスクを上記の回転位置情報に応じて変化させながらその第1のマスクを通った同時に出力が生じた2つの放射線検出手段の組合せをアドレス変換する第1のアドレス変換手段と、上記放射線発生手段からのデータが占めるであろう部分だけでなくその周辺も含むような幅広い部分を除いた部分を通すようにされた第2のマスクを上記の回転位置情報に応じて変化させながらその第2のマスクを通った同時に出力が生じた2つの放射線検出手段の組合せをアドレス変換する第2のアドレス変換手段と、該第1のアドレス変換手段の出力をそのアドレスごとに収集する第1のデータ収集手段と、該第2のアドレス変換手段の出力をそのアドレスごとに収集する第2のデータ収集手段と、上記第1のデータ収集手段で収集されたデータと、被検体がない状態で収集した上記の放射線発生手段のみのデータとの比により、上記第2のデータ収集手段で収集されたデータを補正した上で画像再構成処理する手段とが備えられることが特徴となっている。
【0011】
ポジトロン放出性核種の投与された被検体が放射線検出手段のリング型配列の中に挿入され、ポジトロン放出性放射線発生手段が、その被検体の回りに回転させられる。この状態で、第1、第2のデータ収集手段によりデータの収集が行われる。第1、第2のデータ収集手段でそれぞれ収集されるデータは、放射線発生手段の位置に応じて変化する第1、第2のマスクを通ったデータとなっている。第1のマスクを、放射線発生手段からのデータが占めるであろう部分のみを通すような狭いものとすることにより、ほぼトランスミッションデータのみを第1のデータ収集手段で収集することができる。他方、第2のマスクは、放射線発生手段からのデータが占めるであろう部分だけでなく、その周辺も含むような幅広い部分を除いた部分を通すようなものとされており、これにより、第2のデータ収集手段で、被検体からのエミッションデータを、上記の放射線発生手段の影響を除きながら収集することができる。
【0012】
第1のデータ収集手段で収集されるトランスミッションデータと、被検体が存在しない状態で得た上記の回転する放射線発生手段のみのデータとの比により、被検体における吸収係数の分布データが得られる。そこで、上記の第2のデータ収集手段で収集されたエミッションデータに上記の比を作用させれば、吸収補正がなされたことになり、この補正後のエミッションデータを用いて画像再構成処理を行えば、吸収補正のなされたECT画像が得られる。第2のデータ収集手段で収集されるエミッションデータは、第2のマスクを用いることにより、放射線発生手段による散乱線等の影響を除いて収集されたものであるため、再構成画像の画質を良好なものとすることができるとともに、定量性も向上させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
つぎに、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。この発明にかかるポジトロンECT装置では、図1に示すように、多数の放射線検出器11がリング型に配列されており、そのリング型配列10の中に被検体(患者)30が配置されるようになっている。これらの検出器11の各出力はコインシデンス回路12に導かれ、いずれか2つの検出器11に同時に放射線が入射してこれらから出力が同時に生じたことが検出される。そして、このように同時に2つの検出器11から出力が生じてこれがコインシデンス回路12により検出されると、そのコインシデンス回路12からの出力がアドレス変換器13、14に送られ、その2つの検出器11の組み合わせに応じたアドレス変換がなされ、データ収集メモリ15、16においてそのアドレスごとに計数される。
【0014】
このアドレス変換は、2つの検出器11から同時に出力が生じたとき、その2つの検出器11を結ぶ線に関する位置情報に変換するものである。この2つの検出器11を結ぶ線の位置を表す情報は、たとえば図1に示すように、角度θと中心からの距離dとで表されるものである。つまり、ある2つの検出器11で同時に検出信号が生じたとき、それらの検出器11を結ぶ線を表すθとdよりなるアドレスへの変換がなされる。
【0015】
コインシデンス回路12からある2つの検出器11で同時に検出信号が生じたことの出力が生じると、その出力は2つのアドレス変換器13、14にともに送られるので、データ収集メモリ15、16において同じアドレスでの計数が並列的に行なわれることになる。しかし、これらのアドレス変換器13、14は異なる第1、第2のマスクをそれぞれ持ち、そのマスクを通ったアドレスのみを出力するため、データ収集メモリ15、16では異なるマスクを経たデータがそれぞれ計数される。アドレス変換器13が持つ第1のマスクは、図4に示すようなトランスミッションデータのみを通過させるものである。他方アドレス変換器14が持つ第2のマスクは図5に示すようなもので、エミッションデータのみ通過させるものとなっている。これら図4、図5に示すマスクでは、白抜き部分のアドレスのみ通過することができる。砂目模様の部分はマスクされて出力されない。
【0016】
これらのマスクはライン線源21の位置によって変化させられる。このライン線源21は、ライン状に形成された放射線源であり、スライス面(検出器リング型配列10が含まれる平面)に直交するよう配置される(図では紙面に直角に配置される)。このライン線源21はポジトロン放出性の核種により形成されている。このライン線源21は、図では省略されている機構により、点線のように検出器リング型配列10内でこれに沿って所定の小さな角度ごとにステップ的に回転移動させられる。その回転位置は、たとえばパルスエンコーダとカウンタ等からなる回転位置読み取り装置22によって読み取られ、その情報がアドレス変換器13、14に送られる。
【0017】
ライン線源21が被検体30の周囲を1回転するとき、図2の(a)〜(d)のようにその位置が動いていく。図2の(a)〜(d)のようなそれぞれの位置では、図3の(a)〜(d)に示されるサイノグラムのように各々データが収集される。この図3の(a)〜(d)では、縦軸が方向θ(図1に示すように同時にガンマ線が入射した2つの検出器11を結ぶ直線の方向、0°〜180°)、横軸が距離d(図1に示すように同時にガンマ線が入射した2つの検出器11を結ぶ直線の、全体の中心からの距離)を表わす。このθとdで表わされるアドレスごとにガンマ線の計数がなされた結果がこの図3の(a)〜(d)のサイノグラムということになる。
【0018】
図2の(a)のようにライン線源21が上方にあるとき、図3の(a)のサイノグラムのように、ライン線源21によるデータは角度0°で中央(dの中心)に集中し、角度90°で右端になり、角度180°で中央に位置する。そのため、図3の(a)では、ライン線源21によるデータは曲線42のようなものとなる。これに対して、被検体30は左右方向に偏平であるため、被検体30内の核種からのガンマ線によるデータは、角度0°と180°でd方向に広い領域で、角度90°でd方向に狭い領域で収集される。そのため、被検体30からのデータは砂目模様部分41のようになる。
【0019】
同様に、図2の(b)のようにライン線源21が左方にあるときは、ライン線源21からのデータは図3の(b)の曲線42の位置で収集され、図2の(c)のようにライン線源21が下方にあるときは、ライン線源21からのデータは図3の(c)の曲線42の位置で収集され、図2の(d)のようにライン線源21が左方にあるときは、ライン線源21からのデータは図3の(d)の曲線42の位置で収集される。これに対して、被検体30からのデータは、ライン線源21がどのような位置にあっても、被検体30は不変であるから、同じような形状の砂目模様部分41で収集される。
【0020】
そこで、ライン線源21の位置とともに動いていく、ライン線源21からのデータ収集領域42に対応したマスクを用意する。つまり、図4の(a)〜(d)のように、ライン線源21からのデータ収集領域42に対応した細い幅の白抜き部分のみデータを通すマスクと、図5の(a)〜(d)のように、ライン線源21からのデータ収集領域42に対応した広い幅の砂目模様部分を除く白抜き部分のみデータを通すマスクとを作成する。この図4の(a)〜(d)のようなマスクをアドレス変換器13に作用させ、図5の(a)〜(d)のようなマスクをアドレス変換器14に作用させる。
【0021】
これにより、アドレス変換器13の出力を計数するデータ収集メモリ15には、ライン線源21が各々の位置にあるときに図4の(a)〜(d)のそれぞれの白抜き部分を通ったデータが収集されるので、ライン線源21が1回転したとき、ライン線源21からのデータと、ライン線源21のデータとθ、dが一致した被検体30からのデータのみが収集されたことになる。
【0022】
その結果、データ収集メモリ15には、トランスミッションデータと、若干のエミッションデータとが収集される。このエミッションデータの比率は一定の小さなものと見積もることができるため、データ収集メモリ15で収集したデータにその比率に対応した係数をかけることにより、トランスミッションデータのみとみなせるデータを得ることができる。この係数の乗算は演算器17により行なわれる。
【0023】
こうして収集したトランスミッションデータと、被検体30を除いてライン線源21のみを上記と同様に回転させながら、その位置に応じて変化する図4のようなマスクを用いて収集したデータとを比較すると、被検体30がない場合には被検体30による吸収は生じないので、被検体30における吸収分布を求めることができる。被検体30なしでライン線源21のみとしたときのデータはあらかじめ収集しておいて保持しておき、演算器17で被検体30における吸収分布を求める。
【0024】
一方、データ収集メモリ16は、図5の(a)〜(d)の各々のマスクの白抜き部分を通ったアドレス変換器14の出力をそれぞれ計数するので、ライン線源21からのデータおよびその周辺に位置するようなデータは収集しないことになる。データを収集しない領域の幅が比較的広いものとなるが、ライン線源21が1回転する間にこのマスクは動いていくので、ライン線源21がある位置にあるときにマスクされた領域はライン線源21が他の位置にあるときマスクされないことになり、ライン線源21が1回転すれば、すべての領域で均等にデータ収集が行なわれる。したがって、強い放射能を持つライン線源21の周辺の散乱線の影響を受け易い領域はデータ収集しないようにしながら、エミッションデータの収集ができることになる。
【0025】
このデータ収集メモリ16で収集したデータは、演算器17で、上記のように求めた吸収分布によって吸収補正を受け、その後、画像再構成装置18に送られて画像再構成演算処理され、再構成画像がディスプレイ装置19で表示される。したがって、ライン線源21の影響をなるべく避けながらエミッションデータをトランスミッションデータと同時に収集することができ、吸収補正された、画質の優れた、且つ定量性の良好な、ポジトロンCT画像を表示することができる。
【0026】
ここで、ライン線源21の影響を避けながらエミッションデータのみを収集するための図5のようなマスクは、トランスミッションデータのみを収集するための図4のようなマスクとは別個に設定できるため、散乱線等のライン線源21の実際の影響の大きさに合わせて非収集領域の幅等を定めることができ、ライン線源21の実際の影響を効果的に除去することが可能である。他方、トランスミッションデータのみを収集するための図4のようなマスクも、独自に設定できるので、ライン線源21の実際の大きさに厳密に合わせたものとして、被検体30からのエミッションデータの混入を少なくすることができる。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明のポジトロンECT装置によれば、放射性核種を投与した被検体およびその周囲を回転する線源からのガンマ線を同時に計数し、2つのマスクを用いて、それぞれにより、線源の影響を除き、線源からのガンマ線のみに絞るようにしているため、良好な画質で、且つ定量性を確保しながら、吸収補正したポジトロンCT画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかるポジトロンECT装置のブロック図。
【図2】ライン線源21の各位置を示す模式図。
【図3】ライン線源21の各位置でのサイノグラムを示す図。
【図4】ライン線源21の各位置での第1のマスクを示す図。
【図5】ライン線源21の各位置での第2のマスクを示す図。
【符号の説明】
10 検出器リング型配列
11 検出器
12 コインシデンス回路
13、14 アドレス変換器
15、16 データ収集メモリ
17 演算器
18 画像再構成装置
19 ディスプレイ装置
21 ライン線源
22 回転位置読み取り装置
30 被検体
41 被検体30からのデータ
42 ライン線源21からのデータ
Claims (1)
- 多数の放射線検出手段がリング型に配列された放射線検出手段のリング型配列と、該リング型配列内に配置され、該リング型配列に沿って回転移動させられるポジトロン放出性放射線発生手段と、その回転位置情報を得る手段と、上記の多数の放射線検出手段のうちの2つから同時に出力が生じたことを検出する同時検出手段と、上記放射線発生手段からのデータが占めるであろう部分のみを通すように狭くされた第1のマスクを上記の回転位置情報に応じて変化させながらその第1のマスクを通った同時に出力が生じた2つの放射線検出手段の組合せをアドレス変換する第1のアドレス変換手段と、上記放射線発生手段からのデータが占めるであろう部分だけでなくその周辺も含むような幅広い部分を除いた部分を通すようにされた第2のマスクを上記の回転位置情報に応じて変化させながらその第2のマスクを通った同時に出力が生じた2つの放射線検出手段の組合せをアドレス変換する第2のアドレス変換手段と、該第1のアドレス変換手段の出力をそのアドレスごとに収集する第1のデータ収集手段と、該第2のアドレス変換手段の出力をそのアドレスごとに収集する第2のデータ収集手段と、上記第1のデータ収集手段で収集されたデータと、被検体がない状態で収集した上記の放射線発生手段のみのデータとの比により、上記第2のデータ収集手段で収集されたデータを補正した上で画像再構成処理する手段とを備えることを特徴とするポジトロンECT装置。
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