JPH0993145A - 送信出力制御方式 - Google Patents

送信出力制御方式

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JPH0993145A
JPH0993145A JP24569395A JP24569395A JPH0993145A JP H0993145 A JPH0993145 A JP H0993145A JP 24569395 A JP24569395 A JP 24569395A JP 24569395 A JP24569395 A JP 24569395A JP H0993145 A JPH0993145 A JP H0993145A
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transmission
control
signal
transmission output
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JP24569395A
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Kazuyuki Katashio
和之 片塩
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信出力制御方式において、電源の立ち上が
り時にCPUより不安定なデータが出力し、制御動作が
誤動作するのを防止する。 【解決手段】 送信出力をソフト制御するための制御信
号を出力するCPU1と、電源立ち上がり時にハード的
に送信出力を制御するための制御信号を出力する論理回
路で構成されるハード制御部2と、パワー・オン・リセ
ット回路3が出力する切替信号により電源立ち上がり時
には前記ハード制御部2の制御信号を出力し、前記CP
U1の動作が安定したところで前記CPU1の制御信号
に切り替えて出力するSW4とを有し、前記SW4の出
力した制御信号を基に送信出力を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマイクロ波通信にお
いて伝送品質向上のため伝搬状態に応じて送信機の出力
レベルを制御する送信出力制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の送信出力制御方式の一例の
ブロック図を示す。
【0003】同図において制御部(CPU)1は、マイ
クロプロセッサーを有し、あらかじめプログラムされた
ソフトにより送信出力を自動的に制御する制御信号を出
力している。前記CPU1の制御信号に基づき出力制御
部5は送信出力レベルを制御する制御電圧を送信機6に
出力する。また、送信機6は、制御電圧に応じて所要の
送信出力を得ていた。前記送信機6により増幅された送
信信号は送信アンテナ7より対向局に対して送信され
る。前記送信アンテナ7から送出された送信信号は、受
信アンテナ8により受信され、その受信信号は受信機9
に入力される。前記受信機9の受信レベルはレベル検出
器10により検出され、その受信レベル情報は伝送路を
介して対向の送信局の前記CPU1に送信される。前記
CPU1はその情報をもとに、受信レベルがあらかじめ
設定された値より高ければ、送信出力をあらかじめ設定
された最小送信出力値に制御し、受信レベルが低ければ
送信出力を上げるように制御信号を出力する。
【0004】以上の従来技術に関しては、例えば、特開
昭56−103555号公報に記載がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の送信出力
制御方式では前記送信機6の送信出力は常に前記CPU
1が出力する制御信号により制御されている。電源立ち
上がり時、ソフトが立ち上がり、前記CPU1が周辺の
ROM(リード・オンリー・メモリー)やRAM(ラン
ダム・アクセス・メモリー)へのアクセスが一通り完了
するまでの間は、前記CPU1の動作は不安定となって
おり、本来の制御信号とは異なる制御信号を出力する可
能性がある。よって、CPU1から間違った制御信号が
出力され、送信出力レベルが本来と異なることにより他
システムの回線品質に悪影響を与えるという問題を有し
ていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による送信出力制
御方式は、電源立ち上がり時にソフト制御に替わってハ
ード的に送信出力を制御することにより、電源立ち上が
り時から速やかに安定した送信出力を得ることができ、
良質な回線品質を得ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明による送信出力制御
方式の一例のブロック図を示す。
【0008】同図において、図4と同一の構成について
は、同一符号を付して説明を省略する。
【0009】本発明で、図4の従来の構成と異なるの
は、CPU1からの制御信号出力にスイッチ回路(S
W)4を通してから出力制御部5に入力している点であ
る。SW4は、パワーオンリセット回路3を入力し、そ
の結果に基づき、CPU1からの制御信号もしくは、ハ
ード制御部2からの制御信号のどちらかを選択する構成
となっている。
【0010】次に、図2にハード制御部2の具体的なブ
ロック図を示す。
【0011】ハード制御部2は電源立ち上がり時におい
てあらかじめ設定された最小送信出力値に制御するため
の制御信号を出力するよう動作している。電源投入後す
ぐに発振器13のクロック信号についてカウンタ11は
オール0の状態からカウントアップを開始する。コンパ
レータ12において前記カウンタ11の出力値とあらか
じめ設定された最小送信出力値の比較を行い、両者の値
が等しくなったところで前記カウンタ11をストップす
る。前記カウンタ11の出力信号を送信出力の制御信号
とすることで電源立ち上がりの送信出力の制御を行な
う。
【0012】次に図1に記載されたSW4はパワーオン
リセット回路3の出力により、前記CPU1の制御信号
と前記ハード制御部2の制御信号のどちらかを選択して
出力する。
【0013】図3は、SW4の出力信号の切り替えにつ
いて示したタイムチャートである。
【0014】本図において、(a)は、電源電圧を示し
ており、時間t0 にて、電源がオフ状態からオン状態と
なっている。
【0015】(b)は、CPU1のソフト動作状態を表
わしており、時間t2 までは、ソフトは動作せず、時間
2 以降に正常動作をしている。
【0016】(c)は、パワーオンリセット回路3の出
力を表わしたものであり、時間t0から時間t3 まで
は、パワーオンリセット回路3がオンとなっており、リ
セット状態となっている。また、時間t3 からは、電源
が正常に立ち上がってリセット状態が解除されている。
【0017】(d)は、出力制御部5の出力電圧を示し
たものである。時間t0 〜t3 においては、ハード制御
動作を行っており、ハード制御部2からのカウンタ11
の出力に基づき、出力制御部5の出力電圧が決定され
る。
【0018】本図では、前述した最小送信出力値に基づ
く出力電圧VMIN になる時間t1 まで出力電圧が増加
し、時間t1 以降は一定の出力電圧となる。
【0019】また、時間t3 以降は、ソフト制御となる
ため、CPU1からの制御信号に基づく出力電圧が得ら
れることが示されている。
【0020】以上説明したように、電源立ち上がり時に
前記CPU1のソフトが立ち上がり、前記CPU1が周
辺のROM(リード・オンリー・メモリー)やRAM
(ランダム・アクセス・メモリー)へのアクセスが一通
り完了するまでの間は、前記ハード制御部3の制御信号
を選択し、前記CPU1の動作が安定したところで前記
パワーオンリセット回路3の切り替え信号により前記C
PU1の制御信号を選択し出力する。
【0021】前記SW4の出力した制御信号に基づき出
力制御部5は電圧値を出力し、送信機6の送信出力をそ
の電圧値に対応した送信出力に制御する。前記送信機6
により増幅された送信信号は送信アンテナ7に出力され
る。前記送信アンテナ7から送出された送信信号は、受
信アンテナ8により受信され、その受信信号は受信機9
に入力される。前記受信機9の受信レベルはレベル検出
器10により検出され、その受信レベル情報は伝送路を
介して対向の送信局の前記CPU1に送信される。前記
CPU1はその情報をもとに、受信レベルがあらかじめ
設定された値より高ければ、送信出力をあらかじめ設定
された最小送信出力値に制御し、受信レベルが低ければ
送信出力を上げるように制御信号を出力する。
【0022】
【発明の効果】上述したように、電源立ち上がり時にハ
ード的に送信出力を制御することで電源立ち上がり時か
ら速やかに安定した送信出力を得ることができ、良質な
回線品質を得ることができる効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】本発明のハード制御部2のブロック図である。
【図3】本発明のSW4の出力信号の切り替えを示すタ
イムチャートである。
【図4】従来の一例のブロック図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 ハード制御部 3 パワーオンリセット回路 4 SW 5 出力制御部 6 送信機 7 送信アンテナ 8 受信アンテナ 9 受信機 10 レベル検出器 11 カウンタ 12 コンパレータ 13 発振器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信機の送信出力を対向局の受信機で検
    出される出力レベルに基づき自動的に所定の出力レベル
    となるようCPUを用いて制御する送信出力制御方式に
    おいて、 前記CPUの電源立ち上がりから所定の時間は、前記C
    PUからの制御動作を行わず、ハード的に制御すること
    を特徴とする送信出力制御方式。
  2. 【請求項2】 対向局から受信レベル情報を入力し、送
    信出力を制御する制御信号を出力するCPUと、 前記CPUから出力される第1の制御信号とハード制御
    部からの第2の制御信号とを電源立ち上がり後所定の時
    間でリセット信号を解除するパワーオンリセット回路の
    出力で切り換えるスイッチ回路と、 前記スイッチ回路の出力に基づき送信機に対して送信出
    力制御電圧を出力する出力制御部と、 前記送信機から対向局へ無線信号を送出する送信アンテ
    ナと、 前記送信アンテナからの無線信号を受ける受信アンテナ
    と、 前記受信アンテナの受信信号を入力する受信機と、 前記受信機の受信信号レベルを検出し、前記CPUに対
    して前記受信レベル情報を出力するレベル検出器とを具
    備することを特徴とする送信出力制御方式。
  3. 【請求項3】前記スイッチ回路は、前記パワーオンリセ
    ット回路の出力がリセット状態の場合には、前記第2の
    制御信号を選択し、前記パワーオンリセット回路の出力
    がリセット状態を解除した場合には、前記第1の制御信
    号を選択することを特徴とする請求項2記載の送信出力
    制御方式。
  4. 【請求項4】 前記ハード制御部は、一定同期のクロッ
    ク信号を発振する発振器と、 前記発振器の出力をカウントするカウンタと、 前記カウンタの出力が所定のカウント値になった場合に
    前記カウンタの動作を停止するコンパレータからなるこ
    とを特徴とする請求項2記載の送信出力制御方式。
  5. 【請求項5】 前記所定のカウント値は、前記送信機か
    ら送信される送信電力を最少とする送信電力制御電圧に
    相当することを特徴とする請求項4記載の送信出力制御
    方式。
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