JPH0829560A - 装飾体時計及び装飾体時計の音楽演奏方法 - Google Patents

装飾体時計及び装飾体時計の音楽演奏方法

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JPH0829560A
JPH0829560A JP6159050A JP15905094A JPH0829560A JP H0829560 A JPH0829560 A JP H0829560A JP 6159050 A JP6159050 A JP 6159050A JP 15905094 A JP15905094 A JP 15905094A JP H0829560 A JPH0829560 A JP H0829560A
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JP
Japan
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music
music reproducing
signal
drive mechanism
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JP6159050A
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Norihiko Nakamura
徳彦 中村
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Rhythm Watch Co Ltd
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Rhythm Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装飾体時計において、ステージを出現させる
に際し、演奏する音楽と装飾体の動きとを常に正しく一
致させたステージを容易に形成することができるように
する。 【構成】 装飾体時計における音響装置40を複数台の音
楽再生手段41,42を有する装置とし、基準信号に基づい
て所定時間毎に駆動機構20と音響装置40とにスタート信
号を出力すると共に音響装置40には予告信号をも出力す
る制御手段17を有し、駆動機構20としてはシーケンス制
御により開閉扉や装飾体を駆動すると共に開閉扉や装飾
体の所要動作の作動確認信号を出力する駆動機構20と
し、音響装置40の各音楽再生手段41,42は前記予告信号
によりスタンバイ状態とし、スタート信号により少なく
とも1台の音楽再生手段41が作動し、他の音楽再生手段
42は前記作動確認信号により作動を開始する音楽再生手
段41,42とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は所定時刻になると人形等
の装飾体を出現させてステージを形成すると共に、ステ
ージの形成に合わせて音楽を鳴らす装飾体時計、及び、
この装飾体時計における音楽の演奏方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】今日、装飾体時計と称され、建物の壁面
などに設置されて30分又は1時間などの所定の時間間
隔で音楽を鳴らし、音楽に合わせて開閉扉とした時計体
を例えば上方に移動させ、時計体の裏側に収納した人形
などの装飾体を迫り出させてステージを形成し、ステー
ジを形成する装飾体を音楽に合せて作動させた後、装飾
体を後退させて開閉扉とした時計体を元に戻すことによ
りステージを終了するものがある。
【0003】また、時計体を開閉扉とする場合のみでは
なく、時計体を取り付けした建物の壁面において時計体
の近くに別個に開閉扉を形成し、正時などには音楽に合
せて開閉扉を開き、時計体の近くに装飾体を出現させて
ステージを形成するものもある。そして、近年では装飾
体時計の設置も多くなり、より変化に富んだものが要望
され、音楽も扉を開く前奏曲、装飾体の動作やステージ
の風影に合せた主題曲、扉を閉じる際のエンディング曲
に割けられ、音楽再生手段として従来はテープデッキを
用いてテープにより曲を再生演奏するものが多く用いら
れていたが、今日ではコンパクトディスク(以下CDと
いう)による曲の再生演奏が行われ(例えば実開平4−
34692号)、又、メロディICによる曲の再生も行
われるようになってきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、ステー
ジの形成時や終了時、さらに装飾体の動作に合わせて曲
目を変化させるようにステージを構成する場合、ステー
ジや装飾体の動作時間に合わせた長さの曲目を演奏曲と
して選択する必要があり、各装飾体時計毎にそのステー
ジに合せた音楽として曲を作曲し、または曲の長さを調
整するように編曲してCDに収録し、又はテープに記録
したり、メロディICとしてのROMを作成しておくこ
とが必要となり、音楽の設定に手間を要する欠点があっ
た。
【0005】また、例えば正時信号により開閉扉や装飾
体の駆動機構を作動させると共に、この駆動機構の作動
開始に一致させてCDプレーヤなどの音響装置を作動さ
せる場合であっても、経時変化としての駆動モータのト
ルク変動、または扉や装飾体における機械的抵抗の変化
による負荷変動によって扉の開閉に要する時間や装飾体
の作動タイミングが僅かに変化し、曲と装飾体の動作と
にずれが生じることもあり、特に開閉扉の開き出し及び
装飾体の迫り出しのように一方向への動きを連続させる
とき、この動作に要する時間の変化によって次の動作と
音楽とのずれが目立つ欠点が生じる場合があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、開閉扉や装飾
体を駆動する駆動機構と、所定の音楽を再生してスピー
カから流す音響装置と、時刻を計時する親時計及び時刻
を表示する時計機構とを有する装飾体時計において、親
時計からの基準信号に基づいて所定時刻になると駆動機
構と音響装置とにスタート信号を出力すると共に音響装
置には予告信号をも出力する制御手段を設け、駆動機構
はシーケンス制御により開閉扉や装飾体を駆動すると共
に開閉扉や装飾体の所要動作の作動確認信号を出力する
駆動機構とし、音響装置として複数台の音楽再生手段を
用いる装置とし、この音響装置の各音楽再生手段は前記
予告信号によりスタンバイ状態とし、且つ、少なくとも
1台の音楽再生手段はスタート信号により作動を開始さ
せ、他の音楽再生手段は前記作動確認信号により作動を
開始させる音響装置とする。
【0007】また、少なくとも1台の音楽再生手段をス
タート信号により作動させ、作動確認信号により他の音
楽再生手段の作動を開始させて音楽再生手段を切り換え
るに際しては、作動を開始する音楽再生手段の出力音を
徐々に大きくし、即に作動していた音楽再生手段の出力
音を徐々に小さくする切り換え方法を用いることとす
る。
【0008】尚、作動確認信号により作動する音楽再生
手段を切り換えた後、他の作動確認信号により再度音楽
再生手段を切り換えることとし、この切り換えに際して
も作動を開始する音楽再生手段の出力音を徐々に大きく
し、即に作動していた音楽再生手段の出力音を徐々に小
さくする切り換え方法を用いることとする。
【0009】
【作 用】本発明は、駆動機構と音響装置とにスタート
信号を出力する制御手段を設ける故、ステージの動作開
始と音楽の演奏開始とを一致させることができる。ま
た、駆動機構は開閉扉や装飾体を作動させる共に所要動
作の作動確認信号を出力する駆動機構としている故、外
部から開閉扉や装飾体の正常作動が行われていること
と、これらの作動のタイミングとを電気的に確認するこ
とができる。
【0010】さらに、音響装置に複数台の音楽再生手段
を設けている故、各音楽再生手段に異なるテーマ曲を収
録したCDやROM又はテープなどを収納することがで
き、スタート信号や作動確認信号により各音楽再生手段
を作動させる故、扉や装飾体の動きに一致させて各テー
マ曲を演奏させることができる。なお、各音楽再生手段
は制御手段からの予告信号によりスタンバイ状態とする
機構としている故、スタート信号や作動確認信号によっ
て直ちに曲の演奏を開始することができ、演奏開始のタ
イミング調整が容易となる。
【0011】そして作動確認信号により音楽再生手段の
作動を開始させる際し、作動を開始する音楽再生手段の
出力音を徐々にに大きくし、且つ、作動していた音楽再
生手段の出力音を徐々に小さくする切り換え方法は、C
DやROMなどに収録する曲の長さを必要演奏時間によ
り長い曲としておき、出力音を徐々に小さくするフェー
ドアウト操作により曲の途中で曲を終らせるに際して不
自然な感覚を与えないようにして装飾体の動きに合わせ
て曲の演奏開始をすると共に曲の演奏終了を行うことが
できる。
【0012】又、作動確認信号により作動する音楽再生
手段を切り換えた後、更に他の作動確認信号によって作
動する音楽再生手段を切り換える方法は、装飾体の動き
と音楽とを常に一致させたステージとすることができ
る。
【0013】
【実施例】本発明の実施例は、図1に示すように、正確
な時刻を計時して基準信号を出力する親時計11に接続さ
れる時計機構15や制御手段17、さらに音響装置40や駆動
機構20を有する装飾体時計である。この親時計11は、例
えば1ヘルツの正確な基準信号を出力し、時計機構15で
は、この基準信号に基づいてステップモータを駆動する
ことにより分針や時針を駆動して正確な時刻表示を行う
ものである。
【0014】また、制御手段17としてはマイクロコンピ
ュータ等を用いたプログラムタイマーを使用し、例えば
正時信号などの所定時間毎に出力する信号をスタート信
号としてA信号に出力し、このスタート信号を駆動機構
20や音響装置40に入力するものとし、更にこのスタート
信号に合わせてスタート信号の前後には予告信号をB信
号やC信号に出力して音響装置40に入力し、A信号に出
力するスタート信号に続けて適宜の作動信号をF信号に
出力して駆動機構20に入力するものである。
【0015】なお、A信号に出力するスタート信号は、
正時信号に限ることなく、1時間毎間他は30分毎など
の適宜の時間間隔で深夜を除いて出力するように設定し
得ることは言うまでもない。そして、駆動機構20は、複
数のシーケンスブロック23,24,25で構成されるシーケン
ス回路22および扉駆動制御回路27と人形駆動制御回路28
とで形成される制御装置21と、扉駆動モータ32や複数の
扉開閉検出用センサ33による扉駆動装置31と、更に、1
個または複数個の人形駆動モータ36や複数の人形駆動検
出用センサ37による人形駆動装置35と、で構成し、各シ
ーケンスブロック23,24,25は適宜個数のリレーやタイマ
ー回路で形成しているものである。
【0016】そして、この制御機構20におけるシーケン
ス制御は、各シーケンスブロック23,24,25が制御手段17
としたプログラムタイマーからのスタート信号により順
次作動して駆動制御信号を扉駆動制御回路27や人形駆動
制御回路28に出力し、扉駆動制御回路27や人形駆動制御
回路28からの駆動信号により扉駆動モータ32や人形駆動
モータ36を駆動するものであり、扉開閉検出用センサ33
や人形駆動検出用センサ37からの各種作動確認信号にも
基づいてシーケンスブロック23,24,25は順次駆動制御信
号を出力するものとし、また、特定のシーケンスブロッ
クは制御手段17としたプログラムタイマーからのスター
ト信号に続いてF信号に出力される作動信号によって作
動を開始するものとしている。
【0017】従って、この装飾体時計では、例えば深夜
を除く正時毎に制御手段17から出力されるスタート信号
によりシーケンス回路22が作動し、まず開閉扉を開いて
ステージを出現させ、装飾体とした人形等に一連の動作
をさせた後、開閉扉を閉じるものであり、また、例えば
午前と午後とでは異なる作動信号をスタート信号から所
定時間遅らせて出力することにより特定のシーケンスブ
ロックの作動を加え、時刻によって異なる装飾体の動き
をさせることが制御手段17によって可能とされているも
のである。
【0018】尚、シーケンス回路22は、A信号に出力さ
れるスタート信号のみによって各シーケンスブロック2
3,24,25を順次作動させ、作動確認信号により正常動作
を確認しつつ開閉扉の開き始めから装飾体の駆動、及
び、開閉扉を閉じるまでの一連の動作を行うようにし、
制御手段17から作動信号を出力させることなく、常に一
定の順序で一定の動作が毎回繰り返されるステージとす
ることもある。
【0019】また、この装飾体時計の音響装置40は、例
えば2個の音楽再生手段であるCDプレーヤと1個のア
ンプ45、および1個または複数個のスピーカ47により構
成し、第1CDプレーヤ41および第2CDプレーヤ42
は、親時計11からの基準信号により正確に作動するタイ
マーを内蔵すると共にメモリカードにより演奏プログラ
ムの設定が可能にして、出力を徐々に大きくするフェー
ドイン機能および出力を徐々に絞るフェードアウト機能
を有するプレーヤを用いている。
【0020】そしてこの音響装置40を作動させるに際
し、第1CDプレーヤ41には前奏曲およびエンディング
曲を収録したCDを挿入しておき、第2CDプレーヤ42
には主題曲を収録したCDを挿入しておくものとし、図
2に示すように、制御手段17から例えば正時の10秒乃
至20秒前に第1予告信号をB信号にを出力させ、この
B信号に出力される第1予告信号により第1CDプレー
ヤ41にはメモリカードのデータに基づいて前奏曲とする
特定曲の演奏準備を行わせてスタンバイ状態としておく
ものであり、制御手段17からA信号に出力されるスター
ト信号により第1CDプレーヤ41の演奏を開始させるも
のとしている。
【0021】さらに、スタート信号と前後して制御手段
17からC信号に出力される第2予告信号を第2CDプレ
ーヤ42に入力し、この第2予告信号により第2CDプレ
ーヤ42をスタンバイ状態として主題曲の演奏準備を行わ
せ、駆動機構20におけるシーケンス回路22からD信号に
出力される第1作動確認信号により第2CDプレーヤ42
に演奏を開始させることとしている。
【0022】このD信号に出力される第1作動確認信号
としては、扉開閉検出用センサ33からシーケンス回路22
に入力される作動確認信号の内、開閉扉が開位置に達し
たことを検出する作動確認信号を用いるものであり、こ
の第1作動確認信号により第2CDプレーヤ42の演奏を
開始させるとともに、図2に示したように、このD信号
に出力される第1作動確認信号により第1CDプレーヤ
41の出力を徐々に絞って第1CDプレーヤ41にフェード
アウト動作をさせ、第2CDプレーヤ42には演奏開始に
合わせて出力を0から徐々に大きくするフェードイン動
作を行わせることとしている。
【0023】このように、2台のCDプレーヤ41,42を
用い、1台のCDプレーヤ41には前奏曲を演奏させ、他
のCDプレーヤ42には主題曲の演奏を行わせるものと
し、第1CDプレーヤ41は、制御手段17からのスタート
信号により演奏を開始させるも、第2CDプレーヤ42に
は駆動機構20からの第1作動確認信号によって演奏を開
始させる故、演奏曲と装飾体の動きとのタイミングを常
に正しく一致させることができることになる。
【0024】さらに2台のCDプレーヤ41,42を切り換
えるに際し、フェードイン動作およびフェードアウト動
作による切り換えを行う故、曲の切り換えに際しての違
和感を与えることがなく、装飾体の動きに合わせた自然
な曲目の切り換えが行われることになる。そして本実施
例においては、第1CDプレーヤ41には第1作動確認信
号によりフェードアウトさせて出力信号をオフ状態と
し、前奏曲が終了した後はメモリカードのデータに基づ
いてエンディング曲の演奏準備を行わせてスタンバイ状
態としておくものであり、駆動機構20におけるシーケン
ス回路22からE信号に出力される第2作動確認信号によ
り第1CDプレーヤ41の演奏を開始させるとともに、第
1CDプレーヤ41の出力を0から徐々に大きくし、且
つ、この第2作動確認信号によって第2CDプレーヤ42
の出力をフェードアウトさせることとしている。
【0025】この第2作動確認信号としては、扉開閉検
出用センサ33の内、開放位置検出センサの出力により開
閉扉が閉じはじめたときに扉開閉検出用センサ33からシ
ーケンス回路22に出力される作動確認信号を用いるもの
である。このように、駆動機構20ににおけるシーケンス
回路22でシーケンス動作に使用している開閉扉の閉じ始
めを検出する作動確認信号を第2作動確認信号として第
2CDプレーヤ42による主題曲をフェードアウトさせて
第1CDプレーヤ41からのエンディング曲をフェードイ
ンさせることとして主題曲からエンディング曲への切り
換えを行う故、ステージの変化に正しく合わせてエンデ
ィング曲への切り換えを行うことができるものである。
【0026】なお、第2CDプレーヤ42に納めたCDに
は、複数の曲目を収録しておき、制御手段17から午前と
午後とによって駆動機構20に出力する作動信号を異なら
せるとき、メモリカードに記憶させるデータとして午前
と午後により演奏曲を異ならしめ、装飾体の動作の変化
に合わせて主題曲を変更することもある。さらに、CD
プレーヤは2台に限ることなく、さらに1台を追加し、
人形の特定の動作の作動確認信号を用いて第2CDプレ
ーヤ42から第3CDプレーヤに切り換え、装飾体の動作
に合わせてステージの途中で主題曲を変更することもあ
る。
【0027】そして、第1CDプレーヤ41にスタート信
号によって演奏を開始させるときもフェードイン動作に
より出力を徐々に大きくし、エンディング曲も開閉扉の
閉鎖に合わせてフェードアウト動作により徐々に小さく
することとして曲の演奏開始は全てフェードイン動作を
伴わせ、切り換えなどに際しての曲の終了は全てフェー
ドアウト動作により行うこともある。
【0028】又、上記実施例は第1CDプレーヤ41に前
奏曲とエンディング曲とを収録したCDを挿入している
も、第1CDプレーヤ41のCDには前奏曲のみを収録し
ておき、開閉扉の開き出しや装飾体の迫り出しに合わせ
て第1CDプレーヤ41を作動させ、装飾体が迫り出した
後、開閉扉を閉じるまでの曲目を第2CDプレーヤ42の
CDに収録し、第1作動確認信号のみを用いてCDプレ
ーヤの切り換えを1度だけとすることもあり、この場合
でも、装飾体を迫り出してメインの動作を行わせるに際
して演奏曲と装飾体の動作と一致させることができるも
のである。
【0029】更に、音楽再生手段としては、CDプレー
ヤの他、テープデッキ、メロディICなどを用いること
も可能であり、フェードインおよびフェードアウトの操
作は、ミキシングアンプを用いて入力信号を切り換える
ようにして行うことも可能である。このように本実施例
は、複数台の音楽再生手段を用いた音響装置を用い、扉
や装飾体の作動確認信号の一部を外部に出力し得る駆動
機構を有して駆動機構からの作動確認信号により音楽再
生手段を切り換えて演奏曲を変更することとし、この切
り換えに際してフェードインおよびフェードアウトを用
いて音楽再生手段を切り換える演奏方法を使用する故、
装飾体の所定の動作時間よりも長い曲を用いつつ装飾体
の動作に合わせて自然に曲の演奏を終了させることが可
能となり、装飾体の動作時間に合わせた曲の作曲や編曲
を要することなく、種々のCDなどを用いてステージの
演奏曲に利用することができることとなってステージに
合わせた曲目の選択を容易とし、且つ、装飾体の動作に
合わせて演奏の開始及び終了を行って音楽と装飾体の動
作とを一致させることができるものである。
【0030】
【発明の効果】本発明は、複数台の音楽再生手段を用い
た音響装置と、開閉扉や装飾体の作動確認信号の一部を
外部に出力し得る駆動機構とを有する装飾体時計であっ
て、駆動機構からの作動確認信号により音楽再生手段を
切り換えて演奏曲を変更する装飾体時計であるから、容
易且つ確実に装飾体の動きに常に一致させた音楽を演奏
することができる。
【0031】また、複数台の音楽再生手段を用い、少な
くとも1台の音楽再生手段をスタート信号で作動させ、
他の音楽再生手段を駆動機構からの作動確認信号により
作動させて音楽再生手段を切り換え、この切り換えに際
してフェードインおよびフェードアウトを用いて音楽再
生手段を切り換える装飾体時計の音楽演奏方法は、装飾
体の所定の動作時間よりも長い曲を用いつつ装飾体の動
作に合わせて自然に曲の演奏を終了させることが可能と
なり、装飾体の動作時間に合わせた曲の作曲や編曲を要
することなく、種々のCDなどを用いてステージの演奏
曲に利用することができ、ステージに合わせた曲目の選
択を容易としつつ音楽と装飾体の動作とを一致させるこ
とができることになる。
【0032】そして、複数台の音楽再生手段を用い、少
なくとも1台の音楽再生手段をスタート信号で作動さ
せ、他の少なくとも1台の音楽再生手段を駆動機構から
の作動確認信号により作動させて音楽再生手段を切り換
え、この切り換えに際してフェードインおよびフェード
アウトを用いて音楽再生手段を切り換え、更に他の作動
確認信号により作動させる音楽再生手段を再度切り換
え、この切り換えに際してもフェードインおよびフェー
ドアウトを用いる方法は、装飾体の動作時間よりも長い
曲を自由に選択して使用しつつ演奏曲とステージの変化
とを常に一致させたステージを形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る装飾体時計の回路を示すブロック
図。
【図2】本発明に係る装飾体時計に用いた2台のCDプ
レーヤの出力を示すグラフ。
【符号の説明】
11 親時計 15 時計機構 17 制御手段 20 駆動機構 21 制御装置 22 シーケンス
回路 23,24,25 シーケンスブロック 27 扉駆動制御回路 28 人形駆動制
御回路 31 扉駆動装置 32 扉駆動モー
タ 33 扉開閉検出用センサ 35 人形駆動装
置 40 音響装置 41 第1CDプ
レーヤ 42 第2CDプレーヤ 45 アンプ 47 スピーカ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉扉や装飾体を駆動する駆動機構と、
    所定の音楽を再生してスピーカから流す音響装置と、時
    刻を計時する親時計及び時刻を表示する時計機構とを有
    する装飾体時計において、親時計からの基準信号に基づ
    いて所定時刻に駆動機構と音響装置とにスタート信号を
    出力すると共に音響装置には予告信号をも出力する制御
    手段を有し、駆動機構としてはシーケンス制御により扉
    や装飾体を駆動すると共に扉や装飾体の所要動作の作動
    確認信号を出力する駆動機構とし、音響装置として複数
    台の音楽再生手段を使用する装置を有し、この音響装置
    における各音楽再生手段は前記予告信号によりスタンバ
    イ状態とされ、且つ、1台の音楽再生手段は前記スター
    ト信号により作動を開始し、他の音楽再生手段は前記作
    動確認信号により作動を開始する音楽再生手段であるこ
    とを特徴とする装飾体時計。
  2. 【請求項2】 複数台の音楽再生手段を用いて音楽を再
    生演奏することとし、正時信号などのスタート信号によ
    り所定時刻に少なくとも1台の音楽再生手段の作動を開
    始させ、前記スタート信号により作動を開始する装飾体
    駆動機構からの作動確認信号により少なくとも1台の他
    の音楽再生手段の作動を開始させることとし、該他の音
    楽再生手段を作動させるに際しては、作動を開始する音
    楽再生手段の出力音を徐々に大きくし、即に作動してい
    た音楽再生手段の出力音を徐々に小さくする切り換え方
    法を採用することを特徴とする装飾体時計の音楽演奏方
    法。
  3. 【請求項3】 複数台の音楽再生手段を用いて音楽を再
    生演奏することとし、スタート信号により所定時刻に先
    ず少なくとも1台の音楽再生手段の作動を開始させ、前
    記スタート信号により作動を開始する装飾体駆動機構か
    らの作動確認信号により別の少なくとも1台の音楽再生
    手段の作動を開始させることとし、該別の音楽再生手段
    を作動させるに際しては、作動を開始する音楽再生手段
    の出力音を徐々に大きくし、即に作動していた音楽再生
    手段の出力音を徐々に小さくする切り換え方法を採用
    し、更に装飾体駆動機構からの他の作動確認信号により
    最初の音楽再生手段を再度作動させるか又は更に他の音
    楽再生手段の作動を開始させることとし、この音楽再生
    手段の切り換えに際しても作動を開始する音楽再生手段
    の出力音を徐々に大きくし、即に作動していた音楽再生
    手段の出力音を徐々に小さくする切り換え方法を採用す
    ることを特徴とする装飾体時計の音楽演奏方法。
JP6159050A 1994-07-12 1994-07-12 装飾体時計及び装飾体時計の音楽演奏方法 Pending JPH0829560A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014219307A (ja) * 2013-05-09 2014-11-20 セイコークロック株式会社 からくり時計
JP2014219308A (ja) * 2013-05-09 2014-11-20 セイコークロック株式会社 からくり時計

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014219307A (ja) * 2013-05-09 2014-11-20 セイコークロック株式会社 からくり時計
JP2014219308A (ja) * 2013-05-09 2014-11-20 セイコークロック株式会社 からくり時計

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