JP3601190B2 - アルケニルシクロヘキサン誘導体および液晶組成物 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は液晶性化合物および液晶組成物に関し、さらに詳しくはアルケニル基を有する三環系の新規な液晶性化合物、およびこれらを含有する液晶組成物さらにはこの液晶組成物を用いて構成した液晶表示素子に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶性化合物の特性である屈折率異方性、誘電率異方性を利用した表示素子はこれまで多数作られてきた。時計をはじめとして電卓、ワープロ、テレビ等にその表示素子は広く利用され、需要も年々高くなってきている。
液晶相は固体相と液体相の中間に位置し、相はネマチック相、スメクチック相、コレステリック相に大別されている。中でもネマチック相を用いた表示素子が最も広く利用されている。表示方式はこれまでいくつかの方式が考案されてきたが、現在はねじれネマチック(TN)型、超ねじれネマチック(STN)型および薄膜トランジスタ(TFT)型の3種類が主流となっている。中でもSTN型は、単純マトリックス型駆動の液晶ディスプレイとしては表示容量、応答速度、視野角、階調性等といった多くの特性面で総合的に優れた方式である。
また、STN型はカラーディスプレイにおいてもTFT型より安価であるという利点も有していることから広く利用されてきた。
【0003】
これらの表示方式で必要とされる液晶性化合物は、室温を中心とする広い温度範囲で液晶相を示し、表示素子が使用される条件下で十分に安定であり、さらに表示素子を駆動させるに十分な特性を持たなくてはならない。しかし、これらの条件を同時に満たす単一の液晶物質は見いだされていない。そこで、数種類から数十種類の液晶性化合物および必要により非液晶性化合物を混合することで必要とされる特性を持つ液晶組成物を調製し表示素子に使用しているのが現状である。
【0004】
液晶組成物は、表示素子が使用される条件下で通常存在する水分、光、熱、空気に対して極めて安定で、また電場や電磁放射に対しても安定である上、混合される化合物に対し化学的にも安定であることが必要である。さらに、液晶組成物には、その屈折率異方性値(△n)、誘電率異方性値(△ε)、粘度(η)および弾性定数比K33/K11(K33:ベンド弾性定数、K11:スプレイ弾性定数)等の諸物性値が表示方式や表示素子の形状に依存して適当な値を取ることが必要とされる。さらに液晶組成物中の各成分は、相互に良好な溶解性を持つことが重要である。現在ディスプレイのカラー化やディスプレイの使用環境の多様化が進む状況において、特に必要とされている諸物性は、ネマチック相の広範囲の温度領域、大きな弾性定数比K33/K11、低粘性および相互に良好な溶解性である。弾性定数比K33/K11 が大きくなるとしきい値電圧付近で透過率の変化が急峻になり、高いコントラストの表示素子が得られる。また、粘性が低くなると応答速度の速い表示素子が得られる。これら2つの物性の必要性はディスプレイのカラー化から、またネマチック相の広範囲の温度領域の必要性はディスプレイの使用環境の多様化からそれぞれ近年特に課題となってきた。
【0005】
従来の高いNI点をもち、低粘性である三環系化合物として下記の化合物が開示されている。
【化8】
Figure 0003601190
(a)は特開昭57−165328号に記載の化合物
(b)は特開平05−286873号に記載の化合物
(c)は J.Phys.(Paris).Suppl.,36,C1,379(1975).に記載の化合物
(上記化合物においてR、R’はアルキル基を表す。)
【0006】
化合物(a)、(b)とも両末端にアルキル基を有する三環系の化合物であるが、化合物(a)はNI点が低く、粘度が大きく、弾性定数比K33/K11も小さく、また低温相溶性が良好とは言えない。さらに化合物(b)についても比較的低粘性ではあるが共役のジエンを側鎖内に有するため安定性に非常に乏しい。(c)は(a)と同様に弾性定数比K33/K11も小さく、また低温相溶性が特に良好とは言えない。
また、弾性定数比の大きいアルケニル基を持った液晶性化合物は、特開昭59−176221、特開昭61−56137、特開昭61−83136、特表昭63−502284に開示されているが、いずれも低粘度、低温相溶性、高いNI点という特性を合わせて満足するものではない。
これらの課題を克服すべく改善された特性を有する液晶性化合物の開発が期待されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、従来技術の課題を克服するため、特に広範囲な温度領域でネマチック相を示し、大きな弾性定数比K33/K11を有し、かつ低粘性の液晶性化合物を提供し、これを含む液晶組成物および該液晶組成物を用いて構成した液晶表示素子を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、以下に示す発明によりこれらの課題を解決できることを見い出した。すなわち、本発明は、
【0009】
1.一般式(1)
【化9】
Figure 0003601190
(式中、R1は炭素数1〜15のアルキル基、炭素数2〜15のアルケニル基、それらの基中の隣接しない1つ以上のメチレン基(−CH2−)が−O−によって置き換えられた基のいずれかを示し、R2は水素原子または炭素数1〜10のアルキル基を示し、mは0〜5を示し、mが2以上の場合−(CH2−中の1つのメチレン基(−CH2−)が−O−で置き換わっていてもよく、環A1,A2,A3はそれぞれ独立して1, 4−シクロヘキシレン、シクロヘキセン−1,4−ジイル、該6員環上の1つまたは2つの−CH2−が O−で置換された環のいずれかを示し、環A 、A 及びA が全て1,4−シクロヘキシレンであり、−(CH −中の−CH −が−O−に置き換わる場合、その−O−は環A に隣接する)で表されるアルケニルシクロヘキサン誘導体。
【0010】
2.一般式(1)においてm=0で表される1に記載のアルケニルシクロヘキサン誘導体。
【0011】
3.一般式(1)においてm=2で表される1に記載のアルケニルシクロヘキサン誘導体。
【0012】
4.一般式(1)においてR がアルケニル基で表される2に記載のアルケニルシクロヘキサン誘導体。
【0013】
5.一般式(1)においてR がアルケニル基で表される3に記載のアルケニルシクロヘキサン誘導体。
【0014】
6.1から5のいずれかに記載のアルケニルシクロヘキサン誘導体を少なくとも1種類含有する液晶組成物。
【0015】
7.第一成分として、1から5のいずれかに記載のアルケニルシクロヘキサン誘導体を少なくとも1種類含有し、第二成分として、一般式(2)、(3)および(4)
【化10】
Figure 0003601190
(式中、Rは炭素数1〜10のアルキル基を示し、XはF、Cl、OCF、OCFH、CF、CFHまたはCFHを示し、L、L、LおよびLは相互に独立してHまたはFを示し、ZおよびZは相互に独立して−(CH−、−CH=CH−または共有結合を示し、aは1または2を示す。)からなる群から選択される化合物を少なくとも1種類含有することを特徴とする液晶組成物。
【0016】
8.第一成分として、1から5のいずれかに記載のアルケニルシクロヘキサン誘導体を少なくとも1種類含有し、第二成分として、一般式(5)、(6)、(7)、(8)および(9)
【化11】
Figure 0003601190
(式中、RはF、炭素数1〜10のアルキル基または炭素数2〜10のアルケニル基を示す。該アルキル基またはアルケニル基中の任意のメチレン基(−CH−)は酸素原子(−O−)によって置換されていてもよいが、2つ以上のメチレン基が連続して酸素原子に置換されることはない。環Aはトランス−1,4−シクロヘキシレン基、1,4−フェニレン基、ピリミジン−2,5−ジイル基または1,3−ジオキサン−2,5−ジイル基を示し、環Bはトランス−1,4−シクロヘキシレン基、1,4−フェニレン基またはピリミジン−2,5−ジイル基を示し、環Cはトランス−1,4−シクロヘキシレン基または1,4−フェニレン基を示し、Zは−(CH−、−COO−または共有結合を示し、LおよびLは相互に独立してHまたはFを示し、bおよびcは相互に独立して0または1を示す。)
【化12】
Figure 0003601190
(式中、Rは炭素数1〜10のアルキル基を示し、LはHまたはFを示し、dは0または1を示す。)
【化13】
Figure 0003601190
(式中、Rは炭素数1〜10のアルキル基を示し、環Dおよび環Eは相互に独立してトランス−1,4−シクロヘキシレン基または1,4−フェニレン基を示し、ZおよびZは相互に独立して−COO−または共有結合を示し、Zは−COO−または−C≡C−を示し、LおよびLは相互に独立してHまたはFを示し、XはF、OCF、OCFH、CF、CFHまたはCFHを示すが、XがOCF、OCFH、CF、CFHまたはCFHを示す場合はLおよびLは共にHを示す。e、fおよびgは相互に独立して0または1を示す。)
【化14】
Figure 0003601190
(式中、RおよびRは相互に独立して炭素数1〜10のアルキル基または炭素数2〜10のアルケニル基を示す。いずれにおいてもそのうちの任意のメチレン基(−CH−)は酸素原子(−O−)によって置換されていてもよいが、2つ以上のメチレン基が連続して酸素原子に置換されることはない。環Gはトランス−1,4−シクロヘキシレン基、1,4−フェニレン基またはピリミジン−2,5−ジイル基を示し、環Hはトランス−1,4−シクロヘキシレン基または1,4−フェニレン基を示し、Zは−C≡C−、−COO−、−(CH−、−CH=CH−C≡C−または共有結合を示し、Zは−COO−または共有結合を示す。)
【化15】
Figure 0003601190
(式中、RおよびR10は相互に独立して炭素数1〜10のアルキル基または炭素数2〜10のアルケニル基を示す。いずれにおいてもそのうちの任意のメチレン基(−CH−)は酸素原子(−O−)によって置換されていてもよいが、2つ以上のメチレン基が連続して酸素原子に置換されることはない。環Iはトランス−1,4−シクロヘキシレン基、1,4−フェニレン基またはピリミジン−2,5−ジイル基を示し、環Jはトランス−1,4−シクロヘキシレン基、環上の1つ以上の水素原子がFで置換されていてもよい1,4−フェニレン基またはピリミジン−2,5−ジイル基を示し、環Kはトランス−1,4−シクロヘキシレン基または1,4−フェニレン基を示し、ZおよびZ11は相互に独立して−COO−、−(CH−または共有結合を示し、Z10は−CH=CH−、−C≡C−、−COO−または共有結合を示し、hは0または1を示す。)からなる群から選択される化合物を少なくとも1種類含有することを特徴とする液晶組成物。
【0017】
9.第一成分として、1から5のいずれかに記載のアルケニルシクロヘキサン誘導体を少なくとも1種類含有し、第二成分の一部分として、7に記載の一般式(2)、(3)および(4)からなる群から選択される化合物を少なくとも1種類含有し、第二成分の他の部分として、8に記載の一般式(5)、(6)、(7)、(8)および(9)からなる群から選択される化合物を少なくとも1種類含有することを特徴とする液晶組成物。
【0018】
10.6から9のいずれかに記載の液晶組成物を使用した液晶表示素子。
【0019】
本発明の一般式(1)で示す液晶性化合物は、分子内にアルケニル基を有する三環系の誘導体であることを特徴とする。これらの液晶性化合物は、表示素子が使用される条件下において物理的および化学的にも極めて安定であることは勿論のこと、高いNI点をもつため高温側の使用限界温度を上げることが可能である。さらに、大きな弾性定数比K11/K33、低粘性、低温下でも液晶組成物への溶解性が良いといった特徴についても特記すべきことである。また、分子構成要素のうち置換基または側鎖の構造を適当に選ぶことで所望の物性値を任意に調整することが可能である。よって、本発明の化合物を液晶組成物の成分として用いた場合、良好な特性を有する新規な液晶組成物を提供し得る。
【0020】
以下、式(1)で表される化合物のうち好ましい態様として、下記一般式(1a)〜(1p)に類別される化合物を挙げることができる。
ただし、一般式(1a)〜(1p)において、R11は下記に示される基、
【化16】
Figure 0003601190
(mは0〜5を表し、mが2以上のとき−(CH)m−中の1つのメチレン基(−CH−)が−O−に置き換わっても良い)を表し、
Cycはトランス−1,4−シクロヘキシレン基、Dioは1,3−ジオキサン−2,5−ジイル基、Thpはテトラヒドロピラン−2,5−ジイル基、Ditは1,3−ジチアン−2,5−ジイル基、Thtはテラヒドロチオピラン−2,5−ジイル基、Cydはシクロヘキセン−1,4−ジイル基を表すものとする。一般式(1)においてA、A、A はCyc、Dio、Thp、Dit、Tht、Cydよりなる群から選ばれる環である場合が好ましいが、下記(1a)〜(1p)に示すように分子内に2つ以上のDio、Thp、Dit、Thtを含まないものが好ましい。
【0021】
−Cyc−Cyc−Cyc−R11−R (1a)
−Dio−Cyc−Cyc−R11−R (1b)
−Cyc−Dio−Cyc−R11−R (1c)
−Cyc−Cyc−Dio−R11−R (1d)
−Thp−Cyc−Cyc−R11−R (1e)
−Cyc−Thp−Cyc−R11−R (1f)
−Cyc−Cyc−Thp−R11−R (1g)
−Dit−Cyc−Cyc−R11−R (1h)
−Cyc−Dit−Cyc−R11−R (1i)
−Cyc−Cyc−Dit−R11−R (1j)
−Tht−Cyc−Cyc−R11−R (1k)
−Cyc−Tht−Cyc−R11−R (1l)
−Cyc−Cyc−Tht−R11−R (1m)
−Cyd−Cyc−Cyc−R11−R (1n)
−Cyc−Cyd−Cyc−R11−R (1o)
−Cyc−Cyc−Cyd−R11−R (1p)
【0022】
上述した式(1)で表される化合物中で、R1の具体的な態様としては、炭素数1−15のアルキル基、炭素数2−15のアルケニル基(更に具体的には炭素数2−15の1−アルケニル基、炭素数3−15の2−アルケニル基、炭素数4−15の3−アルケニル基)、炭素数1−14のアルコキシ基、アルキルチオ基、炭素数1−14のアルコキシアルキル基、アルキルチオアルキル基(更に具体的にはアルコキシメチル基、2−アルコキシエチル基、アルキルチオメチル基、2−アルキルチオエチル基)、炭素数1−13のアルコキシアルコキシ基、アルキルチオアルキルチオ基、アルキルチオアルコキシ基、アルコキシアルキルチオ基、(更に具体的にはアルコキシメトキシ基、2−アルコキシエトキシ基、アルキルチオメチルチオ基、2−アルキルチオエチルチオ基、アルキルチオメトキシ基、2−アルキルチオエトキシ基、アルコキシメチルチオ基、2−アルコキシエチルチオ基)、炭素数2−14のアルケニルオキシ基(更に具体的には炭素数3−14の2−アルケニルオキシ基、炭素数4−14の3−アルケニルオキシ基)、炭素数2−16のアルキニル基(更に具体的には炭素数2−16の1−アルキニル基、炭素数3−16の2−アルキニル基、炭素数4−16の3−アルキニル基)、炭素数2−15のアルカノイルオキシ基、アルカノイルオキシアルキル基(更に具体的にはアルカノイルオキシメチル基、2−アルカノイルオキシエチル基)、が挙げられる。
これらの基の中で好ましいものは、炭素数1−15のアルキル基、炭素数2−15のアルケニル基、炭素数1−14のアルコキシ基、炭素数2−14のアルケニルオキシ基である。これらRの具体例を挙げると、メチル基、エチル基、n−プロピル基、n−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基、n−ヘプチル基、n−オクチル基、n−ノニル基、ビニル基、3−ブテニル基、トランス−3−ペンテニル基、2−プロペニル基、トランス−2−ブテニル基が特に好ましいものである。
【0023】
としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、n−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基、n−ヘプチル基、n−オクチル基、n−ノニル基、n−デシル基が好ましい。
11の中の−(CH)m−で示される部分としては、共有結合、−CH−、−(CH−、−(CH−、−(CH−、−(CH−、−O−CH−、−O−C−、−O−C−、−CH−O−C−、−C−O−CH−、−CH−O−CH−が好ましい。
【0024】
また、上述した全ての化合物において、”−R11−R”は炭素数2から15のアルケニル基
(R11中のmが2以上のときR11中の任意の1つのメチレン基(−CH−)が−O−によって置き換えられたものも好ましい化合物である。)
であるが、その中で特に好ましい基は、エテニル基、1−プロペニル基、1−ブテニル基、3−ブテニル基、1−オキシ−3−ブテニル基、1−ペンテニル基、3−ペンテニル基および1−オキシ−3−ペンテニル基である。
【0025】
前記した化合物のうち、特に式(1a)、(1b)、(1c)、(1d)、(1f)および(1g)で示される化合物が本発明の目的を達成する上で好適例といえ、下記の式(1−1)から(1−13)で表される化合物を挙げることができる。
【0026】
【化17】
Figure 0003601190
【化18】
Figure 0003601190
また、本発明の(1)式で表される化合物中の水素原子が対応する重水素原子で置き換わっていても良い。
【0027】
本発明に係る液晶組成物は(1)で示される化合物の1種以上を0.1〜99.9重量%の割合で含有することが、優良な特性を発現せしめるために好ましい。
更に詳しくは、本発明により提供される液晶組成物は、化合物(1)を少なくとも1つ含有する第一成分に加え、液晶組成物の目的に応じて一般式(1)の他化合物群あるいは一般式(2)〜(9)から任意に選択される化合物を混合する事により完成する。
【0028】
本発明により提供される液晶組成物は、一般式(1)で示される液晶性化合物を少なくとも1種類含む第一成分でもよいが、これに加え、第二成分として既述の一般式(2)、(3)および(4)からなる群から選ばれる少なくとも1種類の化合物(以下第二A成分と称する)および/または一般式(5)、(6)、(7)、(8)および(9)からなる群から選ばれる少なくとも1種類の化合物(以下第二B成分と称する)を混合したものが好ましく、さらに、しきい値電圧、液晶相温度範囲、屈折率異方性値、誘電率異方性値および粘度等を調整する目的で、公知の化合物を第三成分として混合することもできる。
【0029】
上記第二A成分のうち、一般式(2)、(3)および(4)に含まれる化合物の好適例として、それぞれ(2−1)〜(2−15)、(3−1)〜(3−48)および(4−1)〜(4−55)を挙げることができる。
【0030】
【化19】
Figure 0003601190
【0031】
【化20】
Figure 0003601190
【化21】
Figure 0003601190
【化22】
Figure 0003601190
【化23】
Figure 0003601190
【0032】
【化24】
Figure 0003601190
【化25】
Figure 0003601190
【化26】
Figure 0003601190
【化27】
Figure 0003601190
ただし、Rは、前記と同一の意味を示す。
【0033】
これらの一般式(2)〜(4)で示される化合物は、誘電率異方性値が正を示し、熱安定性や化学的安定性が非常に優れている。
該化合物の使用量は、液晶組成物の全重量に対して1〜99重量%の範囲が適するが、好ましくは10〜97重量%、より好ましくは40〜95重量%である。
【0034】
次に、前記第二B成分のうち、一般式(5)、(6)および(7)に含まれる化合物の好適例として、それぞれ(5−1)〜(5−24)、(6−1)〜(6−3)および(7−1)〜(7−17)を挙げることができる。
【0035】
【化28】
Figure 0003601190
【化29】
Figure 0003601190
【0036】
【化30】
Figure 0003601190
【0037】
【化31】
Figure 0003601190
【化32】
Figure 0003601190
ただし、R、R、Rは、前記と同一の意味を示す。
【0038】
これらの一般式(5)〜(7)で示される化合物は、誘電率異方性値が正でその値が大きく、組成物成分として特にしきい値電圧を小さくする目的で使用される。また、粘度の調整、屈折率異方性値の調整および液晶相温度範囲を広げる等の目的や、さらに急峻性を改良する目的にも使用される。
【0039】
また第二B成分のうち、一般式(8)および(9)に含まれる化合物の好適例として、それぞれ(8−1)〜(8−8)および(9−1)〜(9−13)を挙げることができる。
【0040】
【化33】
Figure 0003601190
【化34】
Figure 0003601190
ただし、R、Rは、前記と同一の意味を示す。
【0041】
一般式(8)および(9)の化合物は、誘電率異方性値が負かまたは若干正である化合物である。一般式(8)の化合物は主として粘度低下および/または屈折率異方性値調整の目的で使用される。また、一般式(9)の化合物は透明点を高くする等のネマチックレンジを広げる目的および/または屈折率異方性値調整の目的で使用される。
【0042】
一般式(5)〜(9)の化合物は、特にSTN表示方式および通常のTN表示方式用の液晶組成物を調製する場合には、不可欠な化合物である。
一般式(5)〜(9)の化合物の使用量は、通常のTN表示方式およびSTN表示方式用の液晶組成物を調製する場合には1〜99重量%の範囲で任意に使用できるが、10〜97重量%が、より好ましくは40〜95重量%が好適である。また、その際には(2)〜(4)の化合物を一部使用しても良い。
【0043】
本発明に係る液晶組成物をTFT液晶表示素子に用いることによって、急峻性、視野角の改善ができる。また(1)式の化合物は低粘性化合物であるので、これを用いた液晶表示素子の応答速度は改善され極めて大きい。
本発明に従い使用される液晶組成物は、それ自体慣用な方法で調製される。一般には、種々の成分を高い温度で互いに溶解させる方法がとられている。しかし、液晶が溶解する有機溶媒に溶かし混合したのち、減圧下溶媒を留去しても良い。
【0044】
また、本発明の液晶材料は、適当な添加物によって意図する用途に応じた改良がなされ、最適化される。このような添加物は当業者によく知られており、文献等に詳細に記載されている。
例えば、メロシアニン系、スチリル系、アゾ系、アゾメチン系、アゾキシ系、キノフタロン系、アントラキノン系およびテトラジン系等の二色性色素を添加してゲストホスト(GH)モ−ド用の液晶組成物として使用できる。あるいは、ネマチック液晶をマイクロカプセル化して作成したNCAPや液晶中に三次元網目状高分子を作成したポリマ−ネットワ−ク液晶表示素子(PNLCD)に代表されるポリマ−分散型液晶表示素子(PDLCD)用の液晶組成物としても使用できる。その他複屈折制御(ECB)モ−ドや動的散乱(DS)モ−ド用の液晶組成物としても使用できる。
【0045】
この様に調製される、本発明化合物を含有するネマチック液晶組成物として以下に示すような組成例を示すことができる。
【0046】
組成例1
【化35】
Figure 0003601190
【0047】
組成例2
【化36】
Figure 0003601190
【0048】
組成例3
【化37】
Figure 0003601190
【0049】
組成例4
【化38】
Figure 0003601190
【0050】
組成例5
【化39】
Figure 0003601190
【0051】
組成例6
【化40】
Figure 0003601190
【化41】
Figure 0003601190
【0052】
組成例7
【化42】
Figure 0003601190
【0053】
組成例8
【化43】
Figure 0003601190
【化44】
Figure 0003601190
【0054】
組成例9
【化45】
Figure 0003601190
【0055】
組成例10
【化46】
Figure 0003601190
【0056】
組成例11
【化47】
Figure 0003601190
【0057】
本発明の一般式(1)で示されるアルケニルシクロヘキサン誘導体は以下の方法で製造するのが好適である。すなわち化合物(1−1〜5)、(1−8〜11)についてはウィティッヒ反応を用いる公知の方法、例えばORGANIC REACTIONS Vol.14, Chap.3, P.270 等に記載の方法に従い、下記により製造することができる。
【化48】
Figure 0003601190
【0058】
テトラヒドロフラン(以下THFと略す)、ジエチルエーテル等のエーテル系溶媒中でナトリウムメチラート、カリウム−t−ブトキシド(以下t−BuOKと略す)やn−ブチルリチウム等の塩基の存在下、アルキルトリフェニルホスホニウムハライドとアルデヒド誘導体(10)とを反応させる。この反応は、−20〜0℃、不活性ガス気流中で行うことが好ましい。次いで、ベンゼンスルフィン酸またはp−トルエンスルフィン酸を作用させることで(1)を製造できる。
【0059】
上記反応操作においてアルデヒド誘導体(10)は以下の操作で製造できる。
【化49】
Figure 0003601190
すなわちTHFあるいはジエチルエーテル等エーテル系溶媒中ナトリウムアルコラートあるいはアルキルリチウム等の塩基の存在下メトキシメチルトリフェニルホスホニウムクロリドを作用させることでイリドを調製し、さらにシクロヘキサノン誘導体(11)を反応させることで(12)を製造する。(12)は塩酸、硫酸などの鉱酸、ギ酸、酢酸などの有機酸を作用させることで式(10)m=0のアルデヒド誘導体(10−1)が得られる。
【0060】
また、ジエチルホスフィノ酢酸エチルおよび[2−(1,3−ジオキソラン−2−イル)エチル]トリフェニルホスホニウムブロミドから上記と同様の塩基を作用させ調製したイリドに(11)を作用させ、それぞれ(13)および(15)を製造する。(13)はパラジウム炭素触媒存在下水素還元により(14)とし、さらにジイソブチルアルミニウムヒドリド(以下DIBALと略す)にて還元することで式(10)m=1のアルデヒド体(10−3)を製造できる。また(15)をパラジウム炭素触媒存在下水素還元し(16)とし、さらに塩酸、硫酸等の鉱酸、ギ酸、酢酸などの有機酸を作用させることで式(10)m=2のアルデヒド誘導体(10−2)が製造できる。m=0〜2以外のアルデヒド誘導体(10)についてもアルデヒド誘導体(10−1〜3)を原料として上記操作の繰り返し、組み合わせで製造できる。
【0061】
また化合物(1−6)、(1−7)は以下の操作で製造できる。
【化50】
Figure 0003601190
すなわちアルデヒド誘導体(17)に塩酸、硫酸等の鉱酸、ギ酸、酢酸、p−トルエンスルホン酸等の有機酸存在下、プロピレングリコール誘導体(18)を作用させることで化合物(1−6)が得られる。同様に(19)と(20)から化合物(1−7)が製造できる。
【0062】
また化合物(1−12)、(1−13)は以下の操作で製造できる。
【化51】
Figure 0003601190
すなわち、COMPREHENSIVE HETEROCYCLIC CHEMISTRY Vol.3, P.647 および特開昭59−164788号等記載の公知の方法によって得られるテトラヒドロピラン誘導体(21)、(23)からウィティッヒ反応を繰り返し操作することにより化合物(1−12)、(1−13)を製造することができる。
【0063】
またRがアルケニル基である化合物は以下の操作にて製造することができる。
【化52】
Figure 0003601190
すなわち、シクロヘキサノン誘導体(25)(特開平6−247886号に記載)にグリニャール試薬(26)を作用し、次いで塩酸、硫酸等の鉱酸あるいは、酢酸、p−トルエンスルホン酸などの有機酸を作用し(27)を製造する。(27)はラネーニッケル、パラジウム、ロジウムあるいは白金系触媒等の存在下水素還元を行い(28)とする。(28)は前記(10)製造の場合と同様の操作でアルデヒド誘導体(29)としたのち、塩基存在下アルキルトリフェニルホスホニウムハライドより調製したイリドを作用させることにより(30)が製造できる(式中、R12は水素原子または炭素数13−nのアルキル基であり、n=0〜13である。)。(30)に三臭化ホウ素を作用させ脱メチル化したのち、アルコール体をジョーンズ試薬、次亜塩素酸ナトリウム等適当な酸化剤で処理し(31)を製造する。(31)は前記(10)製造の場合と同様の操作でアルデヒド誘導体(32)とし、さらに塩基存在下アルキルトリフェニルホスホニウムハライドより調製したイリド作用させることで(33)に誘導できる。
また別途合成方法として次に示す操作で製造することもできる。(28)をウィティッヒ反応から(34)に誘導後、酸化剤で処理しカルボン酸誘導体(35)を製造する。(35)をメチルエステル体に変換後、(30)から(31)の製造と同様に、脱メチル化および酸化剤で処理することで(38)を製造できる。(38)からウィティッヒ反応により(39)を製造し、さらにDIBALにて還元し(40)に誘導後ウィティッヒ反応により(33)が製造することができる。
【0064】
また他の1,3−ジオキサン−2,5−ジイル基、1,3−ジチアン−2,5−ジイル基等のヘテロ環を有する化合物についても上述と同様の方法で製造することができる。
【化53】
Figure 0003601190
アルキル鎖中にエーテル結合を有する化合物は以下の方法で製造できる。アルデヒド誘導体(10)を水素化リチウムアルミニウム、水素化ほう素ナトリウム等で還元して得られたアルコール誘導体(41)をN,N−ジメチルホルムアミド(以下DMFと略す)、THF等極性溶媒中、水素化ナトリウム等でアルコラートとし、次いで該アルコラートとアルケニルハライドを反応させる。得られた中間体を異性化し(1)を得ることができる。
【化54】
Figure 0003601190
【0065】
このようにして得られる本発明の液晶性化合物(1)は、いずれも大きな弾性定数比(K33/K11)を示し、低粘性でありかつ広い温度範囲でネマチック相を示す。その上、他の種々の液晶材料と容易に混合し、かつ低温下でも溶解性が良好であるため、ネマチック液晶組成物、特にSTN型表示方式に適したネマチック液晶組成物の構成成分として極めて優れている。
【0066】
【実施例】
以下、実施例により本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例によりなんら制限されるものではない。なお、化合物の構造は核磁気共鳴スペクトル(以下、H−NMRと略す。)、質量スペクトル(以下、MSと略す。)、等で確認した。実施例中、NMRにおいてdは二重線、mは多重線、Jはカップリング定数を表す。MSにおいてMは分子イオンピークを表す。Crは結晶相を、SはスメクチックB相を、Nはネマチック相を、Isoは等方性液体相を示し、相転移温度の単位は全て℃である。
【0067】
(実施例1)
1−エテニル−トランス−4−(トランス−4−(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル)シクロヘキサン((1)式において、RがC、環A、A、Aがトランス−1,4−シクロヘキシレン基、mが0、RがHである化合物(No.1))の製造
【0068】
メチルトリフェニルホスホニウムヨージド8.66グラム(21.4ミリモル)とTHF70ミリリットルの混合物を−50℃に冷却した。この混合物にt−BuOK2.66グラム(23.5ミリモル)を加え1時間攪拌した。この混合物にトランス−4−(トランス−4−(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル)シクロヘキシルカルバルデヒド5.46グラム(17.1ミリモル)のTHF100ミリリットル溶液を−50℃以下を保ち滴下した。滴下後、反応温度を徐々に室温まで昇温し、さらに5時間攪拌した。反応物に水50ミリリットルを加え反応を終了させた後、トルエン300ミリリットルで抽出した。有機層を水100ミリリットルで3回洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下で溶媒を留去し、残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:ヘプタン)に付し、粗製の1−エテニル−トランス−4−(トランス−4−(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル)シクロヘキサンを得た。このものを、ヘプタンから再結晶し、標題化合物2.56グラム(収率47.2%)を得た。
相転移温度:Cr 室温以下 S 232.0 Iso
NMR:δ=0.45〜2.20(37H,m),4.86(1H,ddd,J=10.8,2.2,0.6Hz),4.93(1H,ddd,J=16.2,2.2,0.9Hz),5.78(1H,ddd,J=16.2,10.8,6.3Hz)
MS:m/e=316(M
【0069】
(実施例2)
1−((E)−1−プロペニル)−トランス−4−(トランス−4−(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル)シクロヘキサン((1)式において、RがC、環A、A、Aがトランス−1,4−シクロヘキシレン基、mが0、RがCHである化合物(No.65))の製造
【0070】
エチルトリフェニルホスホニウムブロミド7.28グラム(19.6ミリモル)とTHF70ミリリットルの混合物を−50℃に冷却した。この混合物にt−BuOK2.42グラム(21.6ミリモル)を加え1時間攪拌した。この混合物にトランス−4−(トランス−4−(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル)シクロヘキシルカルバルデヒド5.00グラム(15.7ミリモル)のTHF100ミリリットル溶液を−50℃以下を保ち滴下した。滴下後、反応温度を徐々に室温まで昇温しさらに5時間攪拌した。反応物に水50ミリリットルを加え反応を終了させた後、トルエン300ミリリットルで抽出した。有機層を水で3回洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下で溶媒を留去し、残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:ヘプタン)に付し、粗製の1−(1−プロペニル)−トランス−4−(トランス−4−(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル)シクロヘキサン2.70グラムを得た。
【0071】
この粗生成物2.70グラム(8.17ミリモル)をベンゼンスルフィン酸ナトリウム2水和物2.45グラム(12.3ミリモル)、6N塩酸2.0ミリリットル(12.3ミリモル)およびトルエン/エタノール(1/1)混合溶媒20ミリリットルと混合し、16時間加熱還流させた。室温まで冷却後、反応物に水50ミリリットルを加え、トルエン150ミリリットルで抽出した。有機層を飽和炭酸ナトリウム水溶液で3回、水で3回洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:トルエン)に付し、粗製の1−((E)−1−プロペニル)−トランス−4−(トランス−4−(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル)シクロヘキサン2.32グラムを得た。このものを、酢酸エチル/ヘプタン(3/7)混合溶媒から再結晶し、標題化合物2.16グラム(収率41.6%)を得た。
MS:m/e=330(M
【0072】
(実施例3)
1−(2−プロペニルオキシ)−トランス−4−(トランス−4−(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル)シクロヘキサン((1)式において、RがC、環A、A、Aがトランス−1,4−シクロヘキシレン基、(CHがOCH、RがHである化合物(No.206))の製造
【0073】
トランス−4−(トランス−4−(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル)シクロヘキサノール10.0グラム(33.1ミリモル)のDMF100ミリリットル溶液を室温において攪拌しながらNaH1.19グラム(49.6ミリモル)のDMF10ミリリットル懸濁溶液を滴下した。滴下後、2時間攪拌し、反応混合物の温度を徐々に80℃付近まで上昇させ、1−ブロモ−3−プロペン4.80グラム(39.7ミリモル)のDMF20ミリリットル溶液を滴下し、滴下後同温度で5時間加熱攪拌した。反応溶液を室温まで冷却後、氷水に反応物を加え、トルエン500ミリリットルで抽出した。有機層を水で3回洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下で溶媒を留去した。残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:トルエン)に付し、粗製の1−(2−プロペニルオキシ)−トランス−4−(トランス−4−(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル)シクロヘキサンを得た。このものを、ヘプタンから再結晶し、標題化合物5.74グラム(収率50.1%)を得た。
MS:m/e=346(M
【0074】
(実施例4)
1−((E)−2−ブテニルオキシ)−トランス−4−(トランス−4−(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル)シクロヘキサン((1)式において、RがC、環A、A、Aがトランス−1,4−シクロヘキシレン基、(CHがOCH、RがCHである化合物(No.279))の製造
【0075】
トランス−4−(トランス−4−(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル)シクロヘキサノール10.0グラム(33.1ミリモル)のDMF100ミリリットル溶液を室温にて攪拌しながらNaH1.19グラム(49.6ミリモル)のDMF10ミリリットル懸濁溶液を滴下した。滴下後、2時間攪拌した。反応混合物の温度を徐々に80℃付近まで上昇させ、1−ブロモ−2−ブテン5.35グラム(39.7ミリモル)のDMF20ミリリットル溶液を滴下し、滴下後同温度で5時間加熱攪拌した。反応溶液を室温まで冷却後、氷水に反応物を加え、トルエン500ミリリットルで抽出した。有機層を水で3回洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下で溶媒を留去した。残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:トルエン)に付し、粗製の1−(2−ブテニルオキシ)−トランス−4−(トランス−4−(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル)シクロヘキサン5.96グラムを得た。
【0076】
この粗生成物5.96グラム(16.5ミリモル)をベンゼンスルフィン酸ナトリウム2水和物4.96グラム(24.8ミリモル)、6N塩酸4.1ミリリットル(24.8ミリモル)およびトルエン/エタノール(1/1)混合溶媒40ミリリットルと混合し、次いで16時間加熱還流させた。反応終了後、反応物に水100ミリリットルを加え、トルエン300ミリリットルで抽出した。有機層を飽和炭酸ナトリウム水溶液で3回、水で3回洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:トルエン)に付し、粗製の1−((E)−2−ブテニルオキシ)−トランス−4−(トランス−4−(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル)シクロヘキサン4.89グラムを得た。このものを、酢酸エチル/ヘプタン(3/7)混合溶媒から再結晶し、標題化合物4.40グラム(収率36.9%)を得た。
MS:m/e=360(M
【0077】
(実施例5)
1−エテニル−トランス−4−(トランス−4−(トランス−4−エテニルシクロヘキシル)シクロヘキシル)シクロヘキサン((1)式において、RがCH=CH、環A、A、Aがトランス−1,4−シクロヘキシレン基、mが0、RがHである化合物(No.419))の製造
【0078】
メチルトリフェニルホスホニウムヨージド30.2グラム(74.7ミリモル)とTHF400ミリリットルの混合物を−50℃に冷却し、この混合物にt−BuOK9.23グラム(82.2ミリモル)を加え1時間攪拌した。この混合物にトランス−4−(トランス−4−(トランス−4−ホルミルシクロヘキシル)シクロヘキシル)シクロヘキサンカルボン酸メチルエステル20.0グラム(59.8ミリモル)のTHF500ミリリットル溶液を−50℃以下を保ち滴下した。滴下後、反応温度を徐々に室温まで昇温した。反応物に水300ミリリットルを加え、トルエン1000ミリリットルで抽出し、有機層を水で3回洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下で溶媒を留去し、残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:ヘプタン)に付し、粗製のトランス−4−(トランス−4−(トランス−4−エテニルシクロヘキシル)シクロヘキシル)シクロヘキサンカルボン酸メチルエステル9.90グラムを得た。
【0079】
この粗生成物9.90グラム(29.8ミリモル)のTHF100ミリリットル溶液を−50℃に冷却し攪拌する。この溶液にDIBALのTHF1.0M溶液35.8ミリリットルを−50℃以下を保つように滴下した。同温度で5時間攪拌した後、反応物にメタノール30ミリリットルを加え、混合物をセライト濾過し、濾液をトルエン150ミリリットルで抽出した。有機層を水で3回洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去した。残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:トルエン/酢酸エチル(3/7)の混合液)に付し、粗製のトランス−4−(トランス−4−(トランス−4−エテニルシクロヘキシル)シクロヘキシル)シクロヘキシルカルバルデヒドを得た。このものを、酢酸エチル/ヘプタン(2/3)の混合溶媒から再結晶し、精製物8.11グラムを得た。
【0080】
メチルトリフェニルホスホニウムヨージド13.5グラム(33.5ミリモル)とTHF200ミリリットルの混合物を−50℃に冷却し、この混合物にt−BuOK4.13グラム(36.8ミリモル)を加え1時間攪拌した。この混合物にトランス−4−(トランス−4−(トランス−4−エテニルシクロヘキシル)シクロヘキシル)シクロヘキシルカルバアルデヒド8.11グラム(26.8ミリモル)のTHF250ミリリットル溶液を−50℃以下を保ち滴下し、滴下後、反応物の温度を徐々に室温まで昇温した。反応物に水150ミリリットルを加え、次いでトルエン500ミリリットルで抽出後、有機層を水で3回洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下で溶媒を留去し、残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:ヘプタン)に付し、粗製の1−エテニル−トランス−4−(トランス−4−(トランス−4−エテニルシクロヘキシル)シクロヘキシル)シクロヘキサン4.12グラムを得た。このものをヘプタンから再結晶し、標題化合物2.99グラム(収率16.7%)を得た。
MS:m/e=300(M
【0081】
(実施例6)
1−エテニル−トランス−4−(トランス−4−(トランス−4−((E)−3−ペンテニル)シクロヘキシル)シクロヘキシル)シクロヘキサン((1)式において、RがCHCH=CH(CH、A、A、Aがトランス−1,4−シクロヘキシレン基、mが0、RがHである化合物(No.473))の製造
【0082】
エチルトリフェニルホスホニウムブロミド45.4グラム(122ミリモル)とTHF600ミリリットルの混合物を−50℃に冷却し、この混合物にt−BuOK15.1グラム(135ミリモル)を加え1時間攪拌した。次いでこの混合物にトランス−4−(トランス−4−(トランス−4−(2−ホルミルエチル)シクロヘキシル)シクロヘキシル)シクロヘキサンカルボン酸メチルエステル30.0グラム(97.9ミリモル)のTHF750ミリリットル溶液を−50℃以下を保つように滴下した。滴下後、反応温度を徐々に室温まで昇温した。反応物に水450ミリリットルを加え、次いでトルエン1500ミリリットルで抽出後、得られた有機層を水で3回洗浄し、次いで無水硫酸マグネシウム上で乾燥した。減圧下で溶媒を留去し、残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:ヘプタン)に付し、粗製のトランス−4−(トランス−4−(トランス−4−(3−ペンテニル)シクロヘキシル)シクロヘキシル)シクロヘキサンカルボン酸メチルエステル16.9グラムを得た。
【0083】
この粗生成物16.9グラム(45.1ミリモル)のTHF150ミリリットル溶液を−50℃に冷却し攪拌しながらDIBALのTHF1.0M溶液54.1ミリリットルを−50℃以下を保ち滴下した。同温度で5時間攪拌後、反応物にメタノール45ミリリットルを加え、混合物をセライト濾過し、濾液をトルエン250ミリリットルで抽出した。有機層を水で3回洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:トルエン/酢酸エチル(3/7)の混合液)に付し、粗製のトランス−4−(トランス−4−(トランス−4−(3−ペンテニル)シクロヘキシル)シクロヘキシル)シクロヘキシルカルバルデヒドを得た。このものを、酢酸エチル/ヘプタン(2/3)の混合溶媒から再結晶し、精製物14.3グラムを得た。
【0084】
次に、メチルトリフェニルホスホニウムヨージド21.0グラム(51.9ミリモル)とTHF300ミリリットルの混合物を−50℃に冷却後、この混合物にt−BuOK6.40グラム(57.1ミリモル)を加え1時間攪拌した。この混合物にトランス−4−(トランス−4−(トランス−4−(3−ペンテニル)シクロヘキシル)シクロヘキシル)シクロヘキシルカルバルデヒド14.3グラム(41.5ミリモル)のTHF400ミリリットル溶液を−50℃以下を保ち滴下し、滴下後、反応温度を徐々に室温まで昇温した。反応物に水250ミリリットルを加え、トルエン750ミリリットルで抽出後、有機層を水で3回洗浄し、次いで無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下で溶媒を留去し、残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:ヘプタン)に付し、粗製の1−エテニル−トランス−4−(トランス−4−(トランス−4−(3−ペンテニル)シクロヘキシル)シクロヘキシル)シクロヘキサン6.92グラムを得た。
【0085】
この粗生成物6.92グラム(20.2ミリモル)をベンゼンスルフィン酸ナトリウム2水和物12.1グラム(60.5ミリモル)、6N塩酸10.1ミリリットル(60.5ミリモル)およびトルエン/エタノール(1/1)混合溶媒100ミリリットルと混合し、次いで16時間加熱還流させた。反応終了後、反応物に水200ミリリットルを加え、トルエン600ミリリットルで抽出後、有機層を飽和炭酸ナトリウム水溶液で3回、水で3回洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:トルエン)に付し、粗製の1−エテニル−トランス−4−(トランス−4−(トランス−4−((E)−3−ペンテニル)シクロヘキシル)シクロヘキシル)シクロヘキサン5.71グラムを得た。このものを、酢酸エチル/ヘプタン(3/7)混合溶媒から再結晶し、標題化合物4.47グラム(収率14.5%)を得た。
MS:m/e=342(M
【0086】
(実施例7)
2−((E)−3−ペンテニル)−5−(トランス−4−(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル)−1,3−ジオキサン((1)式において、RがC、A、Aがトランス−1,4−シクロヘキシレン基、Aが1,3−ジオキサン、mが2、RがCHである化合物(No.127))の製造
【0087】
トルエン500ミリリットルにトランス−4−(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシルカルバアルデヒド20.00グラム(84.6ミリモル)、2−((E)−3−ペンテニル)−1,3−プロピレングリコール18.30グラム(127ミリモル)および硫酸4.15グラム(4.23ミリモル)を加え、共沸脱水を行いながら3時間加熱還流した。放冷後、飽和炭酸ナトリウム水溶液で3回、水で3回洗浄した後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥した。減圧下溶媒を留去し、粗製の2−((E)−3−ペンテニル)−5−(トランス−4−(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシル)−1,3−ジオキサンを得た。このものを、ヘプタンから再結晶し、標題化合物20.5グラム(収率66.7%)を得た。
MS:m/e=362(M
【0088】
(実施例8)
1−(3−ブテニル)−トランス−4−(トランス−4−(トランス−4−エテニルシクロヘキシル)シクロヘキシル)シクロヘキサン((1)式においてRがエテニル基、環A、A、Aがトランス−1,4−シクロヘキシレン基、mが2、RがHである化合物(No.421))の製造。
【0089】
2−(1,3−ジオキサン−2−イル)エチルトリフェニルホスホニウムブロミド645グラム(1420ミリモル)とTHF6.5リットルの混合物を−50℃に冷却した。この混合物にt−BuOK147グラム(1310ミリモル)を加え1時間攪拌した。この混合物にトランス−4−(トランス−4−(4−オキソシクロヘキシル)シクロヘキシル)シクロヘキサンカルボン酸メチル350グラム(1090ミリモル)のTHF3.0リットル溶液を−50℃以下を保ちながら滴下した。滴下後、反応温度を徐々に室温まで昇温し、さらに5時間攪拌した。反応物に水1.0リットルを加え反応を終了させた後、セライト濾過し、減圧下で溶媒を溜去し、トルエン3.0リットルで抽出した。有機層を水1.0リットルで3回洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下で溶媒を溜去し、残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:酢酸エチル/トルエン(3/17)の混合液)に付し、粗製のトランス−4−(トランス−4−(4−(2−(1,3−ジオキサン−2−イル)エテニル)シクロヘキシル)シクロヘキシル)シクロヘキサンカルボン酸メチル328グラムを得た。
【0090】
この粗生成物328グラム(784ミリモル)をトルエン/ソルミックス(1/1)混合溶媒3.0リットルに溶解し、5wt%−パラジウム/炭素触媒16.4グラムを加え水素圧1〜2Kg/cm条件下、室温で6時間攪拌した。触媒を濾別後、減圧下で溶媒を溜去し、残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:酢酸エチル)に付し、さらに酢酸エチル/トルエン(7/1)の混合液から再結晶することにより、トランス−4−(トランス−4−(4−(2−(1,3−ジオキサン−2−イル)エチル)シクロヘキシル)シクロヘキシル)シクロヘキサンカルボン酸メチル140グラムを得た。
【0091】
トランス−4−(トランス−4−(4−(2−(1,3−ジオキサン−2−イル)エチル)シクロヘキシル)シクロヘキシル)シクロヘキサンカルボン酸メチル140グラム(333ミリモル)をトルエン1.5リットルに溶解し、蟻酸153グラム(3330ミリモル)を加え、1時間加熱還流した。この反応溶液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液500ミリリットルで3回、水750ミリリットルで3回洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下で溶媒を溜去し、粗製のトランス−4−(トランス−4−(トランス−4−(2−ホルミルエチル)シクロヘキシル)シクロヘキシル)シクロヘキサンカルボン酸メチル90.0グラムを得た。
【0092】
メチルトリフェニルホスホニウムヨージド130グラム(322ミリモル)とTHF1.3リットルの混合物を−50℃に冷却した。この混合物にt−BuOK33.4グラム(110ミリモル)を加え1時間攪拌した。この混合物に粗製のトランス−4−(トランス−4−(トランス−4−(2−ホルミルエチル)シクロヘキシル)シクロヘキシル)シクロヘキサンカルボン酸メチル90.0グラム(248ミリモル)のTHF900ミリリットル溶液を−50℃以下を保ち滴下した。滴下後、反応温度を徐々に室温まで昇温し、さらに5時間攪拌した。反応物に水500ミリリットルを加え反応を終了させた後、セライト濾過し、減圧下で溶媒を溜去し、トルエン1.0リットルで抽出した。有機層を水500ミリリットルで3回洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下で溶媒を溜去し、残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:トルエン)に付し、粗製のトランス−4−(トランス−4−(トランス−4−(3−ブテニル)シクロヘキシル)シクロヘキシル)シクロヘキサンカルボン酸メチル40.0グラムを得た。
【0093】
この粗生成物40.0グラム(110ミリモル)をトルエン1.5リットルに溶解し、−50℃に冷却した。この混合物にDIBAL(1.0Mトルエン溶液)111ミリリットル(111ミリモル)を−50℃以下を保ち滴下し、同温度で3時間攪拌した。反応物に水500ミリリットルを加え反応を終了させた後、セライト濾過し、有機層を水500ミリリットルで3回洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下で溶媒を溜去し、残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:クロロホルム)に付し、粗製のトランス−4−(トランス−4−(4−(2−(3−ブテニル)シクロヘキシル)シクロヘキシル)シクロヘキシルカルバルデヒド27.6グラムを得た。
【0094】
メチルトリフェニルホスホニウムヨージド43.9グラム(109ミリモル)とTHF500ミリリットルの混合物を−50℃に冷却した。この混合物にt−BuOK11.2グラム(100ミリモル)を加え1時間攪拌した。この混合物に粗製のトランス−4−(トランス−4−(トランス−4−(3−ブテニル)シクロヘキシル)シクロヘキシル)シクロヘキシルカルバルデヒド27.6グラム(83.5ミリモル)のTHF300ミリリットル溶液を−50℃以下を保ち滴下した。滴下後、反応温度を徐々に室温まで昇温し、さらに5時間攪拌した。反応物に水300ミリリットルを加え反応を終了させた後、セライト濾過し、減圧下で溶媒を溜去し、トルエン700ミリリットルで抽出した。有機層を水300ミリリットルで3回洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下で溶媒を溜去し、残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:ヘプタン)に付し、粗製の1−(3−ブテニル)−トランス−4−(トランス−4−(トランス−4−エテニルシクロヘキシル)シクロヘキシル)シクロヘキサンを得た。このものをヘプタン/エタノールの混合液から再結晶し、標題化合物8.00グラム(収率2.23%)を得た。
相転移温度(℃):Cr 室温以下 S 221.3 Iso
NMR:δ=0.40〜2.25(34H,m),4.70〜5.25(4H,m),5.50〜6.15(2H,m)
MS:m/e=328(M
【0095】
実施例1〜8の方法に準じ次の化合物が製造できる。
【0096】
【化55】
Figure 0003601190
【0097】
【化56】
Figure 0003601190
【0098】
【化57】
Figure 0003601190
【0099】
【化58】
Figure 0003601190
【0100】
【化59】
Figure 0003601190
【0101】
【化60】
Figure 0003601190
【0102】
【化61】
Figure 0003601190
【0103】
【化62】
Figure 0003601190
【0104】
【化63】
Figure 0003601190
【0105】
【化64】
Figure 0003601190
【0106】
【化65】
Figure 0003601190
【0107】
【化66】
Figure 0003601190
【0108】
【化67】
Figure 0003601190
【0109】
【化68】
Figure 0003601190
【0110】
【化69】
Figure 0003601190
【0111】
【化70】
Figure 0003601190
【0112】
【化71】
Figure 0003601190
【0113】
【化72】
Figure 0003601190
【0114】
【化73】
Figure 0003601190
【0115】
【化74】
Figure 0003601190
【0116】
【化75】
Figure 0003601190
【0117】
【化76】
Figure 0003601190
【0118】
【化77】
Figure 0003601190
【0119】
【化78】
Figure 0003601190
【0120】
【化79】
Figure 0003601190
【0121】
【化80】
Figure 0003601190
【0122】
(実施例8(使用例1))
4−(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)ベンゾニトリル 24%(重量、以下同じ)
4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)ベンゾニトリル 36%
4−(トランス−4−ヘプチルシクロヘキシル)ベンゾニトリル 25%
4−(4−プロピルフェニル)ベンゾニトリル 15%
からなるネマチック液晶組成物の透明点(Cp.)は72.4℃であった。この 液晶組成物をセル厚9μmのTNセル(ねじれネマチックセル)に封入したものの動作しきい値電圧(Vth)は1.78V,誘電率異方性値(△ε)は11.0、屈折率異方性値(△n)は0.137、また20℃における粘度(η20)は27.0mPa・sであった。この液晶組成物を母液晶とし、その85部に実施例1に示した1−エテニル−トランス−4−(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキシルシクロヘキサン(化合物番号1)15部を混合し、その物性値を測定した。その結果Cp.:92.1℃、Vth:2.03V、△ε:10.2、△n:0.132、η20:25.4mPa・sであった。また、この組成物を−20℃のフリーザーに40日間放置したが結晶もしくはSB相は認められなかった。
【0123】
本発明の比較化合物として従来の技術の項に示した(a)、(c)式で表されるもののうちR=C、R’=CHである化合物を取り上げ特許記載の実施例に従い合成し、実施例8に示した液晶組成物を母液晶として(a)はその85部に15部を混合し、(c)は相溶性が悪いため95部に5部混合し物性値を測定した。実施例8の結果とあわせて物性値を表1に示す。
【0124】
【表1】
【0125】
表から本発明化合物はアルキル基を両側鎖に有する同3環系化合物(a−1)(特公昭62−39136号記載)と比較し、ほぼ同等の粘度を示しながら透明点は92.1℃と(a−1)より約8%も高く、さらに弾性定数比K33/K11についても約33%も高い値を有することが判る。また、本発明化合物と同一の骨格構造を有する(c−1)の場合、上記母液晶に対し5%しか溶解せず、本発明化合物と比較し著しく相溶性に劣るばかりか、粘度においても約6%高い値を有することが判る。以上のことから本発明化合物が従来の化合物に比較し改善された特性を有することが判る。
【0126】
さらに、以下の使用例2〜18に本発明の化合物を含有する液晶組成物を挙げることができる。ただし以下の記載においては、液晶組成物の成分となる各化合物を「表2」に示す規則にしたがって略記する。
【表2】
【0127】
Figure 0003601190
【0128】
Figure 0003601190
【0129】
Figure 0003601190
【0130】
Figure 0003601190
Figure 0003601190
【0131】
Figure 0003601190
【0132】
Figure 0003601190
【0133】
Figure 0003601190
【0134】
Figure 0003601190
【0135】
Figure 0003601190
【0136】
Figure 0003601190
【0137】
Figure 0003601190
【0138】
Figure 0003601190
【0139】
Figure 0003601190
【0140】
Figure 0003601190
【0141】
Figure 0003601190
【0142】
Figure 0003601190
【0143】
Figure 0003601190
【0144】
【発明の効果】
本発明の化合物、すなわち分子内にアルケニル基を有する三環系の化合物は低粘性で、いずれも大きな弾性定数比(K33/K11)を有し、低温下での他の液晶性化合物への相溶性に優れた特徴を有する。
従って本発明の化合物を液晶組成物の成分とした場合、他の液晶材料との相溶性に優れているという特徴に加え、分子構成要素の六員環、置換基および/または結合基を適当に選択することにより、所望の物性を有する新たな液晶組成物を提供することが可能である。
【表1】
Figure 0003601190
【表1】
Figure 0003601190

Claims (10)

  1. 一般式(1)
    Figure 0003601190
    (式中、R1は炭素数1〜15のアルキル基、炭素数2〜15のアルケニル基、それらの基中の隣接しない1つ以上のメチレン基(−CH2−)が−O−によって置き換えられた基のいずれかを示し、R2は水素原子または炭素数1〜10のアルキル基を示し、mは0〜5を示し、mが2以上の場合−(CH2−中の1つのメチレン基(−CH2−)が−O−で置き換わっていてもよく、環A1,A2,A3はそれぞれ独立して1, 4−シクロヘキシレン、シクロヘキセン−1,4−ジイル、該6員環上の1つまたは2つの−CH2−が O−で置換された環のいずれかを示し、環A 、A 及びA が全て1,4−シクロヘキシレンであり、−(CH −中の−CH −が−O−に置き換わる場合、その−O−は環A に隣接する)で表されるアルケニルシクロヘキサン誘導体。
  2. 一般式(1)においてm=0で表される請求項(1)に記載のアルケニルシクロヘキサン誘導体。
  3. 一般式(1)においてm=2で表される請求項(1)に記載のアルケニルシクロヘキサン誘導体。
  4. 一般式(1)においてR がアルケニル基で表される請求項2に記載のアルケニルシクロヘキサン誘導体。
  5. 一般式(1)においてR がアルケニル基で表される請求項3に記載のアルケニルシクロヘキサン誘導体。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載のアルケニルシクロヘキサン誘導体を少なくとも1成分以上含む2成分以上からなる液晶組成物。
  7. 第一成分として、請求項1〜5のいずれかに記載のアルケニルシクロヘキサン誘導体を少なくとも1種類含有し、第二成分として、一般式(2)、(3)および(4)
    Figure 0003601190
    (式中、Rは炭素数1〜10のアルキル基を示し、XはF、Cl、OCF、OCFH、CF、CFHまたはCFHを示し、L、L、LおよびLは相互に独立してHまたはFを示し、ZおよびZは相互に独立して−(CH−、−CH=CH−または共有結合を示し、aは1または2を示す。)からなる群から選択される化合物を少なくとも1種類含有することを特徴とする液晶組成物。
  8. 第一成分として、請求項1〜5のいずれかに記載のアルケニルシクロヘキサン誘導体を少なくとも1種類含有し、第二成分として、一般式(5)、(6)、(7)、(8)および(9)
    Figure 0003601190
    (式中、RはF、炭素数1〜10のアルキル基または炭素数2〜10のアルケニル基を示す。該アルキル基またはアルケニル基中の任意のメチレン基(−CH−)は酸素原子(−O−)によって置換されていてもよいが、2つ以上のメチレン基が連続して酸素原子に置換されることはない。環Aはトランス−1,4−シクロヘキシレン基、1,4−フェニレン基、ピリミジン−2,5−ジイル基または1,3−ジオキサン−2,5−ジイル基を示し、環Bはトランス−1,4−シクロヘキシレン基、1,4−フェニレン基またはピリミジン−2,5−ジイル基を示し、環Cはトランス−1,4−シクロヘキシレン基または1,4−フェニレン基を示し、Zは−(CH−、−COO−または共有結合を示し、LおよびLは相互に独立してHまたはFを示し、bおよびcは相互に独立して0または1を示す。)
    Figure 0003601190
    (式中、Rは炭素数1〜10のアルキル基を示し、LはHまたはFを示し、dは0または1を示す。)
    Figure 0003601190
    (式中、Rは炭素数1〜10のアルキル基を示し、環Dおよび環Eは相互に独立してトランス−1,4−シクロヘキシレン基または1,4−フェニレン基を示し、ZおよびZは相互に独立して−COO−または共有結合を示し、Zは−COO−または−C≡C−を示し、LおよびLは相互に独立してHまたはFを示し、XはF、OCF、OCFH、CF、CFHまたはCFHを示すが、XがOCF、OCFH、CF、CFHまたはCFHを示す場合はLおよびLは共にHを示す。e、fおよびgは相互に独立して0または1を示す。)
    Figure 0003601190
    (式中、RおよびRは相互に独立して炭素数1〜10のアルキル基または炭素数2〜10のアルケニル基を示す。いずれにおいてもそのうちの任意のメチレン基(−CH−)は酸素原子(−O−)によって置換されていてもよいが、2つ以上のメチレン基が連続して酸素原子に置換されることはない。環Gはトランス−1,4−シクロヘキシレン基、1,4−フェニレン基またはピリミジン−2,5−ジイル基を示し、環Hはトランス−1,4−シクロヘキシレン基または1,4−フェニレン基を示し、Zは−C≡C−、−COO−、−(CH−、−CH=CH−C≡C−または共有結合を示し、Zは−COO−または共有結合を示す。)
    Figure 0003601190
    (式中、RおよびR10は相互に独立して炭素数1〜10のアルキル基または炭素数2〜10のアルケニル基を示す。いずれにおいてもそのうちの任意のメチレン基(−CH−)は酸素原子(−O−)によって置換されていてもよいが、2つ以上のメチレン基が連続して酸素原子に置換されることはない。環Iはトランス−1,4−シクロヘキシレン基、1,4−フェニレン基またはピリミジン−2,5−ジイル基を示し、環Jはトランス−1,4−シクロヘキシレン基、環上の1つ以上の水素原子がFで置換されていてもよい1,4−フェニレン基またはピリミジン−2,5−ジイル基を示し、環Kはトランス−1,4−シクロヘキシレン基または1,4−フェニレン基を示し、ZおよびZ11は相互に独立して−COO−、−(CH−または共有結合を示し、Z10は−CH=CH−、−C≡C−、−COO−または共有結合を示し、hは0または1を示す。)からなる群から選択される化合物を少なくとも1種類含有することを特徴とする液晶組成物。
  9. 第一成分として、請求項1〜5のいずれかに記載のアルケニルシクロヘキサン誘導体を少なくとも1種類含有し、第二成分の一部分として、請求項7に記載の一般式(2)、(3)および(4)からなる群から選択される化合物を少なくとも1種類含有し、第二成分の他の部分として、請求項8に記載の一般式(5)、(6)、(7)、(8)および(9)からなる群から選択される化合物を少なくとも1種類含有することを特徴とする液晶組成物。
  10. 請求項6〜9のいずれかに記載の液晶組成物を使用した液晶表示素子。
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