JP2540984Y2 - 設備時計の装飾体駆動制御機構 - Google Patents

設備時計の装飾体駆動制御機構

Info

Publication number
JP2540984Y2
JP2540984Y2 JP1992030929U JP3092992U JP2540984Y2 JP 2540984 Y2 JP2540984 Y2 JP 2540984Y2 JP 1992030929 U JP1992030929 U JP 1992030929U JP 3092992 U JP3092992 U JP 3092992U JP 2540984 Y2 JP2540984 Y2 JP 2540984Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sequence
block
circuit
circuits
decorative body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1992030929U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0592787U (ja
Inventor
徳彦 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rhythm Watch Co Ltd
Original Assignee
Rhythm Watch Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rhythm Watch Co Ltd filed Critical Rhythm Watch Co Ltd
Priority to JP1992030929U priority Critical patent/JP2540984Y2/ja
Publication of JPH0592787U publication Critical patent/JPH0592787U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2540984Y2 publication Critical patent/JP2540984Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electromechanical Clocks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、時計塔等の設備時計に
関し、尚詳しくは正時等の所要時間毎に音楽を流すと共
に設備時計から装飾体を設けたステージを出現させる設
備時計の装飾体を駆動する為の制御機構に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】今日、正時等の所定時間毎に音楽を鳴ら
し、この音楽に合わせて装飾体を設けたステージを出現
させる設備時計(例えば特開平2−31186号)が多
く用いられている。この様な設備時計は、コンパクトデ
ィスクプレーヤーを用いて特定の曲を収録したコンパク
トディスクの演奏再生を行い、この曲に合わせて開閉扉
を開いて人形等の装飾体を設けたステージを出現させ、
装飾体を動かした後、曲の終了に合わせる様にして開閉
扉を閉じるものである。
【0003】尚、扉の開閉や装飾体の駆動に際しては、
近年、図4に示す様に、扉の開閉や装飾体の各部を駆動
する為に各々別個に設けた駆動用モータ55を装飾体や
扉の位置検出用として設けたリミットスイッチ53から
のコールバック信号を用いてリレーやタイマー回路を多
用したメカ駆動シーケンス回路22により順次駆動制御
しつつ、音響制御装置61によりコンパクトディスクプ
レーヤー65で再生した音楽信号をアンプ67で増幅
し、スピーカ69から流す様にしたものが多い。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】大型のステージを用い
る設備時計では、装飾体を駆動制御する為のシステム、
及びステージの開演中に演奏する音楽は独自に設計製作
されるものが多く、従って当該設備時計固有の装飾体の
動きを行わせるメカ駆動シーケンス回路が設計施工さ
れ、且つ、装飾体の動作時間に合わせた演奏時間を有す
る専用の曲を収録したコンパクトディスクが用いられ、
ステージの出現時間長を変更修正することは極めて困難
であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、装飾体の各部
を各々制御するシーケンスブロック回路を複数個用い、
該シーケンスブロック回路の内の所要のシーケンスブロ
ック回路を所定の順番で作動させるブロック制御シーケ
ンス回路を複数個設け、作動させるブロック制御シーケ
ンス回路を決定する切換スイッチを設けたメカ駆動制御
部と、コンパクトディスクプレーヤーを用いた音響制御
装置とを組み合せた装飾体駆動制御機構とする。
【0006】
【作 用】本考案は、複数のシーケンスブロック回路に
より装飾体を駆動することとし、シーケンスブロック回
路の内の所要のシーケンスブロック回路を所定の順番で
作動させるブロック制御シーケンス回路を複数個設けて
いる故、作動させるシーケンスブロック回路の組み合せ
を変更したブロック制御シーケンス回路により装飾体の
動き及び作動時間を変更することができる。
【0007】
【実施例】本考案に係る設備時計の装飾体駆動制御機構
の実施例は、図1に示す様に、親時計11からの時報信
号が入力される制御部15及びメカ駆動部51を制御す
るシーケンス回路を組み込んだメカ駆動制御部21とス
ピーカ69から音楽を流す音響制御装置61とを有する
ものである。
【0008】この音響制御装置61は、親時計11から
の時報信号により時刻修正を行い、所定時間毎にコンパ
クトディスクプレーヤー65(以下単にCDプレーヤー
という)を作動させるタイマー装置63と、複数の曲が
録音されているコンパクトディスクから適宜の曲を選択
して演奏再生し、音楽信号をアンプ67に出力するCD
プレーヤー65と、音楽信号を増幅してスピーカ69に
出力するアンプ67とで構成し、コンパクトディスクに
収録された曲の内、所定の曲を制御部15から音響制御
装置61のCDプレーヤー65に送られる制御信号によ
って選択し、演奏する曲を定めることとしている。
【0009】又、メカ駆動制御部21は、タイマー装置
25、切換スイッチ27、及び、例えば3個とした複数
のブロック制御シーケンス回路31,33,35と図2
に示す様に複数のシーケンスブロック回路41,42,
43,44,45,46とで構成するものである。そし
て、メカ駆動制御部21のタイマー装置25は、音響制
御装置61のタイマー装置63と同様に親時計11から
の時報信号により時刻修正され、音響制御装置61のタ
イマー装置63に同期して切換スイッチ27を介して第
1ブロック制御シーケンス回路31乃至第3ブロック制
御シーケンス回路35の何れかにスタート信号を出力す
るものである。
【0010】又、メカ駆動制御部21の第1ブロック制
御シーケンス回路31乃至第3ブロック制御シーケンス
回路35や図2に示した各シーケンスブロック回路41
〜46は、適宜個数のリレーやタイマー回路で構成し、
例えば扉開閉用のシーケンスブロック回路41は、扉の
開放位置に設けたリミットスイッチ53及び閉鎖位置に
設けたリミットスイッチ53からのコールバック信号に
より扉開閉用駆動モータ55の正逆回転駆動制御を行
い、他のシーケンスブロック回路42,43,44,4
5,46は、装飾体の人形別、更には各人形の手や足、
首を別個の駆動モータ55で作動させるシーケンスブロ
ック回路とし、例えば第2シーケンスブロック回路42
や第3シーケンスブロック回路43等は適宜位置に設け
られた位置検出用のリミットスイッチ53からのコール
バック信号により適宜に駆動モータ55を正逆回転制御
するものとし、又、第4シーケンスブロック回路44は
リレーとタイマー回路とで構成してタイマー回路で設定
される所要時間だけ駆動モータ55に電力を供給してモ
ータを駆動するものとする様にして、適宜駆動される装
飾体や扉等のステージ機構に合わせた各部を制御するシ
ーケンスブロック回路41〜46を用いている。
【0011】そして、特定のシーケンスブロック回路に
おけるリレーが順次動作してリレーの動作が一巡し、当
該シーケンスブロック回路の各リレーが初期状態に戻る
とブロック制御シーケンス回路は次のシーケンスブロッ
ク回路を作動させるものとして、第1ブロック制御シー
ケンス回路31乃至第3ブロック制御シーケンス回路3
5の各々は作動させるシーケンスブロック回路の一部を
共通とし且つ一部を異なるシーケンスブロック回路を使
用しつつ扉の開放から一連の装飾体の動作及び扉の閉鎖
迄を制御する。
【0012】尚、第1ブロック制御シーケンス回路31
乃至第3ブロック制御シーケンス回路35に制御されて
作動するシーケンスブロック回路は、同時に複数のシー
ケンスブロック回路が作動することもあり、又、リレー
の動作が一巡して動作を終了するシーケンスブロック回
路に限るものでなくリレーの動作を複数回繰り返す様に
ブロック制御シーケンス回路で設定される時間だけ作動
を継続するものが組み込まれることもある。
【0013】そして本実施例は、第1ブロック制御シー
ケンス回路31として適宜のシーケンスブロック回路を
組み合せて例えば4分間の扉及び装飾体の駆動制御を行
い、第2ブロック制御シーケンス回路としては4分30
秒の駆動制御を、第3ブロック制御シーケンス回路とし
ては6分間の駆動制御を行うこととしている。又、前記
CDプレーヤー65にセットするコンパクトディスクに
は、4分間の曲と4分30秒の曲及び6分間の曲を収録
しておき、制御部15により曲の選択を行うと共に切換
スイッチ27の切換制御を行い、曲の長さに合わせた装
飾体の作動等ステージの制御を行わせ、例えば昼間の音
楽及び装飾体の動きとは異なる夜間の音楽及び装飾体の
動きを行わせて昼夜のステージに変化を付ける様にした
ものである。
【0014】尚、制御部15を省略し、切換スイッチ2
7を手動としておき、週間や月間で所要演奏時間の曲が
録音されたコンパクトディスクを取り換え、曲の長さに
合わせた作動時間のブロック制御シーケンス回路を切換
スイッチ27で選択することにより、比較的短期間でス
テージを出現させる際の曲を変更し、又、曲と共にステ
ージの開演時間や装飾体の動作等を変更させることもで
きる。
【0015】この様に、本考案は複数のシーケンスブロ
ック回路41〜46と複数のシーケンスブロック回路4
1〜46の内の所要シーケンスブロック回路を作動させ
る複数のブロック制御シーケンス回路31,33,35
とを有し、作動時間の異なるブロック制御シーケンス回
路31,33,35即ち装飾体の作動時間を異ならせる
ブロック制御シーケンス回路を設け、この例えば3個の
ブロック制御シーケンス回路31,33,35の内から
作動するブロック制御シーケンス回路を選択する切換ス
イッチ27を設けている故、切換スイッチ27の操作に
より容易にステージの出現時間を変更することができる
利点を有し、又、異なるブロック制御シーケンス回路を
設けつつ作動させるシーケンスブロック回路としては一
部を共通とすることができる故、メカ駆動制御部21を
小型化することができる利点を有し、更に、一部シーケ
ンスブロック回路を追加してブロック制御シーケンス回
路を取り換えることによりステージの出現時間の変更、
装飾体の動作の変更を行うことも可能としたものであ
る。
【0016】そして、CDプレーヤー65としてプログ
ラム演奏が可能なプレーヤーを用いるときは、例えば図
3に示す様に、扉を開くときに流すプロローグ曲Aの後
に続けて長さの異なるメイン曲C1又はメイン曲C2を演
奏再生し、このメイン曲の後に扉を閉じるときのエピロ
ーグ曲Bを演奏してステージ出現時間の全体的長さに変
化を付ける場合、更にメイン曲も短い複数の曲を組合せ
ることによりメイン曲の長さを決定してメイン曲の長さ
を変更可能とすることもできる。
【0017】尚、音響制御装置61に組み込んだタイマ
ー装置63及びメカ駆動制御部21に組み込んだタイマ
ー装置25を省略し、親時計11からの時報信号により
CDプレーヤー65や切換スイッチ27を介したブロッ
ク制御シーケンス回路31,33,35を直接作動させ
ることも可能である。
【0018】
【考案の効果】本考案は、複数のシーケンスブロック回
路の内の所要のシーケンスブロック回路を作動させるブ
ロック制御シーケンス回路を複数個有し、作動させるブ
ロック制御シーケンス回路を選択する切換スイッチを有
している故、作動させるブロック制御シーケンス回路を
選択するのみで装飾体の動作や動作時間の変更を容易に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る装飾体駆動制御機構の実施例を示
すブロック図。
【図2】本考案に係る装飾体駆動制御機構のメカ駆動制
御部の実施例を示すブロック図。
【図3】本実施例における曲の組み合せ例を示す図。
【図4】従来の装飾体駆動制御機構の一例を示すブロッ
ク図。
【符号の説明】
11 親時計 15 制御部 21 メカ駆動制御部 22 メカ駆動シ
ーケンス回路 25 タイマー装置 27 切換スイッ
チ 31,33,35 ブロック制御シーケンス回路 41〜46 シーケンスブロック回路 51 メカ駆動部 53 リミットス
イッチ 55 駆動モータ 61 音響制御装
置 63 タイマー装置 65 コンパクト
ディスクプレーヤー 67 アンプ 69 スピーカ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンパクトディスクプレーヤを用いた音
    響制御装置及びメカ駆動部とメカ駆動部の駆動用モータ
    を制御するメカ駆動シーケンス回路とを有する設備時計
    において、リレーやタイマー回路などで構成されて装飾
    体の各部を各々駆動制御するシーケンスブロック回路の
    複数個と、該シーケンスブロック回路の内の所要個数
    シーケンスブロック回路を所定の順番で作動させるリレ
    ーやタイマー回路などで構成されたブロック制御シーケ
    ンス回路の複数個と、作動させるブロック制御シーケン
    ス回路を決定する切換スイッチとを有するメカ駆動制御
    部をもってメカ駆動シーケンス回路としたことを特徴と
    する設備時計の装飾体駆動制御機構。
JP1992030929U 1992-05-12 1992-05-12 設備時計の装飾体駆動制御機構 Expired - Lifetime JP2540984Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992030929U JP2540984Y2 (ja) 1992-05-12 1992-05-12 設備時計の装飾体駆動制御機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992030929U JP2540984Y2 (ja) 1992-05-12 1992-05-12 設備時計の装飾体駆動制御機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0592787U JPH0592787U (ja) 1993-12-17
JP2540984Y2 true JP2540984Y2 (ja) 1997-07-09

Family

ID=12317376

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992030929U Expired - Lifetime JP2540984Y2 (ja) 1992-05-12 1992-05-12 設備時計の装飾体駆動制御機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2540984Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0415592A (ja) * 1990-05-10 1992-01-20 Rhythm Watch Co Ltd 装飾時計

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0592787U (ja) 1993-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6012961A (en) Electronic toy including a reprogrammable data storage device
US3912694A (en) Mechanical dolls which are controlled by signals on a recording medium
JP2896716B2 (ja) 自動演奏装置
JP2540984Y2 (ja) 設備時計の装飾体駆動制御機構
JPH075436Y2 (ja) 録音機能付時間計測装置
JP2659325B2 (ja) 装飾時計の装飾体駆動制御方法
JPH0624798Y2 (ja) 装飾時計
JP2671281B2 (ja) 装飾時計の装飾体駆動制御方法
JPH0829560A (ja) 装飾体時計及び装飾体時計の音楽演奏方法
JPH0587796B2 (ja)
JPH0548151Y2 (ja)
JPH074855Y2 (ja) オルゴール玩具
JPH059673Y2 (ja)
JP3161940B2 (ja) 装飾体時計のステージ制御方法
JP2601598B2 (ja) 設備時計におけるコンパクトディスクを用いた演奏方法
JP2642557B2 (ja) 光ディスク装置及び駆動切替え装置
JPS588000B2 (ja) ジドウリズムエンソウソウチ
JPH0413192A (ja) 電子楽器
JP2563805Y2 (ja) 装飾体時計の時刻設定機構
JPH081511Y2 (ja) からくり時計の制御装置
JP4625210B2 (ja) 映像信号切り換え装置
JP2502131Y2 (ja) からくり目覚ましの制御回路
JPH06285264A (ja) 動作制御装置
JP3617329B2 (ja) カラオケ装置
JPH0441035B2 (ja)