JPS63751B2 - - Google Patents
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- JPS63751B2 JPS63751B2 JP11152880A JP11152880A JPS63751B2 JP S63751 B2 JPS63751 B2 JP S63751B2 JP 11152880 A JP11152880 A JP 11152880A JP 11152880 A JP11152880 A JP 11152880A JP S63751 B2 JPS63751 B2 JP S63751B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04G—ELECTRONIC TIME-PIECES
- G04G13/00—Producing acoustic time signals
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Electric Clocks (AREA)
- Electromechanical Clocks (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、例えばテレビジヨンあるいはラジオ
等の電子機器の動作を制御できるように構成され
た電子機器制御機能付きアラーム電子時計に関す
るものである。さらに具体的には本発明は、アラ
ームのセツト時刻に従つてアラーム素子が動作し
たときには、音声認識装置を介して音声によつて
所定の電子機器の動作を制御できるように構成し
たアラーム電子時計を提供するものである。
等の電子機器の動作を制御できるように構成され
た電子機器制御機能付きアラーム電子時計に関す
るものである。さらに具体的には本発明は、アラ
ームのセツト時刻に従つてアラーム素子が動作し
たときには、音声認識装置を介して音声によつて
所定の電子機器の動作を制御できるように構成し
たアラーム電子時計を提供するものである。
近年においては電子技術の発達に伴つて、音声
合成、音声認識等の音声関連技術も急速に発達し
つつあり、電子時計の分野でも音声合成、音声認
識技術を応用した商品が提案され始めている。し
かし従来において提案されてきた電子時計に関し
ては、音声合成技術を用いることにより、単に現
在時刻やアラーム設定時刻を音声出力で報知する
ように構成したり、あるいは音声認識技術を用い
ることにより、単に現在時刻やアラーム設定時刻
を音声入力で修正するように構成したりするもの
が全てであり、音声関連の技術の応用は単に計時
カウンターやアラームメモリーの内容の報知や修
正に関する範囲内に留まつていた。
合成、音声認識等の音声関連技術も急速に発達し
つつあり、電子時計の分野でも音声合成、音声認
識技術を応用した商品が提案され始めている。し
かし従来において提案されてきた電子時計に関し
ては、音声合成技術を用いることにより、単に現
在時刻やアラーム設定時刻を音声出力で報知する
ように構成したり、あるいは音声認識技術を用い
ることにより、単に現在時刻やアラーム設定時刻
を音声入力で修正するように構成したりするもの
が全てであり、音声関連の技術の応用は単に計時
カウンターやアラームメモリーの内容の報知や修
正に関する範囲内に留まつていた。
すなわち従来において提案されてきた電子時計
における、音声関連技術の応用に関しては、電子
光学的表示装置による現在時刻やアラーム設定時
刻の表示の代わりに音声出力による表示を置き換
え、また外部操作スイツチ類による現在時刻やア
ラーム設定時刻の修正の代わりに音声入力による
修正を置き換えた程度に留まつている。
における、音声関連技術の応用に関しては、電子
光学的表示装置による現在時刻やアラーム設定時
刻の表示の代わりに音声出力による表示を置き換
え、また外部操作スイツチ類による現在時刻やア
ラーム設定時刻の修正の代わりに音声入力による
修正を置き換えた程度に留まつている。
しかし液晶表示装置等の電子光学的表示装置に
よる時刻の表示に比較して、音声出力による報知
が格別に秀れているとは言い難く、また同様に外
部操作スイツチ類による修正操作に比較して、音
声入力による修正が格別に便利であるとも認めら
れないのが現実であり、高度な音声関連技術を用
いる割には、上述の構成の電子時計は商品的な魅
力に欠けたものとなつている。
よる時刻の表示に比較して、音声出力による報知
が格別に秀れているとは言い難く、また同様に外
部操作スイツチ類による修正操作に比較して、音
声入力による修正が格別に便利であるとも認めら
れないのが現実であり、高度な音声関連技術を用
いる割には、上述の構成の電子時計は商品的な魅
力に欠けたものとなつている。
参考までにその原因を挙げるとすれば、時刻の
報知にしろ、あるいは修正にしろ、いずれにおい
ても時計のユーザーが時刻を知りたい、あるいは
修正したいという意思を予め持つて、その上で時
計と接する(具体的には表示時刻を目で見る、あ
るいは手で修正操作する)というのが行動の順序
であるために、上記のような意思を持つた後に、
あらためて音声出力装置を働かせて音声による時
刻報知を聞き取つたり、あるいは音声入力装置を
働かせて音声による修正入力を行なつたり、とい
うことが決して簡便な手順とはならなく、逆に煩
わしくさえなりかねないという事情が第1に挙げ
られる。すなわち上記のような意思を持つたとき
即、電子光学的表示装置を見たり、あるいは外部
操作スイツチ類を操作したりする方が簡便である
というのが実情である。
報知にしろ、あるいは修正にしろ、いずれにおい
ても時計のユーザーが時刻を知りたい、あるいは
修正したいという意思を予め持つて、その上で時
計と接する(具体的には表示時刻を目で見る、あ
るいは手で修正操作する)というのが行動の順序
であるために、上記のような意思を持つた後に、
あらためて音声出力装置を働かせて音声による時
刻報知を聞き取つたり、あるいは音声入力装置を
働かせて音声による修正入力を行なつたり、とい
うことが決して簡便な手順とはならなく、逆に煩
わしくさえなりかねないという事情が第1に挙げ
られる。すなわち上記のような意思を持つたとき
即、電子光学的表示装置を見たり、あるいは外部
操作スイツチ類を操作したりする方が簡便である
というのが実情である。
しかも音声出力装置や音声認識装置自体を働か
せるために、少くとも1度は該装置のONスイツ
チを操作しなければならないとすれば、わざわざ
音声技術を応用したことの意味も半減されてしま
う。
せるために、少くとも1度は該装置のONスイツ
チを操作しなければならないとすれば、わざわざ
音声技術を応用したことの意味も半減されてしま
う。
また逆に、常に音声出力装置や音声認識装置を
働かせ続けているように構成して、ONスイツチ
の操作を省略できるようにした場合には、時計は
常に時刻を音声で報知し続けることになるために
騒々しい時計になつたり、あるいは通常の会話の
一部からも音声を認識して誤動作したりする危険
がある他、音声装置の常時の駆動のために消費電
力も著しく増加するという欠点も挙げられる。
働かせ続けているように構成して、ONスイツチ
の操作を省略できるようにした場合には、時計は
常に時刻を音声で報知し続けることになるために
騒々しい時計になつたり、あるいは通常の会話の
一部からも音声を認識して誤動作したりする危険
がある他、音声装置の常時の駆動のために消費電
力も著しく増加するという欠点も挙げられる。
以上のように従来において提案されてきた音声
装置付き電子時計は、音声に関連した新規で高度
な技術を応用しているに比しては、必ずしも商品
的魅力が十分に向上したものとなつておらず、従
つて音声技術を応用しなければ実現しがたい新規
な魅力を備えた電子時計の提案が切望きれている
のが現状である。
装置付き電子時計は、音声に関連した新規で高度
な技術を応用しているに比しては、必ずしも商品
的魅力が十分に向上したものとなつておらず、従
つて音声技術を応用しなければ実現しがたい新規
な魅力を備えた電子時計の提案が切望きれている
のが現状である。
一方、テレビジヨンあるいはラジオ、テープレ
コーダー、ステレオ等の電子機器に対して音声認
識装置を付加することにより、音声を介して前記
電子機器の動作に関する命令、例えば動作ON命
令(電源投入命令)、同調周波数やチヤンネルの
指定、ボリウム(音量)の指定、等を入力できる
ように構成することも提案されているが、そのよ
うな場合にも、常に音声認識装置をONにするた
めのスイツチを予め操作しておいてから、命令を
音声によつて入力しなければならないような構成
では、音声によつて入力できるという簡便さも半
減してしまうことは明らかである。また逆に、常
に音声認識装置を動作させ続けているような構成
では、誤動作の危険が伴なつたり、音声認識装置
により電力が浪費される等の欠点が生ずること
は、前述の電子時計に音声装置を付加した構成の
場合と同様である。
コーダー、ステレオ等の電子機器に対して音声認
識装置を付加することにより、音声を介して前記
電子機器の動作に関する命令、例えば動作ON命
令(電源投入命令)、同調周波数やチヤンネルの
指定、ボリウム(音量)の指定、等を入力できる
ように構成することも提案されているが、そのよ
うな場合にも、常に音声認識装置をONにするた
めのスイツチを予め操作しておいてから、命令を
音声によつて入力しなければならないような構成
では、音声によつて入力できるという簡便さも半
減してしまうことは明らかである。また逆に、常
に音声認識装置を動作させ続けているような構成
では、誤動作の危険が伴なつたり、音声認識装置
により電力が浪費される等の欠点が生ずること
は、前述の電子時計に音声装置を付加した構成の
場合と同様である。
本発明の目的は、音声関連の技術を用いること
により、従来の時計に比して十分な魅力のある新
規な構成のアラーム電子時計を提供することにあ
り、さらに具体的には、音声認識装置とアラーム
装置と所定の電子機器とを有機的に結合させるこ
とにより、スピーカーやブザー等のアラーム素子
が動作したときには、自動的に音声認識装置も動
作を開始させ、このときの音声認識装置の動作中
にはラジオ、テレビジヨン等の所定の電子機器の
動作に関する命令を、音声によつて入力できるよ
うに構成されたアラーム電子時計を実現しようと
するものである。
により、従来の時計に比して十分な魅力のある新
規な構成のアラーム電子時計を提供することにあ
り、さらに具体的には、音声認識装置とアラーム
装置と所定の電子機器とを有機的に結合させるこ
とにより、スピーカーやブザー等のアラーム素子
が動作したときには、自動的に音声認識装置も動
作を開始させ、このときの音声認識装置の動作中
にはラジオ、テレビジヨン等の所定の電子機器の
動作に関する命令を、音声によつて入力できるよ
うに構成されたアラーム電子時計を実現しようと
するものである。
以下、図に従つて本発明の具体例について説明
する。
する。
第1図は、本発明の1実施例によるアラーム電
子時計を備えたラジオ付きカセツトレコーダー
(以下ラジ・カセと称する。)を示す正面図であ
る。本例のラジ・カセに装備されたアラーム電子
時計は、その電子光学的表示装置として現在時刻
表示部1a、アラームセツト時刻表示部1b、音
声認識動作表示部1cよりなる第1液晶表示装置
1を有し、さらにアラーム素子としてはブザー4
を、また音声入力装置としてはマイクロフオン5
を備えている。
子時計を備えたラジオ付きカセツトレコーダー
(以下ラジ・カセと称する。)を示す正面図であ
る。本例のラジ・カセに装備されたアラーム電子
時計は、その電子光学的表示装置として現在時刻
表示部1a、アラームセツト時刻表示部1b、音
声認識動作表示部1cよりなる第1液晶表示装置
1を有し、さらにアラーム素子としてはブザー4
を、また音声入力装置としてはマイクロフオン5
を備えている。
なお前記ブザー4は、ラジオ部およびカセツト
レコーダー部の音響出力用のスピーカー6によつ
て兼用されることも可能であり、マイクロフオン
5は、カセツトレコーダー部の音響入力用のマイ
クロフオンと兼用されているものである。
レコーダー部の音響出力用のスピーカー6によつ
て兼用されることも可能であり、マイクロフオン
5は、カセツトレコーダー部の音響入力用のマイ
クロフオンと兼用されているものである。
また第2液晶表示装置2および第3液晶表示装
置3は、それぞれラジオ部の同調周波数およびボ
リウム(スピーカー6の音量)レベルの表示を行
なうために設けられたものである。
置3は、それぞれラジオ部の同調周波数およびボ
リウム(スピーカー6の音量)レベルの表示を行
なうために設けられたものである。
さらにS1はラジオ部の電源のON―OFFを制御
するためのスイツチであり、S2はラジオ部のボリ
ウムレベルの切換えを行なうためのスイツチであ
る。なおラジオ部やカセツトレコーダー部を制御
するために設けられた他のスイツチ等の外部操作
部材については、説明を省略する。
するためのスイツチであり、S2はラジオ部のボリ
ウムレベルの切換えを行なうためのスイツチであ
る。なおラジオ部やカセツトレコーダー部を制御
するために設けられた他のスイツチ等の外部操作
部材については、説明を省略する。
次に第2図は、本例のアラーム電子時計のシス
テムを概略的に示すブロツク線図で、7は水晶発
振回路、8は分周回路であり、該分周回路8から
の1Hzの出力信号は、秒、分、時の各カウンター
より構成される計時カウンター9に入力されて時
刻の計数が行なわれている。
テムを概略的に示すブロツク線図で、7は水晶発
振回路、8は分周回路であり、該分周回路8から
の1Hzの出力信号は、秒、分、時の各カウンター
より構成される計時カウンター9に入力されて時
刻の計数が行なわれている。
一方、10は分および時の各カウンターより構
成されるアラームメモリーであり、該アラームメ
モリー10および前記計時カウンター9の出力
は、両者の内容を比較するための比較回路として
設けられた一致検出回路11に入力されている。
成されるアラームメモリーであり、該アラームメ
モリー10および前記計時カウンター9の出力
は、両者の内容を比較するための比較回路として
設けられた一致検出回路11に入力されている。
またアラーム動作制御信号として前記一致検出
回路11から出力される一致検出信号C0は、ア
ラーム動作制御回路13に入力されるように構成
されており、該アラーム動作制御回路13に対し
ては、ブザー駆動回路14を介して前述のブザー
4が接続されるとともに、音声認識ブロツク15
も接続されている。なお前記計時カウンター9お
よびアラームメモリー10の出力と前記アラーム
動作制御回路13の出力の一部は、デコーダ・ド
ライバー回路12にも入力されて、前述の第1液
晶表示装置1を駆動するように構成されている。
また前記分周回路8の1Hzの出力信号は、前記ア
ラーム動作制御回路13にもクロツク信号として
供給されている。
回路11から出力される一致検出信号C0は、ア
ラーム動作制御回路13に入力されるように構成
されており、該アラーム動作制御回路13に対し
ては、ブザー駆動回路14を介して前述のブザー
4が接続されるとともに、音声認識ブロツク15
も接続されている。なお前記計時カウンター9お
よびアラームメモリー10の出力と前記アラーム
動作制御回路13の出力の一部は、デコーダ・ド
ライバー回路12にも入力されて、前述の第1液
晶表示装置1を駆動するように構成されている。
また前記分周回路8の1Hzの出力信号は、前記ア
ラーム動作制御回路13にもクロツク信号として
供給されている。
一方、前記音声認識ブロツク15は、前述のマ
イクロフオン5およびラジオ部16にも接続され
ており、該ラジオ部16は前述のスピーカー6を
駆動するとともに、デコーダ・ドライバー回路1
7に接続されて第2液晶表示装置2および第3液
晶表示装置3を駆動するように構成されている。
イクロフオン5およびラジオ部16にも接続され
ており、該ラジオ部16は前述のスピーカー6を
駆動するとともに、デコーダ・ドライバー回路1
7に接続されて第2液晶表示装置2および第3液
晶表示装置3を駆動するように構成されている。
なお本ブロツク線図においては、カセツトレコ
ーダー部の構成要素は図示を省略されている。
ーダー部の構成要素は図示を省略されている。
次に第3図は、上記アラーム動作制御回路13
の構成を示す回路図であり、前記一致検出回路1
1からの一致検出信号C0は、論理的微分回路1
8に入力されるように構成されている。
の構成を示す回路図であり、前記一致検出回路1
1からの一致検出信号C0は、論理的微分回路1
8に入力されるように構成されている。
また該微分回路18の出力側は、フリツプフロ
ツプ回路(以下FFと略記する)19のセツト端
子Sおよび前述の音声認識ブロツク15の動作制
御端子15aに接続されており、前記FF19の
Q出力端子は、INH回路20の入力側、インバ
ータ21の入力側、およびAND回路22,23
の一方の入力側にそれぞれ図示のように接続され
てる。さらに前記AND回路22,23のもう一
方の入力側には、前記分周回路8からの1Hzの信
号が入力されるように構成されており、前記
AND回路22,23の出力側は、タイマー回路
24,25にそれぞれ接続されている。また前記
タイマー回路24の出力側T1は、前記INH回路
20のINH端子およびEX―OR回路27の一方
の入力側に接続されており、タイマー回路25の
出力側T2は、前記EX―OR回路27のもう一方
の入力側および前記FF19のリセツト端子Rに
接続されている。
ツプ回路(以下FFと略記する)19のセツト端
子Sおよび前述の音声認識ブロツク15の動作制
御端子15aに接続されており、前記FF19の
Q出力端子は、INH回路20の入力側、インバ
ータ21の入力側、およびAND回路22,23
の一方の入力側にそれぞれ図示のように接続され
てる。さらに前記AND回路22,23のもう一
方の入力側には、前記分周回路8からの1Hzの信
号が入力されるように構成されており、前記
AND回路22,23の出力側は、タイマー回路
24,25にそれぞれ接続されている。また前記
タイマー回路24の出力側T1は、前記INH回路
20のINH端子およびEX―OR回路27の一方
の入力側に接続されており、タイマー回路25の
出力側T2は、前記EX―OR回路27のもう一方
の入力側および前記FF19のリセツト端子Rに
接続されている。
さらに前記EX―OR回路27の出力側は、音
声認識ブロツク15の動作制御端子15bに接続
されるとともに、前述のデコーダ・ドライバー回
路12にも接続されて、音声認識動作表示部1C
の表示状態を制御するように構成されている。
声認識ブロツク15の動作制御端子15bに接続
されるとともに、前述のデコーダ・ドライバー回
路12にも接続されて、音声認識動作表示部1C
の表示状態を制御するように構成されている。
なお前記インバーター21の出力側は、前記タ
イマー回路24のリセツト端子RおよびOR回路
26の一方の入力側に接続されており、該OR回
路26の出力側は、タイマー回路25のリセツト
端子Rに接続されている。
イマー回路24のリセツト端子RおよびOR回路
26の一方の入力側に接続されており、該OR回
路26の出力側は、タイマー回路25のリセツト
端子Rに接続されている。
また前記OR回路26のもう一方の入力側に
は、音声認識ブロツク15からの音声認識動作時
間延長命令信号Aが入力されるように構成されて
おり、一方、前記INH回路20の出力側は、ブ
ザー駆動回路14を介してブザー4に接続されて
いる。
は、音声認識ブロツク15からの音声認識動作時
間延長命令信号Aが入力されるように構成されて
おり、一方、前記INH回路20の出力側は、ブ
ザー駆動回路14を介してブザー4に接続されて
いる。
次に第4図は、上述の音声認識ブロツク15の
システム構成例を概略的に示すためのブロツク線
図であり、前述のマイクロフオン5からの音声ア
ナログ信号は、音声認識ブロツク15を構成する
プリアンプ35に入力されるように接続されてい
る。該プリアンプ35によつて増幅された前記音
声アナログ信号は、音声特徴パラメータ抽出回路
36に入力され、該抽出回路36において音声ス
ペクトル包絡情報の検出、音声レベルの検出等が
行なわれるように構成されている。すなわち音声
スペクトルは20mS程度の間では定常的であるこ
とから、前記抽出回路36内のアナログマルチプ
レクサーによつて約20mSの間隔で前記音声アナ
ログ信号をサンプリングし、音声スペクトルから
波形エンベロープ情報(スペクトル包絡)を検出
する。この場合、前記波形エンベロープ情報を検
出するために、前記音声特徴パラメータ抽出回路
36内には音声スペクトル抽出回路が設けられて
いる。すなわち音声認識の際に必要とされる音声
情報は、一般に200Hz〜7KHz程度の範囲に対応し
ているために、前記音声スペクトル抽出回路にお
いては、上記200Hz〜7KHzの範囲をバンドパスフ
イルターによつて5〜20種類程度のバンドに分割
し、各バンドの出力に比例した電圧を発生させる
ことにより、前記の波形エンベロープ情報を検出
する。
システム構成例を概略的に示すためのブロツク線
図であり、前述のマイクロフオン5からの音声ア
ナログ信号は、音声認識ブロツク15を構成する
プリアンプ35に入力されるように接続されてい
る。該プリアンプ35によつて増幅された前記音
声アナログ信号は、音声特徴パラメータ抽出回路
36に入力され、該抽出回路36において音声ス
ペクトル包絡情報の検出、音声レベルの検出等が
行なわれるように構成されている。すなわち音声
スペクトルは20mS程度の間では定常的であるこ
とから、前記抽出回路36内のアナログマルチプ
レクサーによつて約20mSの間隔で前記音声アナ
ログ信号をサンプリングし、音声スペクトルから
波形エンベロープ情報(スペクトル包絡)を検出
する。この場合、前記波形エンベロープ情報を検
出するために、前記音声特徴パラメータ抽出回路
36内には音声スペクトル抽出回路が設けられて
いる。すなわち音声認識の際に必要とされる音声
情報は、一般に200Hz〜7KHz程度の範囲に対応し
ているために、前記音声スペクトル抽出回路にお
いては、上記200Hz〜7KHzの範囲をバンドパスフ
イルターによつて5〜20種類程度のバンドに分割
し、各バンドの出力に比例した電圧を発生させる
ことにより、前記の波形エンベロープ情報を検出
する。
さらに前記抽出回路36内に設けられた音声レ
ベル検出回路によつて、音声アナログ信号のレベ
ルが検出され、この検出値が一定以上のレベルに
なると、後述のA/D変換器37内のアナログス
イツチとインターフエイス38を介して、音声入
力の存在を後述のCPU42に知らせて、音声認
識のプログラムをスタートさせるように構成され
ている。
ベル検出回路によつて、音声アナログ信号のレベ
ルが検出され、この検出値が一定以上のレベルに
なると、後述のA/D変換器37内のアナログス
イツチとインターフエイス38を介して、音声入
力の存在を後述のCPU42に知らせて、音声認
識のプログラムをスタートさせるように構成され
ている。
一方、前記音声スペクトル抽出回路36からの
波形エンベロープ情報の出力信号は、前記音声特
徴パラメータ抽出回路36内のアナログマルチプ
レクサーを介してA/D変換器37に入力され、
ここで8ビツトのデイジタルコード信号に変換さ
れる。さらに該デイジタルコード信号は、インタ
ーフエイス38を介してCPU42に入力される。
該CPUは、例えば16ビツトの論理演算ユニツト
から成り、コントロールユニツト43内に一時記
憶された音声認識プログラムを実行することによ
つて前述のデイジタルコード信号に変換された音
声情報の読み込み処理、必要な場合における標準
パターンの等録、音声認識処理の最終判定等を行
なうように構成されている。
波形エンベロープ情報の出力信号は、前記音声特
徴パラメータ抽出回路36内のアナログマルチプ
レクサーを介してA/D変換器37に入力され、
ここで8ビツトのデイジタルコード信号に変換さ
れる。さらに該デイジタルコード信号は、インタ
ーフエイス38を介してCPU42に入力される。
該CPUは、例えば16ビツトの論理演算ユニツト
から成り、コントロールユニツト43内に一時記
憶された音声認識プログラムを実行することによ
つて前述のデイジタルコード信号に変換された音
声情報の読み込み処理、必要な場合における標準
パターンの等録、音声認識処理の最終判定等を行
なうように構成されている。
また前記コントロールユニツト43は、後述の
インターフエイスプロセツサー(以下IFPと略記
する)41内のPROMに記載されている音声認
識プログラムを、前記CPU42を介して読み込
んで一時記憶し、前記音声認識プログラムに従つ
てCPU42が演算処理を行なうように制御する
機能を果している。
インターフエイスプロセツサー(以下IFPと略記
する)41内のPROMに記載されている音声認
識プログラムを、前記CPU42を介して読み込
んで一時記憶し、前記音声認識プログラムに従つ
てCPU42が演算処理を行なうように制御する
機能を果している。
この場合、前記IFP41からコントロールユニ
ツト43に音声認識プログラムを読み込むタイミ
ングについては、前述の微分回路18がパルス信
号を出力した瞬間、すなわち前記一致検出回路1
1より一致検出信号C0が微分回路18に入力さ
れた瞬間に開始されるように制御されている。つ
まり前記微分回路18の出力側が音声認識ブロツ
ク15の動作制御端子15aと結合されているの
は、上述の音声認識プログラムの読み込みのタイ
ミングを制御するためである。
ツト43に音声認識プログラムを読み込むタイミ
ングについては、前述の微分回路18がパルス信
号を出力した瞬間、すなわち前記一致検出回路1
1より一致検出信号C0が微分回路18に入力さ
れた瞬間に開始されるように制御されている。つ
まり前記微分回路18の出力側が音声認識ブロツ
ク15の動作制御端子15aと結合されているの
は、上述の音声認識プログラムの読み込みのタイ
ミングを制御するためである。
一方、標準パターンメモリーユニツト(以下
SPMと略記する)40は、RAMから構成されて
おり、後述のようなアラームの動作制御を行なう
際に音声による命令入力を認識する上で必要とな
る音声特徴の標準パターンを記憶している。
SPMと略記する)40は、RAMから構成されて
おり、後述のようなアラームの動作制御を行なう
際に音声による命令入力を認識する上で必要とな
る音声特徴の標準パターンを記憶している。
また入力パターンメモリーユニツト(以下
IPMと略記する)39は、前記CPU42に取り
込まれた音声情報や認識単語名等を記憶するワー
キングメモリーである。
IPMと略記する)39は、前記CPU42に取り
込まれた音声情報や認識単語名等を記憶するワー
キングメモリーである。
さらに前述のIFP41は、例えば8ビツトマイ
クロプロセツサーより成り、音声認識ブロツク1
5と外部(音声認識ブロツク以外の時計回路系)
とのインターフエイスをとる機能等を有してい
る。すなわち該IFP41は、例えば外部から音声
認識ブロツク15に入力されてくる信号のための
インターフエイス回路、CPU42とのインター
フエイス回路、音声認識ブロツク15の全体の動
作を制御するための制御プログラムや認識出力を
所定のコードで出力するためのアプリケーシヨン
プログラム等を記憶するROM、最終的に認識さ
れた音声入力命令の内容に基づいて、適切なラジ
オ部制御信号等を外部に出力するためのインター
フエイス回路、等によつて構成されている。
クロプロセツサーより成り、音声認識ブロツク1
5と外部(音声認識ブロツク以外の時計回路系)
とのインターフエイスをとる機能等を有してい
る。すなわち該IFP41は、例えば外部から音声
認識ブロツク15に入力されてくる信号のための
インターフエイス回路、CPU42とのインター
フエイス回路、音声認識ブロツク15の全体の動
作を制御するための制御プログラムや認識出力を
所定のコードで出力するためのアプリケーシヨン
プログラム等を記憶するROM、最終的に認識さ
れた音声入力命令の内容に基づいて、適切なラジ
オ部制御信号等を外部に出力するためのインター
フエイス回路、等によつて構成されている。
なお音声認識の動作時には、前記CPU42は
インターフエイス38を介して入力されてくる音
声情報のデイジタルコード信号を約20mSの間隔
でサンプリングし、一定のレベル以上の音声アナ
ログ信号が検出されたときには該信号を取り込ん
で前記IPM39に記憶する。
インターフエイス38を介して入力されてくる音
声情報のデイジタルコード信号を約20mSの間隔
でサンプリングし、一定のレベル以上の音声アナ
ログ信号が検出されたときには該信号を取り込ん
で前記IPM39に記憶する。
一方、前記SPM40内には、音声認識を行な
う上で必要となる音声特徴が標準パターンとして
記憶されており、いわば該標準パターンを比較の
基準として、入力されてきた音声情報のデイジタ
ルコード信号、すなわち入力パターンと前記標準
パターンとを比較することにより、入力されてき
た音声情報を認識することになる。
う上で必要となる音声特徴が標準パターンとして
記憶されており、いわば該標準パターンを比較の
基準として、入力されてきた音声情報のデイジタ
ルコード信号、すなわち入力パターンと前記標準
パターンとを比較することにより、入力されてき
た音声情報を認識することになる。
この場合の具体的な認識の手法としては、例え
ば入力パターンと前記標準パターンとの距離を求
め、その距離の最も小さなものを選び出して、認
識条件を満足するかどうかを判定し、満足する場
合には認識した結果に応じた出力を行なうように
処理を実行することになる。
ば入力パターンと前記標準パターンとの距離を求
め、その距離の最も小さなものを選び出して、認
識条件を満足するかどうかを判定し、満足する場
合には認識した結果に応じた出力を行なうように
処理を実行することになる。
なお上記の距離を求める際には、入力パターン
と標準パターンの各々のデータの差を求め、その
絶対値の総和を計算することにより求められる。
と標準パターンの各々のデータの差を求め、その
絶対値の総和を計算することにより求められる。
また音声入力による命令の内容を認識した結果
に応じて、ラジオ部16の動作制御のための信号
を音声認識ブロツク15の外部に出力する処理
は、前述のIFP41を介して実行される。
に応じて、ラジオ部16の動作制御のための信号
を音声認識ブロツク15の外部に出力する処理
は、前述のIFP41を介して実行される。
次に第5図は、前述のラジオ部16の構成を概
略的に示すブロツク線図である。第5図において
50はアンテナ、51は高周波増幅器、52は混
合器、53は中間周波増幅器、54は検波器、5
5は低周波増幅器、56は局部発振器であり、前
記低周波増幅器55はスピーカー6に接続され
て、ラジオ部16の動作時には前記スピーカー6
を駆動するように構成されている。
略的に示すブロツク線図である。第5図において
50はアンテナ、51は高周波増幅器、52は混
合器、53は中間周波増幅器、54は検波器、5
5は低周波増幅器、56は局部発振器であり、前
記低周波増幅器55はスピーカー6に接続され
て、ラジオ部16の動作時には前記スピーカー6
を駆動するように構成されている。
すなわちアンテナ50で受信されたラジオ信号
は、まず高周波増幅器51によつて増幅され、次
に混合器52によつて局部発振器56からの出力
と混合されて中間周波信号に変換される。
は、まず高周波増幅器51によつて増幅され、次
に混合器52によつて局部発振器56からの出力
と混合されて中間周波信号に変換される。
さらに該中間周波信号は、中間周波増幅器53
によつて増幅された後次段の検波器54によつて
検波されて可聴周波数帯域の低周波信号に変換さ
れる。該低周波信号は、さらに低周波増幅器55
によつて増幅されて、スピーカー6を駆動するよ
うに構成されており、以上については周知のスー
パーへテロダイン方式のラジオ受信器の場合と全
く同様である。
によつて増幅された後次段の検波器54によつて
検波されて可聴周波数帯域の低周波信号に変換さ
れる。該低周波信号は、さらに低周波増幅器55
によつて増幅されて、スピーカー6を駆動するよ
うに構成されており、以上については周知のスー
パーへテロダイン方式のラジオ受信器の場合と全
く同様である。
一方、マイクロコンピユーター部(以下MCと
略記する)57は、選局スイツチ58やプリセツ
ト選局回路59からの選局信号あるいは音声認識
ブロツク15からの選局命令信号に従つて、受信
バンドの切換えや受信周波数の切換えを行なつた
り、受信周波数データを前述のデコーダ・ドライ
バー回路17に供給したりするために設けられた
もので、例えばPLL回路等により構成された局
部発振器56の発振周波数を、上記受信周波数に
対応して切換え、制御する等の機能を果してい
る。
略記する)57は、選局スイツチ58やプリセツ
ト選局回路59からの選局信号あるいは音声認識
ブロツク15からの選局命令信号に従つて、受信
バンドの切換えや受信周波数の切換えを行なつた
り、受信周波数データを前述のデコーダ・ドライ
バー回路17に供給したりするために設けられた
もので、例えばPLL回路等により構成された局
部発振器56の発振周波数を、上記受信周波数に
対応して切換え、制御する等の機能を果してい
る。
なお60は前記プロセツト選局回路59を外部
より制御するための外部操作スイツチである。
より制御するための外部操作スイツチである。
一方、前述のスイツチS1は、論理微分回路61
を介してFF62のトグル端子Tに接続されてお
り、該FF62のQ出力端子はNチヤネル型MOS
トランジスタ(以下N型FETと称する)63の
ゲート側に接続されている。
を介してFF62のトグル端子Tに接続されてお
り、該FF62のQ出力端子はNチヤネル型MOS
トランジスタ(以下N型FETと称する)63の
ゲート側に接続されている。
またスイツチS2は、論理微分回路64を介して
ボリウムレベル制御用のシフトレジスタ65に接
続されており、該シフトレジスタ65の各段の出
力側は、前記デコーダ・ドライバー回路17に接
続されて、第3液晶表示装置3により、ボリウム
レベルを表示するように構成されている。
ボリウムレベル制御用のシフトレジスタ65に接
続されており、該シフトレジスタ65の各段の出
力側は、前記デコーダ・ドライバー回路17に接
続されて、第3液晶表示装置3により、ボリウム
レベルを表示するように構成されている。
さらに前記シフトレジスタ65の2段目、3段
目の出力側は、それぞれN型FET66,67の
ゲート側にも接続されており、前記N型FET6
3,66,67およびボリウム制御用の抵抗R1,
R2は、図示のように互いに接続されている。
目の出力側は、それぞれN型FET66,67の
ゲート側にも接続されており、前記N型FET6
3,66,67およびボリウム制御用の抵抗R1,
R2は、図示のように互いに接続されている。
ここで前記FF62は、ラジオ部16の電源の
ON―OFFを制御するために設けられたものであ
り、前記スイツチS1を一度閉じるごとにトグル動
作を行なうことになる。
ON―OFFを制御するために設けられたものであ
り、前記スイツチS1を一度閉じるごとにトグル動
作を行なうことになる。
すなわち前記FF62がセツト状態にあるとき
は、前記N型FET63がON状態となり、電源電
位VDDが前記高周波増幅器51〜検波器54等に
供給されて、ラジオ部16は動作ON状態とな
る。
は、前記N型FET63がON状態となり、電源電
位VDDが前記高周波増幅器51〜検波器54等に
供給されて、ラジオ部16は動作ON状態とな
る。
またFF62がリセツト状態にあるときは、前
記N型FET63はOFF状態となつて電減の供給
が断たれるために、ラジオ部16は動作OFF状
態となる。
記N型FET63はOFF状態となつて電減の供給
が断たれるために、ラジオ部16は動作OFF状
態となる。
一方、ボリウムレベル制御用のシフトレジスタ
65は、前記スイツチS2を一度閉じるごとに、そ
の内容が1ステツプずつシフトするように構成さ
れている。この結果、上述のFF62がセツト状
態にあり、N型FET63がON状態にあるとき、
言いかえればラジオ部16が動作ON状態にある
ときは、前記シフトレジスタ65の内容に従つて
ボリウムレベルが切換えられることになる。
65は、前記スイツチS2を一度閉じるごとに、そ
の内容が1ステツプずつシフトするように構成さ
れている。この結果、上述のFF62がセツト状
態にあり、N型FET63がON状態にあるとき、
言いかえればラジオ部16が動作ON状態にある
ときは、前記シフトレジスタ65の内容に従つて
ボリウムレベルが切換えられることになる。
すなわち前記シフトレジスタ65の内容が、図
示のように100の状態にあるときは、前記N型
FET66,67のいずれもOFF状態にあるため
に、電源電位VDDが前記抵抗R1およびR2によつて
降圧されながら前記低周波増幅器55に電源供給
されることになり、ボリウムレベルは最も低くな
るように制御される。
示のように100の状態にあるときは、前記N型
FET66,67のいずれもOFF状態にあるため
に、電源電位VDDが前記抵抗R1およびR2によつて
降圧されながら前記低周波増幅器55に電源供給
されることになり、ボリウムレベルは最も低くな
るように制御される。
また、この状態では前述の第3液晶表示装置に
よつて“Vol.1”が表示されることになる。
よつて“Vol.1”が表示されることになる。
さらに上記の状態からスイツチS2が一度閉じら
れると、前記シフトレジスタ65の内容は010の
状態にシフトし、前記N型FET66,67のう
ち67がON状態に、66がOFF状態に制御され
ることになる。
れると、前記シフトレジスタ65の内容は010の
状態にシフトし、前記N型FET66,67のう
ち67がON状態に、66がOFF状態に制御され
ることになる。
この結果、電源は抵抗R1とON状態となつたN
型FET67とを介して、すなわち電源電位VDDが
抵抗R1のみによつて降圧された状態で、前記低
周波増幅器55に供給されることになるために、
ボリウムレベルは中間レベルに切換えられる。
型FET67とを介して、すなわち電源電位VDDが
抵抗R1のみによつて降圧された状態で、前記低
周波増幅器55に供給されることになるために、
ボリウムレベルは中間レベルに切換えられる。
また、この状態では第1図にも示されているよ
うに、前記第3液晶表示装置3によつて、
“Vol.2”が表示されることになる。
うに、前記第3液晶表示装置3によつて、
“Vol.2”が表示されることになる。
さらに上記の状態からスイツチS2がもう一度閉
じられると、前記シフトレジスタ65の内容は
001の状態となり、N型FET66,67のうち6
6がON状態となる。
じられると、前記シフトレジスタ65の内容は
001の状態となり、N型FET66,67のうち6
6がON状態となる。
この結果、電源はON状態となつたN型FETを
介して、すなわち電源電位VDDが抵抗R1,R2のい
ずれによつても降圧されない状態で、前記低周波
増幅器55に供給されることになり、ボリウムレ
ベルは最大レベルに制御される。
介して、すなわち電源電位VDDが抵抗R1,R2のい
ずれによつても降圧されない状態で、前記低周波
増幅器55に供給されることになり、ボリウムレ
ベルは最大レベルに制御される。
また、この状態においては前記第3液晶表示装
置3によつて、“Vol.3”が表示されることにな
る。さらに上記の状態より、もう一度スイツチS2
を閉じると、前記シフトレジスタ65の内容は
100の状態に復帰することになる。
置3によつて、“Vol.3”が表示されることにな
る。さらに上記の状態より、もう一度スイツチS2
を閉じると、前記シフトレジスタ65の内容は
100の状態に復帰することになる。
なお前述の音声認識ブロツク15のIFP41か
ら出力されるラジオ部動作ON命令信号Bは前記
FF62のセツト端子Sに、またボリウムレベル
指定信号Cは前記シフトレジスタ65に、さらに
受信周波数指定信号Dは前記MC57に、それぞ
れ入力されるように構成されている。
ら出力されるラジオ部動作ON命令信号Bは前記
FF62のセツト端子Sに、またボリウムレベル
指定信号Cは前記シフトレジスタ65に、さらに
受信周波数指定信号Dは前記MC57に、それぞ
れ入力されるように構成されている。
次にアラームのセツト時刻が到達したときの動
作について説明する。
作について説明する。
なお前述の回路は全て正論理で動作するもので
あり、単に〔H〕と記載されているときには論理
的に〔H〕レベルにあることを、また〔L〕と記
載されているときには〔L〕レベルにあること
を、それぞれ示すものとする。
あり、単に〔H〕と記載されているときには論理
的に〔H〕レベルにあることを、また〔L〕と記
載されているときには〔L〕レベルにあること
を、それぞれ示すものとする。
また前述の第2図においては、現在時刻の修正
すなわち計時カウンター9の内容の修正や、アラ
ームセツト時刻の修正すなわちアラームメモリー
10の内容の修正のための外部操作部材や回路的
構成要素の図示は省略されているが、これらにつ
いては周知のデジタル表示式電子時計の場合と全
く同様なものでよいために、その具体的な説明に
ついても省略する。
すなわち計時カウンター9の内容の修正や、アラ
ームセツト時刻の修正すなわちアラームメモリー
10の内容の修正のための外部操作部材や回路的
構成要素の図示は省略されているが、これらにつ
いては周知のデジタル表示式電子時計の場合と全
く同様なものでよいために、その具体的な説明に
ついても省略する。
最初に前記アラームメモリー10に記憶保持さ
れているアラームのセツト時刻に対して計時カウ
ンター9の現在時刻が一致すると、一致検出回路
11より一致検出信号C0が出力され、該一致検
出信号C0は、アラーム動作制御回路13を構成
する微分回路18に入力される。
れているアラームのセツト時刻に対して計時カウ
ンター9の現在時刻が一致すると、一致検出回路
11より一致検出信号C0が出力され、該一致検
出信号C0は、アラーム動作制御回路13を構成
する微分回路18に入力される。
この結果、該微分回路18で形成された1個の
パルス信号が、FF19のセツト端子Sおよび前
述の音声認識ブロツク15の動作制御端子15a
に入力され、前記FF19がセツト状態となり、
AND回路22および23がON状態になるとと
もに、音声認識ブロツク15においては前記IFP
41からコントロールユニツト43への音声認識
プログラムの読み込みが開始される。
パルス信号が、FF19のセツト端子Sおよび前
述の音声認識ブロツク15の動作制御端子15a
に入力され、前記FF19がセツト状態となり、
AND回路22および23がON状態になるとと
もに、音声認識ブロツク15においては前記IFP
41からコントロールユニツト43への音声認識
プログラムの読み込みが開始される。
一方、アラーム動作制御回路13を構成するタ
イマー回路24および25は、アラーム素子とし
て設けられたブザー4と音声認識ブロツク15の
動作タイミングや動作継続時間を制御するために
設けられたもので、前述の如くFF19がセツト
状態となり、インバータ21の出力側が〔L〕に
なると、前記タイマー回路24および25はリセ
ツト状態から解除され、ON状態となつたAND
回路22および23を介して前述の分周回路8か
ら入力されてくる1Hzの信号の計数を開始する。
イマー回路24および25は、アラーム素子とし
て設けられたブザー4と音声認識ブロツク15の
動作タイミングや動作継続時間を制御するために
設けられたもので、前述の如くFF19がセツト
状態となり、インバータ21の出力側が〔L〕に
なると、前記タイマー回路24および25はリセ
ツト状態から解除され、ON状態となつたAND
回路22および23を介して前述の分周回路8か
ら入力されてくる1Hzの信号の計数を開始する。
ここで前記タイマー回路24および25は、そ
れぞれ所定の個数の信号を計数すると(すなわ
ち、それぞれ所定の時間t1,t2が経過すると)出
力側T1,T2が〔H〕となるように構成されてい
るもので、本例の場合には前記各タイマー回路2
4および25は、t1<t2となるように構成されて
いる。
れぞれ所定の個数の信号を計数すると(すなわ
ち、それぞれ所定の時間t1,t2が経過すると)出
力側T1,T2が〔H〕となるように構成されてい
るもので、本例の場合には前記各タイマー回路2
4および25は、t1<t2となるように構成されて
いる。
すなわち、一例としてはt1=10秒、t2=40秒と
なるように構成すればよいわけである。従つて、
上記のようにタイマー回路24および25が1Hz
の信号の計数動作を開始した以後においては、ま
ず最初にt1時間が経過するとタイマー回路24の
出力側T1が〔H〕となり、次いでt2時間が経過す
るとタイマー回路25の出力側T2が〔H〕とな
るというように、所定の時間を間に介して順次、
各タイマー回路24,25の出力側が〔H〕とな
つていくことになる。
なるように構成すればよいわけである。従つて、
上記のようにタイマー回路24および25が1Hz
の信号の計数動作を開始した以後においては、ま
ず最初にt1時間が経過するとタイマー回路24の
出力側T1が〔H〕となり、次いでt2時間が経過す
るとタイマー回路25の出力側T2が〔H〕とな
るというように、所定の時間を間に介して順次、
各タイマー回路24,25の出力側が〔H〕とな
つていくことになる。
ところで、前記FF19がセツト状態となつた
以後、すなわち前記各タイマー回路24および2
5が計数動作を開始した以後において、t1時間が
経過するまでは、前記出力側T1,T2はいずれも
〔L〕の状態にあり、従つてEX―OR回路27の
出力側は〔L〕となつている。
以後、すなわち前記各タイマー回路24および2
5が計数動作を開始した以後において、t1時間が
経過するまでは、前記出力側T1,T2はいずれも
〔L〕の状態にあり、従つてEX―OR回路27の
出力側は〔L〕となつている。
一方、前記FF19はセツト状態となつている
ために、INH回路20の出力側は〔H〕となつ
ており、この結果、ブザー駆動回路14によつて
ブザー4が駆動され、アラーム音が発生されるこ
とになる。次にt1時間が経過して前記出力側T1が
〔H〕となると、さらにt2時間が経過して出力側
T2も〔H〕となるまでは、EX―OR回路27の
出力側が〔H〕となる。
ために、INH回路20の出力側は〔H〕となつ
ており、この結果、ブザー駆動回路14によつて
ブザー4が駆動され、アラーム音が発生されるこ
とになる。次にt1時間が経過して前記出力側T1が
〔H〕となると、さらにt2時間が経過して出力側
T2も〔H〕となるまでは、EX―OR回路27の
出力側が〔H〕となる。
この結果、前記FF19がまだセツト状態にあ
るにもかかわらず、INH回路20の出力側が
〔L〕となり、アラーム音の発生は中断される。
るにもかかわらず、INH回路20の出力側が
〔L〕となり、アラーム音の発生は中断される。
また前記EX―OR27の出力側が〔H〕とな
つたことが、前述の音声認識ブロツク15の動作
制御端子15bによつて検出されることにより、
音声認識ブロツク15を構成するプリアンプ3
5、音声特徴パラメータ抽出回路36、A/D変
換器37、インターフエイス38等に対する電源
の投入や該ブロツク15の全体系の動作の開始が
実行されるように制御され、この間にマイクロフ
オン5を介して音声によるラジオ部動作制御命令
が入力されたときには、次に説明するようにラジ
オ部16の動作を制御するための処理が実行され
る。
つたことが、前述の音声認識ブロツク15の動作
制御端子15bによつて検出されることにより、
音声認識ブロツク15を構成するプリアンプ3
5、音声特徴パラメータ抽出回路36、A/D変
換器37、インターフエイス38等に対する電源
の投入や該ブロツク15の全体系の動作の開始が
実行されるように制御され、この間にマイクロフ
オン5を介して音声によるラジオ部動作制御命令
が入力されたときには、次に説明するようにラジ
オ部16の動作を制御するための処理が実行され
る。
ここで本例の時計において、音声入力による命
令を介して処理することのできるラジオ部16の
動作制御の種類を予め挙げておくと、ラジオ部1
6の動作のON―OFF(電源の投入)の制御、ボ
リウムレベルの指定、受信周波数(またはチヤン
ネル)の指定、等が含まれることになる。
令を介して処理することのできるラジオ部16の
動作制御の種類を予め挙げておくと、ラジオ部1
6の動作のON―OFF(電源の投入)の制御、ボ
リウムレベルの指定、受信周波数(またはチヤン
ネル)の指定、等が含まれることになる。
まず第1に、例えば「ラジオのスイツチ・オ
ン」という音声命令が、マイクロフオン5を介し
て音声認識ブロツク15に入力され、かつ前記
SPU40に標準パターンとして記憶されている
「ラジオのスイツチ・オン」という音声の特徴情
報との比較によつて、命令の意味が正しく認識さ
れた場合には、前記音声認識ブロツク15を構成
するIFP41より、ラジオ部動作ON命令信号B
として1個のパルス信号が出力され、前述のFF
62のセツト端子Sに入力されることになる。こ
の結果、該FF62は強制的にセツト状態となり、
N型FET63がON状態となるために、該FET6
3を介してラジオ用の電源VDDが高周波増幅器5
1〜検波器54等のラジオ機能ブロツクに供給さ
れ、ラジオ部16は動作ON状態に制御される。
ン」という音声命令が、マイクロフオン5を介し
て音声認識ブロツク15に入力され、かつ前記
SPU40に標準パターンとして記憶されている
「ラジオのスイツチ・オン」という音声の特徴情
報との比較によつて、命令の意味が正しく認識さ
れた場合には、前記音声認識ブロツク15を構成
するIFP41より、ラジオ部動作ON命令信号B
として1個のパルス信号が出力され、前述のFF
62のセツト端子Sに入力されることになる。こ
の結果、該FF62は強制的にセツト状態となり、
N型FET63がON状態となるために、該FET6
3を介してラジオ用の電源VDDが高周波増幅器5
1〜検波器54等のラジオ機能ブロツクに供給さ
れ、ラジオ部16は動作ON状態に制御される。
次に、例えば「ボリウム・イチ」、「ボリウム・
ニ」、「ボリウム・サン」等というような、ボリウ
ムレベルを指定するために予め定められた言葉
が、音声としてマイクロフオン5に入力されて、
その命令が音声認識ブロツク15によつて認識さ
れた場合には、上記の指定内容に応じて前記IFP
41よりボリウムレベル指定信号CのうちのC1,
C2,C3のいずれかが出力されることになる。す
なわち上記指定信号Cはシフトレジスタ65に入
力されるが、この場合、上記指定信号Cのうち
C1が入力されたときにはシフトレジスタ65は
100、C2が入力されたときには010、C3が入力さ
れたときには001の状態にそれぞれ強制的に制御
され、その結果、ボリウムレベルは前述の低、
中、大のいずれかに指定され、第3液晶表示装置
3によつて“Vol.1、2、3”のいずれかが表示
されることになる。
ニ」、「ボリウム・サン」等というような、ボリウ
ムレベルを指定するために予め定められた言葉
が、音声としてマイクロフオン5に入力されて、
その命令が音声認識ブロツク15によつて認識さ
れた場合には、上記の指定内容に応じて前記IFP
41よりボリウムレベル指定信号CのうちのC1,
C2,C3のいずれかが出力されることになる。す
なわち上記指定信号Cはシフトレジスタ65に入
力されるが、この場合、上記指定信号Cのうち
C1が入力されたときにはシフトレジスタ65は
100、C2が入力されたときには010、C3が入力さ
れたときには001の状態にそれぞれ強制的に制御
され、その結果、ボリウムレベルは前述の低、
中、大のいずれかに指定され、第3液晶表示装置
3によつて“Vol.1、2、3”のいずれかが表示
されることになる。
また音声によつて受信周波数が指定され、その
指定内容が音声認識ブロツク15によつて認識さ
れた場合には、前記IFP41より出力される受信
周波数指定信号Dが前記MC57に入力され、そ
の結果、上記指定に従つて受信周波数が切換えら
れることになる。
指定内容が音声認識ブロツク15によつて認識さ
れた場合には、前記IFP41より出力される受信
周波数指定信号Dが前記MC57に入力され、そ
の結果、上記指定に従つて受信周波数が切換えら
れることになる。
一方、上述のように音声認識ブロツク15が動
作している間においては、音声がマイクロフオン
5に入力されるとともに、前述の音声特徴パラメ
ータ回路36内の音声レベル検出回路によつて、
その入力された音声が一定以上のレベルに達つし
ていることが検出された場合には、前記IFP41
より音声認識動作時間延長命令信号Aが形成され
て、前記アラーム動作制御回路13のOR回路2
6に入力され、その結果、タイマー回路25がリ
セツトされるように構成されている。
作している間においては、音声がマイクロフオン
5に入力されるとともに、前述の音声特徴パラメ
ータ回路36内の音声レベル検出回路によつて、
その入力された音声が一定以上のレベルに達つし
ていることが検出された場合には、前記IFP41
より音声認識動作時間延長命令信号Aが形成され
て、前記アラーム動作制御回路13のOR回路2
6に入力され、その結果、タイマー回路25がリ
セツトされるように構成されている。
また上記のような動作時間延長命令信号Aが新
たに入力されることなく、前述のt2時間が経過し
てしまうと、前記タイマー回路25の出力側T2
も〔H〕となり、その結果、T1およびT2の両方
が〔H〕になることから、EX―OR回路27の
出力側は〔L〕となつて、音声認識ブロツク15
の動作は停止される。
たに入力されることなく、前述のt2時間が経過し
てしまうと、前記タイマー回路25の出力側T2
も〔H〕となり、その結果、T1およびT2の両方
が〔H〕になることから、EX―OR回路27の
出力側は〔L〕となつて、音声認識ブロツク15
の動作は停止される。
なお上記出力側T2が〔H〕となつたときには、
FF19もリセツト状態に復帰し、その結果、イ
ンバータ21の出力側が〔H〕となつてタイマー
回路24,25もリセツト状態に保持されるため
に、アラーム動作制御回路13は一致検出信号
C0が形成される以前の通常状態に復帰すること
になる。
FF19もリセツト状態に復帰し、その結果、イ
ンバータ21の出力側が〔H〕となつてタイマー
回路24,25もリセツト状態に保持されるため
に、アラーム動作制御回路13は一致検出信号
C0が形成される以前の通常状態に復帰すること
になる。
すなわち本例においては、一定以上のレベルの
音声入力があつたことが検出されると、音声認識
ブロツク15の動作時間も自動的に延長されるよ
うに構成されているために、ラジオ部16の動作
に関する指定等を音声で入力している際中に、突
然音声認識動作が中断されるようなことは防止さ
れることになる。
音声入力があつたことが検出されると、音声認識
ブロツク15の動作時間も自動的に延長されるよ
うに構成されているために、ラジオ部16の動作
に関する指定等を音声で入力している際中に、突
然音声認識動作が中断されるようなことは防止さ
れることになる。
またt2時間という時間幅に渡つて、一定以上の
レベルの音声入力が全く新たに検出されなかつた
ときには、音声認識ブロツク15の動作も自動的
に終了されるために、音声認識ブロツク15がい
つまでも動作を継続するようなことも防止され
る。
レベルの音声入力が全く新たに検出されなかつた
ときには、音声認識ブロツク15の動作も自動的
に終了されるために、音声認識ブロツク15がい
つまでも動作を継続するようなことも防止され
る。
なお前述のEX―OR回路27の出力側が〔H〕
となつて音声認識ブロツク15が音声認識動作を
継続している間においては、前述の音声認識動作
表示部1Cが点滅状態(フラツシング状態)とな
つて、音声入力が可能な状態であることが視覚的
に明示されることになる。
となつて音声認識ブロツク15が音声認識動作を
継続している間においては、前述の音声認識動作
表示部1Cが点滅状態(フラツシング状態)とな
つて、音声入力が可能な状態であることが視覚的
に明示されることになる。
従つて本発明によれば、アラームのセツト時刻
の到達に伴なつて、ブザー音やメロデイー音等の
音響、あるいは音声等によつてアラーム報知動作
を行なうことにより、ユーザーの注意を一旦引き
つけた後には、今後は逆にユーザーの方から音声
による命令で、テレビジヨンあるいはラジオ等の
所定の電子機器の動作を制御できるために、所望
の時刻に所望の形態で上記電子機器を動作させる
ことが、非常に容易に行なわれることになる。
の到達に伴なつて、ブザー音やメロデイー音等の
音響、あるいは音声等によつてアラーム報知動作
を行なうことにより、ユーザーの注意を一旦引き
つけた後には、今後は逆にユーザーの方から音声
による命令で、テレビジヨンあるいはラジオ等の
所定の電子機器の動作を制御できるために、所望
の時刻に所望の形態で上記電子機器を動作させる
ことが、非常に容易に行なわれることになる。
すなわち所望の時刻にアラームをセツトしてお
きさえすれば、セツト時刻の到達がアラーム素子
によつて報知されるのみでなく、セツト時刻が到
達したときの気分や必要性や状況に応じて、ラジ
オやテレビジヨン等の電子機器を自由かつ柔軟、
迅速に、しかも所望の形態で動作するように、音
声入力で命令することが可能となり、非常に斬新
な使用感覚をもたらすことのできる商品が実現さ
れることになる。
きさえすれば、セツト時刻の到達がアラーム素子
によつて報知されるのみでなく、セツト時刻が到
達したときの気分や必要性や状況に応じて、ラジ
オやテレビジヨン等の電子機器を自由かつ柔軟、
迅速に、しかも所望の形態で動作するように、音
声入力で命令することが可能となり、非常に斬新
な使用感覚をもたらすことのできる商品が実現さ
れることになる。
またアラーム素子の動作を制御するための信号
と相関のある形態で、音声認識装置の動作の少く
とも一部を制御するように構成することで、音声
認識装置を常時駆動し続けさせることによる電力
の浪費や、意識的でない音声入力に対する音声認
識装置の誤反応等も防止することが可能となる。
すなわち本発明においては、アラーム素子の動作
時には自動的に音声認識手段の動作を開始させら
れるとともに、音声認識に必要な時間を経過した
後には、自動的に音声認識手段の動作を停止させ
られる構成としているために、手動スイツチ操作
は何ら必要とせずに、必要なときだけ自動的に音
声認識手段を動作状態に制御することが可能とな
つている。
と相関のある形態で、音声認識装置の動作の少く
とも一部を制御するように構成することで、音声
認識装置を常時駆動し続けさせることによる電力
の浪費や、意識的でない音声入力に対する音声認
識装置の誤反応等も防止することが可能となる。
すなわち本発明においては、アラーム素子の動作
時には自動的に音声認識手段の動作を開始させら
れるとともに、音声認識に必要な時間を経過した
後には、自動的に音声認識手段の動作を停止させ
られる構成としているために、手動スイツチ操作
は何ら必要とせずに、必要なときだけ自動的に音
声認識手段を動作状態に制御することが可能とな
つている。
なお前述の実施例においては、アラームのセツ
ト時刻が到達したときにブザー4でアラーム音を
発生するように構成しているが、音声合成装置等
を設けることにより、音声によつてアラーム時刻
の到達を報知するように構成することも可能であ
る。
ト時刻が到達したときにブザー4でアラーム音を
発生するように構成しているが、音声合成装置等
を設けることにより、音声によつてアラーム時刻
の到達を報知するように構成することも可能であ
る。
また本発明による時計に対して、さらに音声入
力による現在時刻やアラームのセツト時刻の修正
手段を付加すること等も可能である。
力による現在時刻やアラームのセツト時刻の修正
手段を付加すること等も可能である。
一方、前述の実施例においては、アラームセツ
ト時刻が到達した以後の音声認識ブロツク15
は、タイマー回路等より成るアラーム動作制御回
路13からの出力信号等によつて動作の進行を規
制されるように構成されているが、音声認識装置
を含むアラーム制御部の各処理の進行は、ROM
によつて処理するように構成することも可能であ
る。その場合には、あらかじめROM内に進行プ
ログラム等を記憶させておき、クロツク信号に同
期するカウンターの内容等に応じてROM内の番
地指定を順次シフトさせ、その都度、対応する
ROMの番地に記憶されている指示内容等を実行
するように構成する、等が考えられる。すなわち
時計として基本的な計時動作やアラームに関する
動作の全般に渡つてまで、いわゆるマイクロコン
ピユータ形式を採用することも可能である。
ト時刻が到達した以後の音声認識ブロツク15
は、タイマー回路等より成るアラーム動作制御回
路13からの出力信号等によつて動作の進行を規
制されるように構成されているが、音声認識装置
を含むアラーム制御部の各処理の進行は、ROM
によつて処理するように構成することも可能であ
る。その場合には、あらかじめROM内に進行プ
ログラム等を記憶させておき、クロツク信号に同
期するカウンターの内容等に応じてROM内の番
地指定を順次シフトさせ、その都度、対応する
ROMの番地に記憶されている指示内容等を実行
するように構成する、等が考えられる。すなわち
時計として基本的な計時動作やアラームに関する
動作の全般に渡つてまで、いわゆるマイクロコン
ピユータ形式を採用することも可能である。
さらに前述の実施例においては、アラームのセ
ツト時刻と現在時刻とが一致したときに出力され
る一致検出信号によつて、直接的に音声認識ブロ
ツクのすべての駆動を開始させる如くの制御形態
は採られておらず、例えばプリアンプ等はタイマ
ー回路等の出力を介して、いわば一致検出信号よ
り間接的に動作制御を行なわれるように構成され
ている。
ツト時刻と現在時刻とが一致したときに出力され
る一致検出信号によつて、直接的に音声認識ブロ
ツクのすべての駆動を開始させる如くの制御形態
は採られておらず、例えばプリアンプ等はタイマ
ー回路等の出力を介して、いわば一致検出信号よ
り間接的に動作制御を行なわれるように構成され
ている。
しかし、このような実施形態のみでなく、一致
検出信号によつて直接的に音声認識ブロツクの全
て、または大部分の駆動、演算処理等を開始する
ように構成することも可能である。さらに現在時
刻とアラームのセツト時刻を比較するための比較
回路として、通常の一致検出回路を用いる代わり
に、アラームのセツト時刻に比較して、適当な時
間幅だけ早く動作制御信号を形成する機能を備え
た比較回路を用い、この動作制御信号によつてア
ラーム素子の動作または音声認識ブロツクの動作
の少くとも一方を制御することも可能である。
検出信号によつて直接的に音声認識ブロツクの全
て、または大部分の駆動、演算処理等を開始する
ように構成することも可能である。さらに現在時
刻とアラームのセツト時刻を比較するための比較
回路として、通常の一致検出回路を用いる代わり
に、アラームのセツト時刻に比較して、適当な時
間幅だけ早く動作制御信号を形成する機能を備え
た比較回路を用い、この動作制御信号によつてア
ラーム素子の動作または音声認識ブロツクの動作
の少くとも一方を制御することも可能である。
また、この場合にも動作制御信号によつて直接
的にも、あるいは間接的にも、前記音声認識ブロ
ツクを制御することが可能である。
的にも、あるいは間接的にも、前記音声認識ブロ
ツクを制御することが可能である。
なお前述の実施例では、一致検出信号がアラー
ム素子の動作と音声認識ブロツクの動作の両方を
制御するように構成されているが、アラーム素子
の動作制御信号と音声認識ブロツクの動作制御信
号を別個に(すなわち互いに適当な時間間隔を介
して別々に)形成することも可能である。
ム素子の動作と音声認識ブロツクの動作の両方を
制御するように構成されているが、アラーム素子
の動作制御信号と音声認識ブロツクの動作制御信
号を別個に(すなわち互いに適当な時間間隔を介
して別々に)形成することも可能である。
また本発明のアラーム電子時計によつてテレビ
ジヨンの動作を制御する場合には、マイクロフオ
ン等の音声入力手段やアラーム素子用ブザー等を
含めて、アラーム電子時計部をリモートコントロ
ールユニツトとして構成することも可能である。
その場合には、アラームのセツト時刻になると音
声入力部や送信部の動作を開始させ、アラーム電
子時計部からの音声認識ブロツクへの動作制御信
号や入力された音声等を、一旦は電波等に変換し
てから、テレビジヨン本体の一部に設けられた受
信部に対して送信する、等の構成が考えられる。
ジヨンの動作を制御する場合には、マイクロフオ
ン等の音声入力手段やアラーム素子用ブザー等を
含めて、アラーム電子時計部をリモートコントロ
ールユニツトとして構成することも可能である。
その場合には、アラームのセツト時刻になると音
声入力部や送信部の動作を開始させ、アラーム電
子時計部からの音声認識ブロツクへの動作制御信
号や入力された音声等を、一旦は電波等に変換し
てから、テレビジヨン本体の一部に設けられた受
信部に対して送信する、等の構成が考えられる。
第1図〜第5図は、本発明の1実施例を示すも
ので、第1図は、アラーム電子時計を備えたラジ
オ付きカセツトレコーダーを示す正面図、第2図
は、第1図のアラーム電子時計のシステムを概略
的に示すブロツク線図、第3図は、第2図のアラ
ーム動作制御回路の構成を示す回路図。第4図
は、第3図の音声認識ブロツクのシステム構成例
を概略的に示すブロツク線図、第5図は、第4図
のラジオ部の構成を概略的に示すブロツク線図で
ある。 1…第1液晶表示装置、1a…現在時刻表示
部、1b…アラームセツト時刻表示部、1c…音
声認識動作表示部、2…第2液晶表示装置、3…
第3液晶表示装置、4…ブザー、5…マイクロフ
オン、6…スピーカー、7…水晶発振回路、8…
分周回路、9…計時カウンター、10…アラーム
メモリー、11…一致検出回路、12,17…デ
コーダ・ドライバー回路、13…アラーム動作制
御回路、14…ブザー駆動回路、15…音声認識
ブロツク、15a,15b…動作制御端子、16
…ラジオ部、24,25…タイマー回路、35…
プリアンプ、36…音声特徴パラメータ抽出回
路、37…A/D変換器、38…インターフエイ
ス、39…入力パターンメモリーユニツト
(IPM)、40…標準パターンメモリーユニツト
(SPM)、41…インターフエイスプロセツサー
(IFP)、42…CPU、43…コントロールユニツ
ト、51…高周波増幅器、52…混合器、53…
中間周波増幅器、54…検波器、55…低周波増
幅器、56…局部発振器、57…マイクロコンピ
ユーター部(MC)、62…ラジオ部ON―OFF制
御用フリツプフロツプ回路、65…ボリウムレベ
ル制御用シフトレジスタ、C0…一致検出回路、
S1…ラジオ部ON―OFF制御用スイツチ、S2…ボ
リウム制御用スイツチ、A…音声認識動作時間延
長命令信号、B…ラジオ部動作ON命令信号、C
…ボリウムレベル指定信号、D…受信周波数指定
信号。
ので、第1図は、アラーム電子時計を備えたラジ
オ付きカセツトレコーダーを示す正面図、第2図
は、第1図のアラーム電子時計のシステムを概略
的に示すブロツク線図、第3図は、第2図のアラ
ーム動作制御回路の構成を示す回路図。第4図
は、第3図の音声認識ブロツクのシステム構成例
を概略的に示すブロツク線図、第5図は、第4図
のラジオ部の構成を概略的に示すブロツク線図で
ある。 1…第1液晶表示装置、1a…現在時刻表示
部、1b…アラームセツト時刻表示部、1c…音
声認識動作表示部、2…第2液晶表示装置、3…
第3液晶表示装置、4…ブザー、5…マイクロフ
オン、6…スピーカー、7…水晶発振回路、8…
分周回路、9…計時カウンター、10…アラーム
メモリー、11…一致検出回路、12,17…デ
コーダ・ドライバー回路、13…アラーム動作制
御回路、14…ブザー駆動回路、15…音声認識
ブロツク、15a,15b…動作制御端子、16
…ラジオ部、24,25…タイマー回路、35…
プリアンプ、36…音声特徴パラメータ抽出回
路、37…A/D変換器、38…インターフエイ
ス、39…入力パターンメモリーユニツト
(IPM)、40…標準パターンメモリーユニツト
(SPM)、41…インターフエイスプロセツサー
(IFP)、42…CPU、43…コントロールユニツ
ト、51…高周波増幅器、52…混合器、53…
中間周波増幅器、54…検波器、55…低周波増
幅器、56…局部発振器、57…マイクロコンピ
ユーター部(MC)、62…ラジオ部ON―OFF制
御用フリツプフロツプ回路、65…ボリウムレベ
ル制御用シフトレジスタ、C0…一致検出回路、
S1…ラジオ部ON―OFF制御用スイツチ、S2…ボ
リウム制御用スイツチ、A…音声認識動作時間延
長命令信号、B…ラジオ部動作ON命令信号、C
…ボリウムレベル指定信号、D…受信周波数指定
信号。
Claims (1)
- 1 時刻を計数する計時手段と、アラームのセツ
ト時刻を記憶しておくアラーム時刻記憶手段と、
前記計時手段の内容とアラーム時刻記憶手段の内
容とを比較した結果に従つて少なくとも一種類の
動作制御信号を形成する比較手段と、前記動作制
御信号に対応してアラーム報知動作を行なうアラ
ーム素子と、マイクロフオン等の音声入力装置
と、該音声入力装置からの音声入力を認識するた
めの音声認識手段と、前記動作制御信号に連動し
て該音声認識手段の音声認識動作の開始と停止と
を制御する音声認識動作制御手段と、テレビジヨ
ンあるいはラジオ等の所定の電子機器の動作に関
する音声入力命令が前記音声認識手段によつて認
識されたときに、その認識結果に従つて前記電子
機器の動作を制御する電子機器動作制御手段とを
設けたことを特徴とする電子機器制御機能付きア
ラーム電子時計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11152880A JPS5735788A (en) | 1980-08-14 | 1980-08-14 | Alarm electronic clock with electronic apparatus control function |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11152880A JPS5735788A (en) | 1980-08-14 | 1980-08-14 | Alarm electronic clock with electronic apparatus control function |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5735788A JPS5735788A (en) | 1982-02-26 |
JPS63751B2 true JPS63751B2 (ja) | 1988-01-08 |
Family
ID=14563615
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11152880A Granted JPS5735788A (en) | 1980-08-14 | 1980-08-14 | Alarm electronic clock with electronic apparatus control function |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5735788A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6112341A (ja) * | 1984-06-29 | 1986-01-20 | Toppan Printing Co Ltd | 印刷物検査装置 |
JPH0745036Y2 (ja) * | 1987-08-07 | 1995-10-11 | カシオ計算機株式会社 | 録音機能付電子時計 |
JPH0196682A (ja) * | 1987-10-08 | 1989-04-14 | Tamura Electric Works Ltd | ホログラムカード読取装置 |
-
1980
- 1980-08-14 JP JP11152880A patent/JPS5735788A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5735788A (en) | 1982-02-26 |
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