JP3604982B2 - リモートコントロール制御方法および装置 - Google Patents

リモートコントロール制御方法および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3604982B2
JP3604982B2 JP36209199A JP36209199A JP3604982B2 JP 3604982 B2 JP3604982 B2 JP 3604982B2 JP 36209199 A JP36209199 A JP 36209199A JP 36209199 A JP36209199 A JP 36209199A JP 3604982 B2 JP3604982 B2 JP 3604982B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
instruction code
power
cpu
remote control
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP36209199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001177885A (ja
Inventor
祥博 堀口
Original Assignee
Necマイクロシステム株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Necマイクロシステム株式会社 filed Critical Necマイクロシステム株式会社
Priority to JP36209199A priority Critical patent/JP3604982B2/ja
Priority to EP00123266A priority patent/EP1111754A2/en
Priority to SG200007519A priority patent/SG96591A1/en
Priority to TW089127457A priority patent/TW560216B/zh
Priority to KR10-2000-0078940A priority patent/KR100403096B1/ko
Priority to CN00137445A priority patent/CN1301127A/zh
Publication of JP2001177885A publication Critical patent/JP2001177885A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3604982B2 publication Critical patent/JP3604982B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J9/00Circuit arrangements for emergency or stand-by power supply, e.g. for emergency lighting
    • H02J9/005Circuit arrangements for emergency or stand-by power supply, e.g. for emergency lighting using a power saving mode
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • G06F1/32Means for saving power
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B70/00Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
    • Y02B70/30Systems integrating technologies related to power network operation and communication or information technologies for improving the carbon footprint of the management of residential or tertiary loads, i.e. smart grids as climate change mitigation technology in the buildings sector, including also the last stages of power distribution and the control, monitoring or operating management systems at local level
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S20/00Management or operation of end-user stationary applications or the last stages of power distribution; Controlling, monitoring or operating thereof
    • Y04S20/20End-user application control systems

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Emergency Management (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、消費電力を低減できるリモートコントロール制御方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
リモートコントロール、いわゆるリモコンによる制御は、近年、特に民生機器分野において離れた場所から制御するために広く利用されるようになった。このような装置では、リモコン受信機により受信した信号を電気信号に変換し、この電気信号を装置内部のマイクロコンピュータ(以下、マイコンという)で処理する。このようなリモコンにより制御される装置は、電源オフの場合でもリモコン送信器から送られてくる命令コード信号を受信する必要があるため待機モード状態で動作している。
【0003】
一般的に待機モード状態にある装置では、マイコンでの消費電流を低減するために、その電源電圧を低くしたり、低速なサブクロックにより発振周波数を遅くするといった手法が採用されている。近年においてはさらなる低消費電力化を要求されており特に待機モード状態時の消費電流の低減が課題になっている。
【0004】
図6は、このようなリモートコントロール機能を実現するための従来のリモートコントロール制御装置の構成を示すブロック図である。
このリモートコントロール制御装置は、命令コード信号を例えば赤外線を媒体として送信する赤外線LED52などを有したリモコン送信器51と、例えば民生機器の装置本体側54において前記リモコン送信器51から出力された赤外線を検出可能な位置に取り付けられているリモコン受信器53と、割込み制御部55、CPU56、パルス幅カウンタ57、メインクロック入力端子58およびサブクロック入力端子59などを有したマイコン制御部60とを備えている。
【0005】
リモコン受信器53は、リモコン送信器51から出力された命令コード信号により変調されている赤外線を検知し、前記命令コード信号を復調して電気信号に変換するものである。
【0006】
割込み制御部55は、前記リモコン送信器51からの命令コードの出力を検出すると直ちに割込み要求信号を発生するものである。
【0007】
CPU56は、前記割込み制御部55が発生させた割込み要求信号により待機モード状態から通常の動作状態へ移行し、各部の制御を行うものである。
【0008】
パルス幅カウンタ57は、リモコン送信器51から送られてきた命令コード信号を解読するものである。
【0009】
メインクロック入力端子58はメインクロック信号が入力される端子である。サブクロック入力端子59はサブクロック信号が入力される端子である。
【0010】
次に、動作について説明する。
装置本体側54の電源がオフとなっているときのCPU56の待機モード状態で、リモコン送信器51から赤外線を媒体とした命令コード信号が送られてくると、リモコン受信器53は、リモコン送信器51から送られてきた前記命令コード信号の検出をそのエッジを検出することで行う。命令コード信号の検出が行われると、割込み制御部55は直ちに割込み要求信号を発生しCPU56をウェイクアップさせる。そして、CPU56は前記命令コード信号の解読をパルス幅カウンタ57に行なわせる。CPU56は、このパルス幅カウンタ57による命令コード信号の解読結果から、その命令コード信号が意味する命令内容を識別し、その識別結果に応じた処理を行う。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
従来のリモートコントロール制御方法および装置は、以上のように構成されていたので、電源オフ時の待機モード状態に何らかの入力があった場合、例えば、誤ったリモコン入力であっても、あるいはノイズ源による入力であってもリモコン送信器51から送られてきた命令コード信号とみなし、そのたびにCPU56はウェイクアップするという課題があった。
【0012】
図7は、このような誤ったリモコン入力、あるいはノイズ源による入力があったときのCPU56の状態を示すタイミングチャートである。同図(a)は誤ったリモコン入力があったときのCPU56の状態、同図(b)はノイズ源による入力があったときのCPU56の状態、同図(c)はマイコン制御部60における消費電流の変化であり、図7に示すように誤ったリモコン入力であっても、あるいはノイズ源による入力であっても、そのたびにCPU56はウェイクアップしてしまい、電源オフ時の待機モード状態であるのにもかかわらず消費電流は通常モード(ウェイクアップモード)と変わりがないという課題があった。
【0013】
そこで本発明の目的は、電源オフ時の待機モード状態での誤ったリモコン入力やノイズ源による入力に起因する消費電力の増加を低減できるリモートコントロール制御方式および装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は、リモコン送信器からCPUに送信される命令コード信号は、電源オンに対応する命令コード信号と、電源オンの命令コードではない命令コード信号とからなり、前記CPUが低速のサブクロックをもとに動作している待機モード状態にあるとき、前記低速のサブクロックをもとに、あらかじめ設定されている電源オンに対応する電源オン命令コードと前記送信されてきた命令コード信号の命令コードとを比較し、この比較結果が一致したときのみ割込み要求信号を前記CPUへ出力して前記待機モード状態にあるCPUをウェイクアップさせ高速のメインクロックで動作する通常モードへ移行させ、該移行した通常モードにおいて前記CPUは送信されてきた命令コード信号の命令コードに対応するリモートコントロール制御動作を行うことを特徴とする
【0015】
この発明に係るリモートコントロール制御装置は、リモコン送信器からCPUに送信される命令コード信号が、電源オンに対応する命令コード信号と、電源オンの命令コードではない命令コード信号とからなり、前記CPUが低速のサブクロックをもとに動作している待機モード状態にあるとき、前記低速のサブクロックをもとに動作して、あらかじめ設定されている電源オンに対応する電源オン命令コードと前記送信されてきた命令コード信号の命令コードとを比較し、この比較結果が一致したときのみ割込み要求信号を前記CPUへ出力して前記待機モード状態にあるCPUをウェイクアップさせ、高速のメインクロックで動作する通常モードへ移行させる電源オン制御手段を備えていることを特徴とする。
【0016】
この発明のリモートコントロール制御方法は、CPUが低速のサブクロックをもとに動作している待機モード状態にあるときにおいて、前記サブクロックをもとに動作し、あらかじめ設定されている電源オン命令コードと、電源オンに対応する命令コード信号と電源オンの命令コードではない命令コード信号とからなる送信されてきた命令コード信号の命令コードとを比較し、この比較結果が一致したときのみ割込み要求信号を前記CPUへ出力して前記待機モード状態にあるCPUをウェイクアップさせ高速のメインクロックで動作する通常モードへ移行させ、電源オン命令コードを受信した場合のみ前記CPUがウェイクアップするようにし、また受信した命令コードが誤ったリモコン入力やノイズ源による入力などによるものである場合には前記CPUがウェイクアップしないようにして電源オフ時の待機モード状態を維持させ、無用のウェイクアップによる消費電流の増加を抑制する。
【0017】
この発明のリモートコントロール制御装置は、CPUが低速のサブクロックをもとに動作している待機モード状態にあるときに、前記CPUと同様に前記低速のサブクロックをもとに動作して、あらかじめ設定されている電源オン命令コードと、電源オンに対応する命令コード信号と電源オンの命令コードではない命令コード信号とからなる送信されてきた命令コード信号の命令コードとを比較し一致したときのみ割込み要求信号を前記CPUへ出力して前記待機モード状態にあるCPUをウェイクアップさせ、高速のメインクロックで動作する通常モードへ移行させることで、電源オン命令コードを受信した場合のみ前記CPUがウェイクアップするようにし、また受信した命令コードが誤ったリモコン入力やノイズ源による入力などによるものである場合には、前記CPUがウェイクアップしないようにして電源オフ時の待機モード状態を維持させ、前記CPUの無用のウェイクアップによる消費電流の増加を抑制する。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の一形態について説明する。
図1は、この実施の形態のリモートコントロール制御方法が適用されるリモートコントロール制御装置の構成を示すブロック図である。このリモートコントロール制御装置は、例えば赤外線を出射する赤外線LED2を有したリモコン送信器1と、割込み制御部(電源オン制御手段)5、CPU6、電源オン検出ブロック(電源オン制御手段)7、メインクロック入力端子8およびサブクロック入力端子9などを有したマイコン制御部10などを有している。なお、符号4はこのリモートコントロール制御装置を備えた例えば民生機器の装置本体側を示す。
【0019】
リモコン送信器1は、装置本体側4に対して赤外線LED2により赤外線を媒体として命令コード信号を送信し、装置本体側4の動作を遠隔制御するものである。
電源オン検出ブロック7は、装置本体側4のマイコン制御部10の待機モード中は低速なサブクロックで動作しており、前記待機モード中におけるリモコン送信器1から送信される赤外線を媒体とした命令コード信号を解読し、その命令が「電源オン」であった場合にコード一致パルスを出力するものである。この命令コード信号の解読は、リモコン送信器1から送られてきた命令コード信号の命令コードと、あらかじめ設定された「電源オン」に対応した命令コードとの比較により行い、内容が一致していればコード一致パルスを出力する。
【0020】
割込み制御部5は、電源オン検出ブロック7から出力された前記コード一致パルスを取り込み、CPU6をウェイクアップさせるための割込み要求信号を出力するものである。
【0021】
CPU6は、待機モード中は消費電力を低減するため低速なサブクロックで動作しており、割込み制御部5から出力される割込み要求信号によりウェイクアップすることが出来、ウェイクアップすることで動作クロックを低速なサブクロックから高速なメインクロックに切り換え、通常モード(ウェイクアップモード)動作を開始させることが出来るものである。
【0022】
図2は電源オン検出ブロック7の構成を示すブロック図であり、パルス幅カウンタ(電源オン制御手段)11、入力コード格納レジスタ(電源オン制御手段)12、命令コード格納レジスタ(電源オン制御手段)13、比較器(電源オン制御手段)14およびサブクロック入力端子(電源オン制御手段)15を備えている。
【0023】
パルス幅カウンタ11は入力された命令コード信号のパルス幅をカウントし、リモコン送信器1から送られてきた命令コードの解読を行うものである。
【0024】
入力コード格納レジスタ12は、パルス幅カウンタ11で解読された前記命令コードを格納するレジスタである。
【0025】
命令コード格納レジスタ13は、「電源オン」の命令コードをあらかじめ格納しておくレジスタであり、任意の値を設定することが可能である。なお、この命令コード格納レジスタ13への「電源オン」の命令コードの格納は、装置本体側4の電源オフによりCPU6が待機モードへ移行する直前に行なってもよいし、それ以前に命令コード格納レジスタ13へ格納しておいてもよく、さらに待機モードへ移行した後においても、サブクロックをもとに命令コード格納レジスタ13へ再書き込みするような構成であってもよい。
【0026】
比較器14は、前記命令コード格納レジスタ13と前記入力コード格納レジスタ12の命令コードの比較を行い、内容が一致していればコード一致パルスを出力するものである。
【0027】
次に、動作について説明する。
先ず、リモコン送信器1から「電源オン」の命令コード信号が入力された場合の動作について図3のタイミング図を用いて説明する。
例えば、「電源オン」のコード(動作コード)を「111010」と定義し、システムアドレスを「00010」(図4参照)と定義する場合、電源オン検出ブロック7内の命令コード格納レジスタ13に上記コード「111010」とシステムアドレス「00010」から構成される命令コードを格納しておき、その後、装置本体側4は電源オフの待機モード状態に移行する。
図3に示すAの期間においては、装置本体側4は電源オフの待機モード状態であり、マイコン制御部10は消費電力を低減するために低速なサブクロックで動作している。
【0028】
Bの期間において、リモコン送信器1から送信された命令コード信号を受信すると、マイコン制御部10では待機モード状態のステータスを保持しつつ、低速なサブクロックで動作する電源オン検出ブロック7内のパルス幅カウンタ11によりリモコン送信器1から送られてきた命令コードの解読が行われる。
【0029】
命令コードのフォーマットは一般的にパルスのHighレベル幅とLowレベル幅の組み合わせにより定義されており、その一例を図4に示す。図4の例では、パルスのHighレベル幅≧Lowレベル幅の場合の値は「0」、Highレベル幅<Lowレベル幅の場合の値は「1」と定義されており、システムアドレス「00010」のシステムがデータ(動作コード)「111010」に基づき動作を実行する。
【0030】
符号Cで示す時点において、パルス幅カウンタ11により解読された結果は入力コード格納レジスタ12に格納され、比較器14により命令コード格納レジスタ13内の命令コードと比較を行う。この場合は前記比較結果が一致するので比較器14はコード一致パルスを出力する。このコード一致パルスは割込み処理部5に取り込まれ、CPU6をウェイクアップさせるための割込み要求信号を出力する。CPU6は割込み制御部5からの割込み要求信号によりウェイクアップし、動作クロックを低速なサブクロックから高速なメインクロックに切り換え、通常モード(ウェイクアップモード)での動作を行う。
【0031】
なお、この通常モードの動作では、装置本体側4が映像録画再生装置である場合、続けて送られてくる巻戻し、再生などについての命令コード信号、また装置本体側4がテレビジョン装置である場合にはチャネル切り替えなどについての命令コード信号が、リモコン受信器3から通常モードへ移行したCPU6へ取り込まれ、その命令コードが解読され、解読された命令コードに応じた処理が実行される。
【0032】
次に、リモコン送信器1から「電源オン」の命令コードでない信号が入力された場合の動作について図5のタイミング図を用いて説明する。
符号A,Bで示す期間と符号Cで示す時点までの動作は、「電源オン」の命令コード信号が入力された場合と同様である。ただし、命令コード格納レジスタ13内の命令コードと一致しないため、符号Cで示す時点においてコード一致パルスは出力されず、CPU6をウェイクアップさせる割込み要求信号も発生しないため、このマイコン制御部10は引き続き待機モード状態にある。
【0033】
このように、マイコン制御部10に電源オン検出ブロック7を設け、装置本体側4が電源オフであるいわゆる待機モード状態であるときに低速なサブクロックで動作し、リモコン受信機3で受信した命令コード信号を解読し、「電源オン」の命令コードであった場合にのみコード一致パルスを発生する。そして、割込み制御部5は電源オン検出ブロック7から出力された前記コード一致パルスを受け、待機モード状態にあるCPU6をウェイクアップさせるために割込み要求信号を発生させる。CPU6はこの割込み要求信号を受け、動作クロックをサブクロックからメインクロックに切り換え、通常モード(ウェイクアップモード)状態へと移行する。
【0034】
従って、電源オフの待機モード状態にある場合、リモコン送信器1から送信される命令コード信号のうち「電源オン」の命令コードのみを受け付けてCPU6をウェイクアップさせることが可能であり、待機モード状態における消費電流がおよそ5μAであるのに対し、通常モード(ウェイクアップモード)ではその400倍のおよそ2mAであることから、電源オフの待機モード状態にあるとき「電源オン」のコードを受け付けてCPU6がウェイクアップしない限り定常的に消費電流を5μAに抑えることが出来る。
【0035】
以上のように、この実施の形態によれば、装置本体側4が電源オフである待機モード状態中での誤ったリモコン入力(例えば、電源オフ状態での早送り、巻戻し、再生など)およびノイズ源による入力に対してCPU6がウェイクアップすることが無くなり、本来の「電源オン」を示す命令コード信号以外の信号ではウェイクアップしない分、ウェイクアップ動作時に消費される電流を抑えることの可能なリモートコントロール制御方法および装置が提供できる効果がある。
【0036】
なお、以上説明した実施の形態では、CPU6が待機モード状態にあるとき、サブクロックで動作している電源オン検出ブロック7をCPU6とは別に設け、この電源オン検出ブロック7をパルス幅カウンタ11、入力コード格納レジスタ12、命令コード格納レジスタ13および比較器14などで構成するようにしたが、リモートコントロール制御機能を備えた機器では、その装置本体側には、一般的に、リモコン送信器から送られてきた命令コードを解読するためのパルス幅カウンタが設けられているため、この既設のパルス幅カウンタを用い、さらにこの既設のパルス幅カウンタに対し入力コード格納レジスタ12、命令コード格納レジスタ13および比較器14などを増設し、CPUが待機モード状態にあるときサブクロックで動作するようにして、前述した電源オン検出ブロック7と同様な機能を実現してもよく、前記実施の形態と同様な効果が得られる。
【0037】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、CPUが待機モード状態にあるときにおいて、前記CPUと同様にサブクロックをもとにした動作により、あらかじめ設定されている電源オン命令コードと、電源オンに対応する命令コード信号と電源オンの命令コードではない命令コード信号とからなる送信されてきた命令コード信号の命令コードとを比較する。そして、この比較結果が一致したときのみ、前記待機モード状態にあるCPUをウェイクアップさせ、当該CPUを高速のメインクロックで動作する通常モードへ移行させる。この結果、前記電源オン命令コードを受信した場合のみ前記CPUがウェイクアップし、また受信した命令コードが誤ったリモコン入力であったりノイズ源による入力などによるものである場合には前記CPUはウェイクアップせず、前記電源オン命令コード以外の入力による前記CPUの無用のウェイクアップによる消費電流の増加が抑制できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態のリモートコントロール制御方法が適用されるリモートコントロール制御装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の一形態のリモートコントロール制御方法が適用されるリモートコントロール制御装置における電源オン検出ブロックの構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の一形態のリモートコントロール制御方法が適用されるリモートコントロール制御装置において、リモコン送信器から「電源オン」の命令コード信号が入力された場合のタイミング図である。
【図4】本発明の実施の一形態のリモートコントロール制御方法が適用されるリモートコントロール制御装置における命令コードのフォーマット図である。
【図5】本発明の実施の一形態のリモートコントロール制御方法が適用されるリモートコントロール制御装置において、リモコン送信器から「電源オン」でない命令コード信号が入力された場合のタイミング図である。
【図6】従来のリモートコントロール制御装置の構成を示すブロック図である。
【図7】従来のリモートコントロール制御装置において誤ったリモコン入力、あるいはノイズ源による入力があったときのCPUの状態を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1……リモコン送信器、5……割込み制御部(電源オン制御手段)、6……CPU、7……電源オン検出ブロック(電源オン制御手段)、11……パルス幅カウンタ(電源オン制御手段)、12……入力コード格納レジスタ(電源オン制御手段)、13……命令コード格納レジスタ(電源オン制御手段)、14……比較器(電源オン制御手段)、15……サブクロック入力端子(電源オン制御手段)。

Claims (5)

  1. リモコン送信器からCPUに送信される命令コード信号は、電源オンに対応する命令コード信号と、電源オンの命令コードではない命令コード信号とからなり、前記CPUが低速のサブクロックをもとに動作している待機モード状態にあるとき、前記低速のサブクロックをもとに、あらかじめ設定されている電源オンに対応する電源オン命令コードと前記送信されてきた命令コード信号の命令コードとを比較し、この比較結果が一致したときのみ割込み要求信号を前記CPUへ出力して前記待機モード状態にあるCPUをウェイクアップさせ高速のメインクロックで動作する通常モードへ移行させ、該移行した通常モードにおいて前記CPUは送信されてきた命令コード信号の命令コードに対応するリモートコントロール制御動作を行うことを特徴とするリモートコントロール制御方法。
  2. 前記あらかじめ設定されている電源オンに対応する電源オン命令コードは、前記CPUが電源オフにより待機モード状態へ移行する直前に設定されることを特徴とする請求項1記載のリモートコントロール制御方法。
  3. リモコン送信器から送信された命令コード信号を受信し、該受信した命令コード信号の命令コードを解読し、該解読した命令コードに応じた各種処理を実行するリモートコントロール制御装置において、リモコン送信器からCPUに送信される命令コード信号は、電源オンに対応する命令コード信号と、電源オンの命令コードではない命令コード信号とからなり、前記CPUが低速のサブクロックをもとに動作している待機モード状態にあるとき、前記低速のサブクロックをもとに動作して、あらかじめ設定されている電源オンに対応する電源オン命令コードと前記送信されてきた命令コード信号の命令コードとを比較し、この比較結果が一致したときのみ割込み要求信号を前記CPUへ出力して前記待機モード状態にあるCPUをウェイクアップさせ、高速のメインクロックで動作する通常モードへ移行させる電源オン制御手段を備えていることを特徴とするリモートコントロール制御装置。
  4. 前記電源オン制御手段は、リモコン送信器から送信された命令コード信号の命令コードを解読するパルス幅カウンタと、該パルス幅カウンタが解読した前記命令コードを格納する入力コード格納レジスタと、電源オンに対応する電源オン命令コードを格納した命令コード格納レジスタと、該命令コード格納レジスタに格納した電源オン命令コードと前記入力コード格納レジスタに格納した前記命令コードとを比較する比較器とを有した電源オン検出ブロックと、前記電源オン命令コードと前記命令コードとが一致したときの前記比較器の出力をもとに、CPUへ割込み要求信号を出力しウェイクアップさせ、高速のメインクロックで動作する通常モードへ移行させる割込み制御部とを備えていることを特徴とする請求項記載のリモートコントロール制御装置。
  5. 前記命令コード格納レジスタに設定されている電源オン命令コードは、前記CPUが電源オフにより待機モード状態へ移行する直前に設定されることを特徴とする請求項記載のリモートコントロール制御装置。
JP36209199A 1999-12-21 1999-12-21 リモートコントロール制御方法および装置 Expired - Fee Related JP3604982B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36209199A JP3604982B2 (ja) 1999-12-21 1999-12-21 リモートコントロール制御方法および装置
EP00123266A EP1111754A2 (en) 1999-12-21 2000-10-26 Remote control receiver and method of controlling the same
SG200007519A SG96591A1 (en) 1999-12-21 2000-12-18 Remote control receiver and method of controlling the same
TW089127457A TW560216B (en) 1999-12-21 2000-12-20 Remote control receiver and method of controlling the same
KR10-2000-0078940A KR100403096B1 (ko) 1999-12-21 2000-12-20 원격 제어 수신기 및 그 제어 방법
CN00137445A CN1301127A (zh) 1999-12-21 2000-12-21 遥控接收器及其控制方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36209199A JP3604982B2 (ja) 1999-12-21 1999-12-21 リモートコントロール制御方法および装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001177885A JP2001177885A (ja) 2001-06-29
JP3604982B2 true JP3604982B2 (ja) 2004-12-22

Family

ID=18475879

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36209199A Expired - Fee Related JP3604982B2 (ja) 1999-12-21 1999-12-21 リモートコントロール制御方法および装置

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP1111754A2 (ja)
JP (1) JP3604982B2 (ja)
KR (1) KR100403096B1 (ja)
CN (1) CN1301127A (ja)
SG (1) SG96591A1 (ja)
TW (1) TW560216B (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7023498B2 (en) 2001-11-19 2006-04-04 Matsushita Electric Industrial Co. Ltd. Remote-controlled apparatus, a remote control system, and a remote-controlled image-processing apparatus
KR100586523B1 (ko) 2004-05-12 2006-06-07 삼성전자주식회사 정보처리시스템 및 그 제어방법
US8068738B2 (en) * 2007-02-21 2011-11-29 Tte Technology, Inc. System and method for decoding infra-red (IR) signals
CN101632244B (zh) * 2007-04-18 2013-03-06 深圳Tcl新技术有限公司 一种可接收控制信号的电子设备及处理控制信号的方法
CN102270384A (zh) * 2010-06-01 2011-12-07 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 红外线控制装置及应用红外线控制装置的红外线控制系统
CN102467816B (zh) * 2010-11-18 2015-12-16 深圳艾科创新微电子有限公司 一种红外线遥控信号解码方法及装置
CN102521962B (zh) * 2011-12-20 2014-04-30 宁波杜亚机电技术有限公司 管状电机的对码方法
CN103971505A (zh) * 2013-02-03 2014-08-06 珠海格力电器股份有限公司 遥控接收信号的处理电路及方法和具有该电路的家用电器
CN103888805A (zh) * 2014-04-08 2014-06-25 江苏惠通集团有限责任公司 电子设备唤醒方法及装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2135856A1 (en) * 1993-12-10 1995-06-11 Steven Peter Allen Low power, addressable data communication device and method
JP2755235B2 (ja) * 1995-10-27 1998-05-20 住友電気工業株式会社 リモコン信号受信装置
US5943613A (en) * 1996-11-07 1999-08-24 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson Method and apparatus for reducing standby current in communications equipment
JP3837837B2 (ja) * 1997-05-27 2006-10-25 株式会社ノーリツ リモートコントロール装置
US5856789A (en) * 1997-09-23 1999-01-05 Huang; Der-Shyun Power supply switching of a computer system by a remote controller
JP3392751B2 (ja) * 1998-01-30 2003-03-31 三洋電機株式会社 リモコン装置
KR19990022851U (ko) * 1999-04-26 1999-07-05 조성재 배터리전원을절약하는휴대용무선송수신장치
JP2000341940A (ja) * 1999-05-27 2000-12-08 Lg Electronics Inc 低消費電力スタンバイ電源回路

Also Published As

Publication number Publication date
TW560216B (en) 2003-11-01
CN1301127A (zh) 2001-06-27
KR100403096B1 (ko) 2003-10-23
KR20010067468A (ko) 2001-07-12
JP2001177885A (ja) 2001-06-29
EP1111754A2 (en) 2001-06-27
SG96591A1 (en) 2003-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI401930B (zh) 接收器與接收方法
JP4018533B2 (ja) 低電力放送受信装置
JP3604982B2 (ja) リモートコントロール制御方法および装置
US8090966B2 (en) Power management method for a multi-microprocessor system
KR100802637B1 (ko) 원격제어 전자장치 및 그것의 원격제어방법
CN111683399A (zh) 设备唤醒电路、电子设备、唤醒系统以及设备唤醒方法
JP2009015770A (ja) 起動処理制御装置
JP4281409B2 (ja) 情報処理装置および方法、並びにプログラム
JPH11272371A (ja) 遠隔操作装置付電子機器の省電力装置
JP2010219591A (ja) 電子機器
JPH11305888A (ja) 待機状態消費電力制御装置
JP2004253076A (ja) タイマ記録装置における表示制御装置
JP3529652B2 (ja) 遠隔操作装置,受信装置,及びテレビジョン受信機
US8183985B2 (en) Method and device for the power-saving operation of RFID data carriers
JP3738342B2 (ja) 通信端末装置及び記憶媒体
JP2000091976A (ja) 携帯端末装置
JP2001095073A (ja) リモコン送信機およびリモコン送信機により制御される電気機器
JPH04207827A (ja) 間欠受信方式
KR100296789B1 (ko) 세트의 자동 전원 오프 장치 및 방법
JP2005101950A (ja) 電子機器、リモートコントローラ、電子機器の操作システム、および電子機器の操作方法
JP3398053B2 (ja) リモコン装置
JP2003052086A (ja) 遠隔操作受信装置
KR101371319B1 (ko) 마이컴 및 시스템-온-칩을 이용하여 전력을 관리하는 장치 및 방법
JPH06169278A (ja) 間欠受信方式
KR970057045A (ko) 전체 방송시간 인식에 의한 텔레비젼 수상기의 전원 오프 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040930

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081008

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091008

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees