JP3601186B2 - 合成用画像出力装置及び画像形成装置 - Google Patents

合成用画像出力装置及び画像形成装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置における合成用画像出力装置及び画像形成装置にかかり、詳しくは、他の画像に合成すべき合成用画像を画像メモリに記憶し、該画像メモリに記憶された合成用画像を読み出して出力する合成用画像画像出力装置及び画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図15に例示したように、画像形成済みの記録媒体を秘密文書として扱いたい場合の「まる秘」マークの付加や自己の氏名の付加等、スキャナで読み取った原稿画像に、特定の合成用画像を合成して画像形成したいという使用者の要望があった。
かかる要望に応え、従来、それぞれ別の画像メモリに記憶された複数の合成用画像(「まる秘」マーク等)を読み出して、他の画像メモリ上でスキャナで読み取った原稿画像と合成して最終的な出力画像を作成し、この出力画像に基づいて記録媒体上に画像を形成する画像形成装置が登場するようになった。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の画像形成装置においては、合成用画像単位に記憶手段を有する上に、合成された出力画像を作成するための画像メモリをも有するため、画像を合成するために必要なメモリ容量の増大、アドレスバスラインの増大、及び同一ロジックの重複という事態が生じていた。このことから、画像形成装置内における画像合成のための回路規模が大きくなり、画像形成装置のコストアップ等の問題が生じていた。
また、従来の画像形成装置においては、スキャナで読み取った原稿画像を画像メモリに記憶し、その画像メモリ上で、他の画像メモリに記憶された合成用画像との画像合成を行っていたため、原稿画像の読み取りが始まってから、合成された画像が出力されるまでに時間がかかるという問題も生じていた。
【0003】
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、画像形成装置内の画像合成のために必要なメモリ容量を低減するとともに、回路規模を縮小した合成用画像出力装置及び画像形成装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、請求項1の合成用画像出力装置は、他の画像に合成すべき合成用画像を記憶する画像メモリと、該画像メモリに記憶された合成用画像を読み出して、媒体上に画像を書き込む書き込み手段に出力する合成用画像出力装置において、前記画像メモリに記憶された合成用画像の読み出しアドレスを制御して前記画像メモリに記憶された合成用画像を読み出すアドレス制御手段と、前記画像メモリから読み出された合成用画像を1ライン単位で記憶可能な複数のラインメモリと、前記他の画像の前記書き込み手段への送信に同期して、前記画像メモリから読み出された合成用画像を時分割に選択して前記複数のラインメモリに記憶させるとともに、前記複数のラインメモリに記憶された合成用画像を時分割で選択して読み出し、前記書き込み手段に出力するラインメモリ制御手段とを設けたことを特徴とするものである。
【0005】
請求項1の合成用画像出力装置においては、合成用画像以外の他の画像の書き込み手段への送信に同期して、画像メモリから読み出された合成用画像を記憶すべきラインメモリを複数のラインメモリの中から時分割で選択し、さらに、前記複数のラインメモリからの合成用画像の読み出しを時分割で行うので、他の画像に同期した合成用画像1ライン分づつの画像をライン間でとぎれることなく出力することができる。
【0006】
請求項2の合成用画像出力装置は、請求項1の合成用画像出力装置において、前記画像メモリは複数種類の合成用画像を記憶し、前記複数のラインメモリと前記ラインメモリ制御手段とを複数組有し、前記複数種類の合成用画像のそれぞれを前記複数組のそれぞれに対応させたことを特徴とするものである。
【0007】
請求項2の合成用画像出力装置においては、複数のラインメモリと前記複数のラインメモリ制御手段との組におけるそれぞれのラインメモリ制御手段が、画像メモリに記憶された複数の画像のうち上記それぞれの組に対応した合成用画像のラインメモリへの記憶と読み出しとを制御して、複数の合成用画像の書き込み手段への出力を並行して行う。
【0008】
請求項3の合成用画像出力装置は、請求項2の合成用画像出力装置において、前記アドレス制御手段は、前記複数の種類の合成用画像のうちの一つの合成用画像の読み出しタイミングとの関係に基づいて、他の合成用画像の前記画像メモリからの読み出しタイミングを制御することを特徴とするものである。
【0009】
請求項3の合成用画像出力装置においては、アドレス制御手段によって、前記複数の種類の合成用画像のうちの一つの合成用画像の画像メモリからの読み出しタイミングとの関係に基づいて、他の合成用画像の前記画像メモリからの読み出しタイミングを制御する。
【0010】
請求項4の合成用画像出力装置は、請求項1、2又は3の合成用画像出力装置において、合成用画像の変倍率を指定するための変倍率指定手段を有し、前記ラインメモリ制御手段は、指定された変倍率に応じて、各ラインメモリからの合成用画像の読み出しを制御することを特徴とするものである。
【0011】
請求項4の合成用画像出力装置においては、変倍率指定手段による変倍率に応じて、ラインメモリ制御手段が、合成用画像のラインメモリからの読み出しを制御する。例えば、変倍率が2倍等の拡大である場合には、ラインメモリ制御手段は、合成用画像を読み出すラインメモリを連続して選択するとともに、前記選択されているラインメモリ内の合成用画像における各画素のデータを重複して読み出す。
【0012】
請求項5の画像形成装置は、請求項1、2、3又は4の合成用画像出力装置と、画像読み取り手段とを有し、前記合成用画像出力手段からの合成用画像の前記書き込み手段への出力と前記画像読み取り手段で読み取った他の画像の前記書き込み手段への出力とを同期して行い、前記合成画像と前記画像読み取り手段からの他の画像とを合成して画像形成することを特徴とするものである。
【0013】
請求項5の画像形成装置においては、合成用画像出力装置の合成用画像の書き込み手段への出力と画像読み取り手段で読み取った画像の書き込み手段への出力とを同期させる。これによって、原稿画像の読み取りの後に、原稿画像を画像メモリに記憶して合成用画像との画像合成を行なう必要が無くなる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を画像形成装置としてのデジタル複写機(以下、複写機という)に適用した一実施形態について説明する。
まず、図10を用いて、本実施形態にかかる複写機の概略構成について説明する。図10は、複写機の概略構成を説明する説明図である。
本実施形態における複写機1は、大きく、スキャナ2とプリンタ3とからなる。上記スキャナ2は、原稿画像を光学的に読み取るためのものであり、上記プリンタ3は、スキャナ2で読み取った原稿画像を、記録媒体、例えば記録紙上に画像形成するものである。
上記スキャナ2の構成動作を該スキャナ2の概略構成図である図11に基づいて説明する。 符号Dは原稿であり、画像面を図中下にして原稿台であるコンタクトガラス20上に載置する。載置された原稿を、露光ランプ21で照射し、その反射光を第1ミラー22、第2ミラー23及び第3ミラー24によって、結像レンズ25に導く。該結像レンズは、上記反射光をCCD(チャージ・カップルドゥ・デバイス)26上に結像する。上記CCD26は、結像した反射光を光電変換することにより、原稿画像に対応したアナログ電気信号を出力する。
【0015】
上記CCD26は図面に対して垂直な方向(以下、この方向を主走査方向という。)に配列しており、原稿画像をライン単位で読み取る。
図11中の符号Yは、光源及び第1ミラーが搭載された第1キャリッジ(図示せず)と、第2及び第3ミラーが搭載された第2キャリッジ(図示せず)とが原稿読み取りのために移動する方向を表す。この方向Yを副走査方向という。ここで上記主走査方向と副走査方向の関係を図12に示す。図中符号Xが主走査方向であり、図中符号Yが副走査方向である。従って、原稿Dは、主走査方向については、符号L1、L2、L3・・・というライン単位で走査され、副走査方向Yについては、露光ランプ第1ミラー等のスキャナの光学系と原稿との相対的な移動によって走査される。
【0016】
図10に戻って説明を続ける。
上記CCDイメージセンサ26からのアナログ電気信号は、図10の符号5で示す画像処理部に入力される。そして、この画像処理部5にてデジタル電気信号に変換される。上記デジタル電気信号は、さらに、上記画像処理部にて、シェーディング補正、変倍処理、ガンマ変換等の各種の画像処理が施された後、画像信号としてプリンタ3の書き込み手段である書き込みユニット6に送られる。
【0017】
この書き込みユニット6には、レーザダイオード(図示せず)が設けられている。該レーザダイオードは、上記画像信号に対応して点滅し、光ビームを発生する。この光ビームは、ポリゴンミラー16によって偏向され、fθレンズ及びミラー等を介して、感光体7上に導かれる。そして、上記光ビームは、帯電装置8によって一様に帯電された感光体7の表面を走査し、潜像を形成する。この潜像は、現像装置9によって顕像化され、トナー像となる。上記トナー像は、上記感光体7に対向して設けられた転写装置10によって、給紙ユニット4から搬送されてきた記録紙上に転写される。トナー像が転写された記録紙は、搬送ベルト12によって定着装置13に搬送され、この定着装置13によって、定着される。こうして、原稿画像の記録紙への画像形成が完了する。一方、転写装置による転写終了後の感光体7表面は、クリーニング装置11によって、残留トナーが回収され、クリーニングされる。
【0018】
以上のような構成動作を行う複写機1の外観構成図を図13に示す。図示のように、複写機1は、操作部14を有している。そして、この操作部14には、タッチパネルも兼ねる液晶表示部15が設けられている。複写機1の使用者は、この液晶表示部15に表示された指示やメニューに従いながら、複写機で行われる各種機能の指定等を行うことが可能である。
【0019】
本実施形態にかかる複写機1は、上述のごとき原稿画像の記録紙上への画像形成のみならず、複写機内に設けられた後述する合成用画像出力装置30からの画像を、スキャナで読み取った原稿画像と合成して記録紙上に画像形成することが可能である。
かかる画像合成の概念を図示したのが、図13である。
図示のように、スキャナ2で読み取り、画像処理部5で前述の所定の処理が完了した画像信号と合成用画像出力装置30からの画像信号との論理和をとり、その結果をプリンタ3の書き込みユニットに送ることによって、画像合成された画像を記録紙上に形成するようにしている。
上述の画像合成を行って記録紙上に画像形成をした一例を図15に示す。図15中、符号Dは原稿画像を表し、符号Pは画像合成して画像形成した後の記録紙を表す。また、符号E、F、及びGは、それぞれ合成用画像出力装置30の画像メモリ35に記憶されている合成用画像を表す。
【0020】
上記合成用画像出力装置30の第1の実施例を図1に基づいて説明する。
図1は第1の実施例にかかる合成用画像出力装置30を説明する説明図である。
本実施例における合成用画像出力装置30は、合成用画像を記憶する画像メモリ35と、該画像メモリの読み出しアドレスを制御するアドレス制御手段31と、上記画像メモリ35から1バイト単位でパラレルに読み出された画像信号をシリアル信号に変換する信号変換器36と、上記信号変換器36からの信号(以下、画像データという。)を記憶する複数のラインメモリ39、40と、上記ラインメモリ39、40への上記画像データへの書き込み、及び上記ラインメモリからの上記画像データの読み出しを制御するラインメモリ制御部38とからなる。また、画像データの変倍率を制御する変倍率制御部37も有する。
【0021】
上記画像メモリ35は、1又は複数種類の合成用画像をビットマップ形式で記憶するものである。本実施形態においては、上記合成用画像の各画素は、1ビット、即ち、2値の画像データで表現されている。
上記画像メモリ35の読み出しアドレスを制御するアドレス制御手段31について説明する。このアドレス制御手段31は、Xカウンタ33、Yカウンタ34、及びカウンタ制御部32によって構成されている。
上記カウンタ制御部32は、スキャナ2における原稿画像主走査方向及び副走査方向の走査(読み取り)に同期して、副走査方向については1ライン単位のライン同期信号LSYNCを発生し、主走査方向については、1画素単位の画素クロックを発生する。上記ライン同期信号LSYNCと上記画素クロックとはともに、Xカウンタ33及びYカウンタ34に入力される。
【0022】
上記Xカウンタ33は、画像メモリ35の主走査方向のアドレスを指定するものである。このXカウンタ33は、ライン同期信号LSYNCによってリセットされ、画素クロックに同期してカウントアップすることにより、画像メモリ35の主走査方向のアドレスを歩進する。
上記Yカウンタ34は、画像メモリ35の副走査方向のアドレスを指定するものである。このYカウンタ34は、スキャナ2の原稿画像の読み取り動作の起動時にリセットされ、上記ライン同期信号LSYNCの入力に応答してカウントアップして、上記画像メモリ35の副走査方向のアドレスを歩進する。
以上のようなXカウンタ33及びYカウンタ34のアドレス指定により、スキャナ2で読み取られる原稿画像との同期を取って、画像メモリ35からの合成用画像の読み出しを行うことが可能となる。
【0023】
図2に示すように、画像メモリ35中の合成用画像は、1バイト単位でパラレルに読み出される。これを信号変換器36によって、パラレル/シリアル変換し、順次ラインメモリに書き込んでゆく。上記ラインメモリは、FIFO(先入れ先出しメモリ)として構成されている。本実施例においては、第1FIFO39及び第2FIFO40の二つのラインメモリを備えている。
上記第1FIFO39及び上記第2FIFO40のいずれも、合成用画像の主走査方向サイズ×1ビットの容量をもつものである。上記第1FIFO39及び上記第2FIFO40への画像データの書き込み、及びこれらのFIFO39、40からの画像データ読み出しは、それぞれ時分割で行なわれ、いわゆるトグル動作となる。即ち、最初の1ライン分の画像データの書き込みを除き、第1FIFO39へ画像データを書き込んでいるときは、第2FIFO40から画像データの読み出しを行い、逆に第1FIFO39からの画像データの読み出しを行っているときは、第2FIFO40への画像データの書き込みを行っている。例えば、画像データの前ラインの読み出しを第1FIFO39から行っているときは、画像データの現ラインの書き込みを第2FIFO40に対して行う。
【0024】
こうして、画像データのライン間でとぎれることなく、いずれかのFIFOより画像データを読み出し、合成用画像出力装置30から前述した書き込みユニット6へ順次画像データを出力する。
上記第1FIFO39及び第2FIFO40におけるトグル動作は、ラインメモリ制御部38によって制御されるものである。上記ラインメモリ制御部38は、FIFOにおける画像データの読み出し及び書き込みクロックCLK、ライトイネーブル信号WE、リードイネーブル信号RE、及び第1FIFO39及び第2FIFO40のいずれかを選択するための第1、第2の2本のセレクト信号SEL1、SEL2を出力する。そして、例えば、ライトイネーブル信号をアクティブにして、第2セレクト信号SEL2で第1FIFO39を選択した場合は、第1FIFO39に上記クロックCLKに同期して、画像データが書き込まれる。また、リードイネーブル信号をアクティブにし、上記第1セレクト信号SEL1で、第2FIFO40を選択した場合は、上記クロックに同期して、第2FIFO40に記憶されている画像データが読み出される。
【0025】
本実施例における合成用画像出力装置30は、上記ラインメモリ制御部38に変倍制御信号を与える変倍制御部37を有している。この変倍制御部37は、指定された変倍率に基づいて合成用画像の倍率を制御するために、上記変倍制御信号によって上記ラインメモリ制御部38の第1FIFO39及び第2FIFO40の書き込み及び読み出し制御の変更を指示するものである。上記変倍率の指定は、使用者によって、前述した複写機1の操作部14から指定されるものである。従って、上記操作部14は、変倍率指定手段としての機能を有している。
(以下、余白)
【0026】
使用者によって、「2倍」の変倍率が指定された場合について、図3のタイミングチャートを用いて説明する。
合成用画像の印字開始ラインの2ライン前(ライン−2)で、前述したXカウンタ33及びYカウンタ34による画像メモリ35からの画像データの読み出しを行い、合成用画像の最初の1ライン分の画像データを第1FIFO39に書き込む。この書き込まれた画像データは、印字開始ライン(ライン0)において読み出される。今、変倍率が2倍であるため、上記第1FIFO39からの画像データの読み出しを次のライン1においても行う。これによって、副走査方向に合成用画像の同一ラインの画像データが2ライン分連続して出力される。
【0027】
一方、主走査方向については、1画素分の画像データを2画素連続して出力することによっていわゆる補間処理を行ない、1ラインにつき合成用画像のライン長の2倍の画像データを出力する。
上記第1FIFO39からの画像データの読み出しを行っているライン0において、第1FIFO39からの読み出しと並行して、合成用画像の2ライン目の画像データの第2FIFO40への書き込みを行う。そして、上記第1FIFO39からの連続した読み出しが終了したら、上記第1FIFO39からの読み出しと同様にして、第2FIFO40からの読み出しを行う(ライン2、ライン3)。これによって、主走査方向及び副走査方向の両方向に2倍に拡大された合成用画像を出力することができる。
【0028】
図4は、変倍率が4倍のときの第1FIFO39及び第2FIFO40の書き込み及び読み出しタイミングを説明するタイミングチャートである。
上記変倍率が4倍のときは、次のような第1FIFO39及び第2FIFO40の書き込み及び読み出し制御が行われる。
合成用画像の印字開始ラインの4ライン前(ライン4)で、前述したアドレス制御手段31による画像メモリ35からの画像データの読み出しを行い、合成用画像の最初の1ライン分の画像データを第1FIFO39に書き込む。この書き込まれた画像データは、印字開始ライン(ライン0)において、読み出される。今、変倍率が4倍であるため、上記第1FIFOからの画像データの読み出しをライン0に続くライン1、ライン2及びライン3についても行う。これによって、副走査方向に合成用画像の同一ラインの画像データが4ライン分連続して出力される。
【0029】
一方、主走査方向については、1画素分の画像データを4画素連続して出力することによって、1ラインにつき4倍のライン長の画像データを出力する。
上記第1FIFO39からの画像データの読み出しを行っているライン0において、第1FIFO39からの読み出しと並行して、合成用画像の2ライン目の画像データの第2FIFO40への書き込みを行う。そして、上記第1FIFO39からの連続した読み出しが終了したら、上記第1FIFO39からの読み出しと同様にして、第2FIFO40からの読み出しを行う(ライン4〜7)。
これによって、主走査方向及び副走査方向の両方向に4倍に拡大された合成用画像を出力することができる。
【0030】
次に、合成用画像出力装置30の第2の実施例を図5に基づいて説明する。
図5は第2の実施例にかかる合成用画像出力装置30を説明する説明図である。
第2の実施例にかかる合成用画像出力装置が、第1の実施例にかかる合成用画像出力装置と異なるのは、第1の実施例にかかる合成用画像出力装置が、ラインメモリ制御部と複数のFIFOからなる組を一組しか持っていなかったのに対し、第2の実施例にかかる合成用画像出力装置は、ラインメモリ制御部と複数のFIFOからなる組を複数有している点である。
このようにラインメモリ制御部と複数のFIFOからなる組を複数組有することによって、上記スキャナ2の原稿画像の一度の読み取りに同期して、上記組数に対応した合成用画像を画像メモリ35から書き込みユニット6に出力することができる。本実施例では、具体的には、2組のラインメモリ制御部と複数のFIFOからなる組を持っている。
【0031】
図5において、第1ラインメモリ制御部38は、第1〜第4FIFO39〜42の書き込み及び読み出しを制御し、第2ラインメモリ制御部43は、第5〜第8FIFO45〜48の書き込み及び読み出しを制御する。第1ラインメモリ制御部38及び第2ラインメモリ制御部43からそれぞれ出力されているクロック信号CLK、ライトイネーブル信号WE、リードイネーブル信号RE、及びセレクト信号SEL1、SEL2の各信号の持つ機能は、前述した第1の実施例における第1ラインメモリ制御部から出力される信号の機能にそれぞれ対応している。従って、第1及び第2のそれぞれのラインメモリ制御部が行うFIFOの書き込み及び読み出しの制御は、第1の実施例における第1ラインメモリ制御部38による制御とほぼ同様である。
また、アドレス制御部31の構成動作も、第1の実施例におけるアドレス制御部の構成動作と同様である。さらに、合成用画像の変倍率を制御する変倍制御部37を有する点も第1の実施例と同様である。
【0032】
ここで、図6を用いて、第2の実施例にかかる合成用画像出力装置における画像データの書き込み及び読み出し動作について説明する。
図6は、第2の実施例における各FIFOの書き込み及び読み出しタイミングを説明するタイミングチャートである。尚、変倍率は1倍、即ち、等倍である。本実施例においては、画像メモリ35には、2種類の合成用画像が記憶されている。そのうちの1つの画像を「合成用画像Q」とし、もう1つを「合成用画像R」とする。
合成用画像Qの印字開始ラインの2ライン前(ライン−2)で、前述したアドレス制御に基づき、画像メモリ35中の合成用画像Qの最初の1ラインと次の1ラインとの計2ライン分の画像データを連続して読み出す。そして、最初の1ラインの画像データを第1FIFO39に書き込み、次のラインの画像データを第2FIFO40に書き込む(符号A1)。
【0033】
また、合成用画像Rの印字開始ラインの1ライン前(ライン−1)で、前述したアドレス制御に基づき、画像メモリ35中の合成用画像Rの最初の1ラインと次の1ラインとの計2ライン分の画像データを連続して読み出す。そして、最初の1ラインの画像データを第5FIFO45に書き込み、次のラインの画像データを第6FIFO46に書き込む(符号B1)。
上記第1FIFO39に書き込まれた合成用画像Qの1ライン目の画像データは、合成用画像Qの印字開始ラインであるライン0で読み出される(符号C1)。また、上記第5FIFO45に書き込まれた合成用画像Rの1ライン目の画像データも、合成用画像Rの印字開始ラインであるライン0で、上記第1FIF039からの読み出しのタイミングと同じタイミングで読み出される(符号D1)。
一方、上記ライン0において、合成用画像Qの3番目のラインの画像データと4番目のラインの画像データを画像メモリ35から連続して読み出し、3番目のラインの画像データを第3FIFO41に書き込み、4番目のラインの画像データを第4FIFO42に書き込む(符号E1)。
【0034】
上記第2FIFO40に書き込まれた合成用画像Qの2ライン目の画像データ、及び上記第6FIFO46に書き込まれた合成用画像Rの2ライン目の画像データは、ライン1にて各FIFOから同タイミングで読み出される(符号F1、G1)。
また、このライン1では、合成用画像Rの3番目のラインの画像データと4番目のラインの画像データを画像メモリ35から連続して読み出し、3番目のラインの画像データを第7FIFO47に書き込み、4番目のラインの画像データを第8FIFO48に書き込む(符号H1)。
そして、ライン1までで画像データの読み出しが終了した第1FIFO39及び第2FIFO40に合成用画像Qの5番目のラインの画像データと6番目のラインの画像データとを連続して書き込む(符号I1)。
このような、各FIFOに対するそれぞれの合成用画像におけるラインごとの画像データの書き込み及び読み出しの制御が順に繰り返される。これによって、原稿画像に、合成用画像Q及び合成用画像Rの両者が合成された画像の形成がされる。
【0035】
第2の実施例における合成用画像出力装置においても、第1の実施例同様、合成用画像の変倍が可能である。
以下、変倍率が2倍であるときの第2の実施例における各FIFOの書き込み及び読み出しのタイミングについて図7に基づいて説明する。
図7は、第2の実施例の合成用画像出力装置において、変倍率が2倍のときの各FIFOの書き込み及び読み出しタイミングを説明するタイミングチャートである。
【0036】
合成用画像Qの印字開始ラインの2ライン前(ライン−2)で、画像メモリ35からの合成用画像Qの1ライン目の画像データのみの読み出しを行い、これを第1FIFO39に書き込む(符号A2)。この点、上記変倍率が1倍のときとは異なっている。上記第1FIFO39に書き込まれた画像データは、印字開始ライン(ライン0)において、読み出される(符号C2)。今、変倍率が2倍であるため、上記第1FIFOからの画像データの読み出しを次のライン1についても行う(符号F2)。これによって、副走査方向に合成用画像の同一ラインの画像データが2ライン分連続して出力される。
一方、主走査方向については、1画素分の画像データを2画素連続して出力することによって、1ラインにつき2倍のライン長の画像データを出力する。
合成用画像Qの2番目のラインの画像データは、印字開始ライン(ライン0)における第1FIFO39からの読み出しと同じタイミングで、第2FIFO40に書き込まれる(符号E2)。そして、上記第1FIFO39からの読み出しと同様に、ライン2とライン3で、連続して読み出される(符号J2、符号L2)。
【0037】
合成用画像Rの1番目のラインの画像データは、印字開始ライン(ライン0)の1つ前のライン(ライン−1)にて、画像メモリ35から読み出され、第5FIFO45に書き込まれる(符号B2)。この書き込まれた画像データは、印字開始ラインであるライン0から、2ライン分連続で読み出される(符号D2、符号G2)。主走査方向については、上記合成用画像Qの場合と同様である。
合成用画像Rの2番目のラインの画像データは、合成用画像Rの1ライン目の画像データについての2回目の読み出しと並行して、ライン1にて、画像メモリ35から読み出され、第6FIFO46に書き込まれる(符号H2)。そして、上記第5FIFO45からの読み出しと同様に、ライン2とライン3で、連続して読み出される(符号K2、符号M2)。
以上のような、いわゆるトグル動作が、合成用画像Q及び合成用画像Rについて順次行われることによって、記録紙上には、各合成用画像を主及び副走査方向に2倍に拡大した画像と、原稿画像が合成されて画像形成される。
【0038】
次に、変倍率が4倍であるとき第2の実施例における各FIFOの書き込み及び読み出しのタイミングについて図8に基づいて説明する。
図8は、第2の実施例の合成用画像出力装置において、変倍率が4倍のときの各FIFOの書き込み及び読み出しタイミングを説明するタイミングチャートである。
合成用画像Qの印字開始ライン(ライン0)の4ライン前(ライン−4)で、画像メモリ35からの合成用画像Qの1ライン目の画像データのみの読み出しを行い、これを第1FIFO39に書き込む(符号A3)。上記第1FIFO39に書き込まれた画像データは、印字開始ライン(ライン0)において、読み出される(符号C3)。今、変倍率が4倍であるため、上記第1FIFOからの画像データの読み出しをライン0の他、ライン1、ライン2及びライン3の4ラインについて行う(符号C2、F3、I3、K3)。これによって、副走査方向に合成用画像の同一ラインの画像データが4ライン分連続して出力される。
【0039】
一方、主走査方向については、1画素分の画像データを4画素連続して出力することによって、1ラインにつき合成用画像のライン長の4倍の画像データを出力する。
合成用画像Qの2番目のラインの画像データは、印字開始ライン(ライン0)における第1FIFO39からの読み出しと同じタイミングで、画像メモリ35から読み出され、第2FIFO40に書き込まれる(符号E3)。そして、上記第1FIFO39からの読み出しと同様に、合成用画像Qの一番目のラインの画像データの読み出しが終了した後のライン4〜ライン7で連像して読み出される。
【0040】
合成用画像Rの1番目のラインの画像データは、印字開始ライン(ライン0)の3つ前のライン(ライン−3)にて、画像メモリ35から読み出され、第5FIFO45に書き込まれる(符号B3)。この書き込まれた画像データは、印字開始ラインであるライン0からライン3まで連続で読み出される(符号E3、G3、J3、L3)。主走査方向については、上記合成用画像Qの場合と同様である。
合成用画像Rの2番目のラインの画像データは、合成用画像Rの1ライン目の画像データの2回目の読み出しと並行して、ライン1にて、画像メモリ35から読み出され、第6FIFO46に書き込まれる(符号H3)。そして、上記第5FIFO45からの読み出しと同様に、合成用画像Rの一番目のラインの画像データの読み出しが終了した後のライン4〜ライン7で連像して読み出される。
以上の、いわゆるトグル動作が、合成用画像Q及び合成用画像Rについて順次行われることによって、記録紙上には、各合成用画像を主及び副走査方向に4倍に拡大した画像と、原稿画像が合成されて画像形成される。
【0041】
これまでの第2の実施例については、合成用画像Qと合成用画像Rがともに同一のラインから書き込みが開始されるものとして説明してきた。ここで、合成用画像Qと合成用画像Rとを異なるライン(座標位置)から、その書き込みを開始させることも可能である。しかし、この場合には、合成用画像Q及び合成用画像Rの画像メモリからの読み出しが競合しないように留意する必要がある。
以下、図9に基づいて説明する。
図9は、2つの合成用画像(合成用画像Q及び合成用画像R)の画像データの読み出しの競合を説明する説明図である。
図9に例示のように、合成用画像Qの印字開始ラインがライン0であるとき、合成用画像Rの印字開始ラインは、偶数番目のラインであることが必要となる。仮に図9のライン1部のように、合成用画像Rの印字開始ラインが奇数番目のラインであると、画像メモリ35に対する合成用画像Qと合成用画像Rの読み出しが競合してしまう(符号Z)。本実施形態においては、装置内の画像メモリ容量を低減すべく、合成用画像を記憶する画像メモリは一つであるから、両合成用画像を同時に読み出すことはできない。
【0042】
そこで、本実施形態においては、前記アドレス制御手段31にて、複数の合成用画像のうちの一つの合成用画像の読み出しタイミングとの関係に基づいて、他の合成用画像の前記画像メモリからの読み出しタイミングを制御して、読み出しの競合を防止している。
具体的には、アドレス制御手段31に、各合成用画像の印字開始座標が指定されると、副走査方向の座標、即ち、印字開始ラインを強制的に偶数ラインに変換している。
これは、複数ビットで表現される副走査方向の印字開始座標の下位1ビットを無視することによって達成できる。こうして、合成用画像Q及び合成用画像Rの印字開始ラインをともに偶数ラインにすることによって、画像メモリ35に対する各合成用画像の読み出しの競合を防止し、画像形成動作の円滑化を図っている。尚、上記印字開始座標は、使用者によって、前述した操作部14から指定されるものである。
【0043】
尚、本実施形態においては、合成用画像を、複写機1のスキャナ2で読み取った原稿画像と合成する場合について説明したが、本件発明は、例えば、ホスト装置に接続されたプリンタにおいて、ホスト装置から送信される画像に合成する場合についても適用が可能である。また、ファクシミリ装置において、相手方ファクシミリから送られてきた画像に合成する場合についても適用が可能である。
さらに、本実施形態においては、合成用画像を2値画像としているが、本件発明は、かかる合成用画像として多値画像を用いる場合にも応用できるものである。
【0044】
【発明の効果】
請求項1の合成用画像出力装置によれば、ラインメモリという少容量のメモリを使用して、合成用画像1ライン分づつの画像データをライン間でとぎれることなく出力することで適正な合成用画像の出力を可能としながら、従来の装置に比較して、メモリ容量を低減して回路規模を縮小した合成用画像出力装置を得ることが可能となるという優れた効果を有する。
【0045】
特に、請求項2の合成用画像出力装置によれば、複数のラインメモリとラインメモリ制御手段とを複数組有し、複数種類の合成用画像のそれぞれを前記複数組のそれぞれに対応させるので、画像メモリに記憶された複数種類の画像を、合成すべき他の画像に同期して出力することができるという優れた効果を有する。
【0046】
また、特に、請求項3の合成用画像出力装置によれば、画像メモリに記憶された複数種類の合成用画像のうちの一つの合成用画像の読み出しタイミングとの関係に基づいて、他の合成用画像の前記画像メモリからの読み出しタイミングを制御するので、各合成用画像の画像メモリからの読み出しの競合を防止することが可能となるという優れた効果を有する。
【0047】
また、特に、請求項4の合成用画像出力装置によれば、ラインメモリ制御手段が変倍率指定手段による変倍率に応じて各ラインメモリからの合成用画像の読み出しを制御するので、指定された変倍率に変倍された合成用画像を出力することが可能となるという優れた効果を有する。
【0048】
請求項5の画像形成装置によれば、合成用画像と原稿画像との書き込み手段への出力を同期させておこなうので、原稿画像の読み取りの後に、原稿画像を画像メモリに記憶して合成用画像との画像合成を行なう必要が無くなる。こによって、読み取った原稿画像と合成用画像とを一度画像メモリ上で合成した後に記録媒体上に画像形成していた従来の画像形成装置に比較して、原稿の読み取りが開始されてから、原稿画像と合成用画像とが合成された画像形成が完了するまでの時間を短縮することが可能となるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、第1の実施例にかかる合成用画像出力装置を説明する説明図。
【図2】図2は、画像メモリ35から読み出された画像データのパラレル/シリアル変換を様子を説明する説明図。
【図3】図3は、第1の実施例の合成用画像出力装置において、変倍率が2倍のときの第1FIFO及び第2FIFOの書き込み及び読み出しタイミングを説明するタイミングチャート。
【図4】図4は、第1の実施例の合成用画像出力装置において、変倍率が4倍のときの第1FIFO及び第2FIFOの書き込み及び読み出しタイミングを説明するタイミングチャート。
【図5】図5は、第2の実施例にかかる合成用画像出力装置を説明する説明図。
【図6】図6は、第2の実施例における各FIFOの書き込み及び読み出しタイミングを説明するタイミングチャート。
【図7】図7は、第2の実施例の合成用画像出力装置において、変倍率が2倍のときの各FIFOの書き込み及び読み出しタイミングを説明するタイミングチャート。
【図8】図8は、第2の実施例の合成用画像出力装置において、変倍率が4倍のときの各FIFOの書き込み及び読み出しタイミングを説明するタイミングチャート。
【図9】図9は、二つの合成用画像の画像データの読み出しの競合を説明する説明図。
【図10】図10は、複写機の概略構成を説明する説明図。
【図11】図11は、スキャナの概略構成図。
【図12】図12は、主走査方向と副走査方向の関係を説明する説明図。
【図13】図13は、複写機の外観構成図。
【図14】図14は、画像合成の概念を説明する説明図。
【図15】図15は、画像合成を行って記録紙上に画像形成をした一例を示す図。
【符号の説明】
1 複写機
2 スキャナ
3 プリンタ
4 給紙ユニット
5 画像処理部
6 書き込みユニット
7 感光体
8 帯電装置
9 現像装置
10 転写装置
11 クリーニング装置
12 搬送ベルト
13 定着装置
14 操作部
15 液晶画面
16 ポリゴンミラー
20 原稿台
21 露光ランプ
22 第1ミラー
23 第2ミラー
24 第3ミラー
25 結像レンズ
26 CCDイメージセンサ
30 合成用画像出力装置
31 アドレス制御手段
32 カウンタ制御部
33 Xカウンタ
34 Yカウンタ
35 画像メモリ
36 信号変換器
37 変倍制御部
38 第1ラインメモリ制御部
39 第1FIFO
40 第2FIFO
41 第3FIFO
42 第4FIFO
43 第2ラインメモリ制御部
45 第5FIFO
46 第6FIFO
47 第7FIFO
48 第8FIFO

Claims (5)

  1. 他の画像に合成すべき合成用画像を記憶する画像メモリと、該画像メモリに記憶された合成用画像を読み出して、媒体上に画像を書き込む書き込み手段に出力する合成用画像出力装置において、前記画像メモリに記憶された合成用画像の読み出しアドレスを制御して前記画像メモリに記憶された合成用画像を読み出すアドレス制御手段と、前記画像メモリから読み出された合成用画像を1ライン単位で記憶可能な複数のラインメモリと、前記他の画像の前記書き込み手段への送信に同期して、前記画像メモリから読み出された合成用画像を時分割に選択して前記複数のラインメモリに記憶させるとともに、前記複数のラインメモリに記憶された合成用画像を時分割で選択して読み出し、前記書き込み手段に出力するラインメモリ制御手段とを設けたことを特徴とする合成用画像出力装置。
  2. 請求項1の合成用画像出力装置において、
    前記画像メモリは複数種類の合成用画像を記憶し、前記複数のラインメモリと前記ラインメモリ制御手段とを複数組有し、前記複数種類の合成用画像のそれぞれを前記複数組のそれぞれに対応させたことを特徴とする合成用画像出力装置。
  3. 請求項2の合成用画像出力装置において、
    前記アドレス制御手段は、前記複数の種類の合成用画像のうちの一つの合成用画像の読み出しタイミングとの関係に基づいて、他の合成用画像の前記画像メモリからの読み出しタイミングを制御することを特徴とする合成用画像出力装置。
  4. 請求項1、2又は3の合成用画像出力装置において、
    合成用画像の変倍率を指定するための変倍率指定手段を有し、前記ラインメモリ制御手段は、指定された変倍率に応じて、各ラインメモリからの合成用画像の読み出しを制御することを特徴とする合成用画像出力装置。
  5. 請求項1、2、3又は4の合成用画像出力装置と、画像読み取り手段とを有し、前記合成用画像出力手段からの合成用画像の前記書き込み手段への出力と前記画像読み取り手段で読み取った他の画像の前記書き込み手段への出力とを同期して行い、前記合成画像と前記画像読み取り手段からの他の画像とを合成して画像形成することを特徴とする画像形成装置。
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