JP4765224B2 - ポジトロンect装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、多数の検出器をリング型に配列したポジトロンECT装置に関し、とくにエミッションデータ・トランスミッションデータ同時収集方式のポジトロンECT装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ポジトロンECT装置は、ポジトロン放出性の放射性核種を用い、その消滅ガンマ線を検出して核種の分布像を撮影するものである。たとえば人体にポジトロン放出性の放射性核種で標識された薬剤を投与すると、特定の臓器に集積する。そのとき人体の外部に放出されてくるガンマ線を、人体外に配置した検出器で検出してデータを収集する。消滅ガンマ線は180゜反対の方向に放出されるので、1対の検出器に同時に入射したことを検出し、その1対の検出器を結ぶ線上に核種が存在していることのデータを得る。このような同時計数によって収集したデータを所定のアルゴリズムで処理することにより、所定の断面での核種の濃度分布像を再構成する。この再構成画像は特定の臓器の診断のために用いられる。
【0003】
被検体外部でガンマ線を検出する検出器としてシンチレーション検出器などが用いられ、これが多数リング型に配列される。この検出器のリング型配列の平面に位置している核種からのガンマ線のうち上記の平面に平行に放出されたものがリング型に配列された検出器のどれかに入射して検出されるので、被検体のこの平面(スライス面)でのデータが収集されることになり、再構成画像はこのスライス面における核種の濃度分布像ということになる。
【0004】
このようなポジトロンECT装置において、エミッションデータ・トランスミッションデータ同時収集方式のものは、被検体の内部から放射される放射線によるデータであるエミッションデータ(放射データ)の収集と同時に、被検体の外部から放射され被検体を透過した放射線によるデータであるトランスミッションデータ(透過データ)の収集をも行う。このトランスミッションデータは、被検体における吸収分布を求めるためのもので、この吸収分布は、エミッションデータにおける、被検体による放射線吸収の影響を補正するためなどに用いられる。
【0005】
このエミッションデータ・トランスミッションデータ同時収集方式のポジトロンECT装置は、たとえば特開平9−184885号公報などに示されているように、放射性薬剤の投与された被検体の周囲、検出器のリング型配列の内側に、ポジトロン放出性の線源を配置し、これを検出器のリング型配列に沿って被検体の周囲に回転させ、その回転角度ごとに同時計数データを収集する。すると、その同時収集データには、内部の線源からの放射線によるエミッションデータと外部の線源からの放射線によるトランスミッションデータとが混在して含まれることになる。ところが、外部線源の位置はあらかじめ分かっているため、その位置からのデータをマスクするようにして収集すればエミッションデータのみを取り出すことができる。また、逆のマスクを用いて収集すると、被写体内部の線源から放出された放射線が混入したトランスミッションデータが収集されるが、これは前述のエミッションデータおよびマスクパターン等の情報を用いて精度良く分離することができる。
【0006】
ところで、こうして収集されるエミッションデータには、被検体内部の線源から放出された放射線が被検体内部で散乱した成分が含まれることが避けられない。この散乱線補正方法として、エミッション線源分布に依存して散乱線が分布する性質を利用し、エミッションサイノグラム上で散乱成分を推定し、推定した散乱成分を、もとのエミッションデータから差し引く方法が、従来より知られている( Bergstrom M., Eriksson L., Blomqvist G. and Litton J. " Correction for Scattered Radiation in a Ring Detector Positron Camera by Integral Transformation of the Projections " J. Comput. Assist. Tomogr. 7 (1983) 42-50 )。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の上記散乱線補正方法をエミッションデータ・トランスミッションデータ同時収集方式のポジトロンECT装置に適用しても、そのエミッションデータのエミッション線源分布に依存する散乱線の影響を補正することはできるものの、エミッションデータに混入した、トランスミッション線源強度に依存して変化するトランスミッション線源からの散乱線成分は補正できないという問題がある。そのため、上記のような散乱線補正方法によっても、エミッションデータからトランスミッション線源強度に依存する散乱線成分が除去されず、エミッションデータの定量性は得られない。
【0008】
この発明は、上記に鑑み、エミッションデータ・トランスミッションデータ同時収集方式において、エミッションデータに混入する、トランスミッション線源からの散乱線成分を効果的に補正し、エミッションデータの定量的な精度を高めるよう改善した、ポジトロンECT装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、この発明によるポジトロンECT装置においては、多数の放射線検出器がリング型に配列され、そのリング型配列の中に被検体配置用空間を形成する検出器リング型配列と、該リング型配列内に配置され、放射性核種が含まれている被検体の周囲において該リング型配列に沿って回転移動させられるポジトロン放出性の外部線源と、その回転位置情報を得る位置検出器と、上記の多数の放射線検出器のうちの2つから同時に出力が生じたことを検出する同時検出回路と、同時に出力が生じた2つの放射線検出器の組合せを位置情報に変換するアドレス変換器と、該位置情報ごとに計数を行うデータ収集器と、上記の回転位置情報に応じて収集データをエミッションデータとトランスミッションデータとに分離するデータ分離器と、上記のトランスミッションデータから、上記外部線源からの放射線の散乱線成分のエミッションデータへの混入分を推定演算する演算器と、該推定演算された散乱線成分の混入分を上記のエミッションデータより差し引く減算器とが備えられることが特徴となっている。
【0010】
放射性核種が含まれている被検体の周囲に外部線源を回転させて同時計数を行うと、被検体内部の核種からの放射線によるエミッションデータと外部線源からの放射線によるトランスミッションデータが未分離のまま収集されるが、外部線源の位置を検出することにより、その検出した位置に応じたマスク処理などによって、エミッションデータとトランスミッションデータとを分離することができる。ところが、外部線源からの放射線はその線源を格納する容器内および被検体内部で散乱し、これらの散乱線成分がエミッションデータに混入することが避けられない。この外部線源の散乱線成分の混入分は、上記のトランスミッションデータと相関関係にあり、これを利用することにより、その混入分を収集分離したトランスミッションデータから推定演算することが可能である。こうして推定演算した混入分を、収集分離したエミッションデータから差し引けば、上記の避けることができない、外部線源の散乱線成分の混入による影響を取り除く補正ができ、これによりエミッションデータの定量性を高めることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
つぎに、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。この発明にかかるポジトロンECT装置では、図1に示すように、多数の放射線検出器11がリング型に配列されており、そのリング型配列10の中に被検体(患者)30が配置されるようになっている。これらの検出器11の各出力はコインシデンス回路12に導かれ、いずれか2つの検出器11に同時に放射線が入射してこれらから出力が同時に生じたことが検出される。そして、このように同時に2つの検出器11から出力が生じてこれがコインシデンス回路12により検出されると、そのコインシデンス回路12からの出力がアドレス変換器13に送られ、その2つの検出器11の組み合わせに応じたアドレス変換がなされる。
【0012】
このアドレス変換は、2つの検出器11から同時に出力が生じたとき、その2つの検出器11を結ぶ線に関する位置情報に変換するものである。この2つの検出器11を結ぶ線の位置を表す情報は、たとえば図1に示すように、角度θと中心からの距離rとで表されるものである。つまり、ある2つの検出器11で同時に検出信号が生じたとき、それらの検出器11を結ぶ線を表すθとrよりなるアドレスへの変換がなされる。
【0013】
こうして変換されて出力されたアドレス信号はマスク処理回路15を経て、トランスミッションデータ(Tデータ)収集メモリ16とエミッションデータ(Eデータ)収集メモリ17とにそれぞれ送られて、各アドレスごとにカウントされる。すなわち、これらのメモリ16、17では、それぞれ、あるアドレス信号が入力されるとそのアドレスに「1」を加算することにより、(θ、r)で表わされるアドレスごとにガンマ線入射個数を示すカウント値を集積していく。
【0014】
一方、ライン線源31が、図では省略されている機構により、点線のように検出器リング型配列10内でこれに沿って所定の小さな角度ごとにステップ的に回転移動させられる。このライン線源31は、ライン状に形成された放射線源であり、スライス面(検出器リング型配列10が含まれる平面)に直交するよう配置される(図では紙面に直角に配置される)。このライン線源31はポジトロン放出性の核種により形成されている。
【0015】
このライン線源31の回転位置は、回転位置読み取り装置32によって読み取られており、その位置情報がマスク生成回路14に送られる。回転位置読取装置32は、たとえば、パルスエンコーダとカウンタ等から構成される。マスク生成回路14は、ライン線源31が位置している付近のアドレス(θ、r)のみ通すがその他のアドレス(θ、r)は通さないようなマスク、およびその逆のマスク、つまりライン線源31が位置している付近のアドレス(θ、r)は通さずその他のアドレス(θ、r)は通すようなマスクを生成する。マスク処理回路15は、このマスクを用いてアドレス変換器13から送られるデータ、つまりアドレス(θ、r)で表される位置情報をTデータ収集メモリ16とEデータ収集メモリ17とに振り分ける。
【0016】
たとえばθ=0°のデータはr方向にどのように分布するかを図2を参照して考えてみる。被検体30とライン線源31との位置関係が同図(a)で示されているようなものである場合、データは同図(b)に示されるようにr方向に分布する。ピークはライン線源31および被検体30の内部から放出される放射線の和であり、これを除くなだらかな山は、被検体30の内部から放出される放射線によるものである。被検体30には放射性薬剤が投与されており、その内部には核種が分布していて、これから放射線が外部に放出される。
【0017】
そこで、ライン線源31の位置に対応する幅Wのみを通すマスクを用いるなら、(c)に示すようにライン線源31からのデータ(Tデータ)のみを取り出すことができ、幅W以外を通す逆のマスクにより(d)に示すように被検体30からのデータ(Eデータ)のみを取り出すことができる。
【0018】
ライン線源31は回転しており、その位置情報がマスク生成回路14に送られるため、この幅Wの部分がその回転に伴ってr方向に往復移動するので、何往復かの後では、Tデータ収集メモリ16には(e)のようなデータが、Eデータ収集メモリ17には(f)のようなデータが、それぞれ収集される。ここで、(e)のTデータにおいて中央の凹部は、ライン線源31から放出された放射線が被検体30を通ることにより、これによって吸収されたことを示している。(f)のEデータについて、裾の平坦な部分は、ライン線源31からの放射線の散乱線の同時計数データである。
【0019】
このライン線源31からの放射線の散乱線について図3を参照しながら、さらに説明する。図3では、被検体30には放射性薬剤が投与されていず、被検体30からは放射線が放出されないものとしている。この場合は、ライン線源31からのみ放射線が放出され、これのデータが収集されることになる。ライン線源31からの放射線のデータは、本来、きわめて急峻なものになるはずであるが、散乱体である被検体30の存在によって散乱線が生じ、その散乱線の同時計数データも含まれることになるので、(b)に示すように裾の部分が形成される。
【0020】
そこで、幅Wのマスクで(b)のデータを振り分けると、(c)、(d)のように分離される。ここで(d)は本来Eデータを示すもので、この場合は被検体30からは放射線が放出されないのであるから0になるはずなのに、(d)で示すようなものになっていることが注目される。そして、ライン線源31が数回転して収集された結果としてのTデータは(e)に示すようなものとなり、Eデータは(f)で示すようなものとなる。
【0021】
すなわち、このように、被検体30からは放射線が放出されず、ライン線源31のみから放射線が放出される状態で、ライン線源31を回転させたときにも、Eデータ収集メモリ17には図3の(f)で示されるようなデータが収集される。そして、このデータはライン線源31からの放射線の散乱線データであって、エミッションデータとはなんらの関係のない、単なるノイズである。さらに、このようなライン線源31からの放射線の散乱線データは、図2のように、被検体30からのエミッションデータが収集される場合にも、本来のエミッションデータに重畳し、これが先に述べた図2の(f)における裾の平坦部分として現れる。
【0022】
図3の(f)で示すライン線源31からの放射線の散乱線データをTsデータと呼ぶと、このTsデータは、図3の(e)で示したTデータと相関関係にある。そのため、エミッションデータ・トランスミッションデータ同時収集時の図2の(e)で示すTデータが得られるなら、このTデータから、このときのTsデータ、つまり(f)で示すEデータの裾の平坦部分を推定することが可能である。推定されたTsデータをEデータから差し引けば、Eデータより、ライン線源31からの放射線の散乱線データを取り除く補正ができたことになる。
【0023】
図1のTsデータ推定演算器18は、エミッションデータ・トランスミッションデータ同時収集時のTデータ(図2の(e)で示す)から、Tsデータを推定する演算を行う。この推定演算のためには、あらかじめ、TデータとTsデータとの相関関係(図3の(e)と(f)との関係)を知る必要がある。
【0024】
この相関関係は、実際に放射性薬剤を投与していない状態の被検体30の周りにライン線源31を回転させて、図3の(e)、(f)のようなデータを収集しておくことにより、求められる。また、実際の被検体30を用いる代わりにそれを模擬したファントムを用いてもよい。さらに、図3の(e)をコンボリューション積分すれば図3の(f)になるという関係があることから、エミッションデータ・トランスミッションデータ同時収集時の図2の(e)で示すTデータをコンボリューション積分して、計算によりTsデータを推定することも可能である。
【0025】
こうして、求められたTsデータは減算器19に送られ、Eデータより差し引かれる。これによって、ライン線源31からの放射線の散乱線データを取り除く補正ができる。この補正後のデータは、Es補正処理装置20に送られ、Eデータに含まれる、被検体30内部の放射線の散乱線データ(Esデータ)を取り除く補正が行われる。この補正方法は、たとえば先に述べたBergstromらの方法を用いることができる。
【0026】
TsデータおよびEsデータを取り除く補正がされたEデータは、吸収補正装置21に送られてTデータを用いた吸収補正がなされる。これらの散乱線補正および吸収補正は、サイノグラム上で行われる。つまり、角度θごとのr方向分布について、各々補正処理される。これらの散乱線補正および吸収補正を受けたEデータは、画像再構成装置22に送られ、逆投影法などのアルゴリズムによって、被検体30内部の核種の濃度分布像が断層像として再構成され、その再構成画像がディスプレイ装置23によって表示される。
【0027】
したがって、エミッションデータ・トランスミッションデータ同時収集方式のポジトロンECT装置において、外部線源からの放射線の散乱線成分のエミッションデータへの混入分を、トランスミッションデータを用いて推定し、これを除去する補正を行うので、エミッションデータの定量性を高めることができる。すなわち、エミッションデータ・トランスミッションデータ同時収集方式のポジトロンECT装置においては、マスク処理などによってエミッションデータを分離しても、トランスミッションデータ収集用の外部線源からの放射線の散乱線成分が、そのエミッションデータに混入することが避けられず、そのため、エミッションデータの定量性が、トランスミッションデータ収集用の外部線源の強度に依存して損なわれてしまうが、これが改善され、外部線源強度に依存する影響を最小限に抑えることができる。
【0028】
なお、上の説明は、この発明のひとつの実施形態に関するものであって、この発明がこの実施形態に限定されるわけではないことはもちろんである。上の説明では、Tsデータ推定演算器18、減算器19、Es補正処理装置20、吸収補正装置21などはハードウェア的に扱っているが、ソフトウェア的な処理でも可能であることはいうまでもない。その他、具体的な構成などは、この発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々に変更可能である。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明のポジトロンECT装置によれば、放射性核種を投与した被検体およびその周囲を回転する外部線源からの放射線を同時に計数するエミッションデータ・トランスミッションデータ同時収集方式において、外部線源からの放射線の散乱線成分のエミッションデータへの混入分を推定し、これをエミッションデータから取り除く補正を行うことができるため、外部線源強度に依存する影響を最小限に抑え、エミッションデータの定量性を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかるポジトロンECT装置のブロック図。
【図2】被検体に放射性薬剤を投与した状態でのデータ収集を説明するための図。
【図3】被検体に放射性薬剤を投与しない状態でのデータ収集を説明するための図。
【符号の説明】
10 検出器リング型配列
11 検出器
12 コインシデンス回路
13 アドレス変換器
14 マスク生成回路
15 マスク処理回路
16 Tデータ収集メモリ
17 Eデータ収集メモリ
18 Tsデータ推定演算器
19 減算器
20 Es補正処理装置
21 吸収補正装置
22 画像再構成装置
23 ディスプレイ装置
30 被検体
31 ライン線源
32 回転位置読み取り装置

Claims (1)

  1. 多数の放射線検出器がリング型に配列され、そのリング型配列の中に被検体配置用空間を形成する検出器リング型配列と、該リング型配列内に配置され、放射性核種が含まれている被検体の周囲において該リング型配列に沿って回転移動させられるポジトロン放出性の外部線源と、その回転位置情報を得る位置検出器と、上記の多数の放射線検出器のうちの2つから同時に出力が生じたことを検出する同時検出回路と、同時に出力が生じた2つの放射線検出器の組合せを位置情報に変換するアドレス変換器と、該位置情報ごとに計数を行うデータ収集器と、上記の回転位置情報に応じて収集データをエミッションデータとトランスミッションデータとに分離するデータ分離器と、上記のトランスミッションデータから、上記外部線源からの放射線の散乱線成分のエミッションデータへの混入分を推定演算する演算器と、該推定演算された散乱線成分の混入分を上記のエミッションデータより差し引く減算器とを備えることを特徴とするポジトロンECT装置。
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