JP3610625B2 - ポット苗植機 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、ポット苗を収容した苗箱を苗植機に供給しながら、この苗箱から各ポット苗を外して苗植付装置で植付を行なうポット苗植機に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
ポット苗箱を苗箱供給装置からポット苗押出装置へ供給するために、ポット苗箱の左右両側面を上下から挾持案内するように繰出させる構成があるが、ポット苗箱供給途中でこのポット苗箱を流したり、苗箱供給装置から引き抜いて取外したりするときは、このポット苗箱の挾持案内の構成が邪魔になり、操作が面倒である。また、苗箱が途中で詰まったりして苗箱供給装置で送り出されないことがある。
【0003】
【課題を解決するための手段】
この発明は、ポット苗Aを収容する方形状の苗箱Bを上下二段の苗箱供給枠1から苗箱繰出通路7に合流させて供給し、苗繰出装置8により苗箱繰出通路7に沿って苗箱Bを間欠的に繰出す構成のポット苗植機において、各苗箱供給枠1には苗箱Bの左右両側部にモータM1,M2により駆動回転する駆動ロール2とこの駆動ロール2に対向して苗箱Bの箱縁Cを押圧挾持させて繰出させる押えロール3とを設け、該押えロール3を箱縁Cを押える位置Lとこれを解放する位置とに切替可能な構成とし、上段側の駆動ロール2の前後に苗箱Bの有無を検出する上段側の苗箱センサS1,S2を設け、下段側の駆動ロール2の前後に苗箱Bの有無を検出する下段側の苗箱センサS5,S6を設け、苗箱繰出通路7の苗繰出装置8の手前の前後に苗箱繰出通路7側の苗箱センサS3,S4を設け、上段前側の苗箱センサS1が苗箱Bを検出し下段側のモータM2が駆動していない状態で、上段後側の苗箱センサS2が苗箱Bを検出しないとき又は上段後側の苗箱センサS2が苗箱Bを検出し苗箱繰出通路7後側の苗箱センサS4が苗箱Bを検出しないとき、上段側のモータM1を駆動する構成とし、該上段側のモータM1が駆動している状態で、苗箱繰出通路7前側の苗箱センサS3が苗箱Bを検出し上段後側の苗箱センサS2が苗箱Bを検出するとき又は苗箱繰出通路7前側の苗箱センサS3が苗箱Bを検出しない状態から検出する状態になったとき、上段側のモータM1の駆動を停止する構成とし、上段前側の苗箱センサS1が苗箱Bを検出せず下段前側の苗箱センサS5が苗箱Bを検出する状態で、下段後側の苗箱センサS6が苗箱Bを検出しないとき又は下段後側の苗箱センサS6が苗箱Bを検出し苗箱繰出通路7後側の苗箱センサS4が苗箱Bを検出しないとき、下段側のモータM2を駆動する構成とし、該下段側のモータM2が駆動している状態で、苗箱繰出通路7前側の苗箱センサS3が苗箱Bを検出し下段後側の苗箱センサS6が苗箱Bを検出するとき又は苗箱繰出通路7前側の苗箱センサS3が苗箱Bを検出しない状態から検出する状態になったとき、下段側のモータM2の駆動を停止する構成とすると共に、上段側のモータM1が駆動し苗箱繰出通路7前側の苗箱センサS3が苗箱Bを検出しない状態で、上段側のモータM1が設定時間駆動されても苗箱繰出通路7前側の苗箱センサS3が苗箱Bを検出しないとき、上段側のモータM1の駆動を停止し、この上段側のモータM1の駆動を停止した状態で、上段側の前後の苗箱センサS1,S2が共に苗箱Bを検出し苗箱繰出通路7後側の苗箱センサS4が苗箱Bを検出し下段前側の苗箱センサS5が苗箱Bを検出するときに、下段後側の苗箱センサS6が苗箱Bを検出しないとき又は下段後側の苗箱センサS6が苗箱Bを検出し苗箱繰出通路7後側の苗箱センサS4が苗箱Bを検出しなくなったとき、下段側のモータM2を駆動する構成としたポット苗植機とする。
【0004】
【作用、及び発明の効果】
ポット苗Aを収容した苗箱Bの苗箱供給枠1へ挿填する。このとき苗箱Bの左右両側部の箱縁C面は、押えロール3を前記解放する位置に切替えた状態では、例え駆動ロール2を駆動しても苗箱Bの繰出は行なわれない。しかし、押えロール3を箱縁Cを押える位置Lに切替えた状態では、これら駆動ロール2と押えロール3との間で挾持された箱縁Cは、駆動ロール2の駆動によって繰出すことができる。又、これら駆動ロール2を押えロール3との間の挾持を解放すると、駆動ロール2による繰出を行なわせないようにすると共に、この駆動ロール2の駆動、停止に拘らず、苗箱Bの取外しや、流し等を自由に行なわせることができる。このように、駆動ロール2と押えロール3との間による挾持、解放によって、苗箱Bを繰出させたり、苗箱Bの取外しや流しを行なわせたり切替えることができるため、構成が簡単であり、操作も容易である。
【0005】
又、上段前側の苗箱センサS1が苗箱Bを検出し下段側のモータM2が駆動していない状態で、上段後側の苗箱センサS2が苗箱Bを検出しないとき又は上段後側の苗箱センサS2が苗箱Bを検出し苗箱繰出通路7後側の苗箱センサS4が苗箱Bを検出しないとき、上段側のモータM1を駆動する構成とし、該上段側のモータM1が駆動している状態で、苗箱繰出通路7前側の苗箱センサS3が苗箱Bを検出し上段後側の苗箱センサS2が苗箱Bを検出するとき又は苗箱繰出通路7前側の苗箱センサS3が苗箱Bを検出しない状態から検出する状態になったとき、上段側のモータM1の駆動を停止する構成とし、上段前側の苗箱センサS1が苗箱Bを検出せず下段前側の苗箱センサS5が苗箱Bを検出する状態 で、下段後側の苗箱センサS6が苗箱Bを検出しないとき又は下段後側の苗箱センサS6が苗箱Bを検出し苗箱繰出通路7後側の苗箱センサS4が苗箱Bを検出しないとき、下段側のモータM2を駆動する構成とし、該下段側のモータM2が駆動している状態で、苗箱繰出通路7前側の苗箱センサS3が苗箱Bを検出し下段後側の苗箱センサS6が苗箱Bを検出するとき又は苗箱繰出通路7前側の苗箱センサS3が苗箱Bを検出しない状態から検出する状態になったとき、下段側のモータM2の駆動を停止する構成としたため、上段側の苗箱供給枠1からの苗箱供給が下段側より優先して行われ。そして、上段側のモータM1が駆動し苗箱繰出通路7前側の苗箱センサS3が苗箱Bを検出しない状態で、上段側のモータM1が設定時間駆動されても苗箱繰出通路7前側の苗箱センサS3が苗箱Bを検出しないとき、上段側のモータM1の駆動を停止し、この上段側のモータM1の駆動を停止した状態で、上段側の前後の苗箱センサS1,S2が共に苗箱Bを検出し苗箱繰出通路7後側の苗箱センサS4が苗箱Bを検出し下段前側の苗箱センサS5が苗箱Bを検出するときに、下段後側の苗箱センサS6が苗箱Bを検出しないとき又は下段後側の苗箱センサS6が苗箱Bを検出し苗箱繰出通路7後側の苗箱センサS4が苗箱Bを検出しなくなったとき、下段側のモータM2を駆動する構成としたので、苗箱Bが途中で詰まったりして、上段側のモータM1が設定時間駆動されても苗箱繰出通路7側の苗箱センサS3が苗箱Bを検出しないときに下段側のモータM2を駆動して下段側の苗箱を供給することができる。
【0006】
【実施例】
ポット苗植機は、四輪駆動走行形態のトラクタ車体4の後部に、油圧伸縮の昇降シリンダ5によって上下回動されるリンク機構6を介して連結されるもので、上部には上下二段の苗箱供給枠1を有し、この苗箱供給枠1から側面視U字状に形成される苗箱繰出通路7を設け、この苗箱繰出通路7に沿って間欠的に苗箱Bを繰出す繰出装置8や、この繰出される苗箱Bからポット苗Aを後側へ押出す苗押出杆9、この苗押出杆9によって押出される各ポット苗Aを受けて下方の苗送ベルト10面に載せ替える苗載替装置11、この苗送ベルト10から送り出されるポット苗Aを株元毎に土壌へ植付ける苗植付装置12、及びこれら各部の装置や、伝動ケース13を主体とする機体等を支持するフロート14等から構成される。15は空箱収容枠で、前記U字状の苗箱繰出通路7の終端部に配置される。
【0007】
なお、車体4は、中央部のエンジン上部に操縦席16を有、ステアリングハンドル17により操向自在の前車輪18、後車輪19等を配置する。20は補助苗箱受枠で、前記苗箱供給枠1の苗箱Bが減少することにより、予め収容していた苗箱Bを取出しながら、この苗箱供給枠1へ補給することができる。
この苗植機に使用される苗箱B(図5)は、ポット苗Aを育苗するもので、合成樹脂製の平面方形状の縦横に整列形成されるポットEには、床土部Fを充填して播種育苗するものである。この苗箱Bの幅方向の中央部には適宜幅のポットE間の間隔部Gを形成し、左右両側の箱縁Cには、前記苗箱繰出通路7部における繰出装置8の繰出し爪21の係合を受ける繰出穴Hを配置する。又、各ポットE部の底面には底穴が形成されて、育苗時には床土部Fの給排水を行なわせ、苗植装置へ供給されたときは、後記繰出ロール25の係合を受けさせ、苗押出杆9によるポット苗Aの押出作用を受けさせる。
【0008】
苗箱供給装置22の主体を構成する苗箱供給枠1は、上下二段に設けられて、下端部を前記苗箱繰出通路7に合流させて、苗箱Bを載せて供給案内することができる。各苗箱供給枠1には、左右両側部において下側に駆動ロール2を設け、上側に押えロール3を設けて、これら駆動ロール2と押えロール3との間に苗箱Bの箱縁Cを案内させる。駆動ロール2は、この苗箱供給枠に載せられて案内される苗箱Bの箱縁Cの位置よりも適宜の間隙Dだけ下位にあって、モータM1によって駆動回転される。
【0009】
前記押えロール3は、苗箱供給枠1の側部にロールアーム23で上下回動自在にして支持され、トグルばね24の死点越えにより、苗箱Bの箱縁Cを押える位置Lとこれを解放する位置とに切替えることができる。この押えロール3を押え位置Lに回動させると、駆動ロール2の上面から離間していた箱縁Cがこの押えロール3によって駆動ロール2面に押圧されて挾持される。このため、モータM1の駆動によって駆動ロール2を回転して苗箱Bを送り出すことができる。
【0010】
このような駆動ロール2の上手側には、苗供給枠の底面にのぞんで回転する繰出ロール25があって、該駆動ロール2軸からベルト26及びラチェット等を介して伝動される。この繰出ロール25の周面には、一定ピッチの突子を配置して、苗箱Bの各ポットE底面に形成される底穴に嵌合して、この苗箱Bを繰出すものである。27は回転自在のローラで、苗箱Bの下面を支持して供給抵抗を少くする。28は駆動ロール2部の苗供給枠1の幅方向中央部に設けた案内杆で、苗箱B底部の間隔部Gに対向させて、苗箱Bの横移動を少くするように案内する。
【0011】
前記苗繰出装置8は、伝動ケース13側からのリンク機構29によって前記繰出爪21が上下に揺動される。この繰出爪21は苗箱繰出通路7を繰出案内される箱縁Cの繰出穴Hを係合して一ピッチ毎下方へ繰出すことができる。30は苗箱ストッパーで、繰出爪21の上方に設けられて、苗繰出装置8に供給される苗箱Bの下端縁を係止することができる。
【0012】
前記苗押出杆9は、伝動ケース13側からのクランク機構31、及びラック機構32を介して前後に出没されるもので、各苗箱BのポットE底部から突き刺して、一列毎にポットE内の床土部を後側の苗載替装置11へ保持させる。
前記苗載替装置11は、平行リンク機構33によって上下回動されて、前記苗押出杆9によって一列毎に押出されるポット苗Aを受けて、下動により苗送りベルト10上面に接近し、各ポット苗Aをくし状の押出爪34によって苗送ベルト10の上面に落下させる。この苗載替装置11の平行リンク機構33は、前記伝動ケース13部からクランク機構35を介して連動される。
【0013】
苗送ベルト10横端には苗植付装置12があって、この苗送ベルト10で送り出されるポット苗Aを一株毎土壌面へ植付ける。又、前記苗繰出通路7を繰出される苗箱Bは、苗押出杆9によってポット苗Aの押出された空箱として空箱収容枠15に収容される。
36は手動レバーで、前記繰出爪21のリンク機構29を操作して、手動で苗箱Bを繰出すことができる。37は前記苗箱供給枠1の左右両側に沿って設けられる案内片で、この苗箱Bの箱縁Cの下面を支持して摺動させる。この案内片37で支持される苗箱BのポットE底面は、苗箱供給枠1の底面から若干浮上される。38はストッパーピンで、苗箱供給枠1の外側面に設けられて、ロールアーム23の開き位置を受ける。40は苗箱繰出通路7の入口上部において開閉自在に設けられる案内杆で、この案内杆40を開くことによって苗箱供給枠1側から供給される苗箱Bを外側へ取出すことができる。
【0014】
前記駆動ロール2の前後には苗箱Bの有無を検出するスイッチ形態の苗箱センサS1,S2を配置し、又、前記苗箱繰出通路7の苗箱ストッパー30の前後には同様の苗箱センサS3,S4を設ける。これらの苗箱センサS1〜S4とコントローラとによって、苗箱供給枠1から苗箱繰出通路7への苗箱Bの供給を行なわせることができる。又、上下苗箱供給枠1からの苗箱供給は、上段側の苗箱供給枠1から先に行なわれ、下段側からの供給が後続となる。苗箱センサS3は、苗箱Bの有りを検出すると前記モータM1を停止し、苗箱Bの無しの検出でモータM1を駆動する。又、苗箱センサS2は、苗箱Bの有りを検出するとモータM1を停止するが、苗箱センサS4は、苗箱Bの無しを検出するとモータM1を駆動する。
【0015】
このような各苗箱センサS1〜S4の検出によって、苗箱繰出通路7における苗押出杆9位置、苗箱ストッパー7と上方の苗箱供給枠1部の駆動ロール2との間の位置、及び駆動ロール2上方の位置等の各部に苗箱Bを順次連続的に供給繰出しうる構成としている。
前記のように、駆動ロール2及び繰出ロール25の駆動によって、苗箱供給枠1上の苗箱Bを苗箱繰出通路7側へ供給することができるが、このときはロールアーム23を駆動ロール2側へ回動Lさせて、ばね24の弾発力により押えロール3を駆動ロール2上面に押圧させて苗箱Bの箱縁Cを挾持する状態にしておく。前記いずれかの苗箱センサS1〜S4、又はその他機構部分等の故障や、苗箱Bの詰り等によって、駆動ロール2等による供給が行なわれないときは、前記押えロール3を反矢印L方向へ切替えて箱縁C上面から離間させることにより、この苗箱Bの箱縁Cは駆動ロール2から間隙Dだけ離間されて、この苗箱Bの前後方向の移動が行なわれ易くなる。
【0016】
従って、苗箱Bをそのまま苗箱繰出通路7側へ流すときは、苗箱Bを手で押せばよい。このとき苗箱Bの底部は繰出ロール25に係合されていても、ラチェットを介してベルト26から連動されるようになっているため、繰出ロール25を軽く回転させながら苗箱Bを流すことができる。
又、苗箱Bを上方へ引き抜くときは、底部を繰出ロール25から浮上させる状態にすればよい。
【0017】
いま、下段の駆動ロール2前後の苗箱センサをS5,S6とし、モータをM2とすると、これらのモータM1,M2の駆動制御である苗箱供給制御部39、及びこの作動は図2,図9,図10のようになる。ここにS7は前記苗箱繰出通路7終端部における空苗箱Bの存否を検出する苗箱センサである。苗箱センサS1,S2,S5,S6が苗箱Bの非検出でOFFになるとランプLPが点灯する。このランプLPが点灯しても苗箱Bの補給を行なわないで、苗箱センサS7がONで苗箱センサS4がOFFの状態が一定時間経過すると苗切れをブザーBZで報知する。
【0018】
苗箱センサS1がONのままモータM1が駆動されてもS3がONにならないときは、苗箱Bが途中で詰ったりして送り出されないこととなる。このようなときは、モータM1を一定の設定時間(例えば約4秒間)駆動した後はモータM1の駆動を自動停止し、モータM2をONして、同時にランプLP、又はブザーBZで警報する。即ち、上段の苗箱供給枠1からの苗箱供給を下段からの供給よりも優先させる構成としている。
【0019】
図11〜図13において、上例と異なる点は、前記案内杆40の開閉を検出する案内センサS8を設け、この案内センサS8が案内杆40の閉鎖位置を検出ONして苗箱案内状態にあるときは、前記モータM1、又はM2を駆動させるが、案内杆40が開かれた状態にあるときはモータM1をOFFとする。これより、下方の苗箱Bを抜き外すと、苗箱センサの検出によって上方からの苗箱Bが供給されるために、抜き外す苗箱に後続の苗箱が衝突して、苗箱の外し作業が行い難いとか、又モータM1,M2が強制停止されるとヒューズが切れ易く故障が生じ易い等のトラブルを防止できる。
【0020】
図11では案内杆40の枢支軸41を苗箱繰出通路7側に設けたものであり、図12では苗箱供給枠1側に設けたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】苗箱供給枠一部の側面図。
【図2】苗箱供給装置の側面図。
【図3】その一部の平面図。
【図4】その一部の送りローラ部と駆動ローラ部との各断面図。
【図5】ポット苗箱部の斜視図。
【図6】ポット苗押出装置部の側面図。
【図7】その各部展開する平面図。
【図8】全体側面図。
【図9】苗箱供給制御部のブロック図。
【図10】その制御フローチャート。
【図11】一部別実施例を示す苗箱供給枠部の側面図。
【図12】一部別実施例を示す苗箱供給枠部の側面図。
【図13】その苗箱供給制御部のフローチャート。
【符号の説明】
1 苗箱供給枠
2 駆動ロール
3 押えロール
7 苗箱繰出通路
8 苗繰出装置
A ポット苗
B 苗箱
C 箱縁
D 間隙
M1,M2 モータ
S1〜S6 苗箱センサ

Claims (1)

  1. ポット苗Aを収容する方形状の苗箱Bを上下二段の苗箱供給枠1から苗箱繰出通路7に合流させて供給し、苗繰出装置8により苗箱繰出通路7に沿って苗箱Bを間欠的に繰出す構成のポット苗植機において、各苗箱供給枠1には苗箱Bの左右両側部にモータM1,M2により駆動回転する駆動ロール2とこの駆動ロール2に対向して苗箱Bの箱縁Cを押圧挾持させて繰出させる押えロール3とを設け、該押えロール3を箱縁Cを押える位置Lとこれを解放する位置とに切替可能な構成とし、上段側の駆動ロール2の前後に苗箱Bの有無を検出する上段側の苗箱センサS1,S2を設け、下段側の駆動ロール2の前後に苗箱Bの有無を検出する下段側の苗箱センサS5,S6を設け、苗箱繰出通路7の苗繰出装置8の手前の前後に苗箱繰出通路7側の苗箱センサS3,S4を設け、上段前側の苗箱センサS1が苗箱Bを検出し下段側のモータM2が駆動していない状態で、上段後側の苗箱センサS2が苗箱Bを検出しないとき又は上段後側の苗箱センサS2が苗箱Bを検出し苗箱繰出通路7後側の苗箱センサS4が苗箱Bを検出しないとき、上段側のモータM1を駆動する構成とし、該上段側のモータM1が駆動している状態で、苗箱繰出通路7前側の苗箱センサS3が苗箱Bを検出し上段後側の苗箱センサS2が苗箱Bを検出するとき又は苗箱繰出通路7前側の苗箱センサS3が苗箱Bを検出しない状態から検出する状態になったとき、上段側のモータM1の駆動を停止する構成とし、上段前側の苗箱センサS1が苗箱Bを検出せず下段前側の苗箱センサS5が苗箱Bを検出する状態で、下段後側の苗箱センサS6が苗箱Bを検出しないとき又は下段後側の苗箱センサS6が苗箱Bを検出し苗箱繰出通路7後側の苗箱センサS4が苗箱Bを検出しないとき、下段側のモータM2を駆動する構成とし、該下段側のモータM2が駆動している状態で、苗箱繰出通路7前側の苗箱センサS3が苗箱Bを検出し下段後側の苗箱センサS6が苗箱Bを検出するとき又は苗箱繰出通路7前側の苗箱センサS3が苗箱Bを検出しない状態から検出する状態になったとき、下段側のモータM2の駆動を停止する構成とすると共に、上段側のモータM1が駆動し苗箱繰出通路7前側の苗箱センサS3が苗箱Bを検出しない状態で、上段側のモータM1が設定時間駆動されても苗箱繰出通路7前側の苗箱センサS3が苗箱Bを検出しないとき、上段側のモータM1の駆動を停止し、この上段側のモータM1の駆動を停止した状態で、上段側の前後の苗箱センサS1,S2が共に苗箱Bを検出し苗箱繰出通路7後側の苗箱センサS4が苗箱Bを検出し下段前側の苗箱センサS5が苗箱Bを検出するときに、下段後側の苗箱センサS6が苗箱Bを検出しないとき又は下段後側の苗箱センサS6が苗箱Bを検出し苗箱繰出通路7後側の苗箱センサS4が苗箱Bを検出しなくなったとき、下段側のモータM2を駆動する構成としたポット苗植機。
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