JP3600664B2 - 植物の生育抑制剤及びその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば庭園、軌道のレール床、墓地、高圧電線鉄塔の周辺等に敷設し、雑草が生育したり生い茂るのを防止するための植物の生育抑制剤及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、植物の生育を抑制する化学剤としては、水溶性の有機質、無機質の植物生長調節剤、除草剤などが使用されている。この除草剤等の化学剤は、地表面から地中に浸透させて雑草類の発芽を防止するとともに、ある程度生育した雑草を枯らせるのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の除草剤は、水溶性であるため植物への生育防止効果も大きいのであるが、水溶性であるために以下のような種々の問題を生ずるものであった。
即ち、多量の除草剤を地中に浸透させると、地下水や河川に溶解して汚損或いは汚染の原因となり、水質公害が発生してしまうという問題を生ずる場合があった。
また、土壌の表面に除草剤を散布しても、雨水等により流出したり、地中深く浸透したりするので、定期的に除草剤を散布する必要があり、極めてコストがかかるものであった。
しかも、多量の除草剤が地中を浸透すると、他の有効な植物まで生育障害を受けるので、貴重な天然資源の破壊の原因ともなっていた。
したがって、除草が必要な各種の庭園、軌道のレール床、墓地、高圧電線鉄塔の周辺等において除草するには、ほとんどの場合に人手により、極めて手間と時間をかけて処理しているのが現状であった。特に居住地域から遠方に位置する墓地や高圧電線鉄塔の周辺等では、そこまで行くことだけでも極めて多大な手間と時間がかかるため、除草のみを目的で定期的に行くことは極めて面倒なものであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記した従来の欠点に鑑み提案されたもので、白色度の高い粒状体の表面に、光触媒反応機能を有する二酸化チタンを組成の一部とする皮膜を形成したことを特徴とする植物の生育抑制剤に関するものである。
【0005】
また、本発明は、白色度の高い粒状体の表面に、光触媒反応機能を有する二酸化チタンと、樹脂エマルジョンとを含むスラリーを付着させ、前記スラリーを70℃以下の温度で乾燥処理して光触媒反応機能を有する二酸化チタンを組成の一部とする皮膜を形成するようにしたことを特徴とする植物の生育抑制剤の製造方法をも提案するものである。
【0006】
まず、前記本発明に用いる各材料について説明する。
【0007】
白色度の高い粒状体は、特に限定するものではないが、例えば大理石、白珪石(白砂)等の丸みを帯びた天然の3〜15mm程度の粒状体を用いることができる。また、この粒状体の白色度についても特に制限を設けるものではないが、紫外線等をより反射するものであることが望ましい。
【0008】
光触媒反応機能を有する二酸化チタンは、従来顔料等の用途に用いられてきた数μm単位の二酸化チタンではなく、0.01〜0.1μmの超微粒子であり、既に広く且つ安定に市場に供給されている。この二酸化チタンは、紫外線を受けると電子(−)と正孔(+)に分かれ、できた正孔が空気中の酸素を活性酸素(OHラジカル)に変え、この活性酸素が難分解性といわれる多くの化学物質や有機物を水素と二酸化炭素に分解する。したがって、この超微粒子の二酸化チタンは、土壌中に既に浸透した農薬(残留農薬)を分解して土壌を清浄化する機能をも有し、植物の栄養分となる有機物を分解して植物の生育を抑制する。また、発芽した植物の芽は光触媒による酸化反応により生育が抑制される。尚、この二酸化チタンは水溶性ではないので、前記従来の除草剤のように雨水等に曝されても流出したり、地中深く浸透することはなく、半永久的にその効果を維持する。
【0009】
樹脂エマルジョンは、稀釈水が水であるから火災の心配がなく(多くの引火性を有する有機溶剤と比較して)、低毒性で、有機溶剤の不快臭がなく、乾燥も速く、さらにその塗膜は耐アルカリ性及び水蒸気透過率が大きいという特徴を有するが、具体的には例えば酢酸ビニル系(エチレン−酢酸ビニル共重合系、或いは塩化ビニル−酢酸ビニル共重合系などの共重合系が好ましい)エマルジョン、スチレン−ブタジエン系エマルジョン、アクリル系エマルジョンなどから適宜に選択して用いることができる。
尚、一般に酢酸ビニル(共重合)系エマルジョンは耐水性、耐水洗性等に優れ、スチレン−ブタジエン系エマルジョンは耐アルカリ性、耐水性に優れ、さらに浸透性が少なく、アクリル系エマルジョンは耐候性、耐摩耗性に優れるという特徴を有するが、用途に応じて適宜に選定すれば良い。
【0010】
次に、上記の各成分を原材料とする本発明の植物の生育抑制剤は、以下のように製造することができる。
【0011】
まず、前記の光触媒反応機能を有する二酸化チタンを、樹脂エマルジョンと均一に混合したスラリーを作製する。この際、二酸化チタンの微粒子が塊状にならずに均一に分散させることが必要である。
【0012】
次に、上記の混合スラリーを前記の白色度の高い粒状体の表面にまぶす等して付着させる。
【0013】
そして、70℃以下の温度で乾燥処理すると、樹脂エマルジョン中の樹脂成分がバインダー(結合材)となって光触媒反応機能を有する二酸化チタンを組成の一部とする皮膜が白色度の高い粒状体の表面に形成される。70℃以上の温度で乾燥すると、樹脂エマルジョン中の樹脂が軟化溶融して光触媒反応機能を有する二酸化チタンの表面を覆い、抗菌性等の効果が充分に表われなくなる。
【0014】
上記のように得られる本発明の植物の生育抑制剤は、雑草の生育が望ましくない場所、例えば庭園などに適宜方法で敷設すれば良い。尚、本発明の生育抑制剤の敷設に先だって、既に生育している雑草等については、地中からだけでなく地上に露出している葉面等からも栄養を吸収することができるので、予め除去しておく方が好ましい。
【0015】
適宜土壌表面に敷設された本発明の生育抑制剤は、白色度の高い粒状体の表面に付着させた光触媒反応機能を有する二酸化チタンが前述の効果を果たす。即ち、白色度の高い粒状体は紫外線を吸収することなく反射し、その表面に保持された光触媒反応機能を有する二酸化チタンに紫外線を供給する。光触媒反応機能を有する二酸化チタンは紫外線で光触媒反応機能が作用し、植物の栄養分となる有機物を分解して植物の生育を抑制する。具体的には、発芽した植物の芽は生育が抑制され、植物の種子は発芽が抑制される。このように、白色度の高い粒状体と光触媒反応機能を有する二酸化チタンとの相乗効果により植物の生育が抑制される。
また、前記のように光触媒反応機能を有する二酸化チタンは、土壌中の残留農薬を分解して土壌を清浄化する機能をも果たすので、周囲環境に悪影響を及ぼさないどころか環境保全に多大な貢献を果たすものとなる。
さらに、光触媒反応機能を有する二酸化チタンは無機物であるため、例えば定期的に新たな生育抑制剤と取り替え敷設する等の必要がなく半永久的にその効果を存続することができ、その実用的価値は極めて高い。
加えて、例えば豪雨等により生育抑制剤を敷設した表面に水溜まりが形成されるようなことがあったとしても、光触媒反応機能を有する二酸化チタンは水中に溶出することがなく、同様な効果が作用されるので、水溜まりをも清浄に維持することができる。
【0016】
したがって、例えば頻繁に出入りすることがなく、居住地域から遠方に位置する墓地や高圧電線鉄塔の周辺等に本発明の生育抑制剤を敷設すると、雑草等の植物の生育が抑制された清浄な状態に半永久的に維持することができるので、除草のみを目的に定期的にそこへ行く必要がない。
特に、夏期に雑草が繁茂すると蚊等の害虫が繁殖しやすくなり、近隣住民に被害が及ぶことがあるが、本発明の生育抑制剤を用いると、このような問題は生じない。また、豪雨等で水溜まりを形成することがあっても、その水溜まりさえも清浄に維持することができるので、そこから害虫が繁殖することも抑制され、近隣に被害を与えることもない。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施形態を示す。
【0018】
〈生育抑制剤の製造〉
まず、オールアクリルタイプ一液架橋型エマルジョン50gと、光触媒反応機能を有する二酸化チタン(商品名『Titanium Dioxide P25』日本エアロジル株式会社製)20gと、水50gとを混合し、均一な混合スラリーを作製した。
次に、7〜10mmの大理石の粒状物1.5kg(1リットル)に、上記混合スラリーをまぶし、65℃で乾燥し、粒状の生育抑制剤を得た。
【0019】
〈植物の生育抑制効果の確認〉
(試験方法)
トレーに3cm程度の土砂を入れ、その中に雑草の種子600個を入れて試験用培養土とした。
上記の試験用培養土の表面に、前記のように得られた粒状の生育抑制剤を3〜5cmの厚みとなるように敷設し、適当な水分を供給して25℃で発芽及び生育状況を観察した。
尚、比較のために、生育抑制剤を敷設しない以外は全く同様にしたものを比較例とした。
(試験結果)
前記の本発明の生育抑制剤を敷設したものは、3日経過後、全体の1割が発芽したが、10日後には全て枯死していた。
一方、生育抑制剤を敷設しなかったものは、3日経過後、ほとんどが発芽し、10日後にも成長を続けていた。
【0020】
以上本発明の実施形態を示したが、本発明は前記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した構成を変更しない限りどのようにでも実施することができる。
【0021】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の植物の生育抑制剤は、白色度の高い粒状体の表面に、光触媒反応機能を有する二酸化チタンを組成の一部とする皮膜を形成した構成であるから、白色度の高い粒状体は紫外線を吸収することなく反射し、その表面に保持された光触媒反応機能を有する二酸化チタンに紫外線を供給する。光触媒反応機能を有する二酸化チタンは紫外線で光触媒反応機能が作用し、好気性の菌類や植物の生育を阻害すると共に発芽した植物の芽は光触媒による酸化反応により生育が抑制される。したがって、その相乗効果により植物の生育が抑制される。
【0022】
また、光触媒反応機能を有する二酸化チタンは、土壌中の残留農薬を分解して土壌を清浄化する機能をも果たすので、周囲環境に悪影響を及ぼさないどころか環境保全に多大な貢献を果たすものとなる。
【0023】
さらに、光触媒反応機能を有する二酸化チタンは無機物であるため、例えば定期的に新たな生育抑制剤と取り替え敷設する等の必要がなく半永久的にその効果を存続することができ、その実用的価値は極めて高い。
【0024】
加えて、例えば豪雨等により生育抑制剤を敷設した表面に水溜まりが形成されるようなことがあったとしても、光触媒反応機能を有する二酸化チタンは水中に溶出することがなく、同様な効果が作用されるので、水溜りを清浄に維持することができる。また、前記従来の除草剤のように地下水や河川に溶出して汚損或いは汚染の原因となることもない。
【0025】
したがって、頻繁に出入りすることがなく、居住地域から遠方に位置する墓地や高圧電線鉄塔の周辺等に本発明の生育抑制剤を敷設すると、雑草等の植物の生育が抑制された清浄な状態に半永久的に維持することができる。
また、除草のみを目的に定期的にそこへ行く必要がなくなる。
特に、夏期に雑草が繁茂したままで長期間放置すると、蚊等の害虫が繁殖しやすくなり、近隣住民に被害が及ぶこともあるが、本発明の生育抑制剤を用いると、このような問題は生じない。
また、豪雨等で水溜まりを形成することがあっても、その水溜まりさえも清浄に維持することができるので、そこから害虫が繁殖することも不快な臭気が発生することも抑制される。
Claims (2)
- 白色度の高い粒状体の表面に、光触媒反応機能を有する二酸化チタンを組成の一部とする皮膜を形成したことを特徴とする植物の生育抑制剤(但し、抗菌性を有するゼオライトを組成の一部とするものを除く)。
- 白色度の高い粒状体の表面に、光触媒反応機能を有する二酸化チタンと、樹脂エマルジョンとを含むスラリーを付着させ、前記スラリーを70℃以下の温度で乾燥処理して光触媒反応機能を有する二酸化チタンを組成の一部とする皮膜を形成するようにしたことを特徴とする植物の生育抑制剤(但し、抗菌性を有するゼオライトを組成の一部とするものを除く)の製造方法。
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JP26902295A JP3600664B2 (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 植物の生育抑制剤及びその製造方法 |
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JP26902295A JP3600664B2 (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 植物の生育抑制剤及びその製造方法 |
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JP26902295A Expired - Lifetime JP3600664B2 (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 植物の生育抑制剤及びその製造方法 |
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