JP2003052086A - 遠隔操作受信装置 - Google Patents

遠隔操作受信装置

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JP2003052086A
JP2003052086A JP2001238744A JP2001238744A JP2003052086A JP 2003052086 A JP2003052086 A JP 2003052086A JP 2001238744 A JP2001238744 A JP 2001238744A JP 2001238744 A JP2001238744 A JP 2001238744A JP 2003052086 A JP2003052086 A JP 2003052086A
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JP2001238744A
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Kazuhiro Hida
和宏 飛田
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Onkyo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リモコン信号の受信待機状態において消費電
力を低減するリモコン受信装置を提供すること。 【解決手段】 本発明の遠隔操作受信装置は、リモコン
信号を受信する受信手段と、通常動作状態と省電力状態
とが切換可能であり、通常動作状態において該受信手段
からのリモコン信号に基づいた制御を行い、リモコン信
号の受信待機時には省電力状態である制御手段とを備え
るので、リモコン信号の受信待機状態において消費電力
を低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リモコン受信装置
に関し、詳細には、リモコン信号の受信待機時において
消費電力を低減するリモコン受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】リモコン装置は、様々な電子機器におい
て用いられている。例えば、リモコン装置はオーディオ
装置等に採用されており、リモコン装置を用いてオーデ
ィオ装置の音量を調節すること等が行われている。図7
は、従来のリモコン装置71を示すブロック図であり、リ
モコン装置71は、リモコン送信装置72と、オーディオ装
置内部に設けられたリモコン受信装置73とを備えてい
る。リモコン受信装置73は、リモコン信号を受光し電気
信号に復調する受光部74、リモコン信号のリーダーコー
ド、カスタムコードおよびデータコードを検出する検出
部75、リモコン信号のデータコードにより音量調節等の
制御を行う制御部76を備えている。検出部75および制御
部76は、マイコンに内蔵されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】リモコン受信装置73に
よれば、リモコン信号の受信待機時(例えば、オーディ
オ装置オン時に、音量調節のための信号を受け付ける状
態)において、リモコン制御が可能であるよう、検出部
75および制御部76が内蔵されたマイコンは、常に電源供
給され動作(発振を行っている)状態である必要があ
る。従って、リモコン信号が受信されず、リモコン制御
を行わないにも関わらず、マイコンを常に動作させてい
るので、無駄な電力が消費されるという問題がある。さ
らに、受信待機時において、常にマイコンが発振動作を
行うことにより、マイコンからのデジタル信号がアナロ
グ回路に混入しノイズが発生するという問題がある。
【0004】本発明は上記従来の課題を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、リモコ
ン信号の受信待機時に、無駄な消費電力を低減し、か
つ、マイコンから発振されるノイズを低減する遠隔操作
受信装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による遠隔操作受
信装置は、遠隔操作信号を受信する受信手段と、通常動
作状態と省電力状態とが切換可能であり、通常動作状態
において該受信手段からの信号に基づいた制御を行い、
遠隔操作信号の受信待機時には省電力状態である制御手
段とを備える。
【0006】好ましい実施形態においては、遠隔操作受
信装置は、上記受信手段からの信号に基づいて、上記制
御手段を省電力状態から通常動作状態に切換える切換手
段をさらに備える。
【0007】好ましい実施形態においては、上記切換手
段は、上記遠隔操作信号の開始を示すコードを検出し、
該コードの検出に従って、上記制御手段を省電力状態か
ら通常動作状態に切換えるリーダーコード検出部を有す
る。
【0008】好ましい実施形態においては、遠隔操作受
信装置は、上記受信手段からの信号に混入するノイズを
除去するノイズ除去手段をさらに備える。
【0009】好ましい実施形態においては、遠隔操作受
信装置は、上記受信手段からの信号を遅延させる遅延手
段をさらに備える。
【0010】本発明の遠隔操作受信方法によれば、受信
した遠隔操作信号に基づいて、制御手段を省電力状態か
ら通常動作状態に切換え、該制御手段は、通常動作状態
において、該遠隔操作信号に基づいた制御を行ったあ
と、省電力状態へ切換わる。
【0011】以下、本発明の作用について説明する。本
発明による遠隔操作受信装置(方法)は、制御手段が通
常動作状態と省電力状態とが切換可能であり、遠隔操作
信号の受信待機時には省電力状態であり、遠隔操作信号
による制御を行うときのみ通常動作状態となるので、遠
隔操作信号の受信待機時に無駄な消費電力を低減するこ
とができる。さらに、遠隔操作信号の受信待機時に、制
御手段が発振動作を行わないので、制御手段から発振し
た信号がアナログ回路にノイズとして混入することを防
止できる。
【0012】好ましくは、遠隔操作受信装置は切換手段
を備えるので、遠隔操作信号を受信した際に、制御手段
を省電力状態から通常動作状態に切換えることができ
る。
【0013】好ましくは、切換手段は遠隔操作信号の開
始を示すリーダーコードを検出するリーダーコード検出
部を有し、リーダーコードを検出した時点で制御手段を
省電力状態から通常動作状態に切換えるので、例えば規
格の異なるリモコン信号やリモコン信号以外の妨害信号
により、制御手段が通常動作状態に切換わることを防止
できる。
【0014】好ましくは、遠隔操作受信装置はノイズ除
去手段において蛍光灯などからのノイズを除去するの
で、リーダーコード検出部においてより確実にリーダー
コードを検出でき、かつ、制御手段における動作をより
確実に行うことができる。従って、リモコン信号を受信
しているにも関わらず、ノイズが混入しているためリモ
コン制御が行われないという誤動作をきわめて良好に防
止できる。
【0015】好ましくは、遠隔操作受信装置は遅延手段
を備えるので、制御手段が省電力状態から通常動作状態
に切換わる時間、受信手段からの信号を遅延できる。従
って、受信手段からの信号が制御手段に与えられたと
き、制御手段が通常動作状態に切換わっておらず、受信
手段からの信号を処理できないという問題を防止でき
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
について、図1〜図6を参照して具体的に説明するが、本
発明はこれらの実施形態には限定されない。本実施形態
では、遠隔操作受信装置の代表例として、赤外線リモコ
ン受信装置について説明する。本実施形態では、リモコ
ン受信装置がオーディオ装置に採用され、リモコンによ
りオーディオ装置の音量を調節する例について説明す
る。
【0017】図1は、本発明の好ましい実施形態による
リモコン受信装置1を示すブロック図である。リモコン
受信装置1は、受信手段2、制御手段3、切換手段4および
ノイズ除去手段5を備えている。
【0018】受信手段2は、リモコン送信装置10から送
信される遠隔操作信号(以下、単にリモコン信号とす
る)を受信する。受信手段2は、代表的には、リモコン
送信装置10から送信される赤外線パルスであるリモコン
信号を受光する受光部である。受信手段2は、赤外線パ
ルスであるリモコン信号を電気パルスであるリモコン信
号に復調する。
【0019】図2は、受信手段2からの代表的なリモコン
信号を示す概略図である。リモコン信号は、代表的に
は、リーダーコード21、カスタムコード22およびデータ
コード23を含む。リーダーコードは、リモコン信号の開
始を示すコードである。リーダーコードはリモコンの規
格によって異なり、リーダーコードを検出することによ
り、正しい規格のリモコン信号と、規格の異なるリモコ
ン信号またはリモコン信号以外の妨害信号とを区別す
る。
【0020】カスタムコード22は、リモコン送信装置10
とリモコン受信装置1とを特定するコードである。カス
タムコードを検出することにより、正しいリモコン送信
装置からのリモコン信号と、異なるリモコン送信装置か
らの(例えば、TV用の)リモコン信号とを区別する。カ
スタムコードは、代表的には、カスタムコード本体22A
と、本体22Aの極性を反転した誤り検出用の冗長符号22
Bとを含み、これらを比較することにより通信上の誤り
検出が行われる。
【0021】データコード23は、被制御回路11を制御す
る内容を含むコードである。データコードも同様に、デ
ータコード本体23Aと誤り検出用の冗長符号23Bとを含
む。
【0022】制御手段3は、受信手段2からのリモコン信
号を受け、被制御回路11を制御する。制御手段3は、ソ
フトウェア(制御プログラム)によって動作されるもの
である。制御手段3は、代表的にはマイコンであり、通
常動作状態と省電力状態とが切換可能である。マイコン
3は、リモコン信号による制御を行う時には通常動作状
態であり、リモコン信号の受信待機時には省電力状態で
ある。好ましくは、マイコン3に与えられる電源は、待
機用電源である。オーディオ装置の電源スタンバイ状態
(一般的に、メイン電源をオフにし、リモコン受信装置
を含むマイコンに待機用電源を与える状態をいう)にお
いても、リモコン制御が可能だからである。
【0023】通常動作状態は、マイコン全体に電源が供
給されリモコン制御が可能な状態である。省電力状態
は、発振動作を停止させ消費電力を低減する状態であ
る。省電力状態は、例えば、マイコンのメモリ(図示せ
ず)のみに電源を供給する低電力状態である。低電力状
態においては、消費電力を低減できると共に、メモリに
常に電源が供給され、時間情報などの内容が消去される
ことがないので、電源投入時に行うミューティングなど
の時間情報を必要とする動作に関する誤動作を防止でき
る。または、省電力状態は、マイコン全体の電源供給を
停止する停止状態である。停止状態においては、マイコ
ン全体の電源供給を停止するので、マイコンの消費電力
はない。本実施形態では、省電力状態が低電力状態の場
合について説明する。
【0024】マイコン3は、誤り検出部6、カスタムコー
ド検出部7および制御部8を有する。誤り検出部6は、カ
スタムコードおよびデータコードについて、通信上の誤
り検出を行う。カスタムコード本体22A(データコード
本体23A)を反転したコードが、誤り検出用の冗長符号2
2B(23B)と同一であるか否かを検出する。通信上の誤
りが存在する場合には、リモコン信号による制御を行わ
ないので、被制御回路10の誤動作を防止できる。
【0025】カスタムコード検出部7は、受信したリモ
コン信号が、正しいリモコン送信装置からのリモコン信
号であるか否かを判断する。カスタムコード検出部7
は、受信したリモコン信号のカスタムコードが、あらか
じめリモコン送信装置10と取り決めたカスタムコードと
同一であるかを判断する。カスタムコードが異なる場合
には、リモコン信号による制御を行わないので、例えば
TV用リモコン信号などの異なるリモコン信号による誤動
作を防止できる。
【0026】制御部8は、データコード23を検出し、デ
ータコードが正しいか否かを判断する。正しくないデー
タコードとは、被制御回路を制御できない(例えば、オ
ーディオ装置がCDプレーヤーを有しない場合に、CDプレ
ーヤーを再生するための)データコードである。マイコ
ン3内にはあらかじめ正しいデータコードの一覧が記録
されており、受信したデータコードが、あらかじめマイ
コン3内に記録されたデータコードの一覧内に存在する
か否かを判断する。データコードが正しくない場合に
は、リモコン信号による制御を行わないので、正しくな
いデータコードによる誤動作を防止できる。制御部8
は、リモコン信号のデータコード23により、制御信号を
被制御回路11に与え、例えば音量調節などの制御を行
う。
【0027】切換手段4は、受信手段2からの信号を受
け、マイコン3を省電力状態から通常動作状態に切換え
る。好ましくは、切換手段4は、リーダーコード検出部9
を有する。リーダーコード検出部9は、リモコン信号の
リーダーコード21を検出し、受信信号が正しい規格のリ
モコン信号であるか否かを判断する。リーダーコード検
出部9は、リーダーコードを検出した時点で、パルスを
マイコン3に与えることにより、マイコン3を省電力状態
から通常動作状態へと切換える。従って、異なる規格の
リモコン信号やリモコン信号以外の妨害信号により、マ
イコン3が通常動作状態に切換わることを防止できる。
【0028】例えば、リーダーコード21は、図2のとお
り、9ミリ秒のハイレベル21Aと4.5ミリ秒のローレベル
21Bとを有する。例えば、9ミリ秒のハイレベル21Aを検
出することにより、受信した信号が正しいリーダーコー
ドを含むことを判断する。すなわち、受信手段2からの
信号に、9ミリ秒のハイレベル21Aが検出されなければ、
規格の異なるリモコン信号であるか、またはリモコン信
号以外の妨害信号であると判断する。好ましくは、4.5
〜20ミリ秒間連続するハイレベルを検出した際に正しい
リーダーコードであると判断することにより、ハイレベ
ル21Aの期間に誤差(例えば、ハイレベル21Aが9ミリ秒
ではなく、8ミリ秒である)が存在する場合にも、リー
ダーコードを確実に検出できる。
【0029】ノイズ除去手段5は、受信手段2からの信号
に混入している蛍光灯などからのノイズ成分を除去す
る。蛍光灯などからのノイズは、リモコン信号に比べて
ハイレベルの期間が短い。従って、ノイズ除去手段5
は、所定期間以上ハイレベルが連続する場合のみ信号を
通過させることにより、ハイレベルの期間が短い蛍光灯
などからのノイズを除去する。
【0030】受信手段2、切換手段4およびノイズ除去手
段5は、ハードウェアにより構成されており、マイコン3
が通常動作状態のときだけではなく省電力状態のときに
おいても、リモコン信号の受信などが行えるよう、常に
電源が供給されている。好ましくは、受信手段2、切換
手段4およびノイズ除去手段5には、待機用電源が与えら
れる。オーディオ装置の電源スタンバイ状態において
も、リモコン信号の受信などが行えるからである。
【0031】次に、リモコン受信装置1の動作について
説明する。図3は、リモコン受信装置1の動作を示すフロ
ーチャートである。図4は、リモコン受信装置1の動作を
示す波形図であり、Aは受信手段2からのリモコン信号、
Bはリーダーコード検出部9からの信号、Cはマイコン3の
通常動作状態をハイレベル、省電力状態をローレベルで
表示したものである。
【0032】オーディオ装置の電源オン時において、リ
モコンにより音量を増大する場合を例にして説明する。
リモコン信号の受信待機時において、マイコン3は、省
電力状態である(S1)。すなわち、誤り検出部6、カス
タムコード検出部7および制御部8に電源が供給されてい
ない。一方、受信手段2、切換手段4およびノイズ除去手
段5には電源が供給されているので、リモコン信号を受
信し、リーダーコードを検出することができる。
【0033】S2において、リモコン送信装置10から「音
量を増大する」ための赤外線パルスであるリモコン信号
が送信されると、受信手段2は、赤外線パルスであるリ
モコン信号を受信し、図4Aに示す電気パルスであるリモ
コン信号に復調する。受信手段2からのリモコン信号
は、ノイズ除去手段5においてノイズが除去され、リー
ダーコード検出部9に与えられる。
【0034】S3において、リーダーコード検出部9は、
ノイズ除去手段5からのリモコン信号についてリーダー
コードを検出する。リーダーコードが検出されれば、S4
へと進む。リーダーコード検出部9は、リーダーコード
(ハイレベル21A)を検出した時点t1で、マイコン3を
通常動作状態に切換えるためのパルスをマイコン3に与
える(図4B)。
【0035】S4において、マイコン3は、時刻t1におい
て、リーダーコード検出部9から与えられるパルスの立
ち上りを検出し、省電力状態から通常動作状態に切換わ
る(図4C)。すなわち、誤り検出部6、カスタムコード
検出部7および制御部8に電源が供給され、リモコン制御
可能となる。
【0036】S5において、誤り検出部6は、ノイズ除去
手段5からのリモコン信号について、カスタムコードの
通信上の誤り検出を行う。カスタムコード本体を反転し
たコードが、誤り検出用の冗長符号と同一か否かを判断
する。これらのコードが同一であれば、カスタムコード
の誤りはないので、S6へと進む。
【0037】S6において、誤り検出部6は、ノイズ除去
手段5からのリモコン信号について、データコードの通
信上の誤り検出を行う。データコード本体を反転したコ
ードが、誤り検出用の冗長符号と同一か否かを判断す
る。これらのコードが同一であれば、データコードの誤
りはないので、S7へと進む。
【0038】S7において、カスタムコード検出部7は、
ノイズ除去手段5からのリモコン信号について、カスタ
ムコードが正しいか否かを判断する。すなわち、受信し
たカスタムコードが、あらかじめリモコン送信装置10と
取り決めたカスタムコードと同一であるかを否かを判断
する。カスタムコードが正しければS8へと進む。
【0039】S8において、制御部8は、リモコン信号の
データコードを検出し、データコードが正しいか否かを
判断する。すなわち、受信したデータコードが、あらか
じめマイコン3内に記録されたデータコードの一覧内に
存在するデータコードであるか否かを判断する。データ
コードが正しければS9へと進む。
【0040】S9において、制御部8は、リモコン信号の
データコードにより、制御信号を被制御回路11であるボ
リウム回路に与える。ボリウム回路11は、制御部8から
の制御信号に従い、音量が増大される。
【0041】S10において、制御部8の制御(被制御回路
11の動作)が完了するすると(時刻t2)、マイコン3
は、通常動作状態から省電力状態へと切換わる。その
後、マイコン3は省電力状態を維持し、リモコン受信装
置1は、再び、リモコン信号の受信待機状態となる(S1
へと戻る)。
【0042】以上のように、マイコン3は、リモコン信
号の受信待機時には省電力状態であり、リモコン信号を
受信しリモコン制御を行うときにのみ通常動作状態にな
り、リモコン制御終了後再び省電力状態になる。従っ
て、リモコン信号の受信待機時に無駄な消費電力を低減
することができ、かつ、マイコンからの発振信号がアナ
ログ回路にノイズとして混入することを防止できる。
【0043】一方、S3において、受信した信号が、規格
の異なるリモコン信号、またはリモコン信号ではない妨
害信号であり、リーダーコードが検出されない場合に
は、S11へと進み、受信した妨害信号を破棄する。リモ
コン受信装置1は、再び、リモコン信号の受信待機状態
になり(S1に戻る)、マイコン3は省電力状態を維持す
る。このように、受信した信号が妨害信号である場合に
は、マイコン3は通常動作状態に切換わることはない。
【0044】S5において、受信したリモコン信号のカス
タムコードに通信上の誤りがあると判断されると、S12
に進み、受信したリモコン信号を破棄する。S10におい
て、マイコン3は通常動作状態から省電力状態へと切換
わる。その後、S1に戻り、リモコン受信装置1は、再
び、リモコン信号の受信待機状態になる。
【0045】S6において、受信したリモコン信号のデー
タコードに通信上の誤りがあると判断されると、S12に
進み、受信したリモコン信号を破棄する。S10におい
て、マイコン3は通常動作状態から省電力状態へと切換
わる。その後、S1に戻り、リモコン受信装置1は、再
び、リモコン信号の受信待機状態になる。
【0046】S7において、受信したリモコン信号が異な
るリモコン信号(例えば、TV用リモコン信号など)であ
り、カスタムコードが正しくないと判断されると、S12
に進み、受信したリモコン信号を破棄する。S10におい
て、マイコン3は通常動作状態から省電力状態へと切換
わる。その後、S1に戻り、リモコン受信装置1は、再
び、リモコン信号の受信待機状態になる。
【0047】S8において、データコードが正しくない
(例えば、オーディオ装置がCDプレーヤーを有していな
い場合に、CDプレーヤーを再生するためのデータコード
である場合)と判断されると、S12に進み、受信したリ
モコン信号を棄する。S10において、マイコン3は通常動
作状態から省電力状態へと切換わる。その後、S1に戻
り、リモコン受信装置1は、再び、リモコン信号の受信
待機状態になる。
【0048】以上のように、リモコン信号のカスタムコ
ードまたはデータコードに通信上の誤りが発見された場
合には、マイコン3は直に省電力状態へと切換わる。さ
らに、カスタムコードまたはデータコードが正しくない
ことが発見された場合にも、マイコン3は直に省電力状
態へと切換わる。従って、マイコン3が通常動作状態で
ある期間はきわめて短いので、無駄な消費電力をさらに
低減することができ、かつ、アナログ回路へのノイズの
混入をさらに良好に防止できる。
【0049】次に、本発明の別の実施形態について説明
する。図5は本実施形態によるリモコン受信装置51を示
すブロック図であり、図1のリモコン受信装置1と同一部
分に同一符号を付け、説明を省略する。図6はリモコン
受信装置51の動作を示す波形図であり、Dは遅延手段52
からのリモコン信号を示す。
【0050】リモコン受信装置51は、省電力状態が、マ
イコン3全体の電源供給を停止する停止状態である。従
って、マイコン3は、受信待機時において消費電力がな
い。マイコン3が、停止状態から通常動作状態に切換わ
るには、図6Cに示すとおり、初期設定を行うためにt1
〜t2の時間が必要である。
【0051】リモコン受信装置51は、遅延手段52をさら
に備えている。遅延手段52は、受信手段2からのリモコ
ン信号(図6A)を、所定時間遅延させ、マイコン3に与
える。すなわち、遅延手段52は、例えば、マイコン3が
停止状態から通常動作状態に切換わる時間(t1〜t
2)、リモコン信号を遅延する(図6D)。そのため、図6
C、Dに示すとおり、マイコン3が初期設定を終了し通常
動作状態に切換わった後に、リモコン制御に必要である
カスタムコードおよびデータコードをマイコン3に与え
ることができる。従って、遅延手段52を有することによ
り、初期設定中にマイコン3にカスタムコードおよびデ
ータコードが与えられ、リモコン制御ができないという
問題を解消することができる。
【0052】以上、本発明の好ましい実施形態について
説明したが、本発明はこれらの実施形態には限定されな
い。本実施形態では、オーディオ装置の音量を調節する
場合について説明したが、これには限定されず様々なリ
モコン制御に採用され得る。例えば、オーディオ装置の
電源スタンバイ時において、オーディオ装置の電源装置
をオン状態にすることにも好適に採用され得る。さら
に、リモコン信号が、カスタムコードおよびデータコー
ド共に、誤り検出用の冗長符号を有する場合について説
明したが、データコードのみが誤り検出用の冗長符号を
有していてもよい。この場合には、誤り検出部は、デー
タコードについてのみ通信上の誤り検出を行い、すなわ
ち、図3のS5の処理を行わない。さらに、省電力状態が
停止状態の場合に遅延手段を設ける場合について説明し
たが、低電力状態の場合に遅延手段を設けてもよい。さ
らに、本発明の遠隔操作受信装置は、オーディオ装置に
限定されず、様々な電子機器に好適に採用され得る。例
えば、TV受信機にも採用され得る。さらに、遠隔操作信
号は、赤外線信号に限定されず、例えば、音声信号、電
気信号などであってもよい。
【0053】
【発明の効果】本発明の遠隔操作受信装置は、制御手段
が通常動作状態と省電力状態とが切換可能であり、リモ
コン受信待機時には、省電力状態であるので、無駄な消
費電力を低減でき、かつ、マイコンからノイズが発生す
ることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリモコン受信装置を示すブロック図で
ある。
【図2】リモコン信号を説明するための概略図である。
【図3】本発明のリモコン受信装置の動作を示すフロー
チャートである。
【図4】本発明のリモコン受信装置の動作を示す波形図
である。
【図5】本発明の別のリモコン受信装置を示すブロック
図である。
【図6】本発明の別のリモコン受信装置の動作を示す波
形図である。
【図7】従来のリモコン装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 遠隔操作受信装置 2 受信手段 3 制御手段 4 切換手段 5 ノイズ除去手段 9 リーダーコード検出部 52 遅延手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遠隔操作信号を受信する受信手段と、 通常動作状態と省電力状態とが切換可能であり、通常動
    作状態において該受信手段からの信号に基づいた制御を
    行い、遠隔操作信号の受信待機時には省電力状態である
    制御手段とを備える、遠隔操作受信装置。
  2. 【請求項2】前記受信手段からの信号に基づいて、前記
    制御手段を省電力状態から通常動作状態に切換える切換
    手段をさらに備える、請求項1に記載の遠隔操作受信装
    置。
  3. 【請求項3】前記切換手段が、前記遠隔操作信号の開始
    を示すコードを検出し、該コードの検出に従って、前記
    制御手段を省電力状態から通常動作状態に切換えるリー
    ダーコード検出部を有する、請求項2に記載の遠隔操作
    受信装置。
  4. 【請求項4】前記受信手段からの信号に混入するノイズ
    を除去するノイズ除去手段をさらに備える、請求項1〜
    3のいずれかに記載の遠隔操作受信装置。
  5. 【請求項5】前記受信手段からの信号を遅延させる遅延
    手段をさらに備える、請求項1〜4のいずれかに記載の
    遠隔操作受信装置。
  6. 【請求項6】受信した遠隔操作信号に基づいて、制御手
    段を省電力状態から通常動作状態に切換え、 該制御手段が、通常動作状態において、該遠隔操作信号
    に基づいた制御を行ったあと、省電力状態へ切換わる、
    遠隔操作受信方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008028986A (ja) * 2006-06-21 2008-02-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 送信装置、受信装置、送信方法、受信方法及び集積回路
WO2014030540A1 (ja) * 2012-08-24 2014-02-27 株式会社 東芝 遠隔操作装置

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