JPH1048359A - 時 計 - Google Patents

時 計

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Publication number
JPH1048359A
JPH1048359A JP20242896A JP20242896A JPH1048359A JP H1048359 A JPH1048359 A JP H1048359A JP 20242896 A JP20242896 A JP 20242896A JP 20242896 A JP20242896 A JP 20242896A JP H1048359 A JPH1048359 A JP H1048359A
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JP
Japan
Prior art keywords
performance operation
sound
performance
volume
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP20242896A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Nakamura
秀行 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Time Creation Inc
Original Assignee
Seiko Clock Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Clock Inc filed Critical Seiko Clock Inc
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Publication of JPH1048359A publication Critical patent/JPH1048359A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 適度な報時パフォーマンス動作が可能な時計
を提供すること。 【解決手段】 パフォーマンス制御回路13は、正時と
なると、からくりの駆動制御用の駆動回路6、メロディ
報時用の報時回路8を作動させてパフォーマンス動作を
行わせしめる。これとともに音センサ11によりパフォ
ーマンス動作前後の音を検出させて音量が所定値以上大
きくなっていれば、パフォーマンス動作を再開する。す
なわち、音センサ11による検出音を周囲の人の拍手、
歓声ととらえ、その音量をパフォーマンス動作に対する
人の興味の度合いとし、これに応じてパフォーマンス動
作を再開することによって適度なパフォーマンス動作を
得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は時計、特に特定時刻に秒針
の高速運針、メロディ報時またはからくり駆動等の所定
のパフォーマンス動作を行う時計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、特定時刻、例えば、毎正時にメロ
ディ報時やからくりの駆動等のパフォーマンス動作を行
う時計が市販されている。このような時計では、図示し
ないが、運針制御回路からの出力で駆動される分針の位
置により正時検出を行い、この正時信号の出力に応答し
てパフォーマンス制御回路のパフォーマンス制御動作が
行われる。この制御動作は、報時回路を作動させ、スピ
ーカからメロディや報時音を奏鳴せしめるとともに、人
形等のからくりを駆動する駆動回路を作動させ、からく
りに設けられたモータの駆動制御を行い、からくりを所
定のパターンにて動かす。
【0003】また、このような時計では照度検出装置を
備え、周囲が明るいときにのみパフォーマンス動作を行
うものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ものでは正時等予め設定した時刻のみ或いは周囲が明る
いときのみパフォーマンス動作を行というものもであ
り、見ている人が興味を持っているか否かにかかわりな
く一定時間だけパフォーマンス動作を行うものである。
このため、人が興味を持たない場合に不要に長くパフォ
ーマンス動作が行われることとなったり、人が興味を持
った場合でもパフォーマンス動作があっけなく終了して
しまったりと、適度なパフォーマンス動作を得ることが
できないことがあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、パフォーマ
ンス動作中またはパフォーマンス動作終了後の周囲の音
響を検出して、その音量をパフォーマンス動作に対する
人の興味の度合いとし、これに応じてパフォーマンス動
作を再開することにより、適度なパフォーマンス動作を
得る。
【0006】
【発明の実施の形態】時計に特定時刻に秒針の高速運
針、メロディ報時またはからくり駆動等の所定のパフォ
ーマンス動作を行うパフォーマンス装置と、周囲の音響
を検出する音響検出回路とを設け、上記パフォーマンス
装置のパフォーマンス動作中またはパフォーマンス動作
終了後において上記音響検出回路からの出力に応じて上
記パフォーマンス動作の再開を制御する。
【0007】上記パフォーマンス動作の直前に上記音響
検出回路により音響を検出して音量を表すデータを得る
とともに、上記パフォーマンス動作の直後に上記音響検
出回路により音響を検出して音量を表すデータ得てこれ
ら上記パフォーマンス動作の前後に得られた音量を表す
データを比較し、この比較結果に基づいて上記パフォー
マンス動作の再開を制御することが好ましい。
【0008】
【実施例】次に本発明の一実施例を説明する。
【0009】図1は本例の構成を示す説明図であり、ま
ず、同図を参照しながら本例の構成について説明する。
【0010】同図において、1は運針制御回路であり、
時針2、分針3を運針させる。運針制御回路1は一般的
なものであり、詳述しないが、図示しない水晶発振回路
と、この水晶発振回路の発振出力を分周する分周回路を
備え、分周回路からの1秒信号により時計機械体4に組
み込まれたモータを駆動して時針2、分針3を運針させ
る。また、時計機械体4には、分針3の位置から正時を
検出して検出出力を発する位置検出装置5が設けられて
いる。この位置検出装置5は様々に構成することがで
き、例えば、図示しないが、時計機械体4の分針車に透
孔を設け、分針3が正時の位置に来たときに透孔を検出
するように設けられた透過型ホトセンサ等からなる。
【0011】6は駆動回路であり、7はモータである。
駆動回路6は図示しないからくりに組み込まれたモータ
7を駆動制御する。8は報時回路であり、9はスピーカ
である。報時回路8はメロディ信号をスピーカ9に出力
し、このメロディにて報時を行う。これら駆動回路6、
モータ7、報時回路8およびスピーカ9は、パフォーマ
ンス動作を行うパフォーマンス装置として働く。なお、
運針制御回路1に、通常の運針に用いられる信号よりも
高い周波数の信号により時計機械体5のモータを駆動
し、時針2、分針3を高速運針し、パフォーマンス動作
の終了時に正しい時刻に時針2、分針3を合わせ込むよ
うな構成を付加し、パフォーマンス装置として働かせる
ようにしても良い。
【0012】10は音響検出回路としての音センサであ
り、周囲の音響を検出してその音量に応じた信号を出力
する。
【0013】11は人体センサであり、例えば、焦電型
赤外線センサ等からなり、周囲の人を検出して検出出力
を生ずる。
【0014】12は制御スイッチであり、これをオン、
オフ操作することによってパフォーマンス動作の許可、
禁止を設定するものである。
【0015】13はパフォーマンス制御回路であり、位
置検出装置5の正時信号を受け、駆動回路5、報時回路
7にパフォーマンス動作を行わせるとともに、音センサ
9、人体センサ11の出力に基づいてパフォーマンス動
作の再開を制御する。
【0016】次に本例の動作について上述の図および図
2のフローチャートを参照しながら説明する。
【0017】まず、正時となると位置検出装置5から正
時信号が出力される(ステップa)。これを受けたパフ
ォーマンス制御回路13は制御スイッチ12がオン(ス
テップb)となっていると、音センサ10を作動させ、
周囲の音を検出し、その音量を表すデータを記憶する
(ステップc)。パフォーマンス制御回路13は駆動回
路6、報時回路8を作動させ、パフォーマンス動作を開
始せしめる(ステップd)。パフォーマンス動作が終了
すると(ステップe)、再び音センサ10を作動させ、
周囲の音を検出し、その音量を表すデータを記憶する
(ステップf)。次にパフォーマンス制御回路13は人
体センサ11を作動させて周囲の人を検出する。ここで
は、音センサ11により検出された音が人の動作による
ものであることを保証するため、人体センサ11を用い
て周囲の人の存在を判定している。ここで、人体センサ
11からの検出出力を受けると(ステップg)、パフォ
ーマンス制御回路13は、パフォーマンス動作の前後で
検出された周囲の音量を表すデータを比較し、音量が所
定の値以上に高くなっていれば、周囲の人の拍手や歓
声、いわゆるアンコールの手拍子等があったものとして
パフォーマンス動作のアンコールを決定する(ステップ
h)。
【0018】これにより、パフォーマンス制御回路13
は再び駆動回路6、報時回路8を作動させ、パフォーマ
ンス動作を開始せしめる(ステップi)。パフォーマン
ス動作が終了すると(ステップj)、ステップf以下の
動作を繰り返し行い、パフォーマンス動作の前後で検出
された周囲の音を比較し、上記音量が所定の値以上であ
れば繰り返しパフォーマンス動作を行う。
【0019】ここで、駆動回路6に予めモータ7の駆動
のための複数の駆動信号パターンを納め、報時回路には
予め複数のメロディ信号を納めておき、パフォーマンス
動作の毎に順次異なる駆動信号パターン、メロディ信号
を用いて異なるパフォーマンス動作を行わせるようにし
ても良い。また、検出される音量に応じてパフォーマン
ス動作を順次変えるようにしても良い。
【0020】以上により、本例の時計では、人がパフォ
ーマンス動作を見て拍手したり、歓声をあげるとパフォ
ーマンス動作は見ている人が満足するまで繰り返し行わ
れ、逆にパフォーマンス動作に興味を持たず何の反応も
示さないときにはパフォーマンス動作は1度だけ行う。
このため、適度なパフォーマンス動作を得ることができ
る。
【0021】上述の実施例の他、パフォーマンス中に周
囲の音を検出するようにし、ここで検出した音は人の反
応により生じたものとし、その音量を人の関心の度合い
としてその音量に応じてパフォーマンス動作の再開の要
否を判定するようにしてもよいし、またはパフォーマン
ス動作時間を変えるようにしても良い。例えば音量が小
さいときにはパフォーマンス動作時間を短くし、音量が
大きければ長くする。ここで、時計自体が出している音
(メロディ)以外の音を検出するように音センサを構成
すれば、アンコールの要否決定において時計自体が出し
ている音の影響を無くし、動作の信頼性が高まる。時計
自体が出している音以外の音を検出する構成は、例え
ば、検出した音の波形から検出時に時計自体が出してい
る音の波形を減算する回路を設けてもよいし、あるいは
メロディの一時休止タイミングにおいて音の検出を行う
ようにしてもよく、適宜に構成すればよい。
【0022】また、上記実施例では、パフォーマンス動
作の直前に音センサ10を作動させ、周囲の音を検出し
てその音量を表すデータを記憶するとともに、パフォー
マンス動作の直後に再び直前に音センサ10を作動さ
せ、周囲の音を検出してその音量を表すデータを得、パ
フォーマンス動作の前後で検出された周囲の音量を表す
データを比較し、音量が所定の値以上に高くなっていれ
ば、パフォーマンス動作の再開を決定している。すなわ
ち、予め周囲の雑音の音量をとらえてこの音量を基準と
し、パフォーマンス直後の音量を評価するので、既に存
在する雑音の影響少なく、周囲の人の拍手や歓声、いわ
ゆるアンコールの手拍子等人の反応の程度を評価するこ
とが可能であり、誤動作少なくパフォーマンスの再開を
決定できる。
【0023】
【発明の効果】本発明では、パフォーマンス動作中また
はパフォーマンス動作終了後の周囲の音響を検出して、
その音量をパフォーマンス動作に対する人の興味の度合
いとし、これに応じてパフォーマンス動作を再開する。
このため適度なパフォーマンス動作を得ることができ
る。すなわち、パフォーマンス動作を楽しんでいる時は
より楽しめ、逆に不要な時は早く終わり、全体として変
化がありバラエティの豊かなパフォーマンスが可能とな
り、飽きのこない時計を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を説明するための説明
図。
【図2】図1の動作説明のためのフローチャート。
【符号の説明】
6 駆動回路(パフォーマンス装置) 7 モータ(パフォーマンス装置) 8 報時回路(パフォーマンス装置) 9 スピーカ(パフォーマンス装置) 10 音センサ(音響検出回路)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定時刻に秒針の高速運針、メロディ報
    時またはからくり駆動等の所定のパフォーマンス動作を
    行うパフォーマンス装置と、 周囲の音響を検出する音響検出回路とを具備し、 上記パフォーマンス装置のパフォーマンス動作中または
    パフォーマンス動作終了後において上記音響検出回路か
    らの出力に応じて上記パフォーマンス動作の再開を制御
    することを特徴とする時計。
  2. 【請求項2】 上記パフォーマンス動作の直前に上記音
    響検出回路により音響を検出して音量を表すデータを得
    るとともに、上記パフォーマンス動作の直後に上記音響
    検出回路により音響を検出して音量を表すデータ得てこ
    れら上記パフォーマンス動作の前後に得られた音量を表
    すデータを比較し、この比較結果に基づいて上記パフォ
    ーマンス動作の再開を制御することを特徴とする請求項
    1記載の時計。
JP20242896A 1996-07-31 1996-07-31 時 計 Pending JPH1048359A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20242896A JPH1048359A (ja) 1996-07-31 1996-07-31 時 計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20242896A JPH1048359A (ja) 1996-07-31 1996-07-31 時 計

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1048359A true JPH1048359A (ja) 1998-02-20

Family

ID=16457357

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20242896A Pending JPH1048359A (ja) 1996-07-31 1996-07-31 時 計

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JP (1) JPH1048359A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008006214A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Toshiba Corp 電子機器の動作制御装置

Cited By (1)

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